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ブリモニジン酒石酸塩点眼薬のプロスタグランジン関連点眼薬への追加効果

2014年6月30日 月曜日

《第24回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科31(6):899.902,2014cブリモニジン酒石酸塩点眼薬のプロスタグランジン関連点眼薬への追加効果山本智恵子*1井上賢治*1富田剛司*2*1井上眼科病院*2東邦大学医療センター大橋病院眼科EffectofBrimonidineAdditiontoProstaglandinAnalogsChiekoYamamoto1),KenjiInoue1)andGojiTomita2)1)InouyeEyeHospital,2)DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenter目的:ブリモニジン点眼薬のプロスタグランジン(PG)関連点眼薬への追加投与による眼圧下降効果と安全性を検討する.対象および方法:PG関連点眼薬を単剤使用中で眼圧下降効果が不十分なためにブリモニジン点眼薬を追加投与した原発開放隅角緑内障24例24眼を対象とした.ブリモニジン点眼薬を追加投与し,投与3カ月後までの眼圧,血圧,脈拍数を投与前と比較した.副作用を調査した.結果:眼圧は投与前(18.0±2.7mmHg)に比べて投与1カ月後(15.4±2.9mmHg),3カ月後(16.0±3.3mmHg)に有意に下降した.血圧と脈拍数は投与前後で変化はなかった.副作用は5例(20.8%)で出現し,そのうち2例(血圧低下+徐脈,頭痛+刺激感)が投与中止となった.結論:ブリモニジン点眼薬をPG関連点眼薬に追加投与した際に眼圧は3カ月間にわたり下降し,安全性もほぼ良好であった.Purpose:Toinvestigatetheefficacyofaddingbrimonidineeyedropstoprostaglandinanalogs.Subjectsandmethods:In24cases(24eyes)ofopen-angleglaucomawhowereusingprostaglandinanalogs,butwhoseintraocularpressure(IOP)decreasewasinsufficient,brimonidinewasadditionallyadministered.Intraocularpressure,bloodpressureandpulserateforupto3monthsofbrimonidineadministrationwerecomparedwithpre-administrationlevels.Adversereactionswereinvestigated.Results:IOPat1month(15.4±2.9mmHg)and3months(16.0±3.3mmHg)afteradministrationdecreasedsignificantlyfrompre-administrationlevel(18.0±2.7mmHg).Therewasnodifferenceinbloodpressureorpulseratebetweenbeforeandafteradministration.Adversereactionsappearedin5cases(20.8%);ofthe5,2(bloodpressurereduced+bradycardia;headache+feelingofstimulation)werediscontinued.Conclusion:Withbrimonidineadministeredinadditiontoprostaglandinanalogs,IOPdecreasedandsafetywasalmostsatisfactoryfor3months.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)31(6):899.902,2014〕Keywords:ブリモニジン点眼薬,プロスタグランジン関連点眼薬,追加投与,眼圧,安全性.brimonidineeyedrops,prostaglandinanalogs,additionaladministration,intraocularpressure,safety.はじめにブリモニジン酒石酸塩点眼薬(以下,ブリモニジン点眼薬)は,交感神経のa2受容体アゴニストで,眼圧下降機序として房水産生抑制とぶどう膜強膜流出路を介した房水流出促進の両者を併せ持っている.わが国で使用可能な従来からの抗緑内障点眼薬とは眼圧下降の機序が異なり,そのため従来からある抗緑内障点眼薬との併用効果が期待されている.プロスタグランジン関連点眼薬はその強力な眼圧下降作用,全身性の副作用が少ないこと,1日1回点眼の利便性により近年緑内障治療の第一選択薬となっている1).プロスタグランジン関連点眼薬へのブリモニジン点眼薬の追加投与に対する眼圧下降効果と安全性に関しては多数の報告がある2.10).海外でのブリモニジン点眼薬は当初は0.2%製剤が開発され,防腐剤も塩化ベンザルコニウムが使用されていた.その後0.15%製剤,さらに0.1%製剤が開発され,防腐剤も塩化ベンザルコニウムではなくPuriteR(亜塩素酸ナトリウム)が使用されるようになり,わが国ではこの製剤が2012年から使用可能となった.