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	<title>あたらしい眼科オンラインジャーナル &#187; BBG</title>
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		<title>CIELABを用いた白内障手術におけるブリリアントブルーG前囊染色の視認性評価</title>
		<link>https://www.atagan.jp/article/20200722.htm</link>
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		<pubDate>Thu, 30 Jul 2020 15:22:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
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		<description><![CDATA[《原著》あたらしい眼科37（7）：883.890，2020cCIELABを用いた白内障手術におけるブリリアントブルーG前.染色の視認性評価柴宮浩希＊1,2寒竹大地＊1石川慎一郎＊1中尾功＊1樋田太郎＊3西村知久＊3江内田 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>《原著》あたらしい眼科37（7）：883.890，2020cCIELABを用いた白内障手術におけるブリリアントブルーG前.染色の視認性評価柴宮浩希＊1,2寒竹大地＊1石川慎一郎＊1中尾功＊1樋田太郎＊3西村知久＊3江内田寛＊1＊1佐賀大学医学部眼科学教室＊2高邦会高木病院眼科＊3美川眼科医院CVisibilityEvaluationofBrilliantBlueGCapsuleStaininginCataractSurgeryusingCIELABHirokiShibamiya1,2）C,DaichiKantake1）,ShinichiroIshikawa1）,IsaoNakao1）,TarouHida3）,TomohisaNishimura3）CHiroshiEnaida1）Cand1）DepartmentofOphthalmology,SagaUniversityFacultyofMedicine,2）CHospital,3）MikawaEyeClinicCDepartmentofOphthalmology,KouhoukaiTakagi目的：白内障手術において水晶体前.を染色するために投与されたブリリアントブルーCG（BBG）の有効性を確認し，染色領域と前.切除領域の色差をCCIE1976L＊a＊b＊色空間（CIELAB）を用いて定量的に評価し，CIELABの評価指標としての妥当性を検討する．対象および方法：2014年C1月.2018年C2月に佐賀大学医学部附属病院眼科で施行した白内障手術のうち，前.の視認性が不良であり，視認性改善のためにCBBGを使用し前.切開を行ったC76例C85眼を後ろ向きに検討した．まず術者および第三者によって，5段階（レベルC0.4：5段階レベルでC2以上を有効と判定）でBBG投与後の可視化の程度・前.切開の容易性を評価した．さらに手術中の静止画像を用いて染色領域と前.切除領域の色差をCCIELABを用いて数値化し，第三者による評価との間に相関があるかを検討した．結果：第三者と術者による可視化の程度および手術容易性の評価は，平均でいずれも前.の視認性が明瞭なレベルC3以上であり，第三者評価ではC98.8％の症例で有効，術者評価では全例が有効と判定された．CIELABを用いた染色領域と前.切除領域の色差の検討では，色差に相当するユークリッド距離ΔEと第三者による評価とのCSpearmanの順位相関係数はC0.66であり，両者には正の相関があると示された．結論：BBG染色は白内障手術時の前.の可視化に有効であり，さらに前.染色の視認性の定量的評価指標としてCCIELABは有用であった．