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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 細菌性眼内炎</title>
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		<title>劇症型 A 群β溶血性レンサ球菌感染症による細菌性眼内炎の1例</title>
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		<pubDate>Sun, 29 Sep 2024 15:19:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[記事]]></category>
		<category><![CDATA[劇症型CA群溶連菌感染症]]></category>
		<category><![CDATA[細菌性眼内炎]]></category>

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		<description><![CDATA[《第59回日本眼感染症学会原著》あたらしい眼科41（9）：1117.1121，2024c劇症型A群b溶血性レンサ球菌感染症による細菌性眼内炎の1例森本佑辻中大生竹内崇上田哲生緒方奈保子奈良県立医科大学眼科学教室Bacte [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第59回日本眼感染症学会原著》あたらしい眼科41（9）：1117.1121，2024c劇症型A群b溶血性レンサ球菌感染症による細菌性眼内炎の1例森本佑辻中大生竹内崇上田哲生緒方奈保子奈良県立医科大学眼科学教室BacterialEndophthalmitisAssociatedwithStreptococcalToxicShock-LikeSyndrome：ACaseReportYuMorimoto,HirokiTsujinaka,TakashiTakeuchi,TetsuoUedaandNahokoOgataCDepartmentofOphthalmology,NaraMedicalUniversityC目的：劇症型CA群Cb溶血性レンサ球菌感染症は，全身性の多臓器不全やショックを引き起こし死亡率が高い．今回，前房水培養によりCA群Cb溶血性レンサ球菌感染症による眼内炎と早期に診断できたC1例を報告する．症例：30歳代の女性．発熱し，そのC5日後に右眼痛，視力低下が出現したため近医眼科を受診．同日，奈良県立医科大学附属病院眼科に紹介受診となった．右眼の視力は光覚弁で眼圧上昇，角膜浮腫を認め，眼底は透見不能であった．左眼は視力1.0であったが，網膜滲出斑を認めた．内因性眼内炎と診断，原因検索のため前房水を採取し抗菌薬治療を開始した．また，全身状態の悪化により当院内科入院となった．患者は眼内炎以外に脳膿瘍，心内膜炎など全身に炎症病巣があり，前房水培養でCStreptococcuspyogenesを検出し劇症型CA群Cb溶血性レンサ球菌感染症の診断となった．抗菌薬治療を継続し，右眼は眼球癆に至ったものの救命することができた．結論：劇症型CA群Cb溶血性レンサ菌感染症に対して，前房水培養により早期に診断，治療ができたC1例を経験した．CPurpose：ToCreportCaCcaseCofCbacterialCendophthalmitisCassociatedCwithCStreptococcalCToxicCShock-LikeCSyn-drome（STSS）C,CaCrareCyetCveryCseriousCbacterialCinfectionCthatCcanCcauseCsystemicCmulti-organCfailure,CthatCwasCdiagnosedCbyCaqueousChumorCculture.CCase：AC30-year-oldCfemaleCwasCreferredCtoCourCdepartmentCdueCtoCpainCandvisionlossinherrighteyeat5daysaftertheonsetofahighfever.Uponexamination,hervisualacuitywaslightCperceptionCO.D.CandC1.0CO.S.CIncreasedCintraocularCpressureCandCsevereCcornealCedemaCwasCobservedCinCherCrighteye,yetthefunduswasnotvisible.Inherlefteye,thecorneawasclearandthefunduswasvisible,yetreti-nalCexudatesCwereCdetected.CSheCwasCdiagnosedCwithCendogenousCendophthalmitis.CHowever,CherCoverallCgeneralCconditionCrapidlyCworsened,CandCsheCwasCadmittedCtoCourChospitalCforCemergencyCtreatment.CInCadditionCtoCendo-phthalmitis,thepatienthadsystemiclesionssuchasabrainabscessandendocarditis.Streptococcuspyogenes（groupAstreptococcus）wasdetectedfromanaqueoushumorculture,andthe.naldiagnosiswasSTSS.Thepatientwassuccessfullytreatedwithsystemicantibioticsandultimatelyrecovered,yetherrighteyeultimatelybecamephthi-sisbulbi.Conclusions：WeexperiencedacaseofSTSSinwhichearlyinitiationoftreatmentviaanearlydiagnosisbyaqueoushumorculturewassuccessful.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C41（9）：1117.1121,C2024〕Keywords：細菌性眼内炎，劇症型CA群溶連菌感染症．bacterialendophthalmitis,streptococcaltoxicshock-likesyndrome.Cはじめに亡率が高い．わが国においては，最初の典型例がC1992年に劇症型CA群Cb溶血性レンサ球菌（以下，A群溶連菌）は，報告されて以降，全国で毎年C50.100例ほどの報告があり，Cb溶血を示すレンサ球菌による感染症であり，急速に全身性致死率は約C40％に上るとされている1）．今回，原因不明であの多臓器不全や敗血症性ショックを引き起こし，きわめて死った内因性眼内炎に対して前房水培養を施行することで眼内〔別刷請求先〕森本佑：〒634-8521奈良県橿原市四条町C840奈良県立医科大学眼科学教室Reprintrequests：YuMorimoto,DepartmentofOphthalmology,NaraMedicalUniversity,840Shijo-cho,Kashihara-shi,Nara634-8521,JAPANC炎を合併した劇症型CA群溶連菌感染症と早期に診断でき，治療に寄与したC1例を報告する．CI症例患者：30歳代，女性．現病歴：5日前より発熱を認め，そのC4日後より右眼眼痛を自覚，翌日起床時に右眼視力低下を自覚したため近医を受診，同日，奈良県立医科大学附属病院眼科に紹介受診となった．既往歴：全身疾患は特記すべき事項なし．10代の頃に両眼のClaserinsitukeratomileusis（LASIK）施行歴あり．初診時所見：矯正視力は右眼光覚弁，左眼C0.4（1.0C×sphC.4.50D（cyl.0.75DAx60°）．眼圧は右眼35mmHg，左眼C17CmmHg．前眼部，中間透光体所見は右眼は著明な毛様充血を認めたほか，角膜全体に浮腫を認めた．瞳孔は極大散瞳しており，水晶体に明らかな偏位や脱臼を認めなかった（図1a）．左眼は明らかな炎症所見を認めなかった．眼底所見：右眼眼底は角膜浮腫が著明で透見できない状態であっ図1a初診時右眼前眼部写真結膜充血，角膜にCLASIK痕および著明な浮腫を認めるほか，瞳孔の散大を認める．た．右眼のCBモード超音波検査では明らかな網膜.離や硝子体の混濁を疑う所見を認めなかった．左眼眼底に血管白鞘化および網膜全体に散在する白色の滲出斑を認めた（図1b）．以上より内因性眼内炎と診断した．経過および治療：初診日より抗菌薬点眼（レボフロキサシンC1.5％点眼液右眼C6回/日）で治療を開始した．さらに右眼前房水を採取し培養検査を行い，血液検査を行った．同日夜間に急激に全身状態が悪化，意識障害を発症し当院内科に緊急入院となった．