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Multi-Stimulus Vision Tester-binocularの視野異常検出能の検討

2025年8月31日 日曜日

《原著》あたらしい眼科42(8):1070.1075,2025cMulti-StimulusVisionTester-binocularの視野異常検出能の検討宇田川さち子*1松本長太*2薄雄斗*3,4青木宏文*4東出朋巳*5岩瀬愛子*3,4*1金沢大学附属病院眼科*2近畿大学眼科*3たじみ岩瀬眼科*4名古屋大学未来社会創造機構*5金沢大学医薬保健研究域医学系眼科学CEvaluationoftheVisualFieldAbnormalityDetectionCapabilityoftheMulti-StimulusVisionTesterBinocularSachikoUdagawa1),ChotaMatsumoto2),YutoSusuki3,4),HirofumiAoki4),TomomiHigashide5)andAikoIwase3,4)1)DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversityHospital,2)DepartmentofOphthalmology,FacultyofMedicineKindaiUniversity,3)TajimiIwaseEyeClinic,4)InstitutesofInnovationforFutureSociety,NagoyaUniversity,5)DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversitySchoolofMedicalSciencesCMulti-StimulusCVisionTester-binocular(MVT-b)は,自動車運転免許取得時または更新時の検査で視野異常の存在を患者が自覚するための非医療機器セルフチェックスクリーニングを目的として開発されたプログラムである.両眼開放下でタブレット端末を用いて視野異常のスクリーニングを簡便に行うことが可能である.本研究では,MVT-bの視野異常の検出能を検討することを目的とした.眼疾患があり両眼開放状態で視野異常がある患者(視野異常群)51名および健常人ボランティア(健常群)47名を対象とした.MVT-bの異常点数による健常群と視野異常群の判別能は,カットオフ値C3点で感度C88.2%,特異度C93.6%(AUC=0.92,95%信頼区間:0.86.0.98)だった.特異度が最大となるカットオフ値C4点では,感度C84.3%,特異度C97.8%であった.健常群と進行した視野異常群の判別能は,カットオフ値C3点で感度C100%,特異度C84.8%(AUC=0.98,95%信頼区間:0.96.1.00),特異度が最大となるカットオフ値C9点では,感度C82.1%,特異度C98.3%であった.以上のことから,MVT-bは視野異常をスクリーニングするツールとして有効であると考えられる.CTheCMulti-StimulusCVisionTester-binocular(MVT-b)isCaCprogramCdevelopedCforCnon-medical-deviceCself-checkscreeningtoraiseawarenessamongpatientsonthepresenceofavisual.eldabnormality(VFA)thatmayinterferewithdriving.AsitispossibletoeasilyscreenforVFAsusingatabletdevicewithbotheyesopen,thisstudyCaimedCtoCexamineCtheCMVT-b’sCabilityCtoCdetectCVFAs.CThisCstudyCinvolvedC51CpatientsCwithCeyeCdiseasesCwhohadbilateralVFAs(VFAgroup)and47healthyvolunteers(healthygroup).TheMVT-bshowedasensitivi-tyof88.2%andaspeci.cityof93.6%(areaunderthereceiver-operatedcharacteristicscurve[AUC]=0.92,95%Ccon.denceinterval[CI]:0.86-0.98)withCaCcuto.CvalueCofC3CabnormalCpointsCforCdistinguishingCbetweenCtheCnor-malhealthyandVFAgroups.Whenthecuto.wassetat4abnormalpoints,speci.citywasmaximizedat97.8%,withasensitivityof84.3%.ForthegroupwithadvancedVFAs(grade.5),acuto.of3abnormalpointsachievedasensitivityof100%andaspeci.cityof84.8%(AUC=0.98,95%CI:0.96-1.00),whereasacuto.of9abnormalpointsmaximizedspeci.cityat98.3%withasensitivityof82.1%.Basedonthese.ndings,theMVT-bcanbecon-sideredane.ectivetoolforscreeningVFAs.