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Aktis トーリック眼内レンズの術後早期成績

2022年4月30日 土曜日

《原著》あたらしい眼科39(4):515.519,2022cAktisトーリック眼内レンズの術後早期成績岩崎留己蕪龍大川下晶大城莉香子竹下哲二上天草市立上天草総合病院眼科CEarlySurgicalOutcomesafterAktisToricIntraocularLensImplantationRumiIwasaki,RyotaKabura,HikariKawashita,RikakoOshiroandTetsujiTakeshitaCDepartmentofOphthalmology,KamiamakusaGeneralHospitalC目的:眼内レンズCAktisトーリック(モデル名CNS60YT)の術後早期成績を報告し,Vivinexトーリック(モデル名CXY1AT)のそれと比較する.対象および方法:2020年C2.12月に,NS60YT3.5を挿入したC18例C27眼(74.0C±5.8歳,平均C±標準偏差,以下同様)とCXY1AT3.7を挿入したC37例C59眼(73.8C±5.4歳)を対象とした.術後C3カ月までの裸眼・矯正視力,他覚・自覚球面度数,他覚・自覚円柱度数,術翌日の軸ずれを比較検討した.結果:NS60YT挿入後,1週間,1カ月,3カ月の裸眼・矯正視力,他覚・自覚球面度数,他覚・自覚円柱度数はいずれも術前に比較して改善していた.NS60YT群とCXY1AT群の間に統計学的有意差はなく,NS60YTは良好な乱視矯正効果をもつと思われた.術翌日の軸ずれはCNS60YT群では,5.3C±3.0°,XY1AT群ではC4.0C±3.1°でCNS60YT群のほうが有意に大きかった.結論:NS60YTは現在発売されているCXY1ATと同等の乱視矯正効果をもつと考えられる.CPurpose:ToCreportCtheCearlyCsurgicalCoutcomesCafterCAktisCtoricCintraocularlens(IOL)(NS60YT;Nidek)CimplantationCcomparedCwithCthatCofCtheCVivinexCtoricIOL(XY1AT;Hoya)C.CSubjectsandMethods:ThisCstudyCinvolvedC27CeyesCofC18cases[meanage:74.0C±5.8(meanC±standarddeviation)years]implantedCwithCtheNS60YT[3-5diopters(D)]andC59CeyesCofC37cases(73.8C±5.4years)implantedCwithCtheXY1AT(3-7D)CbetweenCFebruaryCandCDecemberC2020.CInCallCeyes,CweCcomparedCuncorrectedCandCcorrectedCvisualCacuity,Cobjec-tiveCandCsubjectiveCsphericalCpower,CobjectiveCandCsubjectiveCcylindricalCpowerCupCuntilC3-monthsCpostoperative,Candaxialmisalignmentat1-daypostoperative.Results:Nosigni.cantdi.erencewasfoundbetweentheNS60YTgroupCandCtheCXY1ATCgroup,CsuggestingCthatCtheCNS60YTChasCaCgoodCastigmatismCcorrectionCe.ect.CMeanCaxialCmisalignmentat1-daypostoperativewas5.3±3.0°CintheNS60YTgroupand4.0±3.1°CintheXY1ATgroup,thusshowingCthatCtheCmisalignmentCwasCsigni.cantlyCgreaterCinCtheCNS60YTCgroup.CConclusion:TheCNS60YTCwasCfoundtohavethesameastigmatism-correctinge.ectastheXY1AT.