特集●視野検査の最前線あたらしい眼科31(7):987~993,2014特集●視野検査の最前線あたらしい眼科31(7):987~993,2014視野検査の今後FutureofPerimetry松本長太*はじめにヒトは,外界の情報の約8~9割を視覚から得ているといわれている.視野の定義が,「視覚の感度分布」であるように,視野検査は,眼球から視中枢にわたり外界の視覚情報が正しく中枢へ伝達しているかを評価するうえで欠かすことのできない重要な検査である.視野検査は,緑内障,神経眼科疾患,網膜疾患をはじめとする多くの疾患の機能評価として眼科診療において広く普及している.視野の歴史を振り返ると,量的視野検査が確立したGoldmann視野計の登場からすでに69年,自動視野計による静的視野測定が臨床に導入されてからすでに37年もの歳月が経っている1,2).昨今の光干渉断層計(OCT)の進歩に比べると,視野測定法やその解析の技術は,ある一定のレベルでの標準化が確立しているとも考えられる.これはとくに緑内障など数十年にわたる経過観察が必要な症例を扱う場合には大きな利点となる.しかし,残念ながら現在の視野検査法がわれわれ臨床医の満足いく姿に完成されたものであるということではなく,現実には多くの改善すべき課題を抱えていることも事実である.本稿では,現在の視野検査の抱えるおもな問題点を取り上げ,今後の視野検査のあるべき姿を含め考えてみたい.I現在の視野検査の抱える問題点1.自覚検査としての限界眼科診療において主流となっている自動視野計による静的視野測定は,呈示された検査視標を確認したらボタンを押して応答する自覚検査である.そのため,自覚検査であることに起因するさまざまな制約が存在する.閾値検査において検査視標が見えたか見えなかったかを判断する場合,心理物理学の基本となる視覚確率曲線の特性に従うことになる.そのため,閾値にはある程度の生理的変動幅が存在し,視野検査の結果のばらつきの要因となっている.さらに,自覚検査であるために,間違ってボタンを押したり,押さなかったりする偽陽性,偽陰性応答,検査中の固視の位置ずれ,検査の不慣れから生じる学習効果,疲労現象,個体で異なる長期変動などが存在する.しかしながら,この自覚検査であるという点は必ずしも視野検査の決定的なマイナス要因ではない.視野検査を通してわれわれが知りたい最も重要な情報の一つは,「患者は実際どこが見えて,どこが見えていないか」というqualityofvision(QOV)に直結する情報である.自覚的検査である視野検査から得られる情報は,将来,他覚的に視機能が推定できる技術革新が進んでも,他の手法に置き換えることはできない,あるいは置き換えるべきではない情報と考える.2.測定点配置現在の静的視野測定における閾値検査では,Humphrey視野計プログラム30-2に代表される中心30°内を6°間隔で約70点あまり測定する手法が主流となって*ChotaMatsumoto:近畿大学医学部眼科学教室〔別刷請求先〕松本長太:〒589-8511大阪狭山市大野東377-2近畿大学医学部眼科学教室0910-1810/14/\100/頁/JCOPY(61)987いる.臨床的には,さらに周辺視野を含めた全視野の情報や,固視点近傍のより高密度な視野情報も非常に重要であるが,現実的には検査時間との兼ね合いから,各種疾患において最も異常が出現しやすい中心30°内に重点をおいたプログラム配置が採用されている.しかしながら,この測定点配置は,網膜神経節細胞の解剖学的分布を考えたうえでも非常に粗い配列であり,自動視野計による緑内障早期視野障害の検出感度が,構造的評価に劣る一つの理由ともなっている.3.視標サイズ現在の自動視野計による静的視野測定では,標準で視標サイズ3(視角0.431°)が採用されている.Goldmann視野計ではおもにサイズ1が用いられてきたわけであるが,これをサイズ3に変更した理由には,静的視野としての視野のダイナミックレンジの確保が最も大きい.さらに中間透光体などの光学的侵襲に対する影響を軽減する目的もあった.実際,視標サイズ3は,閾値変動,固視微動を含め一般的な臨床において,確かに安定した使いやすいサイズであるといえる.しかしながら,疾患の早期を検出するという観点からは,とくに中心10°以内では網膜神経節細胞の解剖学的密度に比べ視標サイズが大きすぎ,視野の高い機能的余剰性を生む原因となっている.また,周辺視野では逆にサイズが小さすぎ,視野障害が進行した場合のダイナミックレンジ不足や障害部位における大きな閾値変動の原因ともなっている.4.