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)42(8):1070.1075,C2025〕Keywords:視野セルフチェック,両眼視野,非医療機器スクリーニング,緑内障.Multi-StimulusVisionTester-binocular,visual.eldself-check,binocularvisual.eld,non-medicaldeviceself-checkscreening,glaucoma.C〔別刷請求先〕宇田川さち子:〒920-8641石川県金沢市宝町C13-1金沢大学附属病院眼科Reprintrequests:SachikoUdagawa,Ph.D.,DepartmentofOphthalmology,KanazawaUniversityHospital,13-1Takara-machi,Kanazawa920-8641,JAPANC1070(136)はじめに視野異常は,眼疾患,頭蓋内疾患などによって生じる.しかし,視力低下と比較して,視野異常は自覚されにくいことが多く,とくに初期・中期に視力が低下しない疾患の場合,高度な視野異常が生じるまで疾患が発見されない場合がある1).とりわけ「自動車運転」は視覚情報に大きく依存するタスクであり,安全運転のための視野異常について注意を喚起する研究が増えている2).現在の日本における自動車運転免許の取得および更新においては,道路交通法施行規則第23条により,視力検査に合格すれば視野検査は行われないので,視力が良好な疾患の場合,高度な視野障害があっても免許取得が可能となる.そのため,眼科通院中で視野異常があって運転は危険と考えられる患者や,未発見の大きな視野異常のある患者が,自分の視機能は運転に問題ないと判断されたと考える可能性がある.2013年に日本眼科医会などの要請により,警察庁は「運転と安全に関する調査研究」を開始した3).その結果,視野検査による視野異常の検出の重要性が確認され,2018年には,警察庁の調査研究において適性検査内で実施する「新たな視野検査器」のプロトタイプが提案され臨床評価も行われた.しかし,検査者・被検査者ともに視野検査機器に慣れない環境において短時間で有用な検査を実施するという課題は解決されず,検討課題のままとなっている4).高齢者のさまざまな疾患や臨床症状に応じて各都道府県に設置された安全運転相談窓口で個別に運転の可否を判断する制度が導入され,運転免許証の自主返納に関する広報資料に視野異常に注意を促す文言が加えられたが,視野検査についてはまだ進展はしていない5).Multi-StimulusVisionTester(MVT,株式会社クリュートメディカルシステムズ)は,パソコンやタブレットを利用して視野異常をスクリーニングできる視野チェックソフトであり,非医療機関でのスクリーニングを目的に開発された6).なかでも,MVT-binocular(MVT-b)は,上記で警察庁が提案した「新たな視野検査器」のコンセプトを基に検査点位置(図1)を配置し,汎用性と操作性を重視して考案され,運転免許取得時または更新時の検査で視野異常の存在を患者が自覚するための非医療機器セルフチェックスクリーニングを目的として開発された.本研究では,MVT-bでの視野異常検出力と有用性を検討することを目的とした.CI対象と方法2024年C7.8月に,金沢大学附属病院眼科とたじみ岩瀬眼科に通院中で眼疾患があり両眼開放状態で視野異常がある患者(視野異常群)51名および健常人ボランティア(健常群)47名を対象とした(表1).症例選択基準は,2群に共通することとして,自動車運転免許(第一種運転免許もしくは第二種運転免許)を保持し日常的に自動車運転をしていること,斜視がないこと,神経系に影響を及ぼす投薬歴がないこととした.視野異常群は,各眼にCHumphrey視野CSITACStandard24-2プログラム(HFA24-2)でCAndersonC&Patellaの基準を満たす視野異常があり,左右眼のCHFA24-2を基に各検査点の実測感度が高いほうを選択して作成するCintegratedCvisual.eld(IVF)7)による両眼視野に異常がある例とした.IVFの視野異常判定については,採用された感度のパターン偏差確率プロットにより,5%以下の点が三つ以上隣接し,そのうちのC1点がC1%以下のものとした.健常群は,前眼部,中間透光体に異常がなく,正常開放隅角,眼疾患,視神経視路疾患がないこと,視野に影響を及ぼす眼科既往歴・眼手術歴がないこととした.