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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 視神経</title>
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		<title>imo vifa を用いたコントラスト感度検査の再現性と 有用性の検討</title>
		<link>https://www.atagan.jp/article/20251217.htm</link>
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		<pubDate>Tue, 30 Dec 2025 15:17:23 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科42（12）：1555.1565，2025cimovifaを用いたコントラスト感度検査の再現性と有用性の検討水上菜美＊1後藤克聡＊1荒木俊介＊1,2山下力＊1,2三木淳司＊1,2＊1川崎医科大学眼科 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科42（12）：1555.1565，2025cimovifaを用いたコントラスト感度検査の再現性と有用性の検討水上菜美＊1後藤克聡＊1荒木俊介＊1,2山下力＊1,2三木淳司＊1,2＊1川崎医科大学眼科学1教室＊2川崎医療福祉大学リハビリテーション学部視能療法学科CRepeatabilityandClinicalUtilityofContrastSensitivityTestingUsingImovifaNamiMizukami1）,KatsutoshiGoto1）,SyunsukeAraki1,2）C,TsutomuYamashita1,2）CandAtsushiMiki1,2）1）DepartmentofOphthalmology1,KawasakiMedicalSchool,2）DepartmentofOrthoptics,FacultyofRehabilitation,KawasakiUniversityofMedicalWelfareC目的：視機能評価機Cimovifa（クリュートメディカルシステムズ）を用いたコントラスト感度（CS）検査の再現性と有用性を検討した．対象および方法：正常眼を対象にC3回連続測定を行い，級内相関係数（ICC）により再現性を評価した．また，白内障CI（視力良好群），白内障CII（視力不良群），視神経疾患，正常群のC4群間でCCSを比較検討した．検査条件は明所と暗所，片眼遮閉下と両眼開放下，視標はリングと縞とし，コントラスト曲線下面積（AULCSF）値を定量した．結果：正常眼のCAULCSF値のCICCはC0.88.0.97と全条件下で高かった．白内障CIIと視神経疾患群の明所CSは白内障CIよりも有意に低下した（p＜0.05）．視神経疾患のCCSは正常群よりも低空間周波数での低下が顕著であった．結論：imovifaのCAULCSF値はいずれの条件下でも高い再現性を示し，各疾患において通常の視力検査では検出できない視覚の質の評価に有用であることが示唆された．CPurpose：ToCevaluateCtheCrepeatabilityCandCclinicalCutilityCofCcontrastsensitivity（CS）testingCusingCtheCimovifa（CREWTCMedicalSystems）visualC.eldCanalyzer.CSubjectsandMethods：RepeatabilityCwasCassessedCbyCper-formingthreeconsecutivemeasurementsonnormaleyesandcalculatingtheintraclasscorrelationcoe.cient（ICC）C.CSwascomparedamongfourgroups：（1）cataract（CAT）groupI（goodvisiongroup）,（2）CATgroupII（poorvisiongroup）,（3）opticneuropathy（ON）C,and（4）anormalgroup.Testconditionsincludedphotopicandscotopic,monocularocclusionandbinocularopen,withvisualstimuliconsistingofringsandstripes.Theareaunderthelogcontrastsensitivityfunction（AULCSF）wasquanti.ed.Results：TheICCforAULCSFvaluesinnormaleyeswashigh（0.88to0.97）underallconditions.PhotopicCSwassigni.cantlyreducedinCATgroupIIandONcomparedtoCATgroupI（p＜0.05）C.CSintheONgroupshowedamorepronounceddeclineatlowspatialfrequenciescom-paredCtoCtheCnormalCgroup.CConclusion：AULCSFCvaluesCmeasuredCbyCimoCvifaCdemonstratedChighCrepeatabilityCunderCallCconditions,CandCsuggestCthatCimoCvifaCbasedCquanti.cationCofCCSCmayCbeCusefulCforCassessingCqualityCofCvisioninvariousdiseases.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C42（12）：1555.1565,C2025〕Keywords：コントラスト感度，再現性，白内障，視神経，弱視．contrastsensitivity,repeatability,cataract,opticnerve,amblyopia.Cはじめにわれわれは，日常生活において色や形，明るさなどさまざまな条件下で物を見ている．しかし，通常の視力検査は白背景に黒字の高コントラスト下での視機能評価であり，形態覚の一部を評価しているに過ぎない．そのため，通常の視力検査では各疾患による視機能への影響を検出できない可能性がある．コントラスト感度は，視力検査ではとらえきれない視機能への微細な影響を評価できる指標の一つである．コントラスト感度検査機器は，視標の呈示方法により外部視標型と内部視標型に分類される．外部視標型は印刷面の劣化や環境照度の影響を受けやすいという欠点があり1），内部視標型と比較〔別刷請求先〕水上菜美：〒701-0192岡山県倉敷市松島C577川崎医科大学眼科学C1教室Reprintrequests：NamiMizukami,DepartmentofOphthalmology,KawasakiMedicalSchool,577,Matsushima,Kurashiki,Okayama701-0192,JAPANCして再現性が低いことが報告されている2）．一方，内部視標型は環境照度を一定に保つことができる1）が，検査は自動的に進行していくため，患者の理解力によっては正確性や再現性が得られにくい場合がある3）．近年，内部視標型のコントラスト感度検査が搭載されたCimovifa（以下，imo，クリュートメディカルシステムズ）が登場した．imoは暗室を必要とせず，片眼遮閉下だけでなく両眼開放下でも視野検査とコントラスト感度検査を行うことができる機器である．しかし，筆者らが調べた限り，これまでCimoを用いたコントラスト感度検査の再現性や疾患での有用性に関する報告はない．本研究では，imoを用いたコントラスト感度検査の再現性，各疾患での有用性について検討を行ったので報告する．CI対象および方法対象はC2024年C2.3月に川崎医科大学附属病院（以下，当院）眼科外来を受診し，imoによるコントラスト感度検査，屈折検査，眼圧検査，細隙灯顕微鏡による前眼部検査，眼底検査，光干渉断層計検査が施行された患者（白内障C28例，視神経疾患C7例，弱視C1例）とした．本研究は当院倫理委員会承認のもと（倫理承認番号：6371-00），ヘルシンキ宣言に準拠して観察研究を実施した．