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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 弱視</title>
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		<title>imo vifa を用いたコントラスト感度検査の再現性と 有用性の検討</title>
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		<pubDate>Tue, 30 Dec 2025 15:17:23 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科42（12）：1555.1565，2025cimovifaを用いたコントラスト感度検査の再現性と有用性の検討水上菜美＊1後藤克聡＊1荒木俊介＊1,2山下力＊1,2三木淳司＊1,2＊1川崎医科大学眼科 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科42（12）：1555.1565，2025cimovifaを用いたコントラスト感度検査の再現性と有用性の検討水上菜美＊1後藤克聡＊1荒木俊介＊1,2山下力＊1,2三木淳司＊1,2＊1川崎医科大学眼科学1教室＊2川崎医療福祉大学リハビリテーション学部視能療法学科CRepeatabilityandClinicalUtilityofContrastSensitivityTestingUsingImovifaNamiMizukami1）,KatsutoshiGoto1）,SyunsukeAraki1,2）C,TsutomuYamashita1,2）CandAtsushiMiki1,2）1）DepartmentofOphthalmology1,KawasakiMedicalSchool,2）DepartmentofOrthoptics,FacultyofRehabilitation,KawasakiUniversityofMedicalWelfareC目的：視機能評価機Cimovifa（クリュートメディカルシステムズ）を用いたコントラスト感度（CS）検査の再現性と有用性を検討した．対象および方法：正常眼を対象にC3回連続測定を行い，級内相関係数（ICC）により再現性を評価した．また，白内障CI（視力良好群），白内障CII（視力不良群），視神経疾患，正常群のC4群間でCCSを比較検討した．検査条件は明所と暗所，片眼遮閉下と両眼開放下，視標はリングと縞とし，コントラスト曲線下面積（AULCSF）値を定量した．結果：正常眼のCAULCSF値のCICCはC0.88.0.97と全条件下で高かった．白内障CIIと視神経疾患群の明所CSは白内障CIよりも有意に低下した（p＜0.05）．視神経疾患のCCSは正常群よりも低空間周波数での低下が顕著であった．結論：imovifaのCAULCSF値はいずれの条件下でも高い再現性を示し，各疾患において通常の視力検査では検出できない視覚の質の評価に有用であることが示唆された．CPurpose：ToCevaluateCtheCrepeatabilityCandCclinicalCutilityCofCcontrastsensitivity（CS）testingCusingCtheCimovifa（CREWTCMedicalSystems）visualC.eldCanalyzer.CSubjectsandMethods：RepeatabilityCwasCassessedCbyCper-formingthreeconsecutivemeasurementsonnormaleyesandcalculatingtheintraclasscorrelationcoe.cient（ICC）C.CSwascomparedamongfourgroups：（1）cataract（CAT）groupI（goodvisiongroup）,（2）CATgroupII（poorvisiongroup）,（3）opticneuropathy（ON）C,and（4）anormalgroup.Testconditionsincludedphotopicandscotopic,monocularocclusionandbinocularopen,withvisualstimuliconsistingofringsandstripes.Theareaunderthelogcontrastsensitivityfunction（AULCSF）wasquanti.ed.Results：TheICCforAULCSFvaluesinnormaleyeswashigh（0.88to0.97）underallconditions.PhotopicCSwassigni.cantlyreducedinCATgroupIIandONcomparedtoCATgroupI（p＜0.05）C.CSintheONgroupshowedamorepronounceddeclineatlowspatialfrequenciescom-paredCtoCtheCnormalCgroup.CConclusion：AULCSFCvaluesCmeasuredCbyCimoCvifaCdemonstratedChighCrepeatabilityCunderCallCconditions,CandCsuggestCthatCimoCvifaCbasedCquanti.cationCofCCSCmayCbeCusefulCforCassessingCqualityCofCvisioninvariousdiseases.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C42（12）：1555.1565,C2025〕Keywords：コントラスト感度，再現性，白内障，視神経，弱視．contrastsensitivity,repeatability,cataract,opticnerve,amblyopia.Cはじめにわれわれは，日常生活において色や形，明るさなどさまざまな条件下で物を見ている．しかし，通常の視力検査は白背景に黒字の高コントラスト下での視機能評価であり，形態覚の一部を評価しているに過ぎない．そのため，通常の視力検査では各疾患による視機能への影響を検出できない可能性がある．コントラスト感度は，視力検査ではとらえきれない視機能への微細な影響を評価できる指標の一つである．コントラスト感度検査機器は，視標の呈示方法により外部視標型と内部視標型に分類される．外部視標型は印刷面の劣化や環境照度の影響を受けやすいという欠点があり1），内部視標型と比較〔別刷請求先〕水上菜美：〒701-0192岡山県倉敷市松島C577川崎医科大学眼科学C1教室Reprintrequests：NamiMizukami,DepartmentofOphthalmology,KawasakiMedicalSchool,577,Matsushima,Kurashiki,Okayama701-0192,JAPANCして再現性が低いことが報告されている2）．一方，内部視標型は環境照度を一定に保つことができる1）が，検査は自動的に進行していくため，患者の理解力によっては正確性や再現性が得られにくい場合がある3）．近年，内部視標型のコントラスト感度検査が搭載されたCimovifa（以下，imo，クリュートメディカルシステムズ）が登場した．imoは暗室を必要とせず，片眼遮閉下だけでなく両眼開放下でも視野検査とコントラスト感度検査を行うことができる機器である．しかし，筆者らが調べた限り，これまでCimoを用いたコントラスト感度検査の再現性や疾患での有用性に関する報告はない．本研究では，imoを用いたコントラスト感度検査の再現性，各疾患での有用性について検討を行ったので報告する．CI対象および方法対象はC2024年C2.3月に川崎医科大学附属病院（以下，当院）眼科外来を受診し，imoによるコントラスト感度検査，屈折検査，眼圧検査，細隙灯顕微鏡による前眼部検査，眼底検査，光干渉断層計検査が施行された患者（白内障C28例，視神経疾患C7例，弱視C1例）とした．本研究は当院倫理委員会承認のもと（倫理承認番号：6371-00），ヘルシンキ宣言に準拠して観察研究を実施した．白内障は既報4）を基に最高矯正視力C1.0以上の視力良好群（白内障CI），1.0未満の視力不良群（白内障CII）に分類し，網膜疾患や角膜疾患などの白内障以外の器質的異常を伴う患者は対象から除外した．対照群は，最高矯正視力C1.0以上で，屈折異常以外の眼科的異常がない正常眼とし，角膜乱視C2.00Dを超える患者は除外した．C1.imoによるコントラスト感度検査の仕様imoは内部視標型のコントラスト感度検査機器である（図1）．検査距離はC1Cm，検査条件は明所C100Ccd/mC2，薄暮C10Ccd/m2，暗所C1Ccd/mC2の三つからなる（図2）．視標の形状は，二重円構造（以下，リング視標）と空間周波数特性を用いた正弦波（以下，縞視標）のC2種類が搭載されている．視標の呈示方法は上下法で，呈示時間はC800Cmsとした．視標サイズ（degree）は，リング視標ではC6.3，4.0，2.5，1.6，1.0，0.64のC6種類，縞視標ではC3.0と一定である．空間周波数（cycle/degree：cpd）は，リング視標ではC1.1，1.8，2.8，4.5，7.1，10.2のC6段階，縞視標では，0.6，1.1，2.3，4.6，9.2のC5段階に設定されている．内部モニターにおいて，リング視標では大きさ，縞視標では正弦波の幅と視標の輝度が変化しながら視標が呈示され，被検者の応答をもとにコントラスト感度が決定される．また，imoは両眼開放下での片眼のコントラスト感度測定が可能である（図3）．imoは検査開始から検査後の結果表示まですべて自動で行われ，コントラスト曲線下面積（areaCunderCtheClogCcon-trastCsensitivityfunction：AULCSF）として定量評価が可能である．AULCSF値は，コントラスト感度曲線全体に対する評価方法として各周波数のコントラスト感度を対数値に換算し，その対数グラフの面積を算出した指標である．解析結果には，測定時間，瞳孔径も表示される．C2.検討項目a.正常群における再現性および明所・暗所での比較環境照度を明所と暗所，遮閉条件を片眼遮閉と両眼開放，視標をリング視標と縞視標とした条件下での測定データを用い，その再現性を解析した．屈折矯正は，自覚的屈折検査の結果を基に，画面に表示される矯正方法に従い，器機のダイヤルと付属のアタッチメントレンズを使用して実施した．測定は明所から暗所の順に，同一検者がC3回連続して行い，明所の測定後にC10分間の暗順応を実施した．再現性の評価には，検者内級内相関係数（intraclasscorrelationcoe.cient：ICC）を用いた．また，明所と暗所のコントラスト感度を比較した．さらに，明所における各条件下のC1回目の測定時間，および明所・暗所における各条件下の瞳孔径を解析対象とした．Cb.疾患における有用性白内障CI，白内障CII，視神経疾患を対象に，リング視標を用いた片眼遮閉下の明所および暗所での測定データを抽出し，各疾患群と正常群でコントラスト感度を比較した．また，不同視弱視における片眼遮閉下と両眼開放下での測定データを解析した．C3.統計学的検討小数視力はClogMARに，コントラスト感度はClogコントラスト感度に変換し，解析を行った．正常群における再現性の検討にはCICCを用いた．白内障I，白内障CII，視神経疾患，正常群のC4群間における年齢，眼圧，logMAR，等価球面度数の比較にはCKruskal-Wallis検定を用い，事後検定はSteel-Dwassで行った．各条件下における測定時間および瞳孔径の比較には一元配置分散分析を用い，事後検定にCBon-ferroniの多重比較検定を行った．明所と暗所でのコントラスト感度の比較，各条件下における明所と暗所の瞳孔径の比較には対応のあるCt検定を用いた．また，4群間におけるlogコントラスト感度の比較には共分散分析を用い，年齢を共変量として解析し，事後検定はCTukeyの多重比較で行った．統計解析の有意水準はC5％未満とし，統計ソフトはCSPSSver.22（IBM社）を使用した．明所：100（cd/m2）暗所：1（cd/m2）図1imoによる測定風景被検者は覗き込むような姿勢で測定を行う．暗室を必要とせず，片眼遮閉下および両眼開放下での測定が可能である．視標背景：10（cd/m2）図2imoの視標背景imoは明所と暗所で視標背景が異なり，明所ではC100Ccd/mC2，暗所ではC1Ccd/mC2と設定されている．視標背景はC10Ccd/mC2に固定されている．図3片眼遮閉下および両眼開放下の測定画面a：片眼遮閉下．