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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; コンプライアンス</title>
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		<title>緑内障における患者教育が眼圧下降とその持続に及ぼす効果</title>
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		<pubDate>Sun, 30 Oct 2011 15:28:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
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		<category><![CDATA[アドヒアランス]]></category>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>0910-1810/11/\100/頁/JCOPY（123）1491《原著》あたらしい眼科28（10）：1491?1494，2011cはじめに緑内障治療ではアドヒアランスの向上が重要である1）．アドヒアランスに影響を及ぼす要因として医師と患者のコミュニケーション，点眼する目的を理解すること2），点眼薬剤数3），点眼回数41）などが知られている．最近では特に点眼容器の形状改良による扱いやすさが有効であるという報告5）もある．また，治療効果を上げるための有意義なシステムとして，緑内障教育入院の有用性も報告されている6）．しかし，これらの要因が眼圧にどのように影響するかに関しての検討は十分にされていない．そこで本研究では，緑内障患者に対して患者教育を行うことにより眼圧にどのような影響があるかを調べた．I対象および方法1.対象広義原発開放隅角緑内障患者を対象とした．選択基準は，〔別刷請求先〕植田俊彦：〒142-0088東京都品川区旗の台1-5-8昭和大学医学部眼科学教室Reprintrequests：ToshihikoUeda,M.D.,DepartmentofOphthalmology,SchoolofMedicine,ShowaUniversity,1-5-8Hatanodai,Shinagawa-ku,Tokyo142-0088,JAPAN緑内障における患者教育が眼圧下降とその持続に及ぼす効果植田俊彦＊1,2笹元威宏＊1平松類＊1,2南條美智子＊2大石玲児＊3＊1昭和大学医学部眼科学教室＊2三友堂病院眼科＊3三友堂病院薬剤部EffectofPatientEducationontheDecreaseinIntraocularPressureandIt’sDurationinGlaucomaPatientsToshihikoUeda1,2）,TakehiroSasamoto1）,RuiHiramatsu1,2）,MichikoNanjyo2）andReijiOhishi3）1）DepartmentofOphthalmology,ShowaUniversitySchoolofMedicine,2）DepartmentofOphthalmology,SanyudoHospital,3）PharmaceuticalDepartment,SanyudoHospital目的：緑内障患者を対象とし患者教育（点眼指導と疾患説明）による眼圧下降効果を調べること．対象および方法：2年以上緑内障点眼治療を受け少なくとも6カ月以上点眼の変更がなく，かつ視野に変化のない緑内障患者を対象とした．眼圧測定者を盲検化した2群間（A群：n＝30とB群：n＝27）比較，前向き臨床試験を行った．介入開始から3カ月間，1回/月，両群に対して医師による小冊子を用いた緑内障の点眼方法と疾患啓発に関する説明を行う．さらにB群にのみ看護師による点眼実技指導を追加する．眼圧測定は介入前と9カ月間行った．結果：眼圧はベースラインと比べ3カ月後でA群では1.2±1.8mmHg，B群では2.0±1.9mmHg（p＜0.05）下降した．教育終了後にも両群では眼圧下降効果は持続したが，B群のほうが3，5カ月後で有意に下降した（p＜0.05）．結論：患者教育には眼圧下降効果がある．特に点眼実技指導には眼圧下降効果がある．