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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; リネゾリド</title>
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		<title>リネゾリドによる視神経症の1 例</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Apr 2010 10:53:46 +0000</pubDate>
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見で，眼球運動時の球後部痛がないことなどが薬剤の副作用による視神経症の特徴としている6）．治療については，診断がつき次第に投薬を中止することで視機能は短期間で回復の兆しがみられ1,2），本例でも9日目で回復がはじまった．その後は数カ月間かけて回復することが多い可逆性である．視力回復の程度は本例では1.2まで完全に回復したが，他の報告でも39カ月の経過観察での最終視力は全例0.5以上と比較的良好である1）．本例で視力が完全回復した理由として，発症からリネゾリド中止までの期間が80日と短かったことが考えられる．既報でも150200日で中止した場合は1.0以上に回復しており，中止まで300日以上を要した症例では視力障害が残った1）．したがって本剤の投与患者では視覚症状に十分注意して，発症した場合は早期に中止することで良好な視力回復が期待できる．また，図3リネゾリド投与中止後9日目のGoldmann視野検査（左：左眼，右：右眼）両眼とも中心暗点の改善を認めた．&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page4あたらしい眼科Vol.27，No.4，2010567（151）副腎皮質ステロイド薬投与は無効であり，むしろ悪化の危険も指摘されていて現時点では勧められていない1,2）．文献1）JavaheriM,KhuranaRN,O’HearnTMetal：Linezolid-inducedopticneuropathy：amitochondrialdisorderBrJOphthalmol91：111-115,20072）SaijoT,HayashiK,YamadaHetal：Linezolid-inducedopticneuropathy.AmJOphthalmol139：1114-1116,20053）McKinleySH,ForoozanR：Opticneuropathyassociatedwithlinezolidtreatment.JNeuro-Ophthalmol25：18-21,20054）RuckerJC,HamiltonSR,BardensteinDetal：Linezolid-associatedtoxicopticneuropathy.Neurology66：595-598,20065）CarelliV,Ross-CisnerosFN,SadunAA：Mitochondrialdysfunctionasacauseofopticneuropathies.ProgRetinEyeRes23：53-89,20046）中尾雄三：視路障害をきたす全身薬．あたらしい眼科25：455-460,2008＊＊＊</p>
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