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)C39(4):515.519,C2022〕Keywords:Aktis,トーリック,NS60YT,Vivinex,XY1AT.Aktis,toric,NS60YT,Vivinex,XY1AT.はじめに近年トーリック眼内レンズ(toricCintraocularlens:T-IOL)は,その種類が増え,複数の製品を有するメーカーも出てきた.Mohammadiら1)は白内障の患者C1,317人の2,156眼を分析し,73.7%がC1.50D以下の角膜乱視を有し,26.3%が1.50Dを超えるとしていて,1.5Dを超える角膜乱視がある場合にCT-IOLの使用を推奨している.一方,1D程度の弱度の乱視でも,裸眼遠方視力では単焦点CIOLよりも有意にCT-IOLのほうが良好である2)という報告もあり,上天草総合病院(以下,当院)ではCwebカリキュレーターでT-IOLの適応があると判断された正乱視の患者には積極的にCT-IOLを挿入している.T-IOLがC2008年にわが国でも承認されて以降,各レンズメーカーはさまざまな特徴をもつCT-IOLを製造販売するようになった.ニデックより発売予定であるCAktisトーリック(モデル名:NS60YT)は,同社では初となるCT-IOLであり,〔別刷請求先〕岩崎留己:〒866-0293熊本県上天草市龍ヶ岳町高戸C1419-19上天草市立上天草総合病院眼科Reprintrequests:RumiIwasaki,DepartmentofOphthalmology,KamiamakusaGeneralHospital,1419-19RyugatakemachiTakado,Kamiamakusa-shi,Kumamoto866-0293,JAPANC白内障手術におけるCT-IOL選択肢の幅が広がることになる.NS60YTはCNex-AcriシリーズのシングルピースCT-IOLである.両凸のレンズ形状で,レンズ前面には乱視度数が配置され,レンズ後面は非球面(C.0.15Cμm)構造となっていることから角膜球面収差が補正される.疎水性アクリル素材で,紫外線吸収能をもち,光学部周辺の乱視軸マークはC2個のドットがマーキングされている.球面度数は,評価時点で15.0D.27.0D(0.50Dステップ),乱視矯正度数は,評価時点でCT3がC1.50D(角膜面C1.05D),T4がC2.25D(角膜面C1.57D),T5がC3.00D(角膜面C2.08D)となっている.当院はCNS60YTを発売前に使用する機会を得たため,先行使用における早期成績を報告するとともにCVivinexトーリック(モデル名:XY1AT,HOYA)との臨床データを比較検討した.CI対象および方法1.対象2020年2.12月に,当院で白内障手術を行い,NS60YT3.5(以下,NS60YT群)を挿入したC18例C27眼(74.0C±5.8歳)およびCHOYAのCXY1AT3.7(以下,XY1AT群)を挿入したC37例C59眼(73.8C±5.4歳)を対象とした.翼状片や角膜疾患,眼底疾患など,角膜乱視や視力に影響のある疾患を有する患者は除外した.本研究は,当院の倫理審査委員会の承認(2021年C4月C15日,承認番号:2021-02)を得たのち,ヘルシンキ宣言3)に準拠して実施された.C2.術前検査眼軸長,角膜曲率半径,屈折値の測定を行った.眼軸長はエコースキャンUS-4000(ニデック)を用いた.角膜曲率半径,屈折値測定には角膜形状/屈折力解析装置COPD-ScanIII(ニデック)を用い,眼内レンズ度数決定にはCSRK-T式を用いた.目標屈折値は全例C0Dだった.レンズモデルおよび軸角度の決定にはそれぞれのメーカーがインターネット上に公開しているCwebcalculatorを使用した.その際に必要となる術後惹起乱視(以下,SIA)はC2.2Cmmの強角膜切開創からプリセットインジェクターCVivinexmultiSertでCXY1-SP(HOYA)を挿入したC30眼のデータからCDr.HillのCSurgicallyInducedCAstigmatismCalculatorを用いて計算し,0.30とした.C3.手術手術はすべて同一術者(竹下)が行った.前.切開は連続円形切.でレンズ前面をCcompletecoverできる大きさとした.上方のC2.2Cmm強角膜切開創から超音波乳化吸引を行った.NS60YT群ではレンズ挿入にCAktisトーリックディスポインジェクター(RI-1,RET社)と専用カートリッジを使用したが,そのままの切開幅では挿入できなかったため,切開創を2.5Cmmスリットナイフで切り広げたのちに挿入した.