Thisstudysoughttofindtheintraocularpressure（IOP）-loweringeffectofglaucomapatienteducationcomprisingpatientinstructionforeyedropsanddiseaseexplanation,inglaucomapatients.Aprospectiveclinicalinterventionstudywasperformed.Onceamonth,on3occasions,thephysicianlecturedthepatientsinbothAgroup（n＝30）andBgroup（n＝27）regardinginstructionforeyedropsanddiseaseexplanation,withatextbook.ForBgrouppatients,eyedropsperformancewasinstructedbyanurse.IOPwasmeasuredbeforeintervention（baseline）andfor9monthsafterintervention.After3months,IOPhaddecreased1.2±1.8mmHginAgroupand2.0±1.9mmHg（p＜0.05）inBgroup.Aftertheeducationperiod,theIOP-loweringeffectcontinuedinbothgroups,andsignificantIOPdecreasesobservedat3and5monthsinBgroup,ascomparedtoAgroup.IOPwasdecreasedbypatienteducation,andadditionalpracticalinstructionforeyedropsperformancewasmoreeffective.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）28（10）：1491?1494,2011〕Keywords：緑内障，アドヒアランス，コンプライアンス，点眼指導，眼圧．glaucoma,adherence,compliance,educationofeyedropprocedure,intraocularpressure.1492あたらしい眼科Vol.28，No.10，2011（124）1）緑内障点眼薬の治療を2年以上継続していること，2）過去6カ月以内で点眼薬に変更がないこと，3）過去6カ月間で視野に変化がないこと，4）過去6カ月の眼圧が2mmHg以内の変動であること，5）緑内障以外に眼圧に影響する疾患のないこと，6）同意能力のあること，7）眼圧が目標眼圧7）に達していないこと，とした．年齢，性別，点眼薬剤数は不問とした．また，1）緑内障点眼薬を変更した場合，2）眼の手術をした場合，3）3カ月間観察できなかった場合には対象から除外した．2.介入方法患者教育（疾患教育，点眼説明，点眼実技指導）を行った．試験参加者全員に医師がGlaucomaOphthalmologistCircus企画による緑内障患者教育用小冊子（図1）を見せながら約10分間，疾患教育と点眼説明指導を行った．次いでB群にのみ看護師が約30分間点眼実技指導を行った．これらの患者教育は介入開始日，1カ月後，2カ月後の合計3回行った．疾患教育では，1）眼圧とは何か，2）視野とは何か，3）緑内障では視野がどう変化するか，4）視野と眼圧の関係，の4項目について行った．点眼の説明では，1）何のために点眼するのか，2）涙?部圧迫の方法，3）点眼後閉瞼の方法，4）涙?部圧迫・点眼後閉瞼を2分間行うこと，の4項目について小冊子の図を示しながら行った．また，2種類以上点眼する場合にはその間隔を5分以上開けること，点眼順序はゲル化剤を最後にすること，保管場所は添付書通り定められた場所に保存することなどを説明した．B群にのみ看護師が点眼実技指導として別室（図2）で，1）忘れずに点眼すること，2）眼に確実に滴下すること，3）点眼効果を高めること，の3項目について実技指導した．1）忘れずに点眼するために点眼薬すべてに目立つシールを貼り，点眼時間割表のそれぞれ点眼すべき時間に同じシールを貼り配布した．2）眼に確実に滴下するためにまず看護師が行う点眼行為を患者に観察させる．つぎに，患者に点眼させ，手順どおり点眼しているかどうかを看護師が観察する．各患者に応じたそれぞれの点眼行為の問題点を解決するため，たとえば片手で下眼瞼を押し下げながら点眼する方法，または仰臥位になって上から滴下する方法など説明し練習させた．3）点眼効果を高めるために点眼直後に眼瞼に流出した涙液を拭き取らず，まず閉瞼しながら涙?部を2分間圧迫するように説明し練習させた．3.