Cb：両眼開放下．imoでは非検眼背景の選択が可能である．片眼遮閉下の測定では，消灯を選択すると非測定眼が遮閉され，測定眼に固視標と検査視標が呈示される．両眼開放下の測定では，点灯を選択すると測定眼と非測定眼の両眼に固視標が呈示され，検査視標は測定眼にのみ呈示される．のC14例C14眼の正常眼が登録され，右眼のデータを抽出しCII結果た．各条件下でのCICCの結果を表1に示す．C1.正常群における再現性および明所・暗所での比較片眼遮閉下のリング視標では，明所はC10.2CcpdのCICC0.66再現性の検討では，年齢C36.9C±6.7歳（平均C±標準偏差）を除いて高い値（0.73.0.89）を示し，暗所はすべての空間表1正常群におけるimovifaによる級内相関係数ICC級内相関係数CICC測定条件片眼遮閉両眼開放明所p値暗所p値明所p値暗所p値リング視標空間周波数（cpd）C1.1C1.8C2.8C4.5C7.1C10.2CAULCSF値C縞視標空間周波数（cpd）C0.6C1.1C2.3C4.6C9.2CAULCSF値C0.76C0.860.780.890.73C0.66C0.920.36C0.73C0.77C0.780.820.900.001C0.89p＜C0.001C0.93p＜C0.001C0.85p＜C0.001C0.930.002C0.850.009C0.85p＜C0.001C0.960.160C0.780.002C0.68C0.001C0.89p＜C0.001C0.83p＜C0.001C0.83p＜C0.001C0.88p＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001C0.006Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001C0.55C0.59C0.740.970.840.880.950.43C0.75C0.75C0.900.900.950.038C0.820.023C0.92p＜C0.001C0.92p＜C0.001C0.98p＜C0.001C0.90p＜C0.001C0.93p＜C0.001C0.970.106C0.790.001C0.870.001C0.90p＜C0.001C0.97p＜C0.001C0.89p＜C0.001C0.96p＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001p＜C0.001p＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001p＜C0.001表2正常群の各条件下における明所・暗所でのコントラスト感度の比較測定条件片眼遮閉両眼開放明所暗所p値明所暗所p値リング視標空間周波数（cpd）C1.1C1.8C2.8C4.5C7.1C10.2CAULCSF値C2.09±0.06C2.05±0.11C1.90±0.14C1.67±0.24C1.26±0.22C0.98±0.24C1.68±0.15C2.12±0.06C2.08±0.11C1.88±0.16C1.65±0.28C1.24±0.22C1.00±0.23C1.68±0.17C0.029C0.080C0.482C0.520C0.524C0.494C0.467C2.11±0.05C2.07±0.08C1.95±0.11C1.72±0.23C1.25±0.23C0.96±0.23C1.71±0.14C2.11±0.06C2.08±0.12C1.92±0.20C1.70±0.30C1.33±0.27C1.03±0.32C1.72±0.20C0.803C0.622C0.433C0.445C0.060C0.0720.403縞視標空間周波数（cpd）C0.6C1.1C2.3C4.6C9.2CAULCSF値C1.87±0.09C2.05±0.10C1.93±0.17C1.67±0.21C1.33±0.24C2.18±0.17C1.97±0.112.07±0.09C1.89±0.20C1.68±0.22C1.39±0.26C2.21±0.17Cp＜C0.001C0.190C0.010C0.644C0.132C0.057C1.76±0.11C2.01±0.11C1.90±0.08C1.63±0.23C1.34±0.26C2.13±0.14C1.96±0.102.04±0.11C1.86±0.19C1.63±0.28C1.35±0.28C2.17±0.20Cp＜C0.001C0.193C0.329C0.894C0.8580.173C周波数で高い値（0.85.0.93）であった．両眼開放下のリング視標では，明所はC1.1およびC1.8cpdの低空間周波数を除いて高い値（0.74.0.97）を示し，暗所はすべての空間周波数で高い値（0.82.0.98）であった．片眼遮閉下の縞視標では，明所はC0.6cpdでCICC0.36と低く，空間周波数が上がるにつれて高い値（0.73.0.82）を示し，暗所はC1.1cpdを除いて高い値（0.78.0.89）であった．両眼開放下の縞視標では，明所はC0.6cpdでCICC0.43と低く，空間周波数が上がるにつれて高い値（0.75.0.90）を示し，暗所はすべての空間周波数で高い値（0.79.0.97）を示した．AULCSF値のICCは，すべての条件下で高い値（0.88.0.97）であった．正常群の各条件下における明所・暗所のコントラスト感度を比較した結果を表2に示す．片眼遮閉下のリング視標では1.1Ccpd（p＝0.029），縞視標ではC0.6およびC2.3cpdで明所よ表3正常群におけるimovifaによる測定時間表4正常群におけるimovifa測定時の瞳孔径測定条件リング視標C縞視標C片眼遮閉43.4C43.4C測定時間（秒）明所両眼開放44.3C40.9Cp値1.001.00瞳孔径（mm）リング視標C縞視標C瞳孔径（mm）リング視標C縞視標C片眼3.5±0.6C3.4±0.6C片眼4.8±0.9C4.7±1.1C明所暗所両眼開放2.6±0.52.6±0.5両眼開放4.3±1.04.3±0.8Cp値p＜C0.001p＜C0.001p値p＜C0.0010.03C表5各疾患群および正常群における臨床的特徴年齢眼圧ClogMAR等価球面度数白内障I白内障II（n＝23眼）（n＝18眼）67.2±9.5C73.9±7.6C65.7±23.4C32.4±9.5C0.163C0.747p＜C0.001C0.996p＜C0.001C0.01813.5±3.6C15.5±3.3C11.5±2.2C14.2±2.7C0.341C0.207C0.957C0.021C0.549C0.042C.0.10±0.06C0.24±0.23C0.35±0.81C.0.17±0.02p＜C0.001C0.025p＜C0.001C0.252p＜C0.001p＜C0.001.2.67±3.34C.1.95±4.25C0.54±0.54C.3.75±2.85C0.764C0.009C0.38C0.408C0.162p＜C0.001視神経疾患（n＝9眼）正常群（n＝25眼）p値白内障CI白内障CI白内障CI白内障CII白内障CII視神経疾患CvsvsCvsCvsCvsCvs白内障CII視神経疾患正常群視神経疾患正常群正常群り暗所のコントラスト感度が有意に高かった（p＜0.001，p＜0.01）．両眼開放下では縞視標のC0.6Ccpdのみ明所より暗所で有意に高かった（p＜0.001）．各条件下での測定時間および瞳孔径の結果を表3,4に示す．1回の測定時間は，いずれの条件下でもC40秒程度で，各測定時間に有意差はなかった．瞳孔径はリングおよび縞視標ともに片眼遮閉下よりも両眼開放下で有意に小さく，視標による違いはなかった．明所と暗所における瞳孔径の比較では，すべての条件下で明所よりも暗所で有意に大きかった（各p＜0.001）．C2.疾患における有用性白内障CIはC67.2C±9.5歳の16例23眼，白内障IIは73.9C±7.6歳のC12例C18眼，視神経疾患はC65.7C±23.4歳の7例9眼，正常群はC32.4C±9.5歳のC25例C25眼が登録された（表5）．視神経疾患の内訳は，アクアポリンC4抗体陽性視神経炎C3例，ミエリンオリゴデンドロサイトグリコプロテイン抗体陽性視神経炎C1例，非動脈炎性前部虚血性視神経症C1例，ぶどう膜炎関連視神経症C1例，原因不明の視神経萎縮C1例で，いずれも治療後の慢性期症例であった．弱視はC9歳の不同視弱視C1例が登録された．正常群の年齢は白内障CI，白内障CIIおよび視神経疾患と比べて有意に低かった．正常群のClogMARは，白内障I，白内障CIIおよび視神経疾患と比べて有意に良好であった．また，白内障CIのClogMARは白内障CIIおよび視神経疾患よりも有意に良好であった．白内障CI，白内障CII，視神経疾患，正常群における明所および暗所のClogコントラスト感度を表6に示す．明所のClogコントラスト感度において，白内障CIIはすべての空間周波数およびCAULCSF値で白内障CIよりも有意に低下した．視神経疾患は白内障CIよりもすべての空間周波数およびCAULCSF値で有意に低下し，正常群との比較では低空間周波数およびCAULCSF値で有意に低下していた．白内障CIおよびCIIは正常群と有意差がみられなかった．暗所のlogコントラスト感度は明所と同様の傾向であったが，白内障CIIと視神経疾患において低空間周波数およびCAULCSF値で有意差がみられた．白内障の手術前後で測定したC2症例，視神経疾患の代表症例，片眼遮閉下と両眼開放下で測定した不同視弱視C1例の結果を図4～6に示す．CIII考按本研究は，imoによるコントラスト感度測定の有用性を検討した初めての報告である．正常眼における再現性および疾患群における有用性を解析した結果，imoは短時間の測定が可能であり，一部の条件下を除き高い再現性を示した．また，AULCSF値による定量評価により，通常の視力検査では検出できない視機能障害をとらえることが可能であった．表6各疾患群および正常群におけるlogコントラスト感度の比較明所p値空間周波数（cpd）白内障CI白内障CII視神経疾患正常群白内障CICvs白内障CII白内障CICvs視神経疾患白内障CICvs正常群白内障CIIvs視神経疾患白内障CIIvs正常群視神経疾患vs正常群C1.1C1.81±0.17C1.39±0.42C1.21±0.63C2.07±0.08p＜C0.01p＜C0.001C0.979C0.291C0.319C0.018C1.8C1.82±0.57C1.34±0.58C1.15±0.71C2.03±0.11p＜C0.01p＜C0.001C0.949C0.437C0.312C0.030C2.8C1.72±0.21C1.15±0.48C1.05±0.67C1.90±0.17p＜C0.001p＜C0.001C0.850C0.720C0.172C0.031C4.5C1.48±0.31C0.87±0.46C0.91±0.59C1.70±0.28p＜C0.001p＜C0.01C0.880C1.000C0.154C0.142C7.1C0.98±0.35C0.50±0.40C0.53±0.40C1.29±0.32p＜C0.01p＜C0.01C0.987C0.999C0.199C0.169C10.2C0.82±0.23C0.35±0.24C0.40±0.31C0.63±0.47p＜C0.001C0.013C0.417C0.993C0.655C0.781AULCSF値C1.47±0.22C0.95±0.42C0.89±0.53C1.68±0.17p＜C0.001p＜C0.001C0.784C0.810C0.193C0.049暗所p値空間周波数（cpd）白内障CI白内障CII視神経疾患正常群白内障CICvs白内障CII白内障CICvs視神経疾患白内障CICvs正常群白内障CIIvs視神経疾患白内障CIIvs正常群視神経疾患vs正常群C1.1C2.02±0.11C1.78±0.38C1.48±0.68C2.13±0.06C0.245p＜C0.001C0.821p＜C0.01C0.980C0.015C1.8C1.99±0.12C1.62±0.50C1.32±0.80C2.07±0.11C0.053p＜C0.001C0.665C0.044C0.933C0.050C2.8C1.99±0.12C1.43±0.39C1.11±0.76C1.93±0.17p＜C0.001p＜C0.001C0.171C0.044C0.720C0.016C4.5C1.64±0.23C1.14±0.45C0.93±0.62C1.70±0.28p＜C0.01p＜C0.001C0.367C0.269C0.819C0.120C7.1C1.11±0.25C0.73±0.37C0.50±0.36C1.28±0.24p＜C0.01p＜C0.001C0.761C0.088C0.539C0.013C10.2C0.92±0.24C0.51±0.21C0.46±0.32C1.05±0.27p＜C0.001p＜C0.001C0.694C0.785C0.301C0.076AULCSF値C1.62±0.16C1.22±0.36C0.95±0.58C1.72±0.16p＜C0.01p＜C0.001C0.521C0.049C0.730C0.018C1.