白内障は既報4）を基に最高矯正視力C1.0以上の視力良好群（白内障CI），1.0未満の視力不良群（白内障CII）に分類し，網膜疾患や角膜疾患などの白内障以外の器質的異常を伴う患者は対象から除外した．対照群は，最高矯正視力C1.0以上で，屈折異常以外の眼科的異常がない正常眼とし，角膜乱視C2.00Dを超える患者は除外した．C1.imoによるコントラスト感度検査の仕様imoは内部視標型のコントラスト感度検査機器である（図1）．検査距離はC1Cm，検査条件は明所C100Ccd/mC2，薄暮C10Ccd/m2，暗所C1Ccd/mC2の三つからなる（図2）．視標の形状は，二重円構造（以下，リング視標）と空間周波数特性を用いた正弦波（以下，縞視標）のC2種類が搭載されている．視標の呈示方法は上下法で，呈示時間はC800Cmsとした．視標サイズ（degree）は，リング視標ではC6.3，4.0，2.5，1.6，1.0，0.64のC6種類，縞視標ではC3.0と一定である．空間周波数（cycle/degree：cpd）は，リング視標ではC1.1，1.8，2.8，4.5，7.1，10.2のC6段階，縞視標では，0.6，1.1，2.3，4.6，9.2のC5段階に設定されている．内部モニターにおいて，リング視標では大きさ，縞視標では正弦波の幅と視標の輝度が変化しながら視標が呈示され，被検者の応答をもとにコントラスト感度が決定される．また，imoは両眼開放下での片眼のコントラスト感度測定が可能である（図3）．imoは検査開始から検査後の結果表示まですべて自動で行われ，コントラスト曲線下面積（areaCunderCtheClogCcon-trastCsensitivityfunction：AULCSF）として定量評価が可能である．AULCSF値は，コントラスト感度曲線全体に対する評価方法として各周波数のコントラスト感度を対数値に換算し，その対数グラフの面積を算出した指標である．解析結果には，測定時間，瞳孔径も表示される．C2.検討項目a.正常群における再現性および明所・暗所での比較環境照度を明所と暗所，遮閉条件を片眼遮閉と両眼開放，視標をリング視標と縞視標とした条件下での測定データを用い，その再現性を解析した．屈折矯正は，自覚的屈折検査の結果を基に，画面に表示される矯正方法に従い，器機のダイヤルと付属のアタッチメントレンズを使用して実施した．測定は明所から暗所の順に，同一検者がC3回連続して行い，明所の測定後にC10分間の暗順応を実施した．再現性の評価には，検者内級内相関係数（intraclasscorrelationcoe.cient：ICC）を用いた．また，明所と暗所のコントラスト感度を比較した．さらに，明所における各条件下のC1回目の測定時間，および明所・暗所における各条件下の瞳孔径を解析対象とした．Cb.疾患における有用性白内障CI，白内障CII，視神経疾患を対象に，リング視標を用いた片眼遮閉下の明所および暗所での測定データを抽出し，各疾患群と正常群でコントラスト感度を比較した．また，不同視弱視における片眼遮閉下と両眼開放下での測定データを解析した．C3.統計学的検討小数視力はClogMARに，コントラスト感度はClogコントラスト感度に変換し，解析を行った．正常群における再現性の検討にはCICCを用いた．白内障I，白内障CII，視神経疾患，正常群のC4群間における年齢，眼圧，logMAR，等価球面度数の比較にはCKruskal-Wallis検定を用い，事後検定はSteel-Dwassで行った．各条件下における測定時間および瞳孔径の比較には一元配置分散分析を用い，事後検定にCBon-ferroniの多重比較検定を行った．明所と暗所でのコントラスト感度の比較，各条件下における明所と暗所の瞳孔径の比較には対応のあるCt検定を用いた．また，4群間におけるlogコントラスト感度の比較には共分散分析を用い，年齢を共変量として解析し，事後検定はCTukeyの多重比較で行った．統計解析の有意水準はC5％未満とし，統計ソフトはCSPSSver.22（IBM社）を使用した．明所：100（cd/m2）暗所：1（cd/m2）図1imoによる測定風景被検者は覗き込むような姿勢で測定を行う．暗室を必要とせず，片眼遮閉下および両眼開放下での測定が可能である．視標背景：10（cd/m2）図2imoの視標背景imoは明所と暗所で視標背景が異なり，明所ではC100Ccd/mC2，暗所ではC1Ccd/mC2と設定されている．視標背景はC10Ccd/mC2に固定されている．図3片眼遮閉下および両眼開放下の測定画面a：片眼遮閉下．Cb：両眼開放下．imoでは非検眼背景の選択が可能である．片眼遮閉下の測定では，消灯を選択すると非測定眼が遮閉され，測定眼に固視標と検査視標が呈示される．両眼開放下の測定では，点灯を選択すると測定眼と非測定眼の両眼に固視標が呈示され，検査視標は測定眼にのみ呈示される．のC14例C14眼の正常眼が登録され，右眼のデータを抽出しCII結果た．各条件下でのCICCの結果を表1に示す．C1.正常群における再現性および明所・暗所での比較片眼遮閉下のリング視標では，明所はC10.2CcpdのCICC0.66再現性の検討では，年齢C36.9C±6.7歳（平均C±標準偏差）を除いて高い値（0.73.0.89）を示し，暗所はすべての空間表1正常群におけるimovifaによる級内相関係数ICC級内相関係数CICC測定条件片眼遮閉両眼開放明所p値暗所p値明所p値暗所p値リング視標空間周波数（cpd）C1.1C1.8C2.8C4.5C7.1C10.2CAULCSF値C縞視標空間周波数（cpd）C0.6C1.1C2.3C4.6C9.2CAULCSF値C0.76C0.860.780.890.73C0.66C0.920.36C0.73C0.77C0.780.820.900.001C0.89p＜C0.001C0.93p＜C0.001C0.85p＜C0.001C0.930.002C0.850.009C0.85p＜C0.001C0.960.160C0.780.002C0.68C0.001C0.89p＜C0.001C0.83p＜C0.001C0.83p＜C0.001C0.88p＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001C0.006Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001C0.55C0.59C0.740.970.840.880.950.43C0.75C0.75C0.900.900.950.038C0.820.023C0.92p＜C0.001C0.92p＜C0.001C0.98p＜C0.001C0.90p＜C0.001C0.93p＜C0.001C0.970.106C0.790.001C0.870.001C0.90p＜C0.001C0.97p＜C0.001C0.89p＜C0.001C0.96p＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001p＜C0.001p＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001Cp＜C0.001p＜C0.001表2正常群の各条件下における明所・暗所でのコントラスト感度の比較測定条件片眼遮閉両眼開放明所暗所p値明所暗所p値リング視標空間周波数（cpd）C1.1C1.8C2.8C4.5C7.1C10.2CAULCSF値C2.09±0.06C2.05±0.11C1.90±0.14C1.67±0.24C1.26±0.22C0.98±0.24C1.68±0.15C2.12±0.06C2.08±0.11C1.88±0.16C1.65±0.28C1.24±0.22C1.00±0.23C1.68±0.17C0.029C0.080C0.482C0.520C0.524C0.494C0.467C2.11±0.05C2.07±0.08C1.95±0.11C1.72±0.23C1.25±0.23C0.96±0.23C1.71±0.14C2.11±0.06C2.08±0.12C1.92±0.20C1.70±0.30C1.33±0.27C1.03±0.32C1.72±0.20C0.803C0.622C0.433C0.445C0.060C0.0720.403縞視標空間周波数（cpd）C0.6C1.1C2.3C4.6C9.2CAULCSF値C1.87±0.09C2.05±0.10C1.93±0.17C1.67±0.21C1.33±0.24C2.18±0.17C1.97±0.112.07±0.09C1.89±0.20C1.68±0.22C1.39±0.26C2.21±0.17Cp＜C0.001C0.190C0.010C0.644C0.132C0.057C1.76±0.11C2.01±0.11C1.90±0.08C1.63±0.23C1.34±0.26C2.13±0.14C1.96±0.102.04±0.11C1.86±0.19C1.63±0.28C1.35±0.28C2.17±0.20Cp＜C0.001C0.193C0.329C0.894C0.8580.173C周波数で高い値（0.85.0.93）であった．