そのためプロスタグランジン関連点眼薬への〔別刷請求先〕山本智恵子:〒101-0062東京都千代田区神田駿河台4-3井上眼科病院Reprintrequests:ChiekoYamamoto,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPAN0910-1810/14/\100/頁/JCOPY(125)899 0.1%ブリモニジン点眼薬(PuriteR含有)の追加投与に対する眼圧下降効果と安全性の報告は少ない2.5).今回,プロスタグランジン関連点眼薬を単剤で使用中の原発開放隅角緑内障に,0.1%ブリモニジン点眼薬を3カ月間追加投与した際の眼圧下降効果と安全性を検討した.I対象および方法2012年5月.2013年6月に井上眼科病院に通院中で,プロスタグランジン関連点眼薬を単剤で使用中に眼圧下降が不十分なためにブリモニジン点眼薬が追加投与された原発開放隅角緑内障(広義)24例24眼(男性6例6眼,女性18例18眼)を対象とし,前向きに研究を行った.平均年齢は65.9±8.7歳(平均±標準偏差,52.82歳)であった.使用していたプロスタグランジン関連点眼薬はラタノプロスト点眼薬13例,トラボプロスト点眼薬5例,ビマトプロスト点眼薬4例,タフルプロスト点眼薬2例であった.病型は原発開放隅角緑内障(狭義)19例,正常眼圧緑内障5例であった.ブリモニジン点眼薬投与前のHumphrey視野のmeandevia-tion(MD)値は.6.4±4.5dB(.17.82.0.71dB)であった.ブリモニジン点眼薬投与前の眼圧は18.0±2.7mmHg(13.23mmHg)であった.両眼該当例では眼圧の高い眼を,眼圧が同値の場合は右眼を,片眼症例では該当眼を解析対象とした.プロスタグランジン関連点眼薬(1日1回夜点眼)はそのまま継続として,0.1%ブリモニジン点眼薬(1日2回朝夜点眼)を追加投与した.ブリモニジン点眼薬の投与前,投与1,25.03カ月後に患者ごとにほぼ同時刻にGoldmann圧平眼圧計で同一の検者が眼圧を測定した.投与前と投与1,3カ月後の眼圧を比較した(ANOVAおよびBonferroni/Dunn検定).投与1,3カ月後を投与前と比較した眼圧下降幅と眼圧下降率を算出し,比較した(Friedman検定).投与前と投与1,3カ月後に血圧(収縮期血圧,拡張期血圧)と脈拍数を自動血圧計(エルクエスト社,電子非観血式血圧計UDEXsuperTYPE)で測定し,比較した(ANOVAおよびBonferroni/Dunn検定).来院時毎に副作用を調査した.投与後3カ月以内に通院が中断した症例,ブリモニジン点眼薬が投与中止になった症例,他の薬剤が追加になった症例,手術が施行された症例は眼圧の解析からは除外した.統計学的有意水準はいずれも,p<0.05とした.本研究は井上眼科病院の倫理委員会で承認され,研究の趣旨と内容を患者に説明し,患者の同意を文書で得た後に行った.II結果眼圧はブリモニジン点眼薬投与1カ月後は15.4±2.9mmHg,3カ月後は16.0±3.3mmHgで,投与前(18.0±2.7mmHg)に比べて有意に下降した(p<0.0001,図1).眼圧下降幅はブリモニジン点眼薬投与1カ月後は2.6±2.4mmHg,3カ月後は2.1±2.2mmHgで同等だった(p=0.1089).眼圧下降率はブリモニジン点眼薬投与1カ月後は14.2±11.9%,3カ月後は11.8±11.4%で同等だった(p=0.1208).収縮期血圧はブリモニジン点眼薬投与1カ月後は129.7±26.1mmHg,3カ月後は128.6±24.4mmHgで,投与前(130.6±21.9mmHg)と同等だった(p=0.7907,図2).拡12.8mmHg,3カ月後は73.0±11.7mmHgで,投与前(72.815.0±11.8mmHg)と同等だった(p=0.7515).脈拍数はブリモ10.0ニジン点眼薬投与1カ月後は74.5±10.5回/分,3カ月後は5.075.7±10.1回/分で,投与前(72.3±8.6回/分)と同等だった0.0**投与前投与1カ月後投与3カ月後(p=0.2620).図1ブリモニジン点眼薬追加投与前後の眼圧ブリモニジン点眼薬投与3カ月以内に5例(20.8%)で副眼圧(mmHg)張期血圧はブリモニジン点眼薬投与1カ月後は73.3±20.0*p<0.0001,ANOVAおよびBonferroni/Dunn検定.作用が出現した(表1).その内訳は,ブリモニジン点眼薬投与1カ月後に血圧低下+徐脈,頭痛+刺激感,結膜蒼白が各140.01例,投与3カ月後に傾眠,傾眠+結膜充血が各1例であっNS収縮期血圧脈拍数拡張期血圧100.080.060.0眼圧(mmHg)120.0100.080.060.040.020.0脈拍数(回/min)表1ブリモニジン点眼薬追加投与後の副作用副作用発症時期転帰経過血圧低下・徐脈投与1カ月後中止消失0.0頭痛・刺激感投与1カ月後中止消失0.0投与前投与1カ月後投与3カ月後図2ブリモニジン点眼薬追加投与前後の血圧と脈拍数結膜蒼白投与1カ月後継続軽快傾眠投与3カ月後継続軽快NS:有意差なし,ANOVAおよびBonferroni/Dunn検定.傾眠・結膜充血投与3カ月後継続軽快900あたらしい眼科Vol.31,No.6,2014(126) た.