特集●最新の緑内障治療あたらしい眼科32(6):805.812,2015特集●最新の緑内障治療あたらしい眼科32(6):805.812,2015緑内障の新手術1:チューブシャント手術NewSurgeryforGlaucoma1:TubeShuntSurgery石田恭子*はじめに緑内障治療は,視神経症の進行を緩徐にして,患者の中途失明を防ぐことを目的として行われるが,そのための唯一確実な方法は眼圧下降である.薬物やレーザー治療を行った後も十分眼圧が下降せず,進行する症例に対しては,リスクとベネフィトを考慮し手術治療を選択する.長らくわが国では,線維柱帯切除術が緑内障手術治療のゴールドスタンダードであった.複数回の線維柱帯切除術が奏効しない症例や輪部の結膜瘢痕の著しい症例では,視機能に与える影響を危惧しつつも,毛様体破壊術を選択せざるを得ない場面が少なからず存在した.また,術中合併症や術後低眼圧の危険性が高い無硝子体眼や,出血が危惧される症例などに対しても,十分な眼圧下降が必要な場合は線維柱帯切除術の選択肢しかなかった.しかしながら,2012年,わが国で待ち望まれていたインプラント手術が認可され,バルベルト,エクスプレスが,2014年にはアーメドバルブの使用が可能となり,緑内障手術治療の選択肢が広がった.本稿では,3種の器具を用いたチューブシャント手術それぞれの特徴,手術適応,手術成績について記載する.Iエクスプレス緑内障フィルトレーションデバイスエクスプレス緑内障フィルトレーションデバイス(ア鍔かえし2.64mm房水の流れ・素材:ステンレス鋼製・全長:2.64mm・Shaftの太さ:27Gと同じ(400μm)・内腔:50μm・房水の入り口:2つ・房水の出口:VerticalChannel・固定:かえしと鍔図1エクスプレス.器具の特徴ルコン社製)(図1)は,ステンレス鋼製の調圧弁をもたない緑内障ドレナージデバイスで,全長2.64mm,シャフトの太さは400μm,内腔は50μm,前房内への迷入防止のために後端には鍔が,また眼外への脱落防止のために先端はかえしがついた形状となっている.房水の入り口は2カ所あり,虹彩などが陥頓した場合に対応するために,先端部以外にリリーフポートを備えており,出口はバックプレートについたverticalchannelにより,より後方へ房水が流れるように工夫されている.エクス*KyokoIshida:東邦大学大橋医療センター病院眼科〔別刷請求先〕石田恭子:〒153-8515東京都目黒区大橋2-17-6東邦大学大橋医療センター病院眼科0910-1810/15/\100/頁/JCOPY(41)805結膜濾過胞エクスプレスba房水の流れ図2エクスプレス併用濾過手術例の写真と房水の流れa:術後症例写真.水色矢印=房水の流れ.b:エクスプレス移植眼における房水の流れ.眼圧分散(mmHg2)100806040200■EX-PRESS■Trabeculectomy**術翌日診察時術翌日処置後術7日目診察時術7日目処置後p=0.081p=0.668p=0.003p=0.039図3術翌日と7日目の眼圧値の分散(ばらつき)術翌日の診察時(処置前)眼圧のばらつきはエクスプレスで少ない傾向にある(p=0.081)が,マッサージや切糸の処置後,有意差はない(p=0.668).術7日目診察時(処置前)眼圧のばらつきは,エクスプレスで有意に少なく(p=0.003),処置後の眼圧のばらつきもエクスプレスで有意に少ない(p=0.039).(文献1から改変)プレスは,専用のデリバリーシステムに搭載されている.エクスプレス併用濾過手術では,デバイスを通じて房水を結膜下に導き結膜濾過胞に貯留させ,眼圧を下降させる(図2).線維柱帯切除術と同様に結膜濾過胞ができなければ眼圧が下降しないため,輪部濾過胞の形成に適した結膜を有することが手術の絶対適応条件である.輪部結膜濾過胞の形成可能な開放隅角緑内障では,初回手術例のみならず白内障および緑内障手術既往例,白内障同時手術例などでも奏効する.しかしながら,エクスプレス併用濾過手術では,線維柱帯切除術とは異なり,デバイス内腔が閉塞する可能性のあるぶどう膜炎に伴う続発緑内障や,デバイスを挿入するスペースが十分確保できない閉塞隅角緑内障,金属アレルギーの既往を有する症例では,禁忌である.