測定時間視野検査は,眼科の自覚検査のなかでも最も時間のかかる検査の一つである.自動視野計を用いた閾値測定法にはいくつかの測定アルゴリズムが存在する.自動視野計の導入当初は,4~2dBの比較的単純なbracketing法による閾値測定が主流であった.しかし,この手法では片眼70点あまりの測定点を検査するのに20分近い検査時間を要していた.そのため,Swedishinteractivethresholdingalgorithm(SITA),Dynamicstrategy,Tendency-orientedperimetry(TOP),Zippyestimationbysequentialtesting(ZEST)などさまざまな時間短縮プログラムが考案され,現在では検査時間を従来の988あたらしい眼科Vol.31,No.7,2014半分以下に短縮することが可能となっている.しかし,このような時間短縮プログラムが導入されても,たとえば広く普及しているSITAStandardでも被検者の検査準備や休憩時間を含めると,やはり両眼で30分近い検査時間が必要となる.われわれの日常の眼科診療臨床における視野測定を必要とする対象症例数から考えると,装置の台数,検査員の数,医療経済などさまざまな物理的制約に阻まれ,個々の症例の理想的なきめ細かな経過観察は決して容易ではないのが現状である.5.測定精度現在の視野検査の異常検出感度は,たとえば緑内障性視神経障害を例にとっても,決して満足のいくものではない.多くの研究において構造的変化が視野変化に先行することが知られている.さらに自覚検査のところでも触れたが,自動視野計による視野の測定結果を評価する場合,常に閾値の変動,アーチファクトが問題となる.閾値は短期変動,長期変動以外にも,偽陽性,偽陰性応答,固視不良,練習効果,疲労,矯正レンズ枠,頭位,眼瞼など非常にさまざまな原因で影響をうける.これらの閾値変動要因はノイズとなり視野障害の判定に影響を及ぼしている.一方,視野検査には,各種生体信号を利用した他覚的視野検査法として多局所ERG(網膜電図),VEP(視覚誘発電位),瞳孔視野などがある.しかし,現時点ではこれら他覚的視野検査の精度はまだ十分とはいえず,その臨床応用は多局所ERGを除き限定的である.II視野検査の今後1.測定点配置静的視野測定の場合,測定点をどのように配置するかは,異常検出感度の根幹にかかわる非常に重要な項目である.現在のHumphrey視野計で標準的に用いられている30-2を代表とする6°間隔の格子状配列は,導入されてからの歴史も長く,視野による長期経過を考えるうえでも容易には変更が困難である.しかし,この網膜の解剖学的構造とは無関係な格子状配列は,とくに黄斑部における網膜神経節細胞の分布密度を考えた場合,大きな問題となる.そこで実際の臨床では,これを補うため(62)10-2などのより密度の高い測定点を中心部に追加測定しているのが現状である.しかし,測定点配置を変更することは,とくに視野による経過観察において大きな問題となる.検査時間の問題点は残るが,従来の測定点は維持しつつ,10°内へ新たな測定点を追加配置する手法が過去のデータの有効利用を考えたうえでも最も現実的な方法ではないかと考える.一方,規定の測定点以外に,初期の視野異常がはじまっている部位,構造的に異常が検出されている部位にさらに測定点を追加する方法も,機能的障害を早期に検出するうえで有用と考える.この場合,テーラーメイドになるため,追加点に関しては患者間での比較はむずかしくなるが,実際の臨床において個々の患者を前に治療方針を決定する場合は,有益な方法と考える.2.視標サイズ現在の静的視野測定は,shortwavelengthautomatedperimetry(SWAP)を除き視標サイズ3が標準的に用いられている.確かにサイズ3は中心30°内の視野を評価する場合において視野のダイナミックレンジ,中間透光体,屈折による光学的侵襲の問題などを総合的に考えると妥当な大きさであると考えられる.しかしながら網膜神経節細胞の受容野サイズは均一ではなく周辺視野では大きく中心へいくにつれ小さくなる.筆者らは,固視点近傍の視野測定にはより小さな視標サイズが有用であることを述べてきた3).また近年,小視標の有用性を支持する報告も多い4).さらに逆により大きな視標を用いることの有用性も報告されている5).大きな視標サイズは視野の変動を大幅に減らすことができる.理論的にはサイズが大きいと複数の受容野を刺激するため異常検出感度は大幅に低下する.