CPurpose：Toevaluatethee.cacyofbrilliantblueG（BBG）dyeinjectedforvisualizationoftheanteriorcap-suleofthelensandquantitativelyevaluateitsvisibilityintheanteriorcapsuleusingCIE1976L＊a＊b＊Ccolorspace（CIELAB）C,CandCtoCexamineCtheCuseCofCCIELABCasCanCevaluationCindex.CSubjectsandMethods：WeCevaluatedC85Ceyesof76patientswhounderwentBBGcapsulestainingfromJanuary2014toFebruary2018atSagaUniversityHospital.CTheCsurgeonCandCaCthirdCpartyCevaluatedCtheCstainingCgradeCandCeaseCofCanteriorCcapsulotomyCinC.vesteps（level0to4,withalevelhigherthan2beingjudgede.ective）C.Inaddition,thecolordi.erenceofthestain-ingregionandanteriorcapsuleremovalregionwasquanti.edusingCIELAB.Wealsoinvestigatedwhetherornottherewasanassociationbetweenthecolordi.erenceofCIELABandevaluationbythethirdparty.Results：Theprocedurewasjudgede.ectivein98.8％ofthecasesbythirdpartyevaluationandin100％ofthecasesbysur-geonevaluation.Inexaminingcolordi.erenceusingCIELAB,theSpearman’srankcorrelationcoe.cientbetweenCΔEandthirdpartyevaluationwas0.66,indicatingthatbothhadpositivecorrelation.Conclusions：BBGstainingwase.ectiveforvisualizationoftheanteriorcapsuleofthelens,andCIELABwasfoundtobeusefulasaquantita-tiveevaluationindexofvisibility.〔AtarashiiGanka（JournaloftheEye）C37（7）：883.890,C2020〕〔別刷請求先〕柴宮浩希：〒849-8501佐賀県佐賀市鍋島C5-1-1佐賀大学医学部眼科学教室Reprintrequests：HirokiShibamiya,DepartmentofOphthalmology,SagaUniversityFacultyofMedicine,5-1-1Nabeshima,SagaCity,SagaPrefecture849-8501,JAPANCKeywords：CIELAB，BBG，前.染色，前.切開，白内障手術．CIELAB,BBG,anteriorcapsulestaining,anteriorcapsulotomy,cataractsurgery.Cはじめに白内障手術において，連続円形切.（continuouscurvilin-earcapsulorrhexis：CCC）は，重要な要素である．不完全なCCCCは術後の眼内レンズの安定性を欠くのみならず，術中の後.破損などにつながり，手術の安全性を損なう要因になりえる．しかし，成熟・過熟白内障の症例や皮質・後.下混濁の強い症例，角膜の透見不良な症例，硝子体出血を有する症例では白内障手術時に徹照光が不良となり，CCCの作製が困難となる．そのような症例では，前.の視認性を高めるため染色剤を使用した前.染色が行われており，以前よりインドシアニングリーン（indocyaninegreen：ICG）やトリパンブルー（trypanblue：TB）などが用いられている1,2）．その有用性が報告されている一方で，角膜内皮や網膜への毒性に関する報告がなされ，安全性への懸念があるとされている3.6）．今回前.染色に使用したブリリアントブルーCG（brilliantCblueG：BBG）は，もともとは硝子体手術において，ICGやTBに代わる内境界膜の染色剤として開発され，その安全性と良好な染色性から広く用いられているものである7,8）．今回筆者らはCBBGを用いた水晶体前.染色での視認性を術者および第三者により評価することで染色の有効性を確認し，加えて国際照明委員会（CommissionCInternationaleCdeCl’Eclairage：CIE）が策定した色空間であるCCIELAB9）を用いて前.染色領域と切除領域の色差を定量化し，加えて，第三者評価との相関をみることで，CIELABが視認性の評価指標として妥当であるか検討を行った．CI対象および方法1.対象2014年C1月.2018年C2月に佐賀大学医学部附属病院眼科にて白内障手術を行った症例のうち，前.の可視化のためにBBGを用いて前.染色を行ったC76例C85眼を対象とした（表1）．