正常群における再現性と明所・暗所でのコントラスト感度の比較本研究におけるリング視標を用いた明所のコントラスト感度は，片眼遮閉下ではC10.2Ccpdの高空間周波数を除いて高い再現性を示した．金澤ら5）はCCGT-2000を用いてリング視標によるコントラスト感度を検討し，明所では高空間周波数になるにつれてばらつきが大きかったことを報告している．本研究も既報と同様に高空間周波数ほど再現性が低下する傾向がみられた．したがって，imoのリング視標を用いた片眼遮閉下での明所測定では，高空間周波数における測定結果のばらつきに留意し，結果を解釈する必要がある．リング視標を用いた明所の両眼開放下では，1.1およびC1.8cpdの低空間周波数を除いて再現性が高かった．筆者らが調べた限りでは，両眼開放下における片眼のコントラスト感度の再現性を検討した報告はなく，本研究により，imoによる明所の両眼開放下測定では低空間周波数で再現性が低いことが明らかとなった．低空間周波数での再現性が低い理由として，imoはコントラスト感度の測定時にC1.1Ccpdの低空間周波数では再検査を行わず，高空間周波数領域では一つ前の空間周波数よりも高い空間周波数を示した場合に再検査を行う仕様であることがあげられる．すなわち，予測される正常なコントラスト感度曲線（バンドパス型）から逸脱した場合に再検査が行われるしくみである．したがって，imoによる明所での両眼開放下の低空間周波数測定は再現性が低いことを念頭に評価を行う必要がある．片眼遮閉下と両眼開放下で再現性の低い周波数に差異があった原因は不明であるが，両眼開放下における高空間周波数の再現性は片眼遮閉下よりも高かった．このことから高空間周波数に異常をきたす疾患の評価には，両眼開放下での測定が有用であると考えられる．本研究におけるリング視標を用いた暗所でのコントラスト感度は，片眼遮閉下および両眼開放下ともに全空間周波数で高い再現性を示した．また，暗所の再現性は片眼遮閉下および両眼開放下ともに，すべての空間周波数で明所よりも高いことが明らかとなった．HohbergeCr6）は，OPTEC6500CPを用いた検討において，明所での信頼性は高いものの，薄暮での信頼性は低下することを報告している．また，金澤ら5）も薄暮での再現性は明所に比べてやや低下することを示し，その要因として暗順応の影響を指摘している7）．これらの既報は薄暮（10Ccd/Cm2）での検討であるのに対し，本研究は暗所（1Ccd/Cm2）での検討であり，測定条件は完全には一致しない．しかし，本研究における暗所の再現性は明所よりも高く，既報5,6）と異なる結果が得られた．暗所で再現性が高くなった要因として，以下のC3点が考えられる．一つ目は，暗所条件の定義である．本研究における暗所（1Ccd/Cm2）は国際照明委員によるCmesopic域（0.005.C5Ccd/m2）に該当し，純粋なCscotopic域ではない．mesopic域では杆体と錐体が同時に働きやすく，低コントラスト刺激に対する感度が向上することが報告されている8）．そのため，mesopic域によるコントラスト感度向上が，本研究における暗所での高い再現性に寄与した可能性がある．二つ目は，暗a治療前治療後1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007.007.010暗所100.010100.014.014.02.02ContrastThresholdContrastThresholdContrastThresholdContrastThreshold.03.04.03.043030.06.08.11.06.08.111010.16.16.23.23.32.3233.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］b治療前治療後1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007暗所.007.010100.010100.014.014.02.02.03.04.03.043030.06.08.11.06.08.11.161010.16.23.23.323.323.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］図4白内障の治療前後で測定できた2症例a：左眼核白内障．66歳，女性．左眼の見えにくさを訴え，白内障手術目的で当科を紹介受診した．矯正視力はC1.0で眼底に異常所見はなかったが，imoによる明所CAULCSF値はC0.45と低下していたため白内障手術を施行した．白内障術後に視力はC1.0と変化がなかったが，自覚的所見は改善した．さらに，明所CAULCSF値はC1.41と著明に改善し，自覚的所見を反映した結果となった．Cb：左眼後発白内障．64歳，男性．白内障手術からC4年後，左眼のかすみを自覚し当院を受診した．矯正視力はC1.0で眼底に異常所見はなかったが，imoによる明所CAULCSF値はC0.75と低下していたため，YAGレーザーを施行した．その結果，矯正視力はC1.5，明所CAULCSF値はC1.20と著明に改善した．所における瞳孔散大である．瞳孔が散大することにより網膜ずかに低下させるのに対し，暗所では背景輝度による散乱光照度が増加し，mesopic域特有の杆体・錐体の協調効果と相の影響が小さく，測定ノイズが抑制された可能性がある9）．まって，微小コントラストの検出が促進された可能性が考え一方で，本研究では測定順を明所から暗所へと統一して行っられる8,9）．三つ目は，背景輝度による散乱光の影響である．ており，学習効果や順序効果が暗所の再現性向上に寄与した明所では高輝度背景による散乱光が視標のコントラストをわ可能性も否定できない．a左眼右眼1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007.007.010暗所100.010100.014.014.02.02ContrastThresholdContrastThresholdContrastThresholdContrastThreshold.03.04.03.043030.06.08.11.06.08.111010.16.16.23.23.32.3233.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］b左眼右眼1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007暗所.007.010100.010100.014.014.02.03.04.02.03.04.06.083030.06.08.111010.11.16.16.23.23.323.323.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］図5白内障および視神経疾患の代表症例a：両眼白内障．74歳，女性．白内障の手術目的で当科を紹介受診した．矯正視力は右眼0.7，左眼C0.6と低下していたが，imoによるCAULCSF値は，両眼ともに明所C1.19，暗所1.41ともに正常範囲内であった．Cb：右眼アクアポリンC4抗体陽性視神経炎の慢性期．68歳，女性．ステロイドパルス療法および血漿交換療法後，視力は回復したが右眼の見えにくさを自覚していた．矯正視力は右眼C1.0，左眼C1.2，限界フリッカ値は右眼C17CHz，左眼34CHzであった．imoによるCAULCSF値は，明所は右眼C1.04，左眼C1.47，暗所は右眼1.31，左眼C1.62と，右眼で低下していた．また，右眼の明所CAULCSF値の低下は低空間周波数で顕著であった．縞視標を用いた片眼遮閉下および両眼開放下の明所では，また，imoはリング視標と縞視標で測定できる空間周波数が0.6Ccpdの低空間周波数で再現性が低かったが，その他の周異なり，リング視標はC1.1，1.8，2.8，4.5，7.1，10.2のC6段波数ではリング視標と同様に高い再現性を示した．縞視標に階，縞視標はC0.6，1.1，2.3，4.6，9.2のC5段階に設定されておける低空間周波数での再現性が低い理由は，リング視標といる．そのため，低空間周波数に変化が生じる疾患では縞視同様にC0.6Ccpdでは再検査が行われないためと考えられる．標を選択し，高空間周波数に変化が生じる疾患ではリング視1562あたらしい眼科Vol.42，No.12，2025（84）a1.1左眼（弱視眼）1.82.84.57.110.21.1右眼（僚眼）1.82.84.57.110.2.007.010.014.02100.007.010.014.02100ContrastThresholdContrastThresholdContrastThresholdContrastThreshold.03.04.033030.06.08.11.111010.16.16.23明所.23.32.3233.45暗所.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］b左眼（弱視眼）右眼（僚眼）1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2.007.007.010100.010100.014.014.02.02.03.0430.06.0810.11.16.0330.04.06.0810.11.16.23.32.3233.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］図6左眼不同視弱視a：片眼遮閉下．Cb：両眼開放下．9歳，女児．視力は右眼：（1.5×＋1.00D），左眼：（1.5×＋4.00D）であった．右眼の健眼遮閉を行い，弱視眼である左眼は片眼遮閉下および両眼開放下ともに矯正視力C1.5を獲得していた．Titmusstereotestによる近見立体視では40秒の立体視が可能であったが，4CΔ基底外方試験では中心抑制がみられた．imoによるAULCSF値は，片眼遮閉下の明所では右眼C1.71，左眼C1.58，暗所では右眼C1.88，左眼1.82であり，左眼は右眼と比較して明所CAULCSF値が低下していた．両眼開放下では，明所は右眼C1.77，左眼C1.40，暗所は右眼C1.79，左眼C1.34で，左眼のCAULCSF値は，明所と暗所の両条件下で片眼遮閉下よりも両眼開放下のほうが低値を示した．標を選択すると，各疾患の特徴的なコントラスト感度の低下した杆体と錐体の協調効果，瞳孔拡大による網膜照度の増をとらえられる可能性がある．加，背景輝度による散乱光の減少といった要因が推測され正常眼における明所と暗所のコントラスト感度の比較でる8,9）．また，Karatepeら9）の報告でも，mesopic条件下では，低空間周波数の一部を除き有意差はみられなかった．一はCphotopic条件よりも全空間周波数でコントラスト感度が方，特定の空間周波数で暗所優位となった理由として，前述高かったことを示しており，本研究の結果と矛盾しない結果.23であった．したがって，本研究の結果から，imoによる暗所のコントラスト感度測定は明所と同等もしくはそれ以上の感度を示す可能性があり，純粋な暗所条件ではなくCmesopic条件に該当する点を考慮したうえで評価・解釈する必要があると考える．コントラスト感度測定時の瞳孔径は，片眼遮閉下では両眼開放下よりも有意に小さい値を示した．その機序として，片眼遮閉による照度変化が瞳孔径に影響する可能性10）が示唆されているが，明らかな理由は現時点では不明である．C2.各疾患における有用性の検討本研究では，白内障眼を視力C1.0以上の視力良好群（白内障CI）と視力C1.0未満の視力不良群（白内障CII）に分けてコントラスト感度の比較を行った．その結果，視力不良群ではすべての空間周波数で視力良好群よりもコントラスト感度が有意に低下していた．白内障による視機能への影響は年齢や混濁病型，瞳孔領の混濁の程度などにより変化するため11,12），視機能低下の自覚があっても視力が比較的良好な症例が存在する．しかし，白内障眼では混濁の程度が強いほどコントラスト感度が低下する13）．白内障に起因した水晶体密度増加に伴う光の散乱や全眼球高次収差の増加がその原因と考えられている14）．そのため，本研究における視力不良群は視力良好群よりも白内障の程度が強く，白内障に伴う光の散乱や高次収差の増加によってコントラスト感度が低下したと考えられる．本研究の核白内障（図4a）および後発白内障（図4b）も視力は良好であったが，コントラスト感度が低下していた．