両眼開放下のリング視標では，明所はC1.1およびC1.8cpdの低空間周波数を除いて高い値（0.74.0.97）を示し，暗所はすべての空間周波数で高い値（0.82.0.98）であった．片眼遮閉下の縞視標では，明所はC0.6cpdでCICC0.36と低く，空間周波数が上がるにつれて高い値（0.73.0.82）を示し，暗所はC1.1cpdを除いて高い値（0.78.0.89）であった．両眼開放下の縞視標では，明所はC0.6cpdでCICC0.43と低く，空間周波数が上がるにつれて高い値（0.75.0.90）を示し，暗所はすべての空間周波数で高い値（0.79.0.97）を示した．AULCSF値のICCは，すべての条件下で高い値（0.88.0.97）であった．正常群の各条件下における明所・暗所のコントラスト感度を比較した結果を表2に示す．片眼遮閉下のリング視標では1.1Ccpd（p＝0.029），縞視標ではC0.6およびC2.3cpdで明所よ表3正常群におけるimovifaによる測定時間表4正常群におけるimovifa測定時の瞳孔径測定条件リング視標C縞視標C片眼遮閉43.4C43.4C測定時間（秒）明所両眼開放44.3C40.9Cp値1.001.00瞳孔径（mm）リング視標C縞視標C瞳孔径（mm）リング視標C縞視標C片眼3.5±0.6C3.4±0.6C片眼4.8±0.9C4.7±1.1C明所暗所両眼開放2.6±0.52.6±0.5両眼開放4.3±1.04.3±0.8Cp値p＜C0.001p＜C0.001p値p＜C0.0010.03C表5各疾患群および正常群における臨床的特徴年齢眼圧ClogMAR等価球面度数白内障I白内障II（n＝23眼）（n＝18眼）67.2±9.5C73.9±7.6C65.7±23.4C32.4±9.5C0.163C0.747p＜C0.001C0.996p＜C0.001C0.01813.5±3.6C15.5±3.3C11.5±2.2C14.2±2.7C0.341C0.207C0.957C0.021C0.549C0.042C.0.10±0.06C0.24±0.23C0.35±0.81C.0.17±0.02p＜C0.001C0.025p＜C0.001C0.252p＜C0.001p＜C0.001.2.67±3.34C.1.95±4.25C0.54±0.54C.3.75±2.85C0.764C0.009C0.38C0.408C0.162p＜C0.001視神経疾患（n＝9眼）正常群（n＝25眼）p値白内障CI白内障CI白内障CI白内障CII白内障CII視神経疾患CvsvsCvsCvsCvsCvs白内障CII視神経疾患正常群視神経疾患正常群正常群り暗所のコントラスト感度が有意に高かった（p＜0.001，p＜0.01）．両眼開放下では縞視標のC0.6Ccpdのみ明所より暗所で有意に高かった（p＜0.001）．各条件下での測定時間および瞳孔径の結果を表3,4に示す．1回の測定時間は，いずれの条件下でもC40秒程度で，各測定時間に有意差はなかった．瞳孔径はリングおよび縞視標ともに片眼遮閉下よりも両眼開放下で有意に小さく，視標による違いはなかった．明所と暗所における瞳孔径の比較では，すべての条件下で明所よりも暗所で有意に大きかった（各p＜0.001）．C2.疾患における有用性白内障CIはC67.2C±9.5歳の16例23眼，白内障IIは73.9C±7.6歳のC12例C18眼，視神経疾患はC65.7C±23.4歳の7例9眼，正常群はC32.4C±9.5歳のC25例C25眼が登録された（表5）．視神経疾患の内訳は，アクアポリンC4抗体陽性視神経炎C3例，ミエリンオリゴデンドロサイトグリコプロテイン抗体陽性視神経炎C1例，非動脈炎性前部虚血性視神経症C1例，ぶどう膜炎関連視神経症C1例，原因不明の視神経萎縮C1例で，いずれも治療後の慢性期症例であった．弱視はC9歳の不同視弱視C1例が登録された．正常群の年齢は白内障CI，白内障CIIおよび視神経疾患と比べて有意に低かった．正常群のClogMARは，白内障I，白内障CIIおよび視神経疾患と比べて有意に良好であった．また，白内障CIのClogMARは白内障CIIおよび視神経疾患よりも有意に良好であった．白内障CI，白内障CII，視神経疾患，正常群における明所および暗所のClogコントラスト感度を表6に示す．明所のClogコントラスト感度において，白内障CIIはすべての空間周波数およびCAULCSF値で白内障CIよりも有意に低下した．視神経疾患は白内障CIよりもすべての空間周波数およびCAULCSF値で有意に低下し，正常群との比較では低空間周波数およびCAULCSF値で有意に低下していた．白内障CIおよびCIIは正常群と有意差がみられなかった．暗所のlogコントラスト感度は明所と同様の傾向であったが，白内障CIIと視神経疾患において低空間周波数およびCAULCSF値で有意差がみられた．白内障の手術前後で測定したC2症例，視神経疾患の代表症例，片眼遮閉下と両眼開放下で測定した不同視弱視C1例の結果を図4～6に示す．CIII考按本研究は，imoによるコントラスト感度測定の有用性を検討した初めての報告である．正常眼における再現性および疾患群における有用性を解析した結果，imoは短時間の測定が可能であり，一部の条件下を除き高い再現性を示した．また，AULCSF値による定量評価により，通常の視力検査では検出できない視機能障害をとらえることが可能であった．表6各疾患群および正常群におけるlogコントラスト感度の比較明所p値空間周波数（cpd）白内障CI白内障CII視神経疾患正常群白内障CICvs白内障CII白内障CICvs視神経疾患白内障CICvs正常群白内障CIIvs視神経疾患白内障CIIvs正常群視神経疾患vs正常群C1.1C1.81±0.17C1.39±0.42C1.21±0.63C2.07±0.08p＜C0.01p＜C0.001C0.979C0.291C0.319C0.018C1.8C1.82±0.57C1.34±0.58C1.15±0.71C2.03±0.11p＜C0.01p＜C0.001C0.949C0.437C0.312C0.030C2.8C1.72±0.21C1.15±0.48C1.05±0.67C1.90±0.17p＜C0.001p＜C0.001C0.850C0.720C0.172C0.031C4.5C1.48±0.31C0.87±0.46C0.91±0.59C1.70±0.28p＜C0.001p＜C0.01C0.880C1.000C0.154C0.142C7.1C0.98±0.35C0.50±0.40C0.53±0.40C1.29±0.32p＜C0.01p＜C0.01C0.987C0.999C0.199C0.169C10.2C0.82±0.23C0.35±0.24C0.40±0.31C0.63±0.47p＜C0.001C0.013C0.417C0.993C0.655C0.781AULCSF値C1.47±0.22C0.95±0.42C0.89±0.53C1.68±0.17p＜C0.001p＜C0.001C0.784C0.810C0.193C0.049暗所p値空間周波数（cpd）白内障CI白内障CII視神経疾患正常群白内障CICvs白内障CII白内障CICvs視神経疾患白内障CICvs正常群白内障CIIvs視神経疾患白内障CIIvs正常群視神経疾患vs正常群C1.1C2.02±0.11C1.78±0.38C1.48±0.68C2.13±0.06C0.245p＜C0.001C0.821p＜C0.01C0.980C0.015C1.8C1.99±0.12C1.62±0.50C1.32±0.80C2.07±0.11C0.053p＜C0.001C0.665C0.044C0.933C0.050C2.8C1.99±0.12C1.43±0.39C1.11±0.76C1.93±0.17p＜C0.001p＜C0.001C0.171C0.044C0.720C0.016C4.5C1.64±0.23C1.14±0.45C0.93±0.62C1.70±0.28p＜C0.01p＜C0.001C0.367C0.269C0.819C0.120C7.1C1.11±0.25C0.73±0.37C0.50±0.36C1.28±0.24p＜C0.01p＜C0.001C0.761C0.088C0.539C0.013C10.2C0.92±0.24C0.51±0.21C0.46±0.32C1.05±0.27p＜C0.001p＜C0.001C0.694C0.785C0.301C0.076AULCSF値C1.62±0.16C1.22±0.36C0.95±0.58C1.72±0.16p＜C0.01p＜C0.001C0.521C0.049C0.730C0.018C1.