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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; 認容性</title>
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		<title>緑内障実臨床におけるアイベータとアイラミドの有用性・ 安全性・認容性について</title>
		<link>https://www.atagan.jp/article/20230720.htm</link>
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		<pubDate>Sun, 30 Jul 2023 15:20:02 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[記事]]></category>
		<category><![CDATA[アイベータ]]></category>
		<category><![CDATA[アイラミド]]></category>
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		<category><![CDATA[眼圧下降効果]]></category>
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		<description><![CDATA[《第33回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科40（7）：939.945，2023c緑内障実臨床におけるアイベータとアイラミドの有用性・安全性・認容性について新田耕治＊1堂本美雪＊1佐々木允＊1杉山和久＊2＊1福井県済生会 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《第33回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科40（7）：939.945，2023c緑内障実臨床におけるアイベータとアイラミドの有用性・安全性・認容性について新田耕治＊1堂本美雪＊1佐々木允＊1杉山和久＊2＊1福井県済生会病院眼科＊2金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学教室CTheSafety,E.cacy,andAcceptabilityofAIBETAandAILAMIDECombinationOphthalmicSuspensionforGlaucomainReal-WorldClinicalPracticeKojiNitta1）,MiyukiDomoto1）,MakotoSasaki1）andKazuhisaSugiyama2）1）DepartmentofOphthalmology,Fukui-kenSaiseikaiHospital,2）DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversityGraduateSchoolofMedicalScienceC目的：アイベータ（ブリモニジン酒石酸塩・チモロールマレイン酸塩配合点眼薬）およびアイラミド（ブリモニジン酒石酸塩・ブリンゾラミド配合点眼薬）の実臨床における有用性・安全性・認容性を比較検討すること．対象および方法：2020年C1月.2022年C5月に福井県済生会病院でアイベータあるいはアイラミドを開始した患者を対象とし，6カ月後までの眼圧，眼圧下降率と有害事象の頻度，アンケート調査による点眼のさし心地などについて検討した．結果：アイベータ群（96例C96眼）は，プロスタノイドCFP受容体作動薬（以下，FP）に追加した症例がもっとも多く，一方，アイラミド群（91例C91眼）はCFPあるいはプロスタノイドCEP2受容体選択性作動薬にアイラミドを追加した症例がもっとも多かった．使用後眼圧値は，両群とも開始前よりすべての時点で有意に下降した．眼圧値の両群比較では，6カ月後でアイベータ群では有意に低値であった．眼圧下降率は，アイベータ群ではC6カ月後C19.4％，アイラミド群は6カ月後C14.5％であった．追加成分別の眼圧下降率は，2成分追加ではアイベータ群C20.1％，アイラミド群C17.5％であった．点眼のさし心地，点眼後の刺激感，結膜充血，点眼後の見え方への影響などに関しては，アイベータ群のほうが認容性は良好であった．結論：実臨床における有用性は両者で同等であり，安全性・認容性の点ではアイベータ群のほうが良好であった．