———————————————————————-Page10910-1810/08/\100/頁/JCLSわれている涙点プラグ挿入術と,確実な閉鎖をめざした新しい涙点閉鎖術についてその考え方と方法を紹介する.I涙点閉鎖術の適応と選択一般に普及している涙点閉鎖法には,大きく分けて,涙点プラグ挿入術と外科的涙点閉鎖術があるが,これらの涙点閉鎖術を行うと,涙液あるいは人工涙液が眼表面に最大限に貯留されるため,涙液の安定性低下というドライアイの中心メカニズムが解消されて,眼表面の上皮障害およびドライアイ症状が劇的に改善する(図1).この涙点閉鎖術の絶対適応は,重症の涙液減少型ドライアイである.一般に涙液減少型ドライアイでは,点眼治療はじめにSjogren症候群をはじめとする涙液減少型ドライアイの重症例のなかには,点眼治療ではほとんど効果のない例がある.このような例に対して涙点プラグ挿入術を上・下に行った後の角膜上皮障害の大幅な改善を目の当たりにして,大きな衝撃を受けたのは筆者らだけではないであろう.それほどまでに,涙点閉鎖の効果は絶大であり,ある意味,涙液減少型ドライアイの重症例のほうが軽症例より治療しやすいような錯覚が起きるほどである.表題にある「安全で効果的な涙点閉鎖法」を行うためには,涙点閉鎖法の種類や手技などをよく理解したうえで,適切な適応選択のもとに,適切な時期に行うことが重要である.そこで,本稿では,わが国で現在広く行(39)16476020841465特集●ドライアイ最近の考え方あたらしい眼科25(12):16471653,2008安全で効果的な涙点閉鎖法SafeandEectivePunctalOcclusion西井正和*横井則彦*図1涙点閉鎖前・後のフルオレセイン染色所見左:閉鎖前,右:閉鎖後.涙点メニスカスが高くなり,角膜上皮障害に大幅な改善がみられる.———————————————————————-Page21648あたらしい眼科Vol.25,No.12,2008(40)に得られた歴史があり,涙点プラグの挿入が不可能となった,巨大化した涙点,あるいは,変形した涙点がその適応となる.涙点プラグ挿入術の適応を表1にまとめた.II涙点プラグの種類と選択涙点プラグ挿入術1)は1998年より保険適用となっているが,現在わが国では,EagleVision社製のフレックスプラグ2)(以下,FP),スーパーフレックスプラグ3)(以下,SFP)および,FCI社製のパンクタルプラグ4)(以下,PP)が使用可能な涙点プラグとなっている(図2).2009年には,スーパーイーグルも発売予定になっており,その長期成績が大いに期待されるところである.現在用いることのできる各種涙点プラグの特徴をあげてみると,PPは脱落しにくいという長所があるが,その反面,涙小管内の肉芽形成(図3左)やバイオフィルムに関係した白色塊の蓄積(図3右)といった合併症がある.一方,FPは,肉芽形成がまずみられないより安全な涙点プラグであるが,PPに比べて脱落しやすいという欠点がある.SFPはFPとPPの特徴を兼ね備えたプラグであり,実際,脱落率はそれらの中間といった感があり,肉芽形成のリスクは少ない.このような涙点プラグの特徴に基づけば,Sjogren症候群をはじめとする涙液減少型ドライアイの最重症例では,いずれ観血的涙点閉鎖術が必要になると考えられるため,肉芽形成の合併症は大きな問題とならず,最初から脱落しにくいSFP,PPを選択するのが良いと思われ(人工涙液,ヒアルロン酸,低力価ステロイド)が奏効すると,上皮障害の下方シフト(角膜の下方に上皮障害が分布)が得られるが,上・下涙点プラグの絶対適応となる重症の涙液減少型ドライアイでは,そのような上皮障害の下方シフトが得られず,点眼治療を十分に行っても角膜中央部を含んで角膜全面に高度の上皮障害が認められる.一方,上・下涙点閉鎖術の相対適応といえる対象には,1)強い症状を伴う角膜糸状物やcornealmucusplaqueのみられる例,2)BUT(tearlmbreakuptime)短縮型ドライアイ,3)涙液減少を伴う上輪部角結膜炎がある.なかでも,BUT短縮型ドライアイは,比較的若年者にみられ,角膜上皮障害が軽度であるにもかかわらず(ドライアイの診断基準を満たしにくい),BUTが著明に短縮しており,乾燥感や眼精疲労などの強い眼症状を伴う.