入院時身体所見：体温C39.2℃，血圧C119/74CmmHg，脈拍125Cbpm，SpO295％（roomair）．血液検査の結果を表1に示す．CRPの著明な上昇，ならびに白血球分画の左方移動を認め，急性期の炎症所見を認めた．また，著明な肝障害，なら図1b初診時左眼眼底写真広範に滲出斑（C.）を認める．表1入院時の主要な血液検査結果白血球C4.8C×103/μlCASTC70CU/l好中球91.5％CALTC94CU/lリンパ球4.8％CΓ-GTPC74CU/l単球3.5％CBUNC12Cmg/dl好酸球0.1％CCREC0.8Cmg/dl好塩基球0.1％CCRPC27.4Cmg/dl赤血球C41.1C×106/μlCb-Dグルカン＜C6.0Cpg/mlヘモグロビンC12.3Cg/dlCFDPC12.1C×104/μlヘマトクリット37.1％DダイマーC4.3Cμg/mlCPLTC6.4C×104/μlPT％76％＊FDP：.brindegradationproducts.炎症反応，肝障害，腎障害および凝固障害を認める．C1118あたらしい眼科Vol.41，No.9，2024（76）びに腎障害を認めた．日本救急医学会によって作成された播種性血管内凝固症候群（disseminatedCintravascularCcoa-gulation：DIC）の診断基準からは，急性期CDICスコアC5点（全身性炎症反応症候群C1点，血小板数C3点，.brinCdegra-dationproducts値C1点）であり，急性期感染症に伴うCDICの状態と診断された．入院時よりレボフロキサシン点眼に加え，セフトリアキソン（2Cg/日），クリンダマイシン（900Cmg/日），バンコマイシン（1Cg/日）の全身投与を開始した．入院C1日後，前日の前房水培養の結果CStreptococcuspyogenesが検出され，劇症型A群溶連菌感染症と診断，免疫グロブリン療法も並行して図2初診後1日に施行した頭部MRIT2強調画像初診時には認めなかった水晶体の硝子体への落下（.）を認めた．前房水培養からStreptococcuspyogenes検出バンコマイシン点滴（1g/日）セフトリアキソン点滴（2g/日）施行した．経過中施行した経食道心臓超音波検査にて僧帽弁周囲に疣贅を認めたほか，頭部CMRI画像にて脳膿瘍や多発脳梗塞像に加え，右眼水晶体の硝子体腔への落下を認めた（図2）．入院C6日後，抗菌薬投与の開始前に施行した血液培養においてもCStreptococcuspyogenesを検出し，感受性試験（表2）からペニシリンCG（400万単位/日）への抗菌薬の変更を行った（図3）が経過中の頭部画像検査で脳膿瘍の縮小を認めず，入院C18日後に開頭膿瘍排膿術を当院脳神経外科にて施行した．眼所見としては，入院C41日後には右眼の角膜輪部幹細胞疲弊が著明となり血管の侵入および結膜組織の増殖を認め，その後抗菌薬治療により炎症所見は消失したものの最終的には眼球癆に至った（図4a）．右眼は角膜の状態が悪く，経過を通して眼底所見の確認はできなかった．左眼は前眼部に炎症の波及なく経過し，眼底に認めていた滲出斑は網脈絡膜萎縮へと変化したが，血管炎については改善がみられた（図4b）．その後全身状態および症状は落ち着き，入院表2抗菌薬感受性試験の結果抗菌薬最小発育阻止濃度（μg/ml）ペニシリンCGC≦0.06アンピシリンC≦0.12セフォタキシムC≦0.06セフトリアキソンC≦0.25メロペネムC≦0.06エリスロマイシンC≧4クラリスロマイシンC≧32アジスロマイシンC≧8クリンダマイシンC≧4レボフロキサシンC≦1バンコマイシンC≦0.5クリンダマイシンに対する耐性を認める．クリンダマイシン点滴（900mg/日）ペニシリンG点滴（400万単位/日）血液培養からStreptococcuspyogenes検出レボフロキサシン点眼12～456C11C18C59C74C76日意識障害発症頭部MRI画像で多発脳梗塞＋脳膿瘍を確認心エコーで疣贅確認，開頭膿瘍排膿術採血で炎症反応低下感染性心内膜炎と診断意識状態改善充血消失退院免疫グロブリン療法図3入院後の経過感受性試験の結果から入院C6日目に抗菌薬を変更した．図4a入院41日目の右眼前眼部写真眼球癆に至っている．76日後に退院となった．退院後定期的に眼科外来にて経過観察し，左眼の炎症所見発症なく矯正視力C1.0にて経過している．CII考按本症例は，前房水培養が血液培養に先行して起炎菌同定に寄与し，その結果，病態把握がスムーズに進んだことにより，患者の救命に貢献したC1例といえる．