したがって，imoによるコントラスト感度検査は従来の機器と同様に白内障に伴うコントラスト感度低下や視力では検出できない白内障による視機能への微細な影響をとらえられる可能性があり，視力良好な白内障眼の手術適応の判断材料になることが示唆された．一方，白内障による視力低下があってもコントラスト感度が正常範囲内である症例がみられた（図5a）．その理由として，白内障初期は高空間周波数が低下する15）が，imoによる空間周波数の測定範囲はC10.2Ccpdまでのため，白内障初期の高空間周波数低下を検出できなかった可能性がある．コントラスト感度検査が正常範囲内であった場合は，測定機器によってはグレアを負荷することで白内障のより詳細な評価が可能であるが，imoは現時点でグレア負荷での測定モードが搭載されていない．そのため，imoでは白内障初期の高空間周波数低下が見逃される可能性を考慮してコントラスト感度を評価する必要がある．本研究における視神経疾患は視力良好な白内障CIよりもすべての空間周波数で有意に低下，正常群よりも低空間周波数で有意に低下していた．視神経疾患によるコントラスト感度への影響について，Owidzkaら16）は視力が良好な視神経炎の既往を有する多発性硬化症患者では，すべての空間周波数でコントラスト感度が低下し，コントラスト感度の測定が視覚の質（qualityCofvision：QOV）に関する有用な情報を提供しうると報告している．また，甲状腺視神経症および甲状腺眼症のみを健常群と比較した検討では，両群ともにコントラスト感度は低下するが，甲状腺視神経症で低空間周波数の低下が顕著であり，コントラスト感度は両群の鑑別に有用であることが報告されている17）．本研究は既報と一致する結果であり，治療後の視力良好例（図5b）においても視神経障害による低空間周波数の低下がみられた．そのため，imoは従来の機器と同様に視神経障害によるコントラスト感度低下，とくに低空間周波数低下を検出することが可能である．さらに，imoは視力良好例のCQOVの評価，視神経障害の有無の判断材料として，有益な情報を提供する可能性がある．本症例の不同視弱視（図6）では，弱視治療後の視力良好例であったにもかかわらずコントラスト感度は片眼遮閉下で健眼よりも低下していた．Wangら18）は，視力C1.0を獲得した不同視弱視治療後のコントラスト感度が健眼よりも低下していたことから，視力がC1.0に回復してもCP-cell系の機能回復が不完全である可能性について述べている．本症例は既報と一致する結果であり，imoは従来の機器と同様に弱視治療後の視力良好例においてもCP-cell系障害を反映したコントラスト感度低下を検出したと考えられる．また，本症例の両眼開放下における弱視眼のコントラスト感度は片眼遮閉下よりも低下していた．これまで，両眼開放下における弱視眼コントラスト感度を検討した報告は少ない．安藤ら19）は，眼優位性の強度群では，両眼開放下における弱視眼のコントラスト感度は単眼視下の弱視眼コントラスト感度よりも高かったことを報告しており，本症例と異なる結果を示している．両眼開放下における弱視眼のコントラスト感度が片眼遮閉下よりも低下していた理由として，片眼弱視では眼間抑制の影響20）により，両眼開放下の弱視眼視力は片眼遮閉下よりも低値を示すことが知られている．そのため，両眼開放下における弱視眼コントラスト感度低下は眼間抑制の不均衡を反映した所見と考えられる．したがって，imoは両眼開放視力検査ではとらえきれない眼間抑制の影響を鋭敏に検出できる可能性がある．しかし，本研究ではC1例のみを対象としているため，今後は症例数を増やし，詳細な検討を行う必要がある．C3.本研究における問題点本研究による問題点として，症例数が少ないこと，明所から暗所の固定順序で測定したことによる学習効果や順序効果を完全に排除できないこと，暗順応の時間が不十分であった可能性があること，白内障の混濁部位や混濁の程度分類による検討ができていないことがあげられる．また，白内障CIおよび白内障CIIは正常群と比較してコントラスト感度に有意差がみられなかったが，正常群の年齢が若く，年齢を共変量として解析を行ったことが影響したと考えられる．今後は各年代での正常眼および各疾患の症例数を増やし，測定順を無作為化した検討が課題である．また，白内障の種類や混濁の程度を評価したうえで詳細な検討を行う予定である．CIV結論今回の検討により，imoのコントラスト感度検査は，短時間で簡便に定量評価が可能で，明所・暗所，片眼遮閉・両眼開放の条件下でも高い再現性を有する機器であることが明らかとなった．また，各疾患において通常の視力検査では検出できない日常生活のCQOV，白内障の手術適応，不同視弱視における眼間抑制の不均衡の検出に有用となる可能性があると考えられる．文献1）魚里博，中山奈々美：視力検査とコントラスト感度．あたらしい眼科26：1483-1487,C20092）YoungTH,SangWK,EungKKetal：ContrastsensitivitymeasurementCwithC2CcontrastCsensitivityCtestsCinCnormalCeyesandeyeswithcataract.JCataractRefractSurgC36：C547-552,C20103）藤村芙佐子：コントラスト感度検査．IOL&amp;RSC32：670-674,C20184）弓削経夫，小笹晃太郎，小出新一：白内障の混濁と視力およびコントラスト感度との相関．日眼会誌C97：619-626,C19935）金澤正継，魚里博，川守田拓志ほか：CGT-2000を用いたコントラスト感度測定の再現性．あたらしい眼科C32：C159-162,C20156）HohbergerB,LaemmerR,AdlerWetal：Measuringcon-trastsensitivityinnormalsubjectswithOPTECR6500：Cin.uenceCofCageCandCglare.CGraefesCArchCClinCExpCOph-thalmolC245：1805-1814,C20077）PatryasL,ParryNR,CardenDetal：AssessmentofagechangesCandCrepeatabilityCforCcomputer-basedCrodCdarkCadaptation.GraefesArchClinExpOphthalmolC251：1821-1827,C20138）ZeleAJ,MaynardML,JoyceDSetal：E.ectofrod-coneinteractionsConCmesopicCvisualCperformanceCmediatedCbyCchromaticandluminancepathways.JOptSocAmAOptImageSciVisC31：A7-A14,C20149）KaratepeCAS,CKoseCS,CE.rilmezS：FactorsCa.ectingCcon-trastCsensitivityCinChealthyindividuals：aCpilotCstudy.CTurkJOphthalmolC47：80-84,C201710）RomanoP,MichelsM：Binocularluminancesummationininfants.ArchOphthalmolC103：1840-1841,C198511）北舞：年齢を考慮した白内障手術適応．日白内障会誌C29：56-61,C201712）佐々木洋：白内障病型と白内障手術適応．日白内障会誌C26：41-44,C201413）MarainiCG,CRosminiCF,CGraziosiCPCetal：In.uenceCofCtypeCandCsensitivityCofCpureCformsCofCage-relatedCcataractConCvisualCacuityCandCcontrastCsensitivity.CItalianCAmericanCCataractCStudyCGroup.CInvestCOphthalmolCVisCSciC35：C262-267,C199414）KurodaCT,CFujikadoCT,CMaedaCNCetal：WavefrontCanaly-sisCinCeyesCwithCnuclearCorCcorticalCcataract.CAmCJCOph-thalmolC134：1-9,C200215）PackerM,Fine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		<title>3 歳児眼科健診における屈折検査の重要性について</title>
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		<pubDate>Tue, 30 May 2023 15:23:38 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科40（5）：689.692，2023c3歳児眼科健診における屈折検査の重要性について明石梓藤本愛子窪谷日奈子大塚斎史森井香織三浦真二藤原りつ子あさぎり病院眼科CSigni.canceofRefrac [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科40（5）：689.692，2023c3歳児眼科健診における屈折検査の重要性について明石梓藤本愛子窪谷日奈子大塚斎史森井香織三浦真二藤原りつ子あさぎり病院眼科CSigni.canceofRefractiveTestingin3-Year-OldChildHealthCheckupsAzusaAkashi,AikoFujimoto,HinakoKubotani,YoshifumiOtsuka,KaoriMorii,ShinjiMiuraandRitsukoFujiwaraCDepartmentofOphthalmology,AsagiriHosipitalC目的：3歳児眼科健診における屈折検査の有無による弱視治療患者の受診時期，受診の契機について検討すること．方法：2018年C1月C1日.12月C31日に当院斜視弱視外来で検査を行った患者のうち，3歳児眼科健診を終了している例を対象とした．3歳児眼科健診で屈折検査ありの自治体で検査を受けた場合をCA群，屈折検査なしの自治体で検査を受けた場合をCB群に分けて受診時期，受診の契機について比較を行い，8歳以上における視力不良（1.0未満）例について考察した．結果：初診時平均年齢はCA群C3.2歳，B群C4.1歳とCA群のほうが有意に早く（p＜0.001），3歳児眼科健診を契機に受診した割合はCA群でC54.7％，B群でC26.5％とCA群で多かった（p＜0.001）．また，8歳以上における視力不良例（5例）はすべて5.0D以上の遠視があり，80％（4例）でC1.5D以上の不同視が認められた．CAmongthepatientsseenatourdepartment’sstrabismicamblyopiaoutpatientclinicfromJanuary1toDecem-berC31,C2018,CweCtargetedCthoseCwhoChadCcompletedCthe“3-year-oldCchildChealthCcheckups”.CTheCcasesCinCwhichCthethree-year-oldchildhealthcheckupophthalmologicalexaminationwasperformed‘witharefractivetest’werecategorizedasGroupA,whilethoseinwhichtheophthalmologicalexaminationwasperformed‘withoutarefrac-tivetest’werecategorizedasGroupB.Betweenthosetwogroups,thetimingofconsultationwascompared,andtheCproportionCofCcasesCwithCpoorvision（i.e.,CaCvisualacuity［VA］ofClessCthanC1.0diopter［D］）amongCpatientsCaged8yearsandolderwasanalyzed.Fromtheresultsofthisstudy,theageatthetimeoftheinitialconsultationwassigni.cantlyearlierinGroupA,withGroupAbeing3.2yearsoldandGroupBbeing4.1yearsold（p＜0.001）C,thepercentageofchildrenwhounderwenteyeexaminationsforthree-year-oldswas54.7％inGroupAand26.5％inGroupB（p＜0.001）C.Inaddition,allpatientsaged8yearsorolderwithpoorVA（5cases）hadhyperopiaof5.0D,ormore,and80％（4cases）hadanisometropiaof1.5D,ormore.