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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; コンパクトデジタルカメラ</title>
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		<title>コンパクトデジタルカメラを用いた眼所見の写真撮影の試み</title>
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		<pubDate>Sun, 31 Aug 2008 03:25:32 +0000</pubDate>
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ことで遠隔診断を行い救命可能となった報告9）など，検査情報のデジタル化による汎用性の拡大による遠隔医療に対するメリットは多大であると考えられる．眼科診療においても専用のデジタル画像撮影装置の開発により眼科疾患をデジタル画像として撮影することができ，診療経過の記録や患者への説明，専門医へのコンサルトなどに一般的に用いられている．遠隔診療という観点からは，眼科診療では医師が観察する他覚的所見や画像情報が非常に有用であり，なかでも前眼部疾患の多くが細隙灯顕微鏡を用いて診断に至ることを考えると，眼科は遠隔医療を行いやすい要素をもつ診療科であると考えられる．一方，専用のデジタル画像撮影装置は高価でありすべての病院に普及しているとは言い難く，特に小規模病院，診療所，さらには遠隔地の医療機関ではそうした撮影装置を所有していない診療施設も多い．筆者らが本報告で行った市販のコンパクトデジタルカメラを用いた撮影法では，外眼部，前眼部，中間透光体において臨床上診断に過不足ない画像を熟練者でなくても容易に得ることができた．コンパクトデジタルカメラによる31万画素，79万画素，708万画素での撮影を，臨床上用いられることが多いと考えられる条件であるLサイズに印刷またはディスプレイに表示して得られる臨床所見は，専用のデジタル画像撮影装置と比較して同程度であった．一般にカメラによる撮影では，1画素当たりの撮像素子面積が大きいほど受光量に余裕が生じ写真の画質が向上するため，画質に関しては最終的に表示するサイズに応じて，各撮影機器のもつ撮像素子に適切な画素数の選択を行うことが望ましい．本報告で比較を行ったLサイズへの印刷やディスプレイへの表示の場合，撮影時の画素数にかかわらず一定以上のデータは間引かれることが撮影時の画素数に影響せず同程度の臨床所見が得られた理由と考えられた．この方法により，専用の画像撮影装置の設備がない病院でも画像情報を汎用性のあるデジタルデータとして低コストで容易に得ることができる．インターネット回線を用いてデジタルデータのやりとりを行ううえでのデータ容量に関しては，眼科診療で有用な画質を維持できる圧縮法や，公衆回線を使用して伝送することが可能でかつNTSC（NationalTelevisionSystemCommittee）レベルの解像度をもつ眼科立体動画像の圧縮法について報告10）されている．筆者らがコンパクトデジタルカメラを用いて撮影した画像の容量は，31万画素では約100キロバイト，708万画素では約1.0メガバイトとなり，ともに現在一般的となったといえるインターネットブロードバンドを介してのデータの授受が可能であり，個々あるいは施設間での情報交換の場合においても有効に利用しうると考えられた．これにより指導医や専門医へのコンサルトや，眼科医のいない地域におけるプライマリケアへの応用についても十分期待でき，地域医療格差是正や医療費の低減に役立つことも予想された．一方，広く普及した画像撮影装置として，コンパクトデジタルカメラ以外に撮影装置機能付きの携帯電話があげられるが，その携帯電話に付属したメール機能を利用することで即座に送信しリアルタイムのコンサルトが可能という点で優れており，携帯電話機種の改良により今後将来に大きな期待がもてる．インターネットを介した医療情報の共有による遠隔医療は，インターネットの普及によりさらに一般的になることが予想されるが，個人情報保護に関して配慮が必要とされる．高誠11）らは，遠隔地画像診断のための医用画像の個人情報遮蔽と暗号化を行うことで医用画像や個人情報の第三者への漏洩を防止できるシステムの構築を試みている．医療情報の漏洩防止に十分な配慮を行うことにより，眼科領域における遠隔医療のさらなる発展が期待される．文献1）南浩二，青木洋三，嶋田浩介ほか：わが施設のIT戦略遠隔術中迅速病理診断の有用性．地域医療42：44-48,20042）川村直樹，吉田由香里，酒井一博ほか：インターネットを利用した遠隔細胞診の診断成績と課題．日本臨床細胞学会雑誌43：205-213,20043）村上謙介，富田隆浩，松本乾児ほか：脳神経外科領域における画像電送システムによる遠隔医療地域医療，患者サービスの向上にむけて．青森県立中央病院医誌49：90-91,20044）原田潤太：病診連携を活性化する「画像の連携」．小児科診療66：197-201,20035）市川光太郎，山田至康，田中哲郎：小児救急医療における&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page5あたらしい眼科Vol.25，No.8，20081181（135）遠隔医療システムの実験双方向かつリアルタイムの動画像・音声伝送システムの応用．小児科臨床55：995-1001,20026）瀧健治，加藤博之，平原健司：プレホスピタルケアにおける画像伝送システムの有用性．日本救命医療学会雑誌15：99-106,20017）滝沢正臣，村瀬澄夫：日本における遠隔医療のあゆみと課題なぜ実用期に入れないのか．医学のあゆみ200：783-787,20028）WatanabeAtsushi：山岳地帯の冬季スポーツにより持続性頭部損傷を受傷した患者に対するテレビ電話によるリアルタイム遠隔診断の有用性．医療情報学23：215-222,20039）江副英理，伊藤靖，山直也ほか：遠隔地域からのEメールを用いた画像伝送ならびに救急車からの救急現場画像伝送システムについて．日本腹部救急医学会雑誌26：611-616,200610）畠山修東，林弘樹，三田村好矩ほか：眼科遠隔医療支援のための立体動画像伝送システムの開発新圧縮アルゴリズム及び立体視パラメータの検討．電子情報通信学会技術研究報告（MEとバイオサイバネティックス）101：43-46,200111）高誠治郎：遠隔地画像診断のための医用画像の個人情報遮蔽と暗号化の試み．近畿大学医学雑誌26：259-267,2001＊＊＊</p>
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