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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 眼位</title>
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		<title>正面視および頭部傾斜下での水平融像幅（遠見）の比較検討</title>
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		<pubDate>Sat, 30 Mar 2013 15:30:40 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科30（3）：415.418，2013c正面視および頭部傾斜下での水平融像幅（遠見）の比較検討佐藤友香＊1矢野隆＊1相澤大輔＊2,3樋口聡美＊1＊1海老名メディカルプラザ眼科＊2海老名総合病院眼科＊3 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科30（3）：415.418，2013c正面視および頭部傾斜下での水平融像幅（遠見）の比較検討佐藤友香＊1矢野隆＊1相澤大輔＊2,3樋口聡美＊1＊1海老名メディカルプラザ眼科＊2海老名総合病院眼科＊3北里大学医学部眼科学教室HorizontalFusionAmplitudeatPrimaryPositionandHeadTiltPositionsYukaSato1）,TakashiYano1）,DaisukeAizawa2,3）andSatomiHiguchi1）1）DepartmentofOphthalmology,MedicalPlazaofEbina,2）DepartmentofOphthalmology,GeneralHospitalofEbina,3）DepartmentofOphthalmology,KitasatoUniversitySchoolofMedicine目的：頭部傾斜下での水平融像幅（遠見）の比較検討．対象および方法：対象は屈折異常以外の眼科的疾患および斜視を有さず，同意を得られた正常被検者14名（男性6名，女性8名），年齢は21.39歳（平均28.1±6.5歳）とした．頭部傾斜（20°，40°，140°，160°）にての交代プリズムカバーテスト，プリズム融像幅をそれぞれの角度にて測定を行った．結果：各頭位での眼位は水平，上下ともに有意差はみられなかった．頭部傾斜を行うことにより融像幅は有意に減少した．結論：頭部傾斜により眼位変化は生じないが融像幅が有意に減少した．Purpose：Weexaminedvariationinhorizontalfusionamplitudeatprimarypositionandheadtiltpositions.SubjectsandMethods：Subjectscomprised14normaladults（6males,8females）.Age21through39years（meanage：28.1±6.5yrs）.Wemeasuredalternateprismcovertestandprismfusionamplitudeatprimaryposition（90°）andheadtiltpositions（20°,40°,140°,160°）.Result：Therewerenosignificantdifferencesbetweenprimarypositionandheadtiltpositionsintermsofeyepositionofhorizontalandverticalheterophoria.However,horizontalfusionamplitudewassignificantlylowerinheadtiltposition.Conclusions：Eyepositionofhorizontalandverticalheterophoriaexhibitednosignificantdifferencesbetweenprimaryandheadtiltpositions,buthorizontalfusionamplitudewassignificantlylowerinheadtiltposition.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）30（3）：415.418,2013〕Keywords：頭部傾斜，融像幅，眼位．headtilt,fusionalamplitude,eyeposition.はじめにヒトの日常視では必ずしも90°の頭位（正面視）でものを見るだけでなく，さまざまな姿勢で，さまざまな空間位置のものを見ていることが多い．融像に関する研究は多くあるが，その多くはprimarypositionでの融像機能を見ていることがほとんどである1.3）．Primaryposition以外での報告では，葛谷ら4）による注視位を変化させた場合の融像幅の報告，人見5）による頭部傾斜時の回旋融像についての報告しかなく，日常視を意識しての融像を含む両眼視機能研究はほとんどされてこなかった．