あたらしい眼科34(2):215~221,2017c第27回日本緑内障学会須田記念講演緑内障から学ぶValuableLessonsfromGlaucoma山本哲也*はじめにわれわれ緑内障専門家は日常診療の中から緑内障を学ぶことが多い.そのことを通じて緑内障専門家として成熟していく.緑内障の修行には,①多数例で視神経・網膜・隅角の所見をとり視野を読むこと,②眼圧下降の重要性を認識すること,③良い指導医について緑内障専門外来で研修すること,④薬物に関して十分に理解し経験を積むこと,⑤手術の修行をし,自らの術式を確立すること,⑥患者と長く付き合うこと,などを通して,⑦総合的に緑内障の理解を深めることが欠かせない.いずれもが日々の鍛練と言い換えることのできる事項である.本稿では筆者が若き日から今日に至るまで,日常的な緑内障診療を通して緑内障から学んできたいくつかのことを,臨床現場の感覚をもって紹介してみたい.また,そのことを通じて緑内障専門家教育というものを考えてみたい.I視神経から学ぶ1.Superiorsegmentaloptichypoplasia今では広く認識されているsuperiorsegmentaloptichypoplasiaであるが,20世紀には少なくともわが国においては一般には認識されていなかった.筆者は1990年以降,当時,緑内障,とくに正常眼圧緑内障として管理を受けていた症例の中に,鼻上側を中心とした乳頭辺縁部変化および網膜神経線維層欠損(nerve.berlayerdefect:NFLD)を有し,またそれらに対応するMari-otte盲点から下方に広がる視野異常を有する症例を複数経験した.これらの臨床的特徴を表1にあげる.また,こうした特徴を有する疾患を文献で調べることにより,Kim,Hoytらによりsuperiorsegmentaloptichypopla-siaと命名された視神経形成異常の存在に気がついた1~4).その文献では,母親の1型糖尿病罹患との関連が指摘され,眼科的特徴として,視力良好,下方の高度の視野欠損,乳頭上半の蒼白化,上方のNFLD,網膜中心動脈の上方偏移などがあげられていた.筆者の症例とは視神経乳頭の形態や母親の糖尿病罹患の有無などで異なってはいたが,主病変部位が同一部位であり視野変化もきわめて類似していたことから(表2),以後,superiorsegmentaloptichypoplasia(以下,SSOHとする)として診療や学術的な発表を行ってきた.しかしながら,表2の相違点欄にもあげたように,これがKim,Hoytらの原義とは異なる疾患である可能性については注意しておきたい.2000~2001年に現地調査が行われた多治見スタディでは,疫学調査対象集団と同年代の多治見市民を対象とした公共サービスとして多治見市民眼科検診が並行して行われ,多数の眼底写真が学術的検討をされずに残っていた.筆者らはこれを利用してSSOHの一般集団における特徴を調査した5).検診対象50,165名のうち,検診を受診し眼底読影が可能であった14,431名(29%)を対象とした.SSOHの定義として①鼻上側に著明な乳頭辺縁部狭窄と②対応するNFLDの存在とし,対応する視野異常〔FDT(FrequencyDoublingTechnology)またはHFA(HumphreyFieldAnalyzer)〕の有無により,視野異常を伴うde.nitecasesと伴わないsuspectcasesに分類した.結果として,37例54眼(両眼17例,片*TetsuyaYamamoto:岐阜大学大学院医学系研究科眼科学〔別刷請求先〕山本哲也:〒501-1194岐阜市柳戸1-1岐阜大学大学院医学系研究科眼科学0910-1810/17/\100/頁/JCOPY(73)215表1日本人における“superiorsegmentaloptic表2Superiorsegmentaloptichypoplasia(米国報告例)とhypoplasia”類似症例の特徴自験例“SSOH”との比較図1多治見市民眼科検診で発見されたsuperiorsegmentaloptichypoplasiaの1例眼20例)をSSOHと診断し(図1),うちde.nitecasesは23例(両眼5例,僚眼suspect5例,片眼13例)suspectcasesは14例(両眼7例,片眼7例)であった.,男性10例,女性27例であり,年齢は53.1±10.3歳(40~76歳)〔平均±標準偏差(レンジ)〕,眼圧は14.2±2.5mmHg(9~19mmHg)(同)であった.本人の糖尿病歴は1例で確認されたが,母親の糖尿病歴は調査項目になかったため確認できなかった.