両眼開放CEstermanテストとCHumphrey視野計CSITACStandard10-2プログラムとCMVT-bをC3カ月以内に実施した.MVT-bは,両眼開放下でタブレット端末を用いて視野異常のスクリーニングが簡便に行えるセルフチェックプログラムである.タブレット端末は被検者の眼前C25Ccmの距離に設置し,被検者自身が画面をタッチして操作する.視野チェック中は,timeof.ightセンサーを用いて視距離を検出し,調整を促す表示を行うことで,視野チェックプログラムにおいて重要な視距離を維持することが可能である.視野チェックは説明動画の視聴後,練習,本番の順で進行する.チェックでは,中心固視標(赤い星印)をタッチした後に呈示されるC2.3個の点滅視標が呈示された位置をタッチする操作を繰り返す.中心視野のチェック後に,固視標が画面の四隅に順次移動し,同様の手順で周辺視野をチェックする(図2).各検査点において,1回目の視標呈示でタッチの応答がない場合にのみ,2回目の視標呈示を行い,2回ともタッチの応答がなかった点を異常点としてカウントした.今回,MVT-bの異常点数による視野異常群と健常群の判別のほかに,進行した視野異常群の判別も検討した.進行した視野異常群の定義は,自動視野計を用いた視覚障害等級(視野障害,表2)の算出基準による視覚障害C5級以上に該当する症例とした.MVT-bによる感度・特異度,健常群と視野異常群および進行した視野異常群を分別するCreceiverCoperatingcharacteristiccurves(ROC)曲線を算出し,ROC曲線下面積(areaunderthereceiveroperatingcharacteris-ticcurve:AUC)を検討した(図3,4).2群間の有意差検定には,Mann-WhitneyのCU検定を用い,危険率C5%未満を有意とした.統計学的検討にはCSTATAsoftware(バージョンC18.0,StataCorpLLC)を用いた.本研究は,日本視野画像学会のモビリティと視機能委員会運転と視野研究班による研究として,金沢大学医学倫理審査委員倫理審査委員会の承認を受けて行った(試験番号:714466).ヘルシンキ宣言を遵守し,インフォームド・図1MVT-bの検査点配置検査点は全体でC42点存在し,上下方向は最大C21°,左右方向は最大C34°までの範囲である.中心視野チェックではC28点を刺激し,そのうちC10°円内にはC10点の検査点が含まれる.固視標を画面の四隅に移動して行う周辺視野チェックでは,上方のC2象限でC6点,下方のC2象限でC8点の計C14点を刺激する.表1患者背景健常群視野異常群p値年齢(歳)C69.3±10.1(C50.C86)C68.3±11.2(C44.C89)C0.7487*性別(男性/女性)C26/21C20/31C0.156**右眼視力(logMAR)C.0.09±0.09(.0.18.C0.15)C0.07±0.38(.0.18.C1.9)Cp=0.0001*左眼視力(logMAR)C.0.08±0.10(.0.18.C0.15)C0.12±0.51(.0.11.C1.9)Cp=0.0009**Mann-WhitneyのCU検定**Fisherの正確確率検定logMAR:logarithmicminimumangleofresolution.図2MVT-bの外観タブレット端末は被検者の眼前C25Ccmの距離に設置する.被検者自身が画面をタッチして操作する.視野チェック中は,タブレット端末の正面上方にあるCTimeCofCFlightセンサーが視距離を検出し,視距離を維持することが可能である.表2自動視野計を用いた視覚障害等級(視野障害)自動視野計両眼開放CEstermanテスト視認点数10-2プログラム両眼中心視野視認点数2級20点以下3級70点以下40点以下4級5級100点以下40点以下SensitivitySensitivityAreaunderROCcurve=0.9835図3健常群と視野異常群を分別するreceiveroperatingcharacteristiccurves曲線健常群と視野異常群の判別能については,Youden法に基づく最適な異常点数のカットオフ値はC3点で感度C88.2%,特異度C93.6%(AUC=0.9295%CCI:0.86.0.98),特異度が最大となるのは4点で感度C84.3%,特異度C97.8だった.コンセントを行い,研究に対する同意取得が得られた被検者に対して行った.CII結果視野異常群の原因疾患は全例が緑内障であった.両眼開放CEsterman視野の視認点数は,健常群でC116.9±3.6(108.120),視野異常群でC100.0±18.2(37.120)であり,健常群のほうが有意に多かった(p<0.001).視野異常群C51例のうち,進行した視野異常群(視野障害等級C5級以上該当例)はC39例(76.5%)で,視認点数はC95.5±18.4(37.120)だった.また,視野障害等級非該当例はC12例(23.5%)で,視認点数はC114.8±6.0(103.120)であり,進行した視野異常群(視野障害等級C5級以上該当例)のほうが有意に低かった(p<0.001).