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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 極小切開硝子体手術</title>
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		<title>極小切開白内障・硝子体同時手術の成績</title>
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		<pubDate>Sat, 31 May 2008 08:22:24 +0000</pubDate>
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2;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page3あたらしい眼科Vol.25，No.5，2008735（159）21％（8mmHg以下）と報告している．今回の症例には，増殖糖尿病網膜症7例9眼，裂孔原性網膜離2例2眼が含まれており，これらの症例では周辺部まで硝子体を切除したものの，シリコーンオイルを注入した症例以外はマイクロカニューレ抜去後の強膜創を縫合した症例はなく，7mmHg未満の一過性低眼圧となった症例は3眼（9.1％）とこれまでの報告と比較しても低い割合であった．Shimadaらはトロカール刺入の際に，最初は眼球に対して30°斜めに刺入し，その後眼球中心方向に刺入すると創の閉鎖が得られやすいと報告している4）．当初は，トロカールを強膜に垂直に刺入していたが，斜めに刺入するようになってからは低眼圧の問題はほとんど起きなくなった．今回低眼圧となった3眼はすべて垂直に刺入していた症例で，一過性低眼圧となった症例が少なかった理由は斜めに刺入した症例が混在しているためと考えられた．従来，極小切開硝子体手術は周辺部硝子体切除があまり必要でない黄斑疾患にはよい適応となるが，増殖硝子体網膜症や増殖糖尿病網膜症などには不向きと考えられてきた2,3）．この検討には増殖糖尿病網膜症の症例が7例9眼含まれているが，wideangleviewingsystemを使用することにより周辺部硝子体の観察，処理も十分可能であった．増殖膜の処理に関しては，硝子体剪刀などの器具が充実していない点，器具の剛性面など，若干の不利な点は否めないが，Alcon社製の25Gカッターは吸引口が20Gカッターより先端付近にあるため，カッターによる硝子体や増殖膜の処理をより網膜に近いところで行うことができ，吸引力も強くないので網膜により近づいて操作を行っても網膜が接近しにくく安全であるという利点がある．そのため，硝子体剪刀をほとんど用いずにカッターだけで膜処理を行うことができる場合もあり，器具の出し入れによる合併症も減ると思われる．また，25Gのシャンデリア照明を利用することで双手法での増殖膜処理が簡便に行え，今後その適応は拡大していくと思われる．症例数は少ないものの網膜離の症例（2眼中1眼）とピット黄斑症候群で網膜再離をきたし，20Gによる再手術となった．ピット黄斑症候群の黄斑部離に対して，初回は25Gで硝子体手術を施行したが術後に裂孔が多発し再手術となった．裂孔は硝子体基底部に形成され，硝子体手術時の強膜創につながる硝子体索や増殖膜は認めず，硝子体手術時の強膜創へ嵌頓した硝子体の牽引よりも，局所での硝子体基底部の残存した硝子体の収縮によるものと思われた．また，もう1例の網膜離の症例はもともと裂孔が多発しており，残存した硝子体の収縮によって再離をきたしたと思われた．Scartozziら11）は黄斑疾患の硝子体手術における強膜創関連の網膜裂孔の発生を25Gシステムと20Gシステムで比較し，有意差はなかったものの，25Gシステムでその発生が低い傾向にあったとしている．今回の検討では，鋸状縁断をきたした症例で，最終的にシリコーンオイル注入となった症例であった．III考按25G硝子体手術と白内障手術を同時に行う際，白内障切開創をどうするかという問題がある．筆者らの施設では白内障手術は術後感染のことを考慮し，強角膜切開で行っている術者がほとんどであるが，25G手術との同時手術の場合は当初角膜切開で白内障手術を施行することがあった．しかし，増殖糖尿病網膜症の症例で，角膜創周囲の浮腫が著明で，硝子体手術時の眼底透見性に障害をきたしたことを経験し，以降は強角膜切開で行っている．また，眼内レンズは硝子体手術前に挿入し，粘弾性物質を除去してから硝子体手術を開始している．白内障手術を従来の2.8mmで施行した後にトロカールを刺入すると，眼球圧迫により白内障切開創が解離して虹彩が脱出することがあり，硝子体手術開始前に同切開創を1針縫合することがあった．そのため，2.3mmの極小切開白内障手術との同時手術でも，当初トロカール刺入前に最初から白内障切開創を1針縫合しておいた症例が6例あったが，その後極小切開では創の解離が起きないことがわかり，現在は白内障切開創の縫合は行っていない．白内障手術の切開幅が小さくなることで，創の閉鎖性が向上し，前房を閉鎖腔として保つことができ，硝子体手術前に眼内レンズを挿入して粘弾性物質を除去してもその後の操作で前房が虚脱することがないと考えられた．25G硝子体手術の合併症として，低眼圧の問題がある．白内障手術との同時手術を行う際，一過性低眼圧のために強角膜切開創の閉鎖不全が起こるという危険性も危惧されている5）．