しかし,点眼では良好な症状の改善が得られず,しばしば治療に難渋する.また,涙液分泌が正常の場合が多いため,通常,上・下の涙点プラグ挿入術を選択すると流涙を訴えるが,片方の涙点閉鎖では効果がなく,乾燥感と引き換えに流涙を選ぶことが多く,プラグの抜去を希望することはほとんどない.さらに,涙点プラグ挿入術は,LASIK(laserinsitukerato-mileusis)術後のドライアイの重症例にも効果的である.涙点プラグ挿入術では,適切な適応選択のもと,まず,上・下の涙点プラグ挿入術を行う.そして,プラグの脱落をくり返したり,肉芽形成などによってプラグの再挿入が困難になった場合に限り,外科的涙点閉鎖術を選択するのが安全かつ効果的である.なお,恒久的な涙点閉鎖術は,上・下の涙点プラグの挿入術の効果が十分表1涙点プラグ挿入術の適応絶対適応・重症涙液減少型ドライアイ(点眼治療を十分に行っても角膜上皮障害が全面にある場合)相対適応・点眼治療の奏効しない角膜糸状物,cornealmucusplaqueを伴う例・BUT短縮型ドライアイ・涙液減少を伴う上輪部角結膜炎・難治性のlidwiperepitheliopathy・涙液減少+マイボーム腺機能不全・LASIK術後ドライアイ図2現在使用可能な涙点プラグ左:フレックスプラグ,中:スーパーフレックスプラグ,右:パンクタルプラグ.———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.25,No.12,20081649(41)に対して行う.まず,0.04%オキシブプロカインによる点眼麻酔後,涙点の大きさを涙点ゲージ(0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1.0の6種類)にて計測する(筆者らは,EagleVision社製のゲージを使用).この際,涙点ゲージを無理に押し込むと涙点が拡大し,正確な涙点サイズの計測ができなくなるので注意が必要である.無理なく挿入でき,かつ,プラグの留置期間をできるだけ長く維持できるよう,筆者らは,無理なく挿入できた涙点ゲージのサイズを涙点サイズとして,PPでは,涙点サイズが0.5ならSSサイズ,0.6なら少し涙点を拡張してSサイズ,0.7ならSサイズ,0.8以上はMサイズ,肉芽ができたらそれを切開してLサイズを選択し,FP,SFPでは,涙点サイズ+0.1mmのものを選択している(表2).涙点プラグの挿入は,FPやSFPでは,涙点サイズと同じサイズを選択するのであれば,細隙灯顕微鏡下でも可能であるが,上記のサイズのプラグ選択を行った場合は,処置ベッドに寝てもらって挿入しないとむずかしる.しかし,LASIK術後などの一過性のドライアイでは,涙小管内に肉芽形成を生じると,ドライアイの解消後,流涙を生じる可能性があるため,FPを選択することが望ましい.なお,初めて涙点プラグが挿入されると,異物感を訴える場合がある.数日で慣れることもあるが,瞬目の際,プラグの鍔と球結膜の間で摩擦を生じている場合は,球結膜の充血を生じ,フルオレセインで上皮障害が確認され,強い異物感を伴うため,プラグの抜去が必要となる場合がある.したがって,このような場合のために,初めてプラグを装着する場合に,肉芽形成のないFPをまず試してみるという方法もよいかもしれない.涙点プラグの鍔は,PPに比べて,FP,SFPでは薄く,軟らかく,小さいため,一般に異物感は少なく,高齢者に多い突出した涙点に対してもよくフィットする.しかし,PPでは,眼瞼縁に沿うよう鍔に傾斜をもたせているため,このほうがフィットしやすい涙点もあり,眼瞼結膜に斜めに開口する涙点では,傾斜が利用できるPPのほうがうまくフィットする場合もある.したがって,挿入前の涙点サイズ計測に際して,涙点の形状や開口状態をみておくこともプラグ選択のうえで役立つ場合がある.III涙点プラグの挿入方法ドライアイの重症例に対する涙点閉鎖の効果は,片方の涙点のみに対するプラグ挿入ではほとんど得られないため,涙点プラグの挿入は,基本的に上・下両方の涙点表2涙点プラグサイズの選択挿入しうる最大の涙点ゲージ径(mm)FPSFPPP0.50.60.70.80.91.00.60.70.80.91.01.10.60.70.80.91.01.1SSSSMMM図3PPによる肉芽形成(左)とPPの鍔の上とシャフト部への白色塊蓄積(右)———————————————————————-Page41650あたらしい眼科Vol.25,No.12,2008(42)立されていない.