A群溶連菌は通常小児の咽頭炎などの起炎菌となるグラム陽性球菌で，まれに劇症化を引き起こし，重篤な全身感染症を呈することが知られている2）．A群Cb溶血性連鎖球菌感染症に合併する内因性眼内炎の報告は少なく，これまでに10例ほどの報告しかない3）．そのなかでも，劇症型CA群溶連菌感染症に合併する内因性眼内炎の報告はわが国では皆無である．劇症型CA群溶連菌感染症では生命予後が非常に悪いことが知られており1），本症例においても全身状態の悪化が著しく，治療方針に苦慮した．内因性細菌性眼内炎は，原病巣から血行性に細菌が脈絡膜に波及し発症する．初期の症状として急性発症の視力低下や眼痛がみられるほか，全身病変の存在を示唆する発熱が，眼症状に先行することがある．Jacksonらによる報告では，内因性眼内炎を罹患した患者のC60％に基礎疾患が認められ，もっとも多かったのは糖尿病であった4）．また，秦野らによる報告では，内因性眼内炎の患者は高齢者に多いという傾向を認めた5）．原発感染巣としては，肝膿瘍についで肺炎，心内膜炎が多いことが報告されている6）．本症例では，眼症状および先行する発熱を認めたものの，眼科受診時には解熱しており，その他全身症状もなかったため前房水培養検査が診断および治療方針決定において重要であった．原病巣は，入院中に施行した心臓超音波検査にて疣贅を認めたことから感図4b入院41日目の右眼眼底写真滲出斑を認めた箇所に一致する網脈絡膜萎縮を認める．染性心内膜炎が疑われ，経過中に認めた脳膿瘍についても同様に血行性に転移したことが疑われた．劇症型CA群溶連菌感染症に限らず，一般に内因性細菌性眼内炎の治療においては抗菌薬の全身投与が選択され，他の治療法として，抗菌薬の硝子体腔への注射や硝子体手術があげられる．硝子体手術の目的は，細菌増殖の母地となる硝子体の切除および抗菌薬の眼内への灌流であり，A群以外の溶連菌感染症に伴う眼内炎については薬物療法以外に硝子体手術や硝子体内注射が有効であった例も報告がある7,8）．一方で，眼内炎に対し外科的療法を行っても，治療時期によっては視力予後に寄与しなかった報告もあり9），いずれの治療を行うにしても早期の診断および治療開始が重要であると考えられる．本例においても硝子体手術が適応となった可能性はあるが，全身状態の急激な悪化に伴い全身治療が優先され，硝子体手術は行えなかった．結果として右眼の視力回復はかなわず眼球癆に至ったものの，早期診断と治療開始により救命に至り，また左眼に関しては治療後炎症の波及なく経過し，視力の安定が得られた．今回，前房水培養の結果がC2日で得られたことで，早期診断に寄与したが，Banuらは，眼感染症の診断に際して眼組織液（前房水，硝子体）の塗抹検鏡が有効であると報告している10）．細菌の増殖を待つ性質上，結果が出るまでに時間を要する培養検査に比して，塗抹検鏡は直接細菌の形態を確認できるため迅速に診断，治療を開始できる．実際に塗抹検鏡により前房水培養に先行して内因性細菌性眼内炎の診断ができ，早期に治療を開始できた例が報告されており11），本症例においても前房水採取の際に塗抹検鏡を行うことでさらに診断，治療を早期に行うことができた可能性がある．また，杉田らにより，感染性眼内炎に対するCstripPCR検査が確立されつつあり12），これらの方法はまだ全国的に普及したものではないが，将来これらがさらに普及することで早期の診断，治療介入が行えるようになり，予後改善に寄与すると考える．内因性細菌性眼内炎は診断，治療が遅延しやすく，予後不良であることが知られている．しかし，早期の診断および治療開始により視力維持や全身状態の安定につながる可能性が示唆されている．今後も詳細な病歴聴取や全身診察，また塗抹検鏡や培養検査などを用いた迅速な鑑別が重要であると考える．また，劇症型CA群溶連菌感染症は基礎疾患のない健常人にも発症するとの報告があるため2）基礎疾患のない健常人に発症する眼内炎の起炎菌として，本症を鑑別にあげる必要性があると考える．文献1）奥野ルミ，遠藤美代子，下島優香子ほか：わが国における過去C10年間の劇症型CA群溶血性レンサ球菌感染症患者由来CStreptococcuspyogenesに関する疫学調査．