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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; アイケア</title>
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		<title>ソフトコンタクトレンズ装用眼に対するアイケア手持眼圧計の眼圧測定精度</title>
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		<pubDate>Sun, 30 Aug 2015 15:31:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
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		<category><![CDATA[Goldmann 圧平眼圧計]]></category>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科32（8）：1213.1217，2015cソフトコンタクトレンズ装用眼に対するアイケア手持眼圧計の眼圧測定精度浪口孝治＊1白石敦＊1川崎史朗＊2溝上志朗＊1大橋裕一＊1＊1愛媛大学大学院医学系研究科 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科32（8）：1213.1217，2015cソフトコンタクトレンズ装用眼に対するアイケア手持眼圧計の眼圧測定精度浪口孝治＊1白石敦＊1川崎史朗＊2溝上志朗＊1大橋裕一＊1＊1愛媛大学大学院医学系研究科感覚機能医学講座視機能外科学分野＊2かわさき眼科AccuracyofIntraocularPressureMeasurementbyICareRReboundTonometerforSubjectsWearingSoftContactLensesKojiNamiguchi1）,AtsushiShiraishi1）,ShiroKawasaki2）,ShiroMizoue1）andYuichiOhashi1）1）DepartmentofOphthalmology,EhimeUniversity,GraduateSchoolofMedicine,2）Kawasakieyeclinic目的：アイケア手持眼圧計（フィンランド，ティオラト社：アイケア）は，簡便に測定が可能な点眼麻酔不要の接触型眼圧計である．今回筆者らはソフトコンタクトレンズ（SCL）装用時のアイケアの眼圧測定精度を非接触型空気式眼圧計（NCT），Goldmann圧平眼圧計（GAT）と比較検討した．対象および方法：対象は，眼疾患を有しない健康ボランティア20例20眼，男性8例，女性12例，平均年齢29.6±9.1歳（平均±標準偏差）．裸眼でNCT,アイケア，GATで眼圧を測定し，次にSCL装用時に，NCT（SCL-NCT），アイケア（SCL-アイケア）で眼圧を測定した．各条件での眼圧値を比較検討した．結果：裸眼での眼圧は，NCTが13.6±2.1mmHg（平均±標準偏差），アイケアが14.2±2.7mmHg，GATが13.4±2.1mmHgであり，いずれの群間において有意差を認めなかった．SCL-NCT，SCL-アイケアの眼圧値はそれぞれ12.6±1.7mmHg（p＝0.003061）と13.1±1.9mmHg（p＝0.01308）で，いずれも裸眼と比較して有意に眼圧が低かった．SCL-NCT，SCL-アイケアと，GATの比較においては，SCL-NCTとGAT（r＝0.7801，p＜0.001），SCL-アイケアとGAT（r＝0.6063，p＜0.001）のいずれにおいても強い相関が認められた．結論：SCLNCT，SCL-アイケアの眼圧値はいずれも裸眼に比べ有意に低値であった．SCL-NCT，SCL-アイケアは，いずれにおいてもGATと強い相関が認められた．SCL装用時の眼圧測定として，アイケアは有効な手段であることが示唆された．Purpose：TheICareRReboundTonometer（ICareFinlandOy,Vantaa,Finland）isahand-heldcontact-typetonometerthatallowsforeasymeasurementofintraocularpressure（IOP）withouttheuseofanesthesia.ThepurposeofthisstudywastocomparetheaccuracyofIOPmeasurementbetweentheICareR,anon-contacttonometer（NCT）,andaGoldmannapplanationtonometer（GAT）insubjectswearingsoftcontactlenses（SCLs）.Patientsandmethods：Thisstudyinvolved20normalsubjects（8malesand12females,meanage：29.6±9.1years）.First,wemeasuredIOPusingtheICareR,NCT,andGATinallsubjectswithoutSCLsbeingworn.Then,wemeasuredIOPusingtheIcareR,NCT,andGATinallsubjectswithSCLsbeingworn.WethencomparedtheIOPineachcondition.Results：WithoutSCLs,nosignificantdifferenceinmeanIOPwasfoundbetweenICareR（14.2±2.7mmHg）,NCT（13.6±2.1mmHg）,andGAT（13.4±2.1mmHg）.WithSCLs,themeanIOPwaslowerbyeachtonometerthanthatbyICareRandNCTwithoutSCLs.AstrongcorrelationwasfoundbetweenSCL-NCTandGAT,andbetweenSCL-ICareRandGAT.Conclusion：TheICareRwasfoundtobeandaccurateandeffectivedeviceforthemeasurementofIOPinsubjectswhowearSCLs.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）32（8）：1213.1217,2015〕Keywords：アイケア，眼圧，ソフトコンタクトレンズ，Goldmann圧平眼圧計，非接触型空気式眼圧計，中心角膜厚．ICare,intraocularpressure,softcontactlens,Goldmannapplanationtonometer,non-contacttonometer,centralcornealthickness.〔別刷請求先〕浪口孝治：〒791-0295愛媛県東温市志津川愛媛大学大学院医学系研究科感覚機能医学講座視機能外科学分野Reprintrequests：KojiNamiguchi,M.D.,DepartmentofOphthalmology,EhimeUniversity,GraduateSchoolofMedicine,Shitsukawa,Toon-city,Ehime791-0295,JAPAN0910-1810/15/\100/頁/JCOPY（147）1213はじめにソフトコンタクトレンズ（SCL）装用者人口の増加とともに，点眼麻酔を必要とするGoldmann圧平眼圧計（GAT）での眼圧測定は，煩雑であり，1日タイプのディスポーザブルSCLは破棄しないといけないなどの理由から，SCL装用者に対する眼圧測定では，非接触型空気式眼圧計（non-contacttonometer：NCT）の有用性が報告されてきた1）．