日常生活中，寝転んでテレビを見たときに複視を生じるとの主訴で受診する患者も多く，仮説として正面視の融像幅と寝転んだ状態を想定した頭位での融像幅との間に違いは生じるのではないかと考え，今回筆者らは頭部傾斜時の水平融像幅の比較検討を行ったので報告する．I対象および方法対象は屈折異常以外の眼科的疾患および斜視を有さず，同意を得られた正常被検者14名（男性6名，女性8名）．年齢は21.39歳（平均±標準偏差28.1±6.5歳）で，矯正視力は（1.0）以上あり近見立体視（Titmusstereotests）にてcircls（7/9）以上とした．方法は，正面（90°）での優位眼検査，交代プリズムカバーテスト（APCT）による眼位検査，プリズム融像幅，頭部傾斜（20°，40°，140°，160°）（図1）にてのAPCT，プリズム融像幅をそれぞれの角度にて測定を行った．眼位検査はAPCTとParallaxtestを併用し，水平・上下ともに0.5Δ以上あれば斜位（＋）とした．プリズム融像幅は調節視標を用いて，優位眼にプリズムを〔別刷請求先〕佐藤友香：〒243-0422海老名市中新田439番地1号海老名メディカルプラザ眼科Reprintrequests：YukaSato,C.O.,DepartmentofOphthalmology,MedicalPlazaofEbina,439-1Nakashinden,Ebina-city,Kanagawa243-0422,JAPAN0910-1810/13/\100/頁/JCOPY（129）415160°140°90°40°20°図1頭部傾斜測定方法NSNS＊＊＊＊530.329.640.328.127.6204090140160＊＊＊＊60NSNS4504030201.42.02.12.01.9融像幅（）Δ融像幅（）Δ3斜位量（）Δ2110000.60.30.40.40.1－1NSNS頭部傾斜（°）NSNSn＝14－2Wilcoxon符号付順位和検定204090140160＊＊p＜0.01頭部傾斜（°）図3各頭位における融像幅（全体）：水平斜位：垂直斜位n＝14＊＊Wilcoxon符号付順位和検定70NS（notsignificant）図2各頭位における眼位6050入れて行った．また，複視を生じたbreakpointの値（絶対融像幅）を用いた．頭部傾斜角度の測定方法はそれぞれの角度を記載した模造紙を作製し，壁に貼り付けて角度決定を行った（図1）．II結果1.各頭位における眼位各頭位での眼位は水平，垂直ともに有意差はみられなかった（図2）．今回の被検者14名の水平眼位は外斜位または正位のみであった．2.各頭位における融像幅90°にて平均融像幅は平均40.3±16.3Δであった．頭部傾斜を行うことにより融像幅は有意に減少した（図3）．20代・30代にて比較すると90°では融像幅に大きな差はなく，頭部傾斜による融像幅の減少率にも大きな差はみられなかった（図4）．3.各頭位における融像幅（開散・輻湊別）開散・輻湊側別で融像幅の変化を比較すると，輻湊側のほ416あたらしい眼科Vol.30，No.3，2013100＊＊＊＊＊NS32.827.031.327.541.139.229.626.029.125.5204090140160頭部傾斜（°）■：20代：30代n＝8（20代）n＝6（30代）Wilcoxon符号付順位和検定NS（notsignificant）＊p＜0.05図4各頭位における融像幅（20代・30代別）うが頭部傾斜による融像幅の減少が開散側よりも大きかった（図5）．4.各頭位における融像幅（垂直斜位別）垂直斜位（＋）群（n＝6）・（.）群（n＝8）で比較すると，90°での融像幅は垂直斜位（＋）群のほうが（.）群よりも大きかった（図6）．減少率で比較をすると垂直斜位（＋）群が（130）403020＊＊＊＊＊＊＊＊60＊＊＊＊80＊＊＊＊50＊NS23.923.632.921.6＊＊70406055.239.538.835.535.3融像幅（）Δ5030融像幅（Δ4021.329.12022.523.421.83022.8＊NS107.46.46.3206.46.10204090140160頭部傾斜（°）：輻湊：開散n＝14Wilcoxon符号付順位和検定NS（notsignificant）＊p＜0.05＊＊p＜0.01図5各頭位における融像幅（開散・輻湊別）（.）群と比較して，頭部傾斜による融像幅の減少が大きい傾向であった．III考按融像には感覚性融像と運動性融像があり，感覚性融像は両眼の像を1つに融合させることである．運動性融像は融像性輻湊ともいわれ，両眼の眼位を感覚融像が成立する位置まで輻湊（開散）させることである6）．実際に融像を行うにはこれらが連合して働く感覚-運動機能であり，vergencesystemにより行われる．融像に関する研究は多くあるがその多くはprimarypositionでの融像機能を見ていることがほとんどである1.3）．Primaryposition以外での報告では，葛谷ら4）による注視位を変化させた場合の融像幅の検討がある．葛谷ら4）は，内寄せ融像幅は正面から側方に注視するほど低下したと報告している．