これらの結果からSSOHの有病率を0.3%と推定した.SSOHが稀な先天異常でなく,正常眼圧緑内障との鑑別に重要であることを証明できたものと考えている.その後,岐阜大学病院で経験したSSOH症例をまとめたところ,岐阜大学病院の症例は多治見市民眼科検診に比較して,若年で,また両眼例が多いことがわかった(矢ケ崎ほか,投稿準備中).これは,多治見市民眼科検診が40歳以上を対象としたことと,大学病院受診例と一般集団を対象とした調査対象の疾患重症度の相違によるものと考えている.自分が臨床で感じたふとした疑問から始まって,ひとつの疾患SSOHの疾患概念が日本に定着することに貢献できたことを,面白く感じるとともに誇らしく思っている.これは日常臨床の場で緑内障の視神経から学んだことの貴重な成果だと思っている.2.高眼圧症,preperimetricglaucomaの進行高眼圧症が緑内障に進展する現象は臨床的にはきわめて重要である.1988年に発表した論文6)の内容を紹介するとともに,2016年に発表したpreperimetricglau-comaの進行の研究7)と比べ,視神経観察の重要性を述べる.1988年の研究では,対象眼を,眼圧22mmHg以上を複数回記録,静的視野(Friedmann視野計またはHumphrey視野計)に異常なし,視力0.7以上とし,無治療またはb遮断薬単独治療を行い,眼底ステレオ撮影を含む定期的な眼科的検査を行い,2.0~6.1年(平均3.5年)の経過観察期間で視野と視神経の進行と眼圧の関係を調査した6).当時は角膜厚と眼圧の関連は問われていなかったことは記しておく.その結果(図2),視神経(乳頭および網膜)が観察開始当初正常であるとされた症例では,全観察期間において全例で視野と視神経の異常が検出されなかった.これに対して,観察開始時に視神経異常がすでにあるとされた症例では,観察期間中に高率に視野異常の出現や視神経病変の進行が認められた.すなわち,最初から視神経の悪い症例で進行が起こりやすいことが明らかである.興味深いことに2016年発表のpreperimetricglaucomaの進行の研究(対象の多くは正常眼圧症例)でも同様の結論となった7).すな開始時経過観察中図2高眼圧症,高眼圧preperimetricglaucomaの進行と眼圧観察中,平均眼圧は観察開始時視神経正常例で23.6±2.6mmHg(20.5~26.8mmHg)〔平均±標準偏差(レンジ)〕,視神経異常例で20.9±1.9mmHg(18.7~23.1mmHg)(同).(p<0.001,t検定)NFLD:神経線維層欠損(文献6より転載改変.日本眼科学会から転載許可取得済)わち,当初preperimetricglaucomaでありながら経過50観察期間(3年間)に視野異常の出現した症例では,視40IOP(mmHg)野異常の出現しなかった症例と比較して,観察開始当時30からmGCIPL厚が有意に薄いことが明らかとなった.こうした結果は高眼圧であれ正常眼圧であれ,視神経20(乳頭,網膜神経線維層)の異常のある部位において数年以内に緑内障性変化の出現しやすいことを示している.II隅角から学ぶ1.緑内障レーザー治療筆者の緑内障研究はレーザー虹彩切開術の日本への導入と術式の確立で始まった.初期のレーザー虹彩切開術研究では施術24時間以内の眼圧上昇が43%に認められる(図3)とか,チモロール,インドメタシン,球後麻酔の前処置はいずれも眼圧上昇の予防効果はなかったなどと報告した8)(注:アプラクロニジンの導入は後日のこと).また,アルゴンレーザートラベクロプラスティでは術後眼圧上昇の程度が強く,上昇期間も長いことも報告した9).これらの研究は新規技術の導入時の問題点100012345624Time(hrs)図3アルゴンレーザー虹彩切開術後の眼圧経過眼圧上昇例(24例)の平均±標準偏差.眼圧上昇は術後1時間にピークとなる.(文献8より転載引用.日本眼科紀要会から転載許可取得済)を検証することを主目的として行われたものであり,緑内障レーザー治療の日本における確立に貢献するものではあった.しかしながら,研究に携わった筆者にとって一番の成果は,眼科医となって3~5年程度の時期に,数百例の各種緑内障症例からあまたの隅角異常や変異,また隅角鏡の使い方を学ぶ絶好の機会を得られたことである.自らの経験から,20歳代に多数の隅角鏡検査を図4原発閉塞隅角症.原発閉塞隅角緑内障における周辺虹彩前癒着の隅角全体に占める比率の年次変化近年,周辺虹彩前癒着の少ない症例が増加している.経験することは,緑内障専門医教育においてきわめて重要であると認識している.2.原発閉塞隅角緑内障の病態筆者らは超音波生体顕微鏡(ultrasoundbiomicro-scope:UBM)が使用されはじめた当初,この前眼部画像解析装置を用いて原発閉塞隅角症/原発閉塞隅角緑内障の病態研究を,主として機能的隅角閉塞をターゲットとして行った10,11).