感染症学雑誌C78：10-17,C20042）StevensDL：InvasiveCgroupCACStreptococcusCinfections.CClinicalCinfectiousdiseases：anCo.cialCpublicationCofCtheCInfectiousCDiseasesCSocietyCofCAmerica.CClinCInfectCDisC14：2-11,C19923）ImaiCK,CTarumotoCN,CTachibanaCHCetal：EndogenousendophthalmitisCsecondaryCtoCsepticCarthritisCcausedCbygroupAStreptococcusinfection：Acasereportandlitera-turereview.JInfectChemotherC26：128-131,C20204）JacksonCTL,CParaskevopoulosCT,CGeorgalasCICetal：Sys-tematicreviewof342casesofendogenousbacterialendo-phthalmitis.SurvOphthalmolC59：627-635,C20145）秦野寛：全眼球炎の統計的観察．臨眼C36：806-807,C19826）JacksonCTL,CEykyunCSJ,CGrahamCEMCetal：EndogenousCbacterialendophthalmitis：AC17-yearCprospectiveCseriesCandCreviewCofC267CreportedCcases.CSurvCOphthalmolC48：C403-423,C20037）小松務，小浦祐治，政岡則夫ほか：硝子体手術を施行した転移性細菌性眼内炎のC2例．あたらしい眼科C19：1223-1227,C20028）MitakaCH,CGomezCT,CPerlmanDC：ScleritisCandCendo-phthalmitisCdueCtoCStreptococcusCpyogenesCinfectiveCendo-carditis.AmJMedC133：e15-e16,C20209）丸山和一，橋田徳康，高静花ほか：内眼炎遷延症例に対する硝子体手術の有用性．日眼会誌C122：393-399,C201810）BanuCA,CSriprakashCK,CNagarajCECetal：ImportanceCofCaccurateCsamplingCtechniquesCinCmicrobiologicalCdiagnosisCofendophthalmitis.AustralasMedJC4：258-262,C201111）齊藤千真，袖山博健，戸所大輔ほか：ムコイド型肺炎球菌による内因性眼内炎のC1例．あたらしい眼科C33：724-727,C201612）SugitaS,ShimizuN,WatanabeKetal：Diagnosisofbac-terialCendophthalmitisCbyCbroad-rangeCquantitativeCPCR.CBrJOphthalmolC95：345-349,C2011＊＊＊</p>
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		<title>眼科手術後眼内炎に対するピペラシリンの予防効果と安全性の検討</title>
		<link>https://www.atagan.jp/article/20101228.htm</link>
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		<pubDate>Thu, 30 Dec 2010 15:28:43 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[ピペラシリン]]></category>
		<category><![CDATA[ペニリシン系抗菌薬]]></category>
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		<category><![CDATA[耐性菌抑制]]></category>
		<category><![CDATA[腸球菌感染]]></category>
		<category><![CDATA[術後感染予防]]></category>