頭部傾斜した場合の融像幅の報告は，人見5）による頭部傾斜時の回旋融像についてしかなく，これによると頭部傾斜による回旋融像幅に差はみられなかったとしている．今回筆者らは頭部傾斜時の水平融像幅について比較検討を行ったが，90°の位置で融像幅が一番広く，頭部傾斜にて融像幅の減少が有意にみられた．葛谷ら4）によると，内寄せ融像幅は正面から側方に注視するほど融像幅が低下し，その原因として運動性融像の予備機能が低下していることを示唆している．今回筆者らの結果でも頭部傾斜により融像幅が減少し，さらに輻湊（内寄せ）融像幅が開散融像幅よりも頭部傾斜にて減少率が大きい傾向であった．このことより頭部傾斜においても運動性融像の予備機能が低下していることを示唆していると考えられる．予備機能低下の原因として，頭部傾斜しての日常視は特殊な場合に限られ，融像がしづらい状態が生じたと考えられる．100204090140160頭部傾斜（°）■：垂直斜位（＋）群：垂直斜位（－）群n＝6（垂直斜位（＋）群）n＝8（垂直斜位（－）群）Wilcoxon符号付順位和検定＊p＜0.05図6各頭位における融像幅（垂直斜位別）今回の結果で垂直斜位（＋）群・（.）群の比較では垂直斜位（＋）群のほうが90°での融像幅が大きかったが，頭部傾斜による減少率も大きかった．先天性の上斜筋麻痺では上下・回旋斜視に対する感覚適応が生じているとの報告があり7.11），おそらく垂直斜位がある人では日常，斜位分を常に融像しているため垂直と水平に対して感覚適応が生じ，正面では水平融像幅も広くなったと考えられる．しかし，頭部傾斜により融像幅が正面時と比較し減少すると正常融像幅が狭い垂直斜位の影響が大きく出てしまい，それが負荷になって融像がしづらくなり，頭部傾斜により垂直斜位（.）群と比較して減少率が多くなったのではないかと考えた．今回の結果では，頭部傾斜により融像幅は有意に減少したが，眼位の変化はみられなかった．眼位は，輻湊順応により頭部傾斜にても眼位に変化が起こらなかったと考えられる．輻湊順応とは個々人は固有の眼位ずれをもっているにもかかわらず通常，常に両眼視をして眼位を0プリズム（Δ）に順応させている結果，眼位はほぼ正位に近くなっているという考え方（orthohoriazation）であり，加齢・外傷などによる外眼筋・眼窩内容物の変化が生じた際に眼位を一定に保持するために存在していると考えられている12）．また，渡邉ら13）によるphoriaadaptationの年齢による変化では，輻湊順応は高齢者で低下したと報告されている．今回は年齢の幅が少なかったため眼位・融像幅に変化はなかったとも考えられ，年齢の幅を広げると頭部傾斜にて眼位・融像幅に変化が生じる可能性もあり，今後の研究課題である．今後，頭部傾斜にての眼位検査は融像力の比較的強い間欠性外斜視などにも応用できるか検討を行っていきたい．（131）あたらしい眼科Vol.30，No.3，2013417IV結論頭部傾斜により眼位変化は生じないが水平融像幅が減少した．文献1）SchorCM,CiuffredaKJ：VergenceEyeMovements：BasicandClinicalAspects,p671-698,ButterworthsPublishers,Boston,19832）若倉雅登，三柴恵美子：調節・輻湊障害を有する眼精疲労患者に対する融像幅増強訓練の効果．臨眼38：897-902,19843）DaumKM：Thecourseandeffectofvisiontrainingonthevergencesystem.AmJOptomPhysiolOpt59：223,19824）葛谷明美，藤井雅朗，福田敏雅ほか：正常者および間歇性外斜視患者の注視位による内よせ融像幅の違いについて．眼臨79：2130-2134,19855）人見緑子：頭部傾斜時の回旋融像について融像刺激としての図形の形状，大きさの違いによる差の検討．眼臨76：1909-1913,19826）不二門尚：両眼視の基礎と臨床．日本の眼科71：11851188,20007）堀川晶代，平井美恵，河野玲華ほか：上斜筋麻痺の回旋偏位に対する感覚適応．臨眼54：1447-1450,20008）平野佳代子，林孝雄，坂上達志ほか：上斜筋麻痺の回旋について第1報後天上斜筋麻痺の回旋融像幅．眼臨101：60-63,20079）高橋総子：まわし斜視に関する研究（第3報）FundusHaploscopeによる上斜筋麻痺患者の自覚的および他覚的まわし眼位．臨眼37：655-660,198310）高橋総子：まわし斜視に関する研究（第4報）まわし斜視のSensoryAdaptationについて．臨眼38：591-595,198411）稲富昭太，可児一孝，佐々本研二ほか：回旋（まわし）斜視の研究．日眼会誌91：1119-1136,198712）鵜飼一彦：輻湊と調節における順応．眼球運動の実験心理学（苧阪良二ほか編），p79-99，名古屋大学出版会，199313）渡邉久美子，原直人，庄司信行ほか：Phoriaadaptationの年齢による変化．あたらしい眼科23：273-276,2006＊＊＊418あたらしい眼科Vol.30，No.3，2013（132）</p>
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		<title>検査距離が両眼加算に及ぼす影響</title>