そのうち2例(8.3%)(血圧低下+徐脈,頭痛+刺激感の各1例)でブリモニジン点眼薬が投与中止となり,中止後に症状は消失した.他の3例も経過観察していたが症状は軽快した.III考按プロスタグランジン関連点眼薬へのブリモニジン点眼薬の追加投与の眼圧下降効果については,多数の報告がある2.10).海外において当初発売されていた0.2%および0.15%ブリモニジン点眼薬では,眼圧下降幅は2.0.5.1mmHg,眼圧下降率は9.23%であった6.10).わが国においては0.15%と0.1%ブリモニジン点眼薬が導入の際に検討されたが,眼圧下降効果や副作用発現頻度から0.1%ブリモニジン点眼薬が発売となった11).0.1%ブリモニジン点眼薬追加投与では,眼圧下降幅は2.2.3.3mmHg,眼圧下降率は14.3.17.7%と報告されている2.5).新家らは4週間追加投与2)で眼圧下降幅は2.9±1.8mmHg,眼圧下降率は15.2%,52週間追加投与3)で眼圧下降幅は2.7±1.7mmHg,眼圧下降率は14.3±8.5%と報告した.林らは4週間の追加投与で眼圧下降幅は2.2mmHg,眼圧下降率は17.7%と報告した4).Dayらはラタノプロスト点眼薬への3カ月間追加投与で眼圧下降幅は3.3±2.82mmHg,眼圧下降率は16.8%と報告した5).今回の3カ月間追加投与の眼圧下降幅は2.1.2.6mmHg,眼圧下降率は11.8.14.2%で,過去の報告2.5)とほぼ同等かやや低値を示した.その理由として追加投与前の眼圧が今回(18.0±2.7mmHg)が過去の報告(12.4±3.4mmHg4),18.7±2.0mmHg3),19.1±1.4mmHg2),19.6±2.94mmHg5))に比べてやや低値だったためと考えられる.0.1%ブリモニジン点眼薬の副作用発現頻度は19.4%2),20%5),52.5%3)と報告されており,今回の20.8%はこれらの報告2,3,5)と同等だった.副作用として過去の報告ではアレルギー性結膜炎が比較的高頻度(0.23.7%)に報告されている2.5)が,今回は出現しなかった.アレルギー性結膜炎は長期投与により発現傾向が高くなると考えられている3).今回副作用として出現した血圧低下,徐脈,頭痛,刺激感,結膜充血,傾眠,結膜蒼白は過去の報告2.12)と同様だった.血圧については新家ら2,3)は収縮期血圧および拡張期血圧が有意に低下した,林ら4)は収縮期血圧が有意に低下したと報告したが,今回は収縮期血圧,拡張期血圧ともに投与前後で変化はなかった.しかし副作用として血圧低下が出現した症例もあり,注意深い経過観察が必要である.脈拍数は,新家らは追加投与2週間後に有意に低下した2)と,しかし林ら4)と新家ら3)の52週間追加投与では投与前後に変化はなく,今回も同様に変化はなかった.しかし副作用として徐脈が出現した症例もあり,注意深い経過観察が必要である.結論として,ブリモニジン点眼薬は原発開放隅角緑内障に(127)対して,プロスタグランジン関連点眼薬に追加投与した際に3カ月間にわたり強力な眼圧下降作用を示し,安全性においても重大な副作用を認めなかった.正常眼圧緑内障を対象とした長期試験においてブリモニジン点眼薬はチモロール点眼薬よりも視野障害の進行を有意に抑制したとの報告12)もあり,ブリモニジン点眼薬には神経保護作用も期待されている.しかし今回は投与期間が3カ月間と短期間だったので,今後は長期的な投与により眼圧だけでなく視野障害維持効果を検討する必要がある.ブリモニジン点眼薬はプロスタグランジン関連点眼薬に次ぐ緑内障治療薬の第二選択薬として短期的には期待できる薬剤である.利益相反:利益相反公表基準に該当なし文献1)vanderValkR,WebersCA,JanSAetal:Intraocularpressure-loweringeffectsofallcommonlyusedglaucomadrugs.Ophthalmology112:1177-1185,20052)新家眞,山埼芳夫,杉山和久ほか:ブリモニジン点眼液の原発開放隅角緑内障および高眼圧症を対象とした臨床第III相試験─チモロールとの比較試験またはプロスタグランジン関連薬併用下におけるプラセボとの比較試験.日眼会誌116:955-966,20123)新家眞,山埼芳夫,杉山和久ほか:ブリモニジン点眼液の原発開放隅角緑内障症または高眼圧症を対象とした長期投与試験.あたらしい眼科29:679-686,20124)林泰博,北岡康史:ブリモニジン点眼液の眼圧下降効果と安全性.臨眼67:597-601,20135)DayDG,HollanderDA:Brimonidinepurite0.1%versusbrinzolamide1%asadjunctivetherapytolatanoprostinpatientswithglaucomaorocularhypertension.CurrMedResOpin24:1435-1442,20086)LeeDA,GornbeinJA:Effectivenessandsafetybrimonidineasadjuncivetherapyforpatientswithelevatedintraocularpressureinlarge,open-labelcommunitytrial.JGlaucoma10:220-226,20017)BourniasTE,LaiJ:Brimonidinetartrate0.15%,dorzolamidehydrochloride