正常群における再現性と明所・暗所でのコントラスト感度の比較本研究におけるリング視標を用いた明所のコントラスト感度は，片眼遮閉下ではC10.2Ccpdの高空間周波数を除いて高い再現性を示した．金澤ら5）はCCGT-2000を用いてリング視標によるコントラスト感度を検討し，明所では高空間周波数になるにつれてばらつきが大きかったことを報告している．本研究も既報と同様に高空間周波数ほど再現性が低下する傾向がみられた．したがって，imoのリング視標を用いた片眼遮閉下での明所測定では，高空間周波数における測定結果のばらつきに留意し，結果を解釈する必要がある．リング視標を用いた明所の両眼開放下では，1.1およびC1.8cpdの低空間周波数を除いて再現性が高かった．筆者らが調べた限りでは，両眼開放下における片眼のコントラスト感度の再現性を検討した報告はなく，本研究により，imoによる明所の両眼開放下測定では低空間周波数で再現性が低いことが明らかとなった．低空間周波数での再現性が低い理由として，imoはコントラスト感度の測定時にC1.1Ccpdの低空間周波数では再検査を行わず，高空間周波数領域では一つ前の空間周波数よりも高い空間周波数を示した場合に再検査を行う仕様であることがあげられる．すなわち，予測される正常なコントラスト感度曲線（バンドパス型）から逸脱した場合に再検査が行われるしくみである．したがって，imoによる明所での両眼開放下の低空間周波数測定は再現性が低いことを念頭に評価を行う必要がある．片眼遮閉下と両眼開放下で再現性の低い周波数に差異があった原因は不明であるが，両眼開放下における高空間周波数の再現性は片眼遮閉下よりも高かった．このことから高空間周波数に異常をきたす疾患の評価には，両眼開放下での測定が有用であると考えられる．本研究におけるリング視標を用いた暗所でのコントラスト感度は，片眼遮閉下および両眼開放下ともに全空間周波数で高い再現性を示した．また，暗所の再現性は片眼遮閉下および両眼開放下ともに，すべての空間周波数で明所よりも高いことが明らかとなった．HohbergeCr6）は，OPTEC6500CPを用いた検討において，明所での信頼性は高いものの，薄暮での信頼性は低下することを報告している．また，金澤ら5）も薄暮での再現性は明所に比べてやや低下することを示し，その要因として暗順応の影響を指摘している7）．これらの既報は薄暮（10Ccd/Cm2）での検討であるのに対し，本研究は暗所（1Ccd/Cm2）での検討であり，測定条件は完全には一致しない．しかし，本研究における暗所の再現性は明所よりも高く，既報5,6）と異なる結果が得られた．暗所で再現性が高くなった要因として，以下のC3点が考えられる．一つ目は，暗所条件の定義である．本研究における暗所（1Ccd/Cm2）は国際照明委員によるCmesopic域（0.005.C5Ccd/m2）に該当し，純粋なCscotopic域ではない．mesopic域では杆体と錐体が同時に働きやすく，低コントラスト刺激に対する感度が向上することが報告されている8）．そのため，mesopic域によるコントラスト感度向上が，本研究における暗所での高い再現性に寄与した可能性がある．二つ目は，暗a治療前治療後1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007.007.010暗所100.010100.014.014.02.02ContrastThresholdContrastThresholdContrastThresholdContrastThreshold.03.04.03.043030.06.08.11.06.08.111010.16.16.23.23.32.3233.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］b治療前治療後1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007暗所.007.010100.010100.014.014.02.02.03.04.03.043030.06.08.11.06.08.11.161010.16.23.23.323.323.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］図4白内障の治療前後で測定できた2症例a：左眼核白内障．66歳，女性．左眼の見えにくさを訴え，白内障手術目的で当科を紹介受診した．矯正視力はC1.0で眼底に異常所見はなかったが，imoによる明所CAULCSF値はC0.45と低下していたため白内障手術を施行した．白内障術後に視力はC1.0と変化がなかったが，自覚的所見は改善した．さらに，明所CAULCSF値はC1.41と著明に改善し，自覚的所見を反映した結果となった．Cb：左眼後発白内障．64歳，男性．白内障手術からC4年後，左眼のかすみを自覚し当院を受診した．矯正視力はC1.0で眼底に異常所見はなかったが，imoによる明所CAULCSF値はC0.75と低下していたため，YAGレーザーを施行した．その結果，矯正視力はC1.5，明所CAULCSF値はC1.20と著明に改善した．所における瞳孔散大である．瞳孔が散大することにより網膜ずかに低下させるのに対し，暗所では背景輝度による散乱光照度が増加し，mesopic域特有の杆体・錐体の協調効果と相の影響が小さく，測定ノイズが抑制された可能性がある9）．まって，微小コントラストの検出が促進された可能性が考え一方で，本研究では測定順を明所から暗所へと統一して行っられる8,9）．三つ目は，背景輝度による散乱光の影響である．ており，学習効果や順序効果が暗所の再現性向上に寄与した明所では高輝度背景による散乱光が視標のコントラストをわ可能性も否定できない．a左眼右眼1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007.007.010暗所100.010100.014.014.02.02ContrastThresholdContrastThresholdContrastThresholdContrastThreshold.03.04.03.043030.06.08.11.06.08.111010.16.16.23.23.32.3233.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］b左眼右眼1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2明所.007暗所.007.010100.010100.014.014.02.03.04.02.03.04.06.083030.06.08.111010.11.16.16.23.23.323.323.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］図5白内障および視神経疾患の代表症例a：両眼白内障．74歳，女性．白内障の手術目的で当科を紹介受診した．矯正視力は右眼0.7，左眼C0.6と低下していたが，imoによるCAULCSF値は，両眼ともに明所C1.19，暗所1.41ともに正常範囲内であった．Cb：右眼アクアポリンC4抗体陽性視神経炎の慢性期．68歳，女性．ステロイドパルス療法および血漿交換療法後，視力は回復したが右眼の見えにくさを自覚していた．矯正視力は右眼C1.0，左眼C1.2，限界フリッカ値は右眼C17CHz，左眼34CHzであった．imoによるCAULCSF値は，明所は右眼C1.04，左眼C1.47，暗所は右眼1.31，左眼C1.62と，右眼で低下していた．また，右眼の明所CAULCSF値の低下は低空間周波数で顕著であった．縞視標を用いた片眼遮閉下および両眼開放下の明所では，また，imoはリング視標と縞視標で測定できる空間周波数が0.6Ccpdの低空間周波数で再現性が低かったが，その他の周異なり，リング視標はC1.1，1.8，2.8，4.5，7.1，10.2のC6段波数ではリング視標と同様に高い再現性を示した．