CPurpose：ToCevaluateCtheCsafety,Ce.cacy,CandCacceptabilityCofCAIBETACandCAILAMIDECCombinationCOph-thalmicSuspension（Senju）eyedropsforthetreatmentofglaucoma.Subjectsandmethods：ThisstudyinvolvedglaucomapatientsinwhomtreatmentwithAIBETAorAILAMIDEwasinitiatedbetweenJanuary2020andMay2022.CInCallCpatients,CweCexaminedCintraocularpressure（IOP）C,CfrequencyCofCadverseCevents,CandCcomfortCofCusingCtheeyedropsbyquestionnaire.Results：IntheAIBETAgroup（96eyeof96cases）C,themajorityofpatientswereadditionallyprescribedprostanoidFPreceptoragonists（FP）C.IntheAILAMIDEgroup（91eyesof91cases）,themajorityCofCpatientsCwereCadditionallyCprescribedCFPCorCaCselectiveCprostanoidCEP2CreceptorCagonist.CAtCallCtimeCpointsCafterCtheCstartCofCtherapy,CIOPCsigni.cantlyCdecreasedCinCtheCbothCgroups.CAtC6CmonthsCafterCtheCstartCofCtherapy,IOPwassigni.cantlylowerintheAIBETAgroupthanAILAMIDEgroup.At6monthsafterthestartoftherapy,theIOPreductionratewas19.4％intheAIBETAgroupand14.5％intheAILAMIDEgroup.TheIOPreductionrateinpatientswhoreceivedtwoadditionalcomponentwas20.1％intheAIBETAgroupand17.5％intheCAILAMIDECgroup.CPatientCacceptabilityCwasCbetterCinCtheCAIBETACgroupCthanCinCtheCAILAMIDECgroupCinCtermsofcomfortandirritationoftheeyedrops.Conclusions：Thee.cacyinclinicalpracticewassimilarforbothgroups,yetthesafetyandacceptabilitywerebetterintheAIBETAgroup.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C40（7）：939.945,C2023〕Keywords：アイベータ，アイラミド，処方パターン，眼圧下降効果，認容性．Aibeta,Ailamide,prescriptionpat-terns,intraocularpressureloweringe.ect,acceptability.C〔別刷請求先〕新田耕治：〒918-8503福井市和田中町舟橋C7-1福井県済生会病院眼科Reprintrequests：KojiNitta,M.D.,Ph.D.,DepartmentofOphthalmology,Fukui-kenSaiseikaiHospital,7-1WadanakamachiFunabashi,Fukui-city,Fukui918-8503,JAPANCアイベータ配合点眼液（以下，アイベータ）がC2019年C12月に，0.1％ブリモニジン酒石酸塩とC0.1％ブリンゾラミドを配合したアイラミド配合点眼（以下，アイラミド）がC2020年C6月に上市された．緑内障患者を長期間管理する場合，眼圧下降効果の面で治療を強化する場合もあれば，点眼による有害事象のために治療方針を見直すこともある．また，濾過手術などの観血的手術を施行し一時的に眼圧下降効果を認めても，患者によってはその後眼圧が上昇し治療強化のために点眼再開を考慮しなければならないこともある．今回筆者らは，アイベータおよびアイラミドが実臨床においてどのような処方パターンで使用され，どの程度の眼圧下降効果が得られるかなど薬剤の有用性について評価した．また，アイベータおよびアイラミドの有害事象の頻度など，安全性と点眼の使用感などの認容性についてもあわせて比較検討した．