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C40（5）：689.692,C2023〕Keywords：3歳児眼科健診，受診時期，屈折検査，弱視，遠視．3-year-oldchild’shealthcheckups,consultationtime,refractiontest,amblyopia,hyperopia.Cはじめにわが国のC3歳児健康診査視覚検査（以下，3歳児眼科健診）は，1991年より全国の保健所で視機能発達の阻害因子をもつ児を早期に発見する目的で開始された．その後C1999年に実施母体が都道府県から市町村に移譲され現在に至っている．3歳児眼科健診は弱視検出に有用な機会ではあるが，健診をすり抜けて就学時健診や学校健診で弱視を指摘され受診するケースがあることも問題視されてきた1,2）．3歳児眼科健診は自治体によって検査内容に差があるが，多くの自治体が自覚的な視力検査と問診のみであり，屈折検査などの他覚的検査を施行している自治体の割合は少ない3,4）．令和C3年度に行われた日本眼科医会の全国調査の結果では，3歳児眼科健診で屈折検査を行っている自治体の割合はC28.3％であった．屈折検査の導入が進まない理由としては，検査時間の長さや人員確保，費用面の問題があった．3歳児眼科健診の精度を上げるために追加すべき検査が屈折検査であることは，これまで多数報告されてきた5.8）．しかし，同一施設においてC3歳児眼科健診で屈折検査ありの自治体を経た児と屈折検査なしの自治体を経た児における受診時期を比較した報告は少ない10）．そこで，今回筆者らは当院斜弱外来で治療中の患〔別刷請求先〕明石梓：〒673-0852兵庫県明石市朝霧台C1120-2あさぎり病院眼科Reprintrequests：AzusaAkashi,DepartmentofOphthalmology,AsagiriHosipital,1120-2Asagiridai,AkashiShi,HyogoKen673-0852,JAPANC者を対象に，3歳児眼科健診を屈折検査ありの自治体で終了した群と屈折検査なしの自治体で終了した群に振り分け，比較検討を行った．CI対象および方法2018年C1月C1日.12月C31日に当院斜視弱視外来に通院中の患者のうち，3歳児眼科健診を終了しているC229名（男児C93名，女児C136名）を対象とした．発達遅滞などで視力検査が不正確な児は除外した．疾患の内訳は屈折異常弱視が157名，不同視弱視がC66名，斜視弱視と屈折異常弱視の合併がC3名，斜視弱視と不同視弱視の合併がC2名，斜視弱視が1名，平均観察期間はC3年C10カ月であった．3歳児眼科健診で屈折検査ありの自治体で検査を受けた児をCA群，屈折検査なしの自治体で検査を受けた場合をCB群に振り分けた．なお，屈折検査ありの自治体では据え置き型のオートレフラクトメータが使用され，要精査の基準は＋1.5Dを超える遠視，±1.5Dを超える乱視，C.2.0Dを超える近視であった．なお，A群の自治体ではC3歳C6カ月，B群の自治体ではC3歳3カ月で健診が実施されていた．A群CB群の当院の初診時年齢，6歳以降の受診の割合，各群におけるC3歳児眼科健診を契機に受診した割合，就学時健康診断（以下，就学時健診）を契機に受診した割合の比較検討を行い，8歳以上の児のうち，視力不良（1.0未満）の児について考察した．各群の平均年齢の比較には対応のないCt検定，受診者の割合に関してはCFisher検定を用いて統計学的有意水準をC5％未満とした．本研究は当院の倫理審査委員会の承認を得た後，ヘルシンキ宣言に準拠して実施された．統計解析には統計ソフトウェアであるCEZR（version1.54）を使用した．CII結果3歳児眼科健診を屈折検査ありの自治体で検査を受けたCA群はC127名，屈折検査なしの自治体で検査を受けたCB群は102名であった．また，弱視の原因となるようなリスクファクターは米国小児眼科・斜視学会（AmericanCAssociationCforCPediatricCOphthalmologyCandStrabismus：AAPOS）の定めたものを基準とし9），初診時のサイプレジン点眼下の屈折値を参考にした．その結果，3.5D以上の遠視はCA群で59.8％，B群でC71.6％（p＝0.071），1.5D以上の乱視はCA群でC37.0％，B群でC32.4％（p＝0.488），1.5D以上の近視はCA群でC8.7％，B群でC7.8％（p＝1.000），斜視の割合はCA群で14.2％，B群でC21.6％（p＝0.163）と各群で有意差は認められなかったが，1.5D以上の不同視はA群でC24.4％，B群で46.1％（p＜0.001）と有意差がみられた（表1）．±11（C.0.96）歳，B群で4C±初診時年齢はA群で3.24（1.83）C歳とCA群のほうが有意に早く（p＜0.001），6歳以降の受診はCA群でC4.8％，B群でC33.3％とCB群で多くなった（p＜0.001）（表2）．また，3歳児眼科健診を契機に受診した割合はA群で54.7％，B群で26.5％とA群で多く（p＜0.001），園での眼科健診もあるため就学時健診を契機に受診した割合はA群で0.8％，B群で9.8％（p＝0.03）とCB群で多かった（表3）．また，3歳児眼科健診と就学時健診で要精検となり受診した児以外の受診の契機としては，両群ともに「親が異常に気がついた」「他疾患で来院時に検査で判明した」というケースが多くを占めていた．8歳以上の視力不良例はC5名であり，1.5D以上の不同視がC80％（4例），全例において5D以上の強い遠視が認められた（表4）．CIII考按本研究の結果から，屈折検査ありの自治体群のほうが屈折検査なしの自治体群よりも，眼科の初診時年齢は早いことがわかった．3歳児眼科健診を契機に受診した割合は屈折検査ありの自治体群で有意に多く，初診時年齢のC2群間での差異に影響を及ぼしていると考えられる．また，視覚の感受性期間（criticalperiod）の終了に近いC6歳以降の受診の割合は屈折検査なしの自治体群で有意に多いこともわかった．就学時健診を契機に受診した割合は屈折検査なしの自治体群で有意に多く，3歳児眼科健診をすり抜けて就学時健診で弱視が発見されたケースが多くあると考えられる．今回の検討と同様に，川端らは屈折検査の有無での初診時年齢，屈折異常の発見動機などを検討しているが，「治療を必要とする屈折異常の発見動機」においてC3歳児眼科健診が動機となったケースは，3歳児眼科健診で屈折検査ありの自治体でC72.3％（34/47），屈折検査なしの自治体ではC18.5％（17/92）と統計学的にも有意差を認めており，本研究の結果と合致するものであった10）．また，8歳以上の視力不良例（5例）は全例5D以上の遠視があり，80％（4例）にC1.5D以上の不同視が認められた（表4）．不同視弱視と斜視弱視の合併例（症例番号①②④）など，適切な時期に弱視治療を開始されるも視力の向上が不十分な症例もあった．症例①④は斜視手術が施行されていたが術後も斜視は顕性化していたこと，①②④ともに健眼遮閉訓練に対する抵抗があり訓練が不十分であったことが最終矯正視力不良であった要因の一つと考える．ただし，criticalCperiodに近い年齢で不同視弱視が発覚したため治療が奏効しない症例も認められており（症例番号③⑤），これらはもっと早い段階で受診し治療が開始されていれば最終矯正視力が良好であった可能性がある．また，各群の初診時年齢の分布図からみるとCA群はC3歳以下がC80％であり，4歳以降の受診はC19.7％と少ないが，B群ではC3歳以下の受診が多いものの，4歳以降の受診者も43.1％見受けられている（図1）．やはりC3歳児眼科健診で強度の遠視と不同視を発見することは弱視の予防に重要である表1対象背景A群（n＝127）B群（n＝102）p値3.5D以上の遠視1.5D以上の乱視1.5D以上の近視1.5D以上の不同視8Δ以上の恒常性斜視59.8％（C76/127）37.0％（C47/127）8.7％（C11/127）24.4％（C31/127）14.2％（C18/127）71.6％（C73/102）C32.4％（C33/102）C7.8％（C8/102）C46.1％（C47/102）21.6％（C22/102）C0.0710.4881.000p＜C0.001C0.163表2初診時年齢と6歳以降の受診割合A群（n＝127）B群（n＝102）p値初診時年齢C3.24±0.96C4.11±1.83p＜C0.0016歳以降の受診割合4.80％（C6/127）33.30％（C34/102）p＜C0.001表33歳児眼科健診と就学前時眼科健診の受診割合A群（n＝127）B群（n＝102）p値3歳児眼科健診54.70％（C69/127）26.50％（C27/102）p＜C0.001就学時眼科健診0.80％（C1/127）9.80％（C10/102）C0.003表48歳以上の視力不良例の内訳（5例）症例番号群初診時年齢初診時矯正視力最終矯正視力屈折値治療期間病型①CA右C3C0.6C1.5＋4.0DC7Y4M不同視弱視＋斜視弱視左C0.08C0.6＋6.0DC②CB右C3C0.06C0.7＋8.5DC9Y5M屈折異常弱視＋斜視弱視左C0.2C1.2＋8.0DC③CB右C6C1.2C1.5＋2.0DC7Y11M不同視弱視左C0.2C0.7＋5.0DC④CB右C3C0.6C1.2＋2.0DC9Y3M不同視弱視＋斜視弱視左C0.1C0.4＋6.5DC⑤CB右C9C0.4C0.4＋5.5DC2Y11M不同視弱視左C1.5C1.5＋1.0DCことが推測される．山田らは弱視治療の予後に関するメタアナリシスを行った結果，弱視の治癒率はC3.5歳ではC89.6％，6歳以上ではC81％となり，オッズ比はC2.27（95％CCI：1.24.4.15）で早期治療の有用性を示しており，早期の弱視発見が望ましいと考えられる3）．なお，本研究においては受診契機の割合に関して「3歳児眼科健診」および「就学時健診」のみ比較検討を行ったが，それ以外の受診契機についてはさらなる検討が必要と思われる．このたび厚生労働省における令和C4年度予算概算要求に，「母子保健対策強化事業」が盛り込まれ，事業の補助対象として「屈折検査機器の整備」が明示された．これにより自治体が機器を購入する際に，半分が国庫から補助されることになり，屈折検査のデメリットと考えられてきた費用の部分が軽減される．また，WelchAllyn社から発売されたSpotCVisionScreener（以下，SVS）はフォトスクリーナーの一つであるが，これまでの屈折検査機器と比較すると検査時間が格段に短くなり保健師など眼科検査に慣れていない者でも簡単に操作が可能で，幼児でも検査がスムーズに行える工夫がなされていることより，検査の労力面を軽減することが可能となった．今後はCSVSなどのフォトスクリーナーの普及に伴い，3歳児眼科健診には屈折検査が必須の時代になると予測される．A群（人）120100806040200年齢（歳）B群（人）1201008060402000～34567＜年齢（歳）図1初診時年齢の分布IV結論屈折検査ありの自治体でC3歳児眼科健診を受けた群のほうが，屈折検査なしの群よりもC3歳児眼科健診をきっかけに受診する割合は多く，初診時年齢も早かった．3歳児眼科健診の際に屈折検査を行うほうが，弱視治療の適応児に早く治療を開始できるため，屈折検査の導入が望ましいと思われる．0～34567＜利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）坂本章子，関向秀樹，織田麻美ほか：三歳時眼科検診開始後に学校検診で発見された視力不良例．臨眼C95：758-760,C20012）渡邉央子，河津愛由美，大淵有理ほか：三歳児健診での弱視見逃しについて．日視会誌36：125-131,C20073）山田昌和：弱視スクリーニングのエビデンスCScreeningCProgramsCforCAmblyopiaCinChildren．あたらしい眼科C27：1635-1639,C20104）中村桂子，丹治弘子，恒川幹子ほか：3歳児眼科健診の現状日本視能訓練士協会によるアンケート調査結果．臨眼C101：85-90,C20175）板倉麻理子，板倉宏高：群馬県乳幼児健診における視覚発達の啓発と屈折検査導入への取り組み．臨眼C72：1313-1317,C20186）RowattAJ,DonahueSP,CrosbyCetal：FieldevaluationoftheWelchAllynSureSightvisionscreener：incorporatC-ingCtheCvisionCinCpreschoolersCstudyCrecommendations.CJAAPOSC11：243-248,C20077）DonahueCSP,CNixonC：VisualCsystemCassessmentCinCinfants,children,andyoungadultsbypediatricians.Pedi-atricsC137：28-30,C20168）林思音：3歳児眼科健診の視覚スクリーニングにスポトビジョンスクリーナーは有用か．あたらしい眼科C37：C1063-1068,C20209）DonaueSP,ArthurB,NeelyDEetal：Guidlinesforauto-matedpreschoolvisionscreening：A10-year,evidenced-basedupdate.JAAPOSC17：4-8,C201310）川端清司：フォトレフラクトメーターによるC3歳児健診あずみの眼科C8年間のまとめ．眼臨98：959-962,C2004＊＊＊</p>