しかし短期変動,長期変動が減少するため逆にそのメリットのほうが大きいとする考え方である.視野の中心部は小さな視標サイズ,周辺部は大きな視標サイズを用いて評価する考え方は,網膜の解剖学的構造からも,視野のダイナミックレンジ,変動幅などを考慮した生理学的な背景からも理にかなっていると考える.視標サイズなどの基本的な検査条件を変えることに関しては,過去のデータとの互換性,検査条件としての標準化との問題が常に論じられる.しかし,測定(63)部位,障害の程度に応じて柔軟に対応していくことも今後視野に入れる必要があると考える.3.全視野の評価現在の視野検査では,検査時間の制限もあり各種疾患において視野異常が好発する中心30°内が重点的に評価されている.しかし一方では,後期緑内障をはじめ神経眼科疾患,網膜疾患視覚などにおいて視野の全体像を把握することは臨床上非常に重要であることもよく知られている.とくに視野障害が進行した症例では,現在でもGoldmann視野計による動的視野測定の結果なしには患者の視野の正確な全体像の把握は困難である.周辺視野は,中心視野に比べ視野のダイナミックレンジが狭くまた閾値変動も大きいため,現在の中心30°内に最適化されている閾値測定アルゴリズムをそのまま流用することには問題がある.静的で測定する場合は,視標サイズをはじめ,より周辺視野に最適化されたアルゴリズムの開発が望まれる.また,自動視野計を用いた動的視野測定も全視野のパターンを効率よく評価するための有力候補と考える.4.視野の進行評価視野検査の重要な目的の一つに,視野障害の進行評価がある.とくに緑内障など慢性進行性疾患の経過観察において,視野による進行評価は欠かすことができない.自動視野計が導入され静的視野測定で閾値を数値として捉えることができるようになり,さまざまな視野進行解析方法が提唱されてきた.とくに,視野進行をエンドポイントとしたさまざまな臨床試験を通して,MD(meandeviation)スロープなど複数の視野を時系列に並べ直線回帰などの統計学的解析を行うトレンド解析,GlaucomaProgressionAnalysis(GPA)を代表とするベースラインの視野に対し,一定の判定基準を設け評価対象の視野の進行を判定するイベント解析をはじめ,多くの視野進行解析法が考案されてきた6).しかし,いまだにすべての局面に対応可能な視野進行評価の標準となる手法は確立されていない.さらに緑内障の分野では,視野進行は,眼底所見など構造的障害の進行とは一致しないことが知られている.そのため,OCTなどで得られた構造あたらしい眼科Vol.31,No.7,2014989図1コーワAP.7000左:コーワAP-7000本体.右:眼底対応視野測定では,視神経乳頭ならびに中心窩を基準にして眼底写真と視野測定の結果を対応させることができる.的障害の進行と視野から得られて機能的進行を同時に評価可能なアプリケーションや指標も多数考案されている.今後もこのような機能と構造の両面における評価がますます重要視されていくと考える.5.眼底視野計眼底直視下での視野検査は視野検査の一つの理想形である.眼底視野計はわが国が世界に先駆けて古くから多くの研究が盛んに行われてきた7).そして走査型レーザー検眼鏡をベースにしたSLO(ローデンストック)やその進化型であるMAIATM(トプコン)やトラッキング技術に支えられたMP-1TM(ニデック)ならびに現在開発中のMP-3TM(ニデック)などによるマイクロペリメトリは,網膜疾患の眼底病変に対する詳細な機能的対応を評価可能としている.とくにこれらの眼底視野計は,中心固視が問題となる黄斑疾患をはじめとした固視点近傍に病変を有する疾患において非常に有用である.また,中心固視が保たれている症例では,AP-7000のような眼底写真やOCT像などを盲点と中心窩を基準に視野と合成させ対応させる眼底対応視野計も有用であり,日常広く用いられている視野検査機器をそのまま応用できる利点がある(図1).とくに近年急速に進歩しているOCT技術と視野検査の融合は今後最も注目される分野990あたらしい眼科Vol.31,No.7,2014で,機能的変化,構造的変化の対応を症例,同一機器でシームレスに評価可能とすることはきわめて重要であると考える.6.機能選択的視野検査これまでに,frequencydoublingtechnology(FDT),flickerperimetry,flickerdefinedform(FDF)perimetry,SWAPをはじめ実に多くの機能選択的視野検査法が開発されてきた.