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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 緑内障</title>
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		<title>潜在的にロービジョンケアのニーズを抱えていた緑内障患者</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Jun 2026 15:22:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[記事]]></category>
		<category><![CDATA[ロービジョンケア]]></category>
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		<description><![CDATA[《第36回.日本緑内障学会.原著》あたらしい眼科43（6）：695.699，2026c潜在的にロービジョンケアのニーズを抱えていた緑内障患者田保和也＊1,2山﨑舞＊1,2横田聡＊1,2武田佳代＊1,2木場みゆき＊1,2山 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第36回.日本緑内障学会.原著》あたらしい眼科43（6）：695.699，2026c潜在的にロービジョンケアのニーズを抱えていた緑内障患者田保和也＊1,2山﨑舞＊1,2横田聡＊1,2武田佳代＊1,2木場みゆき＊1,2山本庄吾＊1,2平見恭彦＊1,2栗本康夫＊1,2,3仲泊聡＊1,3,4,5＊1神戸市立神戸アイセンター病院＊2神戸市立医療センター中央市民病院眼科＊3公益社団法人NEXTVISION＊4立命館大学・総合科学技術研究機構＊5東京慈恵会医科大学眼科学講座CGlaucomaPatientswithUnrecognizedNeedsforLowVisionCareKazuyaTayasu1,2）C,MaiYamazaki1,2）C,SatoshiYokota1,2）C,KayoTakeda1,2）C,MiyukiKoba1,2）C,ShogoYamamoto1,2）C,YasuhikoHirami1,2）C,YasuoKurimoto1,2,3）CandSatoshiNakadomari1,3,4,5）1）KobeCityEyeHospital,2）DepartmentofOphthalmology,KobeCityMedicalCenterGeneralHospital,3）NEXTVISIONPublicInterestIncorporatedAssociation,4）RitsumeikanUniversityResearchOrganizationforScienceandTechnology,5）DepartmentCofOphthalmology,TheJikeiUniversitySchoolofMedicineC緑内障は慢性進行性疾患であり，視野障害が進行しても患者自身が生活上の困難を自覚しにくい，あるいは自覚しても医療従事者へ訴えない場合が少なくない．本報告では，眼科通院中でありながら適切なロービジョン（LV）ケアの介入がなかった緑内障患者C3例を提示し，視能訓練士が患者の行動や反応から潜在的な支援ニーズを把握し，介入へとつなげた経過を検討した．視力が比較的良好な症例では，視野障害が身体障害者手帳の交付基準に相当していても，その該当性が認識されず結果として支援に結びつかない例が認められた．また，身体障害者手帳取得後でも活用方法に関する理解が不十分のため，適切な視覚支援が加入できていない症例も存在した．これらの症例から，検査所見のみならず検査中や移動時の様子，患者との対話を通じて生活上の困難を把握し，医療機関が適切な支援機関へつなぐ役割を担うことが円滑なCLVケア導入において重要であると考えられた．CGlaucomaisachronic,progressivedisease,andpatientsoftenfailtorecognizeorreportfunctionaldi.cultiesindailylifedespiteadvancingvisual.eldloss.Thisreportdescribes3glaucomapatientswhowereunderregularophthalmicCfollow-upCbutChadCnotCreceivedCappropriateClowCvisionCcare.CCerti.edCorthoptistsCidenti.edClatentCsup-portCneedsCthroughCsystematicCobservationCofCpatientCbehavior,CresponsesCduringCexaminations,CandCstructuredCcommunicationaboutdailyactivities,enablingtimelyintervention.Inpatientswithrelativelypreservedvisualacu-ity,Csigni.cantCvisualC.eldCimpairmentCmeetingCcriteriaCforCaCPhysicalCDisabilityCCerti.cateCwasCsometimesCover-looked,CrestrictingCaccessCtoCvisualCsupport.CEvenCafterCcerti.cation,CsomeCpatientsCreceivedCinsu.cientCassistanceCbecauseCofClimitedCinformationCofCavailableCservices.CTheseC3CcasesCindicateCthatCrelianceConCclinicalCtestCresultsCaloneisinadequate.Carefulassessmentofmobility,examinationbehavior,andpatient-reporteddailychallengesisessential.Furthermore,medicalinstitutionsplayacriticalroleinproactivelylinkingpatientstoappropriatesocialresources.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C43（6）：695.699,C2026〕Keywords：緑内障，ロービジョンケア，視覚障害，身体障害者手帳，視能訓練士．glaucoma,lowvisioncare,vi-sualimpairment,physicaldisabilitycerti.cate,certi.edorthoptist.Cはじめにanalyzer：HFA）における平均偏差（meandeviation：MD）緑内障は日本における中途視覚障害の主因である．山岸らと生活の質（qualityoflife：QOL）が有意に関連することをは緑内障患者においてCHumphrey視野計（HumphreyC.eld報告している1,2）．また，田中らは緑内障患者では疾患初期〔別刷請求先〕田保和也：〒C650-0047神戸市中央区港島南町C2-1-8神戸市立神戸アイセンター病院Reprintrequests：KazuyaTayasu,KobeCityEyeHospital,2-1-8Minatojima-minamimachi,Chuo-ku,Kobe650-0047,JAPANC0910-1810/26/\100/頁/JCOPY（101）C695図1症例1の視野a：Humphrey視野計（HFA）10-2では，26CdB以上の視認点数は右眼C19点，左眼C6点（C○：実測閾値）で周辺視野のデータがなくとも視野障害C5級相当と考えられた．Cb：本人から身体障害者手帳取得の希望があったため，両眼開放CEstermanテストを実施したところ，見えた点はC114点であり，視野等級はC5級となった．からCQOLの低下がみられ，視野障害の進行とともにその低下が加速することを示した3）．しかし，緑内障は慢性進行性疾患であり，視野障害が緩徐に進行するため，患者自身が視機能の低下に順応し，不自由さを自覚しにくい，あるいは自覚しても主治医へ訴えない場合が少なくない4）．このため，患者からの訴えの有無にかかわらず，医療従事者が積極的に患者の生活上の困難に着目し，必要に応じて早期にロービジョン（LV）ケアの介入・支援を行うことが重要であると考える．当院では支援が必要な患者を発見する方法として，視能訓練士が以下のC2点を中心に支援ニーズの抽出を行う取り組みを行っている．①視力検査，視野検査の結果から身体障害者手帳交付基準に相当すると判断される場合に，主治医へ情報共有する．②検査中の患者の行動や質問への応答などから支援の必要性が示唆される場合には，LVケアの必要性について確認する．本稿では，患者の行動・反応から視能訓練士がCLVケアの潜在的ニーズを把握し実際に支援介入につながった症例を報告する．I症例170歳代，女性．両眼開放隅角緑内障．右眼視力（1.0C×sph－8.00DCcyl－0.75DCAx145°）．左眼視力（0.7C×sph－8.00DCcyl－1.00DCAx180°）．右眼眼圧C16mmHg，左眼眼圧C16mmHg．身体障害者手帳：未取得．視野：図1に示す．C1.介入を検討する契機となった所見視力検査時に，矯正視力が良好にもかかわらず回答に時間を要し，視標を探す動作が繰り返し観察された．C2.現状確認視野C10°内に認めた暗点が視標探索の困難さに影響していると推察された．日常生活で感じる困難について質問したところ本人からの訴えはなかったが，視能訓練士が読字や顔の識別など具体例を提示し質問したところ実は多数該当することが判明し，視機能の低下により日常生活に支障をきたしている状況が明らかとなった．支援のニーズが潜在的に存在するものの，患者自身が具体的に自覚・把握しにくい可能性が示唆された．C3.施行したLVケアHFA10-2の結果から身体障害者手帳に該当することを主治医に報告し，後日両眼開放CEstermanテストを実施して視認点数C114点，視野障害C5級相当であることを確認し身体障害者手帳申請の手続きを行った．後日改めてニーズ確認を行い，特に読字困難と，歩行時に下方の段差や傾斜に対して不安を感じていることを確認した．LVケアを進めるにあたり，具体的な視覚支援機器や地域福祉サービスの選択も重要であることから，当院と同一施設内に併設されたビジョンパークに情報提供を依頼した．同施設は，公益社団法人CNEXTVISIONが運営する情報提供拠点であり，福祉施設担当者や支援学校教職員など多様な専門職が関与し，各種補助具の体験や福祉相談が可能となっている．本症例では強度近視のため短文は裸眼での至近読が有効であり，長文は拡大読書器による拡大と音声読み上げ機能の併用が有用であることが確認された．ビジョンパークで読み上げ機能付き拡大読書器を体験することでその有効性を本人が実感し，身体障害者手帳取得後に導入へ至った．また，移動に関する困難に対しては地域の支援施設を紹介し，白杖の購入および歩行訓練の実施が検討された．CII症例280歳代，女性．右眼網膜.離に対する硝子体手術後続発緑内障，左眼開放隅角緑内障．右眼光覚弁．左眼視力（0.1C×sph－5.5DCcyl－2.25DCAx90°）．右眼眼圧C16mmHg，左眼眼圧C14mmHg．身体障害者手帳：2級（視力障害C4級・視野障害C2級）所持．視野：図2に示すC.C1.介入を検討する契機となった所見検査室への移動時，家族にしがみつくように歩行していた．C2.現状確認身体障害者手帳は所持しているものの，読字困難，移動困難のニーズに対してCLVケアが未介入の状況であった．図2症例2の視野Goldmann視野計で右眼はCV/4eに対する反応を認めなかった．左眼は中心視野および耳上側に島状に視野が残存していたが，移動に重要とされる下方視野は欠如していた．3.施行したLVケア主治医にニーズへの対応が必要な現状を報告し，LV外来へ紹介した．同外来にてニーズの詳細確認を行い，カタログの字が読めず買い物に支障があること，署名ができないこと，信号の色がわからないこと，店頭で商品が識別できないことが明確となった．視機能の活用方法について評価するなかで，読字の際は文字の拡大が必要であることを確認し，ビジョンパークにて拡大読書器を試したところ，有効であることが判明した．また，スマートフォンを所持していたため音声での入力や読み上げ機能の活用と，信号識別や文字認識などが可能な視覚支援アプリがあることを紹介し，操作のサポートなど具体的な対応はビジョンパークへ依頼した．さらに，移動支援として白杖を使用した安全な歩行についての説明と同行援護サービスの活用を提案し，サービス内容の説明および地域支援施設への登録手続きに関する情報提供を行った．CIII症例350歳代，女性．両眼開放隅角緑内障．右眼視力（0.05C×sph－7.00DCcyl－2.00DCAx30°）．左眼視力（0.4C×sph－7.00DCcyl－1.75DCAx140°）．右眼眼圧C12mmHg，左眼眼圧C12mmHg．身体障害者手帳：2級（視野障害C2級）所持．視野：図3に示すC.C1.介入を検討する契機となった所見視力検査時に，患者から「身体障害者手帳を取得したがメリットがわからない」との報告を受けた．図3症例3の視野右眼は中心視野を欠き，耳下側に島状の視野残存を認めた．左眼は全体として視野の広がりはあるものの輪状暗点を呈し，中心視野はC3°以内であった．2.現状確認身体障害者手帳は所持しているものの，取得によりどのような福祉支援が受けられるか理解できていないこと，読字困難のニーズを確認した．C3.施行したLVケア身体障害者手帳取得後に受けられる福祉サービスとして補装具や日常生活用具等の視覚補助具の購入支援，税金の減免など経済的なメリットがあることを説明した．また，障害年金受給の可能性があるため年金事務所や社会保険労務士に相談するよう助言した．読字支援については拡大読書器，スマートフォンの視覚支援アプリについて紹介し，ビジョンパークにて実際に体験しながら説明を依頼した．CIV考按本報告のC3症例はいずれも，緑内障の治療目的で眼科通院中であったにもかかわらずCLVケアへの適切な導入に至っていなかった．とくに症例C1では，緑内障が慢性進行性であるという疾患特性から患者本人がCQOLの低下を自覚しにくいこと，自発的な訴えが乏しかったことでニーズの発掘がむずかしかったと考えられることが既報4）と一致していた．また，視覚支援において重要な役割を担う身体障害者手帳に関しては，横田らが身体障害者手帳未取得のリスク因子として「視力非該当」をあげており5），症例C1のように視力が比較的良好である場合には，視野障害が身体障害者手帳の交付基準に相当する程度まで進行していてもその該当性が認識されず，結果として身体障害者手帳取得に関する情報提供が行われないまま視覚支援介入に至らない場合もある．視力が良好に保たれている場合でも，視野障害が中心C10°内に及ぶと読字困難や羞明など日常生活への影響が顕著となることが報告されている6）ことから，視力によらず中心視野障害を認める場合には視覚支援のニーズが高まる．緑内障における視野評価ではC30°以内の視野測定が標準とされており，必要に応じて中心C10°以内の測定を追加することが推奨されている7）．なお，中心C10°のみの視野データが得られていない場合であっても，24-2およびC30-2では測定点間隔がC6°であるため，中心部からC2点以内に暗点が存在するかを確認することは可能であり，このような中心暗点が認められる場合には読字困難や羞明などの視覚的な困難の有無について確認するとともに，身体障害者手帳の交付基準に相当するか確認することが重要と考える．さらに，湖崎分類Ⅲ期以降に相当する中期緑内障では，30°を超える周辺視野にも欠損が出現し始める．周辺視野欠損は移動のしづらさ以外に夜盲や羞明が起りやすい8）．このため，両眼開放CEstermanテスト，FF120，Goldmann視野計などを用いて周辺視野を含めた評価を適宜行うことが望ましく，周辺視野の評価から身体障害者手帳の交付基準に相当すると判断できる場合も少なくない．また，症例C2やC3のように身体障害者手帳を所持していながら，本来はより早期の介入が必要であったにもかかわらず，十分なCLVケアを受けられていない患者は当院においても散見される．さらに筆者らは当院のCLV外来受診歴のある患者への聞き取り調査で，約半数にあたるC47％の患者がCLV外来受診後に新たな課題が生じていたものの，そのうち主治医に伝えられていたのはC41％にとどまっていたことを，第23回日本CLV学会学術総会で報告した．これらからCLVケアの対象となる視機能障害を有する患者に対しては，身体障害者手帳の取得や専門外来，専門機関への紹介のみにとどまるのではなく，生活上の困難や支援ニーズについても定期的に把握し継続的な支援につなげていくことが重要と考える．LVケアの重要性が認識される一方で，すべての支援を医療機関内で完結させることは現実的でない場合も少なくない．そのため，医療機関には患者の視覚的ニーズを適切に把握したうえで，必要な支援を提供可能な医療・福祉資源へ的確につなぐ役割が求められる．本報告ではいずれの症例も，LVケアへの導入およびニーズの把握は院内で行い，具体的な助言や補助具の体験についてはビジョンパークや地域の支援機関へつなぎ，継続的な介入が可能になるよう連携を行った．福祉機関の利用に心理的抵抗を示す患者も少なくないことから，医療機関において視機能評価とあわせてCLVケアに関する情報提供を行い地域の支援機関と段階的に連携することは，患者の不安を軽減し円滑な支援導入に重要であると考える．治療に対する関心は患者・医療従事者ともに高い一方で，生活上の「見えにくさ」への対応は十分ではなく，視覚支援の必要性を適切に把握できないまま支援介入に至っていない緑内障患者の存在が示唆された．検査所見に加え，患者の行動や対話を通じて潜在的な支援ニーズを把握し，LVケアにつなげることが重要である．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）山岸和矢，吉川啓司，木村泰朗ほか：日本語版CVFQ-25による高齢者正常眼圧緑内障患者のCqualityoflife評価C.日眼会誌C113：964-971,C20092）山岸和矢，吉川啓司，木村泰朗ほか：高齢者正常眼圧緑内障患者の視野障害とCQOL.臨眼C63：1467-1473,C20093）田中健司，岩瀬愛子，水野恵ほか：緑内障患者のCQOLとソーシャル・サポートの関連．日視能訓練士協誌C48：C35-45,C20194）国松志保：緑内障患者のロービジョンケア．あたらしい眼科C26：1077-1078,C20095）横田聡，金森章泰，藤本雅大ほか：神経眼科・斜視弱視外来における視覚障害者手帳取得状況．神経眼科C34：C61-64,C20176）張替涼子：緑内障のビジョンケア．眼科C66：125-138,C20247）木内良明，井上俊洋，庄司信行ほか：緑内障ガイドライン（第C5版）C.日眼会誌C126：85-177,C20228）陳進志：第C4章ロービジョンケアの視機能と行動．視能学エキスパートロービジョンケア（新井千賀子，田中恵津子，阿曽沼早苗，石井祐子編），p93-97,医学書院C,2024C＊＊＊</p>
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		<title>眼科専門病院のロービジョン外来を受診した緑内障患者の 特徴</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Jun 2026 15:21:35 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《第36回.日本緑内障学会.原著》あたらしい眼科43（6）：691.694，2026c眼科専門病院のロービジョン外来を受診した緑内障患者の特徴坂田苑子＊1井上賢治＊1鶴岡三惠子＊1國松志保＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊3 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第36回.日本緑内障学会.原著》あたらしい眼科43（6）：691.694，2026c眼科専門病院のロービジョン外来を受診した緑内障患者の特徴坂田苑子＊1井上賢治＊1鶴岡三惠子＊1國松志保＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊3＊1井上眼科病院＊2西葛西・井上眼科病院＊3東邦大学医療センター大橋病院CCharacteristicsofGlaucomaPatientsSeenataLow-VisionClinicinanOphthalmologyHospitalSonokoSakata1）C,KenjiInoue1）C,MiekoTsuruoka1）C,ShihoKunimatsu-Sanuki2）C,GojiTomita1,3）CandKyokoIshida3）1）InouyeEyeHospital,2）CNishikasaiInouyeEyeHospital,3）CTohoUniversityOhashiMedicalCenter目的：高齢化に伴い緑内障患者は増加し，ロービジョンケアの需要も増えている．今回，ロービジョン外来を受診した緑内障患者の特徴を調査した．対象および方法：2024年C4月.C2025年C3月に井上眼科病院ロービジョン外来を受診した緑内障患者C114例を対象とした．年齢，性別，病型，身体障害者手帳等級，ニーズおよび実施したロービジョンケアの内容を診療録より後ろ向きに調査した．結果：平均年齢はC68.0C±13.9歳で高齢者が多かった．病型は広義原発開放隅角緑内障がC75％を占めた．身体障害者手帳を取得している患者のうちC1，2級がC70％以上であった．患者のおもなニーズは読字で，ロービジョンケア内容では拡大読書器の紹介が最多であった．結論：ロービジョン外来を受診した緑内障患者は高齢の重症例が多く，読字のニーズに対して拡大読書器，ICT機器，光学補助具の紹介が多く行われていた．CPurpose：Asthepopulationages,thenumberofglaucomapatientsisexpectedtoincrease,thusleadingtoariseinthedemandforlow-visioncare.Thepurposeofthisstudywastoinvestigatethecharacteristicsofglauco-maCpatientsCseenCatCaCLow-VisionClinic（LVC）inCanCophthalmologyChospital.CSubjectsandMethods：WeCretro-spectivelyCanalyzedCtheCmedicalCrecordsCofC114CglaucomaCpatientsCseenCatCtheCInouyeCEyeCHospitalCLVCCbetweenCApril2024andMarch2025.Patientdemographics,glaucomasubtypes,visualdisabilitygrades,speci.cneeds,anddetailsCofCtheClow-visionCcareCprovidedCwereCreviewed.CResults：TheCmajorityCofCtheCpatientsCseenCwereCelderly（meanage：68.0C±C13.9years）.Primaryopen-angleglaucomaaccountedforabout75％oftheglaucomasubtypesobserved.Over70％ofthepatientsheldaphysicaldisabilitycerti.cateclassi.edasGrade1orGrade2.Reading-relatedCneedsCremainedCpredominant,CandCvisualCaidCdeviceCintroductions,CespeciallyCthoseCrelatedCtoCaCvideoCmagni.er,werethemostcommoninterventions.Ontheotherhand,thedemandofapplicationforaphysicaldis-abilitycerti.catehaddecreased.Conclusion：TheglaucomapatientsseenatourLVCwerepredominantlyelderlysubjectswithsevereconditions,andreading-relatedneeds,magnifyingreadingaids,ICTdevices,andopticalaidswerefrequentlyrecommended.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C43（6）：691.694,C2026〕Keywords：ロービジョン外来，緑内障，読字，身体障害者手帳C.low-visionclinic,glaucoma,reading-relatedneeds,physicaldisabilitycerti.cate.はじめに緑内障は長らく日本人の視覚障害の原因の第C1位で1），進行すると視力低下，視野障害により日常生活に著しく支障をきたす疾患である．日本人の高齢化の進展に伴いさまざまな眼疾患によるロービジョン患者が増加しており，ロービジョンケアの重要性はますます高まっている1）．近年では視機能低下に対して医療機関でのロービジョンケアが重視され，各地でロービジョン外来が開設されている2）．井上眼科病院（以下，当院）ではC2010年C9月にロービジョン外来を開設したが，患者の眼疾患の内訳では緑内障がもっとも多かっ〔別刷請求先〕坂田苑子：〒C101-0062東京都千代田区神田駿河台C4-3井上眼科病院Reprintrequests：SonokoSakata,M.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-SurugadaiChiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPANC0910-1810/26/\100/頁/JCOPY（97）C691（人）3530302725222015101050年齢図1年齢分布6級（0例,0.0%）4級（5例,4.4%）3級（2例,1.8%）20～4050607080～90以上（歳代）その他（9例,7.9%）正常眼圧緑内障（8例,7.0%）図2緑内障病型読字82歩行17就労17書字13羞明123遠見不自由介護3手帳2その他4図4患者のニーズた3）．広島大学ロービジョン外来の受診者も緑内障患者がもっとも多く4），ロービジョンケアを考える際にはまずは緑内障患者について検討することが重要と考える．過去にも当院のロービジョン外来を受診した緑内障患者の特徴を報告した5）が，緑内障治療の進歩や高齢化に伴い受診者の背景やニーズが変化している可能性がある．そこで本稿では，2024年度のC1年間に当院ロービジョン外来を受診した緑内障患者の特徴を後ろ向きに検討したC.CI対象および方法対象はC2024年C4月.C2025年C3月に当院ロービジョン外来を受診した緑内障患者C114例である．年齢，性別，緑内障病型，身体障害者手帳等級，患者のニーズ，およびロービジョン外来での指導内容を診療録から後ろ向きに調査した．期間内に複数回受診した患者については，期間内最初の受診時のデータを用いた．本研究はオプトアウトを実施し，井上眼科病院の倫理審査委員会の承認を取得した（承認番号：C202501-4）．CII結果対象は男性C53例，女性C61例で，平均年齢はC68.0C±13.9歳（平均C±標準偏差）で，28.C95歳であった．年代はC20.40歳代C10例（8.7％），50歳代C25例（21.5％），60歳代C22例（19.3％），70歳代C27例（23.7％），80歳代以上C30例（26.3％）で，70歳以上が半数を占めた（図1）．緑内障病型は原発開放隅角緑内障C78例（68.4％），続発緑内障C19例（16.7％），正常眼圧緑内障C8例（7.0％）の順であった（図2）．視覚障害による身体障害者手帳はC89例（78.1％）が有しており，1級C21例（18.4％），2級C43例（37.7％），3級C2例（1.8％），4級5例（4.4％），5級18例（15.8％），6級0例（0％）であった（図3）．