CI対象および方法本研究は，診療録から調査した後ろ向き研究である．ヘルシンキ宣言に従い，福井県済生会病院倫理委員会での承認を得て実施された．対象は，2020年C1月.2022年C5月に福井県済生会病院を受診した緑内障患者のうち，主治医が治療強化を必要と判断しアイベータあるいはアイラミドが開始された患者を対象とした．本検討に際して対象とした選択基準は，つぎのとおりである．1）治療強化時の眼圧がC21CmmHg以下の患者．2）直近1年以内にレーザー治療を含む緑内障手術の既往のない患者．3）緑内障治療薬による有害事象（prostaglandin-associ-atedperiorbitopathy：PAPなどによる）が原因で点眼を継続できなくなった切り替え患者．除外基準は，つぎのとおりである．1）治療強化時の眼圧がC22CmmHg以上の患者．2）角膜や網膜疾患を有する患者（表1）．評価項目は，アイベータあるいはアイラミドを開始してC1カ月後，3カ月後，6カ月後の眼圧値，眼圧下降率とした．また，アイベータあるいはアイラミドを開始後にさらに治療を強化した場合や有害事象によりアイベータあるいはアイラミドを継続できなかった場合を死亡と定義し，両群の生存率や中止した原因についても検討した．なお，中止症例に関しては，点眼を継続できた期間の眼圧データに関しては解析対象とした．また，両群の有害事象の頻度も比較検討した．認容性に関しては，患者にアンケート調査を施行した（調査症例の患者に対して別途行った）（表2）．質問内容は，CQ1.点眼の点し心地はどうですか？CQ2.点眼後にしみるなどの刺激感がありますか？CQ3.点眼後に充血しますか？CQ4.点眼後にかゆみや腫れがありますか？CQ5.点眼後に霞むなど見にくくなることがありますか？のC5問とし，アイベータあるいはアイラミドを使用している患者に尋ねた．SD法（5段階での評価尺度：1点が一番悪い結果）により各質問に該当する点数を患者自身が〇で囲み，両群の点数を評価した．経時変化の統計解析には，点眼開始前の値を基準としたDunnett検定を行った．両群の比較にはunpaired-t検定を行った．生存解析にはCKaplan-Meier法による生命表解析を行った．統計解析には，SPSSを使用し，統計的有意水準は5％とした．データの表示は平均値±標準偏差とした．CII結果解析対象は，アイベータ群C96例C96眼（男C50例，女C46例），アイラミド群C91例C91眼（男C43例，女C48例）である．臨床的背景は表3のとおりである．アイラミド群はアイベータ群と比較して，緑内障は進行している症例群で緑内障点眼成分数も有意に多かった．開始前の眼圧に両群で有意差は認めなかった．今回，アイベータあるいはアイラミドを使用された処方パターンは表4,5のとおりである．アイベータ群では，プロスタノイドCFP受容体作動薬（以下，FP）に追加（45眼）がもっとも多く，ついで，以前の緑内障レーザー治療あるいは手術を機に点眼をすべて中止し術後の経過に応じて点眼治療を再開する際にCPAPによる顔貌の変化を気にするためにアイベータを開始したパターンが18眼あった．一方，アイラミド群はCFPあるいはプロスタノイドCFP2受容体選択的作動薬（以下，EP2）に追加（25眼）がもっとも多く，ついでCFPもしくはCEP2とCb遮断薬を併用あるいはCFP/Cb配合薬を使用した状態にアイラミド追加（23眼）が多かった．使用後眼圧値は，アイベータ群ではC1カ月後C12.0CmmHg，3カ月後C11.6CmmHg，6カ月後C11.6CmmHgで開始前よりすべての時点で有意に下降した（p＜0.0001）．アイラミド群でもC1カ月後C12.7mmHg，3カ月後C12.4mmHg，6カ月後12.5CmmHgで開始前よりすべての時点で有意に下降した（p＜0.0001）．また，眼圧値の両群比較では，6カ月後でアイベータ群では有意に低値であった（p＝0.0450）（図1）．眼圧下降率は，アイベータ群ではC1カ月後C19.8％，3カ月後C20.8％，6カ月後C19.4％で，アイラミド群はC1カ月後C14.8％，3カ月後C15.6％，6カ月後C14.5％で，3カ月後の眼圧下降率に有意差を認めた（p＝0.0400）．追加成分別の眼圧下降率は，1成分追加ではアイベータ群C14.7％，アイラミド群C9.7％であった．2成分追加ではアイベータ群C20.1％，アイラミド群17.5％であった．両群には有意差を認めなかったが，1成分表1選択基準と除外基準【選択基準】1）治療強化時の眼圧がC21CmmHg以下の患者2）直近C1年以内にレーザー治療を含む緑内障手術の既往のない患者3）緑内障治療薬による有害事象が原因で点眼を継続できなくなった患者（PAP：Prostaglandin-associatedperiorbitopathyなどによる）【除外基準】1）治療強化時の眼圧がC22CmmHg以上の患者2）角膜や網膜疾患を有する患者表2認容性に関するアンケート項目Q1.