評価方法割り付けを盲検化された1名の医師がapplanationtonometoryにより午前中で同一時間帯（初回測定時間±1時間）に眼圧を測定した．眼圧測定は介入前と介入後1，2，3カ月と患者教育終了したその後も5，7，9カ月後に測定した．測定者は測定時には診療録上過去の眼圧値を見ないで測定した．4.試験デザイン試験デザインは前向きランダム化，評価者を盲検化した群間比較試験とした．第三者により割り付けられた表に従いランダムに2群（A群とB群）に分け，看護師が割り付け表に従いB群にのみ点眼実技指導を行った．評価者（眼圧測定医師）には盲検化した．三友堂病院倫理委員会の承認を受けた．臨床試験登録番号UMIN000001180．5.データの解析両群各々の介入前を基準とした経時的な眼圧変化には対応のあるt検定を，両群間眼圧変化量比較には介入前眼圧値を考慮し共分散分析法を用いた．有意水準は5％以下とした．図1緑内障に対する説明用冊子全部で6冊ある．医師が試験参加者全員に冊子を提示しながら，約10分間，疾患指導と点眼指導をした．図2点眼実技指導のための個室医師診察室とは別室で点眼実技指導が行われた．どの症例が実技指導を受けているかは医師には盲検化されている．（125）あたらしい眼科Vol.28，No.10，20111493統計ソフトにはSASver9.1を用いた．II結果1.対象試験登録症例数はA群30例57眼とB群30例58眼であった．しかし，B群で3例6眼が患者自己都合によって受診を中断したため脱落し，研究を完了できた症例数はA群30例57眼，B群27例52眼であった．点眼治療を変更した症例，手術をした症例はなかった．背景因子としてA群では女性が多かった．使用している点眼薬剤数，罹病期間，病期にA・B群間で有意差はなかった．平均年齢はそれぞれA群71.8±9.4歳，B群で72.6±8.9歳，点眼薬の種類は1種類がA群28例，B群22例，2種類がA群17例，B群27例，3種類がA群12例，B群3例であった．平均罹病期間はそれぞれ5.9±4.0年と5.2±3.3年であった（表1）．2.眼圧値の変化両群とも介入1カ月後から眼圧が下降し，3回の患者教育後の3カ月後の眼圧はA群ではベースライン17.1±2.5から15.9±2.2mmHg（p＝5.02×10?6）へ，B群では16.8±2.3から14.8±2.0mmHg（p＝1.56×10?9）へ下降した（図3）．その後もA群では5カ月後15.6±2.2，7カ月後15.8±1.9，9カ月16.0±1.9mmHgと下降を続け，B群でも5カ月後14.8±2.5，7カ月後14.8±2.4，9カ月後15.7±2.4mmHgでありベースラインと比べ有意に眼圧下降が持続していた．しかしB群では最も下降した3カ月後の眼圧を基準にすると9カ月後では有意に眼圧が上昇した（p＝0.0027）．眼圧変化量を両群間で比較すると始めの2カ月間では有意差はなかったが，B群のほうが3カ月後（p＝0.0043）と5カ月後（p＝0.0334）と有意に眼圧が下降したが，7カ月後と9カ月後では再び両群間に差がなくなった（表2）．III考按症状に乏しく，長期間の投薬が必要である緑内障のような慢性疾患の治療では，患者自身のアドヒアランスが重要性であると報告8）されている．GlaucomaAdherencePersistencyStudy（GAPS）では，眼圧下降薬の最も高い継続率は，6カ月と報告されている9）．また，薬効を高めるために経口する内服薬の場合と比べて点眼薬の場合では，点眼行為それ自体に高いアドヒアランス遵守が求められる．今回の試験では月に1回，3カ月間の疾患教育・点眼説明により眼圧が下降し，さらに点眼実技指導を加えたB群では約2mmHg眼圧下降が得られた．今回の対象症例はまったく緑内障の知識がない症例ではなく平均5年間，外来診療を通じてインフォームド・コンセントを行ってきた症例である．それでも改めて教育指導，特に点眼実技指導することには眼圧下降効果が得られるという結果となった．しかし両群とも眼圧が下がったことから眼圧測定評価者が試験期間中に意図的に低めに測定したというバイアスも考えられるが，各測定時点で前回の値を知らずに眼圧測定していること，評価者を盲検化し点眼実技指導を追加したB群で有意に眼圧下降が得られたことより，このようなバイアスは表1背景因子A群B群年齢（歳）71.8±9.472.6±8.9性別男性（例）女性（例）8221413点眼種類（眼）1種類2種類3種類28171222273罹病期間（年）5.9±4.05.2±3.3表2眼圧ベースラインと比べた変化量の両群間比較123579（カ月）A群?1.26±1.65?1.58±1.73?1.21±1.81?1.23±1.93?1.59±2.13?1.07±2.03B群?1.19±1.67?1.81±1.92?1.98±1.95?1.92±2.10?1.92±2.36?1.04±2.41〔共分散分析〕＊p＝0.0043，＊＊p＝0.0334.