一方で，角膜移植後やアルカリ外傷などの重症眼表面疾患の治療・経過観察過程では，拒絶反応予防，消炎目的にステロイド点眼を長期使用していることが多く，眼圧の経過観察が必須とされている．しかしながらそれらの症例では，角膜上皮保護の目的からSCLを装用していることが多く，開瞼不全や涙液過多などのためNCTでの測定ですら困難な症例も多い．こうしたことから，筆者らの施設では，眼表面疾患例の眼圧測定に，NCTに代わりアイケア手持眼圧計（フィンランド，ティオラト社：アイケア）を使用する頻度が多くなっている．アイケアは簡便で，瞼裂が狭くても測定が可能な点眼麻酔不要の手持ち接触型眼圧計で，発射されたプローブが角膜と接触して眼圧測定を行う．プローブと角膜とが接触する瞬間のプローブの接近速度は，眼圧の高さに従って減速する仕組みとなっている．眼圧が高くなるほど，プローブはより素早く減速を開始する．また，眼圧が高くなるほどプローブと角膜の接触時間は短くなり，眼圧が低くなるほど長くなるように設計されている．しかしながら，SCL非装用時のアイケア，NCT，GATを比較した報告はいくつかあるが，SCL装用時のアイケアの眼圧測定精度をNCT，GATと比較検討した報告はない．本報告では，SCL装用時の眼圧をアイケア，GAT，NCTの3方法で測定し，測定精度について比較検討した．また，20＊＊18＊1614121086420図1各測定機器による眼圧値の比較GATとSCL-NCTに有意差を認める（p＝0.02268）．NCTとSCL-NCT,アイケアとSCL-アイケアに有意差を認める（それぞれp＝0.003061，p＝0.01308）．（＊p＜0.05,対応のあるt検定）1214あたらしい眼科Vol.32，No.8，2015裸眼でのアイケア，NCT，GATによる眼圧と中心角膜厚（centralcornealthickness：CCT）についても比較検討した．I対象および方法インフォームド・コンセントを得られた眼疾患を有しない健康ボランティア20例20眼（右眼）を対象とした．（男性8例，女性12例，平均年齢29.6±9.1歳：平均±標準偏差）．まず，SCL非装用時にNCT（CT90，TOPCON社）→アイケア→GATの順で，それぞれ眼圧を3回ずつ測定した．次にSCLを装用し，NCT→アイケアの順で，それぞれ眼圧を3回ずつ測定した．マッサージ効果による眼圧への影響を考慮し，各眼圧測定は30分間隔で行われた．SCLはアキュビューR：Johnson&#038;Johnson（etafilconA，含水率：58％，酸素透過係数：28,レンズパワー：.0.50D；BC8.8mm,中心厚0.07mm）を使用した．いずれの眼圧測定値も3回の平均値を用いた．CCTはスペキュラーマイクロスコピー（SP3000P，TOPCON社）に搭載されている角膜厚計測機能を用いて計測を行った．検討項目は1）SCL非装用時のNCT,アイケア，GATの眼圧を比較2）SCL非装用時のNCT,アイケアとSCL装用時のNCT（SCL-NCT），アイケア（SCL-アイケア）の眼圧を比較3）SCL非装用時のGATとSCL-NCT，SCL-アイケアの眼圧を比較4）NCT,アイケア，GATの眼圧値の相関関係5）SCL-NCT，SCL-アイケアとGATの眼圧値の相関関係6）SCL非装用時のNCT,アイケア，GATの眼圧値とCCTの相関関係以上の6項目とした．1）.3）の項目には対応のあるt検定を使用し，4）.6）の項目では，Spearmanの順位相関係数を求めた．いずれの統計学的解析においても有意水準をp＜0.05とした．II結果1）SCL非装用時の眼圧は，NCTが13.6±2.1mmHg（平均±標準偏差），アイケアが14.2±2.7mmHg，GATが13.4±2.1mmHgと，いずれの群間においても有意差を認めなかった．2）SCL-NCT，SCL-アイケアの眼圧値はそれぞれ12.6±1.7mmHg（p＝0.003061）と13.1±1.9mmHg（p＝0.01308）で，いずれも裸眼に比べ眼圧が有意に低値であった．3）SCL-NCTおよびSCL-アイケアと，GATの眼圧値を比較すると，SCL-NCTとGAT（p＝0.02268）で有意な低下を認めた．SCL-アイケアとGATでは有意差を認めなかった（p＞0.05）（図1）．4）NCT,アイケアと，GATの相関をみたところ，NCTと（148）191917171515r＝0.7338，p＜0.001r＝0.7610，p＜0.001NCT（mmHg）GAT（mmHg）GAT（mmHg）GAT（mmHg）アイケア（mmHg）GAT（mmHg）アイケア（mmHg）GAT（mmHg）13119131197755NCT（mmHg）アイケア（mmHg）図2NCTとGATの相関図3アイケアとGATの相関231921r＝0.7946，p＜0.0011719510152025510152025r＝0.7801，p＜0.0011715151313119119757510152025NCT（mmHg）5図4NCTとアイケアの相関SCL-NCT（mmHg）図5SCL.NCTとGATの相関19195101520r＝0.6063，p＜0.001r＝0.2961，p＞0.056005505001715131197171513119540045077911131517SCL-アイケア（mmHg）CCT（μm）あたらしい眼科Vol.32，No.8，20151215（149）図6SCL.アイケアとGATの相関r＝0.4964，p＜0.05CCT（μm）600550500450400252015105図8アイケアとCCTの相関図7GATとCCTの相関CCT（μm）600550500450400255図9NCTとCCTの相関r＝0.6978，p＜0.05201510GAT（r＝0.7338，p＜0.001），アイケアとGAT（r＝0.7610，p＜0.001），アイケアとNCT（r＝0.7946，p＜0.001）いずれにおいても強い相関が認められた．（図2～4）5）SCL-NCT，SCL-アイケアと，GATの相関をみたところ，SCL-NCTとGAT（r＝0.7801，p＜0.001），SCL-アイケアとGAT（r＝0.6063，p＜0.001）いずれにおいても強い相関が認められた（図5，6）．6）CCTの平均は515.7±39.9μm（平均±標準偏差）であった．GATとCCTとの間には相関を認めなかった（r＝0.2961，p＞0.05）が，アイケアとCCTにやや弱い相関を認め，（r＝0.4964，p＜0.05）NCTとCCTには強い相関を認めた（r＝0.6978，p＜0.001）（図7～9）．III考察アイケアは，スイッチを押すとプローブが発射され，角膜と接触する．プローブと角膜が接触した瞬間にプローブの速度は，眼圧の高さに従って減速する．その減速度を分析し眼圧を測定する仕組みになっている．アイケアの測定精度について正常群および緑内障群を対象に行われた豊原らの報告では，アイケアとGATによる眼圧値には正常群，緑内障群ともに強い有意な相関がみられたとしている（正常群：r＝0.785,p＜0.001，緑内障群：r＝0.761,p＜0.001）2）．