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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 後発医薬品</title>
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		<title>緑内障点眼薬の先発医薬品と後発医薬品の使用調査</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Dec 2022 15:26:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科39（12）：1694.1699，2022c緑内障点眼薬の先発医薬品と後発医薬品の使用調査中牟田爽史＊1井上賢治＊1國松志保＊2石田恭子＊3富田剛司＊1,3＊1井上眼科病院＊2西葛西・井上眼科病院＊ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科39（12）：1694.1699，2022c緑内障点眼薬の先発医薬品と後発医薬品の使用調査中牟田爽史＊1井上賢治＊1國松志保＊2石田恭子＊3富田剛司＊1,3＊1井上眼科病院＊2西葛西・井上眼科病院＊3東邦大学医療センター大橋病院眼科CSurveyontheUseofBrand-NameandGenericEyeDropsforGlaucomaSoshiNakamuta1）,KenjiInoue1）,ShihoKunimatsu-Sanuki2）,KyokoIshida3）andGojiTomita1,3）1）InouyeEyeHospital,2）NishikasaiInouyeEyeHospital,3）DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenterC目的：緑内障点眼薬の先発医薬品と後発医薬品の使用状況，使用理由を調査した．対象および方法：井上眼科病院に通院中で後発医薬品の存在する緑内障点眼薬を使用中のC504例を対象とした．お薬手帳や点眼薬実物から使用薬剤を判断した．先発あるいは後発医薬品の使用理由をアンケートで調査した．結果：対象者は男性C222例，女性C282例，年齢はC68.9±10.8歳，使用薬剤数はC2.5±1.3剤だった．先発医薬品のみ使用C134例（26.6％），後発医薬品のみ使用353例（70.0％），両方とも使用C17例（3.4％）だった．先発医薬品の使用理由は，安心・安全C65.6％，薬局の推奨C12.6％など，後発医薬品の使用理由は，薬局の推奨C59.2％，価格が安いC25.9％などだった．結論：先発医薬品のみ使用は26.6％で，薬剤への安心感や安全性から選択していた．後発医薬品のみ使用はC70.0％で，薬局の推奨や経済的観点から選択していた．CPurpose：Toinvestigatetheuseofbrand-nameandgenericeyedropsforglaucoma.PatientsandMethods：CTheCstudyCinvolvedC504CoutpatientsCseenCatCInoueCEyeCHospitalCwhoCusedCcurrentlyCavailableCbrand-nameCandCgenericglaucomamedications.Thetypeofmedicationusedwasinvestigatedviaanalysisofthemedicationinstruc-tionsheetortheactualmedicationbottles.Thereasonsforuseweresurveyedviapatientquestionnaire.Results：CTherewere222malesand282females,（meanage：68.9±10.8years）,andthemeannumberofmedicationsusedwas2.5±1.3.Ofthe504patients,134（26.6％）wereusingonlybrand-namemedications,353（70.0％）wereusingonlyCgenericCmedications,Cand17（3.4％）wereCusingCboth.CReasonsCforCusingCbrand-nameCmedicationsCincludedCsafetyandsecurity（65.6％）andpharmacyrecommendation（12.6％）,whileasforuseofthegenericmedications,pharmacyrecommendation（59.2％）andlowerprice（25.9％）weretheprimaryreasons.Conclusions：Ofthe504patients,26.6％CusedConlyCbrand-nameCmedicationsCand70.0％CusedConlyCgenericCmedications,CwithCtheCprimaryCreasonsforusebeingsafetyandsecurityintheformerandpharmacyrecommendationorcostinthelatter.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）39（12）：1694.1699,C2022〕Keywords：緑内障点眼薬，先発医薬品，後発医薬品，薬物選択．glaucomaeyedrops,brand-name,generic,choiceofmedication.Cはじめに近年，厚生労働省は保険財政の改善と患者負担の軽減を考えて先発医薬品ではなく後発医薬品の使用を推奨している．後発医薬品は先発医薬品と同じ有効成分を含有し，効能・効果，用法・用量は原則同一であるが，添加剤（防腐剤を含む）は異なる．後発医薬品は先発医薬品の独占的販売期間（有効性・安全性を検証する再審査期間および特許期間）が終了した後に発売される．厚生労働省の後発医薬品推奨の姿勢は診療報酬にも反映されている．医療機関では薬剤を処方する際に一般名で処方するとC5.7点が加算される（2022年C2月現在）．また，調剤薬局では後発医薬品調剤体制加算があり，後発医薬品の使用割合によりC15.28点が加算される．このような施策により後発医薬品の使用割合は年々増加しており，2005年C32.5％，2007年C34.9％，2009年C35.8％，2011年C39.9％，2013年46.9％，2015年C56.2％，2017年C65.8％，2020年C78.3％と〔別刷請求先〕中牟田爽史：〒101-0062東京都千代田区神田駿河台C4-3井上眼科病院Reprintrequests：SoshiNakamuta,M.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPANC1694（126）報告されている1）．2022年C2月現在，緑内障点眼薬の後発医薬品はC16種類存在する．このように後発医薬品は多数使用されるようになったが，患者がどのような考えで後発医薬品あるいは先発医薬品を選択しているかは不明である．また，後発医薬品を使用している患者の特徴も不明である．そこで今回，患者が使用している緑内障点眼薬を調査し，先発医薬品あるいは後発医薬品の使用理由と患者背景を解析した．CI対象および方法2021年C9月.2022年C2月に井上眼科病院に通院中で，後発医薬品の存在する緑内障点眼薬を使用中で以下の方法により使用薬剤を確認できたC504例を対象とした．男性C222例，女性C282例，平均年齢はC68.9C±10.8歳（平均C±標準偏差），24.93歳であった．使用している緑内障点眼薬はC2.5C±1.3剤，1.6剤であった．配合点眼薬はC1剤とした．外来受診時にお薬手帳あるいは点眼薬実物を持参しているかを患者に問い合わせ，いずれかを持参しており，使用薬剤を正確に確認できた症例を対象とした．対象眼に関しては両眼に点眼薬を使用している症例では使用点眼薬数が多い眼を採用し，左右同数の場合は右眼を採用した．各々使用薬剤が先発医薬品か後発医薬品かを確認後に，先発医薬品あるいは後発医薬品を使用している理由を対面式アンケートで調査した（図1）．なお，井上眼科病院では後発医薬品の存在する緑内障点眼薬はすべて一般名で処方しており，患者が調剤薬局で先発医薬品あるいは後発医薬品のいずれかを自由に選択できるようにしている．また，緑内障点眼薬はすべて院外処方で対応している．緑内障点眼薬のうち先発医薬品，後発医薬品ともに存在する点眼薬は，イソプロピルウノプロストン点眼薬，ラタノプロスト点眼薬，トラボプロスト点眼薬，ビマトプロスト点眼薬，チモロール点眼薬，持続性チモロール点眼薬，カルテオロール点眼薬，持続性カルテオロール点眼薬，ニプラジロール点眼薬，ベタキソロール点眼薬，ブリンゾラミド点眼薬，ブリモニジン点眼薬，ラタノプロスト/チモロール配合点眼薬，トラボプロスト/チモロール配合点眼薬，ドルゾラミド/チモロール配合点眼薬で，先発医薬品のみ存在する点眼薬はタフルプロスト点眼薬，ドルゾラミド点眼薬，ブナゾシン点眼薬，リパスジル点眼薬，オミデネパグイソプロピル点眼薬，ピロカルピン点眼薬，ジピベフリン点眼薬，タフルプロスト/チモロール配合点眼薬，ラタノプロスト/カルテオロール配合点眼薬，ブリンゾラミド/チモロール配合点眼薬，ブリモニジン/チモロール配合点眼薬，ブリモニジン/ブリンゾラミド配合点眼薬で，後発医薬品のみ存在する点眼薬はレボブノロール点眼薬である（2022年C2月現在）．つぎに先発医薬品のみ使用症例と後発医薬品のみ使用症例で性別，平均年齢，使用薬剤数，カテゴリー別使用薬剤を比較した．さらに男女間での先発あるいは後発医薬品のみ使用症例，平均年齢，使用薬剤数，カテゴリー別使用薬剤を比較した．若年者（65歳未満）と高齢者（65歳以上）で先発あるいは後発医薬品のみ使用症例，性別，使用薬剤数，カテゴリー別使用薬剤を比較した．カテゴリー別使用薬剤はラタノプロスト点眼薬，トラボプロスト点眼薬，ビマトプロスト点眼薬をプロスタグランジン関連薬（以下，PG関連薬），チモロール点眼薬，持続性チモロール点眼薬，カルテオロール点眼薬，持続性カルテオロール点眼薬，ニプラジロール点眼薬，ベタキソロール点眼薬をCb遮断薬（Ca遮断薬を含む），ブリンゾラミドを点眼炭酸脱水酵素阻害薬（以下，CAI），イソプロピルウノプロストン点眼薬をイオンチャネル開口薬，ラタノプロスト/チモロール配合点眼薬，トラボプロスト/チモロール配合点眼薬をCPG関連薬/Cb遮断薬配合点眼剤，ドルゾラミド/チモロール配合点眼薬をCCAI/Cb遮断薬配合点眼剤，ブリモニジン点眼薬をCa2刺激薬と分類した．平均年齢と使用薬剤数の比較には対応のないCt検定を，先発医薬品・後発医薬品の使用割合，性別，カテゴリー別使用薬剤の比較にはCc2検定とCFisherの直接確率検定を使用した．有意水準はp＜0.05とした．患者には本研究の主旨を口頭で説明し，アンケート調査の際に文書で同意を得た．本研究は井上眼科病院倫理審査委員会で承認された（承認番号C202202-2）．CII結果先発医薬品のみ使用C134例（26.6％），後発医薬品のみ使用C353例（70.0％），両方とも使用はC17例（3.4％）であった．