身体障害者手帳を有していないC25例（21.9％）のうち，等級に該当するが希望していないのがC19例で，692あたらしい眼科Vol.43，No.6，2026（98）表1ロービジョンケアの内容内訳件数内訳件数拡大読書器（CTV）紹介，利用C35ルーペ紹介C5就労継続，相談C21介護保険紹介，相談，利用C5視覚リハビリ紹介C11歩行訓練C4点字図書館，デジタル録音図書紹介C10障害年金申請C2ITサポート紹介C7代読，代筆サービスC1音声CPC紹介C6歩行器C1同行援護C6スマートサイト紹介C1身体障害者手帳紹介，申請C6自立訓練C1合計（重複あり）C122CこのうちC2級相当がC10例，4級相当がC1例，5級相当がC8例であった．障害の等級に該当しない症例はC6例であったC.患者のニーズ（重複あり）は読字C82例，歩行C17例，就労17例，書字C13例，羞明C12例と続いた（図4）．ロービジョンケアの指導内容（重複あり）は，拡大読書器の紹介C35例，就労に関する相談C21例，視覚リハビリ紹介C11例，点字図書館の紹介C10例，ITサポートの紹介C7例，音声パソコン紹介C6例，同行援護の紹介C6例，身体障害者手帳の申請希望C6例，ルーペ紹介C5例，介護保険紹介C5例，歩行訓練C4例，障害年金申請C2例など多岐にわたった（表1）．ITサポートとは，当院の視覚障害を有する職員がパソコンやタブレット端末などの視覚補助機能を紹介し，日常生活支援や社会資源の情報提供を行うものである6）C.CIII考按当院のロービジョン外来を受診する緑内障患者は高齢者が多く，身体障害者手帳C1級やC2級の重度の視覚障害を有する患者が多数であった．また，身体障害者手帳を有していない患者のなかで，身体障害に該当する障害を有しながら身体障害者手帳申請を希望しない患者も存在した．等級が低いほどロービジョンケアの必要性や利用できる福祉サービスが少ないという誤解があり，身体障害者手帳取得のメリットを感じづらく7），申請の遅れが生じている可能性も考えられる．視覚補助具をはじめ，公共料金の割引など利用できるサービスを具体的に提示し，身体障害者手帳申請に対するネガティブな感情を少なくする工夫も必要と思われる．身体障害者手帳の取得により自身を身体障害者と認識することへの心理的抵抗感から，申請を希望しない患者も存在すると考えられる．一方で，身体障害者手帳に障害が該当しない患者も，少なからずロービジョン外来を受診しており，視覚障害が早期の段階からロービジョンケアの介入ができていることも示された．いずれの患者も比較的若年で，就労や趣味において細かい文字の視認が必要な患者であった．傍中心視野障害によって緻密な作業に支障をきたしていたものの，周辺視野は保たれているため，身体障害者手帳の認定基準には該当しなかったC.患者のニーズでは依然として読字が多かった．読字に対するロービジョンケアの内訳は非常に多岐にわたるが，拡大読書器の紹介やデジタルデバイスの紹介が多かった．パソコンやスマートフォン，タブレット端末などのCinformationandcommunicationtechnology（ICT）機器をC1人C1台所有する時代となり8），実際に視覚障害者でもコロナ禍を境にCICT機器の利用が以前と比べ有意に増加している8）．今後もCICT機器を活用したデジタル支援がさらに拡充されていくと考えられる．端末のカメラを利用した文字の拡大機能やコントラスト調節機能による視認性向上，また，スマートフォンやスマートスピーカーなどのスマート家電を利用した音声読み上げ機能，文字の音声入力によって情報の入手・発信が可能になっている8）．近年ではアプリの進化もめざましく，カメラに映る人物や色を認識し音声で伝える機能や，外出時に信号を認識し目的地までナビゲーションする機能なども開発されている6，9）．これらの機能を有効に活用する患者と，ICT機器の導入にハードル，不安を感じ情報社会から取り残されている患者もおり，情報格差が広がりつつあることが課題である7）．今回，患者のニーズとして身体障害者手帳の紹介や申請はC6例（4.9％）で，過去の報告5）のC22例（59.5％）から減少した．これは，今回の対象がロービジョン外来を受診したすべての緑内障患者であるのに対して，過去の報告5）では初めてロービジョン外来を受診した緑内障患者を対象とした点が異なる．初回の受診では身体障害者手帳の紹介や緑内障の進行による等級の変更が行われる可能性が高いが，ロービジョン外来に数回受診している患者では生活指導が中心に行われていたことが考えられる．加えて，ロービジョン外来の認知度向上に伴い一般外来でもロービジョンケアを提供する機会が増加しており，ロービジョン外来の受診以前に一般外来でも身体障害者手帳の紹介や申請が行われている可能性も（99）あたらしい眼科Vol.43，No.6，2026C693考えられる．また，Limらは「緑内障患者はうつ傾向のある患者の割合が多く4），うつ傾向がC30％，不安障害がC64％の割合でみられた」10）と報告している．緑内障患者と網膜色素変性患者の比較では，緑内障患者で心の健康や行動の制限などにおける生活の質（qualityCoflife：QOL）の低下が指摘されており11），日常生活に多くの困難を抱えていることが予測される．一般的にはロービジョンケアを必要と考える患者は，少なからず見えにくいことに不安を感じてから受診する．しかし，不安を強く抱える患者には，ロービジョンケアの存在や福祉センターとの連携，福祉サービスなどを早期に情報提供することも大切である．視覚補助具の選定のみならず，本人の意思を尊重しながら，心理的サポートを含めた包括的なロービジョンケアを行うことが求められる12）．今回の調査では，2024年度のC1年間でロービジョン外来を受診した緑内障患者は身体障害者手帳を取得している患者のうちC1，2級を有する重症例が約C70％を占めた．患者のおもなニーズは読字であり，ロービジョンケア内容は拡大読書器の紹介が最多であった．身体障害者手帳に障害等級が該当しない軽度視覚障害のロービジョン外来受診も約C5％みられ，早期からのロービジョン介入ができていることもわかった．緑内障患者では，重度の視覚障害を有する患者だけでなく，視力低下や視野障害が軽度の患者についても早期からロービジョンケアの導入が検討されうる．今後もCICT機器のさらなる活用拡充とともに，心理的側面にも配慮した包括的支援が望まれる．緑内障患者に対し，ロービジョン外来は今後も重要な役割を担っていくと考えられる．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）MatobaCR,CMorimotoCN,CKawasakiCRCetal：ACnationwideCsurveyCofCnewlyCcerti.edCvisuallyCimpairedCindividualsCinCJapanCforCtheC.scalCyear2019：impactCofCtheCrevisionCofCcriteriaforvisualimpairmentcerti.cation..JpnJOphthal-molC67：346-352,C20232）田淵昭雄，藤原篤之：全国大学医学部附属病院眼科におけるロービジョンクリニックの現状（第C2報）．日ロービジョン会誌.14：52-57,C20143）鶴岡三惠子，井上賢治，大音清香ほか：井上眼科病院におけるロービジョン外来の実態．眼臨紀.15：317-321,C20224）佐藤佑二，奈良井章人，木内良明：緑内障のロービジョンケア．臨眼C72：192-194,C20185）井上賢治，鶴岡三惠子，大音清香ほか：眼科専門病院のロービジョン外来を受診した緑内障患者の特徴．眼臨紀C11：C922-926,C20186）石原純子，中津愛，石井祐子ほか：コロナ禍を境に変化した視覚障害者のCIT機器利用と意識について．日ロービジョン会誌.25：s10-s14,C20257）安蘇谷浩乃，相馬睦，杉谷邦子ほか：眼科における身体障害者手帳申請の現況と過去との比較．日ロービジョン会誌.24：41-44,C20238）三宅琢：ICT機器を用いたデジタルビジョンケア．眼科.64：447-452,C20229）山本翠：視覚補助具とCICT機器の選び方と使い方．薬局.72：2505-2511,C202110）LimNC,FanCH,YongMKetal：Assessmentofdepres-sion,Canxiety,CandCqualityCofClifeCinCSingaporeanCpatientsCwithglaucoma..JGlaucomaC25：605-612,C201611）井上賢治，鶴岡三惠子，石田恭子ほか：ロービジョン外来を受診した緑内障患者と網膜色素変性症患者のCQOLの評価．臨眼.73：361-367,C201912）松岡恵美子，松原英紀：不安感の強い緑内障患者のロービジョンケア．日本ロービジョン学会誌.23：73-77,C2023＊＊＊694あたらしい眼科Vol.43，No.6，2026（100）</p>
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		<title>緑内障患者の視覚障害による身体障害者手帳実態調査 2024 年版</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Jun 2026 15:20:57 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《第36回.日本緑内障学会.原著》あたらしい眼科43（6）：686.690，2026c緑内障患者の視覚障害による身体障害者手帳実態調査2024年版小笠原涼＊1井上賢治＊1塩川美菜子＊1鶴岡三惠子＊1國松志保＊2溝田淳＊2 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第36回.日本緑内障学会.原著》あたらしい眼科43（6）：686.690，2026c緑内障患者の視覚障害による身体障害者手帳実態調査2024年版小笠原涼＊1井上賢治＊1塩川美菜子＊1鶴岡三惠子＊1國松志保＊2溝田淳＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊3＊1井上眼科病院＊2西葛西・井上眼科病院＊3東邦大学医療センター大橋病院SurveyoftheCurrentStatusofVisualImpairmentCertificationApplicationsforGlaucomaPatientsin2024RyoOgasawara1）,KenjiInoue1）,MinakoShiokawa1）,MiekoTsuruoka1）,ShihoKunimatsu-Sanuki2）,AtsushiMizota2）,GojiTomita1,3）andKyokoIshida3）1）InouyeEyeHospital,2）NishikasaiInouyeEyeHospital,3）DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenter目的：視覚障害による身体障害者手帳（以下，手帳）を申請した緑内障患者の身体障害者手帳の実態について検討した．対象および方法：2024年1.12月に井上眼科病院および西葛西・井上眼科病院で手帳申請を行った緑内障126例を対象とした．緑内障病型，視覚障害等級，視野測定方法を後ろ向きに調査した．2021年の前回調査の結果と比較した．結果：病型は原発開放隅角緑内障76例（60.3％），続発緑内障23例（18.3％）などだった．視覚等級は1級14例（11.1％），2級74例（58.7％），3級1例（0.8％），4級8例（6.3％），5級29例（23.0％）であり，病型，等級は前回調査と差はなかった．視野測定はGoldmann視野計（50例，39.7％）と自動視野計（75例，59.5％）を用いており，自動視野計での手帳申請の割合が前回調査より有意に増加した（p＜0.01）．結論：手帳申請者の緑内障病型は原発開放隅角緑内障が最多だった．視覚障害等級は1級と2級で約7割を占めた．視野測定は自動視野計が多く，経年変化では増加していた．Purpose：Tosurveyandassessthecurrentstatusofvisualimpairmentcerti.cationapplicationsforglaucomapatientsin2024.Methods：Weretrospectivelyanalyzed126glaucomapatientswhoappliedforaphysicaldisabili-tycerti.cateatInouyeEyeHospitalorNishikasai-InouyeEyeHospitalbetweenJanuaryandDecember2024.Glau-comatype,visualdisabilitygrade,andvisual.eld（VF）measurementmethodswereexaminedandcomparedwiththe.ndingsinthe2021survey.Results：Primaryopen-angleglaucoma（POAG）wasthemostcommonglaucomatype（60.3％）,followedbysecondaryglaucoma（18.3％）.VisualdisabilitygradeswereGrade1in11.1％,Grade2in58.7％,Grade3in0.8％,Grade4in6.3％,andGrade5in23.0％.VFassessmentwasperformedusingtheGold-mannperimeterin39.7％andautomatedperimetryin59.5％.Nosigni.cantdi.erencewasobservedinglaucomatypeordisabilitygradecomparedwiththe2021.ndings.However,certi.cationbasedonautomatedperimetryhadincreasedsigni.cantly（p＜0.01）.Conclusion：Inthissurvey,POAGwasthemostcommonglaucomatypeobserved.AutomatedperimetryhadincreasinglybeenusedforVFassessment,and70％oftheapplicationswereclassi.edasvisualdisabilityGrade1or2.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）43（6）：686.690,2026〕Keywords：緑内障，視覚障害，身体障害者手帳，視野計，視野障害等級．glaucoma,visualimpairment,physical-lydisabilitycerti.cate,perimeter,visualdisabilitygrade.はじめにを対象とした多治見スタディでは40歳以上の5.0％で，年緑内障は視覚障害による身体障害者手帳（以下，手帳）認齢とともに有病率は上昇していた2）．そこで手帳に該当する定者の原因疾患の第一位である1）．緑内障の有病率は日本人緑内障患者の実態を知り，対策をとることは今後の失明予防〔別刷請求先〕小笠原涼：〒101-0062東京都千代田区神田駿河台4-3井上眼科病院Reprintrequests：RyoOgasawara,M.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPAN686（92）今回調査（126例）前回調査（153例）原発閉塞隅角緑内障発達緑内障（1例,0.8％）原発閉塞隅角緑内障発達緑内障（2例,1.3%）（4例,3.2%）（5例,3.3%）図1緑内障病型の比較有意差なし（χ2検定）．の観点から重要である．緑内障にはさまざまな病型があり，病型により重症度や進行速度に差があり，緑内障による手帳該当者にも違いがある可能性がある．そこで筆者らは井上眼科病院と西葛西・井上眼科病院において2015年3），2021年4）に手帳申請を行った緑内障患者の実態を調査・報告した．手帳認定基準は2018年4月27日に厚生労働省から「身体障害者福祉法施行規則等の一部を改正する省令」が公布され，視野障害は従来のGoldmann視野計に加えて自動視野計も使用可能となった．筆者らの2021年の調査（以下，前回調査）4）では，視野障害の認定はGoldmann視野計60.1％，自動視野計39.9％で，依然としてGoldmann視野計が多かった．今回，前回調査4）より3年間が経過したので再度同様の調査を行った．さらに前回調査4）の結果と比較し，経年変化もあわせて検討した．I対象および方法2024年1.12月に井上眼科病院および西葛西・井上眼科病院に通院中の緑内障患者で，同時期に手帳申請を行った126例（男性74例，女性52例）を対象として後ろ向きの観察研究を行った．対象の年齢は24.94歳で，平均年齢は70.8±12.8（平均±標準偏差）歳であった．手帳申請時の緑内障病型，視覚障害等級，視力障害等級，視野障害等級，視野検査方法（Goldmann視野計，自動視野計）を身体障害者診断者・意見書の控えおよび診療記録より調査した．緑内障病型別に視覚障害等級を，視野検査方法別に視野障害等級を比較した．さらに前回調査4）と緑内障病型，視覚障害等級，視力障害等級，視野障害等級を比較した．視野検査ではGoldmann視野計あるいは自動視野計のどちらを使用するかは視野障害を評価する医師の判断で選択した．統計学的検討は患者背景の年齢の比較には対応のないt検定，男女比，緑内障病型，視覚障害等級，視力障害等級，視野障害等級の比較にはχ2検定，Fisherの直接法を用いた．有意水準はp＜0.05とした．なお，緑内障病型は続発緑内障の原因が多岐にわたっていたため合算し，原発開放隅角緑内障，正常眼圧緑内障，原発閉塞隅角緑内障，続発緑内障，発達緑内障の5群として検討した．本研究は井上眼科病院の倫理審査委員会で承認を得た．研究情報を院内掲示などで通知・公開し，研究対象者などが拒否できる機会を保証した．II結果緑内障病型は原発開放隅角緑内障76例（60.3％），続発緑内障23例（ぶどう膜炎10例，落屑緑内障10例，血管新生緑内障2例，ステロイド緑内障1例）（18.3％），正常眼圧緑内障22例（17.5％），原発閉塞隅角緑内障4例（3.2％），発達緑内障1例（0.8％）であった（図1）．視覚障害等級は1級14例（11.1％），2級74例（58.7％），3級1例（0.8％），4級8例（6.3％），5級29例（23.0％），6級0例（0％）であった（図2）．視力障害での申請は56例，視野障害での申請は125例で，重複申請は55例あった．視力障害の等級内訳は1級2例（3.6％），2級5例（8.9％），3級7例（12.5％），4級17例（30.4％），5級8例（14.3％），6級17例（12.5％）で，視野障害の等級内訳は2級88例（70.4％），3級1例（0.8％），4級1例（0.8％），5級35例（28.0％）であった（表1）視野障害等級と視野検査方法に差はなかった（p＝0.5767）．視野検査方法は，Goldmann視野計50例（39.7％），自動視野計75例（59.5％）であった（図3）．視野障害等級は今回調査（126例）前回調査（153例）3級（1例,0.8%）表1視野障害等級と視野検査方法等級今回調査前回調査視力障害1級2（1.6%）0（0.0%）2級5（4.0%）88（69.8%）3級7（5.6%）1（0.8%）4級17（13.5%）1（0.8%）5級8（6.3%）35（27.8%）6級17（13.5%）0（0.0%）なし70（55.6%）1（0.8%）1級0（0.0%）0（0.0%）2級88（69.8%）94（61.4%）視野障害3級1（0.8%）3（2.0%）4級1（0.8%）0（0.0%）5級35（27.8%）56（36.6%）6級0（0.0%）0（0.0%）なし1（0.8%）0（0.0%）Goldmann視野計では2級42例（84.0％），5級8例（16.0％），自動視野計では2級46例（61.3％），3級1例（1.3％），4級1例（1.3％），5級27例（36.0％）であった（表2）．視野検査の種類による視野等級に差はなかった（p＝0.05）．前回調査4）の緑内障病型は原発開放隅角緑内障83例（54.2％），続発緑内障34例（ぶどう膜炎14例，落屑緑内障14例，ステロイド緑内障3例，血管新生緑内障2例，角膜移植後1例）（22.2％），正常眼圧緑内障29例（19.0％），原発閉塞隅角緑内障5例（3.3％），発達緑内障2例（1.3％）であった（図1）．視覚障害等級は1級19例（12.4％），2級77例（50.3％），3級4例（2.6％），4級12例（7.8％），5級41例（26.83級（4例,2.6%）図2視覚障害等級の比較有意差なし（χ2検定）．％），6級0例（0％）であった（図2）．今回調査と前回調査4）との比較では，緑内障病型は同等（p=0.82），視覚障害等級も同等（p=0.58）であった．視野検査方法は，前回調査4）でGoldmann視野計92例（60.1％），自動視野計61例（39.9％）で，今回調査では前回調査4）に比べて自動視野計の割合が有意に増加した（p＜0.01）．III考按手帳認定者の全国規模の疫学調査が2019年4月.2020年3月の患者を対象に行われた1）．原因疾患は緑内障（40.7％），網膜色素変性（13.0％），糖尿病網膜症（10.2％），黄斑変性（9.1％）の順だった．2024年度の筆者らの施設の調査5）では原因疾患は緑内障（54.3％），網膜色素変性（14.7％），黄斑変性（9.1％），視神経症（6.9％）の順だった．2021年1.12月に行った調査4）と比較すると緑内障が最多であることには変わりないが，2024年調査5）では緑内障の割合が有意に増加した．獨協医科大学埼玉医療センターの安蘇らの報告でも，2013.2015年の3年間と2020.2022年の3年間を比較したところ，原因疾患として緑内障が増加傾向にあった6）．その要因として，緑内障は加齢とともに有病率が上昇する7）ため，社会の高齢化に伴い患者が増加して重症例も増加することが考えられる．また，加齢黄斑変性や糖尿病網膜症では抗血管内皮増殖因子（vascularendothelialgrowthfactor：VEGF）薬や硝子体手術の進歩により重症例が減少したことも考えられる．そこで，前回調査4）より3年間が経過したため今回手帳を申請した緑内障患者の実態を調査した．さらに前回調査4）の結果と比較した．緑内障病型は今回調査と前回調査4）で順位は原発開放隅角緑内障，続発緑内障，正常眼圧緑内障の順で割合に差はなか該当なし今回調査（126例）前回調査（153例）（1例，0.8%）図3視覚障害等級の比較＊p＜0.05（χ2検定）．った．外来を受診した緑内障患者の実態調査では，緑内障病型は正常眼圧緑内障45.6％，原発開放隅角緑内障33.1％，続発緑内障7.8％などであった8）．今回調査の緑内障病型が原発開放隅角緑内障60.3％，続発緑内障18.3％，正常眼圧緑内障17.5％などであり，過去の報告8）と比較すると今回調査では原発開放隅角緑内障と続発緑内障が多い傾向だった．緑内障進行リスクとして高眼圧，とくに眼圧変動や経過中の平均眼圧が高いことがあげられている7）．眼圧が高い原発開放隅角緑内障，眼圧変動が大きい続発緑内障が重症化しやすい可能性がある．視覚障害等級は1級と2級を合わせて今回調査では69.8％，前回調査4）では62.7％であった．緑内障の手帳申請者は依然として重症例が多いことが明らかとなった．視野障害等級は前回調査4）と比較して変化がなかった．手帳申請の視野検査方法は2018年の改定から自動視野計が利用可能となったが，自動視野計の使用割合が前回調査4）39.9％よりも今回調査59.5％では有意に増加した（p＜0.05）．今回調査の全症例での検討5）でもGoldmann視野計が有意に減少し，自動視野計が有意に増加した（p＜0.01）．自動視野計は緑内障が網膜色素変性，網脈絡膜萎縮，糖尿病網膜症に比べて有意に多く使用されていた5）．視野障害判定に自動視野計が使用可能となったことは緑内障患者にとって視野障害認定の面では有益であった可能性がある．視野障害等級は，Goldmann視野計は2,5級のみ，自動視野計は2,3,4,5級の症例が存在し，自動視野計はGoldmann視野計よりも詳細に視野障害の評価ができる可能性がある．一方で，今回調査では前回調査4）に比較して緑内障による手帳申請者の件数は減少していた．近年，緑内障分野の新規配合点眼薬（ブリモニジン/リパスジル配合点眼薬，2022年上市）や，低侵襲緑内障手術（microinvasiveglaucomasur-gery：MIGS）としてiStent，KahookDualBlade，谷戸式表2今回調査と前回調査との視力障害等級，視野障害等級の比較視野障害等級自動視野計Goldmann視野計（GP）2級46423級104級105級278合計75（59.5％）50（39.7％）マイクロフックロトミー，TrabExなどが導入され治療選択肢が拡大している．これらの新規の点眼薬や手術の効果のために重症例に至る症例が減少した可能性がある．今後も治療の進歩や啓発活動の普及により，緑内障患者がより早期に診断される可能性が高まり，その結果として重症例の割合や病型分布に変化が生じる可能性がある．今後も注意深い経過観察が必要である．本論文は第36回日本緑内障学会で発表した．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）MatobaR,MorimotoN,KawasakiRetal：Anationwidesurveyofnewlycerti.edvisuallyimpairedindividualsinJapanforthe.scalyear2019：impactoftherevisionofcriteriaforvisualimpairmentcerti.cation..JpnJOphthal-mol67：346-352,20232）鈴木康之，山本哲也，新家眞ほか：日本緑内障学会多治見疫学調査（多治見スタディ）総括報告.日眼会誌112：1039-1058,20083）比嘉利沙子，井上賢治，永井瑞希ほか：緑内障患者の視覚障害による身体障害者手帳申請の実態調査（2015年度版）..あたらしい眼科.34：1042-1045,20174）正井智子，井上賢治，塩川美菜子ほか：緑内障患者の視覚障害による身体障害者手帳実態調査2021年版.あたらしい眼科.40：958-962,20235）井上賢治，鶴岡三恵子，天野史郎ほか：眼科専門病院における視覚障害による身体障害者手帳の申請（2024年）.眼臨紀19：92-97,20266）安蘇谷浩乃，相馬睦，杉谷邦子ほか：眼科における身体障害者手帳申請の現況と過去との比較.日本ロービジョン学会誌.24：41-44,20247）日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン作成委員会：緑内障診療ガイドライン（第5版）.日眼会誌126：85-177,20228）小林大航，井上賢治，塩川美菜子：多施設における緑内障実態調査2024年版―薬物治療―.あたらしい眼科42：881-886,2025＊＊＊</p>
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		<title>緑内障患者におけるツバ着色ノズル容器の視認性と使用意向 の検討</title>
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		<pubDate>Wed, 29 Apr 2026 15:23:48 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[ツバ着色ノズル容器]]></category>
		<category><![CDATA[緑内障]]></category>
		<category><![CDATA[視認性]]></category>