年齢はC32.94歳（平均C73.6C±12.3歳，平均値C±標準偏差）であった．性別は男性C29例（38％）32眼，女性C47例（62％）53眼であった．白内障の原因別分類としては大部分が加齢性であり，それ以外はアトピー性白内障C3例C3眼，外傷性白内障C1例C1眼の他，急性原発閉塞隅角緑内障C7例C7眼が含まれていた．染色を要した理由としては，成熟または過熟白内障がC35例C38眼（45％），皮質・後.下混濁がC28例C32眼（38％），角膜透見不良（急性原発閉塞隅角緑内障による角膜浮腫を含む）がC13例C15眼（18％）であった．本研究はヘルシンキ宣言を遵守し，佐賀大学医学部附属病院医学倫理審査委員会の承認（承認番号C2013-11-01）を受け，研究参加および未承認薬品使用に関するインフォームド・コンセントを十分に行い書面による同意を得て行った．また，本研究はC2018年C3月C31日をもってすべてを終了している．C2.手.術.方.法BBGは，CoomassieCBrilliantCblueCG250（シグマアルドリッチ社製）を眼内灌流液（オペガード）に溶解し，最終濃度をC0.25Cmg/mlに調整して使用した．薬剤の調整は当院薬剤部に依頼し，調整された院内製剤は滅菌さらにバイアル化され供給された．サイドポート作製後，上記のように調整したCBBGを注入し前房内を全置換した．置換後にC30秒程度経過したあと，眼内灌流液（BSSplus）にて前房を洗浄した．その後，粘弾性物質（ビスコートもしくはシェルガン）で前房内を置換し，2.4Cmm強角膜創もしくは角膜切開創を作製，チストトーム・前.切開鑷子を用いてCCCCを作製した．その後は通常の方法で手術を行い，全例に眼内レンズを挿入した．また，手術顕微鏡にはCOPMILumeraT（CarlZeiss）またはCOPMIVISU210（CarlZeiss）を用い，いずれもハロゲン光源を使用し，手術開始時には毎回必ず手術用ガーゼでホワイトバランスを調整して手術を行った．また，術中の動画は色彩設定などの編集を行わずに用いた．C3.評.価.方.法本研究における主要評価項目は第三者による視認性の評価とし，副次評価項目を術者による視認性の評価とした．術者による評価は，手術終了後に染色による視認性を評価した．第三者による評価では，手術開始時から終了時までを動画で記録し，その動画より前.染色後，CCC施行中，CCC終了後のC3枚の静止画像を加工しない状態で抽出し，評価の資料とした．評価基準は，術者・第三者ともにCBBGによる前.染色の視認性をレベルC0.4のC5段階（表2）で評価した．評価指標には本研究と同時期に試行していた「A0001（ブリリアントブルーCG250）の内境界膜染色と.離に対する有効性と安全性の検討─多施設共同第CIII相医師主導治験7」」の評価指標を一部改変し，白内障用の評価指標を新たに構築して使用した．第三者による評価は前述の手術動画より抽出した静止画像を用いて，院外の熟練した白内障術者C2名に評価を依頼した．術者評価および第三者による評価は，それぞれにおいて5段階の評価でレベルC2以上を有効と定義した．また，第三表1被験者背景項目区分割合（眼数％）解析対象76例85眼性別年齢男性女性平均値C標準偏差C最小値C中央値C最大値C29例32眼C47例53眼C73.612.332759437.662.4対象眼右眼左眼42眼（内両眼943眼C）C49.450.6病型加齢性白内障アトピー性白内障急性原発閉塞隅角緑水晶体異物65例74眼C3例3眼C内障7例7眼C1例1眼C87.13.58.21.2染色理由成熟・過熟白内障皮質・後.下混濁角膜透見不良35例38眼C28例32眼C13例15眼C44.737.617.6表2術者および第三者による可視化の程度の評価および手術容易性の評価に用いた指標指標※指標の詳細レベルC0※※前.の染色は確認できず，手術の操作は困難である（と考えられる）CレベルC1前.の染色はレベルC0に比して明瞭であるが，手術の操作は困難である（と考えられる）レベルC2前.の染色は不十分であるが，手術操作可能なレベルである（と考えられる）レベルC3前.の染色はレベルC2に比して明瞭であり，手術の操作は問題なく行える（と考えられる）レベルC4前.の視認性は十分であり，手術操作にまったく問題のない状態である（と考えられる）C※A0001（ブリリアントブルーCG250）の内境界膜染色と.離に対する有効性と安全性の検討─多施設共同第CIII相医師主導治験（文献C7より引用）C※※括弧内は第三者評価時の指標者による評価と術者による評価の評価指標レベルC0.4をそれぞれC0.4のスコアに置き換え，第三者評価ではC2評価者の平均値をとり，それぞれ第三者評価スコア，術者評価スコアとした．