＊＊＊201816140眼圧（mmHg）前123579観察期間（月数）：A群：B群図3眼圧の経時変化患者教育は介入開始時，1と2カ月まで行われている．眼圧の経過ではベースラインがA群では17.1±2.5mmHgで，B群では16.8±2.3mmHgであった．試験開始1カ月後から両群ともに下降した．3カ月以降は患者教育を行わずに経過観察している．ベースラインと比較しA・B群ともに各時点で有意に眼圧が下降した（p＜0.05）．B群では3カ月後の眼圧を基準にすると9カ月後では有意に眼圧が上昇した．1494あたらしい眼科Vol.28，No.10，2011（126）今回の試験に影響ないと考えられる．しかし，今回の両群の背景因子として男女比に有意差があった．男性のほうがノンコンプライアンスの確率が高いといわれている10）．このことが本試験の結果に影響する可能性も否定できない．また，今回の選択基準は，過去6カ月の眼圧変動を2mmHg以内としたために，介入後にもその変動が影響する可能性がある．介入前と介入後平均値の差でみればB群では2mmHgの下降であったが，共分散分析で統計学的に解析すると有意差はあった．またこの2mmHgの下降は，1mmHgの眼圧下降が視野悪化リスクを10％低下させるというEarlyManifestGlaucomaTrialGroup（EMGT）によるEMGTstudy11）の観点から考えても臨床的にも意味のある下降であると考えられる．今回は緑内障治療に関与すると考えられる教育内容で行った．点眼液が鼻涙管を経由して鼻粘膜からも吸収され全身の合併症をきたすといわれているので，涙?部圧迫や閉瞼には副作用軽減効果のみならず眼球への移行を高める効果があるとされている12）．また，点眼目的の理解が点眼し忘れを予防する効果があるといわれている13）．しかし，このような個々の因子が，どの程度の割合で眼圧下降に寄与したのかは検討していない．月に1回の指導とはいえ，医師と看護師が合わせて約40分の指導時間は日常の外来診療のなかでは必ずしも実行できない．今後さらにどんな指導項目が最も有効なのかを詳しく検討する必要があると考えられる．B群では患者教育終了2カ月（介入開始から5カ月）後，4カ月（介入開始から7カ月）後では眼圧下降が維持されていたが，6カ月（介入開始から9カ月）経過すると最も眼圧が下降した介入3カ月後と比べて有意に眼圧が上昇し，それに対してA群では介入6カ月後でも眼圧に変化なく，むしろ両群の差がなくなった．このことより患者教育効果は半年の持続があるものの特に点眼実技指導効果は4カ月程度しか持続していないと推測される．患者が緑内障に関する知識や点眼手順を獲得できても，持続はある一定期間なので定期的な患者教育または学習できるツールを用意する必要があるのかもしれない．実際，試験対象者から「これらの指導効果を継続するのはむずかしい」，「来院ごとに指導を受けているが指導期間が過ぎれば忘れてしまいそうだ」との訴えもあった．緑内障治療に関する知識は一度獲得されると長続きするが，特に点眼実技法の持続はよりむずかしく，くり返して指導する必要があるかもしれない．今回の研究では点眼種類数の違い，点眼し忘れの回数，涙?部圧迫時間，圧迫方法，閉瞼時間などが眼圧下降にどの程度関与しているかなどの項目の有効性を統計的に検討するには症例数が少なかった．しかし，緑内障患者にとって患者教育（疾患指導・点眼指導・点眼実技指導）を行うことは眼圧下降効果があるかもしれず，将来，多施設でより多数症例での臨床研究を行うための基礎研究として本研究は役立つであろう．文献1）植田俊彦：緑内障患者のアドヒアランスとコンプライアンスレベルの上昇が眼圧下降に及ぼす影響．眼薬理23：38-40,20092）吉川啓司：コンプライアンスを高める患者説明．臨床と薬物治療19：1106-1108,20003）MacKeanJM,ElkingtonAR：Compliancewithtreatmentofpatientswithchronicopen-angleglaucoma.BrJOphthalmol67：46-49,19834）NordstormBL,FriedmanDS,MozaffariEetal：Persistenceandadherencewithtopicalglaucomatherapy.AmJOphthalmol140：598-606,20055）兵頭涼子，溝上志朗，川崎史朗ほか：高齢者が使いやすい緑内障点眼容器の検討．