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		<description><![CDATA[，尿路感染症，2 型糖尿病，カンジ《原著》あたらしい眼科43（4）：457.461，2026c緑内障患者におけるツバ着色ノズル容器の視認性と使用意向の検討奥野周蔵＊1溝上志朗＊1田坂嘉孝＊2,3篠崎友治＊2浪口孝治＊3多 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>，尿路感染症，2 型糖尿病，カンジ《原著》あたらしい眼科43（4）：457.461，2026c緑内障患者におけるツバ着色ノズル容器の視認性と使用意向の検討奥野周蔵＊1溝上志朗＊1田坂嘉孝＊2,3篠崎友治＊2浪口孝治＊3多鹿哲也＊4白石敦＊1大橋裕一＊2＊1愛媛大学大学院医学系研究科眼科学講座＊2南松山病院眼科＊3愛媛大学大学院医学系研究科視機能再生学講座＊4千寿製薬株式会社メディカルアフェアーズ部CEvaluationoftheVisibilityandPreferenceofColored-FlangeNozzleContainersinGlaucomaPatientsShuzoOkuno1）,ShiroMizoue1）,YoshitakaTasaka2,3）C,TomoharuShinozaki2）,KojiNamiguchi3）,TetsuyaTajika4）,AtsushiShiraishi1）andYuichiOhashi2）1）DepartmentofOphthalmology,EhimeUniversityGraduateSchoolofMedicine,2）DepartmentofOphthalmology,Minami-MatsuyamaHospital,3）DepartmentofOphthalmology&amp;RegenerativeMedicineEhimeUniversityGraduateSchoolofMedicine,4）MedicalAffairsDepartment,SenjuPharmaceutical.Co.Ltd.C目的：緑内障患者におけるツバ部を着色したノズル容器の視認性と使用意向を検討する．対象と方法：南松山病院で点眼治療中の緑内障患者にて，Humphrey視野検査で中心窩閾値の低いほう（左右同値の際は右眼）を対象眼とし，ツバ着色ノズル容器と無色ノズル容器のノズル先端部の視認性の優劣と使用意向（どちらを使いたいか）およびその理由を調査した．また，結果は中心窩閾値C31dBを基準として高閾値群と低閾値群に層別化した．結果：対象はC146例（男性C64例，女性C82例，平均年齢C66.4C±11.1歳），対象眼の平均CMD値－13.15±9.09dB，中心窩閾値C30.76C±6.89dBであった．視認性は全体のC77.4％（高閾値群のC79.1％，低閾値群のC74.5％），使用意向は全体のC72.6％（高閾値群の70.3％，低閾値群のC76.4％）がツバ着色ノズルを選択したが，いずれも高低閾値の両群間で有意差はなかった（Fisherの正確確率検定）．結論：ツバ着色ノズル容器は，緑内障患者の中心窩閾値によらず無色ノズル容器よりノズル先端部の視認性に優れ，かつ使用意向が高かった．CObjective：Toevaluatethevisibilityanduserpreferenceforcolored-flangenozzlecontainersamongglaucomapatients.CMethods：GlaucomaCpatientsCundergoingCtopicalCtherapyCatCMinami-MatsuyamaCHospitalCwereCenrolled.CThestudyeyewasdefinedastheonewiththelowercentralfovealthresholdonHumphreyvisualfield（VF）test-ing（righteyedatausedifbotheyesequal）.PatientscomparedthevisibilityofthenozzletipandindicatedtheirpreferenceCbetweenCcolored-flangeCandCcolorlessCnozzleCcontainers,CandCprovidedCtheCreasonsCforCtheirCchoice.CResultswerestratifiedintohighandlowthresholdgroupsbasedonacentralfovealthresholdof31decibels（dB）C.Results：AmongC146patients（64Cmales,C82females；Cmeanage：C66.4±11.1years）C,CtheCVFCmeanCdeviationCwas－13.15±9.09dBandthecentralfovealthresholdwas30.76±6.89dB.Thecolored-flangenozzlewaspreferredforvisibilityby77.4％ofthepatientsoverall（high：79.1％,low：74.5％）andforuseby72.6％ofthepatientsoverall（high：70.3％,low：76.4％）C,withnosignificantdifferencebetweenthegroups.Conclusion：Colored-flangenozzlecontainersoffersuperiortipvisibilityandhigheruserpreferenceregardlessofcentralfovealthresholdinglaucomapatients.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C43（4）：457.461,C2026〕Keywords：ツバ着色ノズル容器，緑内障，視認性，中心窩閾値．colored-flangeeyedropcontainer,glaucoma,visibility,fovealthreshold.C〔別刷請求先〕奥野周蔵：〒791-0295愛媛県東温市志津川C454愛媛大学大学院医学系研究科眼科学講座Reprintrequests：ShuzoOkuno,M.D.,DepartmentofOphthalmology,EhimeUniversityGraduateSchoolofMedicine,454Shitsukawa,Toon-city,Ehime791-0295,JAPANCはじめに眼科における薬物治療では，点眼薬が重要な役割を果たしている．とくに，慢性疾患である緑内障においては，点眼薬の治療効果に対してアドヒアランス要因が影響することから1），点眼アドヒアランスに関連する研究が数多く報告されている1.4）．既報では，緑内障患者へのアンケート結果から，点眼アドヒアランスに係る問題点の一つとして，「基本的な手技に関する問題」のなかで「点眼瓶の先が見えない」ことが指摘されており2），その視認性を向上させることは点眼アドヒアランスに影響を与える可能性がある．また，ノズルと点眼容器の配色やコントラスト比が視認性に影響することが示されている5）．これらのことから，さらにノズル先端部の視認性を向上させるためには，ノズル自体に色差がある点眼容器が有用であると考えられたため，ノズル先端部とノズルツバ部に色差を有するノズル（ツバ着色ノズル）が考案された（図1）．ツバ着色ノズルを用いた点眼容器は，健常者においてノズル先端部の視認性を向上させる6）ことが確認された一方で，緑内障患者におけるツバ着色ノズルの視認性への影響はまだ検討されていない．そこで筆者らは，ツバ着色ノズルが緑内障患者における視認性と使用意向に与える影響を検討するためにアンケート調査を実施した．緑内障は，視野はもとよりコントラスト感度へも強く影響するため，緑内障患者においてツバ着色ノズルの影響を調査することは重要であると考えられる．さらに，緑内障の進行に伴い中心窩閾値が低下することが報告されており7），中心窩閾値がノズル先端部の視認性や使用意向に及ぼす影響についても検討した．CI対象および方法本研究は，2024年C12月.2025年C3月に南松山病院眼科を受診した緑内障患者のなかから本研究に同意が得られた満18歳以上の男女で，片眼または両眼に緑内障を有し，点眼治療を受けている者を対象とした．視野検査に影響を与える可能性のある疾患を有する者，手指などに自己点眼が困難な程度の不自由を有する者，Humphrey視野検査を実施することが困難な者は除外した．対象眼は緑内障罹患眼とし，両眼に緑内障を有する場合は中心窩閾値が低いほうを対象眼とした．なお，左右が同じ中心窩閾値の場合は右眼を対象とした．評価者は点眼容器を研究対象者に渡し，研究対象者は普段どおりの点眼動作で点眼容器を対象眼に近づけた位置で評価した．評価する点眼容器の順番は割付管理帳票8）によりランダムに割り付けた．調査項目は，視認性に関して「ノズルの先端が見やすいのはどちらか」（無色ノズル・ツバ着色ノズル），使用意向に関して「今後使用したいと思うのはどちらか」（無色ノズル・ツバ着色ノズル・どちらでもよい），最後に，使用意向に関してその回答を選んだ理由を担当医師が口頭で聴取し記録した．使用容器は，緑色ボトルに青色ツバ着色ノズルを組み合わせた点眼容器（ツバ着色ノズル容器）と，緑色ボトルに無色ノズルを組み合わせた点眼容器（無色ノズル容器）で，どちらもラベルのない未充填のものを使用した（図1）．容器の色については，緑内障患者におけるノズル視認性の検討結果5）と，健常人対象の既報6）を参考に選択した．健常人における検討6）では緑色ボトルに橙色ツバ着色ノズル容器の視認性も良好だったが，緑色ボトルに青色ツバ着色ノズル容器の色差がより大きかったことと，緑色ボトルと橙色ツバ着色の組み合わせでは，1型およびC2型色覚異常者が判別しにくくなる可能性を考慮した．統計解析には，IBMCSPSSStatistics28.0（日本CIBM）およびCSAS9.4（SASInstitute）を用いた．主要評価項目であるツバ着色ノズルおよび無色ノズル容器のノズル先端部の視認性の比較には二項検定を実施した．中心窩閾値による層別解析では，高閾値群（＞31dB）と低域値群（≦31dB）のC2群に分けてCFisherの正確確率検定を用いて関連性を確認した．進行緑内障に関連する矯正視力はCSnellen視力C20/40（log-MAR0.3）に相当し，これは中心窩閾値C31dBに相当するという既報7,9）を参考に基準を設定した．また，患者の背景因子との関係についてはCPearsonおよびCSpearmanの相関係数を用いた相関解析を行った．統計学的な有意水準はC5％とし，両側検定で実施した．本研究は，ヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則を遵守し，特定非営利活動法人臨床研究の倫理を考える会倫理審査委員会の承認を得たうえで実施した（承認番号：E2024-15-001）．また，UMIN臨床試験登録に登録したうえで施行した（UMIN000056436）．なお，本研究は千寿製薬株式会社との共同研究として実施し，千寿製薬株式会社から研究費用および点眼容器の提供を受けて行った．CII結果結果と患者背景を表1に示す．146例（男性C64例，女性82例，平均値C±標準偏差：66.4C±11.1歳，最小値.最大値：36.86歳）だった．対象眼の中心窩閾値は平均C30.76C±6.89dBで低閾値群C55例，高閾値群C91例が組み入れられた．低閾値群は高域値群より高齢で，傍中心C4点の閾値，最高矯正視力および近見視力は有意に高閾値群が良好であった．また，眼圧は低閾値群で有意に低く，等価球面度数には差はなかった．主要評価項目であるノズル先端部の視認性は，対象者全体のC77.4％（113例）が無色ノズル容器よりツバ着色ノズル容器のほうが優れていると回答した（二項検定，p＜0.0001）（図2,3）．中心窩閾値別では，高閾値群C79.1％（72/91例），abノズル先端部ツバ着色ノズルノズルツバ部ボトル無色ノズル図1使用した点眼容器a：横からの図．b：上からの図．表1結果と患者背景全体（n＝1C46）〔平均値±標準偏差（最小値.最大値）〕低閾値群（≦3C1dB）（n＝55）〔平均値±標準偏差（最小値.最大値）〕高閾値群（＞3C1dB）（n＝91）〔平均値±標準偏差（最小値.最大値）〕p値（CWelchのt検定）年齢66.4歳C±11.1歳（C36.C86歳）68.7歳C±10.0歳（C44.C86歳）65.0歳C±11.5歳（C36.C85歳）C0.0427＊中心窩閾値30.76±6.89dB（0.C38dB）24.80±8.07dB（0.C31dB）34.36±1.62（C32.C38dB）C0.0000＊＊傍中心４点NS18.10±13.04dB（C0.C34）14.49±12.06dB（C0.C34）20.27±13.18dB（0.C34dB）C0.0077＊＊CTS22.44±11.29dB（0.C35dB）18.47±11.23dB（0.C32dB）24.84±10.69dB（0.C35dB）C0.0010＊＊CNI23.73±11.30dB（0.C35dB）17.75±11.88dB（0.C34dB）27.34±9.28dB（0.C35dB）C0.0000＊＊CTI25.84±9.85dB（0.C35dB）17.91±11.73dB（0.C31dB）30.63±3.48dB（6.C35dB）C0.0000＊＊最高矯正視力0.97±0.34（C0.05.C1.5）0.68±0.33（C0.05.C1.2）1.14±0.21（C0.4.C1.5）C0.0000＊＊近見視力0.27±0.23（C0.02.C1.2）0.20±0.16（C0.02.C0.6）0.31±0.25（C0.03.C1.2）C0.0012＊＊眼圧C13.75±3.32CmmHg（5C.0.C27.5mmHg）C12.75±3.30CmmHg（6C.0.C27.5mmHg）C14.35±3.20CmmHg（5C.0.C24.0mmHg）C0.0050＊＊MD値－13.15±9.09dB（－34.40.C0.84dB）－19.06±8.39dB（－3C4.40.C0.07dB）－9.58±7.53dB（－2C7.29.C0.84dB）C0.0000＊＊等価球面度数－3.14±3.31D（－14.25.C3.00D）－2.81±3.18D（－11.88.C3.00D）－3.33±3.39D（－14.25.C2.75D）C0.3649＊＝p＜0.05＊＊＝p＜0.01NS：nasalsuperior,TS：temporalsuperior,NI：nasalinferior,TI：temporalinferior.低閾値群C74.5％（41/55例）がツバ着色ノズル容器と回答したが，両群間で有意差はなかった（Fisherの正確確率検定，Cp＝0.6942）（図2,3）．一方で，使用意向に関しても全体の72.6％（106例）がツバ着色ノズル容器を選択し（二項検定，p＜0.0001）（図2,3），高閾値群C70.3％（64/91例），低閾値群C76.4％（42/55例）の両群間で有意差はなかった（Fisherの正確確率検定，p＝0.7327）（図2,3）．また，視認性ではツバ着色ノズルと回答したが，使用意向ではどちらでもよいと回答した患者もC13例みられ，このうち高閾値群はC10例，低閾値群はC3例だった．CIII考按本研究では緑内障患者において，ツバ着色ノズル容器が無色ノズル容器と比較して視認性および使用意向の両面で有意に優れていることが示された．これらの結果から，ツバ着色ノズルは点眼アドヒアランスにおける「点眼瓶の先が見えない」という既報の課題に対する有効な解決策となりうることが示唆される．視認性の中心窩閾値による層別解析では，高閾値群・低閾値群ともにツバ着色ノズル容器の優位性が認められ，両群間に有意差はなかった．これは，健常人と同様に緑内障患者においても，色差による視認性が向上することを示している．また，使用意向においても中心窩閾値の高低にかかわらず同様の傾向で，一定の効果があることが示唆された．また，点眼容器の色調や形状が使用性に影響することは既報5）でも示されており，本研究結果は今回使用したツバ着色a視認性b使用意向（名）（名）120**113高閾値群120106**高閾値群低閾値群100低閾値群100414280回答者数回答者数4060252119102067408412ツバ着色ノズル無色ノズル差がないツバ着色ノズル無色ノズルどちらでもよい＊＊：p=0.0001（二項検定）＊＊：p=0.0001（二項検定）図2視認性（a）と使用意向（b）の調査結果a視認性b使用意向0%25%50%75%100%5.5％0%25%50%75%100%100%2.7%10.3%49.3%2.7%6.8%28.1%100%10.3%8.2%43.8%4.1%4.8%28.8%14.4%13.0%72.6%どちらでもよい差がない75%75%50%50%無色ノズル無色ノズルツバ着色ツバ着色ノズルノズル25%25%0%0%高閾値群低閾値群全体高閾値群低閾値群全体9155146915514662.3%37.7%100.0%62.3%37.7%100.0%図3視認性（a）と使用意向（b）の調査結果（モザイク図）ノズル容器の有用性を臨床的に裏づけるものである．とくに，ツバ部の着色によってノズル先端の位置が明確になることで，点眼時の空間認識が向上し，誤点眼の防止やアドヒアランスの向上につながる可能性がある．さらに，視認性の向上は患者の心理的負担軽減にも寄与し，点眼治療の継続性を高める要因となる可能性がある．一方で，視認性ではツバ着色ノズルと回答したものの，使用意向ではどちらでもよいと回答した例もみられ，その理由として，「点眼時には先端を見ていない」「着色ノズル容器の先端は見やすいが，無色ノズル容器でも問題なく点眼することができる」などの意見がみられた．また，中心部を含む広C460あたらしい眼科Vol.43，No.4，2026範な視野欠損がある患者では，点眼時にノズル先端を視認できない場合がある．中心視野が消失してしまっている場合にはそもそも見ることができないので容器の着色による差は出にくく，これらのことは，本研究の結果がすべての症例に当てはまるわけではないという限界も示している．また，今回の検討では空容器を使用しているため，薬剤が充填された実際の容器における光学的特性とは異なる可能性も考えられる．しかし，点眼容器のデザインにおいて色彩設計を含む視認性向上の工夫は，誤点眼の防止やアドヒアランスの向上に寄与する可能性があり，患者の心理的負担軽減や治療継続性の向上にも寄与する可能性がある．（118）利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）谷戸正樹：緑内障点眼手技の実態．眼薬理C37：64-66,C20232）谷戸正樹：K-J法により把握した点眼アドヒアランスの問題点．あたらしい眼科35：1679-1682,C20183）末武亜紀，福地健郎，田中隆之ほか：Patient-CenteredCommunication（PCC）Toolとしての緑内障点眼治療アンケート．あたらしい眼科29：969-974,C20124）NaitoT,YoshikawaK,NamiguchiKetal：Comparisonofsuccessratesineyedropinstillationbetweensittingposi-tionandsupineposition.PLoSCOneC13：e0204363,C20185）鎌尾知行，溝上志朗，浪口孝治ほか：点眼容器の形状と色調が緑内障患者の使用性に与える影響．あたらしい眼科C35：258-262,C20186）岩崎達朗，藤本高志，大久保宏哉ほか：ツバ部に着色したノズルを使用した点眼容器のノズル先端部の視認性向上に関する検討．医学と薬学81：309-316,C20247）SongWK,KimKE,YoonJYetal：Associationofmacularstructure,function,andvesseldensitywithfovealthresh-oldinadvancedglaucoma.SciRepC12：19771,C20228）藤野善久，丹澤和雅，村松圭司ほか：ランダム化比較試験における割付管理のための方法に関する発案．JCUOEHC42：77-82,C20209）FlaxelCCJ,CSamplesCJR,CDustinL：RelationshipCbetweenCfovealCthresholdCandCvisualCacuityCusingCtheCHumphreyCvisualCfieldCanalyzer.CAmCJCOphthalmolC143：875-877,C2007C＊＊＊</p>
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		<title>安定的に経過している緑内障におけるimo 24plus（1-2） AIZE-EX のMD 値変動と予測区間</title>
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		<pubDate>Fri, 27 Feb 2026 15:19:02 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科43（2）：210.215，2026c安定的に経過している緑内障におけるimo24plus（1-2）AIZE-EXのMD値変動と予測区間北川厚子＊1堀口剛＊2野本裕貴＊3井田直子＊1清水美智子＊1廣 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科43（2）：210.215，2026c安定的に経過している緑内障におけるimo24plus（1-2）AIZE-EXのMD値変動と予測区間北川厚子＊1堀口剛＊2野本裕貴＊3井田直子＊1清水美智子＊1廣信麻友美＊1上暁美＊1手良向聡＊2松本長太＊3＊1北川眼科医院＊2京都府立医科大学大学院医学研究科生物統計学＊3近畿大学医学部眼科学教室EvaluationoftheFluctuationandPredictionIntervalofimo24plus（1-2）AIZE-EXinStableGlaucomaPatientsAtsukoKitagawa1）,GoHoriguchi2）,HirokiNomoto3）,NaokoIda1）,MichikoShimizu1）,MayumiHironobu1）,AkemiUe1）,SatoshiTeramukai2）andChotaMatsumoto3）1）KitagawaEyeClinic,2）DepartmentofBiostatistics,GraduateSchoolofMedicalScience.KyotoPrefecturalUniversityofMedicine,3）DepartmentofOphthalmology,KindaiUniversityFacultyofMedicineC目的：安定的に経過している緑内障におけるCimo24plus（1-2）AIZE-EXのCMD値変動と予測区間を調べる．対象および方法：2年以内にC3回，imoAIZE-EXを施行し，安定的に経過している緑内障および緑内障疑い例をCbettereye・worseeyeのC2群に分け，検査点ごとの閾値変動，およびベースライン閾値に対する再検査の変動および予測区間を算出した．また，病期別C4群に分類し，その予測区間を算出した．結果：検査点ごとおよび再検査の変動は閾値が大きいほど小さかった．予測区間は，病期により±0.85CdB.±1.56CdBであった．結論：予測区間は視野障害の進行評価を行う際の有用な指標となる．CPurpose：Toinvestigatethevariabilityand95％predictionintervalsofvisual.eldindicesobtainedusingtheAIZE-EXalgorithmontheimo24plus（1-2）perimeter（CREWTMedicalSystems）inpatientswithstableglauco-maCorCsuspectedCglaucoma.CPatientsandMethods：DataCfromC146CeyesCwithCthreeCtestsCoverCaC2-yearCperiodCwereCretrospectivelyCanalyzed.CResults：Point-wiseCsensitivityCvariabilityCdecreasedCwithChigherCthresholdCvalues.CMixed-e.ectsmodelingshowedminimaltime-relatedchangesinmeandeviation（MD）,allowingestimationofpre-dictionintervalsacrossdi.erentglaucomastages.ThewidthofMDpredictionintervalsrangedfrom±0.85CdBinearlyCstagesCtoC±1.56CdBCinCmoderateCstages.CTheseCintervalsCprovideCusefulCreferenceCrangesCtoChelpCdistinguishCactualCdiseaseCprogressionCfromCmeasurementCvariability.CConclusion：AIZE-EXCdemonstratedClessC.uctuationCthanthepreviouslystudiedAIZE-Rapid,thussuggestingalgorithmicsuperiority.Whilehelpfulinclinicaldecision-making,predictionintervalsshouldbeinterpretedalongsideclinicalcontextandrepeatedtestingwhennecessary.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）43（2）：210.215,C2026〕Keywords：緑内障，アイモ視野計，24plus（1-2）AIZE-EX，変動，予測区間．glaucoma,imoperimetry,.uctu-ation,24plus（1-2）AIZE-EX,predictioninterval.はじめにimo（クリュートメディカルシステムズ）はC2015年に開発されたヘッドマウント型自動視野計1）であるが，据置型がおもに使用されている．imoに搭載されている検査アルゴリズムCAnbientInteractiveZippyEstimatedSequentialTesting（AIZE）2）は，Humphrey視野計（HumphreyCFieldCAnalyz-er：HFA）のCSITAStandardより短い検査時間で同等の緑内障性視野障害が検出できることが報告されている3）．また，その後開発されたCAIZE-EXは前回のデータを利用し効率的に閾値検査を行うことで，短時間かつCAIZEと同程度の異常検出ができる4）．緑内障の早期発見や進行評価において中心C10°内の検査が〔別刷請求先〕北川厚子：〒607-8041京都市山科区四ノ宮垣ノ内町C32北川眼科医院Reprintrequests：AtsukoKitagawa,KitagawaEyeClinic,32Kakinouchi-cho,Shinomiya,Yamashina-ku,Kyoto-City607-8041,CJAPANC210（92）有用とされており5,6），imoでは従来のC24-2の検査点C54点にC10-2の測定点C24点を追加したC24plus（1-2）での検査が行える（図1）．筆者らはCHFACSITA-FAST24-2とC10-2をあわせた結果とCimo24plus（1-2）AIZE-Rapidの比較を行い，検査データの一致度が高かった結果を踏まえ7），緑内障の経過観察はC24plus（1-2）で行っている．視野検査は自覚検査であり検査結果は常に変動するため8,9），緑内障の経過診察を行うに際しては，検査結果のとりうる変動範囲を知っておくことが重要となる．筆者らは過去に安定した経過を示す緑内障および緑内障疑い症例におけるCimo24plus（1-2）AIZE-Rapidの変動・予測区間について報告している10）．本研究では新たな測定アルゴリズムであるCAIZE-EXでの予測区間を算出し，緑内障の経過において視野障害進行ではなく検査結果の変動と判断できうる範囲の検討を行った．CI対象および方法1.対象2020.2022年に北川眼科医院でCimo24plus（1-2）CAIZE-EX（据置型）による検査をC2年以内にC3回行えた（固視不良5％以下，偽陽性・偽陰性C10％以下），少なくともC1眼が経過中の視野状態が安定的に経過している（MDslope＜C±0.5CdB/year）緑内障，および緑内障疑い症例を対象とした．除外基準は，矯正視力C0.5未満，明らかな網脈絡膜疾患を有するもの，急速な白内障進行例，期間中に眼科手術を施行されたものとした．ベースラインのCMD値に基づき両眼をCbettereye，worseeyeのC2群，および進行度によりC4群に分類し解析を行った．本後ろ向き研究は，京都府立医科大学医学倫理審査委員会の承認（ERB-C-2394）を受けている．C2.診断機器imoはCHFAと同じ条件下で視野検査を行うことが可能となっている．詳細については過去の論文1）に述べられているが，両眼開放下に同時に両眼検査を行えるのが特徴である．C3.評価項目MD値および各測定点の閾値を評価項目とした．C4.統計解析各対象者のベースライン時における患者特性について，分類変数は例数（割合），連続変数は中央値（範囲）で要約した．閾値と変動の関係をみるために，3回の検査結果に対して検査点ごとの平均閾値と標準偏差を計算し，平均閾値（5CdBごと）に対する標準偏差をプロットした．