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		<title>小児の真性小眼球症の黄斑隆起所見</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Nov 2021 15:22:44 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科38（11）：1344.1347，2021c小児の真性小眼球症の黄斑隆起所見浅野真美加近藤寛之産業医科大学眼科学教室CMacularFoldsinPediatricPatientswithNanop [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科38（11）：1344.1347，2021c小児の真性小眼球症の黄斑隆起所見浅野真美加近藤寛之産業医科大学眼科学教室CMacularFoldsinPediatricPatientswithNanophthalmosMamikaAsanoandHiroyukiKondoCDepartmentofOphthalmology,UniversityofOccupationalandEnvironmentalHealthC目的：小児期の真性小眼球症C2例にみられた黄斑隆起所見を報告する．症例：症例C1はC4歳，男児．視力は右眼（0.08），左眼（0.08），両眼眼軸長はC17Cmmであった．光干渉断層計（OCT）画像で両眼黄斑隆起を認め，中心窩無血管帯は消失していた．弱視治療を行い，7歳時視力は右眼（0.6），左眼（0.9）へ改善した．OCT画像による中心窩の網膜内層遺残の程度を，中心外（pIRL）と中心窩での網膜内層の厚み（fIRL）の比（fIRL/pIRL）で経時的にみたところ，4歳時とC7歳時で右眼はC1.60からC1.25，左眼はC1.32からC1.20へ両眼とも減少を認めた．症例C2はC3歳，女児．視力は右眼（0.1），左眼（0.1），眼軸長は右眼C16.69Cmm，左眼C16.70Cmmであった．OCT画像で両眼黄斑隆起を認めた．弱視治療を行い，5歳時視力は右眼（0.3），左眼（0.3）へ改善した．OCT画像によるCfIRL/pIRL比はC3歳時とC5歳時で，右眼はC1.16からC1.15，左眼はC1.27からC1.14へ減少した．結論：真性小眼球症では黄斑隆起所見を認めることがある．眼球の解剖学的成長に伴い黄斑隆起は経時的に平坦化していく可能性がある．CPurpose：ToCreportCtheCclinicalCcourseCofCpediatricCpatientsCwithCnanophthalmos.Cases：CaseC1CinvolvedCaC4-year-oldCboyCwithCaCvisualacuity（VA）ofC0.08ODCandC0.08OS.CInCbothCeyes,CtheCaxiallength（AL）wasC17.00CmmCwithCmacularCfolds.CAmblyopiaCtherapyCresultedCinChisCVACimprovingCtoC0.6CODCandC0.9COSCatC7-yearsCold.CFromC4-toC7-yearsCold,CtheCfovealCversusCparafovealCthicknessCratioCofCtheCinnerCretinallayers（fIRL/pIRL）Chadchangedfrom1.60Cto1.25CODandfrom1.32to1.20COS,respectively.Case2involveda3-year-oldgirlwithaVAof0.1inbotheyesandanALof16.69CmmODand16.70CmmOS.OpticalcoherencetomographyexaminationrevealedCmacularCfoldsCinCbothCeyes.CAmblyopiaCtherapyCresultedCinCherCVACimprovingCtoC0.3CODCandC0.3COSCatC5-yearsCold.CFromC3-toC5-yearsCold,CtheCfIRL/pIRLCratioChadCchangedCfromC1.16CtoC1.15CODCandCfromC1.27CtoC1.14COS,Crespectively.Conclusion：InCpediatricCnanophthalmosCeyes,CtheCfIRL/pIRLCratioCcanCbeCdecreasedCwithCanatomicalgrowthoftheeyeballduringchildhood.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）38（11）：1344.1347,C2021〕Keywords：真性小眼球症，黄斑隆起，弱視，経時的変化．nanophthalmos,CmacularCfolds,Camblyopia,CclinicalCcourse.Cはじめに真性小眼球症は，眼杯裂の閉鎖後に眼球の発育が停止し，眼球の容積が正常のC2/3以下であり，他の身体的異常を伴わないものと定義されている1）．馬島らは小眼球を年齢別の眼軸長で分類し，1歳でC19Cmm以下，成人ではC20.4Cmm以下とした2）．高度遠視，強膜肥厚，uvealeffusion，閉塞隅角緑内障，黄斑低形成などが高頻度で合併するといわれている3）．近年，光干渉断層計（opticalcoherencetomography：OCT）の発達に伴い，真性小眼球症の黄斑部の解剖学的構造異常が検討され，黄斑部に隆起性病変を認めるという特徴が報告されている4.8）．今回，筆者らは，真性小眼球症のC2症例を経験し，OCTを用いて隆起性病変の経時的変化を観察したので報告する．CI症例［症例1］4歳，男児〔別刷請求先〕浅野真美加：〒807-8555福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘C1-1産業医科大学眼科学教室Reprintrequests：MamikaAsano,DepartmentofOphthalmology,UniversityofOccupationalandEnvironmentalHealth,1-1,Iseigaoka,Yahatanishi-ku,Kitakyushu-shi,Fukuoka807-8555,JAPANC1344（106）右眼左眼主訴：とくになし．初診：2017年C8月．現病歴：痒みで前医受診時に眼底異常を指摘され，当科初診となった．家族歴なし．初診時所見：視力は，右眼C0.06（0.08C×sph＋15.5D（cylC.1.5DAx180°），左眼C0.07（0.08C×sph＋15.5D（cyl.1.0DAx175°）であり，高度遠視を認めた．眼軸長は両眼とも17Cmmと短眼軸であった．前眼部に異常は認めなかった．硝子体はベール状の混濁を認めた．両視神経は発赤，中心窩反射は認めなかった．経過：2017年C11月に全身麻酔下での眼底検査を施行した．眼底所見（図1上段）では，視神経乳頭が偽乳頭浮腫様に腫脹し辺縁が不整であったが，血管の拡張・蛇行は認めなかった．黄斑部には明瞭な黄斑色素を認めた．OCT所見（図1下段）は両眼とも網膜内層が皺襞様に隆起していた．網膜前膜を疑う高輝度反射は認めず，En-face画像でも網膜硝子体の境界面には皺襞はみられなかったが，中心窩無血管帯（fovealCavascularzone：FAZ）を認めなかった．網膜電図には異常所見を認めず，蛍光眼底造影検査では上下網膜血管の走行は非対称であった．眼鏡による弱視治療を行い，7歳時の視力は右眼（0.6C×sph＋15.5D（cyl-1.0DAx180°），左眼（0.9CpC×sph＋15.5D（cyl-1.0DAx180°）まで向上した．OCT画像による中心窩の網膜内層遺残の程度を評価するにあたり，中心窩での網膜内層の厚み（fovealCinnerCretinallayer：fIRL）はCfovealbuldgeがみられるところを中心窩とみなし，その位置で内境界膜内側から内顆粒層外側までの長さを計測した．また，中心外の網膜内層の厚み（parafovealCinnerretinallayer：pIRL）は中心窩からC1,000Cμm鼻側で同様に計測した．網膜内層遺残の程度は中心窩と中心外での網膜内層の厚さの比（fIRL/pIRL比）で評価した9,10）．その結果，fIRL/pIRL比はC4歳（2017年C8月）時とC7歳（2020年11月）時では右眼はC1.60からC1.25，左眼はC1.32からC1.20となり，両眼とも中心窩の網膜内層遺残は減少を示した．［症例2］3歳，女児主訴：母からみてよく目を細める．初診：2018年C8月．現病歴：幼稚園で視力不良を疑われ，前医受診．精査目的に当科紹介受診となった．家族歴なし．初診時所見：視力は，ハンドルにて右眼（0.1），左眼（0.1）であった．眼圧は右眼C10CmmHg，左眼C15CmmHgであった．前眼部，中間部透光体に特記すべき異常は認めなかった．初診時は児の協力が得られず，眼底の詳細な検査は困難であった．眼軸長は右眼C16.69mm，左眼C16.70Cmmであった．経過：4歳（2019年C8月）時には眼底検査が可能となった．右眼左眼眼底所見（図2上段）で両眼偽乳頭浮腫様を認め，明瞭な黄斑色素を認め，中心窩反射は認めなかった．OCT所見（図2下段）で網膜内層の皺襞様隆起を認め，網膜に網膜前膜などによる牽引を認めなかった．眼鏡による弱視治療を行い，5歳時での視力は右眼（0.3C×sph＋17.0D（cyl.1.5DAx150°），左眼（0.3C×sph＋16.0D（cyl.1.5DAx25°）へ改善を認めた．OCT画像によるCfIRL/pIRL比は，3歳（2018年3月）時と5歳（2020年9月）の時点では，右眼1.16から1.15に，左眼はC1.27からC1.14となり，若干の減少を認めた．CII考按本症例では，2症例ともに網膜内層遺残と外層肥厚による隆起性病変を呈していた．真性小眼球症ではCBoyntonらは，発育過程で眼球壁に対して網膜，とくに黄斑部が余剰となり，黄斑隆起を生じると報告した11）．1998年CSerranoらは，真性小眼球症では，肥厚した強膜は感覚網膜の発達を妨げないが，脈絡膜と網膜色素上皮の発達を妨げるため，黄斑部の隆起を生じると報告している12）．2007年にCWalshらは，FAを用いて真性小眼球症ではCFAZの消失もしくは著しい縮小がみられたとしており，本症例C1に一致した13）．2020年のCOkumichiらの報告では，対象C49C±13歳の成人例C5名C8眼において深層CFAZ面積と視力に相関を認めると報告されたが，症例数が少なく，相関を認める理由は不明であった14）．また，視力と浅層CFAZ面積や眼軸長，fIRL/pIRL比に相関は認めなかったと報告されている14）．真性小眼球症において網膜の隆起性病変に関する報告は複数存在するが，筆者らが調べた限り，小児の真性小眼球症のOCT所見を経時的に示した報告はなかった4.8）．今回，筆者らは，全身麻酔下での眼底検査を行うことで小児における真性小眼球症のCOCT所見と視力の経時的変化を追うことができた．症例C1，2ともに年齢が上がるにつれ，fIRL/pIRL比は低下を認めた．また，症例C1，2ともに視力の向上も認めた．筆者らの症例では眼軸長は経時的な測定を行っていないが，眼球の解剖学的成長に伴い，fIRL/pIRL比が低下し，黄斑隆起は経時的に平坦化していく可能性が示された．真性小眼球症における網膜のCOCT所見による経時的変化は今後も検討していく必要があると考える．