あたらしい眼科24：371-376,20076）古沢千昌，安田典子，中元兼二ほか：緑内障教育入院の実際と効果．あたらしい眼科23：651-653,20067）緑内障診療ガイドライン作成委員会：緑内障診療ガイドライン（第2版）．日眼会誌107：777-814,20068）GrayTA,OrtonLC,HensonDetal：Interventionsforimprovingadherencetoocularhypotensivetherapy.CochraneDatabaseSysRev15：CD006132,20099）NordstormBL,FriedmanDS,MozaffariEetal：Persistenceandadherencewithtopicalglaucomatherapy.AmJOphthalmol140：598-606,200510）KonstasAG,MaskalerisG,GratsonidisSetal：ComplianceandviewpointofglaucomapatientsinGreece.Eye14：752-756,200011）LeskeMC,HeijlA,HusseinMetal：Factorsforglaucomaprogressionandtheeffectoftreatment.ArchOphthalmol121：48-56,200312）ZimmermanTJ,SharirM,NardinGFetal：Therapeuticindexofpilocarpine,carbachol,andtimololwithnasolacrimalocclusion.AmJOphthalmol114：1-7,199213）ChangJSJr,LeeDA,PeturssonGetal：Theeffectofaglaucomamedicationremindercaponpatientcomplicanceandintraocularpressure.JOculPharmacol7：117-124,1991＊＊＊</p>
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		<title>カルテオロール持続点眼液の使用感のアンケート調査</title>
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		<pubDate>Sat, 31 May 2008 08:21:43 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page1（153）7290910-1810/08/\100/頁/JCLSあたらしい眼科25（5）：729732，2008cはじめに緑内障は長期にわたって管理の必要な疾患であり，ほとんどの患者が点眼薬を使用している．点眼治療を有効にするためには，コンプライアンスが大変重要であり，コンプライアンスを高めるために，多くの調査，工夫がされてきている13）．コンプライアンスを高める要因としては患者教育が大切である4,5）が，点眼薬の利便性，使用感も重要である．2007年7月より発売された，カルテオロール持続点眼液（ミケランRLA点眼液2％）（以下，MKLA）は1日1回の点眼でよく，持続化剤としてアルギン酸を用いている．そのため，従来のゲル製剤より使用感は良好とされている．今回，筆者らはMKLAの使用感や利便性についてアンケート調査を行ったので報告する．I対象および方法1.対象参加6施設で通院中の，眼圧の安定している緑内障および高眼圧症患者で，アンケート調査に同意の得られた117人〔別刷請求先〕湖淳：〒545-0021大阪市阿倍野区阪南町1-51-10湖崎眼科Reprintrequests：JunKozaki,M.D.,KozakiEyeClinic,1-51-10Hannan-cho,Abeno-ku,Osaka-city,Osaka545-0021,JAPANカルテオロール持続点眼液の使用感のアンケート調査湖淳＊1稲本裕一＊2岩崎直樹＊3尾上晋吾＊4杉浦寅男＊5平山容子＊6＊1湖崎眼科＊2稲本眼科医院＊3イワサキ眼科医院＊4尾上眼科医院＊5杉浦眼科＊6平山眼科QuestionnaireSurveyofGlaucomaPatients’ImpressionofLong-ActingCarteololOphthalmicSolutionJunKozaki1）,YuichiInamoto2）,NaokiIwasaki3）,ShingoOnoue4）,ToraoSugiura5）andYokoHirayama6）1）KozakiEyeClinic,2）InamotoEyeClinic,3）IwasakiEyeClinic,4）OnoueEyeClinic,5）SugiuraEyeClinic,6）HirayamaEyeClinicカルテオロール持続点眼液（ミケランRLA点眼液2％）（MKLA）は1日1回の点眼でよく，持続化剤としてアルギン酸を用いているため，粘稠性は軽減されている．