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眼内レンズの強膜内固定術と毛様溝縫着術の比較

2021年6月30日 水曜日

《原著》あたらしい眼科38(6):709.713,2021c眼内レンズの強膜内固定術と毛様溝縫着術の比較中村陸田村弘一郎岸大地横山勝彦木許賢一久保田敏昭大分大学医学部附属病院眼科ComparativeStudyofIntraocularLensImplantation:SuturelessIntrascleralFixationversusCiliarySulcusSutureFixationRikuNakamura,KohichiroTamura,DaijiKishi,KatsuhikoYokoyama,KenichiKimotoandToshiakiKubotaCDepartmentofOphthalmology,OitaUniversityFacultyofMedicineC目的:眼内レンズ(IOL)の強膜内固定術と毛様溝縫着術の術後成績を比較検討した.対象および方法:水晶体脱臼,IOL脱臼,無水晶体眼に対して,IOLの強膜内固定術を施行したC23例C23眼(69.7C±13.9歳)と毛様溝縫着術を施行したC17例C18眼(77.6C±12.5歳).術後C1週間,1カ月,3カ月,6カ月における術前後の矯正視力差,予測屈折値と術後屈折値の差,惹起角膜乱視,惹起CIOL乱視,角膜内皮細胞密度減少率,術後合併症を比較,検討した.結果:毛様溝縫着術で術後C1週間での視力の改善が術後C3カ月,6カ月と比較して有意に不良(p<0.01)であったが,術式間に有意差はなかった.術後屈折値は予測屈折値よりやや近視化するが,術式間に有意差はなかった.術後合併症は術式間で有意差はなかったが,毛様溝縫着術のみで縫合糸露出を認めた.網膜.離は認めなかった.結論:当院で行った強膜内固定術は縫着術同様に術後早期から安定した視機能が得られる有用な術式と考えられた.CPurpose:Tocomparethesurgicaloutcomesofsuturelessintrascleralintraocularlens(IOL).xationwiththatofciliarysulcussuture.xation.SubjectsandMethods:In23eyesof23patientswhounderwentsuturelessintra-scleralCIOLC.xationCandC17CeyesCofC18CpatientsCwhoCunderwentCciliaryCsulcusCIOLC.xation,Cvisualacuity(VA)C,Crefractiveerror(RE)C,CcornealCandCIOLCastigmatism,CcornealCendothelialCcells,CandCsurgicalCcomplicationsCwereCexamined.Results:Intheciliarysulcus.xationeyes,theincreaseofVAwassigni.cantlysmallerat1-weekthanat3-and6-monthspostoperative.Nodi.erencebetweenpredictedandactualREwasobservedbetweenthetwooperations.Sutureexposurewasobservedpostciliarysulcussuture.xation.Inbothoperations,noretinaldetach-mentoccurred.Conclusions:IntrascleralsuturelessIOL.xationise.ectiveforobtainingearlyvisualrecovery.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)C38(6):709.713,C2021〕Keywords:白内障手術,眼内レンズ強膜内固定術,眼内レンズ毛様溝縫着術,水晶体脱臼,眼内レンズ脱臼.cat-aractsurgery,intrascleral.xationofintraocularlens,ciliarysulcus.xationofintraocularlens,lensluxation,intra-ocularlensluxation.Cはじめに水晶体脱臼や眼内レンズ(intraocularlens:IOL)脱臼,白内障手術中に生じたCZinn小帯断裂や破.