さらに，第三者評価スコアで視認性不良群：スコアC1.5.2，視認性中等度群：2.5.3，視認性良好群：3.5.4のC3群に分けた．さらに探索的評価項目として視認性の定量的な評価を目的とし，染色領域と前.切除領域の色差の定量的な評価を行い主要評価項目の妥当性を検討した．主要評価項目評価に用いたCCCC終了後の静止画像から前.の切開線を挟むCBBG染色領域と前.切除領域で関心領域をC6セット抽出した（図1a）．この関心領域間でのコントラストを定量的に評価するため，CIELABを用いた．これは人間の視覚による知覚に近似するように作られた三次元の色空間であり，この色空間内の座標間の距離が大きいほど，大きな色差として知覚される10,11）という特性がある．そこで測定したC2領域間の色差をCIELAB色空間内での距離（CΔE）として定量的に評価した．画像からC6セット，計C12カ所の関心領域のCCIELAB色空間内での座標を画像処理ソフトCImageJを用いて抽出し，座標間の距離（CΔE）を以下の式にて計算した．CΔE＝√（ΔL＊）2＋（Δa＊）2＋（Δb＊）2CΔL＊＝L＊染色領域.L＊前.切除領域CΔa＊＝a＊染色領域.a＊前.切除領域CΔb＊＝b＊染色領域.b＊前.切除領域6セット分のCΔEを算出し，平均化した．また，CΔEと第三者評価スコアの相関をみた．さらに，第三者評価スコアで分けたC3群（視認性不良群，視認性中等度群，視認性良好群）それぞれのΔEの平均を比較した．今回直接的な評価項目とはしていないが，手術における有害事象についても併せて検討を行った．a14b12108データの分析に関してCWelchのCt検定およびCSpearmanの順位相関係数を用いた．患者属性や病型，染色理由，有害事象については診療録の記録をもとに集計を行った．CII結果1.有効性の評価主要評価項目である第三者による前.染色の有効性の評価に関しては，2人の評価者の間で軽微な差異はあるものの，レベルC3とレベルC4が約C80％を占める結果となった．各評価者ともC1眼のみレベルC1との評価であった（表3）．有効（レベルC2以上）または，無効（レベルC2未満）の割合を表4に示す．2評価者とも有効がC84眼（98.8％），無効がC1眼（1.2％）であった．第三者評価において視認性不良群（第三者評価スコアC1.5.2），視認性中等度群（スコアC2.5.3），視認性良好群（スコアC3.5.4）それぞれの代表症例を図2に示す．視認性不良群や視認性中等度群には角膜透見不良な症例や皮質・後.下混濁の症例が多く，視認性良好群には成熟・過熟白内障の症例が多く含まれた．副次評価項目である術者による前.染色の有効性の評価に関しては，レベルC4がもっとも多くC44眼（51.8％）を占め，ついでレベルC3がC31眼（36.5％）を占めた（表3）．有効または，無効の割合を表4に示す．有効と判定された症例はC856420第三者評価スコア＊11.522.533.54DE11＊眼（100％）であった．第三者による評価と同様に，視認性が不十分から中等度で109あった症例（術者評価スコアC2,3）には角膜透見不良な症例87や皮質・後.下混濁の症例が多く，視認性が良好であった症6543210第三者評価スコア例（スコア4）には成熟・過熟白内障の症例が多く含まれた．C2.CIELABを用いた定量的評価と第三者による評価の比較各症例で，CIELAB空間内での染色領域・前.切除領域それぞれのCL＊,a＊,b＊座標間の距離ΔEを求めた．CΔEの平均はC6.15C±2.32（平均値C±標準偏差）であった．CΔEと第三者評価スコアの分布は図1bのようになった．SpearmanのDE1.5～22.5～33.5～4＊：p＜0.05図1関心領域の抽出および第三者評価とΔEの相関a：関心領域の抽出．CCC終了後の静止画像から前.の切開線を挟むようにBBG染色領域（赤丸）と前.切除領域（緑丸）をC6セット抽出．Cb：第三者評価スコアとCΔEの分布．第三者評価スコアとCΔEには正の相関を認めた．Cc：第三者評価スコア毎のΔE．視認性不良群（第三者評価スコアC1.5.2）ではCΔEの平均はC4.23C±1.49，視認性中等度群（スコアC2.5.3）ではC5.09C±1.34，視認性良好群（スコアC3.5.4）ではC7.67C±2.28となり，各群間でCΔEの平均値は有意差を認めた．CΔE：BBG染色領域と前.切除領域のCCIELAB色空間内の距離．C886あたらしい眼科Vol.37，No.7，2020順位相関係数はC0.66であり，両者には正の相関があると示された．また，第三者評価スコアごとにCΔEの平均を比較すると図1cのようになった．それぞれの群間でCΔEの平均値は有意差を認め，第三者評価において視認性が良い症例ほど有意にΔEの値が大きくなった．これにより，客観的な評価であるCCIELABを用いて色差を定量化したCΔEは，主観的な評価である第三者評価と同様に前.