先発医薬品の使用理由は「安心，安全」93例（69.4％），「後発品（ジェネリック医薬品）よりも効果があると思う」17例（12.7％），「薬局にすすめられた」14例（10.4％），「後発品（ジェネリック医薬品）よりも使いやすいと思う」4例（3.0％）などであった（図2）．後発医薬品の使用理由は「薬局にすすめられた」209例（59.2％），「金額が安くなる」92例（26.1％），「その他」43例（12.2％）などだった（図3）．その他の症例をさらに解析したところ「役所や保険組合の推奨」25例（7.1％）と「医師の推奨」11例（3.1％）が多かった．先発医薬品のみ使用症例と後発医薬品のみ使用症例を比較すると，性別，使用薬剤数，カテゴリー別薬剤は同等だった（表1）．平均年齢は先発医薬品のみ使用症例C71.3C±10.2歳が後発医薬品のみ使用症例C67.9C±10.9歳に比べて有意に高かった（p＜0.01）．男女で比較すると，先発医薬品のみ使用症例と後発医薬品のみ使用症例の割合，平均年齢，使用薬剤数は同等だった（表2）．カテゴリー別薬剤では，Cb遮断薬，CAI，イオンチャネル開口薬，PG関連薬/Cb遮断薬配合点眼剤，CAI/Cb遮断薬配合点眼剤，Ca2刺激薬は先発あるいは後発医薬品の後発品よりも使いやすいと思う4例（3.0％）薬局にすすめられた14例（10.4％）後発品よりも効果があると思う17例（12.7％）その他43例（12.2％）先発品よりも使いやすいと思う3例（0.8％）先発品よりも効果があると思う6例（1.7％）金額が安くなる92例（26.1％）図2先発医薬品の使用理由図3後発医薬品の使用理由表1先発医薬品のみ使用症例と後発医薬品のみ使用症例の比較先発医薬品のみ後発医薬品のみp値男性：女性49（C36.6％）：C85（C63.4％）164（C46.5％）：C189（C53.5％）Cp＝0.0525平均年齢C71.3±10.2C67.9±10.9Cp＝0.0022＊使用点眼薬数C2.4±1.2C2.5±1.3Cp＝0.3968使用点眼薬別PG関連薬89（C27.6％）233（C72.4％）Cb遮断薬（Ca遮断薬を含む）27（C32.9％）55（C67.1％）CCAI24（C23.3％）79（C76.7％）イオンチャネル開口薬4（4C4.4％）5（5C5.6％）Cp＝0.7509PG関連薬/Cb遮断薬配合剤20（C28.6％）50（C71.4％）CCAI/b遮断薬配合剤30（C27.8％）78（C72.2％）Ca2刺激薬24（C29.6％）57（C70.4％）CAI：炭酸脱水酵素阻害薬，PG：プロスタグランジン．＊p＜0.05表2性別による比較男性女性p値先発医薬品のみ：後発医薬品のみ49（C23.0％）：C164（C77.0％）85（C31.0％）：C189（C69.0％）Cp＝0.0525平均年齢C68.3±11.5C69.3±10.2Cp＝0.3464使用点眼薬数C2.6±1.2C2.4±1.3Cp＝0.1296使用点眼薬別（先発品：後発品）PG関連薬32（C20.5％）：C124（C79.5％）57（C34.3％）：C109（C65.7％）Cp＝0.0061＊Cb遮断薬（Ca遮断薬を含む）10（C27.0％）：C27（C73.0％）17（C37.8％）：C28（C62.2％）Cp＝0.3509CCAI9（1C8.8％）：3C9（8C1.3％）15（C27.3％）：C40（C72.7％）Cp＝0.3559イオンチャネル開口薬2（5C0.0％）：2（5C0.0％）2（4C0.0％）：3（6C0.0％）p＞C0.9999PG関連薬/Cb遮断薬配合剤9（3C0.0％）：2C1（7C0.0％）11（C27.5％）：C29（C72.5％）p＞C0.9999CCAI/b遮断薬配合剤12（C25.5％）：C35（C74.5％）18（C29.5％）：C43（C70.5％）Cp＝0.6716Ca2刺激薬13（C36.1％）：C23（C63.9％）11（C24.4％）：C34（C75.6％）Cp＝0.3288CAI：炭酸脱水酵素阻害薬，PG：プロスタグランジン．＊p＜0.05表3若年者と高齢者の比較若年者（.64歳）高齢者（65歳.）p値先発医薬品のみ：後発医薬品のみ30（C20.5％）：C116（C79.5％）104（C30.5％）：C237（C69.5％）Cp＝0.0267＊男性：女性69（C47.3％）：C77（C52.7％）144（C42.2％）：C197（C57.8％）Cp＝0.3199使用点眼数C2.4±1.3C2.5±1.2Cp＝0.4693使用薬剤別（先発品：後発品）PG関連薬16（C17.2％）：C77（C82.8％）73（C31.9％）：C156（C68.1％）Cp＝0.0087＊Cb遮断薬（Ca遮断薬を含む）7（3C1.8％）：1C5（6C8.2％）20（C33.3％）：C40（C66.7％）p＞C0.9999CCAI5（2C1.7％）：1C8（7C8.3％）19（C23.8％）：C61（C76.3％）p＞C0.9999イオンチャネル開口薬1（2C5.0％）：3（7C5.0％）3（6C0.0％）：2（4C0.0％）Cp＝0.5238PG関連薬/Cb遮断薬配合剤6（2C5.0％）：1C8（7C5.0％）14（C30.4％）：C32（C69.6％）Cp＝0.7824CCAI/b遮断薬配合剤5（1C3.9％）：3C1（8C6.1％）25（C34.7％）：C47（C65.3％）Cp＝0.0243＊Ca2刺激薬9（2C7.3％）：2C4（7C2.7％）15（C31.3％）：C33（C68.8％）Cp＝0.8064CAI：炭酸脱水酵素阻害薬，PG：プロスタグランジン．＊p＜0.05み使用症例は同等だった．PG関連薬は後発医薬品のみ使用症例が男性（79.5％）のほうが女性（65.7％）に比べて有意に多かった（p＜0.05）．若年者（146例）と高齢者（341例）で比較すると性別，使用薬剤数は同等だった（表3）．後発医薬品のみ使用症例が若年者（79.5％）のほうが高齢者（69.5％）に比べて有意に多かった（p＜0.05）．カテゴリー別薬剤では，Cb遮断薬，CAI，PG関連薬/Cb遮断薬配合点眼剤，Ca2刺激薬は先発あるいは後発医薬品のみ使用症例は同等だった．PG関連薬は後発医薬品の使用症例が若年者（82.8％）のほうが高齢者（68.1％）に比べて有意に多かった（p＜0.05）．CAI/Cb遮断薬配合点眼剤は後発医薬品の使用症例が若年者（86.1％）のほうが高齢者（65.3％）に比べて有意に多かった（p＜0.05）．CIII考按今回の調査で後発医薬品の使用症例はC73.4％（後発医薬品のみ使用C70.0％＋先発・後発医薬品両方とも使用C3.4％）であった．厚生労働省が発表したC2020年の後発医薬品使用割合C78.3％よりは少なかったが近い割合であった．今回は具体的な使用薬剤の解析ではなく症例ごとの解析を行った影響も考えられる．先発医薬品と後発医薬品の特徴を以下に述べる2）．後発医薬品の存在する先発医薬品は開発から長期を経過しており，医師の使用経験や薬剤の情報（効果・副作用など）が多く，供給も安定している．今回のアンケート調査でも先発医薬品の使用理由は安心，安全がC69.4％と圧倒的に多かった．眼圧下降効果や副作用などに問題のない症例では薬剤を変更する必要はないと考えられる．一方，後発医薬品は先発医薬品に比べて価格が安いことが最大の利点である3,4）．今回のアンケート調査でも後発医薬品の使用理由は薬局にすすめられたC59.2％，金額が安くなるC26.1％の順であった．薬局からの推奨は調剤薬局での後発医薬品調剤体制加算の取得のためと考えられる．しかし，後発医薬品は先発医薬品と添加剤が異なり，先発医薬品から後発医薬品への変更による眼圧下降効果減弱や副作用出現が懸念される．発売してからの期間も短く，効果や副作用の情報が少なく，また供給が安定していないことも問題点である．後発医薬品の効果と安全性は，先発医薬品から切り替えた症例で報告されている5.10）．ラタノプロスト点眼薬5.9），ドルゾラミド/チモロール配合点眼薬10）の先発医薬品から後発医薬品への切り替えでは眼圧下降効果の維持と高い安全性が報告されている．症例により眼圧下降効果は異なるが，有効成分は同一のため後発医薬品の眼圧下降効果減弱はあまり考慮しなくてよいと考えられる．仮に後発医薬品を使用して副作用が出現した場合でも先発医薬品に戻せば副作用も軽減・消失するので，後発医薬品の経済的優位性を考慮し，先発医薬品から後発医薬品への切り替えは試みてもよいと思われる．今回の詳細な検討では，平均年齢は先発医薬品のみ使用症例が後発医薬品のみ使用症例に比べて有意に高かった．その理由として年齢が高いほうが緑内障罹病期間や先発医薬品を使用している期間が長く，病状が安定しているためあえて後発医薬品へ変更しなかったのではないかと考えられる．男女の比較ではCFP受容体作動薬は後発医薬品の使用割合が男性のほうが女性に比べて有意に多かった．その理由としてCPG関連薬では眼瞼色素沈着や上眼瞼溝深化などの美容的副作用が出現することがあり11,12），とくに女性は後発医薬品へ変更した際に新たにこのような副作用が出現することを避ける傾向があると考えられる．若年者と高齢者の比較では，PG関連薬とCCAI/Cb遮断薬配合点眼剤は後発医薬品の使用症例が若年者のほうが高齢者に比べて有意に多かった．その理由として高齢者のほうが緑内障罹病期間や先発医薬品を使用している期間が長く，病状が安定している点と，若年者のほうが経済的に余裕がない点が考えられる．今回の調査の問題点として，お薬手帳や点眼薬実物を診察時に持参している人を対象としたため，使用薬剤を管理する意識の高い人が対象になっている可能性がある．しかし，先発医薬品あるいは後発医薬品のどちらを使用しているかを正確に把握するのは問診ではむずかしいため，お薬手帳や点眼薬実物で確認する方法とした．また，対象患者の利用している調剤薬局は同一でなく，調剤薬局によって先発医薬品と後発医薬品の調剤の方針が異なる可能性がある．患者の利用した調剤薬局をすべて調査することはできないと考えた．さらに以前は先発医薬品のみ使用していたので，一般名処方で先発医薬品でも後発医薬品でも使用できるようになり，患者から後発医薬品でもよいのかと質問されることが多くなった．その際は「後発医薬品でも問題がない場合がほとんどです」と答えるが，これが医師の推奨としてとらえられた可能性がある．今回緑内障点眼薬の先発医薬品と後発医薬品の使用状況と使用理由を調査した．先発医薬品のみ使用C26.6％，後発医薬品のみ使用C70.0％だった．使用理由は先発医薬品は安心・安全C65.6％，調剤薬局からの推奨C12.6％など，後発医薬品は調剤薬局からの推奨C59.2％，価格が安いC25.9％などだった．今後ますます後発医薬品が使用されると考えられるため，先発医薬品だけではなく後発医薬品の効果・安全性も調査する必要がある．本論文は第C126回日本眼科学会総会で発表した．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）福田正道：緑内障点眼薬後発品（いわゆるジェネリック）の特性．臨眼68：7-12,C20142）菅原仁，島森美光，吉町昌子ほか：点眼剤の後発医薬品使用促進に関わる薬剤費の比較研究．JpnCJCDrugCInformC14：62-68,C20123）冨田隆志，池田博昭，櫻下弘志ほか：Cb遮断点眼薬の先発医薬品と後発医薬品におけるC1日あたりの薬剤費の比較．