また,発達緑内障の早発型に対しては本器具の使用報告が少なく,推奨されない.手技については,線維柱帯切除術と同様に作製した強膜弁下から,25ゲージ針で挿入路を作製したのち,前房内にデバイスを挿入するため,線維柱帯および虹彩切除を行わない.このため,術中の前房開放時間が短く,一般に前房出血を起こしにくく,術後炎症も少なく視力回復が早い1,2).また,線維柱帯切除術では,房水を眼内から眼外に導くために強膜窓を作製する必要があるが,どんなに熟練した術者であっても強膜窓を毎回同一の大きさで作製することは不可能である.一方,エクスプレス併用濾過手術では,内腔50μmの器具を通じて房水を導くため,濾過量が常に一定で術後の眼圧値のばらつきが少なく,再現性のある手術が可能となることが報告されている(図3)1).術翌日の診察時(処置前)眼圧のばらつきは,エクスプレスで少ない傾向にある(p=0.081)が,マッサージや切糸の処置後での有意差はない(p=0.668).術7日目診察時(処置前)眼圧のばらつきは,エクスプレスで有意に少なく(p=0.003),処806あたらしい眼科Vol.32,No.6,2015(42)レクトミー後過剰濾過による浅前房例,眼圧1~2mmHg合併症論文数発生数/母数リスク(95%信頼区間)p値エクスプレス線維柱帯切除術低眼圧726/24674/2890.29(0.13,0.65)0.003脈絡膜滲出624/23146/2740.65(0.24,1.80)0.41前房消失59/1908/1921.06(0.36,3.07)0.92低眼圧黄斑症24/1267/1350.56(0.16,1.98)0.37前房出血74/24920/2710.36(0.13,0.97)0.043濾過胞からの漏出638/22634/2491.41(0.84,2.39)0.20眼内炎21/601/611.04(0.10,10.49)0.97図4合併症.エクスプレスvsレクトミーメタ解析(文献2)から,低眼圧と前房出血はエクスプレスで有意に少ない.=BG101-350・シリコン製・Plateの横長:31mm・Plateの縦長:14.7mm・Plateの厚み:1mm・Plateの表面積:350mm2・Tubeの長さ:29mm・Tubeの内腔:300μm・房水流出抵抗は:0~2mmHgBG101-350BG102-350ホフマンエルボー前房挿入扁平部挿入図5バルベルト緑内障インプラント.器具の特徴右:BGI101-350の前房挿入,BGI-102の扁平部挿入図.あたらしい眼科Vol.32,No.6,2015809(45)膜ができあがるまでに約1カ月かかり,この被膜が濾過胞となるため,術直後,とくに4週間未満のチューブ解放処置は低眼圧を起こす可能性があり注意を要する.近年,米国では多施設共同前向き比較試験としてTubeversusTrabeculectomyStudy(TVTStudy)が4),チューブシャント手術(Tube)とマイトマイシンC併用線維柱帯切除術(Trab)の効果と安全性を直接比較した.Tube群ではプレートサイズが350mm2のBGIを,術早期の低眼圧予防措置としてチューブを結紮したのち,耳上側に移植した.Trab群では,マイトマイシンC(0.4mg/ml,術中4分間塗布)併用線維柱帯切除術を上方の象限に施行した.表1に手術前後の眼圧値と投薬数を示す.術後5年の時点では,眼圧はTube群で14.4±6.9mmHg,Trab群で12.6±5.9mmHg,投薬数はTube群で1.4±1.3,Trab群1.2±1.5と,両群間に有意差はなかった.後3カ月目以降の眼圧が22mmHg以上または5mmHg以下を2回連続して記録した場合,術前と比較し20%未満の眼圧下降しか得られない場合,緑内障再手術を試行した場合,光覚喪失の場合,手術不成功と定義された.手術後5年の累積手術不成功率は,Tube群で29.8%,Trab群で46.9%であった(p=0.002).