また，アイケアとNCTによる眼圧値には正常群，緑内障群ともに強い有意な相関がみられたと報告されている（正常群：r＝0.786,p＜0.001，緑内障群：r＝0.886,p＜0.001）．今回正常群を対象とした筆者らの報告でも，アイケアとGAT（r＝0.7610，p＜0.001），アイケアとNCT（r＝0.7946，p＜0.001）による眼圧値では強い相関が認められた．また，アイケアの眼圧値の平均はGATと比較してアイケアのほうがGATより高いとの報告もあるが2,3），今回の筆者らの報告ではアイケアとGATの眼圧値に有意差は認めなかった（p＝0.4253）．今回アイケアとGATの眼圧値に有意差を認めなかった理由としては，既報の角膜厚の平均が552.6±29.6（496.613）μmであったのに対して，今回検討を行った対象症例では角膜厚の平均が515.7±39.9（463.565）μmと比較的角膜厚が薄かったことが考えられる．以前よりNCT,アイケアの眼圧値においてCCTによる影響が指摘されているが，最近の報告では角膜曲率半径・角膜粘弾性が眼圧値に強く影響するという報告もある4）．Gulerらは，NCTとCCT（r＝0.327，p＜0.001），アイケアとCCT（r＝0.212，p＜0.05）に相関を認め，CCTが10μm厚くなるとNCTは0.33mmHg,アイケアは0.18mmHg眼圧値が上昇すると報告している5）．筆者らの報告でも，NCTとCCT（r＝0.4964，p＜0.05），アイケアとCCT（r＝0.6978，p＜0.05）に相関が認められた．圧平原理に基づく眼圧測定においては，角膜の変形しやす1216あたらしい眼科Vol.32，No.8，2015さが眼圧測定の正確さに反映される．角膜の変形しやすさは，おもに角膜曲率半径・中心角膜厚・角膜粘弾性などの角膜因子の個体差によって影響される6）．水分含有量の多い生体組織である角膜は，外力に対して瞬間的には弾性の反応を示すが，時間依存的には弾性ではなく粘性も併せもつ粘弾性という特性をもっている．短時間で角膜を圧平した場合は硬くて変形しにくいが，比較的長時間連続して力を加えるとゆっくり変形し，力を緩めるとゆっくり元に戻る．そのため，瞬間的に角膜を圧平するNCTやアイケアではGATより角膜粘弾性の影響を受けやすいと考えられる．CCTの眼圧値への影響については，GAT＜アイケア＜NCTの順で影響を受けやすいという報告が多い．NCTではairpulseを数ミリ秒単位で噴出し，角膜を圧平するが，その平坦面が直径3.60mmの円になるのに要する時間を測定し，眼圧を算出している．そのため，アイケアに比較して圧平面積が大きく，角膜厚や角膜粘弾性の影響を受けやすくなると考えられる．今回の報告でもCCTとの間にNCTのほうがアイケアより強い相関を認め，既報と同様にアイケアよりNCTのほうがCCTによる影響を受けやすい可能性が示唆された．アイケア，NCTそれぞれのSCL装用眼での眼圧値についてはさまざまな報告がなされている．NCTではSCL装用時に眼圧値は低下し，その値はレンズパワーやSCLの素材によっても変化すると報告されている7）．Zeriらはアイケアの眼圧値はシリコーンハイドロゲルのSCLでは差がなく，ハイドロゲルのSCLでは眼圧値が低下すると報告しており，NCTと同様にSCLの素材とレンズパワーによって眼圧値が変化するとしている8）．稲葉らは含水率による影響についても言及しており，低含水率のハイドロゲルレンズでは眼圧値に差がない，高含水率のハイドロゲルレンズでは眼圧値が低下すると報告している7）．NCT,アイケアでSCL装用時に眼圧値が変化した要因としては，SCLを装用することにより眼表面の曲率半径が変化したこと，SCL装用により見かけ上の角膜厚が変化したこと，SCLを含めた角膜表面の剛性が変化したことにより角膜粘弾性が変化したこと，などが考えられている．自験例でも既報と同様に高含水率のハイドロゲルSCLを使用しNCT・アイケアの眼圧値が低下した．SCL装用により角膜全体の厚みは増したはずであるが，眼圧値は低下している．この理由としては，SCL装用による角膜全体の厚みの増加による影響よりも，角膜曲率半径が低下したこと，角膜粘弾性が変化したことなどが眼圧値に影響したからではないかと考えられる．SCL装用後のアイケアとGATに有意差は認めなかったが，SCL装用後のNCTの測定値はGATに比較して有意に低下することがわかった．この理由としては，SCL非装用（150）時と同様にNCTに比べアイケアは，圧平面積が小さく，角膜厚，曲率半径，角膜粘弾性の影響を受けにくくなっていることなどが理由として考えられる．今回筆者らはSCL装用前と装用後の曲率半径を測定しなかったが，UlfaらはSCL装用時と非装用時の曲率半径を計測し.5.0D，.0.5D，SCL非装用時，＋5.0Dにおいて，それぞれ角膜曲率半径が8.3±0.86，7.59±0.73，7.52±0.58，6.94±0.6と変化すると報告している9）．SCL非装用時と.0.5DのSCL装用時の曲率半径の差はわずかであり，今回の筆者らの報告では曲率半径が眼圧値にどの程度影響を与えたのか考えることはむずかしい．曲率半径の眼圧値への影響を詳細に示すためには今後さまざまなレンズパワーを用いて眼圧を測定し，曲率半径と眼圧値との相関をみる必要がある．以上，まとめとしてアイケア，NCT，GATを比較して眼圧値には強い相関が認められた．アイケアは眼圧測定において有用であることがわかった．また，SCL装用眼ではアイケアの眼圧値は装用前に比べて低下するが，GATの測定値と比べて有意差はなく，SCL装用時の眼圧測定としてもアイケアは有用である可能性が示唆された．文献1）LiuYC,HuangJY,WangIJ：Intraocularpressuremeasurementwiththenoncontacttonometerthroughsoftcontactlenses.JGlaucoma20：179-182,20112）豊原勝利，井上賢治，若倉雅登ほか：アイケア手持ち眼圧計，Goldmann圧平式眼圧計，ノンコンタクト眼圧計の比較．あたらしい眼科24：355-359,20073）FernandesP,Diaz-ReyJA,QueirosA：ComparisonoftheICarereboundtonometerwiththeGoldmanntonometerinanormalpopulation.OphthalmicPhysiolOpt25：436-440,20054）ShinJ,LeeJW,KimEA：Theeffectofcornealbiomechanicalpropertiesonreboundtonometerinpatientswithnormal-tensionglaucoma.AmJOphthalmol159：144154,20155）GulerM,BilakS,BilginB：ComparisonofintraocularpressuremeasurementsobtainedbyIcarePROreboundtonometer,andGoldmannapplanationtonometerinhealthysubjects.JGlaucoma,2014Sep26（Epubaheadofprint）6）鈴木克佳，相良健，西田輝夫：眼圧測定の問題点真の眼圧値を求めて．臨眼63：1571-1576,20097）稲葉昌丸：コンタクトレンズ上の眼圧測定．あたらしい眼科25：945-947,20088）ZeriF,CalcatelliP,DoniniB：Theeffectofhydrogelandsiliconehydrogelcontactlensesonthemeasurementofintraocularpressurewithreboundtonometry.ContLensAnteriorEye34：260-265,20119）RimayantiU,KiuchiY,UemuraS：Ocularsurfacedisplacementwithandwithoutcontactlensesduringnon-contacttonometry.PLoSONE9：e96066,2014＊＊＊（151）あたらしい眼科Vol.32，No.8，20151217</p>