染色の視認性の評価指標となりうることが示唆された．また，白内障のタイプすなわち前.染色を要した理由ごとに解析を行うと，第三者評価では成熟・過熟白内障でもっとも評価が良好であり，第三者評価スコアは平均C3.38C±0.57（112）表3術者および第三者による可視化の程度の評価および手術容易性の評価の結果第三者評価者C1第三者評価者C2術者評価指標指標の詳細眼数割合（％）眼数割合（％）眼数割合（％）レベルC0前.の染色は確認できず，手術の操作は困難である（と考えられる）C0C0.0C0C0.0C0C0.0レベルC1前.の染色はレベルC0に比して明瞭であるが，手術の操作は困難である（と考えられる）C1C1.2C1C1.2C0C0.0レベルC2前.の染色は不十分であるが，手術操作可能なレベルである（と考えられる）C18C21.2C16C18.8C10C11.8レベルC3前.の染色はレベルC2に比して明瞭であり，手術の操作は問題なく行える（と考えられる）C29C34.1C46C54.1C31C36.5レベルC4前.の視認性は十分であり，手術操作にまったく問題のない状態である（と考えられる）C37C43.5C22C25.9C44C51.8表4術者および第三者による可視化の程度の評価および手術容易性の評価のまとめ第三者評価者C1第三者評価者C2術者眼数割合（％）眼数割合（％）眼数割合（％）解析対象C85C85C85有効※C84C98.8C84C98.8C85C100.0無効※※C1C1.2C1C1.2C0C0.0C※有効はレベルC2以上をさす．C※※無効はレベルC2未満をさす．図2第三者評価におけるスコアごとの代表例a：視認性不良群（第三者評価スコアC1.5.2）全周にわたってCCCCの境界線がほとんど視認できない．角膜透見不良症例．Cb：視認性中等度群（スコアC2.5.3）部分的にCCCCの境界線が確認できるが，一部は視認性が不良．皮質・後.下混濁症例．Cc：視認性良好群（スコアC3.5.4）全周にわたってCCCCの境界線が明瞭に観察できる．成熟白内障症例．（平均値C±標準偏差）であった．皮質・後.下混濁の症例はC±標準偏差），ついで，皮質・後.下混濁の症例C5.81C±2.13C2.97±0.75（平均値C±標準偏差），角膜透見不良な症例がもっ（平均値C±標準偏差），角膜透見不良な症例C4.22C±1.18（平均とも評価が低く，第三者評価スコアはC2.80C±0.68（平均値C±値±標準偏差）の順となった．CΔEの平均値は，それぞれの標準偏差）であった．それぞれの症例でのCΔEの平均値を図群間で有意差を認めた．C3に示す．CΔEも第三者評価スコアと同様に，成熟・過熟白C3.有害事象の検討内障の症例でΔEがもっとも大きく平均C7.20C±2.28（平均値安全性に関して今回筆者らの調査では，有害事象はC85眼＊11109876543210角膜透見不良DE皮質・後.下混濁成熟・過熟白内障＊：p＜0.05図3染色理由ごとのΔE角膜透見不良な症例ではΔEの平均値はC4.22C±1.18（平均値C±標準偏差），皮質・後.下混濁の症例ではC5.81C±2.13（平均値C±標準偏差），成熟・過熟白内障の症例ではC7.20C±2.28（平均値C±標準偏差）となり，それぞれの群間でCΔEの平均値は有意差を認めた．CΔE：BBG染色領域と前.切除領域のCCIELAB色空間内の距離．中C75眼（88.2％）報告された．表5に認められた有害事象を示した．発現割合がもっとも高かったものは結膜充血でC50眼（58.8％），ついで角膜浮腫C35眼（41.2％），点状表層角膜炎C15眼（17.6％），結膜下出血C14眼（16.5％）と続いた．追加での処置を要した有害事象として後.破損をC2眼（2.4％）に認めたが，いずれもCCCC作製は問題なく行われ，その後の手術操作のなかで生じたものであった．両症例とも硝子体切除を追加し，1例は眼内レンズを.内固定，もうC1例は.外固定を行いいずれも術中に対応を完了した．また，角膜内皮細胞密度に関しては，術前の平均がC2,556個/mmC2，術後の平均がC2,031個/mmC2であった．CIII考按白内障手術において，成熟・過熟白内障や皮質・後.下混濁が強い症例，角膜透見不良な症例，硝子体出血の症例では網膜からの反射光である徹照光が得られにくく，前.の視認性が不良となり，CCCの施行が困難となる．前.の視認性を改善するために染色剤として以前よりCICGやCTBが使用され，その有用性が報告されてきた1,10.13）．一方で，前.染色は症例により術中の視認性にかなりの差異を生じるため，染色の有効性を確認し，さらに今後，染色の特性や観察手技の検討をするには定量的かつ客観的な評価指標が必要と考えられた．今回CBBGを前.