そして,①暗所におけるUBM検査の重要性を初めて報告,②機能的隅角閉塞がごく初期から生じることを証明,③急性発作の非発作僚眼ではとくに初期から機能的隅角閉塞が生じやすいこと,などを報告した.また,機能的隅角閉塞を隅角の高い部位で閉塞するtypeSと隅角底から閉塞するtypeBの2型に分類した,機能的隅角閉塞ではtypeSがtypeBに比べて2倍以上多いことを明らかにした.器質的隅角閉塞(周辺虹彩前癒着)ではtypeBの隅角閉塞が多いので,器質的隅角閉塞と機能的隅角閉塞では隅角閉塞の形態がまるで異なることになるが,適切な説明はできていない.typeSの機能的隅角閉塞は周辺虹彩前癒着に進展しにくいと考えることもできるが,根拠はない.筆者は北澤克明先生が考案された圧迫隅角鏡を用いて長年圧迫隅角検査を行ってきた.岐阜大学における圧迫隅角検査で得られた隅角閉塞(周辺虹彩前癒着)の形態と範囲をまとめると興味深いデータが得られた(小森ほか:第19回日本緑内障学会2008).2つの調査期間(1985~1994年,2004~2008年)を比較すると,近年周辺虹彩前癒着のない症例が増加し,また周辺虹彩前癒着はあっても範囲の狭い症例が増加していること(図4),両調査期間ともに周辺虹彩前癒着は急性型では幅が広く,慢性型では幅が狭いものが多いこと,などである.圧迫隅角検査は施行されることが少ないが,隅角閉塞の状態を的確に捉えることのできる検査であり,必要な症例では積極的に行われるべきである.III眼圧から学ぶ1.眼圧日内変動眼圧は変動する.代表的な眼圧変動である日内変動を知ることは,診療中の一時点の眼圧値から患者の眼圧の実相を推し量ることの大切さを教える.筆者らは眼圧をGoldmann眼圧計で24時間測定し,まとめることで,日内変動の様態を明らかにした12).対象は眼圧日内変動測定を経て正常眼圧緑内障の診断が確定した524例1,048眼である.日内変動眼圧の最高眼圧値は16.1±2.2mmHg(平均±標準偏差:以下同じ),最低眼圧値は11.7±2.1mmHg,平均眼圧は13.9±2.0mmHg,眼圧変動幅は4.4±1.6mmHgであった.24%の症例では眼圧変動幅が6mmHg以上であった.眼圧変動幅,最高眼圧・最低眼圧を記録した時刻の分布を図5~7に示す.国際的にはhabitualpressure(昼間は起きている状態,夜は寝ている状態での眼圧の変動)を重視する動きもあるが,眼圧体位変動を排除した形での眼圧日内変動の就寝時の標準値を知ることも重要と考える.また,目の前で診ている患者の眼圧も,このような変動を示すと常に考える癖をつけることは大切である.2.眼圧下降の質の重要性眼圧の体位変動をiCARE眼圧計を用いて座位と側臥位で検討したところ,トラベクレクトミー後に濾過胞が機能し眼圧が下降している症例では,体位変動が有意に減少していることが明らかとなった13).術後の体位変動による眼圧上昇の緩和は,就寝時を含む24時間の眼圧に有利に働く可能性がある.この眼圧体位変動の減少が眼圧下降によるものか濾過胞の存在によるものかを検討するために,眼圧12mmHg未満(Goldmann眼圧計)で,かつ座位眼圧の同等な原発開放隅角緑内障(広義)のトラベクレクトミー症例と薬物治療症例を対象として,同様にiCARE眼圧計を用いて座位と側臥位で検討した.トラベクレクトミー後で有意に体位変動幅の小さいことが明らかになった14).こうした濾過手術後の眼圧体位変動の減少は,長期的には手術療法が薬物治療よりも治療効果の高い可能性を示唆するものと考える.57.9%58.6%41.4%250Numberofeyes200150100500Timeofday1012141618202224246812345678910図6正常眼圧緑内障の24時間眼圧日内変動測定(座位,IOP(mmHg)Goldmann眼圧計)の結果2:最高眼圧を記録した時刻図5正常眼圧緑内障の24時間眼圧日内変動測定(座位,(文献12より転載引用.日本眼科学会から転載許可取得済)Goldmann眼圧計)の結果1:眼圧変動幅(文献12より転載引用.日本眼科学会から転載許可取得済)1.0SuccessProbability0.80.60.40.20101214161820222424683691224TimeofdayFollow-upPeriod(Months)図7正常眼圧緑内障の24時間眼圧日内変動測定(座位,Goldmann眼圧計)の結果3:最低眼圧を記録した時刻(文献12より転載引用.日本眼科学会から転載許可取得済)IVカルテから学ぶいわゆる“カルテめくり(カルテ調べ)”は単調な作業が続き面白くないものである.