		<link>https://www.atagan.jp/article/20090633.htm</link>
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		<pubDate>Tue, 30 Jun 2009 10:35:45 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#821 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page1（133）8570910-1810/09/\100/頁/JCLSあたらしい眼科26（6）：857860，2009cはじめに両眼加算（binocularsummation）とは，両眼視下の視機能が単眼視下の視機能を上回る状態であり1），弱視斜視領域2,3）や屈折矯正術後4）などさまざまな領域における視機能評価として用いられている．しかし，これらの報告はいずれも，ある一定の検査距離に限った評価によるものが多い．一方，モノビジョンでは近見視，中間視，遠見視における両眼加算を評価することによって，より日常を反映した視機能評価を行っている5,6）．このように，日常の視機能を評価するうえでは，さまざまな検査距離における両眼加算の状態を知る必要があるが，健常人における報告はいまだ認められない．そこで今回筆者らは，健常人において検査距離が両眼加算に及ぼす影響について検討した．I対象および方法対象は1831歳（23.8±4.9歳：平均値±標準偏差）の，軽度屈折異常以外に器質的眼疾患を有さない有志者10例（男性2例，女性8例）である．優位眼および非優位眼の自覚的平均等価球面値は，それぞれ＋0.10±0.24（平均値±標準偏差）D（0.25＋0.50D），＋0.15±0.17D（0＋0.50D），であり，両者に有意差を認めない（pairedt-test,p＝0.44）．また，優位眼および非優位眼の裸眼視力（logMAR値を用いて平均値を算出後，少数視力に換算）はともに1.4（1.02.0）であった．北里大式眼優位性定量チャート7）を使用して評価〔別刷請求先〕鈴木任里江：〒228-8555相模原市北里1-15-1北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科視覚機能療法学専攻Reprintrequests：MarieSuzuki,C.O.,DepartmentofRehabilitation,OrthopticsandVisualScienceCourse,SchoolofAlliedHealthSciences,KitasatoUniversity,1-15-1Kitasato,Sagamihara-shi228-8555,JAPAN検査距離が両眼加算に及ぼす影響鈴木任里江＊1魚里博＊1石川均＊1庄司信行＊1清水公也＊2＊1北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科視覚機能療法学専攻＊2北里大学医学部眼科学教室EectsofTestDistanceonBinocularSummationMarieSuzuki1）,HiroshiUozato1）,HitoshiIshikawa1）,NobuyukiShoji1）andKimiyaShimizu2）1）DepartmentofRehabilitation,OrthopticsandVisualScienceCourse,SchoolofAlliedHealthSciences,KitasatoUniversity,2）DepartmentofOphthalmology,SchoolofMedicine,KitasatoUniversity検査距離が両眼加算に及ぼす影響について検討した．対象は正視有志者10例．近見（0.46m）および遠見（3m）注視時のコントラスト感度および瞳孔径を，両眼開放下および優位眼単眼視下で測定し，両眼加算比，両眼開放時の瞳孔変化量および瞳孔面積を比較した．空間周波数3，6，12，18cycles/degreeにおける両眼加算比は，近見視時に比べ遠見視時にて大きく有意差を認めた．また，両眼開放時の瞳孔変化量は，近見視時に比べ遠見視時のほうが小さく有意差を認めた．一方，両眼開放時の瞳孔面積は，遠見視時のほうが大きかったが有意差は認めなかった．中間から高空間周波数領域における両眼加算比は遠見視時ほど大きくなることが示唆された．