同様に不成功の定義が眼圧17mmHgを超える場合の累積手術不成功率は,Tube群で31.8%,Trabチューブは後房へ挿入プレートチューブ自己強膜弁図6バルベルト緑内障インプラント後の虹彩角膜内皮症候群例複数回手術歴(線維柱帯切除術歴2回,needling歴3回,白内障手術歴1回)があり,バルベルトを耳上側に移植.チューブは自己強膜弁下から,後房(虹彩後面で眼内レンズの前)に挿入.眼圧は,緑内障点眼なしで10.12mmHgにコントロールされている.表1TheTubeVersusTrabeculectomyStudyの手術前後の眼圧値と投薬数Tube群Trabeculectomy群p値術前眼圧(mmHg)25.1±5.325.6±5.30.56投薬数3.2±1.13.0±1.20.171年眼圧(mmHg)12.5±3.912.7±5.80.73投薬数1.3±1.30.5±0.9<0.012年眼圧(mmHg)13.4±4.812.1±5.00.101投薬数1.3±1.30.8±1.20.0163年眼圧(mmHg)13.0±4.913.3±6.80.78投薬数1.3±1.31.0±1.50.304年眼圧(mmHg)13.5±5.412.9±6.10.58投薬数1.4±1.41.2±1.50.335年眼圧(mmHg)14.4±6.912.6±5.90.12投薬数1.4±1.31.2±1.50.23データは平均±SDで示す.p値はStudent’st-testによる.術後5年の時点では,眼圧はTube群で14.4±6.9mmHg,Trab群で12.6±5.9mmHg,投薬数はTube群で1.4±1.3,Trab群1.2±1.5と,両群間に有意差はなかった.(文献4より)チューブは後房へ挿入プレートチューブ自己強膜弁図6バルベルト緑内障インプラント後の虹彩角膜内皮症候群例複数回手術歴(線維柱帯切除術歴2回,needling歴3回,白内障手術歴1回)があり,バルベルトを耳上側に移植.チューブは自己強膜弁下から,後房(虹彩後面で眼内レンズの前)に挿入.眼圧は,緑内障点眼なしで10.12mmHgにコントロールされている.表1TheTubeVersusTrabeculectomyStudyの手術前後の眼圧値と投薬数Tube群Trabeculectomy群p値術前眼圧(mmHg)25.1±5.325.6±5.30.56投薬数3.2±1.13.0±1.20.171年眼圧(mmHg)12.5±3.912.7±5.80.73投薬数1.3±1.30.5±0.9<0.012年眼圧(mmHg)13.4±4.812.1±5.00.101投薬数1.3±1.30.8±1.20.0163年眼圧(mmHg)13.0±4.913.3±6.80.78投薬数1.3±1.31.0±1.50.304年眼圧(mmHg)13.5±5.412.9±6.10.58投薬数1.4±1.41.2±1.50.335年眼圧(mmHg)14.4±6.912.6±5.90.12投薬数1.4±1.31.2±1.50.23データは平均±SDで示す.p値はStudent’st-testによる.術後5年の時点では,眼圧はTube群で14.4±6.9mmHg,Trab群で12.6±5.9mmHg,投薬数はTube群で1.4±1.3,Trab群1.2±1.5と,両群間に有意差はなかった.(文献4より)表2TheTubeVersusTrabeculectomyStudyの1カ月以降の合併症Tube群(N=107)Trab群(N=105)遷延性角膜浮腫17(16%)9(9%)違和感1(1%)8(8%)遷延性複視6(6%)2(2%)濾過胞の被覆化2(2%)6(6%)濾過胞漏出06(6%)脈絡膜滲出2(2%)4(4%)黄斑浮腫5(5%)2(2%)低眼圧黄斑症1(1%)5(5%)Tube露出5(5%)─濾過胞炎/眼内炎1(1%)5(5%)慢性/再発性虹彩炎2(2%)1(1%)Tube閉塞3(3%)─網膜.離1(1%)1(1%)角膜潰瘍01(1%)浅前房/前房消失1(1%)0合計36(34%)38(36%)実数(%)を示す.合併症の発生率は同程度であるが,Tube独特の合併症を認める.赤字:tube手術でとくに注意する合併症.