ただ,そうした地道な努力の中に次への発展の基があることを筆者の経験から述べたい.1983年頃,毛様体冷凍術の成績をまとめたことがある15).東大眼科の1976年3月~1982年7月の6年5カ月間のカルテを調べ,その中から抽出した毛様体冷凍術を施行した全症例83例89眼170回のカルテから,同術式の成績を生命表法(Cutler-Ederer法)により解析した.手術不成功は眼圧21mmHgを2回連続で超えたときの初回の上昇日をもって手術不成功と定義した.図8などの成績を得て,毛様体冷凍術の効果と限界を自ら知ることができたことは成果であった.ただそれだけではない.当時統計解析ソフトウェアなどはなかったので,統計の教科書から生命表法の計算法を学び,電卓を用いて手計算をしたので,生命表法とは何かとい図8毛様体冷凍術の成績全170回の手術を独立のものとした場合12カ月後の成功確率は0.25±0.04(予測確率±標準誤差:Cutler-Ederer法)であった.(文献15より転載引用.眼科臨床紀要会から転載許可取得済)うことを実感できたことが一番の収穫であった.生命表法が生命科学で多用されることはその後長く経験してきたが,キャリアの初めにその本質を理解できたことは幸いであった.もうひとつの収穫として,多数のカルテを丹念に見たので,1例1例の経過を知ることができ,毛様体冷凍術では術後に突然の眼圧上昇のあること,そしてそうなったらほとんど眼圧コントロールは困難ということがわかったのである.換言すると,毛様体破壊術の効かなくなるときの法則の存在がおぼろげながら理解できたことで,それは今日に至るまで毛様体破壊術の術後管理に役立っている.V時の経過から学ぶ1.長期管理例の割合慢性緑内障は生涯の疾患である.したがって長期管理経過観察期間(年)図9Humphrey視野からみた受診患者の経過観察期間岐阜大学眼科200例の無作為抽出データから.10年以上の管理例が少数であることがわかる.1回:視野測定1回のみ.は不可欠である.しかしながら,必ずしも一医療機関に長くかかるわけではない.そこで岐阜大学眼科で管理してきたHumphrey視野検査施行例,全19,210例(2016年5月27日現在)から200例を無作為抽出して,最初の視野施行日から最後の視野施行日までの期間をまとめてみた(図9).対象は必ずしも緑内障に限られていないが,多くは緑内障および関連疾患である.岐阜大学眼科で10年以上経過観察される症例は静的視野検査対象者の10.5%,15年以上では5.0%,20年以上は2.0%との結果であり,専門医療機関においても緑内障の長期管理のむずかしさが明らかとなった.2.正常眼圧preperimetricglaucomaの20年視野異常出現率正常眼圧preperimetricglaucomaの20年観察後の視野異常出現率を後ろ向きに推定したところ,約3/4の症例で視野異常が出現することがわかった(論文投稿中のため詳細は略).3.正常眼圧緑内障の20年失明率正常眼圧緑内障の20年経過観察後の失明率を後ろ向きに推定することを試みた16).失明の定義をWHO基準に準拠して最良視力0.05未満,または中心視野10°未満とし,観察開始時に失明に該当しなかった症例379例758眼を対象としてKaplan-Meier生命表法で計算した.結果として,片眼失明9.9±1.9%(推定累積失明率±標準誤差:以下同じ),両眼失明1.5±0.9%という数字を得た.正常眼圧緑内障の有病率の高さに照らすと,失明者の絶対数は大きいと推定される.まとめ筆者の緑内障臨床経験の一部を述べた.緑内障の修行には,若いときの基本技術の取得と,長期的に患者を管理することが重要であることを主眼に述べたつもりである.最後に次のことをとくに記しておきたい.1.緑内障は眼科医が一生を賭けるに足るきわめて魅力的な領域である.2.臨床でのふとした着想や地道な観察がいろいろな新情報を生み出す.それこそが緑内障専門家の喜びであり,生きる原点である.3.最先端の治療や管理はすぐに変化するが,緑内障の診断管理の本質は簡単には変化しない.緑内障の全経過が眼科医の医師としての寿命よりも長いことをとても残念に思う.そして,このことは緑内障専門家としての完成が我々の一生を通じても不可能なことを示しているのだと思う.だからこそ,若い先生方に緑内障分野にチャレンジしていただきたいと切に願い,擱筆としたい.謝辞恩師,北澤克明先生,白土城照先生に深謝申し上げるとともに,筆者が在籍してきた東京大学眼科学教室,大宮赤十字病院,山梨医科大学眼科学教室,ミシガン大学眼科,岐阜大学眼科学教室の先輩,同僚,後輩の皆様に厚くお礼申し上げます.