点眼の点し心地はどうですか？CQ2.点眼後にしみるなどの刺激感がありますか？CQ3.点眼後に充血しますか？CQ4.点眼後にかゆみや腫れがありますか？CQ5.点眼後に霞むなど見にくくなることがありますか？表3臨床的背景アイベータ群（n＝96）アイラミド群（n＝91）p値開始後経過観察期間C11.9±9.7カ月（3.C31カ月）C13.6±4.3カ月（3.C25カ月）C0.1861開始前眼圧C14.8±3.2CmmHg（8.C21mmHg）C15.1±3.2CmmHg（9.C21mmHg）C0.5909年齢C70.5±10.4歳（C27.C90歳）C66.6±13.2歳（C39.C91歳）C0.0098HFA30-2MD値C.7.9±8.7CdB（C2.09.C.35.0dB）C.12.07±9.2CdB（C1.63.C.32.49CdB）C0.0015開始直前の薬剤成分数C0.90±1.1C1.93±1.0＜C0.0001病型CNTG65眼52眼C0.0158CPOAG18眼22眼CPE4眼12眼CSOAG3眼5眼CPACG6眼0眼NTG：正常眼圧緑内障，POAG：原発開放隅角緑内障，PE：偽落屑，SOAG：続発開放隅角緑内障，PACG：原発閉塞隅角緑内障．追加でもC2成分追加でもアイベータ群のほうが平均眼圧下降率は良好であった．アイベータあるいはアイラミドを開始してから，さらに治療を強化した場合や有害事象によりアイベータあるいはアイラミドを継続できなかった場合を死亡と定義し，両群の生存率も検討した結果，12カ月生存率は，アイベータ群C78.9％，アイラミド群C70.3％であった（図2）．治療強化したのは，アイベータ群C10眼（10.4％），アイラミド群C5眼（5.5％），有害事象により休薬したのは，アイベータ群C9眼（9.4％），アイラミド群C26眼（28.6％）であった．休薬した理由は，霧視や羞明などの視力障害が理由だったのは，アイベータ群C2眼（2.1％），アイラミド群C4眼（4.4％），アレルギー性結膜炎が理由だったのは，アイベータ群C4眼（4.2％），アイラミド群C17眼（18.7％），眼瞼炎が理由だったのは，アイベータ群C2眼（2.1％），アイラミド群C5眼（5.5％）であった（表6）．点眼による有害事象の頻度は表7のとおりである．霧視や羞明などの視力障害を認めたのは，アイベータ群C2眼（2.1％），アイラミド群C9眼（9.9％）であり，アイラミド群で有意に高率であった（p＝0.0233）．アレルギー性結膜炎は，アイベータ群C5眼（5.2％），アイラミド群C22眼（24.2％）であり，アイラミド群で有意に高率であった（p＝0.0002）．眼瞼炎を認めたのは，アイベータ群C4眼（4.2％），アイラミド群6眼（6.6％）で両群に差はなかった．それぞれの点眼の認容性を評価するために点眼後の使用感に関するアンケートを施行した．協力を得られたのはアイベータ群C57例（平均年齢C73.8歳），アイラミド群C66例（平均年齢C67.9歳）であった．点眼のさし心地は，アイベータ群C4.05±0.79点，アイラミド群C3.53C±1.26点で，アイベータ群は有意にさし心地良好であった（p＝0.011）．しみるなど点眼後の刺激感に関しては，アイベータ群C4.32C±0.86点，アイラミド群C3.86C±1.30点とアイベータ群が有意に刺激感を感じなかった（p＝0.033）．結膜充血に関しては，アイベ表4アイベータの処方パターン変更前変更後眼数変更理由成分数に変化なし7眼CEP2＋bアイベータC2アドヒアランスを重視（2C→C1本）CCAI/bアイベータC2アドヒアランスを重視（使用感）CFP/bアイベータC1PAPの改善目的CFP＋CAI/bFP＋アイベータC1アドヒアランスを重視（使用感）CEP2＋CAI/bEP2＋アイベータC1アドヒアランスを重視（使用感）bアイベータC7治療強化CFP＋bFP＋アイベータC4治療強化C1成分追加FP＋a2CEP2＋アイベータC3治療強化C18眼Ca2アイベータC2治療強化CFPアイベータC1PAPの改善目的イオンチャネルアイベータC1治療強化FPCFP＋アイベータC45治療強化2成分追加71眼CTLE後C※アイベータC12治療強化処方なし※アイベータC8PAPなどの副作用を危惧iStent後C※アイベータC4治療強化SLT後C※アイベータC2治療強化※以前の緑内障レーザー治療あるいは手術を機に点眼をすべて中止し，術後の経過に応じて点眼治療を再開する際に，プロスタグランジンによる副作用を危惧した症例，または緑内障進行の状況によりアイベータを開始した症例．