(文献4より)群で53.6%(p=0.002),眼圧14mmHgを超える場合の累積手術不成功率は,Tube群で52.3%,Trab群で71.5%(p=0.017)であった.すなわち,眼圧定義(21,17,14mmHg)にかかわらず,累積手術不成功率は,Trab群で有意に高かった.術中合併症の発生率に有意差はなかったが,術後1カ月以内の早期合併症では,Tube群(21%)と比較しTrab群(37%)が有意に多かった(p=0.012).一方,術後1カ月目以降の合併症(表2)では,Tube群(34%)とTrab群(36%)で有意差を認めなかったが,Tube群では重症度が高い合併症が存在した.従来,インプラント手術は難治性緑内障に対してのみ行われ,術後眼圧は薬物を併用してもhigh-teenになることが多く手術成功率はあまり高くないと考えられてきた4).しかしながら,手術対象例そのものが難治性であったため,インプラント手術の成績が正しく評価されてきたとはいいがたいものであった.TVTStudy4)では,緑内障そのものの予後が比較的よい症例を対象とした場合,バルベルトの手術成績は線維柱帯切除術と比較し,手術成績がよく早期合併症の発生頻度も少ないことが証810あたらしい眼科Vol.32,No.6,2015明されたが,チューブ独特の重篤な合併症の発症には十分注意する必要がある.IIIアーメド緑内障バルブアーメド緑内障バルブは,調圧弁をもつ緑内障フィルトレーションデバイス(図7)で,チューブとプレートからなる.わが国で認可され使用可能なモデルは,シリコーン製のプレート面積が184mm2のFP-7と小児や眼窩部の狭い症例に適応となる面積96mm2のFP-8の2種で,両モデルとも直線チューブタイプであり,一般に前房挿入か,あるいは眼内レンズ眼では後房挿入も可能である.硝子体挿入用のパルスプラナクリップ装着モデルはわが国では販売されていないため,硝子体切除眼で毛様体扁平部に挿入する場合は,直線タイプを用いる.アーメドもバルベルトと同様に難治性緑内障が手術適応となる.アーメドは,2枚のシリコーン膜でできた弁をもち,実験的には眼圧が6.8mmHg以下では,弁が閉じて房水が流れないため術後低眼圧を起こしにくい.しかしながら,2枚の膜が接触しているため,移植前に必ずチューブからゆっくりとbalancedsaltsolution(BSS)を流し入れて弁が開くことを確認する(プライミング).プレートは縦長の形状のため,隣り合う2直筋の間に挿入し,輪部から8mm程度の位置で強膜に縫合固定する.その後チューブの長さを切断し調整したのちに眼内に挿入する.露出を防ぐために輪部チューブを被覆する.バルベルトと異なり,低眼圧対策(チューブ結紮やステント挿入),高眼圧対策(シャーウッドスリット)が不必要で,術直後からプレート周囲に房水が流れる.アーメドとバルベルトの手術成績を比較した無作為割り付け試験の一つであるTheAhmedBaerveldtComparison(ABC)Study5)では,モデルFP7とBGI101350が使用され,バルベルト群では術中にチューブ結紮やリップコードで早期の低眼圧予防措置が施された.術後1週間までの眼圧,投薬数は,アーメド群で有意に低いが,術後5年の時点では,眼圧はバルベルト群12.7±4.5mmHgでアーメド群14.7±4.4mmHgと比較し有意差に低くなる(p=0.015)が,投薬数はそれぞれ2.2±1.4,1.8±1.5で有意差はなかった(p=0.28)(表3).術(46)あたらしい眼科Vol.32,No.6,2015811(47)後3カ月以降の眼圧が22mmHg以上または5mmHg以下を2回連続して記録した場合,術前と比較し20%未満の眼圧下降しか得られない場合,緑内障再手術を試行した場合,光覚喪失の場合,手術不成功と定義すると,累積不成功率はアーメド群で44.7±4.6%,バルベルト群で39.4±4.6%と有意差はなかった(p=0.65).