2%,andbrinzolamide1%comparedasadjunctivetherapytoprostaglandinanalogs.Ophthalmology116:1719-1724,20098)KonstasAGP,KarabatsasCH,LallosFNetal:24-hourintraocularpressureswithbrimonidinepuriteversusdorzolamideaddedtolatanoprostinprimaryopen-angleglaucomasubjests.Ophthalmology112:603-608,20059)MundorfT,NoeckerRJ,EarlM:Ocularhypotensiveefficacyofbrimonidine0.15%asadjunctivetherapywithlatanoprost0.005%inpatientswithopen-angleglaucomaorocularhypertension.AdvTher24:302-309,200710)ReisR,QueirozCF,SantosLCetal:Arandomized,investigator-masked,4-weekstudycomparingtimololmaleate0.5%,brinzolamide1%,andbrimonidinetartrateあたらしい眼科Vol.31,No.6,2014901 0.2%asadjunctivetherapiestotravoprost0.004%in12)KrupinT,LiebmannJM,GreenfieldDSetal:Low-Presadultswithprimaryopen-angleglaucomaorocularsureGlaucomaStudyGroup:Arandomizedtrialofbrihypertension.ClinTher28:552-559,2006monidineversustimololinpreservingvisualfieldfunc11)新家眞,山埼芳夫,杉山和久ほか:ブリモニジン点眼液tion:resultsfromtheLow-PressureGlaucomaTreatmentの原発開放隅角緑内障または高眼圧症を対象とした探索的Study.AmJOphthalmol151:671-681,2011試験.あたらしい眼科29:1303-1311,2012***902あたらしい眼科Vol.31,No.6,2014(128)

プロスタグランジン点眼容器の使用性の比較

2010年8月31日 火曜日

0910-1810/10/\100/頁/JCOPY(115)1127《第20回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科27(8):1127.1132,2010c〔別刷請求先〕兵頭涼子:〒791-0952松山市朝生田町1-3-10南松山病院眼科Reprintrequests:RyokoHyodo,DepartmentofOphthalmology,MinamimatsuyamaHospital,1-3-10Asoda-cho,Matsuyama,Ehime791-0952,JAPANプロスタグランジン点眼容器の使用性の比較兵頭涼子*1林康人*1,2,3鎌尾知行*1,2,3溝上志朗*2,3吉川啓司*4大橋裕一*2*1南松山病院眼科*2愛媛大学大学院医学系研究科医学専攻高次機能制御部門感覚機能医学講座視機能外科学*3愛媛大学視機能再生学(南松山病院)寄附講座*4吉川眼科クリニックEvaluationofProstaglandinAnalogGlaucomaEyedropContainerUsabilityRyokoHyodo1),YasuhitoHayashi1,2,3),TomoyukiKamao1,2,3),ShiroMizoue2,3),KeijiYoshikawa4)andYuichiOhashi2)1)DepartmentofOphthalmology,MinamimatsuyamaHospital,2)DepartmentofOphthalmology,MedicineofSensoryFunction,EhimeUniversityGraduateSchoolofMedicine,3)DivisionofVisualFunctionRegeneration,EhimeUniversitySchoolofMedicine,4)YoshikawaEyeClinic目的:3種類のプロスタグランジン点眼容器の使用性を比較すること.対象および方法:南松山病院において,緑内障もしくは緑内障疑い症例として経過観察中の患者のうち,過去に緑内障点眼薬の使用経験がない者を対象とした.プロスタグランジン点眼薬として現在上市され,点眼容器の性状が異なる,キサラタンR(Xa),トラバタンズR(Tr),タプロスR(Tp)を用いた.各薬剤を無作為に割り付けた順で参加者に渡し,眼の上にセットした透明カップ内に3滴くり返し滴下させた.試験終了後,各容器の使用感(開栓操作,持ちやすさ,押しやすさ,および,薬液の落ち方)に関する聞き取り調査を行った.最後に総合的に最も使用感が優れ,将来使用したいと思われた容器を選択させた.結果は65歳以上の高齢者と65歳未満の非高齢者に分けて解析した.