Bettereye，Cworseeye間の比較はCWilcoxon順位和検定を用いて行った．また，最初の検査とC2回目以降の再検査の変動を比較するた24-210-230°6°間隔54点2°間隔24点＞合計78点図124plus（1-2）の配列めに，ベースラインの閾値ごとにC2回目以降の再検査の閾値の分布を箱ひげ図で示した．ベースラインの閾値はC2CdBごとに刻み，箱ひげ図はC5,25,75,95パーセンタイルと中央値で表現した．各症例C3回の検査で得られたCMD値の推移について，個人内相関を考慮するため，個人を変量効果，時間を固定効果とした混合効果モデル（ランダム切片モデル）を用いてC95％予測区間を算出した．時間効果の推定値が小さく統計的にも有意でなかった場合には，時間によるCMD値の変化が臨床的に無視できると判断し，MD値が時間に依存せず一定であるという仮定のもとで予測区間を解釈した．95％予測区間は，ある対象者におけるつぎの測定値がC95％の確率でとりうる区間を表す11）．各対象者の推移を折れ線グラフで図示し，回帰直線およびC95％予測区間を追加した．予測区間については，ベースラインCMD値に基づく病期別C4分類（MD＞.3CdB，C.6CdB＜MDC..3CdB，C.12CdB＜MDC..6CdB，CMD..12CdB）でも同様に算出し，グラフを作成した．なお，ベースラインのCMDに基づくC4分類については，標本サイズを確保するためにCbettereye，worseeyeを区別せずに分類した．そのため，同一対象者の両眼が同じグループに含まれる場合は，右眼の検査値を採用した．検査時間とCMD値の関係を調べるために，ベースラインにおける検査時間について，bettereye，worseeyeのC2群およびベースラインCMD値に基づくC4群ごとに中央値（範囲）を算出した．検定の有意水準は両側C0.05とし，すべての統計解析は表1ベースライン時における研究対象者の人口統計学的および臨床的背景bettereye（n＝60）Cworseeye（n＝86）検査眼.右眼：n（割合）28（C46.7％）59（C68.6％）年齢：中央値（範囲）68歳（2C0歳，8C8歳）65.5歳（C20歳，C90歳）性別：男性C/女性C18/42C33/53視力：中央値（範囲）1.0（C0.6，C1.5）1.0（C0.5，C1.5）等価球面度数：中央値（範囲）C.2.38D（C.13.0D，＋3.75D）C.2.00D（C.16.75D，＋3.50D）固視監視：中央値（範囲）0％（0％，5％）0％（0％，4％）偽陽性：中央値（範囲）1％（0％，1C0％）0.5％（0％，1C0％）偽陰性：中央値（範囲）0％（0％，4％）0％（0％，5％）検査：中央値（範囲）1.01年（C0.58年，C1.99年）1.03（C0.55年，C1.94年）グローバルインデックスMD：中央値（範囲）C.0.30CdB（C.15.26dB，2C.03dB）C.2.15CdB（C.23.30dB，1C.35dB）MDslope：中央値（範囲）0.07CdB/年（C.0.46CdB/年，C0.48CdB/年）0.12CdB/年（C.0.49CdB，C/年C0.49CdB/年）眼圧（CGoldmann圧平眼圧計）3回の平均：中央値（範囲）14.8CmmHg（C10.3CmmHg，C22.0CmmHg）C14.5CmmHg（9C.3mmHg，2C0.7mmHg）3回の標準偏差：中央値（範囲）1.2CmmHg（0C.0mmHg，4C.5mmHg）1.5CmmHg（0C.0mmHg，5C.3mmHg）COCT＊RNFL厚C3回の平均，中央値（範囲）79.3Cμm（C55.7Cμm，9C8.7Cμm）（n＝59）77.3Cμm（C51.0Cμm，C159.3Cμm）RNFLslope：平均値（標準偏差）0.46Cμm/年（C3.87Cμm/年）（n＝59）C.0.07Cμm/年（C4.28Cμm/年）CGCL＋IPL厚C3回の平均：中央値（範囲）70.0Cμm（C54.3Cμm，9C2.7Cμm）（n＝58）68.0Cμm（C47.5Cμm，8C5.0Cμm）黄斑マップslope：平均値（標準偏差）C.0.15Cμm/年（C2.49Cμm/年）（n＝58）C.0.41Cμm/年（C2.41Cμm/年）＊CIRRUSHD-OCTplus（モデルC5000，CarlZeissMeditecInc）．少なくともC1眼がCMDslope＜C±0.5CdB/年の症例をCbettereye，worseeyeのC2群に分類し，ついで除外基準により選別しているため，2群の症例数は異なる．ab（dB）（dB）bettereye（dB）worseeye131211bettereyeworseeye3632363210282892424再検査の閾値再検査の閾値標準偏差2016122016127655％5％3825％825％214中央値75％4中央値75％0095％095％05101520253035024681012141618202224262830323436024681012141618202224262830323436閾値［dB］ベースラインの閾値［dB］ベースラインの閾値［dB］図2閾値の変動a：検査点ごとの平均閾値の変動．bettereyeおよびCworseeyeにおける検査点ごとの平均閾値に対する標準偏差を示す．Cb：ベースライン閾値（bettereyeおよびCworseeye）に対する再検査の変動．細い縦線は再検査のC90％区間（再検査閾値のC5.95パーセンタイルの幅）を示し，太い縦線は四分位範囲を示す．SASversion9.4（SASInstitute，Inc，Cary，NC）を用いて行った．CII結果解析対象の背景を表1に示す．abettereyeworseeye（dB）95％予測区間の幅：±0.992MD0－2n＝600200400600（日）（日）時間bMD＞－3－6＜MD.－3（dB）95％予測区間の幅：±0.852MD0－2n＝910200400600（日）（日）時間－12＜MD.－6MD.－12（dB）95％予測区間の幅：±1.562MD0－2n＝180100200300（日）400（日）時間図3予測区間a：対象者ごとの推移と予測区間（bettereyeおよびCworseeyeにおけるCMDのスパゲティプロット）．グレーの塗りつぶしは予測区間を示す．b：ベースラインCMD別の予測区間．bettereye，worseeyeともに各症例の閾値の変動は検査点の平均閾値と関連しており，閾値が大きいほど変動は小さかった（図2a）．15CdB以上では，bettereyeとCworseCeyeの変動はほぼ同等であったが，10.15CdBでは，betterCeyeの変動がCworseeyeよりも大きい傾向がみられた（p＝0.024，図2a）．検査機器のダイナミックレンジが限られているため，閾値がゼロに近い部分での標準偏差は低かったが，再検査分布の尾は長く，90％区間は大きかった（図2a,b）．MD値について，混合効果モデルによる解析を行った結果，時間効果の推定値はCbettereye：0.00024（p＝0.293），worseeye：0.00024（p＝0.191），MD＞.3のグループ：0.00020（p＝0.176），.6CdB＜MD..3：0.00021（p＝0.564），.12CdB＜MD..6：0.00022（p＝0.763），MD..12：.0.00033（p＝0.674）であり，時間の効果は非常に小さかった．したがって，予測区間を解釈するにあたり，時間による変化はないと仮定した．図3にCbettereye・worseeye別，およびベースラインCMD別の推移と予測区間を示した．予測区間の幅は，bettereye・worseeyeとも±0.99CdBであり，ベースラインCMD値別では，MD＞.3CdB：±0.85CdB，.6CdB＜MD..3CdB：±0.97CdB，.12CdB＜MD..6CdB：±1.56dB，MD..12dB：±0.96CdBであった．ベースラインでの検査時間は，中央値がCbettereye：2.6分，worseeye：3.0分であった．また，ベースラインのCMD別では，MD＞.3CdB：2.6分，.6CdB＜MD..3CdB：3.3分，C.12CdB＜MD..6CdB：3.5分，MD..12dB：3.9分であり，MD値が低いほど検査時間が長い傾向がみられた．CIII考按安定的に経過している緑内障症例の経過観察におけるCimo24plus（1-2）AIZE-EXの変動を解析した．過去のCHFAについての報告と同様に，各測定点の閾値変動は検査点の閾値が大きいほど小さかった8）．また，3回の測定の変動から算出された予測区間の幅は，ベースラインCMD値別で±0.9.C±1.6CdBであった．以前筆者らが報告したCAIZE-Rapidの予測区間は±1.4.±1.8CdBであり10），AIZE-EXの優位性の可能性が示唆されたが，今後更に多くのデータをもとに緑内障の視野経過観察では，AIZE-Rapid，AIZE-EX，AIZE-RapidEXなどのいずれのアルゴリズムがもっとも短時間にかつ正確な経過判断が可能か検討を要する．95％予測区間は将来の測定値がC95％の確率で入る区間を表す．つまり，測定結果が予測区間外であった場合には，状態が改善もしくは悪化している可能性が高いと判断できる．そのため，検査結果が悪化した場合は，疾患進行によるものか，測定誤差による変動であるかを判別する指標として有用となる可能性がある．推定値の精度を表す指標としては信頼区間がよく用いられる．たとえば，本研究のデータに対してCMD値の平均値の95％信頼区間幅を計算すると，bettereyeで±0.09CdB，Cworseeyeで±0.08CdBとなり，予測区間の幅と比較すると非常に狭くなるが，これは個々の測定データのばらつきを考慮していないためであり，信頼区間は母平均などの母数に関する推測を意味する．一方で，個々のばらつきを考慮した予測区間は，標本に関する推測に対応する．また，データが正規分布に従う場合は，平均値±1.96×標準偏差の範囲にはデータのC95％が含まれることが知られているが，将来のデータがこの範囲に入る確率はC95％にはならない．これは，推定量（平均値と標準偏差）の不確かさを考慮していないためである．予測区間はこの不確かさを考慮しており，将来の測定値が含まれるであろう区間を表す．本研究ではこの予測区間を用いることで検査結果の変動を評価可能であると考えた．本研究の限界について，一つは安定的に経過している緑内障の定義があげられる．本研究では著明な眼圧変動もなく，CMDCslope..0.5dB/年，光干渉断層計（opticalCco-herencetomography：OCT）でも大きな変化の認められない症例とした12）．また，今回算出した予測区間はデータに依存している点，また，MD..12CdBの後期症例については症例数が少ない点，症例を追加したうえでのさらなる検討が必要である（図3b）．予測区間はあくまでも目安であり，予測区間に入っていても進行の可能性はある．逆に，予測区間に入っていなくても透光体の混濁の変化，患者の集中度，検査機器の誤差による変化である可能性もあり，これらを考慮したうえで予測区間を超える結果が認められた場合や，再検査を行い再現性のある結果が得られた場合は進行と判断し治療強化を行う必要がある．検査結果の変動から算出したCMD値の予測区間は，初期・早期：±0.9.±1.0CdB，中期：±1.6CdBであり，中期症例での予測区間が大きくなる傾向があった．各病期におけるCMD値の変動幅がこの値を超えると視野障害進行を疑う指標となり，緑内障進行の評価を行う際の有用な指標となると考える．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）MatsumotoC,YamaoS,NomotoHetal：Visual.eldtest-ingCwithChead-mountedCperimeter‘imo’.CPLoSCOneC11：Ce0161974,C20162）NomotoH,MatsumotoC,OkuyamaS：Anewstaticvisu-alC.eldCtestalgorithm：theCAmbientCInteractiveCZEST（AIZE）.SciRepC13：14945,C20233）KimuraCT,CMatsumotoCC,CNomotoH：ComparisonCofChead-mountedperimeter（imoCR）andCHumphreyCFieldCAnalyzer.ClinOphthalmolC13：501-513,C20194）NomotoCH,CMatsumotoCC,CYoshikawaCKCetal：EvaluationCofthevisual.eldtestalgorithm：theAmbientInteractiveZEST-EX（AIZE-EX）C.CSciRep（2026,Cinpress）：https://Cdoi.org/10.1038/s41598-026-35696-y5）KimuraCY,CHangaiCM,CMorookaCSCetal：RetinalCnerveC.berlayerdefectsinhighlymyopiceyeswithearlyglau-coma.InvestOphthalmolVisSciC53：6472-6478,C20126）DeMoraesCG,HoodDC,ThenappanAetal：24-2visual.eldsmisscentraldefectsshownon10-2testsinglauco-maCsuspects,CocularChypertensives,CandCearlyCglaucoma.COphthalmologyC124：1449-1456,C20177）北川厚子，清水美智子，山中麻友美ほか：ヘッドマウント型自動視野計と従来型自動視野計の検査結果および検査時間の比較．あたらしい眼科C38：1221-1228,C20218）ArtesPH,IwaseA,OhnoYetal：Propertiesofperimet-ricCthresholdCestimatesCfromCFullCThreshold,CSITACStan-dard,andSITAFaststrategies.InvestOphthalmolVisSciC43：2654-2659,C20029）GardinerSK,SwansonWH,GorenDetal：Assessmentofthereliabilityofstandardautomatedperimetryinregionsofglaucomatousdamage.OphthalmologyC127：1359-1369,C201410）KitagawaCA,CHoriguchiCG,CNomotoCHCetal：EvaluationCofCthevariabilityofAmbientInteractiveZippyEstimationofSequentialCRapidCTestsConCthe“imo”perimeterCinCpatientsCwithCstableCglaucoma.CJCGlaucomaC33：849-854,C202411）FrancqCBG,CLinCD,CHoyerW：Con.dence,Cprediction,CandCtoleranceCinClinearCmixedCmodels.CStatCMedC38：5603-5622,C201912）LakhaniCBK,CGiannouladisCK,CLeightonCPCetal：De.ningCstableglaucoma：aCDelphiCconsensusCsurveyCofCUKCoptometristsCwithCaCspecialistCinterestCinCGlaucoma.CEye（Lond）35：2524-2534,C2021＊＊＊</p>
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		<title>多施設による緑内障患者の実態調査2024 年度版 ─高齢患者と若年・中年患者</title>
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		<pubDate>Tue, 30 Dec 2025 15:19:34 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[多施設による緑内障患者の実態調査2024年度版─高齢患者と若年・中年患者井上賢治＊1國松志保＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊31）井上眼科病院2）西葛西・井上眼科病院3）東邦大学医療センター大橋病院眼科Multi-Inst [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>多施設による緑内障患者の実態調査2024年度版─高齢患者と若年・中年患者井上賢治＊1國松志保＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊31）井上眼科病院2）西葛西・井上眼科病院3）東邦大学医療センター大橋病院眼科Multi-InstitutionalSurveyofGlaucomaPatients2024：SeniorvsYoung,Middle-AgedPatientsKenjiInoue1）,ShihoKunimatsu-Sanuki2）,GojiTomita1,3）CandKyokoIshida3）1）InouyeEyeHospital,2）NishikasaiInouyeEyeHospital,3）DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenterC目的：緑内障患者の実態調査から高齢患者と若年・中年患者の相違を検討する．対象および方法：本調査の趣旨に賛同したC82施設に，2024年C3月C10日.16日に外来受診した緑内障，高眼圧症患者C6,323例C6,323眼を対象とし，使用薬剤を調査した．65歳以上の高齢患者（4,223例）とC65歳未満の若年・中年患者（2,100例）に分けて病型，使用薬剤を比較した．さらに前回調査の結果と比較した．結果：両群ともに正常眼圧緑内障（NTG），原発開放隅角緑内障（POAG）が多かった．POAG，続発緑内障が高齢患者，NTG，PPGが若年・中年患者で多かった．使用薬剤数は高齢患者C1.9C±1.4剤が若年・中年患者C1.7C±1.3剤に比べて多かった．単剤例は両群ともにCFP作動薬が最多だった．EP2作動薬が若年・中年患者で多かった．2剤例は両群ともにCFP/Cb配合点眼薬が最多だった．前回調査より両群ともに単剤例はCFP作動薬が減少し，EP2作動薬が増加した．2剤例では両群ともにCFP/Cb配合点眼薬が増加し，CAI/Cb配合点眼薬が減少した．結論：高齢患者，若年・中年患者ともにCFP作動薬，FP/Cb配合点眼薬が多く使用されていたが，病型，使用薬剤の種類に違いがあった．前回調査より単剤例ではCEP2作動薬が，2剤例では配合点眼薬が増加した．CPurpose：ToCinvestigateCglaucomaCmedicationsCinCpatientsCfromCmultipleCinstitutionsCandCtheCdi.erenceCbetweenagegroups.SubjectsandMethods：Atotalof6,323patientsfrom82institutionswithglaucomaorocularhypertensionwereanalyzedforpatientcharacteristicsandmedicationuse,including4,223elderlypatientsaged65yearsCorColderCandC2,100Cyounger/middle-agedCpatientsClessCthanC65CyearsCold.CMedicationCuseCwasCcomparedCbetweenCtheCgroupsCandCwithCpreviousCstudies.CResults：ElderlyCpatientsCusedCmoremedications（1.9C±1.4）thanyounger/middle-agedpatients（1.7C±1.3）C.ProstaglandinF（FP）analogswerethemostfrequentlyusedmonothera-pyCinCbothCgroups,CwhileCE-prostanoidCsubtype2（EP2）agonistsCwereCmoreCcommonCinCyoungerCpatients.CFP/b.xedCcombinationsCwereCtheCtwoCmostCusedCmedications.CComparedCtoCpreviousCstudies,CFPCagonistsCdecreasedCwhileCEP2CagonistsCincreasedCinCmonotherapy.CFP/b.xedCcombinationsCincreased,CcarbonicCanhydraseCinhibitor（CAI）/Cb.xedCcombinationsCdecreasedCinCtwoCmedications.CConclusion：MedicationCpatternsCwereCalmostCsimilarCbetweenthegroups.FPanalogsandFP/b.xedcombinationswerethemedicationsmostcommonlyused.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C42（12）：1577.1583,C2025〕Keywords：緑内障，薬物治療，高齢患者，若年・中年患者，配合点眼薬．glaucoma,medication,elderpatients,youngerormiddleagedpatients,.xedcombinationeyedrops.CI緒言ある1）．総人口は年々減少しているが，65歳以上の人口は現在のところ増加している．現在のC65歳以上の人口はC3,625日本の総人口はC2024年C9月C15日現在C1億C2,376万人で万人で，総人口に占める割合（高齢化率）はC29.3％である．〔別刷請求先〕井上賢治：〒101-0062東京都千代田区神田駿河台C4-3井上眼科病院Reprintrequests：KenjiInoue,M.D.,Ph.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-kuTokyo,101-0062,JAPANC0910-1810/25/\100/頁/JCOPY（99）C1577ふじた眼科クリニックそが眼科クリニックサンアイ眼科苫小牧しみず眼科明大前西アイクリニックさいき眼科有楽町駅前眼科ほりかわ眼科久我山井の頭通り林眼科医院アイ・ローズクリニック広沢眼科のいり眼科クリニック飯田橋藤原眼科小滝橋西野眼科クリニック石井眼科クリニック中山眼科医院いなげ眼科やながわ眼科白金眼科クリニック眼科松原クリニックふかさく眼科高輪台眼科クリニックしらやま眼科クリニックたじま眼科・形成外科小川眼科診療所赤塚眼科はやし医院やなせ眼科もりちか眼科クリニック氷川台かたくら眼科母心堂平形眼科鈴木眼科えぎ眼科仙川クリニックヒルサイド眼科クリニック良田眼科西府ひかり眼科さいはく眼科クリニック駒込みつい眼科東小金井駅前眼科藤原眼科赤羽すずらん眼科後藤眼科ふじもと眼科クリニック菅原眼科クリニックおがわ眼科大原ちか眼科うえだ眼科クリニック綱島駅前眼科かわぞえ眼科クリニック江本眼科眼科中井医院いまこが眼科医院えづれ眼科市ヶ尾眼科槇眼科医院的場眼科クリニックさいとう眼科むらかみ眼科クリニック錦糸町おおかわ眼科クリニックあおやぎ眼科川島眼科江戸川のざき内科眼科本郷眼科鬼怒川眼科医院あいりす眼科クリニック吉田眼科お茶の水・井上眼科クリニックかさい眼科のだ眼科麻酔科医院井上眼科病院みやざき眼科みやけ眼科西葛西・井上眼科病院はしだ眼科クリニック高根台眼科大宮・井上眼科クリニックにしかまた眼科大島眼科医院札幌・井上眼科クリニック久が原眼科おおあみ眼科田宮眼科いずみ眼科クリニック一方，2019年C10月のC65歳以上の人口はC3,589万人で，高齢化率はC28.4％であった2）．社会の高齢化に伴って眼科診療においても高齢患者は今後も増加すると予想される．緑内障治療の第一選択は点眼薬治療で3），点眼薬には効果と副作用がある．副作用には全身性と眼局所性があり，全身性の副作用では他の疾患を引き起こしたり悪化させたりする危険がある．そこで身体機能が若年・中年患者に比べて低下している高齢患者では，全身性の副作用を誘発する可能性のある点眼薬は使用しづらい．高齢患者では安全性を重視した薬剤の選択が求められる．緑内障薬物治療においてはアドヒアランスが大切であるが，眼局所副作用が出現するとアドヒアランスの低下を引き起こす可能性がある．眼局所の美容的な副作用（結膜充血，眼瞼色素沈着，上眼瞼溝深化，眼瞼下垂など）が出現する点眼薬の使用は，とくに容姿を気にする若年・中年患者ではアドヒアランスの面からの配慮が必要である．アドヒアランスに関しては，緑内障点眼薬使用状況のアンケート調査では年齢が若いほど指示どおりの点眼ができておらず，点眼忘れは若年者に多くみられた4,5）．また，認知症もアドヒアランスに関与すると考えられる．わが国における年齢階層別の認知症推計有病率の報告によると，65歳以上の認知症者はC2012年時点でC462万人，有病率はC15％である6）．年齢とともに認知症の有病率は増加している．認順不同・敬称略知症患者は決まった時間に決まったことをすることが困難で，また正確な病状把握もむずかしい．このような状況を考えると，高齢患者，若年・中年患者ともにアドヒアランスを考慮して点眼薬の選択が行われるべきである．そして高齢患者と若年・中年患者での緑内障の治療方針は異なると推測される．緑内障患者の薬物治療の実態を知ることは，今後の緑内障治療の参考になると考えて，筆者らはC2007年より定期的に緑内障患者の実態調査を行っている7.10）．その中で年齢による緑内障治療の相違を調査する目的で高齢患者と若年・中年患者の実態の比較を行ってきた7.10）．今回，緑内障患者の実態調査を再度行い，高齢患者と若年・中年患者での使用薬剤の違いなどを再検討した．さらにC2020年に行った前回調査7）の結果と比較することで，経年的変化を検討した．CII対象および方法この調査は，調査の趣旨に賛同した眼科病院あるいは眼科診療所C82施設において，2024年C3月C10日.16日に行った（表1）．この調査期間内に調査施設の外来を受診した緑内障および高眼圧症患者全員のC1例C1眼を対象とした．総症例数はC6,323例（男性C2,765例，女性C3,558例），年齢はC69.2C±13.3歳（平均C±標準偏差，年齢分布5.100歳）であった．第6回緑内障実態調査第6回緑内障実態調査施設整理番号性別M：男性・F：女性年齢歳診断名右・左1：POAG2：NTG3：PPG（前視野緑内障）4：PACG5：続発緑内障（落屑緑内障含む）6：高眼圧症7：小児緑内障1：無手術既往歴2：有（術式）1：レクトミー2：ロトミー（眼内法，眼外法含む）3：GSL4：チューブシャント5：エクスプレス6：IStent7：プリザーフロマイクロシャント8：その他（）レーザー既往歴1：無2：有（術式）1：LI2：SLT（ALT）3：その他（）1：無〈b遮断薬〉1：チモロールマレイン酸塩（チモプトール）2：チモロールマレイン酸塩持続性（チモプトールXE）3：チモロールマレイン酸塩無応答（リズモンTG）4：カルテオロール塩酸塩（ミケラン）5：カルテオロール塩酸塩持続性（ミケランLA）6：ベタキソロール塩酸塩（ベトプティック）7：レボプノロール塩酸塩（ミロル）〈a1b遮断薬〉8：ニプラジロール（ハイパジール）緑内障処方薬剤2：有〈イオンチャネル開口薬〉9：イソプロピルウノプロストン（レスキュラ）〈FP受容体作用薬〉10：ラタノプロスト（キサラタン）11：トラポプロスト（トラバタンズ）12：タフルプロスト（タプロス）13：ピマトプロスト（ルミガン）〈EP2受容体作用薬〉14：オミデネパグイソプロピル（エイベリス）〈点眼CAI〉15：ドルゾラミド塩酸塩（トルソプト）16：プリンゾラミド塩酸塩（エイゾプト）〈経口CAI〉17：アセタゾラミド（ダイアモックス）⇒裏面に続く緑内障⇒表門より続き〈a1遮断薬〉18：プナゾシン塩酸塩（デタントール）〈a2刺激薬〉19：プリモニジン酒石酸塩（アイファガン）〈ROCK阻害薬〉20：リパスジル塩酸塩（グラナテック）〈FP受容体作用薬＋b遮断薬配合剤〉21：ラタノプロスト/チモロールマレイン酸塩配合（ザラカム）22：トラポプロスト/チモロールマレイン酸塩配合（デュオトラバ）23：タフルプロスト/チモロールマレイン酸塩配合（タプコム）24：ラタノプロスト/カルテオロール塩酸塩配合（ミケルナ）処方薬剤2：有〈CAI＋b遮断薬配合剤〉25：ドルゾラミド/チモロールマレイン酸塩配合（コソプト）26：ブリンゾラミド/チモロールマレイン酸塩配合（アゾルガ）〈a2刺激薬＋b遮断薬配合剤〉27：ブリモニダン酒石酸塩/チモロールマレイン酸塩配合（アイベータ）〈CAI＋a2刺激薬配合剤〉28：ブリモニダン酒石酸塩/プリンゾラミド塩配合（アイラミド）〈ROCK＋a2刺激薬配合剤〉29：ブリモニダン酒石酸塩/リパスジル塩酸塩配合（グラアルファ）〈その他〉30：ピロカルピン塩酸塩（サンピロ）31：その他（）緑内障の診断と管理は緑内障診療ガイドライン3）に則り，各施設の医師の判断で行った．