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）Duke-ElderS：NormalCandCabnormalCdevelopment,CPartC2CCongenitalCdeformities.CSystemCofCOphthalmology,CVol-ume3,p488-495,MosbyCompany,StLouis,19642）MajimaA：MicrophthalmosCandCitsCpathogenicCclassi-.cation.日眼会誌C98：1180-1200,C19943）DemircanCA,CYesilkayaCA,CAltanCCCetal：FovealCavascu-larzoneareameaurementswithopticalcoherencetomog-raphyCangiographyCinCpatientsCwithCnanophthalmos.CEyeC33：445-450,C20194）BijlsmaWR,vanSchooneveldMJ,VanderLelijAetal：COpticalcoherencetomography.ndingsfornanophthalmiceyes.RetinaC28：1002-1007,C20085）DemircanA,AltanC,OsmanbasogluOAetal：SubfovealchoroidalCthicknessCmeasurementsCwithCenhancedCdepthCimagingCopticalCcoherenceCtomographyCinCpatientsCwithCnanophthalmos.BrJOphthalmolC98：345-349,C20146）YalcindaC.FN,CAtillaCH,CBatio.luF：OpticalCcoherenceCtomographyC.ndingsCofCretinalCfoldsCinCnanophthalmos.CaseReportsinOphthalmologicalMedicine：20117）MansourAM,StewartMW,YassineSWetal：Unmea-surableCsmallCsizeCsuper.cialCandCdeepCfovealCavascularCzoneCinnanophthalmos：theCcollaborativeCnanophthalmosCOCTAstudy.BrJOphthalmolC103：1173-1178,C20198）HelvaciogluCF,CKapranCZ,CSencanCSCetal：OpticalCcoher-encetomographyofbilateralnanophthalmoswithmacularfoldsCandChighChyperopia.CCaseCReportsCinCOphthalmologi-calMedicine：20149）MatsushitaI,NagataT,HayashiTetal：Fovealhypopla-siainpatientswithsticklersyndrome.AmAcadOphthal-molC124：896-902,C201710）MaldonadoRS,O’ConnellRV,SarinNetal：DynamicsofhumanCfovealCdevelopmentCafterCprematureCbirth.COph-thalmologyC118：2315-2325,C201111）BoyntonCJR,CPurnellEW：BilateralCmicrophthalmosCwith-outCmicrocorneaCassociatedCwithCunusualCpapillomacularCretinalCfoldsCandChighChyperopia.CAmCJCOphthalmolC79：C820-826,C197512）SerranoJC,HodgkinsPR,TaylorDSIetal：Thenanoph-thamicmacula.BrJOphthalmolC82：276-279,C199813）WalshCMK,CGoldbergMF：AbnormalCfovealCavascularCzoneCinCnanophthalmos.CAmCJCOphthalmolC143：1067-1068,C200714）OkumichiCH,CItakuraCK,CYuasaCYCetal：FovealCstructureCinCnanophthalmosCandCvisualCacuity.CIntCOphthalmolC41：C805-813,C2020C＊＊＊</p>
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		<title>角膜輪部デルモイドの屈折異常と弱視に関する検討</title>
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		<pubDate>Mon, 30 Aug 2010 15:33:09 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[0910-1810/10/\100/頁/JCOPY（137）1149《原著》あたらしい眼科27（8）：1149.1152，2010cはじめに輪部デルモイドは角膜輪部に発生する先天性の良性腫瘍で，発生異常により皮膚組織が角 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>0910-1810/10/\100/頁/JCOPY（137）1149《原著》あたらしい眼科27（8）：1149.1152，2010cはじめに輪部デルモイドは角膜輪部に発生する先天性の良性腫瘍で，発生異常により皮膚組織が角結膜に迷入して異所性に増殖した分離腫（choristoma）の一種である1,2）．生後に角膜径に対する相対的な大きさは変化しないが，その発生部位の特徴により角膜乱視をひき起こし，弱視を生じやすいために，整容的な面のみならず視機能の発達についても注意を払う必要がある2～7）．治療に関しても，腫瘍切除術や表層角膜移植を行うことで整容面の改善が得られることはよく知られているが，視機能の発達や弱視治療との兼ね合いからその手術時期については議論がある2～8）．しかし，わが国では多数例で輪部デルモイドの屈折異常や弱視の頻度を調査した報告は少ない．今回，筆者らが経験した輪部デルモイド42例を対象とし，輪部デルモイドに伴う〔別刷請求先〕谷井啓一：〒152-8902東京都目黒区東が丘2-5-1国立病院機構東京医療センター・感覚器センターReprintrequests：KeiichiYatsui,M.D.,NationalInstituteofSensoryOrgans,NationalHospitalOrganizationTokyoMedicalCenter,2-5-1Higashigaoka,Meguro-ku,Tokyo152-8902,JAPAN角膜輪部デルモイドの屈折異常と弱視に関する検討谷井啓一＊1羽藤晋＊1,2横井匡＊3東範行＊3山田昌和＊1＊1国立病院機構東京医療センター・感覚器センター＊2慶應義塾大学医学部眼科学教室＊3国立成育医療研究センター眼科RefractionandAmblyopiainPatientswithLimbalDermoidKeiichiYatsui1）,ShinHatou1,2）,TadashiYokoi3）,NoriyukiAzuma3）andMasakazuYamada1）1）NationalInstituteofSensoryOrgans,NationalHospitalOrganizationTokyoMedicalCenter,2）DepartmentofOphthalmology,KeioUniversitySchoolofMedicine,3）DepartmentofOphthalmology,NationalCenterforChildHealthandDevelopment目的：輪部デルモイドは角膜乱視や弱視を合併しやすいことが知られているが，多数例でその屈折状態や視機能を調査した報告は少ない．今回輪部デルモイド42例の屈折異常と弱視の有無について検討したので報告する．方法：対象は国立成育医療研究センターと東京医療センターを受診中の輪部デルモイド症例42例42眼である．デルモイドの位置，大きさと等価球面度数，乱視度数，乱視軸，視力，弱視の有無の関係についてレトロスペクティブに調査した．結果：デルモイドの位置は下耳側が83％（35/42例）を占め，セントラルデルモイドの1眼を除いて瞳孔領を覆うものはなかった．デルモイドを大きさで3段階に分けると，斜乱視の程度，等価球面度数は大きさの程度と相関した．弱視を合併した例は59％（17/29例）であり，斜乱視と遠視の程度は弱視の有無と相関した．結論：デルモイドは大きいものほど屈折への影響が大きく，約6割の症例で不同視弱視を合併していた．デルモイドでは大きさの評価と屈折検査が視力予後の判定に重要な要素と思われた．Itisknownthatpatientswithlimbaldermoidtendtohaveastigmatismand/oramblyopia,althoughfewstudieshaveexaminedalargenumberofcases.In42eyesof42patientswithlimbaldermoididentifiedatourinstitutions,weretrospectivelyreviewedthelocationandsizeofthelimbaldermoids,theirsphericalequivalent,thedegreeofastigmatism,axisofastigmatism,visualacuityandpresenceofamblyopia.Mostpatients（35/42）hadlimbaldermoidintheinferotemporalregion.Nodermoid,exceptingonecentraldermoid,coveredthepupillaryarea.Whendermoidswereclassifiedinto3gradesbysize,positivecorrelationswerefoundbetweendermoidgradeanddegreeofastigmatismandsphericalequivalent（p＜0.05,Kruskal-Wallistest）.Amblyopiaoftheaffectedeyewasfoundin59％（17/29）ofpatients.Correlationswereobservedbetweentheiramblyopia,degreeofastigmatismanddegreeofhyperopia（p＜0.05,Mann-Whitney’sUtest）.Ourresultsshowthatlargerdermoidsarelikelyassociatedwithgreaterrefractiveerror,whichmayresultinanisometropicamblyopia.Sinceanisometricamblyopiaoftheaffectedeyewasfoundinabout60％ofourpatients,wesuggestthatdermoidsizeandrefractionareimportantinvisualprognosis.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）27（8）：1149.1152,2010〕Keywords：輪部デルモイド，屈折，弱視，乱視．limbaldermoid,refraction,amblyopia,astigmatism.1150あたらしい眼科Vol.27，No.8，2010（138）屈折異常と弱視について検討したので報告する．I対象および方法対象は2002年4月から2007年5月までに国立成育医療研究センターまたは国立病院機構東京医療センターを受診した輪部デルモイド42例42眼である．初診時年齢は生後1日～19歳（平均3.6±4.4歳）で，性別は男児が17例，女児が25例であった．罹患眼は右眼が23例，左眼が19例で，全例片眼性であった．このうち屈折検査ができた症例は34例で，屈折検査の時期は6カ月～19歳（平均6.3±4.9歳）であった．屈折検査は調節麻痺剤としてミドリンPRまたはサイプレジンR点眼後にオートレフラクトメータとスキアスコープで行うことを基本とし，初診時または最初に屈折検査を行った日のデータを用いた．レチノマックスRを含むオートレフラクトメータで再現性があり，スキアスコピーとも整合性のある値が測定できたものが30例あり，これらではオートレフラクトメータの値を用いた．オートレフラクトメータで計測不能であった例は4例あり，これらではスキアスコピーの値を用いた．