結果:試験参加者は32人(男性14人,女性18人,平均年齢61.3歳),うち高齢者は18人,非高齢者は14人であった.高齢者において,開栓操作,容器の持ちやすさと押しやすさはTpがTr,Xaに比べて有意(Tukey多重検定,p<0.05)に優れていた.薬液の落ち方は高齢者においては,TpがXaより有意(Tukey多重検定,p<0.05)に高い評価を得たが,非高齢者群では有意差がなかった.最も優れた点眼容器として両群ともTpを選ぶものが有意(適合性のc2検定,p<0.05)に多かった.結論:3種類のプロスタグランジン点眼容器の使用性はそれぞれ異なり,点眼治療におけるアドヒアランスに影響する可能性が示唆された.Purpose:Toevaluatetheusabilityofeyedropcontainersofthreeprostaglandin(PG)analogs.PatientsandMethods:Enrolledinthisstudywerepatients(14malesand18females,averageage61.3±17.2)withglaucomaorsuspectedglaucomaatMinamimatsuyamaHospitalwhowerenotundergoingeyedroptherapy.ThepatientswererandomlyprovidedoneofthreetypesofPGeyedropcontainers〔XalatanR(Xa),TRAVATANZR(Tz),andTaprosR(Tp)〕.Theywerethenaskedtoopenthecapsanddropadropletofthedrugthreetimesontoatransparentplasticcupthatwasheldabovetheireye.Theyweretheninterviewedastothefeelingsofopeningthecaps,handlingthebottles,squeezingthebottlesanddrippingadropletofthedrug.Theythenchosemultipletermsrelatingtoeyedropbottleusability.Finally,theychosethebestofthethreetypesofeyedropbottles.Statisticalanalysiswasperformedontheelderpatientgroup(.65years)andthenon-elderpatientgroup(<65years).Results:The32participantsweredividedintotheelderpatientgroup(18patients)andthenon-elderpatientgroup(14patients).Intheelderpatientgroup,thefeelingofopeningthecap,handlingandsqueezingtheTpbottlewassignificantlybetterthantheresultsforXaandTz(Tukey’smultiplecomparisontest,p<0.05).Alsointheelderpatientgroup,thefeelingofdrippingadropletofTpwassignificantlybetter(Tukey’smultiplecomparisontest,p<0.05)thantheresultsforXa,whereasnosignificantdifferencewasobservedbetweenthethreePGeyedropbottlesinthenon-elderpatientgroup.TheTpbottlewaschosenasthebestcontainerbymostmembersinbothgroups(chi-squaretestforgoodnessoffit,p<0.05).Conclusion:UsabilitydifferedamongthethreetypesofPGeyedropcontainers.Thesedifferencesmayaffecteyedroptherapyadhererance.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)27(8):1127.1132,2010〕1128あたらしい眼科Vol.27,No.8,2010(116)はじめにプロスタグランジン関連点眼薬(PG製剤)は眼圧下降作用と安全性により,緑内障治療の第一選択薬となった.一方,緑内障の有病率は加齢に伴い増加するため1~3)高齢者の緑内障点眼薬の使用頻度も必然的に増加する.以前,筆者らが行った調査により,点眼容器の構造や薬液の性状が使用感に深く関わり4),手指の精緻な運動能力に劣ると考えられる高齢者5)においては,長期使用を強いる緑内障点眼薬を不快に感じていることや,点眼薬間における使用感の差が大きいことが明らかとなった.すなわち,緑内障点眼治療のアドヒアランス向上のためには点眼容器のすぐれた使用性も影響し,特に高齢者ではその点に注目する必要性が高いと考えられる.そこで,現時点だけでなく,将来的にも使用頻度が高いと考えられるPG製剤の点眼容器の使用性に対するアンケート調査を行った.I対象および方法1.