臨眼63：717-720,C20094）神山幸輝，阿部貴至，唐澤健介ほか：緑内障治療に用いる点眼剤の先発医薬品と後発医薬品における製剤学的性質および経済性に関する比較研究．レギュラトリーサイエンス学会誌C10：99-108,C20205）木村格，木村亘，横山光伸ほか：正常眼圧緑内障におけるラタノプロスト点眼液C0.005％ジェネリック医薬品の使用経験．新薬と臨牀61：1141-1144,C20126）櫻井寿也，田野良太郎，山本裕弥ほか：ラタノプロスト点眼液C0.005％ジェネリック医薬品の使用経験．新薬と臨牀60：1225-1228,C20117）東條直貴，林篤志：ラタノプロスト点眼液C0.005％の先発品からジェネリック品への切替効果．新薬と臨牀C63：C1471-1474,C20148）井上賢治，増本美枝子，若倉雅登ほか：防腐剤無添加ラタノプロスト点眼薬の眼圧下降効果と安全性．あたらしい眼科C28：1635-1639,C20119）大塚光哉，澁谷法子，本多祐樹ほか：ドルゾラミド塩酸塩・チモロールマレイン酸塩点眼液の先発医薬品から後発医薬品への切り替え効果．新薬と臨牀70：143-147,C202110）岩崎直樹，楠部亨，黒澤誠治ほか：ラタノプロスト点眼液C0.005％「わかもと」の眼圧下降効果と安全性．新薬と臨牀50：615-618,C201311）InoueCK,CShiokawaCM,CHigaCRCetal：AdverseCperiocularCreactionsto.vetypesofprostaglandinanalogs.EyeC26：C1465-1472,C201212）InoueCK,CShiokawaCM,CWakakuraCMCetal：DeepeningCofCtheCupperCeyelidCsulcusCcausedCbyC5CtypesCofCprostaglan-dinanalogs.JGlaucomaC22：626-631,C2013＊＊＊</p>
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		<title>多施設による緑内障患者の実態調査2016 年版 ─後発医薬品の使用─</title>
		<link>https://www.atagan.jp/article/20180726.htm</link>
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		<pubDate>Mon, 30 Jul 2018 15:26:57 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[緑内障]]></category>

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		<description><![CDATA[《第28回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科35（7）：971.975，2018c多施設による緑内障患者の実態調査2016年版─後発医薬品の使用─川島拓＊1井上賢治＊1塩川美菜子＊1井上順治＊2石田恭子＊3富田剛司＊3＊ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第28回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科35（7）：971.975，2018c多施設による緑内障患者の実態調査2016年版─後発医薬品の使用─川島拓＊1井上賢治＊1塩川美菜子＊1井上順治＊2石田恭子＊3富田剛司＊3＊1井上眼科病院＊2西葛西・井上眼科病院＊3東邦大学医療センター大橋病院眼科CCurrentStatusofTherapyforGlaucomaatMultipleOphthalmicInstitutionsin2016─UsageofGenericDrugsforGlaucomaPatients─TakuKawashima1）,KenjiInoue1）,MinakoShiokawa1）,JunjiInoue2）,KyokoIshida3）andGojiTomita3）1）InouyeEyeHospital,2）NishikasaiInouyeEyeHospital,3）DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenter目的：緑内障患者の治療実態を調査し，そのなかから後発医薬品の使用を検討する．対象および方法：57施設に外来受診した緑内障，高眼圧症C4,288例C4,288眼を対象とし，使用薬剤を調査した．単剤例，2剤例での後発医薬品の使用を調査し，2012年の前回調査と比較した．結果：単剤例ではプロスタグランジン（PG）関連薬のC12.3％，Cb遮断薬のC11.3％で後発医薬品を使用していた．2剤例ではCPG関連薬のC8.9％，Cb遮断薬のC1.6％で後発医薬品を使用していた．単剤例ではCPG関連薬，Cb遮断薬ともに前回調査（5.4％とC3.1％）より後発医薬品使用が有意に増加した．2剤例ではCPG関連薬は前回調査（4.6％）より後発医薬品使用が有意に増加し，Cb遮断後医薬発品は前回調査（3.3％）と同様だった．結論：後発医薬品は単剤例のC11.4％，2剤例のC7.5％で使用されていた．後発医薬品の使用は増加傾向にある．CPurpose：WeCinvestigatedCtheCuseCofCgenericCdrugsCinCpatientsCwithCglaucomaCorCocularChypertension.CMeth-ods：Atotalof4,288eyesof4,288patientsfrom57institutionswereincluded.Theparticipantswhowereadmin-isteredCgenericCdrugsCasCmonotherapyCorCconcomitantlyCwereCinvestigated；resultsCwereCcomparedCtoCaCpreviousCstudyin2012.Results：Genericprostaglandin（PG）analogs（12.3％）andgenericb-blockers（11.3％）wereusedasmonotherapyandconcomitantly（8.9％,1.6％）C.ThenumberofsubjectsusinggenericPGanalogsorb-blockersasmonotherapyincreasedincomparisontothepreviousstudy（5.4％,3.1％）C.ThenumberofsubjectsusinggenericPGCanalogsCconcomitantlyCsurpassedCthatCofCtheCpreviousCstudy（4.6％）C,CwhereasCtheCnumberCusingCgenericCb-blockersCdidCnotCdi.erCsigni.cantlyCfromCtheCpreviousCstudy（3.3％）C.CConclusions：GenericCdrugCuseCasCmono-therapy（11.4％）andconcomitantly（7.5％）indicatesthattheuseofgenericdrugsisincreasing.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C35（7）：971.975,C2018〕Keywords：緑内障，後発医薬品，単剤例，2剤例．glaucoma,genericdrugs,monotherapy,additionaldrugs.はじめに緑内障治療の最終目標は患者の視野障害進行抑制であり，唯一エビデンスが明確に示されている治療方法は眼圧下降で，その第一選択は薬物治療である1.5）．緑内障診療ガイドライン1）では，緑内障の点眼薬治療は単剤投与から始めるが，目標眼圧に達しない症例では点眼薬の変更あるいは追加が推奨されている．点眼薬の追加を繰り返すと多剤併用となるが，多剤併用症例ではアドヒアランスの低下が問題となる6）．実際に緑内障患者は緑内障点眼治療に対してさまざまな意見を有しており，そのことがアドヒアランス低下を引き起こしていると考えられる7,8）．緑内障患者C182例の調査では点眼薬の使用感としてしみるC35例，かすむC34例，点眼手技としてうまく点眼できないC27例，点眼薬の価格が高いC26例などが報告された7）．点眼薬がしみる，かすむは点眼薬の新たな開発，あるいは医師が点眼薬を選択する際に考慮することで，また点眼手技は点眼指導の徹底により改善できると考〔別刷請求先〕川島拓：〒101-0062東京都千代田区神田駿河台C4-3井上眼科病院Reprintrequests：TakuKawashima,M.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPAN0910-1810/18/\100/頁/JCOPY（121）C971えられる．点眼薬の価格は後発医薬品の使用によりある程度は軽減できる．後発医薬品とは，先発医薬品と同一の有効成分を同一量含む同一投与経路の製剤で，効能・効果，用法・用量が原則的に同一で，先発医薬品と同等の臨床効果が得られる医薬品である．後発医薬品を製造販売するためには，先発医薬品と同様に薬事法に基づいて厚生労働大臣から承認を得ることとなっている．そのために品質，有効性，安全性が先発医薬品と同等であることを証明する必要があり，試験の一つとして生物学的同等性試験が行われる．この試験では血中濃度推移が先発医薬品と同等であれば，同等の臨床効果を発揮するという考えに基づいている．しかし，後発医薬品では先発医薬品と異なり患者に対する治験は行われておらず，臨床現場での眼圧下降効果と安全性が十分に検討されていない．そこで慢性進行性疾患である緑内障患者に長期間使用するのが妥当であるかは不明である．厚生労働省では医療保険財政の改善と患者負担の軽減に資するとして後発医薬品の使用促進を積極的に努めており，今後ますますさまざまな点眼薬の後発医薬品が使用可能になると思われる．今回，後発医薬品の定義として日本眼科学会のホームページの眼科用剤一覧表（先発品・後発品）を用いた．具体的には後発医薬品として区分されているものを後発医薬品とし，配合点眼薬は先発医薬品として解析した．一方，臨床現場で緑内障点眼薬の後発医薬品がどのように使用されているかを調査した報告はない．筆者らは緑内障薬物治療の実態に興味を持ち，2007年より多施設による緑内障患者実態調査を開始した9）．2009年に第C2回10），2012年に第C3回11），そしてC2016年に第C4回緑内障患者実態調査を施行した12）．今回，第C4回緑内障患者実態調査のなかで後発医薬品に着目して検討を行った．また，後発医薬品の使用について前回調査の結果11）と比較し，経年変化を合わせて検討した．CI対象および方法本調査は，緑内障患者実態調査の趣旨に賛同したC57施設において，2016年C3月C7日.13日に施行した．調査施設を表1に示す．この調査期間内に外来受診した緑内障および高眼圧症患者全例を対象とした．