片眼のみの緑内障または高眼圧症患者では罹患眼を，両眼罹患している場合は右眼を調査対象眼とした．調査施設にあらかじめ調査票（表2）を送付し，診療録から診察時の年齢，性別，病型，使用薬剤（薬剤濃度は問わない），レーザー治療の既往，緑内障の手術既往を調査した．調査施設からのすべての調査票を井上眼科病院内の集計センターに回収し，集計を行った．なお，今回調査から病型に前視野緑内障を追加した．前視野緑内障とは，眼底検査や光干渉断層計（opticalCcoherencetomography：OCT）において緑内障性視神経乳頭所見や網膜神経線維層欠損所見などの緑内障を示唆する異常がありながらも，通常の自動静的視野検査で視野欠損を認めない状態である3）．全症例での病型は，正常眼圧緑内障（normalCtentionglaucoma：NTG）2,882例（45.6％），（狭義）原発開放隅角緑内障（primaryCopenangleCglaucoma：POAG）2,088例（33.0％），続発緑内障C492例（7.8％），前視野緑内障C345例（5.5％），高眼圧症C280例（4.4％），原発閉塞隅角緑内障C223例（3.5％），小児緑内障C12例（0.2％）であった．レーザー治療はC312例（4.9％）に行われていた．内訳は選択的レーザー線維柱帯形成術C174例（55.8％），レーザー虹彩切開術C120例（38.5％）などであった．緑内障手術はC571例（9.0％）に行われていた．術式は線維柱帯切除術C300例（52.5％），線維柱帯切開術C111例（19.4％），iStent手術C87例（15.2％）などであった．今回，65歳以上の高齢患者C4,223例とC65歳未満の若年・中年患者C2,100例に分けて以下の解析を行った．患者背景（平均年齢，男女比，緑内障病型，レーザー治療既往，緑内障手術既往）および薬物治療におけるC2群間の相違を検討した（|2検定，Mann-WhitneyU検定）．薬物治療では使用薬剤数，単剤例の薬剤，2剤例の薬剤のそれぞれを調査した．さらにそれぞれの結果をC2020年に行った前回調査の結果7）と比較した（C|2検定，Mann-WhitneyU検定）．配合点眼薬はC2剤として解析した．本研究は井上眼科病院の倫理審査委員会で承認を得た．CIII結果患者背景では，平均年齢は高齢患者C76.8C±6.9歳，若年・中年患者C53.9C±8.7歳であった（表3）．性別は高齢患者（男性C1,763例，女性C2,460例）と若年・中年患者（男性C1,002例，女性C1,098例）で同等だった（p＞0.9999）．緑内障の病型はCPOAG，原発閉塞隅角緑内障，続発緑内障が高齢患者（|2検定，Mann-WhitneyのCU検定）高齢患者（4,223例）若・中年患者（2,100例）年齢男女比レーザー既往有緑内障手術既往有病型正常眼圧緑内障原発開放隅角緑内障続発緑内障原発閉塞隅角緑内障高眼圧症前視野緑内障小児緑内障高齢患者4,223例若年・中年患者2,100例p値76.8±6.9歳C53.9±8.7歳＜C0.00011,763：C2,4601,002：C1,098＞C0.9999242（C5.7％）70（3C.3％）＜C0.0001442（C10.5％）129（C6.1％）＜C0.00011,885（C44.6％）997（C47.5％）＜C0.051,474（C34.9％）616（C29.3％）＜C0.0001377（C8.9％）115（C5.5％）＜C0.0001192（C4.5％）31（1C.5％）＜C0.0001164（C3.9％）116（C5.5％）＜C0.01131（C3.1％）213（C10.1％）＜C0.0010（0C.0％）12（0C.6％）＜C0.00016剤，36例，0.9％5剤，189例，4.5％4剤，＊＊p＜0.001，＊p＜0.01（Mann-WhiteneyU検定）図1使用薬剤数に，NTG，前視野緑内障，高眼圧症，小児緑内障が若年・中年患者に有意に多かった（p＜0.01，C|2検定）．レーザー治療既往症例は高齢患者C242例（5.7％）が若年・中年患者C70例（3.3％）に比べて有意に多かった（p＜0.0001，C|2検定）．レーザー治療の内訳は高齢患者では選択的レーザー線維柱帯形成術C129例，レーザー周辺虹彩切開術C102例などであった．若年・中年患者では選択的レーザー線維柱帯形成術C45例，レーザー周辺虹彩切開術C18例などだった．レーザー周辺虹彩切開術は，高齢患者（42.1％）が若年・中年患者（25.7％）に比べて有意に多かった（p＜0.05，C|2検定）．緑内障手術既往症例は高齢患者C442例（10.5％）が若年・中年患者C1580あたらしい眼科Vol.42，No.12，20256剤，17例，0.8％5剤，7剤，77例，3.7％4例，0.1％4剤，133例，6.3％129例（6.1％）に比べて有意に多かった（p＜0.0001，C|2検定）．手術の内訳は高齢患者では線維柱帯切除術C214例，線維柱帯切開術C89例，iStent手術C76例など，若年・中年患者では線維柱帯切除術C86例，線維柱帯切開術C22例，iStent手術C11例などであった．線維柱帯切除術は若年・中年患者（66.7％）が高齢患者（48.4％）に比べて有意に多かった（p＜0.001，C|2検定）．一方，iStent手術は高齢患者（17.2％）が若年・中年患者（8.5％）に比べて有意に多かった（p＜0.05，C|2検定）．平均使用薬剤数は高齢患者（1.9C±1.4剤）が若年・中年患者（1.7C±1.3剤）に比べて有意に多かった（p＜0.001，（102）7剤，2例，0.1％高齢患者若年・中年患者FP作動薬b遮断薬a2作動薬EP2作動薬炭酸脱水酵素阻害薬（点眼）ROCK阻害薬a1遮断薬その他1,093例306例12例92例38例47例4例59例＊＊66.2％18.5％0.7％＊＊5.6％＊2.3％2.8％0.2％3.7％439例53.4％C170例20.7％C3例0.4％163例19.8％9例1.1％15例1.8％C2例0.2％21例2.6％合計1,651例822例＊＊p＜0.0001，＊p＜0.01（C|2検定）高齢患者（960例）若・中年患者（475例）FP＋a2，21例，4.4％＊＊85例，8.9％27例，5.7％＊＊FP＋点眼CAI，85例，8.9％＊＊p＜0.00（Mann-WhiteneyU検定）図2使用薬剤内訳（2剤例）Mann-WhitneyU検定）．使用薬剤数別は，0剤では若年・中年患者C324例（15.4％）が高齢患者C415例（9.8％）に比べて有意に多かった（p＜0.0001，C|2検定）（図1）．3剤では高齢患者C588例（13.9％）が若年・中年患者C250例（11.9％）に比べて有意に多かった（p＜0.001，C|2検定）．単剤例の使用薬剤を表4に示す．FP作動薬と炭酸脱水酵素阻害薬（car-bonicCanhydraseinhibitor：CAI）点眼は高齢患者が若年・中年患者に比べて有意に多かった（p＜0.0001，p＜0.01，C|2検定）．EP2作動薬は若年・中年患者が高齢患者に比べて有意に多かった（p＜0.0001，C|2検定）．2剤例の使用薬剤の組み合わせを図2に示す．両群ともにCFP/Cb配合点眼薬がもっとも多く使用されているが，若年・中年患者では高齢患者に比べてその割合は有意に高かった（p＜0.0001，C|2検定）．また，FP作動薬＋CAIが高齢患者で若年・中年患者に比べて有意に多かった（p＜0.05，C|2検定）．もっとも多く使用されているCFP/Cb配合点眼薬の内訳は，高齢患者（506例）ではラタノプロスト/カルテオロール配合点眼薬C275例（54.3％），ラタノプロスト/チモロール配合点眼薬C124例（24.7％），タフルプロスト/チモロール配合点眼薬C65例（12.8％），トラボプロスト/チモロール配合点眼薬C42例（8.3％）であった．若年・中年患者（304例）ではラタノプロスト/カルテオロール配合点眼薬C176例（57.9％），ラタノプロスト/チモロール配合点眼薬C75例（24.7％），タフルプロスト/チモロール配合点眼薬C34例（11.2％），トラボプロスト/チモロール配合点眼薬C19例（6.3％）であった．使用割合は高齢患者と若年・中年患者で同等であった（p＝0.094）．今回調査とC2020年の前回調査7）の患者背景（表5）を比較すると，年齢は高齢患者では有意に上昇し（p＜0.0001），若年・中年患者では同等であった（p＝0.202）．病型は高齢患者ではCPOAGが有意に増加し（p＜0.0001，C|2検定），正常高齢患者3,534例若年・中年患者1,769例p値年齢C76.4±6.8歳C53.4±8.5歳＜C0.0001男女比1,477：C2,057870：C899＜C0.0001病型正常眼圧緑内障1,678（C47.5％）1,032（C58.3％）＜C0.0001原発開放隅角緑内障1,148（C32.5％）490（C27.7％）C0.0004続発緑内障331（C9.4％）104（C5.9％）＜C0.0001原発閉塞隅角緑内障199（C5.6％）26（1C.5％）＜C0.0001高眼圧症177（C5.0％）109（C6.2％）C0.0819小児緑内障0（0C.0％）4（0C.2％）C0.0124レーザー既往症例189（C5.3％）31（1C.8％）＜C0.0001緑内障手術既往症例278（C7.9％）88（5C.0％）＜C0.0001眼圧緑内障，原発閉塞隅角緑内障，高眼圧症が有意に減少した（p＜0.05，C|2検定）．若年・中年患者ではCNTGが有意に減少した（p＜0.01，C|2検定）．レーザー治療既往症例は高齢患者では今回調査（5.7％）と前回調査（7.3％）で同等で（p＝0.486），若年・中年患者では今回調査（3.3％）が前回調査（1.8％）に比べて有意に増加した（p＜0.01，C|2検定）．緑内障手術既往症例は高齢患者では今回調査（10.5％）が前回調査（7.9％）に比べて有意に増加し（p＜0.0001，C|2検定），若年・中年患者では今回調査（6.1％）と前回調査（5.0％）で同等であった（p＝0.123）．使用薬剤数は高齢患者では今回調査（1.9C±1.4剤）が前回調査（1.8C±1.3剤）に比べて有意に増加し（p＜0.01，Mann-WhitneyU検定），若年・中年患者では今回調査（1.7C±1.3剤）と前回調査（1.7C±1.2剤）で同等であった（p＝0.251）．高齢患者では単剤例，4剤例，5剤例は前回調査に比べて有意に増加し（p＜0.001，p＜0.01，p＜0.01，C|2検定），若年・中年患者では単剤例は有意に減少した（p＜0.0001，C|2検定）．単剤例は高齢患者では前回調査に比べてCFP作動薬が有意に減少し（p＜0.001，C|2検定），EP2作動薬，ROCK阻害薬が有意に増加した（p＜0.05，C|2検定）．若年・中年患者では前回調査に比べてCFP作動薬，Ca2作動薬が有意に減少し（p＜0.001，C|2検定），EP2作動薬とCROCK阻害薬が有意に増加した（p＜0.001，p＜0.05，C|2検定）．一方，2剤例では高齢患者，若年・中年患者ともに前回調査と比べてCFP/Cb配合点眼薬が有意に増加し，CAI/Cb配合点眼薬が有意に減少した（p＜0.01，C|2検定）．高齢患者ではCFP作動薬＋b遮断薬とCCAI＋b遮断薬が前回調査に比べて有意に減少した（p＜0.0001，p＜0.05，C|2検定）．CIV考按今回調査の患者背景では緑内障病型で高齢患者と若年・中年患者の間に差がみられた．NTG，前視野緑内障が若年・中年患者で有意に多かったが，緑内障の早期発見，早期治療の啓発のためと考えられる．高眼圧症も若年・中年患者で有意に多かったが，高眼圧が長期間継続することで緑内障に移行する症例が多いことが原因と考えられる．小児緑内障も若年・中年患者で有意に多かったが，小児期からの緑内障のためと考えられる．レーザー治療既往症例，緑内障手術既往症例ともに高齢患者が若年・中年患者に比べて有意に多かったが，緑内障罹病期間が長くなるほどこれらの処置や手術を受ける患者が増加するためと考えられる．前回調査と比較すると高齢患者では平均年齢が有意に高くなったが，平均寿命の伸長が関与していると考えられる．緑内障病型は高齢患者，若年・中年患者ともにCNTGが減少したが，これは今回調査から緑内障病型に前視野緑内障を追加した影響と考えられる．前回調査のCNTGは高齢患者C1678例（47.5％），若年・中年患者C1,032例（58.3％）であった．今回調査のCNTG患者はC1,885例（44.6％），若年・中年患者C997例（47.5％）であった．これに今回調査の前視野緑内障の高齢患者C131例（3.1％），若年・中年患者C213例（10.1％）を加えると高齢患者2,016例（47.7％），若年・中年患者C1,210例（57.6％）となる．この合計値は前回調査のCNTGとほぼ同じ値である．若年・中年患者でレーザー治療既往症例が有意に増加したが，早い段階からの選択的レーザー線維柱帯形成術が行われている可能性がある．緑内障手術既往症例が高齢患者で有意に増加したが，白内障手術と同時に行うCiStent手術が増加したためと考えられる．今回調査では平均使用薬剤数は，高齢患者が若年・中年患者に比べて有意に多かった．高齢患者のほうが緑内障罹病期間が長いためと考えられる．単剤例ではCFP作動薬が高齢患者で有意に多く，EP2作動薬が若年・中年患者で有意に多かった．高齢患者は眼圧下降が，若年・中年患者では安全性，とくに美容的副作用12）が重視されていると考えられる．一方，CAIは高齢患者で有意に多かったが，点眼回数によるアドヒアランスが若年・中年患者では重視されていると考えられる．2剤例では，両群ともにCFP/Cb配合点眼薬がもっとも多く使用されており，若年・中年患者のほうがその割合は有意に多かった．一方，FP作動薬＋b遮断薬は高齢患者のほうが有意に多かった．高齢患者では配合点眼薬が使用可能になる以前から単剤併用していた症例が多かったためと考えられる．次に今回調査と前回調査の薬物治療の結果を比較した．高齢患者では使用薬剤数は今回調査では前回調査に比べて有意に増加したが，その理由として前回調査からのC4年間に新規の配合点眼薬（ブリモニジン/ブリンゾラミド配合点眼薬，ブリモニジン/リパスジル配合点眼薬）が使用可能となり，これらの配合点眼薬が追加投与されて多剤併用症例となったためと考えられる．実際に高齢患者ではC4剤例，5剤例が前回調査に比べて割合が有意に多くなった．若年・中年患者では単剤例が前回調査に比べて割合が有意に少なくなった．単剤例では高齢患者，若年・中年患者ともにCFP作動薬が前回調査に比べて有意に減少し，EP2作動薬，ROCK阻害薬が前回調査に比べて有意に増加した．FP作動薬の美容的副作用11）を好まず，美容的副作用の出現の少ないCEP2作動薬12）が多く使用されたと考えられる．しかし，EP2作動薬は偽水晶体では使用禁忌で，また僚眼が偽水晶体の場合も使用禁忌なので，とくに高齢者では投与する際に注意が必要である．2剤例では高齢患者，若年・中年患者ともにCFP/Cb配合点眼薬，CAI/Cb配合点眼薬が前回調査に比べて有意に増加した．一方，高齢患者ではCFP作動薬＋b遮断薬，CIA＋b遮断薬が前回調査に比べて有意に減少した．点眼薬を処方する際に，とくに高齢患者ではアドヒアランスを考慮していると考えられる．今回の研究の問題点として，使用薬剤を主に解析を行ったが，アドヒアランスについては調査を行わなかった．アドヒアランスでは誰が点眼を管理しているか（たとえば本人，家族，あるいは入所施設の職員など）が判明すれば，より正確にアドヒアランスを推定できる．しかし，今回はアンケート調査が煩雑になると回収率が減ることが心配されたので，最小限の項目しか調査しなかった．今回の参加施設には，地域的な偏りがみられた．関東地方68施設C5,695例，九州地方C6施設C233例，中国地方C3施設144例，北海道C3施設C128例，東北地方C1施設C75例，東海地方C1施設C48例だった．地域を統一して調査を行うのが理想であるが，現実的には症例数を増やすためにそのような調整はできなかった．今回調査をまとめると，高齢と若年・中年の緑内障患者の実態としてCPOAG，原発閉塞緑内障，続発緑内障が高齢患者に多く，そのほかの病型は若年・中年患者に多かった．レーザー治療既往歴，緑内障手術既往歴は高齢患者のほうが多かった．また，薬物治療を比較すると，使用薬剤数は高齢患者のほうが多かった．高齢患者，若年・中年患者ともに単剤例では依然としてCFP作動薬が最多だった．2剤例では，高齢患者，若年・中年患者ともにCFP/Cb配合点眼薬がもっとも多かった．前回調査7）との比較では，使用薬剤数が高齢患者では増加した．単剤例は高齢患者，若年・中年患者ともにFP作動薬が減少し，EP2作動薬とCROCK阻害薬が増加した．2剤例は高齢患者，若年・中年患者ともにCFP/Cb配合点眼薬が増加した．今後ますます配合点眼薬の使用が増加すると予想される．新しい緑内障の点眼薬が開発され，上市されると思われるので，薬物治療は日々変化すると考えられる．今後も継続的に緑内障薬物治療の実態に迫りたい．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）総務省：令和C6年統計トピックスCNo.142統計からみた我が国の高齢者2）内閣府：令和C2年版高齢社会白書（全体版），第C1章高齢化の状況3）日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン改訂委員会：緑内障診療ガイドライン（第C5版）．日眼会誌C126：85-177,C20224）高橋真紀子，内藤知子，溝上志朗ほか：緑内障点眼薬使用状況のアンケート調査（第一報）．あたらしい眼科C28：C1166-1171,C20115）高橋真紀子，内藤知子，溝上志朗ほか：緑内障点眼薬使用状況のアンケート調査（第二報）．あたらしい眼科29：555-561,C20126）内閣府：平成C28年版高齢社会白書（全体版），第C1章高齢化の状況7）藤嶋さくら，井上賢治，國松志保ほか：多施設による緑内障患者の実態調査2020年度版-高齢患者と若年・中年患者-．あたらしい眼科39：219-225,C20228）増本美枝子，井上賢治，塩川美菜子ほか：多施設による緑内障患者の実態調査高齢患者と若年・中年患者．臨眼C63：1897-1903,C20099）野崎令恵，井上賢治，塩川美菜子ほか：多施設による緑内障患者の実態調査C2009年度版─高齢患者と若年・中年患者．臨眼66：495-501,C201210）井上賢治，塩川美菜子，岡山良子ほか：多施設による緑内障患者の実態調査C2012年度版─高齢患者と若年・中年患者─．眼臨紀10：627-633,C201711）InoueCK.CShiokawaCM,CHigaCRCetal：AdverseCperiocularCreactionsCtoC.veCtypesCofCprostaglandinCanalogs.CEye（Lond）5：1465-1472,C201212）InoueCK.CShiokawaCM,CKatakuraCSCetal：PeriocularCadverseCreactionsCtoCOmidenepagCIsopropyl.CAmCJCOph-thalmolC237：114-121,C2022</p>
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		<title>Multi-Stimulus Vision Tester-binocularの視野異常検出能の検討</title>
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		<pubDate>Sat, 30 Aug 2025 15:27:02 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科42（8）：1070.1075，2025cMulti-StimulusVisionTester-binocularの視野異常検出能の検討宇田川さち子＊1松本長太＊2薄雄斗＊3,4青木宏文＊4東出朋巳 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科42（8）：1070.1075，2025cMulti-StimulusVisionTester-binocularの視野異常検出能の検討宇田川さち子＊1松本長太＊2薄雄斗＊3,4青木宏文＊4東出朋巳＊5岩瀬愛子＊3,4＊1金沢大学附属病院眼科＊2近畿大学眼科＊3たじみ岩瀬眼科＊4名古屋大学未来社会創造機構＊5金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学CEvaluationoftheVisualFieldAbnormalityDetectionCapabilityoftheMulti-StimulusVisionTesterBinocularSachikoUdagawa1）,ChotaMatsumoto2）,YutoSusuki3,4）,HirofumiAoki4）,TomomiHigashide5）andAikoIwase3,4）1）DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversityHospital,2）DepartmentofOphthalmology,FacultyofMedicineKindaiUniversity,3）TajimiIwaseEyeClinic,4）InstitutesofInnovationforFutureSociety,NagoyaUniversity,5）DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversitySchoolofMedicalSciencesCMulti-StimulusCVisionTester-binocular（MVT-b）は，自動車運転免許取得時または更新時の検査で視野異常の存在を患者が自覚するための非医療機器セルフチェックスクリーニングを目的として開発されたプログラムである．両眼開放下でタブレット端末を用いて視野異常のスクリーニングを簡便に行うことが可能である．本研究では，MVT-bの視野異常の検出能を検討することを目的とした．眼疾患があり両眼開放状態で視野異常がある患者（視野異常群）51名および健常人ボランティア（健常群）47名を対象とした．MVT-bの異常点数による健常群と視野異常群の判別能は，カットオフ値C3点で感度C88.2％，特異度C93.6％（AUC＝0.92，95％信頼区間：0.86.0.98）だった．特異度が最大となるカットオフ値C4点では，感度C84.3％，特異度C97.8％であった．健常群と進行した視野異常群の判別能は，カットオフ値C3点で感度C100％，特異度C84.8％（AUC＝0.98，95％信頼区間：0.96.1.00），特異度が最大となるカットオフ値C9点では，感度C82.1％，特異度C98.3％であった．以上のことから，MVT-bは視野異常をスクリーニングするツールとして有効であると考えられる．CTheCMulti-StimulusCVisionTester-binocular（MVT-b）isCaCprogramCdevelopedCforCnon-medical-deviceCself-checkscreeningtoraiseawarenessamongpatientsonthepresenceofavisual.eldabnormality（VFA）thatmayinterferewithdriving.AsitispossibletoeasilyscreenforVFAsusingatabletdevicewithbotheyesopen,thisstudyCaimedCtoCexamineCtheCMVT-b’sCabilityCtoCdetectCVFAs.CThisCstudyCinvolvedC51CpatientsCwithCeyeCdiseasesCwhohadbilateralVFAs（VFAgroup）and47healthyvolunteers（healthygroup）.TheMVT-bshowedasensitivi-tyof88.2％andaspeci.cityof93.6％（areaunderthereceiver-operatedcharacteristicscurve［AUC］＝0.92,95％Ccon.denceinterval［CI］：0.86-0.98）withCaCcuto.CvalueCofC3CabnormalCpointsCforCdistinguishingCbetweenCtheCnor-malhealthyandVFAgroups.Whenthecuto.wassetat4abnormalpoints,speci.citywasmaximizedat97.8％,withasensitivityof84.3％.ForthegroupwithadvancedVFAs（grade.5）,acuto.of3abnormalpointsachievedasensitivityof100％andaspeci.cityof84.8％（AUC＝0.98,95％CI：0.96-1.00）,whereasacuto.of9abnormalpointsmaximizedspeci.cityat98.3％withasensitivityof82.1％.Basedonthese.ndings,theMVT-bcanbecon-sideredane.ectivetoolforscreeningVFAs.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）42（8）：1070.1075,C2025〕Keywords：視野セルフチェック，両眼視野，非医療機器スクリーニング，緑内障．Multi-StimulusVisionTester-binocular,visual.eldself-check,binocularvisual.eld,non-medicaldeviceself-checkscreening,glaucoma.C〔別刷請求先〕宇田川さち子：〒920-8641石川県金沢市宝町C13-1金沢大学附属病院眼科Reprintrequests：SachikoUdagawa,Ph.D.,DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversityHospital,13-1Takara-machi,Kanazawa920-8641,JAPANC1070（136）はじめに視野異常は，眼疾患，頭蓋内疾患などによって生じる．しかし，視力低下と比較して，視野異常は自覚されにくいことが多く，とくに初期・中期に視力が低下しない疾患の場合，高度な視野異常が生じるまで疾患が発見されない場合がある1）．とりわけ「自動車運転」は視覚情報に大きく依存するタスクであり，安全運転のための視野異常について注意を喚起する研究が増えている2）．現在の日本における自動車運転免許の取得および更新においては，道路交通法施行規則第23条により，視力検査に合格すれば視野検査は行われないので，視力が良好な疾患の場合，高度な視野障害があっても免許取得が可能となる．そのため，眼科通院中で視野異常があって運転は危険と考えられる患者や，未発見の大きな視野異常のある患者が，自分の視機能は運転に問題ないと判断されたと考える可能性がある．2013年に日本眼科医会などの要請により，警察庁は「運転と安全に関する調査研究」を開始した3）．その結果，視野検査による視野異常の検出の重要性が確認され，2018年には，警察庁の調査研究において適性検査内で実施する「新たな視野検査器」のプロトタイプが提案され臨床評価も行われた．しかし，検査者・被検査者ともに視野検査機器に慣れない環境において短時間で有用な検査を実施するという課題は解決されず，検討課題のままとなっている4）．高齢者のさまざまな疾患や臨床症状に応じて各都道府県に設置された安全運転相談窓口で個別に運転の可否を判断する制度が導入され，運転免許証の自主返納に関する広報資料に視野異常に注意を促す文言が加えられたが，視野検査についてはまだ進展はしていない5）．