FP：プロスタノイドCFP受容体作動薬，EP2：プロスタノイドCEP2受容体選択性作動薬，Cb：b遮断薬，CAI：炭酸脱水酵素阻害薬，a2：a2受容体作動薬，PAP：プロスタグランジン関連眼窩周囲症．表5アイラミドの処方パターン変更前変更後眼数変更理由成分数に変化なし4眼CFP＋bアイラミドC2角膜上皮障害・BAC濃度を考慮4ボトルを整理CFP/b＋アイラミドC1アドヒアランスを重視（4C→C2本）3ボトルを整理CFP/b＋アイラミドC1アドヒアランスを重視（3C→C2本）a2アイラミドC13治療強化CCAIアイラミドC9治療強化C1成分追加EP2アイラミドC4治療強化C32眼CROCKアイラミドC3治療強化イオンチャネルアイラミドC2治療強化CFP＋アイベータCFP/b＋アイラミドC1治療強化FP/bFP/b＋アイラミドC19治療強化CFPCFP＋アイラミドC17治療強化C2成分追加55眼CEP2CEP2＋アイラミドC8治療強化CFP＋bFP＋b＋アイラミドC4治療強化CFP＋ROCKCFP＋ROCK＋アイラミドC3治療強化CFP/b＋a1＋ROCKCFP/b＋a1＋ROCK＋アイラミドC2治療強化CFP＋b＋ROCKCFP＋b＋ROCK＋アイラミドC2治療強化FP：プロスタノイドCFP受容体作動薬，EP2：プロスタノイドCEP2受容体選択的作動薬，Cb：b遮断薬，CAI：炭酸脱水酵素阻害薬，a1：a1受容体遮断薬，Ca2：a2受容体作動薬，ROCK：Rhoキナーゼ阻害薬，BAC：塩化ベンザルコニウム．C942あたらしい眼科Vol.40，No.7，2023（94）15.1アイベータアイラミド10012.712.412.515＊80＊＊眼圧（mmHg）1014.8＊＊＊＊12.011.611.6累積生存率（％）6040開始前13620観察期間（月）＊：p＜0.050図1両群の眼圧推移アイベータ群もアイラミド群も開始前よりすべての地点で有意に036912151821242730眼圧が下降した．眼圧値の両群比較では，C6カ月後でアイベータ観察期間（月）群では有意に低値であった．C図2両群の生命表解析点眼を開始してからさらに治療を強化した場合や有害事象により点眼を継続できなかった場合を死亡と定義し両群の生存率も検討した結果，12カ月生存率は，アイベータ群C78.9％，アイラミド群C70.3％であった．表6生命表解析における死亡理由の内訳アイベータ（n＝96眼）アイラミド（n＝91眼）p値治療強化（内服・点眼・レーザー・手術）10眼（C11.5％）5眼（5C.5％）C0.2155副作用により点眼が継続できず休薬9眼（9C.4％）26眼（C28.6％）C0.0008休薬理由視力障害（霧視や羞明）2眼（2C.1％）4眼（4C.4％）C0.3698アレルギー性結膜炎4眼（4C.2％）17眼（C18.7％）C0.0017眼瞼炎2眼（2C.1％）5眼（5C.5％）C0.2193味覚障害1眼（1C.0％）C0.3290表7点眼による有害事象の頻度アイベータ（n＝96眼）アイラミド（n＝91眼）p値視力障害（霧視や羞明）2眼（2C.1％）9眼（9C.9％）C0.0233アレルギー性結膜炎5眼（5C.2％）22眼（C24.2％）C0.0002眼瞼炎4眼（4C.2％）6眼（6C.6％）C0.4610刺激感（しみるやチクチク）5眼（5C.2％）4眼（4C.4％）C0.7952流涙1眼（1C.0％）1眼（1C.1％）C0.9697味覚障害1眼（1C.0％）C0.3290後頭部痛1眼（1C.1％）C0.3031Cータ群C4.61C±1.17点，アイラミド群C4.02C±1.38点とアイベータ群が有意に結膜充血を感じなかった（p＝0.005）．掻痒感や眼瞼腫脹感に関しては，アイベータ群C4.43C±1.39点，アイラミド群C4.03C±1.12点と両群に差を認めなかった．点眼後の見え方への影響については，アイベータ群C4.30C±1.05点，アイラミド群C3.20C±1.34点とアイラミド群が有意に不良であった（p＜0.001）．5問のアンケートを通じて，総じてアイベータ群のほうがアイラミド群より認容性は良好であった（図3）．CIII考察当院におけるアイベータおよびアイラミドの実臨床における使用実態を後ろ向きに検討した．眼圧値および眼圧下降率については，アイベータ群のほうがC6カ月後の眼圧値が有意に低値で，3カ月後の眼圧下降率が有意に高率であった．原発開放隅角緑内障または高眼圧症に対する第一選択薬の眼圧下降効果の報告では，チモロールは平均C3.7CmmHgの眼圧下降が期待できるとし，一方，ブリンゾラミドは平均2.42CmmHgの眼圧下降が期待できると報告されている1）．このことより，チモロールとブリンゾラミドの眼圧下降作用の違いが，アイラミドと比較してアイベータのほうの眼圧下降効果が強かった原因であった可能性がある．