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		<title>手持ち眼圧計Icare®PRO の座位・仰臥位における眼圧精度と有用性</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Jul 2015 15:20:48 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《（00）1022（100）0910-1810/15/\100/頁/JCOPY《第25回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科32（7）：1022.1026，2015cはじめに手持ち眼圧計の一つであり2005年10月に発売さ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《（00）1022（100）0910-1810/15/\100/頁/JCOPY《第25回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科32（7）：1022.1026，2015cはじめに手持ち眼圧計の一つであり2005年10月に発売されたIcareR（IcareFinlandOy）（以下，Icare）は麻酔不要で簡便に眼圧を測定することが可能である．そのためノンコンタクトトノメータ（NCT）で測定が困難な小児や寝たきりの患者，また緑内障患者における仰臥位での測定に多く用いられ〔別刷請求先〕都村豊弘：〒761-1703香川県高松市香川町浅野1260高松市民病院附属香川診療所眼科Reprintrequests：ToyohiroTsumura,M.D.,Ph.D.,DepartmentofOphthalmology,TakamatsuMunicipalHospitalKagawaClinic,1260Asano,Kagawa-cho,Takamatsu761-1703,JAPAN手持ち眼圧計IcareRPROの座位・仰臥位における眼圧精度と有用性都村豊弘高松市民病院附属香川診療所眼科ClinicalEvaluationoftheNewReboundTonometerIcarePROintheSittingandSupinePositionsToyohiroTsumuraDepartmentofOphthalmology,TakamatsuMunicipalHospitalKagawaClinic目的：手持ち眼圧計IcareRの改良版であるIcareRPROにつき，他の眼圧計と比較し精度や有用性について検討した．対象および方法：対象は2013年7.9月に当診療所を受診し，本研究について同意が得られた168例168眼（右眼）．座位でノンコンタクトレンズトノメータ（NCT），Icare,IcarePRO,Goldmann眼圧計（GAT）の順番で測定．つぎに仰臥位で5分間安静後IcareRPROで測定，その後顔を横に向けIcareで測定し，得られた眼圧値を比較・検討した．結果：座位での平均眼圧値はNCT13.7±3.5mmHg,Icare14.2±3.9mmHg,IcarePRO13.6±3.1mmHg,GAT12.8±3.3mmHg．仰臥位での平均眼圧値はIcarePRO15.6±3.2mmHg,Icare16.0±3.1mmHgであった．座位・仰臥位を含めた相関係数は0.813.0.943と強い相関があった．仰臥位に伴う眼圧上昇平均値はIcare1.79±1.77mmHg,Icare-PRO2.04±1.58mmHgであった．結論：IcarePROはIcareに比べNCTやGATとの眼圧値差やばらつきが少なく再現性に優れ，座位・仰臥位においても強い相関があったことからIcareより有用な機器であることが示唆された．Purpose：Tocompareandevaluateintraocularpressure（IOP）measurmentsobtainedbyuseoftheIcarePROandIcarereboundtonometers（IcareFinlandOy,Vantaa,Finland）,anon-contacttonometer（NCT）,andaGoldma-nnapplanationtonometer（GAT）inthesittingposition,andtheIcarePROandIcareinthesupineposition.Sub-jectsandMethods：Thisstudyinvolved168righteyesof168patientsseenatmyclinicbetweenJulyandSep-tember2013.IOPmeasurementswereobtainedinthesittingpositionusingNCT,Icare,IcarePRO,andGAT.Inthesupineposition,IOPmeasurementsweretakenusingIcarePROandIcare.Themean±standarddeviationIOPmeasurementsofalltonometerswerethencompared.Statisticalagreementbetweenthetonometerswascalculatedusingat-test,correlationanalysis,andtheBland-Altmanmethod.Results：ThemeanIOPsobtainedinthesittingpositionbyNCT,Icare,IcarePRO,andGATwere13.7±3.5mmHg,14.2±3.9mmHg,13.6±3.1mmHg,and12.8±3.3mmHg,respectively.CorrelationanalysisofthesedataindicatedagoodcorrelationbetweenIOPreadingsobtainedbyuseofalltonometers（r＝0.813.0.943）.ThemeanIOPsobtainedinthesupinepositionbyIcarePROandIcarewere15.6±3.2mmHgand16.0±3.1mmHg,respectively.Conclusion：IOPmeasurementsobtainedbyuseoftheIcarePROshowgoodcorrelationandagreementwiththoseobtainedbyuseofIcare,NCT,andGATinthesittingpositionandIcareinthesupineposition.