総症例数C4,288例C4,288眼，表1研究協力施設（57施設）北海道札幌市ふじた眼科クリニック板橋区江戸川区世田谷区荒川区世田谷区八王子市葛飾区さわだ眼科クリニック篠崎駅前髙橋眼科社本眼科菅原眼科クリニックそが眼科クリニック多摩眼科クリニックとやま眼科宮城県仙台市鬼怒川眼科医院茨城県ひたちなか市日立市いずみ眼科クリニックサンアイ眼科さいたま市さいたま市石井眼科クリニックさいき眼科埼玉県吉川市幸手市たじま眼科・形成外科ふかさく眼科東京都文京区中央区中沢眼科医院中山眼科医院さいたま市やながわ眼科品川区小金井市荒川区江東区台東区新宿区千代田区江戸川区はしだ眼科クリニック東小金井駅前眼科町屋駅前眼科みやざき眼科もりちか眼科クリニック早稲田眼科診療所お茶の水・井上眼科クリニック西葛西・井上眼科病院千葉県千葉市山武郡船橋市松戸市千葉市船橋市習志野市あおやぎ眼科おおあみ眼科高根台眼科のだ眼科麻酔科医院本郷眼科みやけ眼科谷津駅前あじさい眼科千葉市吉田眼科横浜市鎌倉市眼科中井医院清川病院板橋区赤塚眼科はやし医院杉並区新宿区井荻菊池眼科いなげ眼科神奈川県横浜市大和市さいとう眼科セントルカ眼科・歯科クリニック荒川区うえだ眼科クリニック川崎市だんのうえ眼科クリニック調布市えぎ眼科仙川クリニック横浜市綱島駅前眼科東京都足立区足立区葛飾区国分寺市清瀬市えづれ眼科江本眼科おおはら眼科おがわ眼科清瀬えのき眼科静岡県伊東市ヒルサイド眼科クリニック福岡県遠賀郡福岡市いまこが眼科医院図師眼科医院熊本県宇土市むらかみ眼科クリニック国分寺市後藤眼科沖縄県沖縄市ガキヤ眼科医院文京区駒込みつい眼科（順不同・敬称略）男性C1,839例，女性C2,449例，年齢はC7.102歳，68.1C±13.0歳（平均C±標準偏差）であった．緑内障の診断と治療は，緑内障診療ガイドライン1）に則り，主治医の判断で行った．片眼のみの緑内障または高眼圧症患者では罹患眼を，両眼罹患している患者では右眼を調査対象眼とした．調査方法は調査票（表2）を用いて行った．各施設にあらかじめ調査票を送付し，診療録から診察時の年齢，性別，病型，使用薬剤数および種類，緑内障手術の既往を調査した．集計は井上眼科病院の集計センターで行った．回収した調査票より使用薬剤のうち後発医薬品について解析を行った．さらにC2012年に行った前回調査の結果11）と比較した．具体的には単剤使用例，2剤使用例で，さらに各々でプロスタグランジン（PG）関連点眼薬，Cb遮断点眼薬の後発医薬品の使用を検討した．調査を行ったC2016年C3月に使用可能であった後発医薬品はCPG関連点眼薬ではイソプロピルウノプロストンC4製品，ラタノプロストC24製品，Cb遮断点眼薬ではチモロールマレイン酸塩C20製品，カルテオロール塩酸塩C6製品，ベタキソロール塩酸塩C2製品，ニプラジロールC5製品，レボブノロール塩酸塩C2製品，副交感神経刺激薬ではピロカルピン塩酸塩C2製品だった．配合点眼薬はC2剤として解析した．配合点眼薬はC2剤使用例では各々の成分に分けて検討した．その際に各成分は先発医薬品として解析した．なお，前回調査11）では配合点眼薬をC1剤として解析したので，今回調査と比較するにあたり，配合点眼薬をC2剤として再解析を行い使用した．比較にはCc2検定を用いた．有意水準はCp＜0.05とした．CII結果1.使用薬剤数使用薬剤数は平均C1.7C±1.2剤で，その内訳は無投薬がC445例（10.4％），1剤がC1,914例（44.6％），2剤がC929例（21.7％），3剤がC598例（13.9％），4剤がC277例（6.5％），5剤が99例（2.3％），6剤がC24例（0.6％），7剤がC2例（0.05％）だった．点眼薬を使用している症例のうちC1剤でも後発医薬品を使用している症例はC348例（9.1％）だった．C2.後発医薬品の使用状況（単剤使用例）単剤使用例（1,914例）では，PG関連点眼薬がC1,414例（73.9％），b遮断点眼薬がC398例（20.8％），その他がC102例（5.3％）だった．先発医薬品がC1,695例（88.6％），後発医薬品がC219例（11.4％）だった．薬品別では，PG関連点眼薬では先発医薬品がC1,240例（87.7％），後発医薬品がC174例（12.3％），b遮断点眼薬では先発医薬品がC353例（88.7％），後発医薬品がC45例（11.3％）だった（図1）．後発医薬品の使用はCPG関連点眼薬とCb遮断点眼薬で同等だった（p＝0.6634）．C表2調査票緑内障処方薬剤の一般名：＜Cb遮断薬＞1：水溶性チモロール，2：イオン応答ゲル化チモロール，3：熱応答ゲル化チモロール，4：カルテオロール，5：持続性カルテオロール，6：ベタキソロール，7：レボブノロール．＜Cab遮断薬＞9：ニプラジロール．＜PG（プロスタグランジン）製剤＞11：イソプロピルウノプロストン，12：ラタノプロスト，13：トラボプロスト，14：タフルプロスト，15：ビマトプロスト．＜配合剤＞17：ラタノプロスト/チモロール配合薬，18：トラボプロスト/チモロール配合薬，19：ドルゾラミド/チモロール配合薬，20：ブリンゾラミド/チモロール配合薬，21：タフルプロスト/チモロール配合薬．＜点眼CCAI（炭酸脱水酵素阻害薬）＞22：ドルゾラミド，23：ブリンゾラミド．＜経口CCAI＞24：アセタゾラミド．＜Ca1遮断薬＞25：ブナゾシン．＜Ca2刺激薬＞26：ブリモニジン．＜ROCK阻害薬＞27：リパスジル．＜その他＞28：ピロカルピン，29：ジピベフリン3.後発医薬品の使用状況（2剤使用例）2剤使用例（929例）では，PG/Cb配合点眼薬C267例（28.7％），PG関連点眼薬＋b遮断点眼薬がC264例（28.4％），PG関連点眼薬＋a2刺激点眼薬C101例（10.9％），炭酸脱水酵素阻害（CAI）/Cb配合点眼薬C93例（10.0％），PG関連点眼薬＋CAI点眼薬C92例（9.9％）などだった．1剤でも後発医薬品を使用している症例がC70例（7.5％）先発医薬品のみ使用している症例がC859例（92.5％）だった．，PG関連点眼薬（1,414例）β遮断点眼薬（398例）PG関連点眼薬（768例）b遮断点眼薬（673例）図1後発医薬品の使用状況（単剤使用例）1剤でも後発医薬品を使用している症例のうち，2剤ともに後発医薬品を使用している症例がC12.8％（9例/70例）だった．薬剤別では，PG関連点眼薬（768例）では先発医薬品が700例（91.1％），後発医薬品がC68例（8.9％），b遮断点眼薬（673例）では先発医薬品がC662例（98.4％），後発医薬品が11例（1.6％）だった（図2）．後発医薬品はCPG関連点眼薬がCb遮断点眼薬より多く使用されていた（p＜0.0001）．C4.後発医薬品の使用状況の前回調査との比較（単剤使用例）PG関連点眼薬は前回調査（5.4％）に比べて今回調査（12.3％）で後発医薬品使用が有意に増加した（p＜0.0001）．b遮断点眼薬は前回調査（3.1％）に比べて今回調査（11.3％）で後発医薬品使用が有意に増加した（p＜0.0001）．C5.後発医薬品の使用状況の前回調査との比較（2剤使用例）PG関連点眼薬は前回調査（4.6％）に比べて今回調査（8.9％）で後発医薬品使用が有意に増加した（p＜0.0001）．b遮断点眼薬は前回調査（3.3％）と今回調査（1.6％）で後発医薬品使用は同等だった（p＝0.0718）．C6.後発医薬品使用量と導入施設の前回調査との比較点眼薬使用症例は前回調査C3,142例，今回調査C3,843例だった．1剤でも後発医薬品を使用している症例は前回調査C4.7％（149例/3,142例）に比べて今回調査C9.1％（348例/3,843例）で有意に増加した（p＜0.0001）．後発医薬品をC1症例でも使用している施設は前回調査C61.5％（24施設/39施設）と今回調査61.4％（35施設/57施設）で同等だった（p＞0.999）．前回調査，今回調査ともに参加したのはC37施設だった．37施設のうち点眼薬使用症例は前回調査C3,068例，今回調査C3,115例だった．1剤でも後発医薬品を使用している症例は前回調査C4.8％（148例/3,068例）に比べて今回調査C8.7％（272例/3,115例）で有意に増加した（p＜0.0001）．後発医薬品をC1症例でも使用している施設は前回調査C62.2％（23施設/37施設）と今回調査C64.9％（24施設/37施設）で同等だった（p＞0.999）．C図2後発医薬品の使用状況（2剤使用例）III考按後発医薬品は，再審査期間が終了し，特許が切れた先発医薬品に対して発売することができる．後発医薬品のメリットの一つは先発医薬品に比べて薬価が低いので，患者の負担は軽減することである13）．そこで患者から後発医薬品を希望する場合や，健康保険組合より後発医薬品への切り替えを依頼してくる場合もある．それらの状況を踏まえて，現在の緑内障に対する後発医薬品の使用状況を調査することにした．薬剤処方に関しては，先発医薬品を必ず使用する場合には医師は処方箋の変更不可欄にチェックする必要がある．一方，チェックがない場合は調剤薬局で薬剤師が後発医薬品に変更することができる．そのため厳密には先発医薬品と後発医薬品のどちらが使用されているかはわからない場合もある．しかし，後発医薬品を使用する場合は，医師は薬剤を一般名で処方することが多いと考えられる．なぜならば一般名で処方することで一般名処方加算としてC2点加算できるからである．今回，単剤使用例とC2剤使用例における後発医薬品（PG関連点眼薬とCb遮断点眼薬）の使用を調査した．2剤使用例では後発医薬品の使用はCPG関連点眼薬がCb遮断点眼薬より有意に多かったが，これはCb遮断薬使用症例における配合点眼薬のC1成分としてのCb遮断点眼薬（先発医薬品として）の割合C53.5％（360例/673例）（内訳はCPG/Cb配合点眼薬39.7％（267例/673例），CAI/Cb配合点眼薬C13.8％（93例/673例））が，PG関連点眼薬使用症例における配合点眼薬のC1成分としてのCPG関連点眼薬（先発医薬品として）の割合C34.8％（267例/768例）（PG/Cb配合点眼薬のみ）より多いことが原因と考えられる（p＜0.0001）（図2）．つまり配合点眼薬の使用が多いため，配合点眼薬中のCb遮断薬が先発医薬品としてカウントされたことによる．前回調査との比較では単剤使用例ではCPG関連点眼薬，Cb遮断点眼薬ともに今回調査で後発医薬品使用が有意に増加した．経済性を考慮してC1剤目として後発医薬品を選択する症例や先発医薬品から後発医薬品へ変更する症例が増加したと考えられる．一方，2剤使用例では，後発医薬品の使用はPG関連点眼薬では今回調査で有意に増加したが，Cb遮断点眼薬では前回調査と同等だった．実際に今回調査ではCb遮断点眼薬やCPG関連薬が配合点眼薬のC1成分として入っている割合より有意に増加した．そして配合点眼薬のC1成分として入っている割合はCb遮断点眼薬（53.5％）がCPG関連点眼薬（34.8％）より多いことによると考えられる（p＜0.0001）．後発医薬品使用施設は前回調査と今回調査で同等だったが，使用量は前回調査より今回調査で有意に増加した．しかし，前回調査と今回調査では調査施設が異なるので前回調査，今回調査ともに参加したC37施設でも後発医薬品使用の検討を行った．その結果，後発医薬品を使用している施設数は有意に増加しておらず，増加数もC1施設と微増だった．