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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 眼脂の塗抹・鏡検</title>
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		<title>ペニシリン耐性肺炎球菌結膜炎の1 例</title>
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		<pubDate>Tue, 31 Mar 2009 03:26:19 +0000</pubDate>
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めている結膜炎症例が多いのであれば，注意が必要である．また，耳鼻科領域でPRSPの分離頻度が高いことや，涙炎とPRSPに関する眼科領域の報告6,7）があることから，涙道と関連のある慢性結膜炎では，本症を念頭に置く必要がある．そして，軽微な結膜炎症例でも，眼脂の塗抹・鏡検で起炎菌の観察を試みるべきである．その際Streptococcus属による感染症を疑ったら，検査機関との連携のもとPCGのMICを測定し，PRSPであった場合，薬剤の選択には注意を払うべきと思われる．謝辞：菌株収集にご協力頂いた，三菱化学メディエンス株式会社に深謝いたします．文献1）HansmanD,BullenMM：Aresistantpneumococcus.Lan-cet2：264-265,19672）有益修，目黒英典，白石裕昭ほか：bラクタム剤が無効であった肺炎球菌髄膜炎の1例．感染症誌62：682-693,19883）岩田敏：耐性肺炎球菌感染症にいかに対処するか．3.小児科の立場から．化学療法の領域16：1285-1293,20004）高村博光，矢野寿一，末竹光子ほか：耐性肺炎球菌感染症にいかに対処するか．6.耳鼻咽喉科の立場から．化学療法の領域16：1311-1318,20005）UbukataK,AsahiY,OkuzumiKetal：Incidenceofpeni-cillin-resistantStreptococcuspneumoniaeinJapan,1993-1995.JInfectChemother2：77-84,19966）大石正夫，宮尾益也，阿部達也：ペニシリン耐性肺炎球菌による眼科感染症の検討．あたらしい眼科17：451-454,20007）今泉利雄，松野大作，神光輝：ペニシリン耐性肺炎球菌（PRSP）による涙炎の3例．あたらしい眼科17：87-91,20008）KojimaF,NakagamiY,TakemoriKetal：Penicillinsus-ceptibilityofnon-serotypeableStreptococcuspneumoniaefromophthalmicspecimens.MicrobDrugResistance12：199-202,20069）福田秀行：Streptococcuspneumoniaeにおけるキノロン系薬の作用機序に関する遺伝子解析．日化療会誌48：243-250,2000＊＊＊</p>
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