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			<content:encoded><![CDATA[<p>0910-1810/10/\100/頁/JCOPY（111）1743《原著》あたらしい眼科27（12）：1743.1746，2010cはじめに日本における眼科領域の術後細菌性眼内炎例からは，おもな起炎菌としてコアグラーゼ陰性ブドウ球菌（CNS），黄色ブドウ球菌，腸球菌，アクネ菌などが検出されている1～3）．洗浄や消毒，ドレーピングといった手術環境整備および手術手技の向上などから，眼科領域における細菌性眼内炎などの術後感染症は近年ではまれとなったものの，いったん発症すると眼組織に不可逆的な損傷を与え，失明につながる危険性をはらむ．特に，わが国では欧米に比べて起炎菌としての腸球菌の検出率が高い（15％程度）．腸球菌感染の場合は，術翌日から3日以内と早期に急性眼内炎を発症2）（表1）し，かつ予後不良であるといわれている．その背景から，現在予防投与薬として用いられることの多いセフェム系抗菌薬が腸球菌に抗菌力を有さない点に注意が必要である．そこで，今回〔別刷請求先〕日吉敦寿：〒518-0842三重県伊賀市上野桑町1734岡波総合病院眼科Reprintrequests：NobutoshiHiyoshi,M.D.,DepartmentofOphthalmology,OkanamiGeneralHospital,1734Uenokuwamachi,Iga,Mie518-0842,JAPAN眼科手術後眼内炎に対するピペラシリンの予防効果と安全性の検討日吉敦寿右京久樹大澤俊介井島広規岡波総合病院眼科EfficacyandSafetyofPiperacillininPreventingEndophthalmitisafterOphthalmicSurgeryNobutoshiHiyoshi,HisakiUkyo,ShunsukeOsawaandHirokiIshimaDepartmentofOphthalmology,OkanamiGeneralHospital洗浄や消毒，ドレーピングといった手術環境整備および手術手技の向上などから，眼科領域における細菌性眼内炎などの術後感染症は近年ではまれとなったものの，いったん発症すると眼組織に不可逆的な損傷を与え，高度な視機能障害をきたすことも少なくない．このような背景から，眼科領域の術後感染に対する全身的な抗菌薬の予防投与の必要性については今なお賛否両論あるのが実状である．今回筆者らは高齢者への使いやすさ，術後眼内炎起炎菌に対する抗菌スペクトル，菌の耐性化の問題などを考慮し，ペニシリン系抗菌薬ピペラシリン（PIPC）について，術後感染予防薬としての有効性と安全性を検討することにした．対象は，当院にて2008年9月から2009年7月までに白内障手術や硝子体手術を中心とした手術施行症例625例1,070眼である．術後感染予防薬としてのPIPCは，原則3日以内，2gを1日2回点滴静注した．その結果，1,070眼の眼科手術において術後感染症の発症を認めず，安全性に関しても軽微な副作用が6例（0.6％）に認められたにとどまったことから，PIPCの予防的投与は患者に不利益をもたらすことなく術後感染を回避し得ると考えられた．Weexaminedtheefficacyandsafetyofapenicillinantimicrobialdrug,piperacillin（PIPC）,inpreventingpostoperativeinfectionintheophthalmologicalfield,givenitsutilityintheelderly,itsantimicrobialspectrumforthepathogenicbacteriaofpostoperativeendophthalmitis,theoccurrenceofbacterialresistance,etc.Thesubjectscomprised625patients（1,070eyes）whowereundergoingcataractsurgeryorvitrectomyatourhospitalfromSeptember2008toJuly2009.PIPC,asadrugforpreventingpostoperativeinfection,wasintravenouslyadministeredtwicedailyatadoseof2gbydripinfusionforupto3days,inprinciple.Nopostoperativeinfectionwasobservedinanyofthe1,070eyes；therewereonly6slightlyadversereactions（0.6％）,soitisconsideredthattheprophylacticadministrationofPIPCcanpreventendophthalmitisafterophthalmicsurgery,withoutcausingproblems.