プロトコールの審査今回の調査にあたり,事前に南松山病院院内臨床研究審査委員会に所定のプロトコールを提出した.2.対象平成21年6月に南松山病院眼科緑内障外来を受診した年齢が20歳以上の緑内障または緑内障疑い患者のうち点眼治療開始前で,自己点眼が可能と判断され,かつ今回の調査に対し書面による承諾が得られたものを調査対象とした.3.点眼薬の準備点眼薬は図1Aに示す3剤〔キサラタンR点眼液0.005%(Xa),トラバタンズR点眼液0.004%(Tz),タプロスR点眼液0.0015%(Tp)〕を購入し,キャップ部分に(シュリンクフィルムなどによる)包装がある場合は,事前に.がしておき,キャップは一度緩めに軽く締め直した.今回の調査に直接参加しない担当者(Y.O.)が3種類の点眼薬をA,B,Cと無作為に記号化し,さらに,直接試験に参加しないもう1人の割付担当者(K.Y.)が試験開始前に無作為にA,B,Cの順番を割り付けした「割付表」に従い,試験担当者が,試験参加者に手渡した.4.点眼容器使用感の調査試験参加者は,渡された点眼容器それぞれを,キャップの開封から模擬的な点眼操作まで順に行い,試験参加者の眼の高さに試験担当者が保持した透明のカップの中に点眼液を3滴滴下した(図1B).そのうえで試験参加者にキャップの開閉,容器の持ちやすさ,押しやすさと薬液の落ち方について1点から5点での評価を求めた.さらに表1に示す筆者らが用意した16の評価項目について試験担当者が質問を行い,その回答を用紙に書き込んだ.5.データの解析各評価項目を点数化(1.5点)し,65歳以上を高齢者群と65歳未満を非高齢者群と定義して分類し,それぞれの群内で分散分析を行いTukey法により多重比較を施行した.使用したい点眼容器は順位1位のみを適合性のc2検定(仮Keywords:点眼容器,ユーザビリティ,プロスタグランジン関連点眼薬,緑内障,高齢者.eyedropcontainer,usability,prostaglandinanalog,glaucoma,elderlypatient.121086420aABCbc5(cm)20.2930.3940.4950.5960.6970.7980.年齢(歳)人数図1研究デザインと対象A:各点眼容器の形状(a:Xa型,b:Tz型,c:Tp型).B:模擬的な点眼操作.試験参加者は透明のカップの中に点眼液を3滴滴下する.C:試験参加者の年齢分布.(117)あたらしい眼科Vol.27,No.8,20101129説:各点眼容器が選択される確率は33.3%)を施行した.p<0.05の場合,有意であると判定した.16の評価項目はJMPVer8.0(SASインスティチュートジャパン社)を用いてコレスポンディング分析を行った.II結果1.対象承諾が得られ試験に参加したのは合計32名(女性18名,男性14名,平均年齢61.3歳)であった(図1C).非高齢者群14名と高齢者群18名の間で疾患〔緑内障と緑内障疑い(表2)〕と性別(表3)に有意差を認めなかった.2.キャップの開閉のしやすさキャップの開閉のしやすさは非高齢者群ではTp(平均4.1±0.9点)がXa(平均2.7±1.4点)に比べ有意に評価が高かったがTz(平均3.4±1.3点)の間に有意差を認めなかった.高齢者群ではTp(平均4.7±0.7点)がXa(平均3.1±1.4点)とTz(平均3.7±1.1点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した.全体ではTp(平均4.4±0.8点)がXa(平均2.9±1.4点)とTz(平均3.5±1.2点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した(図2).3.容器の持ちやすさと押しやすさの評価容器の持ちやすさの5段階評価は,非高齢者群はTp(平均4.3±0.9点)とTz(平均3.1±1.2点)の間に有意差を認めた.高齢者群でもTp(平均4.5±0.8点)はXa(平均3.1±1.3点)とTz(平均2.9±1.3点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した.全体でもTp(平均4.4±0.8点)はXa(平均3.2±1.1点)とTz(平均3.0±1.2点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した(図3A).容器の押しやすさの5段階評価は,非高齢者群は3種類の点眼容器間で有意差を認めなかった.高齢者群でTp(平均4.4±0.9点)はXa(平均3.5±1.2点)とTz(平均3.1±1.1点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した.全体ではTp(平均4.1±1.1点)はTz(平均3.0±1.2点)に比べ有意に表3試験参加者の性別と非高齢者,高齢者の群別の人数65歳未満65歳以上全体女性61218男性8614合計141832表1アンケート調査の内容の要旨問1.キャップの開閉のしやすさ;5段階評価(開閉しにくい:1点~開閉しやすい:5点)問2.容器A,B,Cの容器の持ちやすさ;5段階評価(持ちにくい:1点~持ちやすい:5点)問3.容器A,B,Cの容器の押しやすさ;5段階評価(押しにくい:1点~押しやすい:5点)問4.容器A,B,Cの薬液の落ち方;5段階評価(よくない:1点~丁度良い:5点)問5.お使いいただいた各容器について印象を教えて下さい.