本総説は第27回日本緑内障学会須田記念講演(平成28年9月19日)での講演内容に基づいて執筆した.文献1)PetersenRA,WaltonDS:Opticnervehypoplasiawithgoodvisualacuityandvisual.elddefects:astudyofchildrenofdiabeticmothers.ArchOphthalmol95:254-258,19772)KimRY,HoytWF,LessellSetal:Superiorsegmentaloptichypoplasia.Asignofmaternaldiabetes.ArchOph-thalmol107:1312-1315,19893)LandauK,BajkaJD,KirchschlagerBM:ToplessopticdisksinchildrenofmotherswithtypeIdiabetesmellitus.AmJOphthalmol125:605-611,19984)HashimotoM,OhtsukaK,NakagawaTetal:ToplessopticdisksyndromewithoutmaternaldiabetesmellitusAmJOphthalmol128:111-112,19995)YamamotoT,SatoM,IwaseA:SuperiorsegmentaloptichypoplasiafoundinTajimiEyeHealthCareProjectpar-ticipants.JpnJOphthalmol48:578-583,20046)山本哲也,山上淳吉,白土城照ほか:高眼圧症,疑緑内障における視野・視神経の進行.日眼会誌92:1369-1374,19887)InuzukaH,KawaseK,SawadaAetal:Developmentofglaucomatousvisual.elddefectsinpreperimetricglauco-mapatientswithin3yearsofdiagnosis.JGlaucoma25:e591-e595,20168)山本哲也,白土城照,北沢克明:アルゴンレーザー虹彩切開術.眼紀33:675-679,19829)ShiratoS,YamamotoT,KitazawaY:Argonlasertrabec-uloplastyinopen-angleglaucoma.JpnJOphthalmol26:374-386,198210)SakumaT,SawadaA,YamamotoTetal:Appositionalangleclosureineyeswithnarrowangles:anultrasoundbiomicroscopicstudy.JGlaucoma6:165-169,199711)SawadaA,SakumaT,YamamotoTetal:Appositionalangleclosureineyeswithnarrowangles.Comparisonbetweenthefelloweyesofacuteangle-closureglaucomaandnormotensivecases.JGlaucoma6:288-292,199712)HasegawaK,IshidaK,SawadaAetal:Diurnalvariationofintraocularpressureinsuspectednormal-tensionglau-coma.JpnJOphthalmol50:449-454,200613)SawadaA,YamamotoT:E.ectsoftrabeculectomyonpressure-inducedintraocularpressurechangesovertime.GraefesArchClinExpOphthalmol250:1361-1366,201214)SawadaA,YamamotoT:Comparisonofposture-inducedintraocularpressurechangesinmedically-treatedandsurgically-treatedeyeswithopenangleglaucoma.InvestOphthalmolVisSci55:446-450,201415)山本哲也:毛様体冷凍術の術後成績:生命表法による解析.眼臨78:490-494,198416)SawadaA,RiveraJA,TakagiDetal:Progressiontolegalblindnessinpatientswithnormaltensionglaucoma:hospital-basedstudy.InvestOphthalmolVisSci56:3635-3641,2015☆☆☆