Multi-StimulusVisionTester（MVT，株式会社クリュートメディカルシステムズ）は，パソコンやタブレットを利用して視野異常をスクリーニングできる視野チェックソフトであり，非医療機関でのスクリーニングを目的に開発された6）．なかでも，MVT-binocular（MVT-b）は，上記で警察庁が提案した「新たな視野検査器」のコンセプトを基に検査点位置（図1）を配置し，汎用性と操作性を重視して考案され，運転免許取得時または更新時の検査で視野異常の存在を患者が自覚するための非医療機器セルフチェックスクリーニングを目的として開発された．本研究では，MVT-bでの視野異常検出力と有用性を検討することを目的とした．CI対象と方法2024年C7.8月に，金沢大学附属病院眼科とたじみ岩瀬眼科に通院中で眼疾患があり両眼開放状態で視野異常がある患者（視野異常群）51名および健常人ボランティア（健常群）47名を対象とした（表1）．症例選択基準は，2群に共通することとして，自動車運転免許（第一種運転免許もしくは第二種運転免許）を保持し日常的に自動車運転をしていること，斜視がないこと，神経系に影響を及ぼす投薬歴がないこととした．視野異常群は，各眼にCHumphrey視野CSITACStandard24-2プログラム（HFA24-2）でCAndersonC&amp;Patellaの基準を満たす視野異常があり，左右眼のCHFA24-2を基に各検査点の実測感度が高いほうを選択して作成するCintegratedCvisual.eld（IVF）7）による両眼視野に異常がある例とした．IVFの視野異常判定については，採用された感度のパターン偏差確率プロットにより，5％以下の点が三つ以上隣接し，そのうちのC1点がC1％以下のものとした．健常群は，前眼部，中間透光体に異常がなく，正常開放隅角，眼疾患，視神経視路疾患がないこと，視野に影響を及ぼす眼科既往歴・眼手術歴がないこととした．両眼開放CEstermanテストとCHumphrey視野計CSITACStandard10-2プログラムとCMVT-bをC3カ月以内に実施した．MVT-bは，両眼開放下でタブレット端末を用いて視野異常のスクリーニングが簡便に行えるセルフチェックプログラムである．タブレット端末は被検者の眼前C25Ccmの距離に設置し，被検者自身が画面をタッチして操作する．視野チェック中は，timeof.ightセンサーを用いて視距離を検出し，調整を促す表示を行うことで，視野チェックプログラムにおいて重要な視距離を維持することが可能である．視野チェックは説明動画の視聴後，練習，本番の順で進行する．チェックでは，中心固視標（赤い星印）をタッチした後に呈示されるC2.3個の点滅視標が呈示された位置をタッチする操作を繰り返す．中心視野のチェック後に，固視標が画面の四隅に順次移動し，同様の手順で周辺視野をチェックする（図2）．各検査点において，1回目の視標呈示でタッチの応答がない場合にのみ，2回目の視標呈示を行い，2回ともタッチの応答がなかった点を異常点としてカウントした．今回，MVT-bの異常点数による視野異常群と健常群の判別のほかに，進行した視野異常群の判別も検討した．進行した視野異常群の定義は，自動視野計を用いた視覚障害等級（視野障害，表2）の算出基準による視覚障害C5級以上に該当する症例とした．MVT-bによる感度・特異度，健常群と視野異常群および進行した視野異常群を分別するCreceiverCoperatingcharacteristiccurves（ROC）曲線を算出し，ROC曲線下面積（areaunderthereceiveroperatingcharacteris-ticcurve：AUC）を検討した（図3,4）．2群間の有意差検定には，Mann-WhitneyのCU検定を用い，危険率C5％未満を有意とした．統計学的検討にはCSTATAsoftware（バージョンC18.0，StataCorpLLC）を用いた．本研究は，日本視野画像学会のモビリティと視機能委員会運転と視野研究班による研究として，金沢大学医学倫理審査委員倫理審査委員会の承認を受けて行った（試験番号：714466）．ヘルシンキ宣言を遵守し，インフォームド・図1MVT-bの検査点配置検査点は全体でC42点存在し，上下方向は最大C21°，左右方向は最大C34°までの範囲である．中心視野チェックではC28点を刺激し，そのうちC10°円内にはC10点の検査点が含まれる．固視標を画面の四隅に移動して行う周辺視野チェックでは，上方のC2象限でC6点，下方のC2象限でC8点の計C14点を刺激する．表1患者背景健常群視野異常群p値年齢（歳）C69.3±10.1（C50.C86）C68.3±11.2（C44.C89）C0.7487＊性別（男性/女性）C26/21C20/31C0.156＊＊右眼視力（logMAR）C.0.09±0.09（.0.18.C0.15）C0.07±0.38（.0.18.C1.9）Cp＝0.0001＊左眼視力（logMAR）C.0.08±0.10（.0.18.C0.15）C0.12±0.51（.0.11.C1.9）Cp＝0.0009＊＊Mann-WhitneyのCU検定＊＊Fisherの正確確率検定logMAR：logarithmicminimumangleofresolution.図2MVT-bの外観タブレット端末は被検者の眼前C25Ccmの距離に設置する．被検者自身が画面をタッチして操作する．視野チェック中は，タブレット端末の正面上方にあるCTimeCofCFlightセンサーが視距離を検出し，視距離を維持することが可能である．表2自動視野計を用いた視覚障害等級（視野障害）自動視野計両眼開放CEstermanテスト視認点数10-2プログラム両眼中心視野視認点数2級20点以下3級70点以下40点以下4級5級100点以下40点以下SensitivitySensitivityAreaunderROCcurve＝0.9835図3健常群と視野異常群を分別するreceiveroperatingcharacteristiccurves曲線健常群と視野異常群の判別能については，Youden法に基づく最適な異常点数のカットオフ値はC3点で感度C88.2％，特異度C93.6％（AUC＝0.9295％CCI：0.86.0.98），特異度が最大となるのは4点で感度C84.3％，特異度C97.8だった．コンセントを行い，研究に対する同意取得が得られた被検者に対して行った．CII結果視野異常群の原因疾患は全例が緑内障であった．両眼開放CEsterman視野の視認点数は，健常群でC116.9±3.6（108.120），視野異常群でC100.0±18.2（37.120）であり，健常群のほうが有意に多かった（p＜0.001）．視野異常群C51例のうち，進行した視野異常群（視野障害等級C5級以上該当例）はC39例（76.5％）で，視認点数はC95.5±18.4（37.120）だった．また，視野障害等級非該当例はC12例（23.5％）で，視認点数はC114.8±6.0（103.120）であり，進行した視野異常群（視野障害等級C5級以上該当例）のほうが有意に低かった（p＜0.001）．なお，健常群と視野障害等級非該当例では視認点数に有意差はみられなかった（p＝0.2882）．MVT-bの異常点数は，健常群がC0.6±1.2（0.7）点，視野異常群がC14.5±10.6（0.38）点であり，視野異常群のほうAreaunderROCcurve＝0.9207AUC：areaunderthereceiveroperatingcharacteristiccurve.図4進行した視野異常群か否かを分別するreceiveroperatingcharacteristiccurves曲線進行した視野異常群の判別能については，Youden法に基づく最適なカットオフ値はC3点で，感度C100％，特異度C84.8％，AUC＝0.98（95％CI：0.96.1.00），特異度が最大となる異常点のカットオフ値はC9点で，感度C82.1％，特異度C98.3％だった．が有意に多かった（p＜0.001）．視野異常群のうち進行した視野異常群の異常点数はC17.8C±9.6（3.38）点，視覚障害等級非該当例ではC3.5±4.2（0.12）点であり，いずれも健常群と有意差がみられた（p＜0.001，p＝0.0259）．MVT-bの検査時間は，健常群がC126.7±37.7（78-249）秒，視野異常群がC212.0±74.3（97-445）秒で，視野異常群の所要時間が有意に長かった（p＜0.001）．全例が初めてMVT-bを操作したが，検査を理解できなかった例や検査不可例はなかった．MVT-bの異常点数による健常群と視野異常群の判別能は，Youden法に基づく最適なカットオフ値は3点で，感度C88.2％，特異度C93.6％，AUC＝0.92（95％信頼区間：0.86.0.98）だった．特異度が最大となる異常点C4点をカットオフ値すると感度はC84.3％，特異度はC97.8％であった．進行した視野異常群の判別能については，Youden法に基づく最適なカットオフ値はC3点で，感度C100％，特異度84.8％，AUC＝0.98（95％信頼区間：0.96.1.00）だったが，特異度が最大となる異常点のカットオフ値はC9点で，感度82.1％，特異度C98.3％だった．CIII考按日本ではC2023年（令和C5年）の運転免許統計8）によると，総保有者数C81,862,728人，そのうちC65歳以上がC19,838,119人，80歳以上でもC3,036,530人に上り，多くの高齢者が運転免許を保有している．一方，視覚障害を引き起こす原因疾患の統計によると，近年，高齢化に伴い視覚障害C2級を申請する症例が増加し，とくに原因疾患のなかでは緑内障による症例が増加している9）．疫学調査的にも多治見スタディによれば，緑内障は年齢が高くなるほど有病率が上昇し，高齢人口の増加とともに，緑内障に罹患する患者数が増加することが予想される．一方で，同スタディの潜在患者に関する報告では，調査診断時点で全体のC89.5％が無自覚・無症状であり，とくに日本に多い正常眼圧緑内障ではC95.5％が未発見であったとされている10）．CJohnson11）らによれば，10,000人の視野スクリーニングの結果，全体のC3.3％に視野異常があり，そのC57.6％はその視野異常を自覚していなかった．さらに，全体のC1.1％に認められた両眼視野異常のある被験者は，年齢・性別をマッチさせた正常視野を有する対照被験者に比べて，交通事故率および交通違反率がC2倍以上高いと報告している．ドライビングシミュレータによる研究では，正常者に人工的に視野狭窄を作成してドライビングシミュレータでの事故発生件数を検討したところ，視野狭窄の程度が強いほど事故率が増加することが確認されている12）．運転には，視力，視野，眼球運動などの視機能全般が重要な役割を果たし，視野異常があっても代償機能が効果的な場合は安全運転可能であるとの報告もある13,14）．しかし，視野異常を自覚していない運転者において，自己運転制限は期待できない．現時点で，すでにある視野異常に気づいてもらうことや，自身の視機能を認識してもらうことは，安全運転指導や疾患の治療あるいは進行抑制に役立つともいえる．MVT-bによる正常視野群と視野異常群の判別能力は，Youden法を用いたカットオフ値計算において，視野異常群全体と進行した視野異常群の両者で，異常点C3点と区別がつかなかったが，特異度を重視すると，視野異常群ではカットオフはC4点，進行した視野異常群はC9点をカットオフ値とするのがよいと考えられた．しかし，今後は他疾患での検討や視野異常の部位やパターンとの関係について，十分に多数な症例での検討が必要である．そして，このような検出の限界を踏まえても，進行した視野異常群にあたる症例，つまり視覚障害C5級以上の症例について，視野異常を自覚するための非医療機器を用いた簡易視野スクリーニングとしての有用性が確認された．タブレットによるCMVT-bは，自己チェックによる簡易スクリーニングツールとして，進行した視野異常のスクリーニングに特化した「視野異常に気づく」ための一手段である．一方で，運転適性の判断という点からみると，MVT-bは，眼球運動や頭の動き，反応時間や，有効視野などとの関連は把握できない．今回は視野検査の経験がある被検者が多かったが，実際にスクリーニング検査を行う場面では，視野検査の経験がない被検者やタブレット端末の使用経験がない被検者も存在することが予想される．検査中の固視不良の監視評価，学習効果や再現性などの問題も含め今後の課題である．なお，MVT-bによるスクリーニング結果で視野異常を指摘された者には，臨床的な精密検査を眼科医療機関において実施し，その後の対策を立てる必要がある．自動車運転の可否は，症例ごとに医師などによる個別の診断と評価を踏まえ，警察などの安全運転の指導を通じて総合的に判断されるべきものと考える．利益相反：宇田川さち子（該当なし），松本長太（P），薄雄斗（該当なし），青木宏文（該当なし），東出朋巳（F：HeidelbergEngineering），岩瀬愛子（F：HeidelbergCEngineering）文献1）IwaseCA,CSuzukiCY,CAraieCMCetal：CharacteristicsCofundiagnosedCprimaryCopen-angleCglaucoma：TheCTajimiCStudy.OphthalmicEpidemiolC21：39-44,C20142）MannersCS,CMeulenersCLB,CNgCJOCetal：BinocularCvisualC.eldClossCandCcrashrisk：anCeFOVIDCpopulation-basedCstudy.OphthalmicEpidemiolC18：1-8,C20243）警察庁：視野と安全運転の関係に関する調査研究（調査研究報告書平成C25年度），20144）警察庁：「高齢運転者交通事故防止対策に関する提言」の具体化に向けた調査研究に係る視野と安全運転の関係に関する調査研究（調査研究報告書平成C31年C3月）．警察庁CWebサイトChttps://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/koureiunt-en/menkyoseido-bunkakai/vision/vision_report.pdf5）国家公安委員会，警察庁：平成C30年警察白書，p116-170,C20186）松本長太：緑内障と視野視野に魅せられたC37年．あたらしい眼科C38：1051-1063,C20217）CrabbDP,ViswanathanAC,McNaughtAIetal：Simulat-ingbinocularvisual.eldstatusinglaucoma.BrJOphthal-molC82：1236-1241,C19988）警察庁交通局運免許課：令和C5年運転免許統計．警察庁webサイトChttps://www.npa.go.jp/publications/statistics/Ckoutsuu/menkyo.html9）MatobaCR,CMorimotoCN,CKawasakiCRCetal：ACnationwideCsurveyCofCnewlyCcerti.edCvisuallyCimpairedCindividualsCinCJapanCforCtheC.scalCyearC2019：impactCofCtheCrevisionCofCcriteriaCforCvisualCimpairmentCcerti.cation.CJpnCJCOphthal-molC67：346-352,C202310）日本緑内障学会：日本緑内障学会多治見疫学調査報告書（2000-2001年）．https://www.ryokunaisho.jp/general/Cekigaku/tajimi.php11）JohnsonCC,CKeltnerJ：IncidenceCofCvisualC.eldClossCinC20,000CeyesCandCitsCrelationshipCtoCdrivingCperformance.CArchOphthalmolC101：371-375,C198312）UdagawaCS,COhkuboCS,CIwaseCACetal：TheCe.ectCofCcon-centricCconstrictionCofCtheCvisualC.eldCtoC10CandC15CdegreesConCsimulatedCmotorCvehicleCaccidents.CPLoSCOneC13：e0193767,C201813）OkamuraCK,CIwaseCA,CMatsumotoCCCetal：AssociationCbetweenCvisualC.eldCimpairmentCandCinvolvementCinCmotorCvehicleCcollisionCamongCaCsampleCofCJapaneseCdriv-ers.TranspResPartFC62：99-114,C201914）CrabbCDP,CAmithCND,CRauscherCFGCetal：ExploringCeyeCmovementsCinCpatientsCwithCglaucomaCwhenCviewingCaCdrivingscene.PLoSOneC5：e9720,C201015）OwsleyCC,CMcGwinCGJr：VisionCandCdriving.CVisionCResC50：2348-2361,C2010＊＊＊</p>
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		<title>多数例による上方視神経部分低形成と緑内障合併の検討</title>
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		<pubDate>Sun, 29 Jun 2025 15:22:14 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《第35回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科42（6）：742.747，2025c多数例による上方視神経部分低形成と緑内障合併の検討金森章泰＊1,2金森敬子＊1＊1医療法人社団かなもり眼科クリニック＊2神戸大学大学院医学 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第35回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科42（6）：742.747，2025c多数例による上方視神経部分低形成と緑内障合併の検討金森章泰＊1,2金森敬子＊1＊1医療法人社団かなもり眼科クリニック＊2神戸大学大学院医学研究科外科系講座眼科学分野CALarge-ScaleStudyoftheAssociationofSuperiorOpticNerveHypoplasiaandGlaucomaAkiyasuKanamori1,2）andNorikoKanamori1）CKanamoriEyeClinic1）,KobeUniversityGraduateSchoolofMedicine,DivisionofOphthalmology,DepartmentofSurgery2）目的：上方視神経部分低形成（SSOH）は日本人ではC300人にC1人程度の有病率とされ，まれではない．緑内障発症のリスク因子とされ，ときどき緑内障と誤診されているケースが散見される．目的はCSSOHの臨床像を検討し，緑内障合併例を分類することである．対象と方法：光干渉断層計（OCT）・眼底写真からCSSOHと判断したC130眼について，緑内障の合併の有無や視野検査結果等を検討した．結果：年齢・屈折値・HFA24-2のCMD・眼軸長の平均値は48.1歳，.4.20D，.1.79CdB，25.57Cmであった．緑内障性構造障害の有無について以下のようにグループ分けを行うことができた．SSOHのみ群C40眼，黄斑部にかかる網膜内層構造障害合併群C17眼，前視野緑内障合併群C52眼，緑内障合併群C21眼．そのうちCSSOHによる視野欠損を生じていたのはC9眼，10眼，10眼，11眼であった．結論：SSOHにおいて，前視野緑内障を含む緑内障合併例は多数みられた．黄斑部にかかる上方の網膜神経線維層欠損はCSSOHの広がりによるものか，緑内障性かの判断が困難であった．CPurpose：Superiorsegmentalopticnervehypoplasia（SSONH）hasanestimatedprevalenceofapproximately1CinCeveryC300CJapaneseCpeople,CsoCitCisCnotCaCrareCdisease.CHowever,CSSONHCisCconsideredCaCriskCfactorCforCtheCdevelopmentofglaucomaandisoccasionallymisdiagnosedasglaucoma.ThepurposeofthisstudywastoexaminetheclinicalfeaturesofSSONHandclassifycaseswithglaucoma.PatientsandMethods：Inthisstudy,weexam-inedCtheCpresenceCorCabsenceCofCglaucomaCandCvisualC.eldCtestC.ndingsCofC130CeyesCdiagnosedCasChavingCSSONHCbasedConCopticalCcoherenceCtomographyCandCfundusCimaging.CResults：TheCmeanCpatientCage,CrefractiveCvalue,CHumphreyCFieldCAnalyzerC24-2CmeanCdeviation,CandCaxialClengthCwereC48.1Cyears,C.4.20D,C.1.79dB,CandC25.57Cmm,respectively.The130eyesweregroupedaccordingtothestructuralglaucomatouschangeasfollows：C40eyeswithSSONHonly,17eyeswithganglioncellcomplex（GCC）damageintheuppermacular,52eyeswithpreperimetricglaucoma,and21eyeswithglaucoma.Ofthose,visual.elddefectsduetoSSONHoccurredin9,10,10,and11eyes,respectively.Conclusion：ManycasesofSSONHwerecomplicatedwithglaucoma,includingpre-perimetricCglaucoma,CsoCitCwasCdi.cultCtoCdetermineCwhetherCtheCGCCCdefectsCinCtheCupperCmaculaCwereCdueCtoCthespreadofSSONHorwereglaucomatous.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）42（6）：742.747,C2025〕Keywords：上方視神経部分低形成，緑内障，合併，光干渉断層計．superiorsegmentalopticnervehypoplasia,glaucoma,coexisting,opticalcoherencetomography.Cはじめに上方視神経部分低形成（superiorCsegmentalCopticCnervehypoplasia：SSOH）は視神経乳頭の上方から鼻側にかけての軽度の先天的形成異常とされる．日本人における有病率は，多治見スタディで集積された眼底写真の判読より，0.3％とされている1）．さらに，193名の自覚症状のない大学生における研究では，SSOHの頻度はC2.6％（全員CGoldmann視野に異常が確認されている）という報告もある2）．日常診療ではよくみかける状態であるにもかかわらず，SSOHの診断基準は明確ではないうえに，SSOHの約半数は視野欠損がないとも報告されており1），その場合はいっそう診断が困難になることもある．SSOHの形態的特徴は，①網膜上方の網〔別刷請求先〕金森章泰：〒673-0892明石市大明石町C1-6-1パピオスあかしC3Fかなもり眼科クリニックReprintrequests：AkiyasuKanamori,M.D.,Ph.D.,KanamoriEyeClinic,1-6-1-3F,Ohakashi-cho,Akashi-city,Hyogo673-0892,CJAPANC742（100）膜神経線維層（retinalCnerveC.berlayer：RNFL）欠損，②乳頭上部の蒼白化，③乳頭上方の強膜のChalo，④乳頭における網膜中心動脈起始部の上方偏位，の四つがあげられているが3），日本人ではこれらの特徴がすべてそろうことは少ないとされている4,5）．また，SSOHと緑内障合併例の症例報告に加え，SSOHがあると緑内障の発症率がC5倍になるとされる6）．一般的な開放隅角緑内障は急に発症することはなく，その前の病期である視野が正常な前視野緑内障（preperimet-ricglaucoma：PPG）を併発している例はさらに多いと思われる．今回，多数例のCSSOHと緑内障の合併程度から，分類を試みたので報告する．CI対象と方法本研究は診療録から調査した後ろ向き研究である．プロトコールはヘルシンキ宣言に基づいており，兵庫県医師会倫理審査委員会の承認のもと，対象から文書による同意を得て行った．2017年C6月.2023年C12月にかなもり眼科クリニックを受診し，SSOHと診断した患者を対象とした．SSOHの診断は眼底所見および光干渉断層計（opticalcoherencetomogra-phy：OCT），視野検査によって総合的に行った．OCTは緑内障とCSSOHの鑑別に有用とされる7）．OCTはCRetinaScan-DUO（ニデック）を用いた．乳頭マッププログラムにて視神経形状ならびに乳頭周囲網膜神経線維層（circumpap-illaryCretinalCnerveC.berlayer：cpRNFL）厚を測定した．黄斑部解析では，黄斑部網膜内層構造（ganglionCcellCcom-plex：GCC）を計測した．GCCは網膜神経線維層＋網膜神経節細胞層＋内網状層の厚みからなる複合体厚である．視野はCHumphreyCFieldAnalyzer（HumphreyZeiss社）のCHum-phrey24-2SITA-standardを用いて測定を行った．本研究の選択基準は，矯正視力がC0.7以上，眼軸長がC30mm未満，良好なスキャンが取得されていること，および信頼性のある視野検査の結果が得られていることとした．26mm以上の眼軸長のある眼ではCOCTに内蔵された長眼軸補正プログラムでデータ補正を行った．眼底検査および眼底写真で上方・下方どちらかにでも視神経乳頭リムの狭窄および網膜神経線維層欠損がみられる緑内障性視神経乳頭変化に加え，OCTによる緑内障性構造障害があり，それに一致する視野欠損基準を満たすものを緑内障と診断した．信頼性のある視野検査（固視不良C20％未満，偽陰性C15％未満，偽陽性15％未満）において，視野検査結果が以下のいずれかの基準を満たした場合に緑内障性視野異常と定義した．①パターン偏差確率プロットにおいて，隣接した位置にC3点以上がC5％未満の確率を示し，そのうち少なくとも1点がC1％未満の確率を示した場合，②パターン標準偏差の確率がC5％未満の場合，③緑内障半視野検査が正常範囲外であると示した場合（AndersonとCPatellaの基準に従う）である．PPGは緑内障性構造障害があるものの緑内障性視野障害がないものと定義した．本研究では，角膜および硝子体手術の既往，角膜混濁，臨床的に有意な白内障，網膜疾患（黄斑上膜，黄斑円孔，糖尿病網膜症など），および非緑内障性視神経症の既往がある眼は除外した．CII結果対象患者はC100例C130眼である．患者の年齢は平均C±標準偏差C48.1C±11.9歳，男性41例54眼，女性59例76眼であった．等価球面度数はC.4.20±3.47D，眼軸長はC25.57C±1.70mm，Humphrey視野Cmeaddeviation（MD）値はC.1.79C±3.02CdBであった．SSOHと緑内障との鑑別を考えるにあたり，OCT解析結果をもとに判断すると，臨床上，四つのパターンがあると考えられた（図1,2）．①単純な鼻上側のSSOH（SSOH群），②鼻上側のCSSOHによる構造障害に連続した黄斑部にかかるCGCC障害があるもの（＋a群），③CSSOH＋PPG（＋P群），④CSSOH＋緑内障（＋G群）である．結果は，SSOH群40眼，＋a群C17眼，＋P群C52眼，＋G群C21眼に分類された．表1に各群の背景を示す．年齢や眼軸，角膜厚に群間差はなかったものの，HFAのCMD値は有意に緑内障群で低かった（ANOVA，p＜0.01）．