に対する染色剤としていくつかの検討を表5有害事象合併症眼数頻度（％）結膜充血C50C58.8角膜浮腫C35C41.2点状表層角膜炎C15C17.6結膜下出血C14C16.5眼圧上昇C3C3.5後.破損C2C2.4角膜混濁C1C1.2結膜浮腫C1C1.2C行ったが，主要評価項目とした第三者による前.染色の視認性の評価では，98.8％の症例で染色の有効性を認め，さらに副次評価項目である術者の評価ではC100％の症例で有効と判定され，BBGによる前.染色の有効性を確認した．今回，ほかの染色剤のとの比較は行っていないが，既報ではCBBGとCTBによる前.染色の有効性としてCCCCの成功率を比較しており，両者ともCCCC成功率C100％で同等の有効性を認めたとされている5）．今回筆者らは前.染色の視認性の定量的評価のためCIELABを用いた．色空間にはさまざまなものがあるが，一般に，色空間内でのC2点間距離は視覚による色差の感覚とは一致していない．色空間内での距離と肉眼での感覚の不一致を減らすことを目的に作製されたのが，CIELABである．CIELAB色空間は色の明度（L＊＝0は黒，L＊＝100は白の拡散色），マゼンタと緑の間の位置（a＊：負の値は緑寄りで，正の値はマゼンタ寄り），黄色と青の間の位置（b＊：負の値は青寄り，正の値は黄色寄り）の座標で定義される．CIELABは完全な均等色差空間ではないものの，色空間内での距離はある程度視覚による色差の大きさを反映する．すなわちCCIELAB色空間内の座標間の距離が大きいほど，大きな色差として知覚される14,15）．CIELABは日本産業規格（JIS）にも採用され，一般に産業分野での色差を表す標準規格として用いられているが，眼科領域の使用例としては内境界膜染色の評価16,17）や内境界膜染色における染色剤ごとの染色性の比較18），染色手技の検討19）で用いられており，前.染色においても染色に用いるCTBの至適濃度の検討20）で用いられている．このように染色性を主観的な評価ではなく，客観的な評価とすることで，染色剤ごとの違いや染色方法，観察方法の比較・検討を可能としている．主要評価項目である第三者による評価とCCIELAB座標内の距離ΔEを用いた染色領域と前.切除領域の色差の評価ではCSpearmanの順位相関係数でC0.67と正の相関を認めた．第三者評価において視認性不良群（第三者評価スコアC1.5.2）と，視認性良好群（第三者評価スコアC3.5.4）では，CΔEの平均値に約C1.81倍のスコア差を認め，視認性の評価において，CIELABを用いた定量的な評価の有用性が示された．ΔEの値ごとに第三者評価の評価指標をみると，CΔEが4以上となれば全症例で有効な視認性が得られており，さらにC5以上となれば多くの症例で視認性は十分で手術操作に問題ないレベルとなっていた．また，今回筆者らの調査では，CCCの成功率はC100％と既報と同様に高い数値であったが，染色の有効性をC5段階で評価することで，CCCは成功しているものの，その染色の程度や手術の容易性に症例間で差があることがわかった．その一因としては，染色を行った症例による染色後の視認性の違いが考えられた．CIELABを用いて染色理由ごとのCΔEの平均値を比較すると，成熟・過熟白内障の症例ではC7.20ともっとも大きく，ついで皮質・後.下混濁の症例でC5.81，角膜透見不良な症例はC4.22ともっとも小さい値であった．このような症例によってΔEに差が生じた原因として，成熟・過熟白内障や皮質・後.下混濁の症例では水晶体前.下の色調が白色となっているものが多く含まれ，白色の水晶体と染色された前.の間でコントラスト差が大きいのに対し，角膜透見性が不良な症例では水晶体は必ずしも白色ではないため，染色した前.との間にコントラスト差が生じにくい点や，角膜混濁のために染色で生じたコントラスト差が不明瞭化している可能性が考えられた．したがって，染色後の視認性不良となりやすい角膜透見不良な症例において前.染色を行う際には，染色性・視認性を高める手技の検討が必要と考えられた．染色による視認性の改善が得られにくい角膜透見不良例などにおいては，レトロイルミネーション21,22）やフィルター23）の使用，染色時間を長くとるなどの観察方法や染色手技の検討が必要と考えられた．その際，今回の検討で視認性や手術容易性が担保された染色領域と前.切除領域での色差ΔEがC4.5以上とすることが一つの基準になるのではないかと考えている．前.染色の安全性に関して，ICGやCTBは臨床的利用においては安全に使用できるとの報告24）がなされているが，久富らの電子顕微鏡を用いた前.染色後の角膜内皮細胞への影響を調べた研究では，ICGやCTBは内皮細胞の構造的な変化を認めたのに対し，BBGではそのような変化を認めなかった点から，BBGはより安全に使用できると報告6）している．