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）32（7）：1022.1026,2015〕Keywords：眼圧，座位，仰臥位，アイケア，アイケアPRO．intraocularpressure,sittingposition,supineposi-tion,Icare,IcarePRO.あたらしい眼科Vol.32，No.7，20151023（101）るようになった．しかし，本機器での測定値はNCTやGoldmann眼圧計（GAT）に比べて高めに出やすい傾向があり，また仰臥位での測定では下に向けて測定できないため顔を横に向ける必要があった．そこで同社では改良版として，下に向けても測定が可能で，プローブも滅菌化されたIcareRPRO（以下，IcarePRO）を開発し2012年10月わが国でも発売開始した．そこでIcarePROに関してIcareならびに他の眼圧計と比較し眼圧精度や有用性について検討した．I対象および方法対象は2013年7.9月に当診療所を受診し，内眼手術の既往がなく，本研究について口頭で同意が得られた168例168眼である．測定眼はすべて右眼とした．内訳は男性66名，女性102名，平均年齢は72.8±9.9（15.94）歳であった．眼圧測定は以下の順序で行った．検者はNCTに関しては当診療所スタッフ2名で行い，それ以外は筆者1名がすべての症例の測定を行った．まず座位で①NCT（TOPCONCT-90A），②Icare，③IcarePRO，④GAT，つぎに仰臥位で5分間安静後⑤IcarePRO，その後顔を横に向けて⑥Icareで測定した．NCTでは測定を3回，Icare，IcarePROについては測定を6回行い，表示された眼圧値の平均を算出した．得られた眼圧値はt検定，相関，Bland-Altman分析を用いて比較・解析を行った．系統誤差に関しては本研究の誤差の許容範囲を「誤差の許容範囲（limitsofagreement：LOA）」と定義し2機種の差の平均（d），その値の標準偏差（SD），95％信頼区間の定義値（1.96）より95％LOAとしてd±1.96SDの式で算出することができる1）．d±1.96SDの範囲が機種間の誤差として許容範囲内であるかどうかを検討した．さらに対象者を正常群122名（男性35名，女性87名，平均年齢73.5±8.5歳）と視野異常を認め点眼などの加療を行っている緑内障〔このなかに狭義の原発開放隅角緑内障（POAG）と正常眼圧緑内障（NTG）を含む〕群46名（男性31名，女性15名，平均年齢71.0±12.8歳）に分類した．そしてIcareとIcarePROで座位，仰臥位での測定値を基にt検定で解析し，仰臥位に伴う眼圧値の変化が正常者と緑内障患者で差異があるかどうかを検討した．統計処理に関して統計ソフトはMicrosoftOfficeExcelを使用しt検定の有意水準は5％未満とした．II結果測定機器ごとの結果を示す．座位における平均眼圧値はNCT13.7±3.5mmHg，Icare14.2±3.9mmHg，Icare-PRO13.6±3.1mmHg，GAT12.8±3.3mmHgであった．仰臥位における平均眼圧はIcarePRO15.6±3.2mmHg，Icare16.0±3.1mmHgであった．各機器間においてNCTとIcarePRO間を除いて有意差があった（対応のあるt検定：有意差ありの機器間のp値はすべてp＜0.003，NCT-Icare-PRO間はp＝0.390）（図1）．次にIcare，IcarePROとNCT間，Icare，IcarePROとGAT間における相関関係の図を示す（図2,3）．それぞれの機器間におけるPearsonの相関係数（.1＜r＜＋1）はr＝0.893.0.921となり強い相関を認めた．また，座位・仰臥位を含めた各測定機器間すべてにおけるPearsonの相関係数もr＝0.813.0.943となり強い相関を認めた．座位におけるBland-Altman分析を行ったところ，Icare-NCT間の差は平均が0.58mmHgで95％LOAは.2.41.3.56mmHg，Icare-GAT間の差は平均が1.47mmHgで95％LOAは.1.99.4.93mmHgであった．それに対しIcare-PRO-NCT間の差は平均が.0.10mmHgで95％LOAは.3.06.2.86mmHg，IcarePRO-GAT間の差は平均が0.79mmHgで95％LOAが.1.99.3.58mmHgとなり，GATとの比較においてIcarePROのほうがIcareに比べてばらつきが少なく再現性に優れているという結果となった（図4,5）．仰臥位に伴うIcare，IcarePROを用いた眼圧上昇度の分布をみると，上昇度が1.2mmHg台はIcarePROのほうが多いがそれ以上になるとIcareのほうが多い結果となった．逆に仰臥位になることで眼圧が低下した症例もIcareで11眼（6.5％），IcarePROで9眼（5.4％）あった（図6）．両機種における眼圧上昇平均値はIcareが1.79±1.77mmHg，IcarePROが2.04±1.58mmHgとIcarePROが約2mmHg高値であったが有意差はなかった（p＝0.171，t検定）．さらに対象者を正常群と緑内障群に分けて解析したところ正常群における眼圧上昇度はIcareが1.7±1.7mmHg，IcarePROが2.0±1.5mmHgだったのに対し，緑内障群ではIcareが2.1±1.9mmHg，IcarePROが2.3±1.8mmHgであった．ただし正常群間，緑内障群間，同一機種間において眼圧上昇度における有意差はなかった（t検定p値：正常群間p＝0.072，緑内障群間p＝0.490,Icare間p＝0.187,IcarePRO間p＝図1各眼圧計における眼圧平均値の比較数値は眼圧平均値±標準偏差．0510152025NCTIcareIcarePROGATIcarePROIcare眼圧値（mmHg）座位仰臥位13.7±3.514.2±3.913.6±3.112.8±3.315.6±3.216.0±3.1あたらしい眼科Vol.32，No.7，20151023（101）るようになった．しかし，本機器での測定値はNCTやGoldmann眼圧計（GAT）に比べて高めに出やすい傾向があり，また仰臥位での測定では下に向けて測定できないため顔を横に向ける必要があった．そこで同社では改良版として，下に向けても測定が可能で，プローブも滅菌化されたIcareRPRO（以下，IcarePRO）を開発し2012年10月わが国でも発売開始した．そこでIcarePROに関してIcareならびに他の眼圧計と比較し眼圧精度や有用性について検討した．I対象および方法対象は2013年7.9月に当診療所を受診し，内眼手術の既往がなく，本研究について口頭で同意が得られた168例168眼である．測定眼はすべて右眼とした．内訳は男性66名，女性102名，平均年齢は72.8±9.9（15.94）歳であった．眼圧測定は以下の順序で行った．検者はNCTに関しては当診療所スタッフ2名で行い，それ以外は筆者1名がすべての症例の測定を行った．まず座位で①NCT（TOPCONCT-90A），②Icare，③IcarePRO，④GAT，つぎに仰臥位で5分間安静後⑤IcarePRO，その後顔を横に向けて⑥Icareで測定した．NCTでは測定を3回，Icare，IcarePROについては測定を6回行い，表示された眼圧値の平均を算出した．得られた眼圧値はt検定，相関，Bland-Altman分析を用いて比較・解析を行った．