表2に示すとおり，片眼性のものはC30例あり，SSOH群C14眼，Ca群6眼，＋P群10眼，＋G群C0眼であった．つぎに，両眼での各群の分布を検討すると，SSOH群がC11例，Ca群3例，＋P群17例，＋P群6例と74％（＝34/50）は多くは両眼とも同じ分類に入り，この分類には両眼性が存在すると思われた．SSOHによる視野欠損の有無により，各群の眼数を検討した（表3）．視野欠損あり群はCSSOH群と＋a群で比較したところ，視野欠損ありが＋a群のほうが有意に多かった（Fisher検定，p＝0.013）．一方，＋a群は低形成程度が強い群と考えると，＋a群のほうがよりCSSOH視野欠損を有する症例が多い結果は妥当な結果と思われる．＋G群でも＋P群に比べCSSOHの視野欠損のある例が多かった（Fisher検定，p＝0.009）．つぎに，OCTのCdisc解析による視神経乳頭形状について検討した（表4）．垂直視神経乳頭陥凹比はC4群で有意な差はなかったが，視神経乳頭面積は有意に＋a群が小さかった（ANOVA，p＝0.014）．CIII考按SSOHに関する報告はいくつか過去にされているが，いずれも数十例までの報告で，100例を越えるような多数例による検討はC1報のみである．Yagasakiらは日本人において，眼底写真でCSSOHと診断したC106眼について報告しており，図1右眼が＋a群，左眼がSSOH群の症例d左列：右眼．右列：左眼．Ca,b：眼底写真ではとくに右眼で低形成が著しい．Cc：cpRNFL，GCC解析で両眼とも上側のCcpRNFL減少がみられる．Cd：GCC解析で右眼は上方のGCCの減少がみられる．左眼は網膜神経線維の走行に沿ったCGCCの菲薄化があるようにみえるが，眼底写真で明らかな乳頭陥凹拡大はない．Ce,f：Goldmann視野計では右眼は下半分が大きく欠損している．左眼は楔状の視野欠損が下方にみられる．Cg：Humphrey視野検査（24-2）では右眼のみ下方の視野欠損を認める．左眼は正常視野である．fg図2判別がつきにくい症例（両眼とも＋P群とした）左列：右眼．右列：左眼．Ca,b：両眼ともCSSOHの所見があり，視神経乳頭陥凹拡大および神経線維束欠損（↑）もある．Cc：cpRNFL解析では上.鼻側にかけてCcpRNFL減少を両眼ともに認める．下方のcpRNFL減少も認める．Cd：GCC解析では，右眼はCSSOHに連続した上方のCGCC障害に加え，下方に緑内障による神経線維束欠損を認める．＋a群の障害もあるが，＋P群に分類した．左眼上方は，図中の黒丸で囲んだ部分はSSOHであり，SSOH障害に連続していない図中の白丸で囲んだ部分は緑内障性変化と判断した．Ce,f：Goldmann視野計では，右眼は下方の視野欠損があるが，扇状ではなく，一見，緑内障様である．左眼は上方，および耳下側への扇状の軽度の視野欠損を認める．g：Humphrey視野C24-2では，右眼はCSSOHによる視野欠損を認める．左眼の耳側視野欠損は低形成でよいが，上側の視野欠損は黄斑部GCC下方欠損程度からするとかなり上方であり，緑内障にしては非典型的である．下方の部分低形成も混在すると考える．cdg表14分類の臨床的背景年齢（歳）眼軸（mm）角膜厚（Cμm）HFAMD（dB）SSOHのみ（n＝40）C46.0±12.0C25.67±1.74C535.6±32.8C.1.48±2.41＋a（n＝17）C41.5±11.2C24.68±1.60C528.4±26.1C.1.66±2.88＋P（Cn＝52）C50.3±11.2C25.60±1.30C531.6±37.4C.0.76±2.82＋G（Cn＝21）C51.9±11.3C26.02±2.47C506.2±33.9C.5.06±3.51＊表2片眼性と両眼性で分けた場合の4分類の眼数片眼性のもの：3C0例両眼性のもの（9通り）：5C0例・SSOHのみ：1C4例・両眼CSSOHのみ：1C1例・SSOH＋a：6例・SSOHと＋a：1例・SSOH＋P：1C0例・SSOHと＋P：2例・SSOH＋G：なし・SSOH＋G：1例・両眼＋a：3例・＋aと＋P：1例・＋aと＋G：3例・両眼＋P：1C7例・＋Pと＋G：5例・両眼＋G：6例表4OCTによる視神経乳頭形状解析結果視神経乳頭面積（mmC2）垂直視神経乳頭陥凹比SSOHのみ（n＝40）C2.44±0.67C0.52±0.13＋a（n＝17）C2.05±0.41＊C0.44±0.14＋P（Cn＝52）C2.56±0.70C0.51±0.21＋G（Cn＝21）C2.52±0.99C0.60±0.14その中で緑内障との合併例はC6例だったとしている8）．106眼中COCT検査が行われたのはC35眼のみで，全例では網膜や視神経の詳細な検討はなされていない．本研究では多数例のCSSOHを対象とし，OCT所見を踏まえて緑内障の合併具合を検討し，分類を試みた．本研究では上方から鼻上側にかけて単純にCOCTのCcpRNFLでの菲薄化があるものを単純なSSOH群としたが，これはCSSOHが視神経乳頭鼻上側の局所的な低形成であるという従来の概念に相応する．しかし，スペクトラルドメインCOCTの登場により，黄斑部網膜内層が障害されている症例が多数存在することがわかり，こういった症例をプラスアルファの障害があると認識し，＋a群として定義づけた．この群では視野障害が単純なCSSOHより多いことや，視神経乳頭面積が小さい結果を踏まえると，より低形成具合が大きいものと思われる．部分低形成ではない，いわゆる視神経低形成は視力不良例や黄斑形成異常を多く伴うが，36眼の視神経低形成に関する研究では視神経乳＊p＜0.01表3SSOHの視野欠損の有無と4分類の眼数SSOHの視野異常なし（眼）SSOHの視野異常あり（眼）SSOHのみ（n＝40）C31C9＋a（n＝17）C7C10＋P（Cn＝52）C42C10＋G（Cn＝21）C11C9頭面積と視力が有意な相関があると報告され，本研究結果を裏付けるものである9）．＋a群でみられるCGCC菲薄化が，網膜神経線維層の障害のみか，あるいは網膜神経節細胞の障害を伴うかは本研究で用いたCOCTはこのC2層を分離して解析できないためこれ以上の推測はできないが，層別解析を行うことができるスペクトラリスCOCTなどがあればさらなる解析が可能と思われる．また，四つの分類はC1名の眼科医のみ（AK）で行った．とくに，図2の左眼のような非典型的な症例や微妙な緑内障性構造障害については判定者により判断が変わることもあり得るため，より正確な議論を行うには複数名による判定が望ましいと思われる．SSOHは比較的よくみられ，緑内障が合併しているかどうかで患者への対応が変わる．緑内障があれば，より綿密なフォローが必要であり，その診断は非常に重要である．視神経乳頭下方に緑内障性変化がある場合はCSSOHがあっても診断はつきやすい．しかし，上方にたとえば網膜神経線維束欠損のような緑内障性変化がある場合は，SSOHによる構造的変化が混在すると判別が非常に困難となる．本研究では＋a群と＋P群に分類したが，図2に示すような症例も多々あり，明確な診断基準を示すことは困難である．SSOHはもともと小乳頭であることや視神経乳頭形状がいびつなことも多く，緑内障性視神経乳頭陥凹拡大の有無での診断もむずかしいと思われる．視野欠損が生じているようであれば参考にできるが，PPGだとそれも不可能である．本研究のような横断的研究では解決しえず，緑内障であれば進行性であるので，判断に迷った際は経過観察が必要となり，今後の縦断的研究も必要と思われる．SSOH以外にも，頻度は少ないが鼻側・下方の視神経部分低形成もある．SSOHは治療の必要ない状態であるにもかかわらず緑内障と間違われることもあり10），緑内障点眼加療をされてしまっているケースも散見される．本研究で多数得られたCOCTのCdisc解析や黄斑部解析の結果を用いて，今後の研究でよりよい診断方法について検討する予定である．利益相反：利益相反公開基準に該当なし1）YamamotoT,SatoM,IwaseA：SuperiorsegmentaloptichypoplasiaCfoundCinCTajimiCEyeCHealthCCareCProjectCpar-ticipants.JpnJOphthalmolC48：578-583,C20042）岡野真弓，深井小久子，尾崎峯生：上方視神経低形成の頻度─20歳前後における頻度─神経眼科C24：389-386,C20073）KimCRY,CHoytCWF,CLessellCSCetal：SuperiorCsegmentalCopticChypoplasia.CaCsignCofCmaternalCdiabetes.CArchCOph-thalmolC107：1312-1315,C19894）HashimotoCM,COhtsukaCK,CNakazawaCTCetal：ToplessCopticCdiskCsyndromeCwithoutCmaternalCdiabetesCmellitus.CAmJOphthalmolC128：111-112,C19995）UnokiK,OhbaN,HoytWF：Opticalcoherencetomogra-phyofsuperiorsegmentaloptichypoplasia.BrJOphthal-molC86：910-914,C20026）LeeHJ,OzakiM,OkanoMetal：Coexistenceanddevel-opmentofanopen-angleglaucomaineyeswithsuperiorsegmentalCopticChypoplasia.CJCGlaucomaC24：207-213,C20157）YamadaCM,COhkuboCS,CHigashideCTCetal：Di.erentiationCbyCimagingCofCsuperiorCsegmentalCopticChypoplasiaCandCnormal-tensionglaucomawithinferiorvisual.elddefectsonly.JpnJOphthalmolC57：25-33,C20138）YagasakiA,SawadaA,ManabeYetal：ClinicalfeaturesofsuperiorCsegmentalCopticChypoplasia：hospital-basedCstudy.JpnJOphthalmolC63：34-39,C20199）Skriapa-MantaCA,CVenkataramanCAP,COlssonCMCetal：CCharacteristicCdeviationsCofCtheCopticCdiscCandCmaculaCinCopticCnerveChypoplasiaCbasedConCOCT.CActaCOphthalmolC102：922-930,C202410）WuCJH,CLinCCW,CLiuCCHCetal：SuperiorCsegmentalCopticCnervehypoplasia：aCreview.CSurvCOphthalmolC67：1467-1475,C2022C＊＊＊</p>
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		<title>緑内障患者における視野障害部位によるアイフレイル自己チェック</title>
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		<pubDate>Sun, 29 Jun 2025 15:20:12 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《第35回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科42（6）：731.735，2025c緑内障患者における視野障害部位によるアイフレイル自己チェック井上賢治＊1塩川美菜子＊1國松志保＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊3＊1井上眼科 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第35回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科42（6）：731.735，2025c緑内障患者における視野障害部位によるアイフレイル自己チェック井上賢治＊1塩川美菜子＊1國松志保＊2富田剛司＊1,3石田恭子＊3＊1井上眼科病院＊2西葛西・井上眼科病院＊3東邦大学医療センター大橋病院CSelf-CheckofEyeFrailtybyAreasofVisualFieldImpairmentinGlaucomaPatientsKenjiInoue1）,MinakoShiokawa1）,ShihoKunimatsu-Sanuki2）,GojiTomita1,3）CandKyokoIshida3）1）InouyeEyeHospital,2）NishikasaiInouyeEyeHospital,3）DepartmentofOphthalmology,TohoUniversityOhashiMedicalCenterC目的：緑内障患者の視野障害部位の違いによるアイフレイル状況を検討した．方法：原発開放隅角緑内障患者で両眼に上方のみ（上方群）あるいは上下両方（上下群）に視野障害を有するC141例を対象とした．10項目のアイフレイル自己チェックを施行し，2群で比較した．結果：症例は上方群C108例，上下群C33例だった．チェック数は上方群C3.5C±2.2個，上下群C4.3C±2.3個で同等だった（p＝0.07）．チェック項目は上方群では「①目が疲れやすくなった」60例，「⑥まぶしく感じやすい」57例，上下群では「⑥まぶしく感じやすい」22例，「⑤眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった」21例が多かった．各項目の発現頻度の比較では，「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」のみが上下群（60.6％）で，上方群（38.9％）より有意に多かった（p＜0.05）．結論：緑内障患者では下方視野が段差や階段歩行に重要である．CPurpose：Toinvestigateeyefrailtyinglaucomapatientswithdi.erentsitesofvisual.eld（VF）impairment.SubjectsandMethods：ThisCstudyCinvolvedC141CpatientsCwithCprimaryCopen-angleCglaucomaCandCbilateralCVFCdefectsinupper-areaonly（UpperGroup［UG］）orboththeupperandlowerarea（Upper/LowerGroup［ULG］）C.A10-itemeyefrailtyself-checkwasadministered,withthe.ndingscomparedbetweenthetwogroups.Results：CTherewere108CUGand33CULGcases.Themeannumberofcheckswas3.5±2.2inUGand4.3±2.3inULG,whichwassimilar（p＝0.07）C.COfCtheC108CUGCcases,C60ChadCeasilyCfatiguedCeyesCandC57ChadCsensitivityCtoCglare.COfCtheC33CULGCcases,C22ChadCsensitivityCtoCglareCandC21ChadCpoorCvisionCevenCwithCglasses.CComparingCtheCfrequencyCofCoccurrenceCofCtheCspeci.cCitems,ConlyCfeelingCunsafeConCstepsCandCstairsCwasCsigni.cantlyCmoreCfrequentCinCULG（60.6％）thaninUG（38.9％）（p＜0.05）C.Conclusion：InCglaucomaCpatients,CgoodClowerCVFCfunctionCisCimportantCforstepandstairuse.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C42（6）：731.735,C2025〕Keywords：アイフレイル，緑内障，視野障害，アイフレイル自己チェック，下方視野．eyefrail,glaucoma,visual.elddisorders,eyefrailchecklist,lowervisual.eld.Cはじめにアイフレイルは日本眼科啓発会議がC2021年に提唱した概念で，「加齢に伴って眼の脆弱性が増加することに，さまざまな外的，内的要因が加わることによって視機能が低下した状態，また，そのリスクが高い状態」と定義されている1）．アイフレイルを設定した目的は，時に感じる見にくさや眼の不快感を単に「歳のせい」にせず，自身の視機能における問題点の早期発見を促すこと，また，眼の健康についての意義を広く持続的に向上させることである．そして，アイフレイル啓発用のツールとしてセルフチェックリスト（図1，以下，アイフレイル自己チェック）が作成された2）．アイフレイル自己チェックの質問はC10項目で構成されており，二つ以上該当した人はアイフレイルの可能性があると記載されている．各チェック項目の患者別・疾患別の出現頻〔別刷請求先〕井上賢治：〒101-0062東京都千代田区神田駿河台C4-3井上眼科病院Reprintrequests：KenjiInoue,M.D.,Ph.D.,InouyeEyeHospital,4-3Kanda-Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo101-0062,JAPANC0910-1810/25/\100/頁/JCOPY（89）C731図1アイフレイルチェックリスト（文献C2より引用）度については数多くの報告がある3.8）．緑内障患者を対象とした報告では，視野障害早期群に比べて後期群でアイフレイル自己チェックの平均チェック数が有意に多かった3）．緑内障患者は，視野障害の進行によりCQOL（生活の質）が低下すると考えられる．しかし，視野障害部位によるアイフレイル状況の報告は過去にない．そこで今回は，原発開放隅角緑内障患者のうち以下に示す患者を対象として10項目のアイフレイル自己チェックを施行し，その結果を比較した．CI対象2023年C9月.2024年C5月に井上眼科病院を受診した原発開放隅角緑内障患者で，両眼に上方のみ（以下，上方群），あるいは上下両方（以下，上下群）に視野障害を有するC141例を対象とした．視野障害の有無の判定は，Anderson-Patella9）の基準を用いた．パターン偏差確率プロットで，最周辺部の検査点を除いてCp＜5％の点がC3個以上隣接して存在し，かつ，そのうちC1点がCp＜1％の場合を視野障害ありとした．視力低下によるアイフレイル自己チェックへの影響を排除するために，悪いほうの眼の矯正視力がC0.7以下の症例は除外し，上方群と上下群の患者背景（年齢，性別，矯正視力，視野障害）を比較した．矯正視力はよいほうの眼（log-MAR）を，視野障害はCHumphrey視野中心C30-2プログラムCSITA-StandardのCMeanDeviation（以下，MD）値のよいほうの眼を用いた．10項目のアイフレイル自己チェックを外来受診時に施行した．上方群・上下群で平均チェック数，チェック数C2個以上の症例割合，各項目のチェック割合について調査・比較した．上方群・上下群の年齢，矯正視力，視野CMD値，平均チェック数の比較はCMann-WhitneyのCU検定を用いて解析した．性別（男女比），チェック数C2個以上の症例の割合，項目ごとのチェック割合の比較はCFisherの直接法を用いて解析した．統計学的検討では有意水準をCp＜0.05とした．本研究は井上眼科病院の倫理審査委員会で承認を得た．研究の趣旨と内容を患者に開示し，患者の同意を文書で得た．CII結果対象症例は上方群C108例，上下群C33例だった．各群の患表1上方群，上下群の患者背景項目上方群C108例上下群C33例Cp年齢（歳）C66.2±12.0（3C7.C88）C66.4±10.3（4C3.C86）C0.985性別（男：女）42：6C616：1C7C0.419よいほうの眼の矯正視力（logMAR）C.0.08±0.05（C0.20.C.0.10）C.0.08±0.05（C0.10.C.0.10）C0.593よいほうの眼の視野MD値（dB）C.5.34±3.49（1C.9.C.14.4）C.11.46±4.43（.2.79.C.20.55）＊＊＜C0.0001＊＊p＜0.0001（Mann-whitnerのCu検定）表2アイフレイルチェックリストのチェック数上方群上下群チェック数チェックした症例％チェックした症例％C0C76.5％C00.0％C1C1110.2％C412.1％C2C1816.7％C515.2％C3C2220.4％C412.1％C4C1917.6％C515.2％C5C1413.0％C412.1％C6C76.5％C412.1％C7C43.7％C39.1％C8C43.7％C412.1％C9C00.0％C00.0％C10C21.9％C00.0％表3アイフレイルチェックリストの項目別チェック割合上方群上下群項目チェックチェックした症例％した症例％CpC①目が疲れやすくなったC6055.6％C1957.6％＞0.999②夕方になると見にくくなることがあるC4945.4％C1957.6％0.337③新聞や本を長時間見ることが少なくなったC5450.0％C1545.5％0.444④食事の時にテーブルを汚すことがあるC109.3％C412.1％0.750⑤眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなったC5349.1％C2163.6％0.250⑥まぶしく感じやすいC5752.8％C2266.7％0.442⑦まばたきしないと見えないことがあるC3633.3％C1236.4％0.840⑧まっすぐの線が波打って見えることがあるC1110.2％C50.0％0.003⑨段差や階段で危ないと感じたことがあるC4238.9％C2060.6％＊0.044⑩信号や道路標識を見落としたことがあるC98.3％C618.2％0.206＊p＜0.05者背景は，年齢，性別，よいほうの眼の矯正視力は同等だっで同等だった（p＝0.07）（表2）．チェック数C2個以上の症例た（表1）.よいほうの眼の視野CMD値は，上方群が上下群には上方群C90例（83.3％）と上下群C29例（87.9％）で同等だっ比べ有意に良好だった（p＜0.0001）．た（p＝0.08）．平均チェック数は上方群C3.5C±2.2個と上下群C4.3C±2.3個チェック項目は，上方群では「①目が疲れやすくなった」60例（55.6％），⑥「まぶしく感じやすい」57例（52.8％），「③新聞・本を長時間見ることが少なくなった」54例（50.0％）の順に多かった（表3）．上下群では「⑥まぶしく感じやすい」22例（66.7％），「⑤眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった」21例（63.6％），「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」20例（60.6％）の順に多かった．各項目の発現頻度を比較すると「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」のみが上下群（60.6％）で上方群（38.9％）よりも有意に多かった（p＜0.05）．CIII考按今回のアイフレイル自己チェックでの患者のチェック数は，上方群（よいほうの眼の視野CMD値C.5.34±3.49CdB）でC3.5±2.2個，上下群（よいほうの眼の視野CMD値C.11.46±4.43CdB）でC4.3C±2.3個だった．宮本らの報告3）でのチェック数は，早期視野群（よいほうの眼の視野CMD値C.0.21±1.28dB）でC2.7C±1.7個，後期視野群（よいほうの眼の視野CMD値.5.56±5.03CdB）でC3.8C±2.0個だった．よいほうの眼の視野CMD値が悪化するほどチェック数が増加すると考えられる．同様に，チェック数がC2個以上の患者の割合は今回の上方群C83.3％，上下群C87.9％，宮本ら3）の早期視野群C78.8％，後期視野群C82.8％でほぼ同等の結果だった．緑内障では初期から，また，視野障害が上方のみにあるうちからアイフレイル状況に陥ることが判明した．項目別では，今回の上方群では「①目が疲れやすくなった」（55.6％）が多く，宮本らの報告3）の全症例でも「①目が疲れやすくなった」（59.8％）が最多だった．また，今回は「⑥まぶしく感じやすい」（52.8％），「③新聞や本を長時間見ることが少なくなった」（50.0％）の順に多く，これらの項目は宮本らの報告3）でもそれぞれC42.3％，47.4％と多かった．上下に及ぶ視野障害を有する今回の上下群では，「⑥まぶしく感じやすい」（66.7％），「⑤眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった」（63.6％），「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」（60.6％）の順に多く，宮本らの報告3）でチェックされた項目と比較すると，⑥以外は異なっていた．以上をまとめると，緑内障では初期には眼が疲れやすくなり，まぶしく感じることが多くなる可能性があると考えられる．白内障と羞明には関連があるC.アイフレイル自己チェックの「⑥まぶしく感じやすい」は白内障でも発生しやすいことが判明している8）．筆者らが調査した白内障手術前の患者のアイフレイル自己チェックでは「⑥まぶしく感じやすい」がもっとも多く，79.2％（38例/48例）だった8）．今回は，白内障を有していても矯正視力がC0.7以下の症例は除外したため，白内障の重症例は対象に含まれていない．しかし，白内障が軽度であっても羞明を感じる人もいるため，以下に白内障の有無による羞明の影響を検討した．今回の対象で片眼でも白内障を有していた症例は，上方群C50.0％（54例/108例），上下群C54.5％（18例/33例）だった．上方群と上下群の症例割合は同等だった（p＝0.694）．白内障を有していた症例のうち⑥まぶしく感じやすいをチェックした症例は上方群51.9％（28例/54例），上下群C72.2％（13例/18例）で，上方群と上下群の症例割合は同等だった（p＝0.173）．一方，白内障を有していない症例（水晶体が鮮明あるいは偽水晶体眼）のうち⑥まぶしく感じやすいをチェックした症例は上方群C57.4％（31例/54例），上下群C69.2％（9例/13例）で，上方群と上下群の症例割合は同等だった（p＝0.538）．そのため「⑥まぶしく感じやすい」は，今回の症例では白内障の有無による上方群と上下群の差に影響は及ぼさなかったと考えた．今回は「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」のみが上下群と上方群でチェックした患者数に差があり，前者が後者に比べて有意にチェックした症例が多かった．この⑨の項目を放置すると転倒につながると考える．Blackらは緑内障患者における転倒の危険因子の解析を行い，下方の視野障害が重篤化するほど転倒リスクが上昇したと報告した10）．Yukiらは下方周辺視野障害を有する女性緑内障患者は転倒に伴い怪我をしやすい可能性があると報告した11）．また，転倒に至らなくても，転倒恐怖感が出現すると考える．Adachiらは転倒恐怖感発症のリスク要因を検討したところ，下方周辺視野障害を有する緑内障患者のリスクが高かったと報告した12）．今回の結果とこれらの報告10.12）から，緑内障患者では，下方視野が段差や階段歩行には重要で，下方視野障害を有する緑内障患者ではとくに転倒に注意が必要である．今回の研究の問題点として，上下群では視力障害を有さず上下に視野障害を有する症例を対象としたため症例数が少なく，上下群と上方群の対象者数が異なった．また，上下群と上方群だけでなく下方群も対象としたほうがより詳細が判明した可能性があるが，今回は実現できなかった．さらにチェック項目の「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」のみで上下群と上方群の間にチェックした患者の割合に有意差があった．段差や階段の歩行には視野だけではなく，筋力や認知能力なども関与していると考えられるが，それらの影響を考慮することはできなかった．おわりに今回は，両眼の上方あるいは上下に視野障害を有する原発開放隅角緑内障症例でアイフレイル自己チェックを施行した．平均チェック数とチェック数C2個以上の症例の割合に差はなかった．しかし，緑内障では初期から，また視野障害が上方のみにあるうちからアイフレイル状況に陥ることがわかった．また，チェック項目の「⑨段差や階段で危ないと感じたことがある」が上下群で上方群よりも有意に多く，下方視野が段差や階段歩行に重要であると考えられる．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）辻川明孝：「アイフレイル」対策における眼科医の役割C.日本の眼科92：957-958,C20212）アイフレイル日本眼科啓発会議：アイフレイル啓発公式サイトChttps://www.eye-frail.jp/3）宮本大輝，市村美香，落合峻ほか：広義原発開放隅角緑内障患者に対するアイフレイルチェックリストの有用性の検討．眼科65：571-578,C20234）ItokazuCM,CIshizukaCM,CUchikawaCYCetal：RelationshipCbetweenCeyeCfrailtyCandCphysical,Csocial,CandCpsychologi-cal/cognitiveCweaknessesCamongCcommunity-dwellingColderadultsinJapan.IntJEnvironResPublicHealth19：C13011,C20225）井上賢治，天野史郎，徳田芳浩ほか：初診患者のアイフレイル調査．臨眼77：662-668,C20236）藤嶋さくら，井上賢治，天野史郎ほか：高齢患者のアイフレイル調査．臨眼77：373-378,C20237）山田昌和，平塚義宗，鹿野由利子ほか：Web調査によるアイフレイルチェックリストの検証．日眼会誌C128：466-472,C20248）井上賢治，砂川広海，徳田芳浩ほか：白内障手術によるセルフチェックリストの改善効果．臨眼78：380-385,C20249）AndersonCDR,CPatellaVM：ComparisonCofCtheCnormal,CpreperimetricCglaucoma,CandCglaucomatousCeyesCwithCupper-hemi.elddefectsusingSD-OCT.AutomatedStaticPerimetry2ndedtion,p121-190,Mosby,St.Louis,199910）BlackAA,WoodJM,Lovie-KichinJEetal：Inferior.eldlossCincreasesCrateCofCfallsCinColderCadultsCwithCglaucoma.COptomVisSciC88：1275-1282,C201111）YukiCK,CAsaokaCR,CTubotaCKCetal：InvestigatingCtheCin.uenceCofCvisualCfunctionCandCsystemicCriskCfactorsConCfallsCandCinjuriousCfallsCinCglaucomaCusingCtheCstructuralCequationmodeling.PLosOneC10：e0129316,C201512）AdachiS,YukiK,Awano-TanabeSetal：Factorsassoci-atedwithdevelopingafearoffallinginsubjectswithpri-maryCopen-angleCglaucoma.CBMCCOphthalmolC18：39,C2018C＊＊＊</p>