今回，従来のb遮断薬あるいは炭酸脱水酵素阻害薬点眼液が投与されて安定している緑内障および高眼圧症患者117人について，MKLAに変更したときの使用感，利便性についてアンケート調査を行った．変更前後で視力，眼圧に有意差はなかった．カルテオロール点眼液（MK）から変更した群は39例で，89％が1回点眼のMKLAの方が便利と答え，97％がMKLAへの変更を希望した．マレイン酸チモロールのゲル製剤から変更した群は50例で，60％が差し心地が良いと答え，86％がMKLAの継続を希望した．全体ではコンプライアンスが良好な患者は82％で，MKLAに変更しても変わらないと答えた患者は56％であったが，78％は点眼回数が減ることを望んでいた．90％の患者がMKLAの継続を希望した．Long-actingcarteololophthalmicsolution（MKLA）needstobeadministeredonlyoncedaily,anditsviscosityislowerthantheconventionalsolution,thankstotheuseofalginicacidtoprolongitsaction.Aquestionnairesur-veyofuser’simpression,conveniencesetc.inregardtoswitchingfromconventionalophthalmicsolutionstoMKLAwasrecentlycarriedoutin117glaucomapatients.NeithervisualacuitynorintraocularpressureafterswitchingtoMKLAdieredsignicantlyfrompre-switchinglevels.Ofthegroupthatswitchedfromconventionalcarteololoph-thalmicsolution（MK）toMKLA（n＝39）,89％ratedMKLAasconvenientbecauseofitsonce-dailytreatment,and97％wishedtocontinuereceivingMKLA.OfthegroupthatswitchedfromtimololmaleategeltoMKLA（n＝50）,60％ratedMKLAasmorecomfortableand86％desiredtocontinuereceivingit.Overall,78％ofthepatientswel-comedthedecreaseindosingfrequency,and90％desiredtocontinuereceivingMKLA.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）25（5）：729732,2008〕Keywords：カルテオロール持続点眼液，アルギン酸，アンケート調査，コンプライアンス，ゲル製剤．long-act-ingcarteololophthalmicsolution,alginicacid,questionnairesurvey,compliance,gel.&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page2730あたらしい眼科Vol.25，No.5，2008（154）して，無しが82％であった．Q2の1回点眼で点眼忘れは，少なくなるが44％，変わらないが56％，多くなるが0％であった．変更後のQ3の1回点眼は，便利が78％，変わらないが19％，便利でないが3％であった．Q4の差し心地は？に対して，良いが59％，良くないが10％，変わらないが31％であった．Q5のどちらが良いかに対して，前の方が良いが12％，どちらでもないが25％，MKLAの方が良いが63％であった．Q6の続けたいかに対して，“はい”が90％“いいえ”が10％であった．MKLAの継続に関しては，眼圧上昇で診察医が不適と判断した2人と希望のなかった12人を除き88％が継続となった．Q5の前の方が良いと答えた12％に比較し，Q6の続けたいかの質問に“いいえ”と答えたのが10％と減っているのは，使い心地は悪いが眼圧が下降したためMKLAの継続を希望したからである（表1）．