レンズ挿入後の切開幅をインシジョンゲージ(DuckworthC&Kent社)にて計測した.レンズ挿入時の粘弾性物質にはオペリード(千寿製薬)を用い,レンズ挿入後の除去時はCI/Aチップをレンズと後.の間に挿入して入念に除去した.切開創は無縫合で手術終了した.XY1AT群では切開創を広げることなく,VivinexmultiSertインジェクターで挿入した.手術中の軸合わせはパネル法4)を用い,視能訓練士が液晶保護パネル(以下,パネル)に引いた線にレンズの軸マークを合わせた.パネル法は画像撮影法の一種であり,まず術前に撮影した前眼部写真から虹彩色素斑や虹彩紋理を選んで,それと目標軸のなす角を計測しておく.術中は顕微鏡下の映像をモニターに映し出し,パネルをかぶせておく.スタッフがモニター上で虹彩色素斑や虹彩紋理を見つけ出して角度を計測しパネルの上に線を引く.術者は,レンズ挿入後にモニターを見ながらレンズの軸マークをパネルに引かれた線に合わせるというものである.全例が入院しての手術で,術後は手術室から車いすで病棟へ帰室,抗菌薬点滴が終了するまでベッド上安静とした.C4.視機能および眼科学的評価視力はC5Cm小数視力表でC1.2まで測定しClogMARに換算した.評価項目は術後C1週間,1カ月,3カ月の裸眼・矯正視力,他覚・自覚球面度数,他覚・自覚円柱度数,術前後の角膜乱視量,術翌日の軸ずれ,SIAとした.円柱度数はマイナスシリンダーフォームを用いて計測し,絶対値に変換した.また,乱視の分類の定義として,倒乱視(0.30°または151°.180°),直乱視(61°.120°),斜乱視(それ以外)とした.軸ずれは手術翌日に散瞳下にてCOPD-ScanIIIを用いて徹照像撮影を行い,レンズマークの軸角度を計測,挿入予定軸角度との差を算出し,絶対値で表した.SIAは術前と術後3カ月時の角膜乱視度数からベクトル解析(Alpins法5))にて算出した乱視量を用いた.C5.統計解析連続変数に対してCShapiro-Wilk検定にてデータの正規性を評価し,Welch’st検定を用いてC2群間比較を行った.すべての統計解析にはCRおよびCRコマンダーの機能を拡張した統計ソフトウェアであるCEZR(Ver.1.54)を使用した.統計学的有意水準をC5%未満(両側検定)とした.CII結果使用レンズおよび挿入軸を表1に示す.術前と術後C1週間,1カ月およびC3カ月の各項目の値を表2および図1~3に示す.術前の円柱度数は自覚も他覚もCXY1AT群のほうが大きかった.NS60YT群CT3.T5のC3モデルであったのに対し,XY1AT群はCT3.T7のC5モデルだったが,術前の角膜乱視には有意差がなかった.両群ともに術前に比較し表1使用レンズおよび挿入軸NS60YT(n=27)CXY1AT(n=59)合計使用レンズCT3CT4CT5CT6CT7C10C6C11C16C26C10C6C1C26C32C21C6C1乱視軸倒乱視C直乱視C斜乱視C19C5C3C57C2C0C7673て術後C1週間,1カ月,3カ月の裸眼および矯正視力,自覚および他覚円柱度数は有意に改善していた(p<0.001).術後C1カ月の矯正視力は,NS60YT群のほうがCXY1AT群より良好だった.術後C3カ月での角膜乱視は,XY1AT群のほうがCNS60YT群より大きかった.それ以外の項目についてはすべての観察期間で両群間に有意差はなかった.NS60YT群では挿入後の切開幅はC2.63C±0.07mmに広がっていた.惹起乱視については,術前と術後C3カ月の比較でNS60YT群では,0.54C±0.33,XY1AT群ではC0.52C±0.29で有意差がなかった(p=0.78).軸ずれは,予定軸と手術翌日でCNS60YT群では,5.3C±3.0°,XY1AT群ではC4.0C±3.1°でCNS60YT群のほうが有意に大きかった(p<0.05).CIII考按XY1ATは着色CT-IOLで,NS60YTとレンズ径や素材といった物理的性質,非球面構造による非点収差を軽減するような光学系など,類似した特徴をもつ.NS60YTも正式発売時にはCXY1AT同様,プリセットインジェクターに装.されて販売されるものと思われるが今回は既存の他社製汎用インジェクターを用いての挿入となった.先行発売されている他社製CT-IOLはいずれもC2.2mm以下の切開幅から挿入可能なインジェクターを用いて挿入される.webcalculatorでレンズモデルと挿入軸を決定する際にはCSIAが必要で,今回C0.30としたがこれはC2.2mm切開創からレンズ挿入した症例から得られた数値である.