しかし，後発医薬品の使用症例は増加しており，後発医薬品を使用する医師はその使用を増やしていると考えられる．一方，後発医薬品を使用していない医師が後発医薬品を使用するためには後発医薬品に先発医薬品以上のメリットがあることが重要である．後発医薬品の先発医薬品と比べて劣っている点として，①添加物の種類や添加量，製剤技術などは先発医薬品と後発医薬品，後発医薬品間で異なる．②医薬品卸会社の流通ルートへの整備がやや遅れている．③添付文書の記載内容を含め情報提供量は先発医薬品に比べて劣る．と報告されている14）．後発医薬品の先発医薬品と比べて劣っていない点は，薬価が低く，調剤薬局窓口での支払額が減少することである．一方，後発医薬品のなかには，先発医薬品と異なり防腐剤フリーの製品もある．経済性だけでなく，角結膜への安全性を考えて防腐剤フリーの後発医薬品を使用する場合もある．過去に筆者らは防腐剤フリーのラタノプロスト点眼薬（後発医薬品）の良好な眼圧下降効果と安全性を報告した15,16）．今後はこのように先発医薬品にはない特徴をもった後発医薬品を開発することで後発医薬品の使用が増加すると期待されている．今回，57施設に外来受診した緑内障，高眼圧症C4,288例の使用薬剤を調査し，そのなかから後発医薬品について検討した．後発医薬品は単剤例ではC11.4％，2剤例ではC7.5％で使用されていた．4年前に行われた前回調査と比較して後発医薬品の使用は増加しており，今後ますます増加が予想される．しかし，今後後発医薬品の眼圧下降効果と安全性を検討する必要がある．謝辞：本調査にご参加いただき，ご多忙にもかかわらず診療録の調査，記載，集計作業にご協力いただいた各施設の先生方に深く感謝いたします．文献1）日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン作成委員会：緑内障診療ガイドライン（第C4版）．日眼会誌C122：5-53,C20182）TheAGISInvestigators：TheAdvancedGlaucomaInter-ventionStudy（AGIS）7.TherelationshipbetweencontrolofCintraocularCpressureCandCvisualC.eldCdeterioration.CAmJOphthalmolC130：429-440,C20003）LichterPR,MuschDC,GillespieBWetal；fortheCIGTSStudyCGroup：InterimCclinicalCoutcomesCinCtheCCollabora-tiveCInitialCGlaucomaCTreatmentCStudyCcomparingCinitialCtreatmentrandomizedtomedicationsorsurgery.Ophthal-mologyC108：1943-1953,C20014）CollaborativeCNormal-TensionCGlaucomaCStudyCGroup：CComparisonCofCglaucomatousCprogressionCbetweenCuntreat-edCpatientsCwithCnormal-tensionCglaucomaCandCpatientsCwithCtherapeuticallyCreducedCintraocularCpressure.CAmJOphthalmolC126：487-497,C19985）HeijiA,LeskeMC,BengtssonBetal：Reductionofintra-ocularCpressureCandCglaucomaCprogression：resultsCfromCtheCEarlyCManifestCGlaucomaCTrial.CArchCOphthalmolC120：1268-1279,C20026）DjafariCF,CLeskCMR,CHarasymowyczCPJCetCal：Determi-nantsCofCadherenceCtoCglaucomaCmedicalCtherapyCinCaClong-termCpatientCpopulation.CJCGlaucomaC18：238-243,C20097）末武亜紀，福地健郎，田中隆之ほか：Patient-CenteredCommunication（PCC）Toolとしての緑内障点眼治療アンケート．あたらしい眼科C29：969-974,C20128）生島徹，森和彦，石橋健ほか：アンケート調査による緑内障患者のコンプライアンスと背景因子との関連性の検討．日眼会誌C110：497-503,C20069）中井義幸，井上賢治，森山涼ほか：多施設による緑内障患者の実態調査：薬物治療．あたらしい眼科C25：1581-1585,C200810）井上賢治，塩川美菜子，増本美枝子ほか：多施設による緑内障患者の実態調査C2009年度版：薬物治療．あたらしい眼科C28：874-878,C201111）塩川美菜子，井上賢治，富田剛司：多施設における緑内障実態調査C2012年版─薬物治療─．あたらしい眼科C30：C851-856,C201312）永井瑞希，比嘉利沙子，塩川美菜子ほか：多施設による緑内障患者の実態調査C2016年版─薬物治療─．あたらしい眼科34：1035-1041,C201713）冨田隆志，櫻下弘志，池田博昭ほか：緑内障治療用の配合点眼液のC1日薬剤費用評価．あたらしい眼科C29：1405-1409,C201214）池田博昭，塚本秀利：緑内障治療薬─後発品と先発品の比較．あたらしい眼科C25：57-58,C200815）井上賢治，増本美枝子，若倉雅登ほか：防腐剤無添加ラタノプロスト点眼薬の眼圧下降効果と安全性．あたらしい眼科C28：1635-1639,C201116）井上賢治，岩佐真弓，増本美枝子ほか：正常眼圧緑内障に対する防腐剤無添加ラタノプロスト点眼薬の長期投与による効果と安全性．眼臨紀C9：423-427,C2016利益相反：利益相反公表基準に該当なし</p>
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		<title>緑内障治療用の配合点眼液の1日薬剤費用評価</title>
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		<pubDate>Tue, 30 Oct 2012 15:24:01 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科29（10）：1405.1409，2012c緑内障治療用の配合点眼液の1日薬剤費用評価冨田隆志＊1櫻下弘志＊1池田博昭＊1塚本秀利＊2木平健治＊1＊1広島大学病院薬剤部＊2高山眼科EconomicC [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科29（10）：1405.1409，2012c緑内障治療用の配合点眼液の1日薬剤費用評価冨田隆志＊1櫻下弘志＊1池田博昭＊1塚本秀利＊2木平健治＊1＊1広島大学病院薬剤部＊2高山眼科EconomicConsiderationsRegardingtheNewFixed-CombinationOphthalmicSolutionsforTreatingGlaucomaTakashiTomita1）,HiroshiSakurashita1）,HiroakiIkeda1）,HidetoshiTsukamoto2）andKenjiKihira1）1）DepartmentofPharmaceuticalServices,HiroshimaUniversityHospital,2）TakayamaEyeClinic新たに上市された緑内障用配合点眼液について，後発品を含む単味製剤を併用した場合と比較した薬剤経済性を評価した．評価対象は，ザラカムR，デュオトラバR，コソプトRと，これらを構成する成分の単味製剤（キサラタンR，ラタノプロスト後発品，トラバタンズR，チモプトールR0.5％，チモロールマレイン酸塩0.5％後発品，トルソプトR1％）のうち，入手可能であった22銘柄とし，各製剤の薬価，および総滴下数・1日使用回数・薬価から算出した理論上の1日薬剤費用を比較した．配合剤は先発品の単味製剤併用と比較すると安価で，後発品単味製剤併用と比較すると高価であったが，1日薬剤費用では後発品単味製剤を使用しても配合剤より高価になる組み合わせも認められた．1日薬剤費用の比較は，配合剤の評価においても必要と考えられる．Thecostsofthenewlyapprovedfixed-combinationophthalmicsolutionsfortreatingglaucomawereinvestigatedandcomparedwithuseoftheirseparatecomponents,includinginnovatorandgenericproductformulations.XalacomR,DuotravaRandCosoptR,asfixedcombinations,andtheiravailableseparatecomponentformulationswerestudied.Thepriceperbottleandthetheoreticalactualdailycostwerecalculatedonthebasisoftotaldropcountperbottle,standarddailydosageandofficialpriceofeachproduct.Thepriceperbottleandthedailycostoffixed-combinationproductswerelowerthanthoseofseparateformulationcombinationswhenusinginnovatorproducts,andconsiderablyhigherwhenusinggenericproducts.However,evaluationonthebasisofactualdailycostrevealedthatcertaincombinationsusinggenericproductsweremoreexpensivethanfixed-combinationproductformulations.Actualdailycostmayalsobehelpfulineconomicalevaluationoffixed-combinationophthalmicsolutions.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）29（10）：1405.1409,2012〕Keywords：薬剤費，緑内障，配合点眼液，先発医薬品，後発医薬品．medicationcosts,glaucoma,fixed-combinationophthalmicsolution,innovatorproduct,genericproduct.はじめに医療用配合剤の承認申請の要件として，2005年に「患者の利便性の向上に明らかに資するもの」（医薬審査発第0331009号医薬食品局審査管理課長通知）が追加されて以降，内服薬を中心に多くの配合剤が発売された．