MKからMKLAへの変更は39人であった．変更前の視力は，0.91±0.29，眼圧は16.7±2.3mmHg，変更後の視力は0.90±0.30，眼圧は16.4±2.4mmHgで，視力，眼圧のいずれも有意差はなかった．アンケートでは，MKLA変更前のQ1の点眼忘れに対して，無しが87％であった．Q2の1回点眼で点眼忘れは，少なくなるが50％，変わらないが50％，多くなるが0％であった．変更後のQ3の1回点眼は，便利が89％，変わらないが8％，便利でないが3％であった．MKLAが便利でないと答えた患者は1例で，そのコメントは1日2回点眼の方が精神的に安心するとのことであった．Q4の差し心地は？に対して，良いが54％，良くないが10％，変わらないが36％であった．Q5のどちらが良いかに対して，MKの方が良いが8％，どちらでもないが20％，MKLAの方が良いが72を対象とした．男性は38人，女性は79人で，平均年齢は66.8±11歳であった．内訳は原発開放隅角緑内障50人，正常眼圧緑内障14人，閉塞隅角緑内障（レーザー虹彩切開術および白内障術後）8人，高眼圧症37人，および続発緑内障8人であった．なお，本研究はヘルシンキ宣言の趣旨に則り，共同して設置した，倫理審査委員会の承認を得て実施した．2.方法現在使用しているb遮断薬点眼あるいは炭酸脱水酵素阻害薬点眼液をMKLAに変更し，変更前および変更1カ月後に視力，眼圧などの検査を行い，患者にはコンプライアンス，差し心地，利便性，継続希望などについてアンケート用紙に記入してもらった．患者が継続の希望がない場合と診察医が不適と判断した症例は点眼を変更前にもどした．変更前の点眼は，従来の1日2回点眼のカルテオロール点眼液（ミケランR点眼液2％）（以下，MK）を単剤で使用していた症例は28人，他剤と併用していた症例は11人で合計39人であった．マレイン酸チモロールのゲル製剤（チモプトールRXE点眼液0.5％あるいはリズモンRTG点眼液0.5％）（以下，TMG）は，単剤で使用していた人は27人，他剤と併用していた人は23人で合計50例であった．その他は28人であった．II結果全体の117人では，MKLAに変更前の視力は0.93±0.24，眼圧は17.2±2.9mmHg，変更後の視力は0.92±0.25，眼圧は17.0±3.3mmHgと両方とも有意差はなかった．アンケートでは，MKLAに変更前のQ1の点眼忘れに対表1アンケート結果：MKLAに変更した全症例（n＝117）Q1.点眼忘れ無し82％週1回14％週2回4％Q2.1回点眼で点眼忘れは？少なくなる44％変わらない56％多くなる0％Q3.1回点眼は便利78％変わらない19％便利でない3％Q4.差し心地は？良い59％良くない10％変わらない31％Q5.どちらが良い？前の方が良い12％どちらでもない25％今の方が良い63％Q6.続けたいか？はい90％いいえ10％表2アンケート結果：MKからMKLAに変更（n＝39）Q1.点眼忘れ無し87％週1回13％週2回0％Q2.1回点眼で点眼忘れは？少なくなる50％変わらない50％多くなる0％Q3.1回点眼は便利89％変わらない8％便利でない3％Q4.差し心地は？良い54％良くない10％変わらない36％Q5.どちらが良い？前の方が良い8％どちらでもない20％今の方が良い72％Q6.続けたいか？はい97％いいえ3％&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page3あたらしい眼科Vol.25，No.5，2008731（155）まり，点眼は多くても我慢して守るが，できれば回数は少ない方がいいということであろう．差し心地についてMKからMKLAへの変更の群では，54％が良いと答えている．“しみない”との理由が最も多く，“霧視がない”“ねばつきがない”というのが続いた．また，10％が良くないと答えている．理由は“ねばつきを感じる”というのがほとんどであった．TMGからMKLAへの変更群では60％が良いと答えた．理由は“ねばつきがない”というのがほとんどで，“霧視がない”がつぎに多かった．良くないという答えは10％で，“ねばつき”“霧視”“しみる”というのが少数あった．点眼回数1日1回の利便性について，1日2回の方が安心感があるというコメントがあり，粘稠性については，“ねばつき”がある方が，入った感じがわかる，持続力を感じるというコメントもあった．多少の好みはあるものの，MKからMKLAへの変更群では97％，TMGからMKLAへの変更群では86％，全体では90％の患者がMKLAへの変更を希望していたことから，MKLAは緑内障患者の点眼治療のコンプライアンスやQOL（qualityoflife）を高めることができる有用な点眼液と思われた．