清水は切開幅がC2.5Cmm以下であればCSIAは無視してよいとしている6).今回倒乱視が多い症例に対し上方からの切開で,NS60YT挿入後の切開幅がC2.67mmに広がっていたことでCSIAが大きくなり,乱視矯正効果が減弱したのではないかと思われた.しかし,術前と術後C3カ月の比較でCSIAには差がなかった.また,自覚および他覚乱視も有意差がなかった.むしろ術前は差がなかった角膜乱視は術後C3カ月時点でCXY1AT群のほうが大きくなっていた.NS60YTの正式発売時に,より小さい切開創から挿入可能なインジェクターが採用されるのであれば表2術前・術後1週間,1カ月,3カ月の各項目の値術前1週間1カ月3カ月CNS60YTCXY1ATp値CNS60YTCXY1ATp値CNS60YTCXY1ATp値CNS60YTCXY1ATp値裸眼視力(logMAR)矯正視力(logMAR)自覚球面度数(D)C他覚球面度数(D)C自覚円柱度数(D)C他覚円柱度数(D)C角膜乱視度数(D)CSIA(D)C0.34±0.280.34±0.230.40C0.08(.─C1.22)C(.0.08C─C1.00)C0.08±0.260.06±0.160.46C0.08(.─C1.22)C(.0.08C─C1.00)C0.44±1.990.97±1.570.42C7.00(.─C3.00)C(.2.50C─C4.50)C0.18±2.140.73±1.790.30C7.31(.─C3.64)C(.5.91C─C4.22)C1.26±0.741.64±0.850.02*C(C0.00C─C3.00)C(C0.00C─C4.00)C1.18±0.721.55±0.680.01*C(C0.28C─C2.81)C(C0.30C─C3.27)C1.07±0.551.11±0.510.52C(C0.28C─C2.48)C(C0.24C─C2.95)C─C─C─C0.00±0.130.00±0.150.06C.0.08C─C0.40)C(C(.0.08C─C0.05)C.0.10±0.02.0.10±0.060.10C.0.08C─C0.52)C(C(.0.08C─C0.22)C0.00±0.200.10±0.370.42C.0.50C─C0.50)C(C(.1.00C─C0.75)C0.00±0.35.0.20±0.540.20C.0.51C─C0.88)C(C(.1.65C─C1.10)C0.10±0.250.50±3.000.36C(C0.00C─C1.00)C(C0.00C─C2.25)C0.60±0.430.70±0.870.63C(C0.03C─C1.54)C(.0.73C─C5.91)C0.96±0.591.15±0.720.25C(C0.11C─C2.46)C(C0.12C─C4.73)C─C─C─C0.00±0.100.05±0.130.18C.0.08C─C0.22)C(C(.0.08C─C0.00)C.0.08±0.02.0.05±0.050.02*C.0.08C─C0.40)C(C(.0.08C─C0.15)C.0.01±0.33.0.08±0.430.63C.0.50C─C1.00)C(C(.1.00C─C0.75)C0.32±0430.08±0.730.10C.0.43C─C1.10)C(C(.1.23C─C2.96)C0.32±0.400.31±0.530.58C(C0.00C─C1.00)C(C0.00C─C2.25)C0.76±0.430.87±0.790.87C(C0.00C─C1.46)C(C0.00C─C5.52)C1.00±0.601.22±0.700.17C(C0.18C─C2.52)C(C0.07C─C3.50)C─C─C─C0.00±0.100.04±0.13.0.08C─C0.22)C(C(.0.08C─C0.30)C0.44.0.07±0.04.0.06±0.06.0.08C─C0.10)C(C(.0.08C─C0.15)C0.86.0.03±0.270.12±0.60.0.50C─C0.50)C(C(.0.50C─C2.00)C0.640.23±0.380.09±0.93.0.41C─C1.09)C(C(.0.86C─C2.98)C0.050.21±0.470.44±0.770.59.1.00C─C1.00)C(C(C0.00C─C3.00)C0.54±0.440.69±0.450.59(C0.22C─C1.16)C(C0.08C─C2.01)C0.84±0.551.25±0.480