これらは従来の視野検査に比べとくに緑内障性視野障害をより早期から検出することが知られている8).これらの機能選択的視野検査法の問題点は,測定結果の変動がやや大きいこと,視野検査としてのダイナミックレンジが狭いこと,視野進行評価に対する有益なエビデンスが少ないことがあげられる.しかし,感覚網膜を構成する各種視細胞,網膜神経節細胞の機能的評価を選択的に行うという考え方は,疾患の早期発見のみならず,機能面からの病態解明においても重要な検査手法であり,さらなる検査手法の改良,新たな視覚刺激方法の開発が期待される.7.両眼開放視野検査視野検査の重要な役割の一つに日常生活にけるQOVの評価がある.その際,常に議論される問題点として両(64)図2Octopus600視野計の設計として,両眼開放でも固視監視が可能となるように開発されている.眼開放下での視野検査があげられる.現在多くの研究では,左右単眼視野をbestlocation法で算術的に合成し両眼開放視野をシミュレーションして用いる手法が採用されている9).この方法は,われわれが日常診療で用いている検査結果をそのまま利用できるという大きな利点を有している.実際にMDなど視野指標レベルでは,両眼開放で測定された視野とよく相関する.しかし,健常者でも視野における両眼加算は存在し,さらに個々の測定点における疾患別,障害程度別の両眼加算の程度に関してはまだ不明な点が多い.そのため,個々の症例で視野の各部位の詳細な評価を行うためには,両眼開放下で実際に視野を測定することがやはり必要であると考える.さらに新規対象者の視野によるQOV評価では,逆に両眼開放でのみ測定することで検査時間の短縮も得られる.現在の視野計でも基本的には両眼開放下で視野測定を行うことができるが,検査中の固視に関してはまったく配慮されていないのが現状である.固視不良を評価する代表的な手法であるHumphrey視野計のHeijl-Krakau法は盲点刺激をその原理に用いているため,両眼開放下ではまったく機能しない.Octopus600では検査中に両眼の瞳孔を同時モニター可能で,はじめから両眼視野を意識した設計となっている(図2).両眼開放視野検査の固視監視に関しては,技術的にはさほどむずかしいことではなく,これから新規に導入されるモデルについては,はじめから両眼開放下での固視監視を可能とする対応が期待される.8.自宅での機能評価現在の視野検査は,ほぼすべて医療機関にて行われている.しかし,現実的には対象患者数の増加に比べ,視野計の台数,検査員の数,検査スペース,医療経済など多くの要因が背景となり,臨床的に理想的な検査回数をすべての患者に提供することはむずかしいのが現状である.一方,視野検査そのものを家庭で行う試みも進められている.小型の検査機器を患者に貸出し測定結果をインターネット経由で集積する方法として,加齢黄斑変性をターゲットとした家庭版のhyperacuityperimeterであるForeseeHomeTMがある.ForeseeHomeTMを用いて変視症の変化を評価することで,現在急速に頻度が増加している抗VEGF(血管内皮増殖因子)治療の追加投与のタイミングを自宅でも把握できる可能性がある10)(図3).装置そのものはまだ比較的高価なため,患者が購入するのではなく医療機関が貸し出す形が多いと考えるが,一つのホームペリメトリの形と考え,一般的な視野検査への応用も望まれる.一方,家庭に存在する民生機器を利用して視野検査を行う試みも進められている.視野検査を正確に行うためには,視標呈示装置,機器のキャリブレーション,測定環境,インストラクションなどいくつかの重要な要因が(65)あたらしい眼科Vol.31,No.7,2014991図3ForeseeHomeTM自宅での使用を目的に開発されたhyperacuityperimeter.加齢黄斑変性患者のモニターとして用いられている.ある.近年の電子機器の進歩は目覚しいものがあり,視標呈示装置に関しては,家庭用機器でも十分対応できる環境が整いつつある.大型ディスプレイ,3Dディスプレイ,高解像度,高輝度コンピュータディスプレイ,高性能ゲーム機器,多機能携帯端末,iPadなどにみるユーザーインターフェースの進歩,高速無線通信環境の整備など,どれをとっても自動視野計が生まれた1970年代では考えられなかった環境が驚くほどのスピードで整備されつつある.米国ではインターネット上のWebサイトで視野検査を行い,リーディングセンターへデータを送信,その診断結果をメールで受け取るシステムもすでに試みられている.