なお,健常群と視野障害等級非該当例では視認点数に有意差はみられなかった(p=0.2882).MVT-bの異常点数は,健常群がC0.6±1.2(0.7)点,視野異常群がC14.5±10.6(0.38)点であり,視野異常群のほうAreaunderROCcurve=0.9207AUC:areaunderthereceiveroperatingcharacteristiccurve.図4進行した視野異常群か否かを分別するreceiveroperatingcharacteristiccurves曲線進行した視野異常群の判別能については,Youden法に基づく最適なカットオフ値はC3点で,感度C100%,特異度C84.8%,AUC=0.98(95%CI:0.96.1.00),特異度が最大となる異常点のカットオフ値はC9点で,感度C82.1%,特異度C98.3%だった.が有意に多かった(p<0.001).視野異常群のうち進行した視野異常群の異常点数はC17.8C±9.6(3.38)点,視覚障害等級非該当例ではC3.5±4.2(0.12)点であり,いずれも健常群と有意差がみられた(p<0.001,p=0.0259).MVT-bの検査時間は,健常群がC126.7±37.7(78-249)秒,視野異常群がC212.0±74.3(97-445)秒で,視野異常群の所要時間が有意に長かった(p<0.001).全例が初めてMVT-bを操作したが,検査を理解できなかった例や検査不可例はなかった.MVT-bの異常点数による健常群と視野異常群の判別能は,Youden法に基づく最適なカットオフ値は3点で,感度C88.2%,特異度C93.6%,AUC=0.92(95%信頼区間:0.86.0.98)だった.特異度が最大となる異常点C4点をカットオフ値すると感度はC84.3%,特異度はC97.8%であった.進行した視野異常群の判別能については,Youden法に基づく最適なカットオフ値はC3点で,感度C100%,特異度84.8%,AUC=0.98(95%信頼区間:0.96.1.00)だったが,特異度が最大となる異常点のカットオフ値はC9点で,感度82.1%,特異度C98.3%だった.CIII考按日本ではC2023年(令和C5年)の運転免許統計8)によると,総保有者数C81,862,728人,そのうちC65歳以上がC19,838,119人,80歳以上でもC3,036,530人に上り,多くの高齢者が運転免許を保有している.一方,視覚障害を引き起こす原因疾患の統計によると,近年,高齢化に伴い視覚障害C2級を申請する症例が増加し,とくに原因疾患のなかでは緑内障による症例が増加している9).疫学調査的にも多治見スタディによれば,緑内障は年齢が高くなるほど有病率が上昇し,高齢人口の増加とともに,緑内障に罹患する患者数が増加することが予想される.一方で,同スタディの潜在患者に関する報告では,調査診断時点で全体のC89.5%が無自覚・無症状であり,とくに日本に多い正常眼圧緑内障ではC95.5%が未発見であったとされている10).CJohnson11)らによれば,10,000人の視野スクリーニングの結果,全体のC3.3%に視野異常があり,そのC57.6%はその視野異常を自覚していなかった.さらに,全体のC1.1%に認められた両眼視野異常のある被験者は,年齢・性別をマッチさせた正常視野を有する対照被験者に比べて,交通事故率および交通違反率がC2倍以上高いと報告している.ドライビングシミュレータによる研究では,正常者に人工的に視野狭窄を作成してドライビングシミュレータでの事故発生件数を検討したところ,視野狭窄の程度が強いほど事故率が増加することが確認されている12).運転には,視力,視野,眼球運動などの視機能全般が重要な役割を果たし,視野異常があっても代償機能が効果的な場合は安全運転可能であるとの報告もある13,14).しかし,視野異常を自覚していない運転者において,自己運転制限は期待できない.現時点で,すでにある視野異常に気づいてもらうことや,自身の視機能を認識してもらうことは,安全運転指導や疾患の治療あるいは進行抑制に役立つともいえる.MVT-bによる正常視野群と視野異常群の判別能力は,Youden法を用いたカットオフ値計算において,視野異常群全体と進行した視野異常群の両者で,異常点C3点と区別がつかなかったが,特異度を重視すると,視野異常群ではカットオフはC4点,進行した視野異常群はC9点をカットオフ値とするのがよいと考えられた.しかし,今後は他疾患での検討や視野異常の部位やパターンとの関係について,十分に多数な症例での検討が必要である.そして,このような検出の限界を踏まえても,進行した視野異常群にあたる症例,つまり視覚障害C5級以上の症例について,視野異常を自覚するための非医療機器を用いた簡易視野スクリーニングとしての有用性が確認された.タブレットによるCMVT-bは,自己チェックによる簡易スクリーニングツールとして,進行した視野異常のスクリーニングに特化した「視野異常に気づく」ための一手段である.一方で,運転適性の判断という点からみると,MVT-bは,眼球運動や頭の動き,反応時間や,有効視野などとの関連は把握できない.今回は視野検査の経験がある被検者が多かったが,実際にスクリーニング検査を行う場面では,視野検査の経験がない被検者やタブレット端末の使用経験がない被検者も存在することが予想される.