.003(C0.00C─C2.47)C(C0.21C─C2.35)C0.54±0.330.52±0.290.782C(C0.08C─C1.51)C(C0.08C─C1.32)C0.201.501.000.500.030.040.050.100.00自覚球面度数(D)裸眼視力(logMAR)0.500.600.70a3.002.502.00矯正視力(logMAR)0.100.150.300.340.340.40NS60YT0.500.320.091.000.73他覚球面度数(D)0.97-0.010.120.440.000.230.010.180.00-0.05-0.50-0.03-0.08-0.12-0.50-1.00-1.00-1.50-1.50-2.00-2.00術前1週間1カ月3カ月-2.50術前1週間1カ月3カ月図2自覚球面度数(a)と他覚球面度数(b)の変化SIAをC0.30で計算しても他社製CT-IOLと同等の乱視矯正効果が得られると期待できる.NS60YTの支持部は光学部接線に対して垂直に出て直角に曲がり,長いのが特徴である.同社ではこれを「アンカーウィングループ」とよび,水晶体.との接触域を最大限に引き出すデザインで安定した中心固定をめざしたとしている.水晶体.赤道部との接触域が広いことで,.内回旋は少ないのではないかと期待されたが,少なくとも予定軸からの軸ずれについてはCXY1AT群よりも大きいという結果となった.XY1ATの支持部はシボ加工(前・後面),すり仕上げ(側面)されており,これが.内回旋を抑制している可能性がある7).乱視矯正効果は両群間に有意差がなかったが,今後は支持部の表面加工についても検討すべきかもしれない.NS60YTは発売時には球面度数はC1.0D.30.0D(28.0D以上はC1.0Dステップ)に拡張され,円柱加入度数もCT3.T5に加えC3.75D(角膜面C2.60D)加入のCT6,4.50D(角膜面C3.11D)加入のCT7が追加される予定である.より狭い切開創から挿入可能なプリセットインジェクターに収められれば,より多くの症例に適応できるようになり,他社製CT-IOLと遜色ない乱視矯正効果が期待できるレンズである.利益相反:利益相反公表基準に該当なしa3.00b2.502.50NS60YTXY1AT2.00NS60YTXY1AT2.00自覚円柱度数(D)他覚円柱度数(D)1.551.640.691.500.500.320.440.160.210.500.310.000.09-0.500.001.501.261.181.001.00術前1週間1カ月3カ月術前1週間1カ月3カ月図3自覚円柱度数(a)と他覚円柱度数(b)の変化文献1)MohammadiCM,CNaderanCM,CPahlevaniCRCetal:PrevaC-lenceCofCcornealCastigmatismCbeforeCcataractCsurgery.CIntCOphthalmolC36:807-817,C20162)StathamCM,CApelCA,CStephensenD:ComparisonCofCtheCAcrySofSA60sphericalintraocularlensandtheAcrySoftoricCSN60T3CintraocularClensCoutcomesCinCpatientsCwithClowamountsofcornealastigmatism.ClinExpOphthalmolC37:775-779,C20093)WorldCMedicalAssociation:WorldCMedicalCAssociationCDeclarationCofHelsinki:ethicalCprinciplesCforCmedicalCresearchCinvolvingChumanCsubjects.CJAMAC27:2191-2194,C20134)川下晶,蕪龍大,岩崎留己ほか:タブレット端末を用いたトーリック眼内レンズの軸合わせ.臨眼C75:335-338,C20215)AlpinsNA:ACnewCmethodCofCanalyzingCvectorsCforCchangeCinCastigmatism.CJCCataractCRefractCSurgC19:524-533,C19936)清水公也:角膜耳側切開白内障手術.眼科C37:323-330,C19957)竹下哲二,川下晶,安武真佑ほか:支持部の表面加工の異なるC2種類のトーリック眼内レンズの術後早期成績.眼科63:75-80,C2021***