縞視標に階，縞視標はC0.6，1.1，2.3，4.6，9.2のC5段階に設定されておける低空間周波数での再現性が低い理由は，リング視標といる．そのため，低空間周波数に変化が生じる疾患では縞視同様にC0.6Ccpdでは再検査が行われないためと考えられる．標を選択し，高空間周波数に変化が生じる疾患ではリング視1562あたらしい眼科Vol.42，No.12，2025（84）a1.1左眼（弱視眼）1.82.84.57.110.21.1右眼（僚眼）1.82.84.57.110.2.007.010.014.02100.007.010.014.02100ContrastThresholdContrastThresholdContrastThresholdContrastThreshold.03.04.033030.06.08.11.111010.16.16.23明所.23.32.3233.45暗所.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］b左眼（弱視眼）右眼（僚眼）1.11.82.84.57.110.21.11.82.84.57.110.2.007.007.010100.010100.014.014.02.02.03.0430.06.0810.11.16.0330.04.06.0810.11.16.23.32.3233.45.45.64.64.90.906.34.02.51.61.00.646.34.02.51.61.00.64視標サイズ［deg.］視標サイズ［deg.］図6左眼不同視弱視a：片眼遮閉下．Cb：両眼開放下．9歳，女児．視力は右眼：（1.5×＋1.00D），左眼：（1.5×＋4.00D）であった．右眼の健眼遮閉を行い，弱視眼である左眼は片眼遮閉下および両眼開放下ともに矯正視力C1.5を獲得していた．Titmusstereotestによる近見立体視では40秒の立体視が可能であったが，4CΔ基底外方試験では中心抑制がみられた．imoによるAULCSF値は，片眼遮閉下の明所では右眼C1.71，左眼C1.58，暗所では右眼C1.88，左眼1.82であり，左眼は右眼と比較して明所CAULCSF値が低下していた．両眼開放下では，明所は右眼C1.77，左眼C1.40，暗所は右眼C1.79，左眼C1.34で，左眼のCAULCSF値は，明所と暗所の両条件下で片眼遮閉下よりも両眼開放下のほうが低値を示した．標を選択すると，各疾患の特徴的なコントラスト感度の低下した杆体と錐体の協調効果，瞳孔拡大による網膜照度の増をとらえられる可能性がある．加，背景輝度による散乱光の減少といった要因が推測され正常眼における明所と暗所のコントラスト感度の比較でる8,9）．また，Karatepeら9）の報告でも，mesopic条件下では，低空間周波数の一部を除き有意差はみられなかった．一はCphotopic条件よりも全空間周波数でコントラスト感度が方，特定の空間周波数で暗所優位となった理由として，前述高かったことを示しており，本研究の結果と矛盾しない結果.23であった．したがって，本研究の結果から，imoによる暗所のコントラスト感度測定は明所と同等もしくはそれ以上の感度を示す可能性があり，純粋な暗所条件ではなくCmesopic条件に該当する点を考慮したうえで評価・解釈する必要があると考える．コントラスト感度測定時の瞳孔径は，片眼遮閉下では両眼開放下よりも有意に小さい値を示した．その機序として，片眼遮閉による照度変化が瞳孔径に影響する可能性10）が示唆されているが，明らかな理由は現時点では不明である．C2.各疾患における有用性の検討本研究では，白内障眼を視力C1.0以上の視力良好群（白内障CI）と視力C1.0未満の視力不良群（白内障CII）に分けてコントラスト感度の比較を行った．その結果，視力不良群ではすべての空間周波数で視力良好群よりもコントラスト感度が有意に低下していた．白内障による視機能への影響は年齢や混濁病型，瞳孔領の混濁の程度などにより変化するため11,12），視機能低下の自覚があっても視力が比較的良好な症例が存在する．しかし，白内障眼では混濁の程度が強いほどコントラスト感度が低下する13）．白内障に起因した水晶体密度増加に伴う光の散乱や全眼球高次収差の増加がその原因と考えられている14）．そのため，本研究における視力不良群は視力良好群よりも白内障の程度が強く，白内障に伴う光の散乱や高次収差の増加によってコントラスト感度が低下したと考えられる．本研究の核白内障（図4a）および後発白内障（図4b）も視力は良好であったが，コントラスト感度が低下していた．したがって，imoによるコントラスト感度検査は従来の機器と同様に白内障に伴うコントラスト感度低下や視力では検出できない白内障による視機能への微細な影響をとらえられる可能性があり，視力良好な白内障眼の手術適応の判断材料になることが示唆された．一方，白内障による視力低下があってもコントラスト感度が正常範囲内である症例がみられた（図5a）．その理由として，白内障初期は高空間周波数が低下する15）が，imoによる空間周波数の測定範囲はC10.2Ccpdまでのため，白内障初期の高空間周波数低下を検出できなかった可能性がある．コントラスト感度検査が正常範囲内であった場合は，測定機器によってはグレアを負荷することで白内障のより詳細な評価が可能であるが，imoは現時点でグレア負荷での測定モードが搭載されていない．そのため，imoでは白内障初期の高空間周波数低下が見逃される可能性を考慮してコントラスト感度を評価する必要がある．本研究における視神経疾患は視力良好な白内障CIよりもすべての空間周波数で有意に低下，正常群よりも低空間周波数で有意に低下していた．視神経疾患によるコントラスト感度への影響について，Owidzkaら16）は視力が良好な視神経炎の既往を有する多発性硬化症患者では，すべての空間周波数でコントラスト感度が低下し，コントラスト感度の測定が視覚の質（qualityCofvision：QOV）に関する有用な情報を提供しうると報告している．また，甲状腺視神経症および甲状腺眼症のみを健常群と比較した検討では，両群ともにコントラスト感度は低下するが，甲状腺視神経症で低空間周波数の低下が顕著であり，コントラスト感度は両群の鑑別に有用であることが報告されている17）．本研究は既報と一致する結果であり，治療後の視力良好例（図5b）においても視神経障害による低空間周波数の低下がみられた．そのため，imoは従来の機器と同様に視神経障害によるコントラスト感度低下，とくに低空間周波数低下を検出することが可能である．さらに，imoは視力良好例のCQOVの評価，視神経障害の有無の判断材料として，有益な情報を提供する可能性がある．本症例の不同視弱視（図6）では，弱視治療後の視力良好例であったにもかかわらずコントラスト感度は片眼遮閉下で健眼よりも低下していた．Wangら18）は，視力C1.0を獲得した不同視弱視治療後のコントラスト感度が健眼よりも低下していたことから，視力がC1.0に回復してもCP-cell系の機能回復が不完全である可能性について述べている．本症例は既報と一致する結果であり，imoは従来の機器と同様に弱視治療後の視力良好例においてもCP-cell系障害を反映したコントラスト感度低下を検出したと考えられる．また，本症例の両眼開放下における弱視眼のコントラスト感度は片眼遮閉下よりも低下していた．これまで，両眼開放下における弱視眼コントラスト感度を検討した報告は少ない．安藤ら19）は，眼優位性の強度群では，両眼開放下における弱視眼のコントラスト感度は単眼視下の弱視眼コントラスト感度よりも高かったことを報告しており，本症例と異なる結果を示している．両眼開放下における弱視眼のコントラスト感度が片眼遮閉下よりも低下していた理由として，片眼弱視では眼間抑制の影響20）により，両眼開放下の弱視眼視力は片眼遮閉下よりも低値を示すことが知られている．そのため，両眼開放下における弱視眼コントラスト感度低下は眼間抑制の不均衡を反映した所見と考えられる．したがって，imoは両眼開放視力検査ではとらえきれない眼間抑制の影響を鋭敏に検出できる可能性がある．しかし，本研究ではC1例のみを対象としているため，今後は症例数を増やし，詳細な検討を行う必要がある．C3.本研究における問題点本研究による問題点として，症例数が少ないこと，明所から暗所の固定順序で測定したことによる学習効果や順序効果を完全に排除できないこと，暗順応の時間が不十分であった可能性があること，白内障の混濁部位や混濁の程度分類による検討ができていないことがあげられる．