検査中の固視不良の監視評価,学習効果や再現性などの問題も含め今後の課題である.なお,MVT-bによるスクリーニング結果で視野異常を指摘された者には,臨床的な精密検査を眼科医療機関において実施し,その後の対策を立てる必要がある.自動車運転の可否は,症例ごとに医師などによる個別の診断と評価を踏まえ,警察などの安全運転の指導を通じて総合的に判断されるべきものと考える.利益相反:宇田川さち子(該当なし),松本長太(P),薄雄斗(該当なし),青木宏文(該当なし),東出朋巳(F:HeidelbergEngineering),岩瀬愛子(F:HeidelbergCEngineering)文献1)IwaseCA,CSuzukiCY,CAraieCMCetal:CharacteristicsCofundiagnosedCprimaryCopen-angleCglaucoma:TheCTajimiCStudy.OphthalmicEpidemiolC21:39-44,C20142)MannersCS,CMeulenersCLB,CNgCJOCetal:BinocularCvisualC.eldClossCandCcrashrisk:anCeFOVIDCpopulation-basedCstudy.OphthalmicEpidemiolC18:1-8,C20243)警察庁:視野と安全運転の関係に関する調査研究(調査研究報告書平成C25年度),20144)警察庁:「高齢運転者交通事故防止対策に関する提言」の具体化に向けた調査研究に係る視野と安全運転の関係に関する調査研究(調査研究報告書平成C31年C3月).警察庁CWebサイトChttps://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/koureiunt-en/menkyoseido-bunkakai/vision/vision_report.pdf5)国家公安委員会,警察庁:平成C30年警察白書,p116-170,C20186)松本長太:緑内障と視野視野に魅せられたC37年.あたらしい眼科C38:1051-1063,C20217)CrabbDP,ViswanathanAC,McNaughtAIetal:Simulat-ingbinocularvisual.eldstatusinglaucoma.BrJOphthal-molC82:1236-1241,C19988)警察庁交通局運免許課:令和C5年運転免許統計.警察庁webサイトChttps://www.npa.go.jp/publications/statistics/Ckoutsuu/menkyo.html9)MatobaCR,CMorimotoCN,CKawasakiCRCetal:ACnationwideCsurveyCofCnewlyCcerti.edCvisuallyCimpairedCindividualsCinCJapanCforCtheC.scalCyearC2019:impactCofCtheCrevisionCofCcriteriaCforCvisualCimpairmentCcerti.cation.CJpnCJCOphthal-molC67:346-352,C202310)日本緑内障学会:日本緑内障学会多治見疫学調査報告書(2000-2001年).https://www.ryokunaisho.jp/general/Cekigaku/tajimi.php11)JohnsonCC,CKeltnerJ:IncidenceCofCvisualC.eldClossCinC20,000CeyesCandCitsCrelationshipCtoCdrivingCperformance.CArchOphthalmolC101:371-375,C198312)UdagawaCS,COhkuboCS,CIwaseCACetal:TheCe.ectCofCcon-centricCconstrictionCofCtheCvisualC.eldCtoC10CandC15CdegreesConCsimulatedCmotorCvehicleCaccidents.CPLoSCOneC13:e0193767,C201813)OkamuraCK,CIwaseCA,CMatsumotoCCCetal:AssociationCbetweenCvisualC.eldCimpairmentCandCinvolvementCinCmotorCvehicleCcollisionCamongCaCsampleCofCJapaneseCdriv-ers.TranspResPartFC62:99-114,C201914)CrabbCDP,CAmithCND,CRauscherCFGCetal:ExploringCeyeCmovementsCinCpatientsCwithCglaucomaCwhenCviewingCaCdrivingscene.PLoSOneC5:e9720,C201015)OwsleyCC,CMcGwinCGJr:VisionCandCdriving.CVisionCResC50:2348-2361,C2010***