Weevaluatedtheinuenceoftestdistanceonbinocularsummationin10emmetropes.Contrastsensitivityandpupildiameterweremeasuredatnear（0.46m）andfar（3m）distancesunderbinocularandmonocularconditions.Thebinocularsummationratio,rateofpupillarychangebetweenbinocularandmonocularconditions,andpupilareaunderbinocularconditionwerecomparedbetweenthetwotestdistances.Thebinocularsummationratioatfardistancewasbetterthanthatatnear,withinthespatialfrequencyrangeof3.0,6.0,12.0and18.0cyclesperdegree.Moreover,therateofpupillarychangeatfardistancewassignicantlysmallerthanthatatnear.Incon-trast,thebinocularpupilareaatfardistancewaslargerthanthatatnear,althoughthedierencewasnotsignicant.Thissuggeststhatinthemoderatetohighspatialfrequencyrange,binocularsummationbecomesgreaterwithdistance.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）26（6）：857860,2009〕Keywords：両眼加算，検査距離，瞳孔径，眼位．binocularsummation,testdistance,pupildiameter,eyeposition.&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page2858あたらしい眼科Vol.26，No.6，2009（134）したsensorydominanceは63.0±17.0（平均値±標準偏差）％（4090％）であった．Alternateprismcovertestによる眼位は，近見（0.46m）5.0±3.7（平均値±標準偏差）Δ（010Δ）外斜位，遠見（3m）2.2±1.8Δ（04Δ）外斜位であり，両者に有意差を認めた（pairedt-test,p＜0.01）．両眼加算の評価には，コントラスト感度および瞳孔径を用いた．コントラスト感度の測定には，functionalacuitycontrasttest（FACT）（StereoOptical社）の近点検査用視標および遠点検査用視標を使用した．測定距離は0.46m，3mの2点とし，両眼開放下および優位眼単眼視下コントラスト感度を測定した．なお，単眼視下コントラスト感度の測定時には，非検査眼をガーゼにて遮閉した．0.46mにおける測定にはFACTの近点検査用視標を，3mにおける測定には遠点検査用視標を使用した．両距離における各視標の視角は1.7°である．視標面照度は400lxに設定した．各検査距離および空間周波数領域におけるコントラスト感度は3回測定し，その平均値を解析に用いた．両眼加算の評価には，両眼加算比〔両眼開放下コントラスト感度/優位眼単眼視下コントラスト感度〕2）を使用し，各検査距離における両眼加算比を比較した．なお，あらかじめ優位眼と非優位眼のコントラスト感度に有意差がないことを確認したうえで，今回は優位眼単眼視下のコントラスト感度を評価に用いた．また，測定順序は被検者によって無作為に決定した．統計には二元配置分散分析法ならびにBonferoni/Dunn法を用いた．瞳孔径の測定にはFP-10000（TMI社）を使用した．測定距離は0.46m，3mの2点とし，両眼開放時および優位眼単眼視時の優位眼の瞳孔径を測定した．測定はコントラスト感度測定と同時に行った．瞳孔の横径から瞳孔面積〔（横径/2）2×3.14〕を求め，各検査距離における瞳孔面積を比較した．さらに，単眼視時から両眼開放にしたときの瞳孔面積の変化量〔（単眼視時瞳孔面積両眼視時瞳孔面積）/単眼視時瞳孔面積〕を，検査距離ごとに比較した．統計にはWilcox-on符号順位検定を用いた．II結果図1に対数コントラスト感度の結果を示す．いずれの検査距離においても，両眼開放下コントラスト感度は単眼視下コントラスト感度を上回った（二元配置分散分析法，p＜0.01）．図2は両眼加算比の結果である．空間周波数1.5cycles/2.01.01.536空間周波数（cycles/degree）182.01.01.536121218対数コントラスト感度B）対数コントラスト感度A）図1対数コントラスト感度A）は検査距離0.46m，B）は検査距離3mにおける対数コントラスト感度の結果を示す．実線は両眼開放下，点線は優位眼単眼視下の対数コントラスト感度を示す．3.02.01.00空間周波数（cycles/degree）両眼加算比1.5361218＊＊＊＊＊＊＊図2両眼加算比白色のバーは近見視時，灰色のバーは遠見視時の両眼加算比を示す．＊：p＜0.05，＊＊：p＜0.01（Bonferoni/Dunn法）．0.50.40.30.20.10近見視時遠見視時瞳孔変化量＊図3両眼開放時の瞳孔変化量白色のバーは近見視時，灰色のバーは遠見視時の瞳孔変化量を示す．瞳孔変化量は遠見視時のほうが小さく，有意差を認めた．＊：p＜0.05（Wilcoxon符号順位検定）．