また，長島らはCTBとCBBGによる前.染色を行い，両者とも同等の染色性と安全性を示したが，Zinn小帯が脆弱な症例や硝子体手術を併施する症例では染色剤が硝子体腔へ流入し，網膜毒性を生じる可能性から，BBGがより安全であるとの報告5）をしている．今回の筆者らの調査では，結膜充血（58.8％）や角膜浮腫（41.2％）など，有害事象の発生頻度が多く，角膜内皮細胞密度の減少量も大きかったが，これは通常の白内障手術でも起こりうる軽微な有害事象もすべて含まれており，加えて，急性原発閉塞隅角緑内障の症例では，白内障手術の施行の有無にかかわらず充血や角膜浮腫を生じていたことや核硬化度が高い症例が多く含まれていたために，角膜内皮細胞密度の減少が大きかったと考えられた．また，角膜染色や硝子体染色といったCBBG投与によると考えられる有害事象は認めなかったが，適切な使用方法を遵守するべきであることはいうまでもない．今回の研究で，BBGによる水晶体前.染色の有用性が確認され，CIELABを用いて色差を定量化したCΔEは視認性の定量的な評価指標となりうることが示唆された．また，染色に至る理由によって染色で得られる視認性に差が生じることが証明された．本研究の課題としては，後ろ向き研究であること，手術顕微鏡の照度や染色時間などが一定ではなかったことがあげられる．より正確性を期すためには統一条件下での検討が望まれた．本論文の一部の内容は第C122回日本眼科学会総会にて発表した．利益相反：江内田寛（カテゴリーP）文献1）HoriguchiM,MiyakeK,OhtaIetal：Stainingofthelenscapsuleforcircularcontinuouscapsulorrhexisineyeswithwhitecataract.ArchOphthalmolC116：535-537,C19982）MellesGR,deWaardPW,PameyerJHetal：Trypanbluecapsulestainingtovisualizethecapsulorhexisincataractsurgery.JCataractRefractSurgC25：7-9,C19993）VeckeneerM,OverdamK,vanMonzerJetal：Oculartox-icityCstudyoftrypanblueinjectedintothevitreouscavityofCrabbitCeyes.CGraefesCArchCClinCExpCOphthalmolC239：C698-704,C20014）JacksonTL,HillenkampJ,KnightBCetal：Safetytest-ingCofCindocyanineCgreenCandCtrypanCblueCusingCretinalCpigmentepitheliumandglialcellcultures.InvestOphthal-molVisSciC45：2778-2785,C20045）NagashimaT,YudaK,HayashiT：ComparisonoftrypanblueCandCbrilliantCblueCGCforCstainingCofCtheCanteriorClensCcapsuleCduringCcataractsurgery：short-termCresults.CIntCOphthalmolC39：33-39,C20196）HisatomiT,EnaidaH,MatsumotoHetal：StainingabilityandCbiocompatibilityCofCbrilliantCblueG：PreclinicalCstudyCofCbrilliantCblueCGCasCanCadjunctCforCcapsularCstaining.CArchOphthalmolC124：514-519,C20067）江内田寛，平形明人，大路正人ほか：A0001（ブリリアントブルーCG250）の内境界膜染色と.離に対する有効性と安全性の検討─多施設共同第CIII相医師主導治験．日眼会誌C120：439-448,C20168）BabaT,HagiwaraA,SatoEetal：Comparisonofvitrec-tomywithbrilliantblueGorindocyaninegreenonretinalmicrostructureCandCfunctionCofCeyesCwithCmacularChole.COphthalmologyC119：2609-2615,C20129）SchandaJ：ColorimetryCUnderstandingCtheCCIECSystem.CJohnWiley&#038;Sons,NewYork,p58-64,200710）木内貴博，石井晃太郎，矢部文顕ほか：成熟白内障手術におけるインドシアニングリーン前.