また，白内障CIおよび白内障CIIは正常群と比較してコントラスト感度に有意差がみられなかったが，正常群の年齢が若く，年齢を共変量として解析を行ったことが影響したと考えられる．今後は各年代での正常眼および各疾患の症例数を増やし，測定順を無作為化した検討が課題である．また，白内障の種類や混濁の程度を評価したうえで詳細な検討を行う予定である．CIV結論今回の検討により，imoのコントラスト感度検査は，短時間で簡便に定量評価が可能で，明所・暗所，片眼遮閉・両眼開放の条件下でも高い再現性を有する機器であることが明らかとなった．また，各疾患において通常の視力検査では検出できない日常生活のCQOV，白内障の手術適応，不同視弱視における眼間抑制の不均衡の検出に有用となる可能性があると考えられる．文献1）魚里博，中山奈々美：視力検査とコントラスト感度．あたらしい眼科26：1483-1487,C20092）YoungTH,SangWK,EungKKetal：ContrastsensitivitymeasurementCwithC2CcontrastCsensitivityCtestsCinCnormalCeyesandeyeswithcataract.JCataractRefractSurgC36：C547-552,C20103）藤村芙佐子：コントラスト感度検査．IOL&amp;RSC32：670-674,C20184）弓削経夫，小笹晃太郎，小出新一：白内障の混濁と視力およびコントラスト感度との相関．日眼会誌C97：619-626,C19935）金澤正継，魚里博，川守田拓志ほか：CGT-2000を用いたコントラスト感度測定の再現性．あたらしい眼科C32：C159-162,C20156）HohbergerB,LaemmerR,AdlerWetal：Measuringcon-trastsensitivityinnormalsubjectswithOPTECR6500：Cin.uenceCofCageCandCglare.CGraefesCArchCClinCExpCOph-thalmolC245：1805-1814,C20077）PatryasL,ParryNR,CardenDetal：AssessmentofagechangesCandCrepeatabilityCforCcomputer-basedCrodCdarkCadaptation.GraefesArchClinExpOphthalmolC251：1821-1827,C20138）ZeleAJ,MaynardML,JoyceDSetal：E.ectofrod-coneinteractionsConCmesopicCvisualCperformanceCmediatedCbyCchromaticandluminancepathways.JOptSocAmAOptImageSciVisC31：A7-A14,C20149）KaratepeCAS,CKoseCS,CE.rilmezS：FactorsCa.ectingCcon-trastCsensitivityCinChealthyindividuals：aCpilotCstudy.CTurkJOphthalmolC47：80-84,C201710）RomanoP,MichelsM：Binocularluminancesummationininfants.ArchOphthalmolC103：1840-1841,C198511）北舞：年齢を考慮した白内障手術適応．日白内障会誌C29：56-61,C201712）佐々木洋：白内障病型と白内障手術適応．日白内障会誌C26：41-44,C201413）MarainiCG,CRosminiCF,CGraziosiCPCetal：In.uenceCofCtypeCandCsensitivityCofCpureCformsCofCage-relatedCcataractConCvisualCacuityCandCcontrastCsensitivity.CItalianCAmericanCCataractCStudyCGroup.CInvestCOphthalmolCVisCSciC35：C262-267,C199414）KurodaCT,CFujikadoCT,CMaedaCNCetal：WavefrontCanaly-sisCinCeyesCwithCnuclearCorCcorticalCcataract.CAmCJCOph-thalmolC134：1-9,C200215）PackerM,Fine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		<title>実験的メタノール中毒の電子顕微鏡所見</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Oct 2014 15:31:57 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科31（10）：1555.1561，2014c実験的メタノール中毒の電子顕微鏡所見上江田信彦＊1白木邦彦＊2＊1上江田眼科＊2大阪市立大学大学院医学研究科視覚病態学ElectronMicroscopy [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科31（10）：1555.1561，2014c実験的メタノール中毒の電子顕微鏡所見上江田信彦＊1白木邦彦＊2＊1上江田眼科＊2大阪市立大学大学院医学研究科視覚病態学ElectronMicroscopyFindingsforExperimentalMethanolPoisoningNobuhikoUeda1）andKunihikoShiraki2）1）UedaEyeClinic,2）DepartmentofOphthalmologyandVisualSciences,OsakaCityUniversityGraduateSchoolofMedicine目的：実験的メタノール中毒の慢性期の網膜神経節細胞（RGC）と視神経の変化を電子顕微鏡（電顕）で観察する．方法：ラットに葉酸欠乏飼料を5週間与え，メタノール3.5g/kgを腹腔内注射した（中毒群）．対照として，通常の飼料を5週間与え，生理食塩水を腹腔内注射した（対照群）．各群とも投与4，8，12週後に眼球を摘出し，電顕で観察した．結果：中毒群のRGCは4週後には変性し，8週後にはRGCは萎縮し，12週後には減少していた．視神経乳頭と眼窩内視神経では8週後以降で軸索の変性を認めた．結論：実験的メタノール中毒では発症4週後にRGCは変性し，続いて視神経が変性すると推測された．Objective：Toobservechangesinretinalganglioncells（RGC）andopticnerveduringthechronicphaseofexperimentalmethanolpoisoning,usingelectronmicroscopy（EM）.Methods：Subjectratsreceivedintraperitonealinjectionofmethanol3.5g/kgafter5weeksoffolate-deficientdiet（poisoninggroup）.Controlratswerefedanormaldietfor5weeks,thenreceivedintraperitonealinjectionofsaline（controlgroup）.Inbothgroups,eyeballswereextractedat4,8and12weeksafteradministration,forobservationusingEM.Results：Inthepoisoninggroup,RGCshoweddegenerationafter4weeks,atrophyafter8weeksanddecreaseafter12weeks.Degenerationofaxonsintheopticnerveheadandintraorbitalopticnervewasobservedfrom8weeksafteradministrationandbeyond.Conclusion：ThesefindingsindicatethatRGCdegenerationoccurs4weeksafteronsetofexperimentalmethanolpoisoning,andisfollowedbydegenerationoftheopticnerve.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）31（10）：1555.1561,2014〕Keywords：メタノール，中毒，網膜，視神経，電子顕微鏡．