点眼液の配合剤は2010年4月からザラカムR（ファイザー），2010年6月からデュオトラバR（日本アルコン），コソプトR（MSD）の3銘柄が上市されている（それぞれラタノプロスト0.005％，トラボプロスト0.004％，ドルゾラミド塩酸塩1％とチモロールマレイン酸塩0.5％の配合剤）．筆者らは，点眼液の1滴容量は，容器を含む種々の要因で銘柄間に差が存在するため，点眼液の薬剤費用を比較する際は1瓶当たりの薬価基準（以下，薬価）を比較することに加え，点眼液1瓶を実際に使用できる期間（以下，点眼可能期間）から算出した薬剤費用の比較を行うことで，より適切に薬剤経済性が比較できることをこれまでに報告した1.4）．今回，新たに上市された配合剤の薬剤経済性を明らかにする目的で，配合成分の単味製剤（先発医薬品：以下先発品，〔別刷請求先〕池田博昭：〒734-8551広島市南区霞1-2-3広島大学病院薬剤部Reprintrequests：HiroakiIkeda,DepartmentofPharmaceuticalServices,HiroshimaUniversityHospital,1-2-3Kasumi,Minami-ku,Hiroshima734-8551,JAPAN0910-1810/12/\100/頁/JCOPY（89）1405および後発医薬品：以下後発品を含む）を併用点眼した場合の経済性を，1瓶当たりの薬価および実際の点眼可能期間を考慮した1日薬剤費用（以下，1日薬剤費用）で比較した．I方法対象は，ザラカムR，デュオトラバR，コソプトRの3種の配合剤，およびこれら配合剤を構成する単味製剤（キサラタンR，ラタノプロスト後発品，トラバタンズR，チモプトールR0.5％，チモロールマレイン酸塩0.5％後発品，トルソプトR1％）のうち，入手可能であった22銘柄とした．1.1瓶の薬価調査対象とした点眼液の多くは，1日1回点眼の製剤は1瓶容量2.5mL，1日2回点眼の製剤は1瓶容量5mLであることから，1瓶当たりの薬価を比較に用いた．なお，トルソプトRは1日3回点眼で1瓶容量5mLであるため，比較には1.5瓶分の薬価を用いた．薬価は，小数点以下を四捨五入して比較した．2.1日薬剤費用a.ザラカムR，デュオトラバR，コソプトRについて既報1.4）と同様に室温（23℃）で専任者1名により1滴ずつ加圧滴下し，1瓶当たりの総滴数を計測した．計測は1名の計測者により同一ロット3瓶について行い，その平均値の小数点以下を切り捨てた滴下数と，添付文書記載の用法で両眼1回1滴点眼した場合の1日点眼滴数と2012年4月1日改訂薬価から，理論上の1日薬剤費用を算出した．b.その他の点眼液キサラタンR，ラタノプロスト後発品，トラバタンズR，トルソプトR1％，チモプトールR0.5％，チモロールマレイン酸塩0.5％後発品の1日薬剤費用は，筆者らの既報の滴下数1.4）を2012年4月1日改訂薬価に基づいて再計算した．II結果1.1瓶の薬価表1に対象とした配合剤および単味製剤の1瓶容量，1日表1対象とした点眼薬の1瓶容量，薬価および点眼回数製品名1瓶容量（mL）1瓶薬価（円）点眼回数（片眼）配合剤先発品ザラカムR配合点眼液2.53,243.001デュオトラバR配合点眼液2.53,386.251コソプトR配合点眼液5.03,340.002ラタノプロスト先発品キサラタンR点眼液0.005％2.51,923.251後発品ラタノプロストPF点眼液0.005％「日点」ラタノプロスト点眼液0.005％「AA」，「アメル」，「ケミファ」，「センジュ」，「ニットー」2.51,427.001同「NS」，「TOA」，「ニッテン」2.51,364.751同「NP」，「TYK」，「イセイ」，「科研」，「コーワ」，「トーワ」，「わかもと」2.51,280.001同「キッセイ」，「タカタ」，「マイラン」2.51,191.751同「CH」，「KRM」，「TS」，「サワイ」2.51,094.001同「三和」，「日医工」2.5936.001トラボプロスト先発品トラバタンズR点眼液0.004％2.52,449.001ドルゾラミド先発品トルソプトR点眼液1％5.01,445.50＊3チモロール先発品チモプトールR点眼液0.5％5.01,760.502チモプトールRXE点眼液0.5％2.51,877.501リズモンRTG点眼液0.5％2.51,839.751後発品チモレートR点眼液0.5％，チモレートRPF点眼液0.5％，リズモンR点眼液0.5％5.0583.502チモロール点眼液0.5％「テイカ」，チモロール点眼液T0.5％5.0532.002チアブートR点眼液0.5％，ファルチモR点眼液0.55.0348.002＊：トルソプトR点眼液は1日3回点眼で1瓶容量5mLであるため，以後の比較では1.5瓶分の薬価を用いている．1406あたらしい眼科Vol.29，No.10，2012（90）点眼回数，1瓶薬価を示し，配合剤を構成する単味製剤の組み合わせの薬価の分布を図1に示した．a.ザラカムRについて（表1）ザラカムR1瓶の薬価は3,243円で，単味製剤先発品の合計薬価3,684円（キサラタンR1瓶1,923円とチモプトールR0.5％1瓶1,761円）より441円安価であったが，最も安価な単味製剤後発品併用の合計薬価1,284円（ラタノプロスト・三和または日医工1瓶936円とチアブートRまたはファルチモR1瓶348円）より1,954円高価であった．ザラカムRに対する単味製剤併用の薬価比は0.40.1.14であった．それぞれの単味製剤の先発品と後発品の1瓶の最大薬価差はチモロールが1,530円，ラタノプロストが987円であり，後発品を使用することによって生じる薬価差はチモロールで：配合剤：先発品＋先発品：先発品＋チモロール後発品：ラタノプロスト後発品＋先発品：後発品＋後発品A4,500影響が大きかった．一方，後発品の銘柄間の1瓶薬価の差は，チモロールが236円，ラタノプロストが491円であり，後発品の銘柄選択の影響はラタノプロストで大きかった．b.デュオトラバRについて（表1）デュオトラバR1瓶の薬価は3,386円で，単味製剤先発品の合計薬価4,210円（トラバタンズR1瓶2,449円，チモプトールR0.5％1瓶1,761円）より824円安価であったが，トラバタンズRとチモプトールR0.5％の最も安価な後発品（チアブートRまたはファルチモR1瓶348円）併用の合計薬価2,797円より589円高価であった．デュオトラバRに対する単味製剤併用の薬価比は0.83.1.24であった．c.コソプトRについて（表1）コソプトR1瓶の薬価は3,340円で，単味製剤先発品の合計薬価3,929円（トルソプトR1.5瓶2,168円，チモプトールR0.5％1瓶1,761円）より589円安価であったが，トルソプトRにチモプトールR0.5％の最も安価な後発品（チアブートRまたはファルチモR1瓶348円）併用の合計薬価2,516円より824円高価であった．コソプトRに対する単味製剤併用の薬価比は0.75.1.18であった．1瓶薬価（円）B4,0002.1日薬剤費用3,500今回，新たに計測した配合剤の1日薬剤費用を表2に，筆3,000者らの既報値から現在の薬価を用いて再算出した単味製剤の2,5001日薬剤費用を表3に示した．図1に配合剤を構成する単味2,0001,500製剤の組み合わせの1日薬剤費用の分布を示した．1,000a.ザラカムRについて500ザラカムRの1日薬剤費用は72.1円で，単味製剤先発品0の合計88.3円（キサラタンR42.3円，チモプトールR0.5％1801日薬剤費用（円）160140120100806040200ザラカムRデュオトラバRコソプトR図1配合剤と単味製剤併用の1瓶薬価および1日薬剤費46.0円）より16.2円安価であったが，最も安価な単味製剤後発品併用の合計30.7円（ラタノプロスト・三和または日医工20.8円，チアブートR9.9円）より41.4円高価であった．ザラカムRに対する単味製剤併用の1日薬剤費用比は0.43.1.22であり，単味製剤をいずれも後発品で併用した場合はどの組み合わせでもザラカムRよりも安価であった．b.デュオトラバRについてデュオトラバRの1日薬剤費用は67.7円で，単味製剤先発品の合計93.6円（トラバタンズR47.6円，チモプトールR用の比較0.5％46.0円）より25.9円安価であった．トラバタンズRとA：1瓶薬価．B：1日薬剤費用について，横線で配合剤チモプトールR0.5％の最も安価な後発品（チアブートR9.9の費用を示し，縦線で単味製剤併用時の費用の分布（最大値から最小値）を示した．円）の合計57.5円より10.2円高価であった．デュオトラバR表2配合点眼薬の点眼可能期間を考慮した1日薬剤費用製品名1瓶薬価（円）点眼回数（片眼）滴下可能数1滴薬剤費用（円）1日薬剤費用（両眼）（円）ザラカムR配合点眼液デュオトラバR配合点眼液コソプトR配合点眼液3,2433,3863,34011290.7±2.1100.7±3.1123±1.736.033.927.272.167.7108.6（91）あたらしい眼科Vol.29，No.10，20121407表3単味製剤の点眼可能期間を考慮した1日薬剤費用製品名1日薬剤費用（円）キサラタンR点眼液0.005％42.31）ラタノプロスト点眼液0.005％「アメル」41.41）ラタノプロスト点眼液0.005％「TOA」40.11）ラタノプロスト点眼液0.005％「AA」38.61）ラタノプロスト点眼液0.005％「ニットー」38.61）ラタノプロストPF点眼液0.005％「日点」38.11）ラタノプロスト点眼液0.005％「ニッテン」37.91）ラタノプロスト点眼液0.005％「トーワ」36.61）ラタノプロスト点眼液0.005％「科研」35.61）ラタノプロスト点眼液0.005％「ケミファ」31.71）ラタノプロスト点眼液0.005％「センジュ」31.41）ラタノプロスト点眼液0.005％「KRM」30.41）ラタノプロスト点眼液0.005％「NP」30.11）ラタノプロスト点眼液0.005％「サワイ」29.21）ラタノプロスト点眼液0.005％「NS」28.71）ラタノプロスト点眼液0.005％「タカタ」26.81）ラタノプロスト点眼液0.005％「わかもと」26.11）ラタノプロスト点眼液0.005％「コーワ」25.91）ラタノプロスト点眼液0.005％「マイラン」24.81）ラタノプロスト点眼液0.005％「キッセイ」24.61）ラタノプロスト点眼液0.005％「TS」22.81）ラタノプロスト点眼液0.005％「三和」20.81）ラタノプロスト点眼液0.005％「日医工」20.81）トラバタンズR点眼液0.004％49.52）トルソプトR点眼液1％78.13）リズモンRTG点眼液0.5％94.34）チモプトールRXE点眼液0.5％49.44）チモプトールR点眼液0.5％46.04）チモレートR点眼液0.5％21.24）リズモンR点眼液0.5％18.14）チモロール点眼液0.5％「テイカ」17.04）チモロール点眼液T0.5％16.84）ファルチモR点眼液0.512.14）チアブートR点眼液0.5％9.94）に対する単味製剤併用の1日薬剤費用比は0.85.1.38であった．c.コソプトRについてコソプトRの1日薬剤費用は108.6円，単味製剤先発品の合計124.1円（トルソプトR78.1円，チモプトールR0.5％46.0円）より15.5円安価であった．トルソプトRとチモプトールR0.5％の最も安価な後発品（チアブートR9.9円）の合計87.9円より20.7円高価であった．コソプトRに対する単味製剤併用の1日薬剤費用比は0.81.1.14であった．