による無水晶体眼に対して,従来はCIOL毛様溝縫着術が行われてきたが,2007年にCGaborら1)がCIOL強膜内固定術を報告し,2008年にはCAgarwalら2)がフィブリン糊を用いたCIOL強膜内固定術を発表した.これらの術式はわが国でも急速に普及した.大分大学医学部附属病院眼科(以下,当院)でも,2013年までは毛様溝縫着術を行ってきたが,強膜内固定術では糸を結紮する煩雑さがなく,また縫合糸に関連した合併症もない3)ことからC2014年から強膜内固定術を導入した.手術症例の蓄積によって,当院での強膜内固定術と毛様溝縫着術の術後成績の比較検討が可能となったので報告する.CI対象および方法対象は水晶体脱臼,IOL脱臼,白内障術後の無水晶体眼に対してC2017年C4月.2018年C6月に強膜内固定術を行い,半年以上経過観察を行ったC23例C23眼と,2012年C7月.〔別刷請求先〕田村弘一郎:〒879-5593大分県由布市挾間町医大ヶ丘C1-1大分大学医学部附属病院眼科Reprintrequests:KohichiroTamura,M.D.,DepartmentofOphthalmology,OitaUniversityFacultyofMedicine,1-1Idaigaoka,Hasamamachi,Yufu-shi,Oita879-5593,JAPANC表1患者背景強膜内固定術毛様溝縫着術p値♯男性:女性15人:8人9人:8人C0.65♯右眼:左眼11眼:1C2眼11眼:7眼C0.60♯年齢(平均値C±SD)C69.7±13.9歳C77.6±12.5歳C0.08♭原因C0.58♯水晶体脱臼水晶体亜脱臼IOL脱臼IOL亜脱臼白内障術後の無水晶体眼1眼(4%)8眼(35%)6眼(26%)5眼(22%)3眼(13%)1眼(6%)6眼(33%)1眼(6%)8眼(44%)2眼(11%)#Chi-squaretest,♭Unpairedt-test.2013年C12月に毛様溝縫着術を行い,半年以上経過観察を行ったC17例C18眼である.IOL脱臼眼のうち,脱臼CIOLを摘出せずに利用した症例は除外した.患者背景について表1に示した.男女比は強膜内固定術群(以下,固定群)では男性15例,女性C8例,毛様溝縫着術群(以下,縫着群)では男性9例,女性C8例であり,平均年齢は,固定群はC69.7C±13.9歳,縫着群はC77.6C±12.5歳で,それぞれ有意差はなかった.原因疾患は,固定群では,水晶体脱臼,水晶体亜脱臼,IOL脱臼,IOL亜脱臼,白内障術後の無水晶体眼の順にC1眼,8眼,6眼,5眼,3眼であり,縫着群では,それぞれC1眼,6眼,1眼,8眼,2眼であった.術式間で有意差は認めなかった.強膜内固定術は,Kawajiらの報告4)に基づいて施行した.まず上方に約C3Cmmの強角膜創を作製し,水晶体やCIOLが残存する症例は水晶体乳化吸引術またはCIOL摘出術を行った.硝子体切除術は,25ゲージシステムで後部硝子体.離を作製し,強膜圧迫を行いながら硝子体を周辺部まで徹底して切除した.耳側,鼻側強膜の角膜輪部からC2Cmmの位置にMVRナイフでC3Cmmの強膜トンネルを作製した.IOLを強角膜創から挿入し,IOL支持部を鑷子で強角膜創から眼外に引き出し,強膜トンネル内に無縫合で固定した.毛様溝縫着術は,強膜内固定術と同様にCIOLや水晶体を除去し,硝子体切除を行った.IOL縫着用の眼内レンズを使用することが多く,上方の強角膜創は大きく切開せざるをえなかったため,3.6Cmmとばらつきがあった.耳側,鼻側強膜の角膜輪部からC2Cmmの位置に強膜半層切開または強膜フラップを作製し,Abexterno法5)でC10-0ポリプロピレン糸を通糸した.IOL支持部に強角膜創から引き出したポリプロピレン糸を眼外で結紮し,IOLを眼内に挿入して強膜に縫着固定した.対象の症例の診療録をさかのぼり,術後C1週間,1カ月,3カ月,6カ月の術前後の矯正視力差(logarithmicminimumangleofresolution:logMAR),屈折値誤差,惹起角膜乱視,惹起CIOL乱視,角膜内皮細胞密度減少率,術後合併症のC6項目について比較検討した.術前後の矯正視力差は,術前矯正視力と各術後時期の矯正視力の差と定義し,比較した.屈折値誤差は,術後の屈折値と予測屈折値との差とし,評価した.いずれの屈折値も等価球面の値を用いた.予測屈折値は光学式眼軸長測定装置(OA-2000,トーメーコーポレーション)で測定した眼軸長と角膜乱視度数から,SRK/Tを用いて算出した.