文献1）塚原重雄：緑内障薬物療法とcompliance．眼臨79：349-354,19852）阿部春樹：薬物療法，コンプライアンスを良くするには．あたらしい眼科16：907-912,19993）佐々木隆弥，山林茂樹，塚原重雄ほか：緑内障薬物療法における点眼モニターの試作およびその応用．臨眼40：731-734,19864）古沢千晶，安田典子，中本兼二ほか：緑内障一日入院の実際と効果．あたらしい眼科23：651-653,20065）平山容子，岩崎直樹，尾上晋吾ほか：アンケートによる緑内障患者の意識調査．あたらしい眼科17：857-859,20006）高橋雅子，中島正之，東郁郎：緑内障の知識に関するアンケート調査．眼紀49：457-460,19987）仲村優子，仲村佳巳，酒井寛ほか：緑内障患者の点眼薬に関する意識調査．あたらしい眼科20：701-704,20038）小林博，岩切亮，小林かおりほか：緑内障患者の点眼状況．臨眼60：43-47,2006％であった．Q6の続けたいか？に対して，“はい”が97％，“いいえ”が3％であった（表2）．MKLAの継続に関しては，診察医が不適と判断した症例がなかったため，97％が継続となった．TMGからMKLAへの変更は50例であった．変更前の視力は0.93±0.21，眼圧は17.8±3.6mmHg，変更後の視力は0.93±0.23，眼圧は17.7±4.2mmHgで，視力，眼圧のいずれも有意差はなかった．アンケートでは，MKLA変更前のQ1の点眼忘れに対して，無しが82％であった．Q3の1回点眼は，便利が67％，変わらないが31％，便利でないが2％であった．Q4の差し心地は？に対して，良いが60％，良くないが10％，変わらないが30％であった．Q5のどちらが良いかに対して，TMGの方が良いが14％，どちらでもないが36％，MKLAの方が良いが50％であった．Q6の続けたいか？に対して，“はい”が96％，“いいえ”が14％であった（表3）．MKLAの継続に関しては，眼圧上昇のため診察医が不適と判断した1例と希望のなかった7例を除き，42例84％が継続となった．III考按全体のコンプライアンスは82％であった．諸家68）の報告でも80％前後であるが，塚原1）は面接の方法によっても差があると述べている．コンプライアンスは1日2回点眼より，1回点眼の方が良好になるものと予想されたが，50％以上で変わらないという答えであった．これは，仲村ら7），小林ら8），森田ら9）も点眼薬剤数が増えてもコンプライアンスは変わらないか，むしろ向上していると報告しているように，点眼回数の減少はコンプライアンスの向上には必ずしも寄与しない，ということかもしれない．従来のカルテオロール点眼液であるMKから同主成分で持続型のMKLAへの変更では89％の患者が1日1回点眼の利便性を望んでいた．全体でも78％であった．小林ら10）も80％以上の患者が点眼回数の減少などの利便性の向上を希望している，と述べている．また，徳川ら11），佐々田ら12）も0.5％マレイン酸チモロールとゲル製剤を比較して，1日1回点眼という利便性の優位性を述べている．つ表3アンケート結果：TMGからMKLAに変更（n＝50）Q1.点眼忘れ無し82％週1回12％週2回6％Q2.1回点眼で点眼忘れは？少なくなる─変わらない─多くなる─Q3.1回点眼は便利67％変わらない31％便利でない2％Q4.差し心地は？良い60％良くない10％変わらない30％Q5.どちらが良い？前の方が良い14％どちらでもない36％今の方が良い50％Q6.続けたいか？はい86％いいえ14％&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page4732あたらしい眼科Vol.25，No.5，2008（156）11）徳川英樹，大鳥安正，森村浩之ほか：チモロールからチモロールゲル製剤への変更でのアンケート調査結果の検討．眼紀54：724-728,200312）佐々田知子，永山幹夫，山口樹一郎ほか：チモロールゲル製剤の比較．あたらしい眼科18：1443-1446,20019）森田有紀，堀川俊二，安井正和：緑内障患者のコンプライアンス，点眼薬の適正使用に向けて．医薬ジャーナル35：153-158,199910）小林博，岩切亮，小林かおりほか：緑内障患者の点眼薬への意識．臨眼60：37-41,2006＊＊＊</p>
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