III考察配合剤を使用する利点として，点眼回数の減少とそれに伴う点眼間隔に要する時間の減少などの患者の利便性向上によ1408あたらしい眼科Vol.29，No.10，2012るアドヒアランスの改善の他，複数回点眼時に直前に点眼した薬剤が洗い流されてしまうリスクも少ないことなどがある．また，配合剤では，点眼液に含まれる添加剤の角膜上皮への曝露量を最小限にできることから，副作用の軽減などの治療上の改善も考えられる5）．緑内障患者は長期にわたり点眼液を使用するため，点眼液の薬剤費用がアドヒアランスに影響を及ぼすという報告もある6,7）．点眼液を選択するうえでは治療効果のみならず，その経済性も考慮することが望まれる．配合剤使用の薬剤費用への影響は，点眼回数の違いや後発品の存在のため複雑である．今回検討対象とした配合剤の1日点眼回数は，配合した単味製剤の少ないほうに統一されている．ザラカムR，デュオトラバRではチモロールの点眼回数が1日2回から1回に，コソプトRではドルゾラミドの点眼回数が1日3回から2回に減ることになる．しかしながら，ザラカムR，コソプトRについては，単味製剤をそれぞれの用法で併用した場合と比較した眼圧降下作用の非劣性が臨床試験で示されている（ザラカムR配合点眼液承認審査報告書およびコソプトR配合点眼液承認審査報告書，医薬品医療機器総合機構）．デュオトラバRについても，チモロールの点眼回数についてはザラカムRと同様であることから，本検討では薬剤費用だけを評価した．点眼液の薬剤費用を評価する手段としては，1瓶薬価を比較することが簡便である．配合剤の1瓶薬価は，単味製剤先発品併用の合計より割安であったが，チモロールの後発品を用いた併用では，いずれの組み合わせでも配合剤の薬剤費用が割高となった．配合剤の新収載時の薬価は，単味製剤の合計金額（後発品が発売されている品目については，最も安価な銘柄の薬価を使用）の8割，あるいは単味製剤いずれかの薬価の高い価格と改められている．しかし，今回検討の対象とした3種の配合剤の薬価収載時には外用剤はこのルールから除外されており，先発品の薬価の単純な合計額となっている．配合剤の1日点眼回数が単味製剤使用時よりも少なく設定されているという用法の違いから，先発品使用時を考えると配合点眼薬は単剤併用よりも安価になるが，その程度は軽微である．単味製剤にはすでに後発品も上市されている場合があり，後発品を組み合わせて使用することを考えると，配合剤の薬価が割高となった．一方，点眼液の滴下容量は，薬剤の種類のみでなく，点眼容器の形状，添加物濃度などの影響を受けるため，点眼液の経済性比較を行う際には，1滴容量を加味した1日薬剤費用の評価が必要である．1日薬剤費用での比較においても，先発品を使用すると単味製剤併用よりも配合剤が安価になり，後発品を使用すると単味製剤併用が配合剤よりも安価になる傾向は変わらなかった．しかし，単味製剤併用において，後（92）発品を用いても配合剤の薬剤費用を上回る組み合わせも存在しており（デュオトラバR67.7円に対し，トラバタンズRとチモレートRの併用が70.7円，など），後発品間の1日薬剤費用の違いが薬価の違いよりも大きいこと，ラタノプロスト製剤は，後発品のなかに1日薬剤費用が先発品とほとんど変わらないものも存在していることなどの影響が認められた．今回の検討では，1日薬剤費用の考慮により，配合剤の経済性を実際に即した形で評価できた．容器や添加物の違いも，使用性や忍容性にも影響しうるため，薬剤選択のうえで重要な要素である．しかし，1日薬剤費用による経済性の比較は，配合剤の評価においても必要と考えられる．本論文の要旨は第22回日本緑内障学会（2011）で発表した．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）櫻下弘志，冨田隆志，池田博昭ほか：ラタノプロスト点眼液の先発医薬品と後発医薬品における1日あたりの薬剤費の比較．臨眼65：1079-1082,20112）冨田隆志，櫻下弘志，池田博昭ほか：プロスタグランジン関連薬の滴下可能期間と1日薬剤費の比較．あたらしい眼科28：1179-1181,20113）冨田隆志，池田博昭，塚本秀利ほか：緑内障点眼薬の1滴用量と1日薬剤費用．臨眼60：817-820,20064）冨田隆志，池田博昭，櫻下弘志ほか：b遮断薬点眼薬の先発医薬品と後発医薬品における1日あたりの薬剤費の比較．臨眼63：717-720,20095）山崎仁志，宮川靖博，目時友美ほか：トラボプロスト点眼液の点状表層角膜症に対する影響．あたらしい眼科27：1123-1126,20106）FriedmanDS,HahnSR,GelbLetal：Doctor-patientcommunication,health-relatedbeliefs,andadherenceinglaucomaresultsfromtheGlaucomaAdherenceandPersistencyStudy.Ophthalmology115：1320-1327,20087）TsaiJC：Acomprehensiveperspectiveonpatientadherencetotopicalglaucomatherapy.Ophthalmology116：S30-S36,2009＊＊＊（93）あたらしい眼科Vol.29，No.10，20121409</p>
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		<title>プロスタグランジン関連薬の滴下可能期間と1 日薬剤費の比較</title>
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		<pubDate>Tue, 30 Aug 2011 15:28:13 +0000</pubDate>
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			<content:encoded><![CDATA[<p>0910-1810/11/\100/頁/JCOPY（119）1179《第21回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科28（8）：1179?1181，2011cはじめに近年，緑内障治療の主流となっているプロスタグランジン関連点眼薬に関し，新たな薬剤の登場，イソプロピルウノプロストン点眼薬の後発医薬品（後発品）の発売など，治療の選択肢が広がってきている．筆者らは，これまでに点眼薬の1滴量の品目間の違いを指摘し，薬剤費を評価するにあたっては，1瓶当たりの薬価のみを比較するのではなく，1瓶の点眼薬を実際に使用できる期間を含めて評価する必要があることを報告してきた1,2）．後発品は先発医薬品（先発品）に比べ薬価が安いが，実際に1滴量や充?量を加味して比較すると，先発品と実際の費用がほとんど変わらない品目も存在している2）．今回，プロスタグランジン関連点眼薬の先発品と後発品について，1瓶当たりの滴下可能期間および1日薬剤費の算出と比較を行った．I対象および方法2010年3月までに入手できたプロスタグランジン関連薬の先発品および後発品を対象とし，0.12％イソプロピルウノプロストン製剤の後発品を含む5品目，0.005％ラタノプ〔別刷請求先〕冨田隆志：〒734-8551広島市南区霞1-2-3広島大学病院薬剤部Reprintrequests：TakashiTomita,DepartmentofPharmaceuticalServices,HiroshimaUniversityHospital,1-2-3Kasumi,Minamiku,Hiroshima734-8551,JAPANプロスタグランジン関連薬の滴下可能期間と1日薬剤費の比較冨田隆志＊1櫻下弘志＊1池田博昭＊1塚本秀利＊2木平健治＊1＊1広島大学病院薬剤部＊2高山眼科UsablePeriodandDailyCostofProstaglandin-likeAgentOphthalmicSolutionsTakashiTomita1）,HiroshiSakurashita1）,HiroakiIkeda1）,HidetoshiTsukamoto2）andKenjiKihira1）1）DepartmentofPharmaceuticalServices,HiroshimaUniversityHospital,2）TakayamaEyeClinicプロスタグランジン関連薬の滴下可能期間と1日薬剤費の比較検討のため，0.12％イソプロピルウノプロストン製剤の後発医薬品を含む6品目（5mL），0.005％ラタノプロスト，0.004％トラボプロスト，0.0015％タフルプロスト，0.03％ビマトプロスト製剤各先発医薬品（2.5mL）の点眼薬の総滴数と滴下総容量を計測し，1日使用回数と薬価から両眼使用時の滴下可能期間，1日薬剤費を算出した．滴下可能期間，1日薬剤費はイソプロピルウノプロストン先発医薬品がそれぞれ33.3日，30.0円，同後発医薬品がそれぞれ35.7～53.9日，13.4～20.3円，その他の品目がそれぞれ38.8～49.5日，47.4～61.7円で，品目間の実際の費用の差は薬価差以上であった．滴下可能期間はいずれも4週間を超えており，特に長期間点眼が可能な品目の処方，交付の際には，4週間を目処に新しい製品を使用し始めるよう，指導することが重要と考えられる．Weexaminedtheusableperiodanddailycostofophthalmicsolutionsofprostaglandin-likeagents.Sixproductformulationsofisopropylunoprostoneandinnovatorproductformulationsoflatanoprost,travoprost,tafluprostandbimatoprostweremeasuredastototalvolumeanddropcountperbottle.Dailycostwascalculatedonthebasisofstandarddailydosageandofficialpriceofeachproduct.Theusableperiodanddailycostoftheunoprostoneinnovatorproductwere33.3daysand30.0yen,respectively；fortheunoprostonegenericformulationsthefiguresrangedfrom35.7to53.9daysand13.4to20.3yen；otherproductformulationsrangedfrom38.8to49.5daysand47.4to61.7yen.Differenceinactualpharmaceuticalcostwasgreaterthaninofficialprice.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）28（8）：1179?1181,2011〕Keywords：プロスタグランジン関連薬，後発医薬品，滴下可能期間，薬剤費．prostaglandin-analogue,genericproducts,usableperiod,medicationcost.1180あたらしい眼科Vol.28，No.8，2011（120）ロスト，0.004％トラボプロスト，0.0015％タフルプロスト，0.03％ビマトプロスト製剤各先発品を用いた．