&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page3あたらしい眼科Vol.26，No.6，2009859（135）degree（cpd）を除くすべての空間周波数領域において，遠見視時の両眼加算比は近見視時の両眼加算比を上回り，有意差を認めた（Bonferoni/Dunn法，3.0cpdp＜0.05，6.018.0cpdp＜0.01）．なお，全例の両眼加算比は，検査距離および空間周波数にかかわらず1.0以上であった．図3は両眼開放時の瞳孔変化量，図4は両眼開放時の瞳孔面積の結果である．両眼開放時の瞳孔変化量は，近見視時に比べ遠見視時に小さくなり有意差を認めた（Wilcoxon符号順位検定，p＜0.05）．一方，遠見視時の瞳孔面積は近見視時に比べ大きい傾向にあるが，有意差は認められなかった．III考按今回の結果から，1.5cpdを除くすべての空間周波数領域において，遠見視時の両眼加算比が近見視時に比べ大きくなることがわかった．また，両眼開放時の瞳孔変化量は，遠見視時に比べ近見視時に大きくなった．川守田ら8）は，単眼視下における瞳孔径および高次収差の総和は，両眼開放時に比べ有意に高値を示したことより，単眼視下では網膜結像特性の低下を導くことを示唆している．言い換えれば，両眼開放下では単眼視下に比べ瞳孔径が小さくなることにより網膜結像特性が上昇し，視機能も向上するということである．すなわち，両眼開放時の瞳孔変化量が大きいほど両眼加算に有利になると考えられる．さらに，近見視時には近見反応として輻湊，調節，縮瞳の3反応が誘発される9）ことから，近見視時のほうが遠見視時に比べ両眼開放時の瞳孔変化量は大きくなり，両眼加算に有利になることが予想される．しかし，本実験の結果では，瞳孔変化量の小さい遠見視時のほうが近見視時に比べ両眼加算比が大きくなっており，上述に反する結果となった．したがって，両眼開放時の瞳孔変化量が大きいからといって必ずしも両眼加算比が大きくなるとは限らないことが推察された．一方，Medinaら10）は，瞳孔径が大きいほど両眼加算が大きくなることを示しており，網膜照度の影響を示唆している．本実験においても，両眼加算比が大きい遠見視時の両眼開放時瞳孔面積は，近見視時に比べ大きい傾向にあり，Medinaらの報告を支持するものである．しかし，Medinaらの実験は低照度下で行っているのに対し，本実験の視標面照度は400lxと高照度であり，実験条件が異なっているため，今後さらなる検討が必要であると考える．また，本実験の被験者の眼位は全例10Δ以内の外斜位であり，斜位角は遠見視時のほうが近見視時に比べ有意に小さかった．Ogleら11,12）は，斜位角の大きさによってxationdisparityが変化することを報告しており，Jampolskyら13）は，外斜位の場合，近見視時には斜位角が増加するにつれxationdisparityが増加することを報告している．さらに，xationdisparityと両眼加算の関係についてはこれまでにも多くの実験が行われており，一貫してxationdisparityが大きくなるほど両眼加算が減少すると報告されている14,15）．以上のことから，本実験の被験者は，近見視時には外斜位の影響によりxationdisparityが大きかったために両眼加算比が減少し，対して遠見視時にはxationdisparityの影響が小さかったために，近見視時に比べ両眼加算比が大きくなったことが推察される．また，Jaschinski16）は，proximity-xation-disparitycurves，すなわち視距離の近接によりxationdisparityが増加することを報告していることから，眼位にかかわらず近見視時にはxationdisparityが大きくなり，両眼加算が減少する可能性が推察された．両眼加算の影響因子についてはこれまでにも多くの報告があり，眼優位性5），視標サイズ17），刺激する網膜部位17,18）などがあげられている．このうち，眼優位性に関しては，両眼の視機能に左右差がある場合にその影響が生じると考えられるが，本実験の被験者の眼優位性は平均的な強さであったことから，本結果の影響因子としては考えにくい．また，本実験では検査距離にかかわらず視標の視角は1.7°と一定であったことから，視標サイズの影響も考えにくい．刺激網膜部位に関しては，永井ら18）が，中心視野および下方視野で，若山ら17）が，刺激網膜部位が中心窩から偏心するほど，両眼加算が大きくなることを報告している．しかし，本実験では刺激網膜部位についての影響は検討していないため，今後さらなる検討が必要である．また，一般に両眼加算比は2であることが知られている1）が，本実験では検査距離や空間周波数によってさまざまな両眼加算比を示した．安達19）は，6種の空間周波数の縦縞を視標に用い，片眼視時および両眼視時にてVECP（視覚誘発脳波）を記録した結果，両眼視時の振幅は片眼視時の2030％増大したと報告している．同様にBakerら2）も，コントラスト感度を用いた実験によって，両眼加算比1.7を示す健常者がいたと報告していることか2520151050近見視時遠見視時瞳孔面積（mm）NS図4両眼開放時の瞳孔面積白色のバーは近見視時，灰色のバーは遠見視時の瞳孔面積を示す．