染色の有効性と限界．あたらしい眼科C20：1159-1162,C200311）中野敦雄，永本敏之，浜由起子ほか：トリパンブルー前.染色を用いた白色白内障の手術成績．日眼会誌C108：283-290,C200412）二井宏紀，亀井千夏，小沢信介：トリパンブルー前.染色を行った白内障手術成績．臨眼C57：325-328,C200313）高原眞理子，土居亮博：トリパンブルー前.染色施行，Tor-sionalCphaco使用白内障手術による角膜内皮への影響．臨眼C69：1475-1479,C201514）KuehniRG：Colour-toleranceCdataCandCtheCtentativeCCIEC1976Labformula.JOptSocAmC66：497-500,C197615）LogvinenkoAD：Anobject-colorspace.JVisC5：1-23,C200916）SteelDH,KarimiAA,WhiteK：Anevaluationoftwoheavi-er-than-waterCinternalClimitingCmembrane-speci.cCdyesCduringmacularholesurgery.GraefesArchClinExpOph-thalmolC254：1289-1295,C201617）HenrichCPB,CValmaggiaCC,CLangCCCetal：ContrastCrecog-nizabilityduringbrilliantblueG-andheavier-than-waterbrilliantCblueCG-assistedchromovitrectomy：aCquantita-tiveanalysis.ActaOphthalmolC91：120-124,C201318）HenrichPB,PriglingerSG,HaritoglouCetal：Quanti.ca-tionCofcontrastrecognizabilityduringbrilliantblueG-andindocyanineCgreen-assistedCchromovitrectomy.CInvestCOph-thalmolVisSciC52：4345-4349,C201119）TotanY,GulerE,Gura.acFBetal：BrilliantblueGassist-edCmacularsurgery：thee.ectofairinfusiononcontrastrecognisabilityininternallimitingmembranepeeling.BrJOphthalmolC99：75-80,C201520）YetikH,DevranogluK,OzkanS：Determiningthelowesttrypanblueconcentrationthatsatisfactorilystainstheante-riorCcapsule.JCataractRefractSurgC28：988-991,C200221）BilginCS,CKayikciogluO：ChandelierCretroillumination-assistedcataractsurgeryduringvitrectomy.EyeC30：1123-1125,C201622）NagpalCMP,CMahuvakarCSA,CChaudharyCPPCetal：Chan-delier-assistedretroilluminationforphacoemulsi.cationinphacovitrectomy.IndianJOphthalmolC66：1094-1097,C201823）EnaidaH,HachisukaY,YoshinagaYetal：Developmentandpreclinicalevaluationofanewviewing.ltersystemtocontrolre.ectionandenhancedyestainingduringvitrec-tomy.CGraefesCArchCClinCExpCOphthalmolC251：441-451,C201324）ChungCCF,CLiangCCC,CLaiCJSCetal：SafetyCofCtrypanCblue1％andindocyaninegreen0.5％inassistingvisualizationofCanteriorCcapsuleCduringCphacoemulsi.cationCinCmatureCcataract.JCataractRefractSurgC31：938-942,C2005＊＊＊</p>
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