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）27（12）：1743.1746,2010〕Keywords：細菌性眼内炎，ペニリシン系抗菌薬，ピペラシリン，術後感染予防，耐性菌抑制，腸球菌感染．bacterialendophthalmitis,penicillinantimicrobialdrug,piperacillin,preventionofpostoperativeinfection,inhibitionofresistantbacteria,Enterococcusinfection.1744あたらしい眼科Vol.27，No.12，2010（112）筆者らは腸球菌にも適応のあるペニシリン系抗菌薬ピペラシリン（PIPC）について，術後感染予防薬としての有効性と安全性を検討することにした．I対象および方法当院にて2008年9月から2009年7月までに行われた白内障手術，硝子体手術を中心とした症例625例1,070眼を対象とした（表2）．術後感染予防薬としてのPIPCは，手術開始30～60分前から投与を開始し，原則3日以内，2gを1日2回点滴静注した．また，同時に予防投与としてレボフロキサシンもしくはモキシフロキサシンを術前3日前から点眼した．II結果全625例，1,070眼の手術時の平均年齢はそれぞれ72.2±11.0歳，72.6±10.6歳と高く，男女比は，症例数では男性/女性：41.8％（261例）/58.2％（364例），手術眼数では男性/女性：42.2％（452眼）/57.8％（618眼）で女性が多い傾向があった．手術時間は16.1±17.9分，PIPCの平均1日投与量は3.8±0.7g，同平均投与日数は2.8±0.6日，同平均総投与量は10.5±2.8gであった（表3）．術後細菌性眼内炎などの感染症の発現は認めず，副作用は表1白内障術後眼内炎の発症時期と検出菌の関連（150眼，1983～2004年）（原二郎）検出菌発症時期計％術後0～29日術後1カ月以上コアグラーゼ陰性ブドウ球菌3343725腸球菌2302315黄色ブドウ球菌1901913アクネ菌0151510グラム陽性球菌8196レンサ球菌属6175緑膿菌5053その他20103020真菌3253（文献2より）表2手術内訳手術名手術数白内障手術緑内障手術網膜.離手術硝子体手術その他830眼3眼15眼129眼93眼合計1,070眼表3患者背景症例数眼数症例数手術眼数総数625（例）100（％）1,070（眼）100（％）性別男性26141.845242.2女性36458.261857.8年齢平均年齢72.2±11.0歳72.6±10.6歳30歳未満6（例）1.0（％）7（眼）0.7（％）30～40未満40.660.640～50未満132.1222.150～60未満447.0716.660～70未満12419.820519.270～80未満28145.089.348445.290.180歳以上15324.527525.7手術時間平均手術時間16.1±17.9分PIPC投与量1日平均投与量3.8±0.7g1日投与量4g945（眼）2g51g101日投与回数1日平均投与回数2.8±0.6回総投与量平均総投与量10.5±2.8g，O.O.，O.O.（113）あたらしい眼科Vol.27，No.12，201017456例（0.6％）に認められたが，重篤なものはなかった（表4）．III考察眼科領域における術後感染症の発現は今日ではきわめてまれであり，予防的抗菌薬投与の必要性に関しては議論の多いところである．しかしながら，白内障手術あるいは硝子体手術などでいったん術後感染が発症した場合は，眼組織が不可逆的な損傷を被ることにより高度な視機能障害をきたすことが多く，その危険性を考慮すれば局所および全身的な抗菌薬の予防投与は妥当な処置といえる．その際，白内障などが手術対象の大半を占める眼科領域においては，患者年齢の高さを考慮した薬剤の選択が必要となる．また，術後眼内炎に関する全国症例調査3）によると，起炎菌がメチシリン耐性表皮ブドウ球菌（MRSE）を含むCNSの場合には比較的良好な視力予後が得られていたが，腸球菌やメチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）の場合には視力予後が悪い傾向を認めており，感染症予防に使用する抗菌薬はこれらの起炎菌に対する十分な抗菌力を有するものを選択する必要がある．このような条件を勘案した場合，PIPCは①腎臓および肝臓双方から排泄されることから腎機能低下時にも半減期の延長は短いとされている4,5）ため，眼科領域で手術適応となることの多い高齢者にも安心して使える，②腸球菌および緑膿菌といった失明を招く恐れのある起炎菌に対しても感受性を有している，③MRSAなどの耐性菌をセレクションしにくく6），b-ラクタマーゼ誘導能も低いことから菌の耐性化を招きにくい薬剤であり，眼科領域の術後感染のための予防薬として好適なプロファイルを有していると考えられた．