系統誤差に関しては本研究の誤差の許容範囲を「誤差の許容範囲（limitsofagreement：LOA）」と定義し2機種の差の平均（d），その値の標準偏差（SD），95％信頼区間の定義値（1.96）より95％LOAとしてd±1.96SDの式で算出することができる1）．d±1.96SDの範囲が機種間の誤差として許容範囲内であるかどうかを検討した．さらに対象者を正常群122名（男性35名，女性87名，平均年齢73.5±8.5歳）と視野異常を認め点眼などの加療を行っている緑内障〔このなかに狭義の原発開放隅角緑内障（POAG）と正常眼圧緑内障（NTG）を含む〕群46名（男性31名，女性15名，平均年齢71.0±12.8歳）に分類した．そしてIcareとIcarePROで座位，仰臥位での測定値を基にt検定で解析し，仰臥位に伴う眼圧値の変化が正常者と緑内障患者で差異があるかどうかを検討した．統計処理に関して統計ソフトはMicrosoftOfficeExcelを使用しt検定の有意水準は5％未満とした．II結果測定機器ごとの結果を示す．座位における平均眼圧値はNCT13.7±3.5mmHg，Icare14.2±3.9mmHg，Icare-PRO13.6±3.1mmHg，GAT12.8±3.3mmHgであった．仰臥位における平均眼圧はIcarePRO15.6±3.2mmHg，Icare16.0±3.1mmHgであった．各機器間においてNCTとIcarePRO間を除いて有意差があった（対応のあるt検定：有意差ありの機器間のp値はすべてp＜0.003，NCT-Icare-PRO間はp＝0.390）（図1）．次にIcare，IcarePROとNCT間，Icare，IcarePROとGAT間における相関関係の図を示す（図2,3）．それぞれの機器間におけるPearsonの相関係数（.1＜r＜＋1）はr＝0.893.0.921となり強い相関を認めた．また，座位・仰臥位を含めた各測定機器間すべてにおけるPearsonの相関係数もr＝0.813.0.943となり強い相関を認めた．座位におけるBland-Altman分析を行ったところ，Icare-NCT間の差は平均が0.58mmHgで95％LOAは.2.41.3.56mmHg，Icare-GAT間の差は平均が1.47mmHgで95％LOAは.1.99.4.93mmHgであった．それに対しIcare-PRO-NCT間の差は平均が.0.10mmHgで95％LOAは.3.06.2.86mmHg，IcarePRO-GAT間の差は平均が0.79mmHgで95％LOAが.1.99.3.58mmHgとなり，GATとの比較においてIcarePROのほうがIcareに比べてばらつきが少なく再現性に優れているという結果となった（図4,5）．仰臥位に伴うIcare，IcarePROを用いた眼圧上昇度の分布をみると，上昇度が1.2mmHg台はIcarePROのほうが多いがそれ以上になるとIcareのほうが多い結果となった．逆に仰臥位になることで眼圧が低下した症例もIcareで11眼（6.5％），IcarePROで9眼（5.4％）あった（図6）．両機種における眼圧上昇平均値はIcareが1.79±1.77mmHg，IcarePROが2.04±1.58mmHgとIcarePROが約2mmHg高値であったが有意差はなかった（p＝0.171，t検定）．さらに対象者を正常群と緑内障群に分けて解析したところ正常群における眼圧上昇度はIcareが1.7±1.7mmHg，IcarePROが2.0±1.5mmHgだったのに対し，緑内障群ではIcareが2.1±1.9mmHg，IcarePROが2.3±1.8mmHgであった．ただし正常群間，緑内障群間，同一機種間において眼圧上昇度における有意差はなかった（t検定p値：正常群間p＝0.072，緑内障群間p＝0.490,Icare間p＝0.187,IcarePRO間p＝図1各眼圧計における眼圧平均値の比較数値は眼圧平均値±標準偏差．0510152025NCTIcareIcarePROGATIcarePROIcare眼圧値（mmHg）座位仰臥位13.7±3.514.2±3.913.6±3.112.8±3.315.6±3.216.0±3.11024あたらしい眼科Vol.32，No.7，2015（102）0.241）（図7）．III考按点眼麻酔が不要で下に向けて測定が可能な手持ち眼圧計としてIcarePROが国内では2012年7月に発売された．Icareと比べてIcarePROのその他の特徴としては，①表示画面の拡大，②1,000件以上の測定結果を保存でき画面に表示するだけでなくUSB経由でPCに転送可能，③測定プローブが図2Icare，IcarePROとNCTによる眼圧値の比較IcareおよびIcarePROとNCTによる眼圧測定値の散布図．実線は近似回帰直線．Icare：Y＝1.03X＋0.15，IcarePRO：0.81X＋2.44．Pearsonの相関係数はIcare：0.921，IcarePRO：0.901．051015202530051015202530NCT（mmHg）Icare（mmHg）051015202530051015202530NCT（mmHg）IcarePRO（mmHg）図3Icare，IcarePROとGATによる眼圧値の比較IcareおよびIcarePROとGATによる眼圧測定値の散布図．実線は近似回帰直線．Icare：Y＝1.06X＋0.73，IcarePRO：0.86X＋2.54．Pearsonの相関係数はIcare：0.893，IcarePRO：0.903．051015202530051015202530GAT（mmHg）Icare（mmHg）051015202530051015202530GAT（mmHg）IcarePRO（mmHg）図4Icare，IcarePROとNCTの眼圧値のBland.AltmanPlotによる比較実線は対象機種の差の平均値〔d（Icare）：0.58mmHg，d（IcarePRO）：.0.10mmHg〕，点線はLOA：d±1.96x標準偏差（SD）（Icare上限：3.56mmHg，下限：.2.41mmHg，IcarePRO上限：2.86mmHg，下限：.3.06mmHg）．－5－4－3－2－1012345678051015202530IcareとNCTの眼圧平均値（mmHg）IcareとNCTの眼圧差（mmHg）－5－4－3－2－1012345678051015202530IcarePROとNCTの眼圧平均値（mmHg）IcarePROとNCTの眼圧差（mmHg）dd＋1.96×SDd－1.96×SDdd＋1.96×SDd－1.96×SD－5－4－3－2－1012345678051015202530IcareとGATの眼圧平均値（mmHg）IcareとGATの眼圧差（mmHg）－5－4－3－2－1012345678051015202530IcarePROとGATの眼圧平均値（mmHg）IcarePROとGATの眼圧差（mmHg）d＋1.96×SDd－1.96×SDd＋1.96×SDd－1.96×SDdd図5Icare，IcarePROとGATの眼圧値のBland.AltmanPlotによる比較実線は対象機種の差の平均値〔d（Icare）：1.47mmHg，d（IcarePRO）：0.79mmHg〕，点線はLOA：d±1.96x標準偏差（SD）（Icare上限：4.93mmHg，下限：.1.99mmHg，IcarePRO上限：3.58mmHg，下限：.1.99mmHg）．（103）あたらしい眼科Vol.32，No.7，20151025滅菌済製品として提供されるなどがあげられる．