methanol,poisoning,retina,opticnerve,electronmicroscopy.はじめにメタノール中毒は眼に重篤な障害を起こす疾患である．本症はしばしばメタノールの誤飲により起こる．これはメタノールとエタノールの味が似ているためである．メタノールを摂取して18.48時間後にメタノール中毒は発症する．全身的には代謝性アシドーシスにより頭痛・腹痛・昏睡が起こり重篤な場合には死に至る．眼局所には視力低下・瞳孔散大・対光反射の減弱と視神経乳頭の発赤・腫脹と乳頭近傍の網膜の浮腫が起こる．低下した視力は6日以内に回復しはじめる．視力は完全に回復しない場合には再び低下し視神経萎縮を伴い予後不良である1）．メタノールは肝臓でホルムアルデヒドに酸化され，ついでギ酸に酸化される2）．ギ酸はミトコンドリア内の電子伝達系の酵素の一つであるcytochromecoxidaseを阻害する3）．このため，ミトコンドリア内でATP（アデノシン3リン酸）産生の障害や活性酸素の過剰産生4）が起こり，網膜神経節細胞（RGC）が障害されると考えられている．これまでメタノール中毒の動物モデルには霊長類，ラットが用いられてきた．ラットは霊長類に比べてギ酸の代謝能が高いため，モデルの作製にはギ酸の代謝を阻害するために，葉酸欠乏食5）や笑気の投与6）が必要である．いずれのモデルでもメタノール投与後10日以内の急性期についての研究がほとんどで，それ以降の慢性期については生化学的変化7）や視細胞の変性8）については報告されているが，RGCの形態〔別刷請求先〕白木邦彦：〒545-8585大阪市阿倍野区旭町1-4-3大阪市立大学大学院医学研究科視覚病態学Reprintrequests：KunihikoShiraki,M.D.,Ph.D.,DepartmentofOphthalmologyandVisualSciences,OsakaCityUniversityGraduateSchoolofMedicine,1-4-3Asahicho,Abeno-ku,Osaka545-8585,JAPAN0910-1810/14/\100/頁/JCOPY（133）1555学的変化についての知見に乏しい．そこで本研究では実験的メタノール中毒の発症4.12週後（慢性期に相当）のRGCと視神経の変化を光学顕微鏡と電子顕微鏡で定性的に評価した．I方法本研究は大阪市立大学大学院動物実験施設委員会の承認を得て行った．メタノールは生理食塩水と混合し30％（W/V）の溶液を調製した．葉酸欠乏飼料にはDyets社製葉酸欠乏飼料#517777を使用した．実験にはウィスターラット雄4週齢を用いた（n＝40）．ラットは以下の四群に分けた．1）通常の飼料を5週間与え，生理食塩水を腹腔内投与した（通常食-生食群）．2）通常の飼料を5週間与え，メタノール（3.5g/kg）を腹腔内投与した（通常食-メタノール群）．3）葉酸欠乏飼料を5週間与え，生理食塩水を腹腔内投与した（葉酸欠乏-生食群）．4）葉酸欠乏飼料を5週間与え，メタノール（3.5g/kg）を腹腔内投与した（葉酸欠乏-メタノール群）．1.ギ酸の定量通常食-生食群，通常食-メタノール群，葉酸欠乏-生食群，葉酸欠乏-メタノール群（いずれのグループもn＝4）を投与2日後に採血し，血清中のギ酸濃度をガスクロマトグラフィーを用いて測定した．2.組織学的検索通常食-生食群，葉酸欠乏-メタノール群とも投与4，8，12週後（いずれのグループもn＝4）に2％グルタールアルデギ酸（mM）14.0012.0010.008.006.004.002.000.00＊＊＊葉酸欠乏通常食葉酸欠乏通常食メタノールメタノール生食生食図1試薬投与2日後の各群の血清中ギ酸濃度＊p＜0.01（Tukey検定）．1556あたらしい眼科Vol.31，No.10，2014ヒド・2％パラホルムアルデヒド・0.1Mリン酸緩衝液の混合液で灌流固定した．ついで，視神経を眼球から1mm離れたところで切断し，視神経，視神経乳頭とその近傍の網膜を採取した．採取した組織を前述した固定液で前固定し，四酸化オスミウムで後固定したのち，樹脂包埋した．試料をウル図2網膜内層の光学顕微鏡写真A：通常食-生食群．B：葉酸欠乏-メタノール群．投与4週後．矢印で示したRGCに細胞質の濃染を認める．C：同投与8週後．矢印で示したRGCに核濃縮と細胞質の空胞を認める．D：同投与12週後．網膜内層は菲薄化し，層構造は不明瞭である．（134）図3網膜内層の電子顕微鏡写真A：通常食-生食群．B：葉酸欠乏-メタノール群．投与4週後．RGCは腫脹し，細胞質に細胞内小器官が集簇している．C：同投与8週後．RGCは萎縮し，細胞質に空胞を認める．D：同投与8週後．RGCの核は萎縮し，核膜濃染を伴っている．E：同投与12週後．RGCの核の萎縮を認める．（135）あたらしい眼科Vol.31，No.10，20141557図4視神経乳頭の電子顕微鏡写真A：通常食-生食群．B：葉酸欠乏-メタノール群．投与4週後．通常食-生食群との間に明らかな違いを認めない．C：同投与8週後．軸索の腫脹を認める．D：同投与12週後．軸索に細胞内小器官の集簇を認める．トラミクロトームで1μm厚に薄切した後にトルイジンブルーで染色した．同時に作製した超薄切片を酢酸ウランとクエン酸鉛で二重染色し，電子顕微鏡（H-7500，日立）で観察した．3.統計処理ギ酸の定量に関して，群間の結果の差の検定にはIBM社製統計解析ソフトSPSSを使用してTukey検定を行った．II結果1.血清中ギ酸濃度（図1）血清中のギ酸濃度は通常食-生食群で1.00±0.010mM，通常食-メタノール群で1.18±0.138mM，葉酸欠乏-生食1558あたらしい眼科Vol.31，No.10，2014群で1.37±0.091mM，葉酸欠乏-メタノール群で12.54±1.770mMであった．これらのうち葉酸欠乏-メタノール群のギ酸濃度は他のすべての群に比べて統計学的に有意に大きかった（p＜0.01）．2.網膜内層の光学顕微鏡所見（図2）通常食-生食群ではすべての時点で著変を認めなかった（図2A）．葉酸欠乏-メタノール群では投与4週後にはRGCの細胞質が濃染し，核の大きさも不ぞろいであった（図2B）．投与8週後にはRGCに核濃縮を認め，細胞質は濃染し空胞を伴っていた（図2C）．投与12週後では，8週後に比べて，網膜内層は菲薄化し，神経線維層，神経節細胞層，内網状層の境界は不明瞭になり最内層に空胞を認めた（図（136）図5視神経の電子顕微鏡所見A：通常食-生食群．B：葉酸欠乏-メタノール群．投与4週後．通常食-生食群との間に明らかな違いを認めない．C：同投与8週後．軸索の収縮を認める．D：同投与12週後．脱髄し，変性脱落した軸索（矢印）を認める．2D）．いずれの時期にも炎症細胞の浸潤を認めなかった．3.網膜内層の電子顕微鏡所見（図3）通常食-生食群ではすべての時点で著変を認めなかった（図3A）．葉酸欠乏-メタノール群では投与4週後にはRGCは腫大し，細胞質にはミトコンドリアと遊離リボゾームが多数存在し電子密度の高い物質を認めた．粗面小胞体は不明瞭であった（図3B）．投与8週後にはRGCは萎縮し核と細胞質の電子密度は高くなり，細胞質に空胞を多数認めた（図3C）．また，RGCの核は萎縮し，核膜濃染を伴っていたが，細胞質は萎縮していないものもみられた（図3D）．投与12週後には細胞質が萎縮したRGCは減少していた．残っているRGCでは細胞質に細胞小器官が集簇し，核は8週後より（137）萎縮していた（図3E）．4.視神経乳頭の光学顕微鏡所見すべての時点で葉酸欠乏-メタノール群と通常食-生食群の間に明らかな差を認めなかった．5.視神経乳頭の電子顕微鏡所見（図4）通常食-生食群ではすべての時点で著変を認めなかった（図4A）．葉酸欠乏-メタノール群は投与4週後には通常食-生食群との間に明らかな差を認めなかった（図4B）．投与8週後には一部の軸索に腫脹を認めた（図4C）．投与12週後には軸索の一部に著明な細胞内小器官の集簇を認めた（図4D）．あたらしい眼科Vol.31，No.10，201415596.視神経の光学顕微鏡所見る可能性があると考えられる．すべての時点で，葉酸欠乏-メタノール群と通常食-生食本研究ではラットを用いたメタノール中毒モデルにおいて群の間に明らかな差を認めなかった．慢性期にRGCとその軸索に進行性の変性が起こることを形7.視神経の電子顕微鏡所見（図5）態学的に示した．このことから，本モデルをメタノール中毒通常食-生食群ではすべての時点で著変を認めなかったの慢性期のモデルとして使用できる可能性があることが示唆（図5A）．