術前と術後の角膜乱視の差を惹起角膜乱視と定義し,比較した.また,全乱視と角膜乱視との差をCIOL(水晶体)乱視とし,術前と術後のCIOL(水晶体)乱視の差を惹起CIOL乱視と定義し,比較した.乱視度数の計算にはCJa.e法6)を用いた.角膜内皮細胞密度減少率と,術後合併症の頻度も,術式間で比較した.術式間の比較はCunpairedt-test,術後経過による変化の比較はCrepeatedCmeasuresANOVAを用いた.多重比較にはCStudent-Newman-Keulstestを用いた.術後合併症は,術式間の比較にCchi-squaretestを用いて比較した.p<0.05を有意差ありとした.本検討は,倫理研究法を遵守し,世界医師会ヘルシンキ宣言に則り,倫理委員会による適切な審査を受け承認を得て行った.CII結果表2に術前後の矯正視力差,屈折値誤差,惹起角膜乱視,惹起CIOL乱視の結果を示す.術前後の矯正視力差は,固定群では,術後C1週間,1カ月,3カ月,6カ月の順に,C.0.08C±0.68,C.0.17±0.70,C.0.17±0.79,C.0.27±0.74であり,術後時間が経過しても有意な変化はみられなかった.縫着群では,+0.04±0.31,C.0.03±0.31,C.0.08±0.24,C.0.14±0.26であり,術後C1週間での矯正視力の改善が術後C3カ月,6カ月と比較して有意に不良(p<0.05,p<0.01)であった(図1).それぞれの術後時期で術式間における有意差は認めなかった.屈折値誤差は,固定群では,C.1.17±1.26D,C.0.68±1.32D,.0.91±1.54D,C.0.82±1.39Dであり,縫着群では,C.1.47±1.50D,C.1.07±1.49D,C.1.60±2.46D,C.0.87±2.75Dであった.それぞれの術後時期で術式間に有意差はみられず,術後時間が経過しても有意な変化はみられなかった.惹起角膜乱視は,固定群では,C.1.39±1.12D,C.1.24±1.19D,C.1.08±1.33D,C.0.99±0.98Dであり,縫着群では,C.1.98±1.13D,C.1.67±0.76D,C.1.64±0.84D,C.1.39±0.70Dであった.両術式で術後時間が経過しても有意な変化はみられなかった.それぞれの術後時期で術式間に有意差はみられなかった.惹起CIOL乱視は,固定群ではC.2.48±1.62D,C.2.90±3.25D,.2.05±2.93D,C.2.13±1.72Dであり,縫着群ではC.2.63C±2.03D,C.1.79±0.93D,C.1.82±0.77D,C.2.58±2.53DC表2術前後の視力差,屈折値誤差,惹起角膜乱視,惹起IOL乱視術後1週間術後1カ月術後3カ月術後6カ月p値♯C術前後の視力差強膜内固定術C.0.08±0.68C.0.17±0.70C.0.17±0.79C.0.27±0.740.12毛様溝縫着術+0.04±0.31C.0.03±0.31C.0.08±0.24C.0.14±0.26<0.01p値♭C0.55C0.48C0.69C0.50C屈折値誤差強膜内固定術C.1.17±1.26DC.0.68±1.32DC.0.91±1.54DC.0.82±1.39DC0.11毛様溝縫着術C.1.47±1.50DC.1.07±1.49DC.1.60±2.46DC.0.87±2.75DC0.41p値♭C0.92C0.56C0.39C0.95C惹起角膜乱視強膜内固定術C.1.39±1.12DC.1.24±1.19DC.1.08±1.33DC.0.99±0.98DC0.52毛様溝縫着術C.1.98±1.13DC.1.67±0.76DC.1.64±0.84DC.1.39±0.70DC0.06p値♭C0.19C0.31C0.24C0.26C惹起CIOL乱視強膜内固定術C.2.48±1.62DC.2.90±3.25DC.2.05±2.93DC.2.13±1.72DC0.33毛様溝縫着術C.2.63±2.03DC.1.79±0.93DC.1.82±0.77DC.2.58±2.53DC0.40p値♭C0.77C0.23C0.82C0.84C#repeatedmeasuresANOVA,♭unpairedt-test.C術前後の矯正視力差1**0.8*0.60.40.20-0.2-0.4-0.6-0.8-1-1.2術後1週間術後1カ月術後3カ月術後1週間■強膜内固定術毛様溝縫着術図1術前後の矯正視力差毛様溝縫着術後C1週間の視力改善は,術後C3カ月,6カ月と比較して有意に不良であった.*:p<0.05,**:p<0.01(Student-Newman-Keulstest).