視力検査ができた症例は29例で，初診時または最初に信頼性のある視力測定ができた日のデータを用い，測定時期は2歳4カ月～19歳（平均7.2±4.7歳）であった．弱視の判定は視力の数値だけではなく年齢も考慮し，健眼との視力差が明らかなものや健眼遮閉などの弱視治療を経過中に行った例は弱視ありと判定した．対象症例について診療録中のシェーマや写真を基にし，輪部デルモイドの発生部位を上下耳鼻側に分類し，大きさについてはGrade1（角膜半径の1/4までを覆うもの），Grade2（角膜半径の1/4～1/2までを覆うもの），Grade3（角膜半径の1/2以上を覆うもの）の3つに分類した（図1）．なお，1例のみ角膜中央部を覆うようなデルモイド（セントラルデルモイド）の例があり，この症例は大きさの分類から除外した．デルモイドの大きさ，部位を検討するとともに，これらと等価球面度数，乱視度数と乱視軸，視力，弱視の有無の関係について検討した．II結果1.輪部デルモイドの大きさと発生部位輪部デルモイドの発生部位は下耳側が35例（83.3％），下鼻側が3例（7.1％），上耳側が2例（4.8％），下耳側と上耳側の両方に認めたものが1例（2.4％），中央部（セントラルデルモイド）が1例（2.4％）であり，ほとんどが下耳側に発生していた．輪部デルモイドの大きさの分類では，前述したようにセントラルデルモイドの1例を対象から除外した．この1例を除いた41例中，Grade1（角膜半径の1/4までを覆うもの）が20例（48.7％），Grade2（角膜半径の1/4～1/2までを覆うもの）が15例（36.6％），Grade3（角膜半径の1/2以上を覆うもの）が6例（14.6％）であった．2.輪部デルモイドの屈折異常屈折検査を行うことができた34例を対象とした．輪部デルモイドの大きさと乱視の度数を検討すると，Grade1では1.3±1.3D（範囲0.4.75D），Grade2では4.8±2.3D（範囲0.5.8.0D），Grade3では8.4±1.4D（範囲7.25.10.0D），Grade1Grade2Grade3セントラルデルモイド図1デルモイドの大きさの分類Grade1を角膜半径の1/4までを覆うものとし，Grade2を角膜半径の1/4～1/2までを覆うもの，Grade3を角膜半径の1/2以上を覆うものとした．セントラルデルモイドの1例は分類から除外した．Grade11.3±1.3DGrade38.4±1.4DGrade24.8±2.3D0123456789乱視（D）図2デルモイドの大きさと乱視の度数デルモイドの大きさのGradeが高いほど乱視度数が強い傾向にあり，統計学的にも有意であった（p＜0.05，Kruskal-Wallistest）．（139）あたらしい眼科Vol.27，No.8，20101151であった（図2）．デルモイドの大きさのGradeが高いほど乱視度数が強い傾向にあり，統計学的にも有意であった（p＜0.05，Kruskal-Wallistest）．なお，今回の症例はすべて片眼性であり，僚眼の乱視は平均0.8±0.8Dであった．乱視の軸は，弱主経線上にデルモイドを含むものが21例（61.8％），強主経線上にあるものが2例（5.9％），デルモイドの位置と関係のない軽度の直乱視が9例（26.5％），乱視のないものが2例（5.9％）であった（表1）．Grade別にみるとGrade2またはGrade3の大きなデルモイドほど弱主経線上にデルモイドを含む強い乱視を示す傾向があった．一方で，Grade1の小さなデルモイドでは，デルモイドの位置に関係しない軽度の直乱視や乱視のない例がみられた．等価球面度数についてデルモイドの大きさとの関係を検討すると，Grade1では＋0.4±1.2D，Grade2では＋1.5±3.2D，Grade3では＋3.8±1.6Dであり，僚眼の等価球面度数は平均.0.1±1.6Dであった．デルモイドの大きさのGradeが大きいほど遠視が大きい傾向にあり，統計学的にも有意であった（p＜0.05，Kruskal-Wallistest）（図3）．3.輪部デルモイドの視力視力が測定できたのは29例であり，このうち17例（58.6％）が弱視を合併していた．弱視の有無と乱視の度数を検討すると，弱視のある症例では5.3±2.8D，弱視のない症例では2.3±2.2Dとなり，弱視のある症例のほうは乱視度数が有意に大きかった（p＜0.05，Mann-Whitney’sUtest）（図4）．弱視の有無と等価球面度数を検討すると，弱視のある症例では＋1.8±3.1D，弱視のない症例では＋0.5±1.8Dとなり，弱視のある症例のほうが有意に遠視の度数が強かった（p＜0.05，Mann-Whitney’sUtest）（図5）．III考按今回筆者らは，輪部デルモイド42例を対象とし，その臨床像を検討するとともに，輪部デルモイドの大きさと屈折異常，弱視の有無について検討した．輪部デルモイドの発生部位は，下耳側に認めたものが83.3％と圧倒的に多く，これ表1乱視の軸とデルモイドの位置，大きさの関係GradeTotal平均乱視度数123弱主経線上にデルモイドを含む強主経線上にデルモイドを含むデルモイドの位置と関係しない直乱視乱視なし716211130300021例2例9例2例4.7±3.0D（0.5.10.0D）1.6±0.5D（1.3.2.0D）1.8±1.3D（0.3.3.8D）弱主経線上にデルモイドを含むものが多く，Grade2またはGrade3の大きなデルモイドほど弱主経線上にデルモイドを含む強い乱視を示す傾向があった．Grade1の小さなデルモイドでは，デルモイドの位置に関係しない軽度の直乱視や乱視のない例がみられた．－10－8－6－4－20246等価球面度数（D）Grade1＋0.4±1.2DGrade2＋1.5±3.2DGrade3＋3.8±1.6D8図3デルモイドの大きさと等価球面度数デルモイドの大きさのGradeが高いほど遠視が強い傾向にあり，統計学的にも有意であった（p＜0.05，Kruskal-Wallistest）．弱視なし2.3±2.2D弱視あり5.3±2.8D024681012乱視（D）図4弱視の有無と乱視の度数弱視のある例は乱視度数が有意に大きかった（p＜0.05，Mann-Whitney’sUtest）．図5弱視の有無と等価球面度数弱視のある症例のほうが有意に遠視の度数が強かった（p＜0.05，Mann-Whitney’sUtest）．－10－8－6－4－202468等価球面度数（D）弱視なし＋0.5±1.8D弱視あり＋1.8±3.1D1152あたらしい眼科Vol.27，No.8，2010（140）は今までの報告を裏付けるものであった2,3,9～12）．デルモイドの大きさはGrade1が48.7％と約半数であったが，Grade2が36.6％，Grade3が14.6％とかなり大きなものもみられた．しかし，瞳孔領を覆う大きさのデルモイドはセントラルデルモイドの1例のみであった．セントラルデルモイドの存在は視力の発達を妨げ弱視を招くため3），早期の表層角膜移植による透明化が必要であると考えられた．輪部デルモイドの屈折異常は遠視が多く，弱主経線上にデルモイドを含む乱視が多かった．これはデルモイドを含む経線が平坦化し，乱視と遠視化を形成するものと考えられた．ただし，堀田ら12）が報告したような強主経線上にデルモイドを含む乱視を示す症例も2例あり，デルモイドを含む経線が急峻化する症例もあることが示された．また，輪部デルモイドの大きさと乱視の程度，遠視の程度は相関し，大きいものほど屈折への影響が大きい結果となった．輪部デルモイドでは弱主経線上にデルモイドを含む乱視が多いことは従来から報告2,9,13）されているが，今回の検討で多数例でこのことを裏付けるとともに，デルモイドの大きさが乱視や遠視の程度と相関することを示すことができた．輪部デルモイドの58.6％の症例では弱視を合併しており，弱視の有無は乱視の程度，遠視の程度と相関することが示された．瞳孔領を覆うほどの輪部デルモイドは1例のみであったことから，弱視は遠視または乱視による不同視弱視と考えられた．ただし，4D以上の乱視と等価球面度数で＋4D以上の遠視を有する3例では弱視を合併しておらず，逆に乱視が1.5D以内で等価球面度数が＋1.0D以内であっても弱視を合併した例が2例みられた．したがって，単純に屈折異常の程度からだけでは弱視の有無の判定は困難な場合もあると思われた．器質的疾患によらない屈折異常でも，屈折異常の程度と弱視の有無は必ずしも一致しないことは従来から報告14,15）されており，輪部デルモイドの場合も同様であると考えられた．輪部デルモイドでは保護者らは整容的な問題に注目しがちであるが，半数以上の症例で弱視を合併することから，屈折検査を必ず行い，乱視や遠視が強い症例では早期から弱視治療に努める必要があると考えられた．東京医療センター・感覚器センターでは，乳幼児で視力が測定できない年齢であっても4D以上の不同視や4D以上の角膜乱視がある症例では1日2～3時間程度の健眼遮閉を指示し，視力が測定可能な年齢になったら左右差を中心に弱視の有無を判定して健眼遮閉の時間を増減し，眼鏡による屈折矯正を可能な限り行うようにしている．このような弱視治療の効果や予後に関しては，長期間の経過観察が可能であった症例を対象にして改めて評価する必要があると考えている．デルモイドの手術に関しては，表層角膜移植を行っても乱視の軽減効果はほとんどないことが報告4～6,10～11,13）されている．このことから真島ら4）は手術時期として，まず弱視治療を行って，ある程度の視力向上が得られてから，5.6歳前後で手術を行うのが良いと述べている．今回の検討でも，輪部デルモイドに伴う弱視は基本的に不同視弱視と考えられ，多くの症例ではこの方針に従って，まず屈折矯正と健眼遮閉による弱視治療を行ってから手術を考慮するのが良いと考えられた．しかし，輪部デルモイドで乱視の強い症例では，眼鏡による屈折矯正が困難と思われる症例も存在する．乱視が強く，Grade2以上の大きなデルモイドでは，早期に手術を行い，術後にハードコンタクトレンズによる屈折矯正を試みる方法も試される価値があると思われた．今回の検討の結果を踏まえると，デルモイドの大きさとともに屈折検査を行うことで，視力予後を判定することが可能であると考えられた．輪部デルモイドは整容面だけでなく，視機能の発達に影響を与えることが多いので，早期に屈折検査を行い，必要があれば屈折矯正，健眼遮閉などの弱視治療を早めに開始する必要がある．どのような弱視治療を行うかは，手術時期を含めて今後の検討が必要と考えられた．文献1）MansourAM,BarberJC,ReineckeRDetal：Ocularchoristomas.SurvOphthalmol33：339-358,19892）PantonRW,SugerJ：Excisionoflimbaldermoids.OphthalmicSurg22：85-89,19913）MohanM,MukherjeeG,PandaA：Clinicalevaluationandsurgicalinterventionoflimbaldermoid.IndJOphthalmol29：69-73,19814）真島行彦，村田博之，植村恭夫ほか：角膜輪部デルモイド手術例の視力予後．臨眼43：755-758,19895）奥村直毅，外園千恵，横井則彦ほか：表層角膜移植術を行った輪部デルモイド21例．眼紀54：425-428,20036）野呂充：角膜輪部デルモイドにおける弱視治療．眼臨91：490-491,19977）古城美奈，外園千恵：小児のデルモイド．あたらしい眼科23：43-46,20068）PandaA,GhoseS,KhokharSetal：Surgicaloutcomesofepibulbardermoids.JPediatrOphthalmolStrabismus39：20-25,20029）BaumJL,FeingoldM：OcularaspectsofGoldnhar’ssyndrome.AmJOphthalmol75：250-257,198310）ScottJA,TanDTH：Therapeuticlamellarkeratoplastyforlimbaldermoids.Ophthalmology108：1858-1867,200111）外園千恵，井田直子，西田幸二ほか：冷凍保存角膜を用いた輪部デルモイドと弱視の治療．臨眼51：179-182,199712）堀田喜裕，馬場順子，金井淳ほか：輪部デルモイド手術後の長期予後について．眼臨80：106-110,198613）堀純子，鈴木雅信，宮田和典ほか：角膜輪部デルモイドに対する表層角膜移植後の角膜形状解析．臨眼47：1173-1175,199314）大平明彦：最近の弱視の治療．臨眼41：1303-1306,198715）八子恵子：不同視弱視の治療．あたらしい眼科8：1557-1563,1991</p>
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