ただし,アーメド群では眼圧コントロール不良が原因でModelFP7ModelFP8ModelFP7の説明16.00mm13.00mmSurfaceArea184.00mm2ValveThickness0.9mm225.00mmTubeLengthTubeDiameter0.305mm0.635mm図7アーメド緑内障バルブの特徴(ジャパンフォーカス株式会社提供)表3TheAhmedBaerveldtComparisonStudyの手術前後の眼圧値と投薬数Ahmed群Baerveldt群p値術前眼圧(mmHg)31.2±11.231.8±12.50.71投薬数3.4±1.13.5±1.10.341年眼圧(mmHg)15.4±5.513.4±6.90.02投薬数1.8±1.31.5±1.40.082年眼圧(mmHg)14.5±5.514.2±6.00.76投薬数1.9±1.30.8±1.20.023年眼圧(mmHg)14.4±4.713.1±4.50.08投薬数2.0±1.41.5±1.40.024年眼圧(mmHg)15.5±6.213.4±4.40.02投薬数2.2±1.71.7±1.40.035年眼圧(mmHg)14.7±4.412.7±4.50.02投薬数2.2±1.41.8±1.50.28データは平均±SDで示す.p値はStudent’st-testによる.術後5年の時点では,眼圧はバルベルト群12.7±4.5mmHgでアーメド群14.7±4.4mmHgと比較し有意差に低くなる(p=0.015)が,投薬数はそれぞれ2.2±1.4,1.8±1.5で有意差はなかった(p=0.28).(文献5より)表4TheAhmedBaerveldtComparisonStudyの手術不成功理由Ahmed(n=143)Baerveldt(n=133)眼圧コントロール不良(緑内障再手術なし)23(40%)17(36%)緑内障再手術23(40%)8(17%)合併症による摘出3(5%)4(8%)持続低眼圧1(2%)6(13%)光覚消失7(12%)12(26%)総数5747眼圧コントロール不良:術3カ月目以降でIOp>21mmHgを連続2回記録.持続低眼圧:術3カ月目以降でIOp<5mmHgを連続2回記録.(文献5より)ModelFP7ModelFP8ModelFP7の説明16.00mm13.00mmSurfaceArea184.00mm2ValveThickness0.9mm225.00mmTubeLengthTubeDiameter0.305mm0.635mm図7アーメド緑内障バルブの特徴(ジャパンフォーカス株式会社提供)表3TheAhmedBaerveldtComparisonStudyの手術前後の眼圧値と投薬数Ahmed群Baerveldt群p値術前眼圧(mmHg)31.2±11.231.8±12.50.71投薬数3.4±1.13.5±1.10.341年眼圧(mmHg)15.4±5.513.4±6.90.02投薬数1.8±1.31.5±1.40.082年眼圧(mmHg)14.5±5.514.2±6.00.76投薬数1.9±1.30.8±1.20.023年眼圧(mmHg)14.4±4.713.1±4.50.08投薬数2.0±1.41.5±1.40.024年眼圧(mmHg)15.5±6.213.4±4.40.02投薬数2.2±1.71.7±1.40.035年眼圧(mmHg)14.7±4.412.7±4.50.02投薬数2.2±1.41.8±1.50.28データは平均±SDで示す.p値はStudent’st-testによる.術後5年の時点では,眼圧はバルベルト群12.7±4.5mmHgでアーメド群14.7±4.4mmHgと比較し有意差に低くなる(p=0.015)が,投薬数はそれぞれ2.2±1.4,1.8±1.5で有意差はなかった(p=0.28).(文献5より)表4TheAhmedBaerveldtComparisonStudyの手術不成功理由Ahmed(n=143)Baerveldt(n=133)眼圧コントロール不良(緑内障再手術なし)23(40%)17(36%)緑内障再手術23(40%)8(17%)合併症による摘出3(5%)4(8%)持続低眼圧1(2%)6(13%)光覚消失7(12%)12(26%)総数5747眼圧コントロール不良:術3カ月目以降でIOp>21mmHgを連続2回記録.持続低眼圧:術3カ月目以降でIOp<5mmHgを連続2回記録.(文献5より)=