表3角膜内皮細胞密度表4術後合併症術前術後減少率強膜内固定術C2,186±375cells/mm2C1,783±571cells/mm217.6%毛様溝縫着術C2,356±370cells/mm2C1,986±553cells/mm214.4%p値♯C0.73#Unpairedt-test.C強膜内固定術(23眼)毛様溝縫着術(18眼)p値♯C低眼圧(≦5mmHg)9眼(39%)5眼(28%)C0.67高眼圧(≧25mmHg)1眼(4%)4眼(22%)C0.21虹彩捕獲3眼(13%)1眼(5%)C0.70IOL偏位,傾斜2眼(9%)1眼(5%)C0.90逆瞳孔ブロック1眼(4%)0眼(0%)C0.94虹彩偏位1眼(4%)0眼(0%)C0.94縫合糸露出0眼(0%)2眼(10%)C0.41硝子体出血0眼(0%)0眼(0%)網膜.離0眼(0%)0眼(0%)であった.それぞれの術式で術後時間が経過しても有意な変化はみられず,術後時間が経過しても有意な変化はみられなかった.角膜内皮細胞密度の減少率は固定群でC17.6%,縫着群で14.4%であり,有意差は認めなかった(表3).術後合併症を表4に示す.術後合併症は術式間で有意差を認めなかった.縫合糸露出は縫着群のみに認めた.硝子体出血,網膜.離はC1例も認めなかった.CIII考察強膜内固定術は近年急速に普及しており,強膜内固定術を従来の毛様溝縫着術と比較した報告はあるが,各施設によって術式が少しずつ異なる.今回はCKawajiらの報告4)に基づいて強膜内固定術を行い,後部硝子体.離を作製し周辺部まで硝子体切除を行った.縫着群では,術後C1週間の矯正視力が術前よりも低下しており,術後C3カ月,術後C6カ月と比較して有意に改善が乏しかったが,固定群では,術後早期から矯正視力が安定していた.この理由として,縫着群には強角膜創の大きさにばらつき(3.6Cmm)があったことが考えられる.本検討では,有意差はなかったが,固定群に比べ縫着群で惹起角膜乱視が大きい傾向にあり,縫着群で視力改善が遅かったことに関与している可能性がある.縫着群には強角膜創が大きかった症例が含まれており,それらの症例では角膜への侵襲が大きく,惹起角膜乱視が大きくなったと予想される.惹起角膜乱視はどちらの術式でも時間経過とともに改善傾向であった.屈折値誤差に関しては,固定群と縫着群との間に有意差はなく,いずれも近視化する傾向であった.既報4,7.9)では毛様溝縫着術では近視化し,強膜内固定術ではやや遠視化,またはごく軽度近視化するという報告が多いが,本報告で近視化した理由として,当院では硝子体切除術の際,前部硝子体切除のみではなく,周辺部硝子体まで切除していることがあげられる.Choら10)は毛様溝縫着術の際にCparsCplanaCvit-rectomy(PPV)を行った群と前部硝子体切除術を施行した♯Chi-squaretest.群とを比較したが,前部硝子体切除群と比較してCPPV群のほうが予測屈折値よりも近視化した(p=0.04)と報告している.Jeoungら11)は,前部硝子体切除よりもCPPVを行うほうが強膜への侵襲が大きく,強膜が菲薄,伸展することで近視化すると推測している.また,角膜輪部からCIOL支持部を固定する位置までの距離や,IOLの全長,強膜トンネルに挿入するCIOL支持部の長さによって,IOL光学面の位置が変化し,術後屈折値に影響する.本検討では両術式で角膜輪部からC2Cmmの位置にCIOL支持部を固定したが,Abbeyら8)は強膜内固定術において,IOL支持部を角膜輪部からC2Cmmの位置に固定した場合,1.5Cmmの位置に固定した場合と比較して,0.23D近視化すると報告している.現在,これらのパラメータの屈折値への影響について検討した報告は少ないため,今後検討が必要である.Kawajiら4)の報告では強膜内固定術での角膜内皮細胞密度減少率はC12.5%であり,他の報告4,12)と比較しても本報告では角膜内皮細胞密度減少率はやや高い結果となった.本報告では硝子体切除を徹底して行ったため,手術時間も長くなり,角膜内皮細胞への侵襲も大きかったと考えられる.術後合併症は,両術式間で有意差はみられなかった.網膜.離は両術式でC1例も認めなかった.これは硝子体切除を徹底して行ったためと思われる.Choら10)の報告でも,毛様溝縫着術にCPPVを併施したC47眼では網膜裂孔や裂孔原性網膜.離は発生しなかったが,前部硝子体切除を併施した36眼では網膜裂孔をC1眼,裂孔原性網膜.離をC1眼で認めている.