Faiaら7）は術後1日目の眼圧が10mmHg未満となったのは32.3％，6mmHg未満の眼圧が14.5％と報告している．国内の報告では，宗ら8）は術後の低眼圧を34.3％（10mmHg以下），北岡9）は30％（8mmHg以下），木村ら10）は術前小数視力術後小数視力0.11.01.00.1図1視力予後&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page4736あたらしい眼科Vol.25，No.5，2008（160）文献1）FujiiGY,DeJuanEJr,HumayunMSetal：Anew25-gaugeinstrumentsystemfortransconjunctivalsuture-lessvitrectomysurgery.Ophthalmology109：1807-1812,20022）FujiiGY,DeJuanEJr,HumayunMSetal：Initialexperi-enceusingthetransconjunctivalsuturelessvitrectomysystemforvitreoretinalsurgery.Ophthalmology109：1814-1820,20023）LakhanpalRR,HumayunMS,DeJuanEJretal：Out-comesof140consecutivecasesof25-gaugetransconjunc-tivalsurgeryforposteriorsegmentdisease.Ophthalmolo-gy112：817-824,20054）ShimadaH,NakashizukaH,MoriRetal：25-gaugescler-altunneltransconjunctivalvitrectomy.AmJOphthalmol142：871-873,20065）井上真：極小切開と25ゲージ硝子体手術．眼科手術18：495-499，20056）小林貴樹，黒坂大次郎：ナノ・ウルトラスリーブを使用した極小切開白内障手術．IOL&amp;RS19：428-431，20057）FaiaLJ,McCannelCA,PulidoJSetal：Outcomesfollow-ing25-gaugevitrectomies.Eye2007（advanceonlinepub-lication20April2007）8）宗今日子,藤川亜月茶,宮村紀毅ほか：25ゲージ経結膜無縫合硝子体手術の成績．臨眼58：937-939,20049）北岡隆：25ゲージ硝子体手術．眼科48：313-318,200610）木村英也,黒田真一郎,永田誠：25ゲージシステムを用いた経結膜的硝子体手術の試み．臨眼58：475-477,200411）ScartozziR,BessaAS,GuptaOPetal：Intraoperativesclerotomy-relatedretinalbreaksformacularsurgery,20-vs25-gaugevitrectomysystems.AmJOphthalmol143：155-156,200712）井上真：25ゲージ硝子体手術システムのまとめ．眼科手術18：373-377,200513）吉田宗徳，小椋祐一郎：25ゲージ硝子体手術．眼科手術20：27-31,2007裂をきたした症例はなく，トロカールシステムは強膜創付近の硝子体を牽引することがないため強膜創関連の網膜裂孔はきたしにくいと考えられるが，20Gと比較すると周辺硝子体は残存しやすく，裂孔原性網膜離の手術への適応は今後症例を増やし，再検討する必要があると考えられた．視力予後に関しては，術後最高視力が術前視力より2段階以上の悪化を認めた症例は1眼（3.0％）であり，おおむね良好であった．悪化したのは，ピット黄斑症候群で術後再離をきたして最終的にシリコーンオイル注入となった症例である．極小切開硝子体手術では，切開創が小さく，眼内灌流量も減少するため低侵襲となり術後の炎症が少なく，術後視力の改善を促進すると考えられている12）．今回の検討ではさまざまな疾患が含まれているが，今後は疾患ごとに症例数を増やし，術後視力の経時変化について20Gと比較検討したいと考えている．手術創が小さいことには多くのメリットがあると考えられる．25G硝子体手術は結膜温存，無縫合，炎症の軽減などの長所がある反面，強膜層の閉鎖不全，低眼圧，眼内炎の危険性，低い切除効率，弱い器具の剛性といった短所もある13）．極小切開白内障手術は術後の乱視軽減にとどまらず術後眼内炎の減少が見込まれ，硝子体手術をはじめとした同時手術においては術中の前房の安定性が増すと考えられる．しかし，従来の手術方法と比較して手術成績が同等でなければこれらの極小切開のメリットも意味がない．現在筆者らの施設では，周辺部の増殖性変化が強い増殖糖尿病網膜症・増殖硝子体網膜症などで内視鏡手術の必要な症例，毛様体へのレーザー光凝固の必要な症例，前部硝子体線維血管増殖以外では，初回硝子体手術は25Gで行うようになってきた．今回の結果からも，ほとんどの症例が25G硝子体手術で対応することができた．適応疾患の選択は慎重を期すべきであるが，極小切開硝子体手術の適応の拡大に伴い，極小切開同時手術は今後増加していくと思われる．＊＊＊</p>
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