選択肢に○をつけていただいても結構ですし,自由に記載しても構いません.・キャップが開けやすい・キャップが開けにくい・キャップが大きい・キャップが小さい・硬い・柔らかい・押しやすい・押しにくい・持ちやすい・持ちにくい・液がなかなか落ちない・液がすぐに落ちてしまう・液の切れが悪い・容器が大きすぎる・容器が小さすぎる・何も気にならない・その他(自由記載)問6.ご病気の治療に使用することのできる目薬が複数ある場合で,全てのお薬の費用・効き目・副作用が同じとします.今回のように容器の使用感を試してからお薬を選べるとしたら,選んで使いたいですか?1.はい2.いいえ問7,問6で「はい」と答えた方へ,これからあなたが長期間に渡って継続的に点眼し続けるとしたら,どの容器を使いたいと思いますか?順番をつけてください.順番容器1番ABC2番ABC3番ABC表2試験参加者の疾患と非高齢者,高齢者の群別の人数65歳未満65歳以上全体緑内障疑い71118緑内障7714合計1418321130あたらしい眼科Vol.27,No.8,2010(118)評価点の平均が高値を示した(図3B).4.薬液の落ち方の評価薬液の落ち方は高齢者群でTp(平均4.3±1.0点)はXa(平均2.9±1.4点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した.全体でもTp(平均3.9±1.1点)はXa(平均3.2±1.3点)に比べ有意に評価点の平均が高値を示した(図4).5.コレスポンディング分析各点眼容器について16の評価項目(表1の問5)のうち,「液の切れが悪い」と「容器が大きすぎる」を選択した試験参加者はなく,その結果14項目にはチェックがついた.Xa54321XaABTz全体分散分析*p<0.0001多重比較(Tukey法)*p<0.0001*p<0.0001*p=0.0156Tp54321XaTz非高齢者分散分析*p=0.0134多重比較(Tukey法)Tp54321XaTz高齢者分散分析*p=0.0001多重比較(Tukey法)*p=0.0010*p=0.0002Tp54321XaTz全体分散分析*p=0.0031多重比較(Tukey法)*p=0.0020Tp54321XaTz非高齢者分散分析*p=0.3155(ns)Tp54321XaTz高齢者分散分析*p=0.0026多重比較(Tukey法)*p=0.0420*p=0.0022Tp図3容器の持ちやすさと押しやすさの評価A:容器が持ちにくいの1点から持ちやすいの5点までの5段階評価の結果を全体と65歳未満の非高齢者群と65歳以上の高齢者群に分類して統計解析.B:容器が押しにくいの1点から押しやすいの5点までの5段階評価の結果を全体と65歳未満の非高齢者群と65歳以上の高齢者群に分類して統計解析.その点数に評価した人数(度数)を○の数で表示し,エラーバーは平均値±標準偏差を示す.54321XaTz全体分散分析*p<0.001多重比較(Tukey法)*p<0.0001*p<0.0065Tp54321XaTz非高齢者分散分析*p=0.0133多重比較(Tukey法)*p=0.0097Tp54321XaTz高齢者分散分析*p<0.0003多重比較(Tukey法)*p=0.0002*p<0.0250Tp図2キャップの開閉のしやすさの5段階評価開閉しにくいの1点から開閉しやすいの5点までの5段階評価の結果を全体と65歳未満の非高齢者群と65歳以上の高齢者群に分類して統計解析.その点数に評価した人数(度数)を○の数で表示し,エラーバーは平均値±標準偏差を示す.(119)あたらしい眼科Vol.27,No.8,20101131は「キャップが小さい」「容器が柔らかい」を選択した試験参加者が他2点眼容器より多く,Tzは「容器が押しにくい」「液が落ちない」を選択した試験参加者が他2点眼容器より多かった.Tpでは「容器が持ちやすい」「キャップが大きい」を選択した試験参加者が他2点眼容器より多かった.さらに,これら多項目による分析結果を可視化するため,ポジショニングマップを作成した(図5).6.点眼容器の総合評価点眼薬の費用・効き目・副作用が同じ場合,容器の使用感を試してから選んで使いたいかの質問には全員が「はい」と回答した.そこで長期間継続的に点眼し続けるとした場合,最も使用したい点眼容器をとして選択したのは全体,非高齢者群,高齢者群ともTpが有意に多かった(それぞれp<0.00001,p=0.0021,p=0.0103)(図6).III考按緑内障診療における点眼治療の重要性6)については言を待たないが,その成否にはアドヒアランスが大きな鍵を握っている.以前に筆者らが報告した点眼薬使用感のアンケート調査4)では,点眼薬間で使用感に大きなばらつきがあり,特定の点眼薬で患者が点眼動作を不快に感じていることが示されており,また緑内障点眼容器の押し圧力計測では,1滴を落とすために必要とされる押し圧力が点眼薬により数倍も異なることが報告されている7).一方,わが国における高齢化は顕著であり,緑内障患者に占める高齢者の割合も今後さらに増加することが予想される.その治療には,眼圧下降作用の強さと全身に対する安全性より,PG製剤がこれから先も第一選択薬として処方される可能性が高い.よってPG製剤の使用感を高めるための取り組みは重要である.