柴田ら13)は,毛様溝縫着術時に周辺硝子体を可能な限り切除することで,硝子体ゲルの虚脱や嵌頓,術中の毛様溝への通糸操作による網膜.離の発生を予防できる可能性があると述べている.硝子体切除を徹底して行うことで,網膜裂孔,裂孔原性網膜.離を防ぐことができるが,予想屈折値より近視化する点,角膜内皮細胞密度減少率がやや高い点に注意する必要がある.今回の報告では,毛様溝縫着術を行っていた時期と強膜内固定術を行っていた時期が異なるため,使用するCIOLや術者が異なっていた.また,本来CIOL摘出の際の強角膜創の大きさを揃える必要があったが,3Cmmの強角膜創を作製して毛様溝縫着術を行った症例数が十分ではなく,厳密な比較が困難であった.また,症例数も少ないため,さらなる検討が必要である.CIV結論強膜内固定術は比較的早期から良好な視機能が得られる有用な術式である.予測屈折値よりもやや近視化する傾向にあることに留意する必要がある.文献1)GaborCSG,CPavlidisMM:SuturelessCintrascleralCposteriorCchamberCintraocularClensC.xation.CJCCataractCRefractCSurgC33:1851-1854,C20072)AgarwalA,KumarDA,JacobSetal:Fibringlue-assist-edsuturelessposteriorchamberintraocularlensimplanta-tionCinCeyesCwithCde.cientCposteriorCcapsules.CJCCataractCRefractSurgC34:1433-1438,C20083)山根真:眼内レンズ強膜内固定法.眼科C59:1471-1477,C20174)KawajiCT,CSatoCT,CTaniharaH:SuturelessCintrascleralCintraocularlens.xationwithlamellardissectionofscreraltunnel.ClinOphthalmolC10:227-231,C20165)LewisJS:AbCexternoCsulcusC.xation.COphthalmicCSurgC11:692-695,C19916)Ja.eCNS,CClaymanHM:TheCpathophysiologyCofCcornealCastingmatismCafterCcataractCextraction.CTransCAmCAcadCOphthalmolOtolaryngolC79:615-630,C19757)武居敦英,横山利幸:強膜内固定術と毛様溝縫着術の比較.眼科60:733-741,C20188)AbbeyAM,HussainRM,ShahARetal:Suturelessscler-al.xationofintraocularlenses:outcomesoftwoapproach-es.The2014YasuoTanoMemorialLecture.GraefesArchClinExpOphthalmolC253:1-5,C20159)長田美帆子,藤川正人,川村肇ほか:眼内レンズ強膜内固定術における術後屈折値の検討.眼科C59:289-294,C201710)ChoBJ,YuHG:SurgicaloutcomesaccordingtovitreousmanagementCafterCscleralC.xationCofCposteriorCchamberCintraocularlenses.RetinaC34:1977-1984,C201411)JeoungCJW,CChungCH,CYuCHGCetal:FactorsCin.uencingCrefractiveCoutcomesCafterCcombinedCphacoemulsi.cationCandparsplanavitrectomy.Resultofaprospectivestudy.JCataractRefractSurgC33:108-114,C200712)YamaneS,InoueM,ArakawaAetal:Sutureless27-gaugeneedle-guidedCintrescleralCintraocularClensCimplantationCwithClamellarCscleralCdissection.COphthalmologyC121:61-66,C201413)柴田朋宏,井上真,廣田和成ほか:眼内レンズ縫着術後に生じた後眼部合併症の臨床的特徴.日眼会誌C117:19-26,C2013C***