南カルフォニア大学を中心に行なわれているPeristatTM,MacustatTMは簡単な登録でだれでもインターネット経由で視野障害の診断を受けることができる.これらの自宅における視野検査(ホームペリメトリ)の概念は,今後の視野検査の一つの方向性を示していると考える11)(図4).992あたらしい眼科Vol.31,No.7,2014図4PeristatTM自宅でコンピュータ上で検査を行う,インターネット経由の視野検査ツールを提供している.おわりに現在の視野検査が抱えている種々の問題点をあげ,眼科診療における視野検査の今後の方向性について述べた.今回掲げた内容は,すでに基盤となるさまざまな基礎研究が,世界の視野研究に携わっている研究者により進められている.これらの多くができるだけ早くわれわれの臨床へのフィードバックがなされることを期待する.文献1)GoldmannH:EinselbstregistrierendesProjektionskugelperimeter.Ophthalmologica71-79,19452)FankhauserF,KochP,RoulierA:Onautomationofperimetry.AlbrechtVonGraefesArchKlinExpOphthalmol184:126-150,19723)MatsumotoC,UyamaK,OkuyamaSetal:Studyoftheinfluenceoftargetsizeonthepericentralvisualfield.InPerimetryUpdate1990/1991.MillsRPandHeijlA(Eds)1991,p153-159,KuglerPubl,Amsterdam/NewYork4)FrisenL:New,sensitivewindowonabnormalspatialvision:rarebitprobing.VisionRes42:1931-1939,20025)WallM,BritoCF,WoodwardKRetal:Totaldeviationprobabilityplotsforstimulussizevperimetry:acomparisonwithsizeIIIstimuli.ArchOphthalmol126:473-479,20086)HeijlA.LeskeMC,BengtssonBetal:Reductionofintraocularpressureandglaucomaprogression:resultsfromtheEarlyManifestGlaucomaTrial.ArchOphthalmol(66)120:1268-1279,20027)NishidaY,MurataT,YoshidaKetal:Anautomatedmeasuringsystemforfundusperimetry.JpnJOphthalmol46:627-633,20028)NomotoH,MatsumotoC,TakadaSetal:DetectabilityofglaucomatouschangesusingSAP,FDT,flickerperimetry,andOCT.JGlaucoma18:165-171,20099)Nelson-QuiggJM,CelloK,JohnsonCA:Predictingbinocularvisualfieldsensitivityfrommonocularvisualfieldresults.InvestOphthalmolVisSci41:2212-2221,200010)AREDS2-HOMEStudyResearchGroup,ChewEY,ClemonsTEetal:RandomizedtrialofahomemonitoringsystemforearlydetectionofchoroidalneovascularizationhomemonitoringoftheEye(HOME)study.Ophthalmology121:535-544,201411)IanchulevT,PhamP,MakarovVetal:Peristat:acomputer-basedperimetryself-testforcost-effectivepopulationscreeningofglaucoma.CurrEyeRes30:1-6,2005(67)あたらしい眼科Vol.31,No.7,2014993