今回のアンケート調査では,経験に基づく先入観を避けるため,点眼薬の使用経験がない集団を対象として選択したが,使用感を真剣に吟味できる集団として,近日中に点眼薬54321XaTz全体分散分析*p=0.0322多重比較(Tukey法)*p=0.0299Tp54321XaTz非高齢者分散分析*p=0.8865(ns)Tp54321XaTz高齢者分散分析*p=0.0066多重比較(Tukey法)*p=0.0050Tp図4薬液の落ち方の評価薬液の落ち方が良くないの1点から丁度良いの5点までの5段階評価の結果を全体と65歳未満の非高齢者群と65歳以上の高齢者群に分類して統計解析.その点数に評価した人数(度数)を○の数で表示し,エラーバーは平均値±標準偏差を示す.c1XaTzTpキャップが開けにくいキャップが開けやすいキャップが小さいキャップが大きい液が落ちない液が落ちる何も気にならない容器が押しにくい容器が押しやすい容器が硬い容器が持ちにくい容器が持ちやすい容器が柔らかい容器が小さすぎるc2-1.5-1.0-0.50.00.51.01.52.02.01.51.00.50.0-0.5-1.0-1.5-2.0図5コレスポンディング分析によるポジショニングマップ3種類の点眼容器●と筆者らが準備した点眼容器の性状を示す16項目■との距離で表現している.距離が近いほど関係が深い.16項目のうち2項目については選択した試験参加者が存在せず,図には示されていない.全体*p<0.00001Tp*(23)Xa(4)Tz(5)Xa(2)Tz(3)Xa(2)Tz(2)Tp*(13)Tp*(10)高齢者*p=0.0021非高齢者*p=0.0103図6点眼容器の総合評価1132あたらしい眼科Vol.27,No.8,2010(120)治療を開始する予定である患者を調査の対象としたため,多数の参加者は得られなかった.にもかかわらず,今回,高齢者群では3種類のPG製剤間でキャップや容器の使用感について明らかな違いが認められたことは興味深く,高齢者では各容器の構造がその使用性に,より鋭敏に反映されることが窺えた.これは,非高齢者では問題にならない程度であっても,高齢者でみられる指先の力などの衰えが容器の扱いにくさ,すなわち,Xaのキャップの開閉のしにくさや,Tzの容器の持ちにくさ,押しにくさに結びつくものと考えられる.一方,今回の点眼容器の使用性調査で高齢者,非高齢者ともに平均スコアが高値を示し,使用感が良好であると考えられたのはTp型の容器であった.Tp型の容器は他の容器と異なり把持部に凹み(ディンプル12))を有しているため,点眼時の指先の操作がしやすいためと考えた.このような点眼容器の構造上の工夫は,年齢を問わず,その使用感の向上に寄与するが,特に,高齢者ではその影響が大きいものと考えた.点眼薬の円滑な使用にあたっては点眼指導8~10)や点眼補助具の開発11)も必要不可欠である.しかし,今回の結果から高齢者では点眼治療のアドヒアランスの向上のために,患者の要望や意見を反映した点眼容器の作製が求められるべきであることが強く示唆された.使用性の改善をめざした点眼容器のユニバーサルデザイン化が大いに望まれる.文献1)IwaseA,AraieM,TomidokoroAetal:PrevalenceandcausesoflowvisionandblindnessinaJapaneseadultpopulation:TheTajimiStudy.Ophthalmology113:1354-1362,20062)SuzukiY,IwaseA,AraieMetal:RiskfactorsforopenangleglaucomainaJapanesepopulation:TheTajimiStudy.Ophthalmology113:1613-1617,20063)YamamotoT,IwaseA,AraieMetal:TheTajimiStudyreport2:prevalenceofprimaryangleclosureandsecondaryglaucomainaJapanesepopulation.Ophthalmology112:1661-1669,20054)兵頭涼子,溝上志朗,川﨑史朗ほか:高齢者が使いやすい緑内障点眼容器の検討.あたらしい眼科24:371-376,20075)MathiowetzV,KashumanN,VollandGetal:Gripandpinchstrength:Normativedataforadult.ArchPhysMedRehabil66:69-74,19856)青山裕美子:教育講座緑内障の点眼指導とコメディカルへの期待緑内障と失明の重み.看護学雑誌68:998-1003,20047)兵頭涼子,林康人,溝上志朗ほか:圧力センサーによる緑内障点眼剤の点眼のしやすさの評価.あたらしい眼科27:99-104,20108)吉川啓司:〔緑内障診療のトラブルシューティング〕薬物治療点眼指導の実際.眼科診療プラクティス98:119-120,20039)木下眞美子:自己点眼継続に向けた高齢者への点眼指導後の効果.眼科ケア6:388-392,200410)福本珠貴,渡邊津子,井伊優子ほか:〔患者さんにまつわる小さな「困った」対処法50〕点眼指導で起こりうる小さな「困った」対処法.眼科ケア8:242-248,200611)沖田登美子,加治木京子:看護技術の宝箱高齢者の自立点眼をめざした点眼補助具の作り方.看護学雑誌69:366-368,200512)東良之:〔医療過誤防止と情報〕色情報による識別性の向上参天製薬の医療用点眼容器ディンプルボトルの場合.医薬品情報学6:227-230,2005***