葉酸欠乏-メタノール群は投与4週後には通常食された．本モデルは予後不良である本疾患の慢性進行期の病-生食群との間に明らかな差を認めなかった（図5B）．投与態の解明と，本疾患の治療の開発とその評価の助けになりう8週後には一部の軸索が収縮していた（図5C）．投与12週ると考えられた．後には軸索の一部が変性脱落し脱髄を伴っていた（図5D）．ただし，治療法の開発と評価にはRGCや軸索の障害の定III考按量的評価が必要である．しかし，本研究の結果は定性研究である．このため，今後は定量研究をする必要がある．また，筆者らは実験的メタノール中毒を電子顕微鏡で観察したと既報の観察期間（10日以内）と本研究の観察期間（4週後以ころ，メタノール投与の4週後以降にRGCに進行性の変性降）との間に隔たりがある．このため，本研究で見いだされを認めた．8週後には視神経乳頭や視神経に変性を認めた．たRGCの変性と既報で述べられている視神経腫脹との関係本研究ではラットに葉酸欠乏飼料を5週間与えたのちに，が不明確である．メタノールを腹腔内投与することによりメタノール中毒モデラットを用いたメタノール中毒モデルでは発症4週後にはルを作製した．このモデルではメタノール投与2日後の血清RGCは変性しており，続いて視神経が変性すると推測され中ギ酸濃度は12.54mMでBaumbachのサルメタノール中た．このことから，本モデルはメタノール中毒の慢性進行期毒モデル（血清ギ酸濃度7.2.14.4mM）9），Leeらのラットの病態の解析や治療法の開発に使用できることが示唆されを用いたモデルの15.6mM10），Eellsのラットを用いたモデた．ルの16.1mM2）とほぼ同等であった．本研究ではメタノール投与の4週後でRGCに進行性の変謝辞：最後に，機材の使用と技術的援助をしていただいた大阪性が認められた．既報では，ラットを用いたメタノール中毒市立大学医学部法医学教室の皆様，大阪医科大学眼科学教室と研モデルではメタノール摂取後数日でRGCの変性を認めたと究機構の皆様にこの場を借りまして，厚く御礼申し上げます．報告されている11,12）．このことからメタノール中毒モデルにおけるRGCの変性はメタノール摂取後数日で現れ，摂取後4週間経過した後も進行する可能性がある．利益相反：利益相反公表基準に該当なし一方，視神経についてはメタノール投与の2.7日後には視神経の軸索の腫脹が発生することがすでに報告されてい文献る6）．本研究では投与4週後の視神経には明らかな変化を認1）BentonCDJr,CalhounFPJr：Theoculareffectsofめず，投与8週後に軸索の変性を認めた．本研究では投与4methylalcoholpoisoning：reportofacatastropheinvolv週後に視神経に明らかな変化を認めなかった点については今ingthreehundredandtwentypersons.TransAmAcad後の検討を要する．OphthalmolOtolaryngol56：875-885,1952その一方で，メタノール中毒の剖検では本研究でみられた2）EellsJT,HenryMM,LewandowskiMFetal：DevelopmentandcharacterizationofarodentmodelofmethanolようなRGCの変性は報告されていない．メタノール中毒のinducedretinalandopticnervetoxicity.Neurotoxicology剖検例では視神経にはメタノール中毒発生後21日で眼窩内21：321-330,2000視神経の軸索の変性が起こるが13），RGCの変化は死後変化3）NichollsP：Formateasaninhibitorofcytochromecoxiとの差を認めることはできないとされている14）．一方，本研dase.BiochemBiophysResCommun67：610-616,19754）RajamaniR,MuthuvelA,SenthilvelanMetal：Oxidative究では死後変化を最小限にするために灌流固定を用いて組織stressinducedbymethotrexatealoneandinthepresence学的検索を行った．このため，剖検では死後変化のために見ofmethanolindiscreteregionsoftherodentbrain,retinaいだせなかったRGCの変性を見いだすことができた可能性andopticnerve.ToxicolLett165：265-273,2006がある．5）LeeEW,GarnerCD,TerzoTS：Aratmodelmanifestingmethanol-inducedvisualdysfunctionsuitableforbothまた，近年ヒトのメタノール中毒にて，発症1カ月後に光acuteandlong-termexposurestudies.ToxicolApplPhar干渉断層計（OCT）により黄斑部の神経節細胞層＋内網状層macol128：199-206,1994の菲薄化が報告された15）．このことからも，本研究で認めら6）MurrayTG,BurtonTC,RajaniCetal：MethanolpoisonれたRGCの変性はヒトのメタノール中毒の慢性期には生じing.Arodentmodelwithstructuralandfunctionalevi1560あたらしい眼科Vol.31，No.10，2014（138）denceforretinalinvolvement.ArchOphthalmol109：1012-1016,19917）Gonzalez-QuevedoA,ObregonF,UrbinaMetal：Effectofchronicmethanoladministrationonaminoacidsandmonoaminesinretina,opticnerve,andbrainoftherat.ToxicolApplPharmacol185：77-84,20028）ChirapapaisanN,UiprasertkulM,ChuncharuneeA：TheeffectofcoenzymeQ10andcurcuminonchronicmethanolintoxicationinducedretinopathyinrats.JMedAssocThai95（Suppl4）：S76-S81,20129）BaumbachGL,CancillaPA,Martin-AmatGetal：Methylalcoholpoisoning.IV.Alterationsofthemorphologicalfindingsoftheretinaandopticnerve.ArchOphthalmol95：1859-1865,197710）LeeEW,GarnerCD,TerzoTS：Animalmodelforthestudyofmethanoltoxicity：comparisonoffolate-reducedratresponseswithpublishedmonkeydata.JToxicolEnvironHealth41：71-82,199411）SahinA,KayaS,TurkcuGetal：Theeffectsofcaffeicacidphenethylesterinacutemethanoltoxicityonratretinaandopticnerve.CutanOculToxicol32：263-267,201312）El-BakaryAA,El-DakrorySA,AttallaSMetal：Ranitidineasanalcoholdehydrogenaseinhibitorinacutemethanoltoxicityinrats.HumExpToxicol29：93-101,201013）NaeserP：Opticnerveinvolvementinacaseofmethanolpoisoning.BrJOphthalmol72：778-781,198814）SharpeJA,HostovskyM,BilbaoJMetal：Methanolopticneuropathy：ahistopathologicalstudy.Neurology32：1093-1100,198215）馬郡幹也，下田幸紀，秋山英雄ほか：メタノール視神経症における網膜神経節細胞の消失．眼科55：1159-1166,2013＊＊＊（139）あたらしい眼科Vol.31，No.10，20141561</p>
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