NS：notsignicant（Wilcoxon符号順位検定）．&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-Page4860あたらしい眼科Vol.26，No.6，2009（136）ら，両眼加算比は検査条件などにより変動し，2を超える場合もあることが示唆された．以上のことから，遠見視時の両眼加算比は近見視時に比べ大きく，瞳孔径および眼位が影響している可能性が推察された．今後，両眼加算を視機能評価として用いる際には，検査距離による影響も加味する必要性が示唆された．本研究の一部は科研費（若手研究（B）19791288）の助成を受けたものである．文献1）SteinmanSB,SteinmanBA,GarziaRP：Binocularsum-mation.FoundationsofBinocularVision,p153-171,TheMcGraw-HillCompanies,NewYork,20002）BakerDH,MeeseTS,MansouriBetal：Binocularsum-mationofcontrastremainsintactinstrabismicamblyopia.InvestOphthalmolVisSci48：5332-5338,20073）PardhanS,GlichristJ：Binocularcontrastsummationandinhibitioninamblyopia.Theinuenceoftheinteroculardierenceonbinocularcontrastsensitivity.DocOphthal-mol82：239-248,19924）BoxerWachlerBS：EectofpupilsizeonvisualfunctionundermonocularandbinocularconditionsinLASIKandnon-LASIKpatients.JCataractRefractSurg29：275-278,20035）新田任里江，清水公也，新井田孝裕：モノビジョン法における眼優位性の影響─第一報：優位眼の矯正状態による視機能への影響─．日眼会誌111：435-440,20076）清水公也：モノビジョン白内障手術による老視治療．あたらしい眼科22：1067-1072,20057）半田知也，魚里博：眼優位性検査法とその臨床応用．視覚の科学27：50-53,20068）川守田拓志，魚里博：両眼視と単眼視下における瞳孔径が昼間視と薄暮視下の視機能に与える影響．視覚の科学26：71-75,20059）石川均：瞳孔系のみかた2）輻湊調節障害．臨床神経眼科学（柏井聡編），p135-139，金原出版，200810）MedinaJM,JimenezJR,JimenezdelBarcoL：Theeectofpupilsizeonbinocularsummationatsuprathresholdconditions.CurrEyeRes26：327-334,200311）OgleKN,PrangenAD：Furtherconsiderationsofxationdisparityandthebinocularfusionalprocesses.AmJOph-thalmol34：57-72,195112）OgleKN：Fixationdisparity.AmOrthoptJ4：33-39,195413）JampolskyA,FlomBC,FreidAN：Fixationdisparityinrelationtoheterophoria.AmJOphthalmol43：97-106,195714）Heravian-ShandizJ,DouthwaiteWA,JenkinsTC：Eectofinducedxationdisparitybynegativelensesonthevisuallyevokedpotentialwave.OphthalmicPhysiolOpt13：295-298,199315）TunnaclieAH,WilliamsAT：Theeectofhorizontaldierentialprismonthebinocularcontrastsensitivityfunction.OphthalmicPhysiolOpt6：207-212,198616）JaschinskiW：Theproximity-xation-disparitycurveandthepreferredviewingdistanceatavisualdisplayasanindicatorofnearvision.OptomVisSci79：158-169,200217）若山暁美：両眼視野におけるbinocularsummationの影響.あたらしい眼科23：721-727,200618）永井紀博，木村至，大出尚郎ほか：Multifocalvisualevokedpotentialsによる両眼加算の解析．眼紀55：711-714,200419）安達惠美子：両眼視におけるVECP振幅vs.空間周波数曲線．日眼会誌83：298-301,1979＊＊＊</p>
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