ただし測定画面が大きくなった分，幅が32mmから46mmと拡大し重量も250gから275gと若干重くなっている．今回Icare-PROの眼圧測定値に関してIcareならびに他の眼圧計と比較し精度や有用性について検討した．IcarePROで測定した眼圧値の精度に関してはGATとの比較を中心に多くの報告がなされている．対象患者数や緑内障患者か否かの割合が論文ごとに異なるものの，IcarePROの平均眼圧値はGATと比べて差が.0.9.0.7mmHgの範囲で報告されている2.7）．今回座位でIcare，IcarePROで得られた測定値をNCT，GATそれぞれと比較したところ，IcareはNCTより0.5mmHg，GATより1.4mmHg高かった．一方，IcarePROはGATより0.8mmHg高かったがNCTより0.1mmHg低く，測定機器間で唯一有意差もなかった．また，NCTやGATとのBland-Altman分析において，IcarePROはIcareに比べて測定値のばらつきはNCTでは変わりなかったが，GATとの比較ではIcarePROのほうが少なかった．GATの眼圧測定値がgoldstandardである8）という現状からすればIcarePROの測定値はGATに近づいたことになり，その結果測定精度はIcareより改善されていると思われた．仰臥位による眼圧上昇に関しては今までにも他の眼圧計による多数の報告例がある．Pneumatonometer（Reichert社）を用いたものでは座位と比べて3.9.4.2mmHg上昇したとの報告がある9,10）．TonopenRXL，TonopenRAVIA（Reichert社）などを用いたものでは0.76.2.2mmHg上昇したとの報告がある6,9.12）．また，本研究で用いたIcarePROで測定した仰臥位による眼圧上昇に関してもいくつかの報告例がある．これも対象患者において緑内障の有無などが異なるが，平均上昇値が.0.9.2.9mmHgであった6,7,9,13）．報告例の大半では平均値は上昇しているものの，なかには0.9mmHg低下した報告例もある9）．当診療所で調査した結果では座位と比べIcareで1.8mmHg，IcarePROで2.0mmHgの上昇を認め両機器間における有意差はなかった．この結果はIcarePROに関しては報告例の範囲内ではあった．また，対象者を正常群と緑内障群に分けて眼圧上昇度をみたところ，緑内障群のほうが若干高値であったがこれも有意差はなかった．過去の報告6,7,9,13）でも緑内障患者における上昇度が高い傾向があり，本研究もそれに沿った結果となった．仰臥位に伴う眼圧上昇は緑内障における眼圧の日内変動において重要なファクターである．Kiuchiらは正常眼圧緑内障患者において仰臥位眼圧および仰臥位眼圧上昇幅とMDslopeとの関係を調べたところ，有意な負の相関を認めたと報告している14）．このことから，緑内障治療向上のためには仰臥位眼圧上昇幅も可能な限り小さくすることが必要であると思われる．本研究でもIcarePROによる測定で眼圧が7.4mmHg上昇した症例があった．仰臥位でIcareのように顔を横に向ける手間がなく簡便に測定できるIcarePROは，緑内障患者に対する治療方針決定において有用な機器であると思われた．このようにIcareの欠点を改善したIcarePROは眼圧測定精度などでIcareより優位であることが示された．そのため仰臥位での眼圧測定など，眼圧の日内変動を中心とした緑内障の治療方針の決定にこれまで以上に役立つことが考えられる．以上のことからIcarePROはIcareよりも有用であることが示唆された．利益相反：利益相反公表基準に該当なし【文献】1）BlandM,AltmanDG：Statisticalmethodsforassessingagreementbetweentwomethodsofclinicalmeasurement.Lanset1：307-310,19862）HladikovaE,PluhacekF,MaresovaK：ComparisonofmeasurementofintraocularpressurebyICAREPRORtonometerandGoldmannapplanationtonometer.Cesk0510152025303540割合（％）■Icare■IcarePRO－3.0～－2.1－2.0～－1.1－1.0～－0.10.0～0.91.0～1.92.0～2.93.0～3.94.0～4.95.0～5.96.0～6.97.0～7.9眼圧上昇度（mmHg）図6Icare，IcarePROによる仰臥位に伴う眼圧上昇度の分布0510152025Icare（N）IcarePRO（N）Icare（G）IcarePRO（G）眼圧値（mmHg）13.5±3.415.2±3.613.0±2.714.9±2.816.2±4.518.3±4.715.2±3.617.4±3.6■座位■仰臥位図7正常者と緑内障患者別における仰臥位に伴う眼圧上昇度の比較N：正常群，G：緑内障群．数値は眼圧平均値±標準偏差．0510152025303540割合（％）■Icare■IcarePRO－2.0～－1.10.0～0.92.0～2.94.0～4.96.0～6.9－3.0～－2.1－1.0～－0.11.0～1.93.0～3.95.0～5.97.0～7.9眼圧上昇度（mmHg）図6Icare，IcarePROによる仰臥位に伴う眼圧上昇度の分布滅菌済製品として提供されるなどがあげられる．ただし測定画面が大きくなった分，幅が32mmから46mmと拡大し重量も250gから275gと若干重くなっている．今回IcarePROの眼圧測定値に関してIcareならびに他の眼圧計と比較し精度や有用性について検討した．IcarePROで測定した眼圧値の精度に関してはGATとの比較を中心に多くの報告がなされている．対象患者数や緑内障患者か否かの割合が論文ごとに異なるものの，IcarePROの平均眼圧値はGATと比べて差が.0.9.0.7mmHgの範囲で報告されている2.7）．今回座位でIcare，IcarePROで得られた測定値をNCT，GATそれぞれと比較したところ，IcareはNCTより0.5mmHg，GATより1.4mmHg高かった．一方，IcarePROはGATより0.8mmHg高かったがNCTより0.1mmHg低く，測定機器間で唯一有意差もなかった．また，NCTやGATとのBland-Altman分析において，IcarePROはIcareに比べて測定値のばらつきはNCTでは変わりなかったが，GATとの比較ではIcarePROのほうが少なかった．GATの眼圧測定値がgoldstandardである8）という現状からすればIcarePROの測定値はGATに近づいたことになり，その結果測定精度はIcareより改善されていると思われた．仰臥位による眼圧上昇に関しては今までにも他の眼圧計による多数の報告例がある．Pneumatonometer（Reichert社）を用いたものでは座位と比べて3.9.4.2mmHg上昇したとの報告がある9,10）．TonopenRXL，TonopenRAVIA（Reichert社）などを用いたものでは0.76.2.2mmHg上昇したとの報告がある6,9.12）．また，本研究で用いたIcarePROで測定した仰臥位による眼圧上昇に関してもいくつかの報告例がある．これも対象患者において緑内障の有無などが異なるが，平均上昇値が.0.9.2.9mmHgであった6,7,9,13）．報告例の大半では平均値は上昇しているものの，なかには0.9mmHg低下した報告例もある9）．