また，アイラミド群ではC2成分追加症例がC60.4％（55/91）に対し，アイベータ群ではC2成分追加症例がC74.0％（71/96）と有意差はなさし心地刺激感結膜充血掻痒感や眼瞼腫脹視力障害（霧視など）■アイベータ■アイラミド図3両点眼の認容性に関する患者でのアンケート調査結果5問のアンケートを通じて，総じてアイベータ群のほうがアイラミド群より認容性は良好であった．いものの高率（p＝0.0611）であった影響も考えられる．アイベータおよびアイラミドの処方変更前と変更後の状況をみてみると，アイベータ群では，FPから追加されるパターンと緑内障レーザー治療あるいは手術を施行してC1年以上経過して治療強化が要する際に開始されるパターンが多かった．一方，アイラミド群は，FPもしくはCEP2に追加されるパターンと，FPもしくはCEP2とCb遮断薬の併用あるいはCFP/b遮断薬配合剤を使用中に追加されるパターンが多かった．両群に共通するCFPもしくはCEP2に追加されるパターンが多かった理由は，緑内障点眼治療の第一選択としては，FPもしくはCEP2による点眼治療が推奨されており，FPもしくはCEP2点眼による治療を施行しているにもかかわらず眼圧が目標眼圧に達成されていない，あるいは，緑内障の進行を認め，2成分を追加することがその時点での最良の治療を判断した症例が多かったことに起因すると考えられた．安全性においては，各群の有害事象の頻度は，アイベータ群18眼/96眼（18.8％），アイラミド群C43眼/91眼（47.3％）であった．いずれも軽微で重篤な有害事象はなかった．なかでも，ブリモニジン特有のアレルギー性結膜炎の発現率については，アイベータ群C5眼（5.2％），アイラミド群C22眼（24.2％）であり，アイベータ群のほうがアレルギー結膜炎の発現頻度が低率であった．海外の報告では，ブリモニジンC0.2％とブリモニジンC0.2％/チモロールC0.5％配合剤のCrandom-izedtrial（12カ月）において，アレルギー性結膜炎の発現頻度が配合剤のほうが低率であったとの結果が報告されている2）．また，ブリモニジンC0.2％とブリモニジンC0.2％/チモロールC0.5％配合剤における眼アレルギーについて研究した報告では，ブリモニジンC0.2％でC17.6％，ブリモニジンC0.2％/チモロールC0.5％配合剤でC8.8％であり，配合剤のほうが発現頻度は低率であったことが示されている3）．これについては，Cb遮断薬の作用によると推察されている．1）チモロールがブリモニジンによるアレルギー反応を抑制する可能性がある4）．2）チモロールのわずかな血管収縮作用が炎症の兆候や症状を軽減する可能性がある5.8）．3）アドレナリン作動薬は細胞間隙を広げ，アレルゲンになりうる薬物の上皮下組織への到達を増加させるが，チモロールはこれを抑制しアレルギーを減少させる可能性がある9,10）．以上のことから，ブリモニジンによるアレルギー反応が，チモロールとの配合効果により頻度が減少し，アイベータ群とアイラミド群でアレルギー性結膜炎の頻度に差が生じた可能性がある．両群の開始後経過観察期間に差はなかったが，それぞれの点眼を開始する前にすでにブリモニジンを点眼していた症例が，アイベータ群でC5眼に対し，アイラミド群でC14眼とアイラミド群で有意に高率（p＝0.0283）であったことも影響した可能性がある．認容性に関して検討したところ，アイベータ群のほうが良好であった．アイベータのCpHはC6.9.7.3，アイラミドのpHはC6.3.6.8であり，涙液のCpH7.4に近いほど不快感や刺激感が生じにくいと考え，pHの違いがさし心地の結果に影響したと思われた．また，アイラミドでは一過性の霧視などの視力障害が出現する頻度が高率であった．これは，アイベータは澄明な水性点眼11），アイラミドは白色の懸濁性点眼12）と性状の違いが影響した可能性がある．本研究の問題点は短期間の後ろ向き観察研究であることである．長期的には両点眼の有用性・安全性・認容性に関する評価が変わる可能性がある．また，アイラミド群は緑内障が進行した症例が多いため，両群の臨床的背景が異なることも本研究の限界である．なるべく臨床背景を揃えるために両点眼開始直前の眼圧をC21CmmHg以下の症例に限定して解析した．直近C1年以内にレーザー治療を含む緑内障手術の既往がある症例は除外したが，1年以上前に緑内障手術を施行されている症例は含まれているため，今回の結果に手術の影響が含まれている可能性がある．実臨床において濾過手術を施行したにもかかわらず手術の効果が減衰する場合もある．その場合は点眼を再開することになるため，今回はなるべくreal-worldの治療成績を評価するために手術症例をすべて除外するのではなく，直近C1年以内に緑内障手術の既往がある症例を除外して解析した．