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		<title>Descemet膜角膜内皮移植術（DMEK）後の眼圧推移の検討</title>
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		<pubDate>Fri, 30 May 2025 15:23:37 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科42（5）：613.617，2025cDescemet膜角膜内皮移植術（DMEK）後の眼圧推移の検討武田将人＊1,2林孝彦＊1,3井田泰嗣＊1,2水木悠喜＊1,2清水俊輝＊2,3黒木翼＊1,2山上聡 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科42（5）：613.617，2025cDescemet膜角膜内皮移植術（DMEK）後の眼圧推移の検討武田将人＊1,2林孝彦＊1,3井田泰嗣＊1,2水木悠喜＊1,2清水俊輝＊2,3黒木翼＊1,2山上聡＊3水木信久＊2＊1国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院眼科＊2横浜市立大学医学部眼科学教室＊3日本大学医学部視覚科学系眼科学分野CExaminationofIntraocularPressureChangesafterDescemetMembraneEndothelialKeratoplasty（DMEK）MasatoTakeda1,2）C,TakahikoHayashi1,3）C,YasutsuguIda1,2）C,YukiMizuki1,2）C,ToshikiShimizu2,3）C,TsubasaKuroki1,2）C,SatoruYamagami3）andNobuhisaMizuki2）1）DepartmentofOphthalmology,YokohamaMinamiKyosaiHospital,2）DepartmentofOphthalmology,YokohamaCityUniversitySchoolofMedicine,3）DivisionofOphthalmology,DepartmentofVisualSciences,NihonUniversitySchooolofMedicineC目的：角膜移植後は拒絶反応抑制のため，副腎皮質ステロイド点眼の使用が不可欠であり，術後の眼圧上昇や緑内障が問題となる．Descemet膜角膜内皮移植術（DMEK）術後では拒絶反応が低いことが報告されており副腎皮質ステロイド点眼の使用を減らせる可能性があるが，アジアからの報告はない．本研究では日本人眼におけるCDMEK術前後での眼圧変化の推移を検討したので報告する．結果：対象眼はC91眼，術前眼圧は平均C12.1CmmHgであった．術後平均眼圧は，1週間後：12.7CmmHg，1カ月後：10.7CmmHg，3カ月後：12.8CmmHg，6カ月後：12.9CmmHg，12カ月後：12.7CmmHg，24カ月後：12.1CmmHg，36カ月後C12.4CmmHg，48カ月後C14.1CmmHg，60カ月後C13.3CmmHg，であった．術後どの測定時点においても，有意な眼圧変化は認めなかった．結論：DMEKの眼圧に対する影響は軽微であることが示唆された．CPurpose：AfterCcornealCtransplantation,CcorticosteroidCadministrationCisCessentialCtoCpreventCrejectionCofCtheCimplantedCcornealCgraft.CMoreover,CcornealCtransplantationCincreasesCtheCriskCofCincreasedCintraocularCpressure（IOP）andglaucoma,regardlessofthemethodofkeratoplastyused.ComparedwithpenetratingkeratoplastyandDescemetCstrippingCautomatedCendothelialCkeratoplasty,CDescemetCmembraneCendothelialkeratoplasty（DMEK）isClessCinvasiveCandCisCalsoCreportedlyCassociatedCwithCaClowerCprobabilityCofCincreasedCIOPCandCglaucomaCpostCsur-gery.Inthisstudy,weinvestigatedchangesinIOPbeforeandafterDMEKsurgeryinJapaneseeyes.Rsesults：CThisCstudyCinvolvedC91CeyesCthatCunderwentCDMEK,CandCtheCaverageCpreoperativeCIOPCwasC12.1CmmHg.CConclu-sion：Nosigni.cantchangesinIOPwereobservedatanytime-pointofthepostoperativefollow-upperiod,thussuggestingthatDMEKhasonlyaminore.ectonIOP.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C42（5）：613.617,C2025〕Keywords：Descemet膜角膜内皮移植術（DMEK），眼圧上昇，緑内障．Descemetmembraneendothelialkerato-plasty（DMEK）C,increasedintraocularpressure,glaucoma.CI背景Descemet膜角膜内皮移植術（DescemetCmembraneCendo-thelialkeratoplasty：DMEK）は，角膜内皮細胞とCDes-cemet膜を移植する手術方法である．DMEKは他の術式と比較して視機能がよく，拒絶反応が起こりにくいため，長期的な透明治癒率が良好であるといわれている1.4）．角膜移植術の術後合併症のうち，眼圧上昇は失明につながりうる重要な合併症の一つであり，全層角膜移植術以外のどの手術方法においても起こりうる5）．DMEKにおける術後の眼圧上昇の機序は，早期タイプと後期タイプに分けられることが知られている6.8）．〔別刷請求先〕武田将人：〒236-0037神奈川県横浜市金沢区六浦東C1-21-1横浜南共済病院眼科Reprintrequests：MasatoTakeda：DepartmentofOphthalmology,YokohamaMinamiKyosaiHospital,1-21-1MutsuurahigashiKanazawa,Yokohama,Kanagawa236-0037,JAPANC術後早期の眼圧上昇の重要なメカニズムは，気泡による隅角閉塞である．DMEKでは移植片の接着のため，前房内に気泡を注入し仰臥位を保持する．前房内の気泡が瞳孔ブロックを生じる恐れがあるため，周辺虹彩切除も行われる．術後後期の眼圧上昇のメカニズムとしては，ステロイド誘発性緑内障および持続的な炎症があげられる．ステロイドのDMEK術後の使用は，内皮拒絶反応を予防し，移植片の生存を維持するために不可欠であるが，長期的な使用によりステロイド誘発性の眼圧上昇を引き起こす．また，DMEK術後の炎症が長期間持続する場合には，虹彩前癒着が形成され，隅角を閉塞し眼圧上昇をきたす6.8）．DMEK後の眼圧上昇についての既報は，MaierらのC2014年，2021年の報告を除いては希少であり，DMEK術後C36カ月以上の長期にわたる眼圧の推移の報告はアジアではいまだなく，またこれまでの報告は欧米諸国からのものであった7,9）．本研究では，アジア人患者におけるCDMEK術前後の眼圧の推移について，36カ月以上の長期にわたり観察し検討を行った．CII方法本研究は，DMEKを施行されたアジア人における後向きコホート研究であり，横浜南共済病院倫理委員会より承認を得て実施した（承認番号：1-19-11-11）．対象者は，2015年C1月.2021年C2月に横浜南共済病院にてCDMEKを施行された患者である．既往に緑内障があっても，点眼で眼圧コントロールが良好である場合には検討対象とした．すべてのDMEKは同一術者により行った．また，通院を中断した患者やドナー由来の原発性移植片機能不全と判断された患者は除外した．手術は点眼，瞬目，球後麻酔下で行った．まず，ドナー移植片をC0.06％トリパンブルーまたはC0.1％ブリリアントブルーCG（BBG）にて染色し（2016年C1月以降CBBGを使用），各症例に応じたサイズ径で移植片を作製した．次に，3カ所のサイドポートとC2.8Cmm上方強角膜切開を行い，8Cmm径大でCDescemet膜.離を行ったのち，下方最周辺部に虹彩切除を行った．採取した移植片を眼内レンズ挿入器具（アキュジェクトユニフィット）に装.し，前房内へ移植片を挿入した．その後，空気あるいはC20％六フッ化硫黄（SCF6）ガスで移植片の展開・固定を行い手術終了とした（SFC6ガスはC2017年C10月以降に使用）．術後は移植片の生着を促すため，一定期間は仰臥位の保持を指示した．角膜上皮浮腫の強い患者では，視認性改善のために上皮.離除去を行った．すべての患者は，標準的なプロトコールに従い経過観察のための診察を受けた．気体の再注入は，大きく進行する移植片.離を瞳孔領域に認めた場合に行われた．DMEK術直後から，前房内の気泡がある限り仰臥位の保持を継続した．移植片が.離した場合には，20％CSFC6ガスの追加注入を行った．術後療法としてベタメタゾンリン酸ナトリウムC0.1％（ベタメタゾンリン酸エステルCNa・PF眼科耳鼻科用液C0.1％），レバミピドC2％（ムコスタ点眼液CUD2％），レボフロキサシン水和物C1.5％（レボフロキサシン点眼液C1.5％）をC1日C4回，ブロムフェナクナトリウム水和物C0.1％（ブロナック点眼液0.1％）をC1日C2回点眼継続した．術後炎症が改善したのち，べタメタゾンリン酸ナトリウムC0.1％をフルオロメトロンC0.1％（フルオロメトロン点眼液C0.1％）に変更した．術後の検査は細隙灯顕微鏡，前眼部光干渉断層計（opticalcoherencetomography：OCT）RS-3000（ニデック）を使用した．眼圧が術前と術後の両方ですべての眼において評価された．眼圧測定は，iCareIC200（以下，iCare，IcareCFin-land社）を使用してC1回測定された．本研究においては，iCareによる眼圧測定のバラつきを抑えるために特定の検査員が測定を行った．DMEK後の眼圧上昇は，眼圧≧22mmHg，またはベースライン眼圧からC10CmmHg以上の眼圧の増加と定義した．眼圧は，DMEKのC1週間後，1，2，3，6カ月後，そしてその後はC6カ月ごとに，iCareを使用して測定した．眼圧上昇をきたして抗緑内障薬を投与，もしくは緑内障手術を要した症例も眼圧値は実測値のまま解析を行った．CIII統計解析表作成において，量的変数と平均（標準偏差）と中央値（範囲：最小値-最大値）で要約し，質的変数を頻度と％で表現した．各時点の眼圧（術前，術後C1週間，1カ月，3カ月，6カ月，以降C6カ月ごと）を，術前眼圧を対照群とし多重比較検定であるCDunnett検定を行った．p値＜0.05を統計的に有意であると規定した．統計分析は，JMPProバージョン16.2.0（SASInstitute）を使用して行った．CIV結果DMEKを受けたC91眼の連続症例（男性C32人，女性C59人，右眼C52眼，左眼C39眼）を解析した．表1にCDMEKを施行された症例の術前の特徴を示す．平均年齢はC74.9C±7.4歳，平均観察期間はC31.2C±16.1カ月，平均眼軸長はC23.5C±1.6Cmmであった．すべての眼はCDMEK施行時に眼内レンズ挿入眼であった．術前視力はClogMAR視力C0.79C±0.50，術前眼圧はC12.6C±0.4CmmHgであった．DMEKの適応疾患は，Fuchs角膜内皮ジストロフィ（n＝27），原発閉塞隅角症（primaryCangleclosure：PAC）に伴う角膜内皮障害（n＝27），落屑症候群（n＝14），無水晶体眼水疱性角膜症（n＝9），偽水晶体眼水疱性角膜症（n＝7），ぶどう膜炎（n＝2），虹彩角膜内皮症候群（ICE症候群）（n＝2），全層角膜移植後の内皮機能不全（n＝2），鉗子分娩（n＝1）であった．術前に緑内障を指摘されていた症例はC19例あり，原発閉塞隅角緑内障，原発開放隅角緑内障，落屑緑内障，正常眼圧緑内障，続発緑内障の順に多かった．そのうち術前に抗緑内障薬を点眼していたのはC17例であった．術前に緑内障手術を受けた症例は，レーザー虹彩切開術がC91例中C15例，トラベクレクトミーおよび選択的レーザー線維柱帯形成術を受けた症例がC1例であった．図1にCDMEK術後の平均眼圧の推移を示す．術後のいずれの時点でも術前眼圧と比較して有意な平均眼圧の上昇を認めなかった．急性期タイプの眼圧上昇はC6例認められたが，発症早期の処置により正常化した．再CbubblingはC24例（26％）で施行した．術後C1カ月後以降の後期に術前眼圧と比較してC10mmHg以上の眼圧上昇を認めた頻度はC19例（21％）であった．それらは術後C1.48カ月後に認められ，平均C9.7カ月，中央値はC5カ月だった．そのうちC16例（86％）については，早期にベタメタゾンからフルオロメトロンC0.1％に点眼が変更され，眼圧下降薬の点眼を開始し，正常眼圧となった．91例中C3例で眼圧コントロールが不良となり緑内障手術を施行した．3例はいずれの症例も術前に落屑緑内障を有していた．術式はCBaerverdtがC1例（術後C8カ月），Ahmed緑内障バルブインプラントがC1例（術後C12カ月），谷戸氏マイクロフックを用いたトラベクロトミー（術後C6カ月）がC1例であった．トラベクロトミーを行った症例は過去にトラベクレクトミーと選択的レーザー線維柱帯形成術を施行されていた．他のC2例は過去に緑内障手術の既往はなかった．いずれも術後は良好な眼圧コントロールを得た．術前から抗緑内障点眼を投与されていたのはC17眼であったが，それらの症例の術前の平均点眼本数はC1.81本，術後C1年での点眼本数は1.13本であった．CV考按本研究では平均観察期間C31.2カ月と長期に渡り，アジア人集団でのCDMEK術後の平均眼圧の推移を観察した．いずれの時期でも有意な平均眼圧の上昇を認めなかった．角膜移植後は移植片拒絶反応抑制のため，副腎皮質ステロイド点眼が必要であり，それによる術後の眼圧上昇や緑内障が問題となる．そのなかでCDMEK術後の拒絶反応率は非常に低く（約C1％）10,11），DMEKのC1カ月後に術後点眼薬を強ステロイド点眼から弱ステロイド点眼に変更したが，移植片拒絶反応率の上昇は観察されなかった．さらに，弱ステロイド点眼に変更することで眼圧の上昇と緑内障のリスクが減少することが報告されている．Priceら表1本研究に登録されたDescemet膜角膜内皮移植術適応症例の術前の臨床的特徴患者背景C性別男：女32：5C9人右眼：左眼52：3C9眼年齢，mean±SDC74.9±7.4歳Total観察期間，mean±SDC31.2±16.1カ月（n＝91）眼軸長，mean±SDC23.5±1.6Cmm術前視力，logMAR，mean±SDC0.79±0.50術前眼圧，mean±SDC12.6±0.4CmmHgFuchs角膜内皮ジストロフィー30％（n＝27）原発閉塞隅角症30％（n＝27）落屑症候群15％（n＝14）無水晶体眼水疱性角膜症10％（n＝9）偽水晶体眼水疱性角膜症8％（n＝7）ぶどう膜炎2％（n＝2）ICE症候群2％（n＝2）診断角膜移植後の内皮機能不全2％（n＝2）分娩損傷1％（n＝1）既存の緑内障23％（n＝19）原発閉塞隅角緑内障8％（n＝7）原発開放隅角緑内障5％（n＝5）落屑緑内障5％（n＝5）正常眼圧緑内障1％（n＝1）続発緑内障（ICE症候群）1％（n＝1）の報告では，強ステロイドであるプレドニゾロン点眼を継続した群に対して，術後C1カ月で弱ステロイドであるフルオロメトロン点眼に変更した群では，術後C1年で有意に眼圧上昇の頻度が少なかった（22％Cvs6％，p＝0.0005）10）．本研究でも術後のステロイド点眼は術後炎症の改善を認めた段階でベタメタゾンリン酸エステルC0.1％からフルオロメトロンC0.1％に変更した．ベタメタゾンの平均点眼期間はC7.9C±6.5カ月，中央値はC6.0カ月であった．術後速やかに点眼変更したことにより集団の平均眼圧の上昇を抑制できた可能性がある．本研究においては平均観察期間C31.2カ月の中で約C5人に1人（21.1％）がCDMEK術後に眼圧スパイクを生じていた．既報でもC36カ月でC18.8％の眼圧スパイクが報告されており9），本研究でも同様であることがわかった．本研究では，早急な眼圧下降薬の点眼により，ほとんどの症例で眼圧は正常化していたが，3例（3.2％）で眼圧コントロールがつかず緑内障手術が必要となった．最終的には，すべての症例で正常眼圧となった．既報ではCDMEK術後の眼圧上昇および緑内障の要因として，ステロイド点眼のほかに既往の緑内障，302520眼圧15105Pre平均眼圧（mmHg）12.612.110.712.812.912.712.612.111.912.411.814.114.313.3±0.4±0.4±0.4±0.4±0.4±0.4±0.4±0.5±0.6±0.7±0.8±0.9±1.0±1.5症例数n919191878879726240302116136図1Descemet膜角膜内皮移植術後の平均眼圧＊術前眼圧を対象群としたCDunnettの検定：全測定時点；p＞0.05C気泡誘発性の機械的隅角閉塞瞳孔ブロック，虹彩前癒着，術前眼圧，術前診断（移植片不全と水疱性角膜症）があげられている4,6,7,9,12）．緑内障手術が必要となったC3例はいずれの症例も術前に落屑緑内障を有しており，眼圧上昇のリスクとなっていたと考えられた．DMEK術後の眼圧推移に関する既報は欧米からのものが大多数を占めており，アジア人におけるCDMEK術後経過の報告は少ない．欧米諸国では角膜内皮細胞機能不全の原因としてCFuchs角膜内皮ジストロフィが多く13），それに対してアジア諸国ではCPACに対するレーザー手術や外科手術の割合が多いなどの疫学的な差異もある14）．本研究ではアジア人を対象としてCDMEK術後の眼圧推移を検討した．その結果，アジア人においてもCDMEK術後の眼圧上昇リスクが軽微であるが，落屑症候群など一部のハイリスク症例において眼圧コントロールが不良であることが示唆された．CVI本研究の限界本研究では術後炎症が落ち着いた段階でベタメタゾンからフルオロメトロンへ術後点眼を変更した．変更時期が一定ではなかったため，眼圧の推移にバラつきが生じた可能性がある．本研究では眼圧上昇をきたすリスク因子に関しては検討できていない．アジア人における眼圧上昇のリスク因子は既報の西洋諸国において報告されているリスク因子と異なる可能性があり，今後の検討課題である．VII結論本研究ではアジア人集団においてCDMEK術後の観察期間中いずれの時期も有意な集団の平均眼圧の上昇を認めなかった．DMEKはアジア人においても術後長期間にわたり眼圧上昇が生じにくいことが示唆された．ただし，一部の患者では眼圧上昇の危険性があるため注意が必要である．利益相反：利益相反公表基準に該当なし文献1）LiCS,CLiuCL,CWangCWCetal：E.cacyCandCsafetyCofCDes-cemet’sCmembraneCendothelialCkeratoplastyCversusCDes-cemet’sCstrippingCendothelialkeratoplasty：ACsystematicCreviewCandCmeta-analysis.CPLOSCONEC12：e0182275,C20172）DengCSX,CLeeCWB,CHammersmithCKMCetal：DescemetCmembraneCendothelialkeratoplasty：safetyCandCout-comes：aCreportCbyCtheCAmericanCAcademyCofCOphthal-mology.OphthalmologyC125：295-310,C20183）StuartCAJ,CRomanoCV,CVirgiliCGCetal：DescemetC’sCmem-braneendothelialkeratoplasty（DMEK）versusDescemet’CsCstrippingCautomatedCendothelialkeratoplasty（DSAEK）Cforcornealendothelialfailure.CochraneDatabaseSystRevC6：CD012097,C20184）TrindadeBLC,EliazarG：Descemetmembraneendotheli-alkeratoplasty（DMEK）：anCupdateConCsafety,Ce.cacyCandCpatientCselection.CClinCOphthalmolC13：1549-1557,C20195）AndersCLM,CGatzioufasCZ,CGrieshaberMC：ChallengesCinCtheCcomplexCmanagementCofCpost-keratoplastyCglaucoma.CTherAdvOphthalmolC13：25158414211031397,C20216）NaveirasM,DirisamerM,ParkerJetal：Causesofglau-comaCafterCDescemetCmembraneCendothelialCkeratoplasty.CAmJOphthalmolC153：958-966,Ce1,C20217）MaierCAK,CWolfCT,CGundlachCECetal：IntraocularCpres-sureCelevationCandCpost-DMEKCglaucomaCfollowingCDes-cemetCmembraneCendothelialCkeratoplasty.CGraefesCArchCClinExpOphthalmolC252：1947-1954,C20148）RockCD,CBartz-SchmidtCKU,CRockCTCetal：AirCbubble-inducedChighCintraocularCpressureCafterCDescemetCmem-braneCendothelialCkeratoplasty.CCorneaC35：1035-1039,C20169）MaierAB,PilgerD,GundlachEetal：Long-termresultsofCintraocularCpressureCelevationCandCpost-DMEKCglauco-maCafterCDescemetCmembraneCendothelialCkeratoplasty.CCorneaC40：26-32,C202110）PriceCMO,CPriceCFWCJr,CKruseCFECetal：RandomizedcomparisonCofCtopicalCprednisoloneCacetate1％CversusC.uorometholone0.1％CinCtheC.rstCyearCafterCDescemetCmembraneCendothelialCkeratoplasty,CCorneaC33,C880-886,C201411）SchrittenlocherCS,CSchaubCF,CHosCDCetal：EvolutionCofCconsecutiveDescemetmembraneendothelialkeratoplastyoutcomesCthroughoutCaC5-yearCperiodCperformedCbyCtwoCexperiencedCsurgeons.CAmCJCOphthalmolC190,C171-178,C201812）MaierCAK,CGundlachCE,CGonnermannCJCetal：Retrospec-tiveCcontralateralCstudyCcomparingCDescemetCmembraneCendothelialCkeratoplastyCwithCDescemetCstrippingCauto-matedCendothelialkeratoplasty.CEye（Lond）C29：327-332,C201513）EyeBankAssociationofAmerica：2014eyebankingsta-tisticalCreport,CEyeCBankCAssociationCofCAmerica,CWash-ingtonD.C.,201514）NishinoCT,CKobayashiCA,CYokogawaCHCetal：AC10-yearCreviewofunderlyingdiseasesforendothelialkeratoplasty（DSAEK/DMEK）inCaCtertiaryCreferralChospitalCinCJapan.CClinOphthalmolC12：1359-1365,C2018＊＊＊</p>
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