当診療所で調査した結果では座位と比べIcareで1.8mmHg，IcarePROで2.0mmHgの上昇（103）0510152025Icare（N）IcarePRO（N）Icare（G）IcarePRO（G）眼圧値（mmHg）13.5±3.415.2±3.613.0±2.714.9±2.816.2±4.518.3±4.715.2±3.617.4±3.6■座位■仰臥位図7正常者と緑内障患者別における仰臥位に伴う眼圧上昇度の比較N：正常群，G：緑内障群．数値は眼圧平均値±標準偏差．を認め両機器間における有意差はなかった．この結果はIcarePROに関しては報告例の範囲内ではあった．また，対象者を正常群と緑内障群に分けて眼圧上昇度をみたところ，緑内障群のほうが若干高値であったがこれも有意差はなかった．過去の報告6,7,9,13）でも緑内障患者における上昇度が高い傾向があり，本研究もそれに沿った結果となった．仰臥位に伴う眼圧上昇は緑内障における眼圧の日内変動において重要なファクターである．Kiuchiらは正常眼圧緑内障患者において仰臥位眼圧および仰臥位眼圧上昇幅とMDslopeとの関係を調べたところ，有意な負の相関を認めたと報告している14）．このことから，緑内障治療向上のためには仰臥位眼圧上昇幅も可能な限り小さくすることが必要であると思われる．本研究でもIcarePROによる測定で眼圧が7.4mmHg上昇した症例があった．仰臥位でIcareのように顔を横に向ける手間がなく簡便に測定できるIcarePROは，緑内障患者に対する治療方針決定において有用な機器であると思われた．このようにIcareの欠点を改善したIcarePROは眼圧測定精度などでIcareより優位であることが示された．そのため仰臥位での眼圧測定など，眼圧の日内変動を中心とした緑内障の治療方針の決定にこれまで以上に役立つことが考えられる．以上のことからIcarePROはIcareよりも有用であることが示唆された．利益相反：利益相反公表基準に該当なし【文献】1）BlandM,AltmanDG：Statisticalmethodsforassessingagreementbetweentwomethodsofclinicalmeasurement.Lanset1：307-310,19862）HladikovaE,PluhacekF,MaresovaK：ComparisonofmeasurementofintraocularpressurebyICAREPRORtonometerandGoldmannapplanationtonometer.Ceskあたらしい眼科Vol.32，No.7，20151025SlovOftalmol70：90-93,20143）Moreno-MontanesJ,Martinez-de-la-CasaJM,SabaterALetal：ClinicalevaluationofthenewreboundtonometersIcarePROandIcareONEcomparedwiththeGoldmanntonometer.JGlaucoma：inprint,20144）Baneros-RojasP,MartinezdelaCasaJM,Arribas-PardoPetal：ComparisonbetweenGoldmann,IcareProandCorvisSTtonometry.ArchSocEspOftalmol89：260264,20145）SmedowskiA,WeglarzB,TarnawskaDetal：Comparisonofthreeintraocularpressuremeasurementmethodsincludingbiomechanicalpropertiesofthecornea.InvestOphthalmolVisSci55：666-673,20146）SchweierC,HansonJV,FunkJetal：RepeatabilityofintraocularpressuremeasurementswithIcarePROrebound,Tono-PenAVIA,andGoldmanntonometersinsittingandrecliningpositions.BMCOphthalmol13：44,20137）JablonskiKS,RosentreterA,GakiSetal：Clinicaluseofanewposition-independentreboundtonometer.JGlaucoma22：763-767,20138）InternationalOrganizationforStandardization.ISO8612：2009：OphthalmicInstruments─Tonometers.Geneva,ISOCopyrightOffice,20099）BarkanaY,GutfreundS：Measurementofthedifferenceinintraocularpressurebetweenthesittingandlyingbodypositionsinhealthysubjects：directcomparisonoftheIcareProwiththeGoldmannapplanationtonometer,PneumatonometerandTonopenXL.ClinExperimentOphthalmol42：608-614,201410）BarkanaY：Postalchangeinintraocularpressure：acomparisonofmeasurementwithaGoldmanntonometer,TonopenXL,Pneumatonometer,andHA-2.JGlaucoma23：e23-e28,201411）MosterSJ,FakhraieG,VenketeshRetal：RelationshipofcentralthicknesstoposturalIOPchangesinpatientswithandwithoutglaucomainsouthernIndia.IntOphthalmol32：307-311,201212）NakakuraS,MoriE,YamamotoM：Intradeviceandinterdeviceagreementbetweenareboundtonometer,IcarePRO,andthetonopenXLandKowahand-heldapplanationtonometerwhenusedinsittingandsupineposition.JGlaucoma：inprint201413）OzkokA,TamcelikN,CaparOetal：Posture-inducedchangesinintraocularpressure：comparisonofpseudoexfoliationglaucomaandprimaryopen-angleglaucoma.JpnJOphthalmol58：261-266,201414）KiuchiT,MotoyamaY,OshikaT：Relationshipofprogressionofvisualfielddamagetoposturalchangesinintraocularpressureinpatientswithnormal-tensionglaucoma.Ophthalmology113：2150-2155,2006＊＊＊（104）</p>
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