さらに，眼科手術感染防止対策と抗菌薬使用に関する全国アンケート調査の結果7）をみると，術後感染予防目的に投与された全身的抗菌薬のうち，セフェム系薬（第一，第二，第三世代）が80％を超え，ペニシリン系薬は4％を占めるにとどまっていた．術後眼内炎の原因菌はCNSが多くを占めているが，欧米に比べわが国における腸球菌感染は無視できない頻度であること，発症時期により起炎菌が変遷しグラム陰性菌（緑膿菌など）による感染症も認められていることから，広域スペクトルを有するニューキノロン系点眼薬の局所投与に加え，それらに感受性を有するPIPCの予防的全身投与の併用も眼科術後感染症予防治療の選択肢の一つになると思われた．今回の検討ではコントロールとなる対象がなかったが，PIPCを予防的全身投与した1,070眼における術後感染症の発現が認められなかったことは，眼科領域の術後感染予防薬として同剤が有効である可能性を示唆するものである．安全性に関しても軽微な副作用が6例（0.6％）に認められたにとどまったことから，PIPCの予防的全身投与は患者に不利益をもたらすことなく術後感染による失明の危険性を回避しうる投与法であると考えられた．なお，今回の検討では，感染予防に有効な手術中の血中濃度を考慮し，執刀予定時間の30～60分前からPIPCの投与を開始し，原則として3日以内，2gを1日2回点滴静注とした．予防的抗菌薬投与については，その投与期間の短縮化，あるいはそれ自体の是非についても議論が多いところであり，今後の検討課題であると考える．今後さらなる症例数を集積し検討していきたい．IV結語1,070眼の白内障手術，硝子体手術を中心とした手術症例に対し，術後感染予防の目的でPIPCを原則3日以内，2gを1日2回点滴静注し，その有効性と安全性を検討した．その結果，術後感染の発症は認めず，副作用は程度，頻度ともに軽微であったことから，PIPCは眼科領域における術後感染予防薬として使いやすく，有効である可能性をもった抗菌薬であると結論づける．文献1）秦野寛，井上克洋，的場博子ほか：日本の眼内炎の現状表4副作用症例一覧性別年齢（歳）診断名（手術対象の原疾患）手術手技手術時間（min）1回投与量1日投与量投与日数総投与量副作用男性82L）白内障L）PEA＋IOL142g2g2日2g掻痒感男性74L）RRDL）Vitrectomy972g4g3日12g膨疹女性75L）白内障L）PEA＋IOL7.51g1g1日1g膨疹男性76L）白内障L）PEA＋IOL92g2g1日2g嘔吐男性74L）PVRL）Vitrectomy＋シリコーンオイル注入1602g4g3日12g膨疹男性73R）白内障R）PEA＋IOL92g4g3日12g足のしびれ注）RRD：裂孔原性網膜.離，PVR：増殖硝子体網膜症，PEA＋IOL：超音波乳化吸引術＋眼内レンズ挿入術．1746あたらしい眼科Vol.27，No.12，2010（114）.発症動機と起炎菌．日眼会誌95：369-376,19912）秦野寛：白内障術後眼内炎：起炎菌と臨床病型．あたらしい眼科22：875-879,20053）薄井紀夫，宇野敏彦，大木孝太郎ほか：白内障に関連する術後眼内炎全国症例調査．眼科手術19：73-79,20064）柴孝也：高齢者におけるpiperacillinの体内動態の検討．日本化学療法学会雑誌51：76-86,20035）MorrisonJA,DornbushAC,SatheSSetal：Pharmacokineticsofpiperacillinsodiuminpatientswithvariousdegreesofimpairedrenalfunction.DrugsExpClinRes7：415-419,19816）TakahataM,SugiuraY,AmeyamaSetal：InfluenceofvariousantimicrobialagentsontheintestinalflorainanintestinalMRSA-carryingratmodel.JInfectChemother10：338-342,20047）大石正夫，秦野寛，阿部達也ほか：眼科手術感染予防対策と抗菌薬使用に関する全国アンケート調査成績．臨眼57：499-502,2003＊＊＊</p>
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