CIV結論本研究において，アイベータ群とアイラミド群の有効性・安全性・認容性を比較した結果，有用性は両群で同等で，安全性・認容性はいずれもアイベータ群のほうが良好であった．緑内障患者は長期にわたり点眼を継続する必要があるため，眼圧下降効果のみならず安全性や認容性も考慮に入れて薬剤を選択する必要がある．緑内障治療にはさまざまな選択肢があり，FP/Cb遮断薬配合剤に追加加療する場合やCb遮断薬が使用できない患者には，アイラミドが処方パターンとしては有用であると思われた．いずれにしても両ブリモニジン配合剤は，患者個々の状況に応じた緑内障治療の選択肢となりうる薬剤と考えられた．文献1）LiCT,CLindsleyCK,CRouseCBCetal：ComparativeCe.e-ctivenessof.rst-linemedicationsforprimaryopen-angleglaucoma：Asystematicreviewandnetworkmeta-analy-sis.OphthalmologyC123：129-140,C20162）SherwoodMB,CravenER,ChouCetal：Twice-daily0.2％brimonidine0.5％CtimololC.xed-combinationCtherapyCvsCmonotherapywithtimololorbrimonidineinpatientswithglaucomaCorCocularhypertension：aC12-monthCrandom-izedtrial.ArchOphthalmolC124：1230-1238,C20063）MotolkoMA：ComparisonCofCallergyCratesCinCglaucomaCpatientsCreceivingCbrimonidine0.2％CmonotherapyCversusC.xed-combinationCbrimonidine0.2％-timolol0.5％Cthera-py.CurrMedResOpinC24：2663-2667,C20084）OsborneSA,MontgomeryDM,MorrisDetal：Alphaganallergymayincreasethepropensityformultipleeye-dropallergy.Eye（Lond）C19：129-137,C20055）VanCBuskirkCEM,CBaconCDR,CFahrenbachWH：CiliaryCvasoconstrictionaftertopicaladrenergicdrugs.AmJOph-thalmolC109：511-517,C19906）RosenfeldCE,CBarequetCD,CRabinaCGCetal：E.ectCofCbrimo-nidineCtartrateConCbasophilCactivationCinCglaucomaCpatients.CIntJOphthalmolC13：509-512,C20207）LeeCAJ,CMcCluskeyP：FixedCcombinationCofCtopicalCbri-monidine0.2％andtimolol0.5％forglaucomaanduncon-trolledintraocularpressure.ClinOphthalmolC2：545-555,C20088）YehCPH,CChengCYC,CShieCSSCetal：BrimonidineCrelatedCacutefollicularconjunctivitis：Onsettimeandclinicalpre-sentations,CaClong-termCfollowup.Medicine（Baltimore）C100：e26724,C20219）ButlerP,MannschreckM,LinSetal：ClinicalexperiencewithCtheClongtermCuseCof1％Capraclonidine.CIncidenceCofCallergicreactions.ArchOphthalmolC113：293-296,C199510）AlvaradoJA：ReducedCocularCallergyCwithC.xed-combination0.2％CbrimonidineC.0.5％Ctimolol.CArchCOph-thalmolC125：717,C200711）アイベータ配合点眼液添付文書，千寿製薬株式会社，2020年C12月改訂（第C2版）12）アイラミド配合懸濁性点眼液添付文書，千寿製薬株式会社，2021年9月改訂（第2版）＊＊＊</p>
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