各品目の容量などを表1に示した．前報2）と同様に，点眼薬は室温（23℃）で10mLメスシリンダー（スーパーグレード，許容誤差0.05mL，柴田科学器械工業，東京）に，専任者1名による滴下により，1瓶から滴下できた総滴数および総容量を計測し，総容量を総滴数で除して1滴量を求めた．滴下は手指による加圧により，1滴ずつ点眼瓶内に空気を戻しながら行った．点眼1回の滴下量を1滴とし，添付文書記載の用法で両眼に使用した場合の1日使用滴数で1瓶当たりの総滴数を除して1瓶の点眼薬の滴下可能期間を求め，2010年4月改訂の薬価基準価格（薬価）に基づく1瓶当たりの価格を滴下可能期間で除して1日薬剤費を算出した．各品目について3瓶の計測を行い，いずれも平均値をデータとした．なお，タフルプロスト製剤は添加物のベンザルコニウム塩化物濃度の変更があったため，変更前後の製剤の検討を行い，その差についてはWelch’sttestで評価した．II結果11品目の検討の結果を表1に示す．1滴量は25.0～38.2μLで，最大で約1.5倍の差が認められた．また，1瓶からの滴下総容量は表示容量の100～116％であった．イソプロピルウノプロストン製剤の滴下総容量，1滴量，滴下可能期間，1日薬剤費については，先発品がそれぞれ5.1mL，38.2μL，33日，68.2円，同後発品5品目がそれぞれ5.0～5.4mL，25.0～35.7μL，35～53日，29.5～44.5円であった．イソプロピルウノプロストン後発品の1滴量はいずれも先発品よりも少なかった．その他のプロスタグランジン関連薬各先発品の結果については，それぞれ2.65～2.91mL，27.6～35.6μL，37.8～49.5日，47.4～63.4円であった．また，タフルプロスト製剤の1表2各点眼薬の計測結果製品名総滴数（滴）滴下総容量（mL）1滴量（μL）滴下可能期間（日）1日薬剤費（円）キサラタンR点眼液0.005％91.3±0.92.91±0.0331.9±0.445.7±0.550.8±0.5トラバタンズR点眼液0.004％99.0±0.82.73±0.0327.6±0.149.5±0.449.6±0.4タプロスR点眼液0.0015％（旧処方）75.7±2.52.65±0.0435.1±1.137.8±1.263.4±2.1タプロスR点眼液0.0015％（新処方）77.7±2.52.77±0.0535.6±0.838.8±1.261.7±2.0ルミガンR点眼液0.03％98.7±0.92.81±0.0128.4±0.349.3±0.547.4±0.4レスキュラR点眼液0.12％133.0±2.95.08±0.0238.2±0.833.3±0.730.0±0.7イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「サワイ」142.7±4.15.09±0.0135.7±1.035.7±1.020.3±0.6イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「タイヨー」215.7±4.55.39±0.0125.0±0.553.9±1.113.4±0.3イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「TS」142.7±2.65.03±0.0335.3±0.935.7±0.720.3±0.4イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「ニッテン」181.0±2.65.11±0.0428.2±0.445.3±0.516.0±0.2イソプロピルウノプロストンPF点眼液0.12％「日点」171.7±1.25.02±0.0429.2±0.342.9±0.316.9±0.1点眼瓶から1滴ずつ滴下して滴下可能であった総滴数，総容量から1滴量を求め，1日使用滴数，薬価を基に滴下可能期間，1日薬剤費算出した．結果は各品目3瓶の計測結果の平均値（±SD）．表1使用した点眼薬と薬価製品名一般名1瓶の表示容量（mL）薬価（円/mL）1瓶薬価（円）1日用量（滴/両眼）キサラタンR点眼液0.005％ラタノプロスト2.5928.52,321.252トラバタンズR点眼液0.004％トラボプロスト2.5981.82,454.502タプロスR点眼液0.0015％（旧処方）タフルプロスト2.5957.82,394.502タプロスR点眼液0.0015％（新処方）タフルプロスト2.5957.82,394.502ルミガンR点眼液0.03％ビマトプロスト2.5935.12,337.752レスキュラR点眼液0.12％イソプロピルウノプロストン5.0398.41,992.004イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「サワイ」イソプロピルウノプロストン5.0289.41,447.004イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「タイヨー」イソプロピルウノプロストン5.0289.41,447.004イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「TS」イソプロピルウノプロストン5.0289.41,447.004イソプロピルウノプロストン点眼液0.12％「ニッテン」イソプロピルウノプロストン5.0289.41,447.004イソプロピルウノプロストンPF点眼液0.12％「日点」イソプロピルウノプロストン5.0289.41,447.004薬価は2010年4月現在．（121）あたらしい眼科Vol.28，No.8，20111181滴量は旧製品が35.1±1.1μL，新製品が35.6±0.8μLであった（p＝0.56）．III考察現在の緑内障の薬物治療の中心は点眼による眼圧下降であり，緑内障患者は生涯にわたって点眼薬を使用する必要がある．長期にわたる疾患治療にかかる薬剤費の情報は，患者にとって大きな関心事であり，薬剤に関する説明を行う医療者にとっても重要である．治療に用いる薬剤費がコンプライアンスに影響を及ぼすとの報告もあり3），治療薬の選択のうえでは，点眼薬の種類によって異なる眼圧降下作用，保管条件や点眼使用感を加味したうえで，その経済性も考慮することが望まれる．点眼薬の滴下量は，薬剤の種類，点眼容器の形状，添加物の濃度などの影響を受けるため1,2），点眼薬の経済性比較を行う際には，1瓶当たりの薬価のみでなく，その1滴量を反映させた評価が必要である．本検討では，プロスタグランジン関連薬の1瓶当たりの総滴数と総容量を実際に計測し，滴下可能期間と1日薬剤費を算出し，その比較を行った．今回検討した点眼薬の1滴量は25.0～38.2μLで，結膜?に保持可能な容量が約30μL，眼表面に存在する涙液量が約7μLとされており4），いずれの品目でも1回の点眼で結膜?に保持可能な容量を1滴で確保しており，適正な範囲にあることが確認された．1日薬剤費については，イソプロピルウノプロストン製剤後発品の先発品に対する薬剤費は，1mL当たりの薬価比が0.70であるのに対し，1滴量を加味した1日薬剤費の比は，0.45～0.68と，その差がより大きく，品目間にも差が認められた．イソプロピルウノプロストン先発品から後発品へ変更を検討する場合，最大の薬剤費の差は3割負担で考えても1日5.1円となる．この費用差は患者に提供すべき情報の一つであり，品目を選択する際の判断に有益と思われる．その他の品目についても，品目間で1日薬剤費に1.33倍の差が認められ，その差は薬価の差である1.06倍よりも大きかった．先発品と後発品の比較と異なり，眼圧低下効果などの違いを考慮に入れる必要はあるが，薬価の差はほとんどないにもかかわらず，実際の薬剤費に比較的大きな違いがあることは，薬剤選択の際の重要な情報といえる．なお，添加物濃度の変更は1滴量に変化を生じることがある5,6）が，今回のベンザルコニウム塩化物濃度の変更はタフルプロスト製剤の1滴量に影響を及ぼしていなかった．一方，1瓶の点眼薬がいつまで使用できるのか，という情報も，患者のライフスタイル支援やコンプライアンス確認，処方量の決定を行ううえで重要になる．1滴量の違いにより，1瓶の点眼薬の使用可能期間にも違いが出ているため，滴下可能期間は先発品の33.3日から後発品の最長53.9日と，最大で1.62倍の違いがみられた．品目の切り替えにより，患者の来院頻度の変化や，併用薬剤の組み合わせにおいて，点眼薬の処方量を変更する必要が生じることも考えられる．また，1瓶の容器をくり返し使用する点眼薬では，使用開始から長期間経過すると細菌汚染などを受けやすくなる7）．多くの品目の添付文書などでも，明確な根拠は示されていないものの，開封から4週間を使用期限とすることが求められており，長期間点眼が可能な品目の処方，交付の際には，4週間を目処に新しい製品を使用し始めるよう，指導することが特に必要と考えられる．なお，今回の検討結果は1回1滴を確実に滴下した場合の理論的な数値である．理想的条件で消費された場合，滴下可能期間はすべての製品で4週間を上回っているが，1回に2滴以上の滴下や，点眼の失敗によるさし直しなども多く発生しており，現実にはこの期間は短縮すると考えられ，今回検討した薬剤費や滴下可能期間の情報は，品目間の相対的な評価指標として利用すべきと考える．また，いずれの品目も総容量は表示の容量を超えていたが，一部では表示容量を10％以上超えて滴下可能であった．濃度が適正であれば，容量が多くても使用に問題はないが，過剰な充?量は4週間という使用期限を超えて使用を続ける要因となりうると考えられる．なお，今回検討に用いた点眼薬は，すべて各販売企業より提供を受けた．これを除き，筆者らは各販売企業より，研究費その他の提供は受けていない．文献1）IkedaH,SatoE,KitauraTetal：DailycostofophthalmicsolutionsfortreatingglaucomainJapan.JpnJOphthalmol45：99-102,20012）冨田隆志，池田博昭，櫻下弘志ほか：b遮断点眼薬の先発医薬品と後発医薬品における1日あたりの薬剤費の比較．臨眼63：717-720,20093）TsaiJC,McClureCA,RamosSEetal：Compliancebarriersinglaucoma：asystematicclassification.JGlaucoma12：393-398,20034）MishimaS,GassetA,KlyceDJretal：Determinationoftearvolumeandtearflow.InvestOphthalmol5：264-276,19665）VanSantvlietL,LudwigA：Determinantsofeyedropsize.SurvOphthalmol49：197-213,20046）冨田隆志，池田博昭，塚本秀利ほか：緑内障点眼薬の1滴容量と1日薬剤費用．臨眼60：817-820,20067）野村征敬，塚本秀利，池田博昭ほか：眼科外来患者が使用中の点眼瓶の汚染率の検討．眼臨99：779-782,2005＊＊＊</p>
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