従来からの外科的涙点閉鎖術の成功の鍵は,1)涙小管の上皮下の線維組織同士の確実な炎症性癒着,および2)涙点にすき間を生じない涙点縫合の2つが鍵を握っており,そのためにさまざまな工夫がなされてきた6).1)のために,アルゴンレーザー,ジアテルミー,熱焼灼などが用いられ,機械的な涙小管上皮除去や縫合糸に吸収糸を用いるなどの工夫も有効とされる.たとえば,Liuら7)は,角膜ドリルを用いて機械的に涙点涙小管上皮を除去する方法を,Knappら8)は,涙点だけでなくより深部にわたって熱焼灼を行う方法を報告した.一方,2)のために,涙点の十字縫合や,平行に3針縫合する方法などがある.涙点閉鎖は一般に,うまくいかないと次第に涙点が変形して閉鎖がよりむずかしくなるため,筆者らは,新たな工夫を加えながら,術式の改良を行ってきた9).ここでは,これまでの経緯を含めながら,現在の方法を紹介する.涙小管上皮の確実な除去より確実で遠隔的にも成績の良い涙点閉鎖を得るためには,閉鎖した涙点上を結膜上皮が被覆することに加えて,涙小管レベルでの完全な閉鎖を得ることが望ましい.そのためには,涙点涙小管垂直部の上皮を確実に除去する必要がある.筆者らは,上皮を除去するためのとっかかりを作るため,まず,新しく共同開発したモノポーラ針(図4左上)を用いた(田川電気研究所製)ジアテルミーを涙小管上皮に対して軽く行っている.過凝固は,かえって術後の強い炎症を招き,再開通を起こす可能性があると考え,このプロセスは非常に軽く行っている.モノポーラ針は,とっかかりを作りたい部位に先をきっちりと接地させながら,効率よくジアテルミーを行えるという特長があり,涙点サイズに合わせて3つの太さから選択している.ジアテルミーの後,ハンド式マイクロモーターチャックS-226(イナミ社製)を用いて確実な涙小管上皮除去を行っている(図4右上).これは,角膜鉄粉異物に伴う錆を除去するためのドリルであり,やや小さいきらいはあるが,涙点のサイズに合わせて大きさを選択し,内壁にあてて,機械的に上皮除去を行っている.い.その際,眼瞼を耳側に引き,涙点にある程度の張りをもたせた状態で挿入する.上涙点では,眼瞼を反転させて挿入するとより簡単である.FCI社製のプラグには鍔に傾斜があるため,挿入後に鍔を回して涙点にフィットさせる.また,挿入時に強い力で押し込むとプラグが涙小管内に迷入する危険性があるため,注意が必要である.もし,涙点プラグが迷入してしまったら,あわてず,プラグをインサーターからリリースしてしまわないように注意しながら,涙小管壁を擦り上げるようにするか,涙小管の脇から極細の鑷子を挿入してプラグごと引きずり出すと取れる場合がある.IV涙点プラグ挿入術の限界外科的涙点閉鎖術に比べて涙点プラグ挿入術は,侵襲が少なく簡単に行えるため,涙点閉鎖の第一選択肢といえる.しかし,脱落をくり返すうちに涙点が拡大し,選択できるサイズがなくなって,外科的涙点閉鎖術に移行せざるをえない場合が少なからずある5).そのため,最終的に恒久的な涙点閉鎖術が必要となると予想される涙液減少型ドライアイの最重症例では,比較的早期に涙点の拡大が少ないPPを選択するのが望ましいと思われる.それでも,実際のところは,涙点サイズが1.0mmを超えると,PPの最大直径を有するM,Lサイズを選択しても,すぐ脱落してしまうため,涙点サイズが1.0mm以上になった時点で,外科的涙点閉鎖術に移行せざるをえない.さらに,BUT短縮型ドライアイなど,涙点プラグ挿入は行っても,不可逆性と考えられる恒久的涙点閉鎖はなるべくなら避けたい例において,FPがくり返し脱落して涙点が拡大し,プラグの選択肢がなくなってしまった場合は問題となる.この問題点は未解決のため,可溶性涙点プラグの利用を含めた今後の対応策が待たれる.V外科的涙点閉鎖術涙点プラグの適応とはならない涙点を有する重症ドライアイに対して,外科的涙点閉鎖術は最終手段であり,まず,不可逆性と考えて,その適応は,慎重に考慮されるべきである.しかし,遠隔的には,再開通しやすい問題があり,100%の閉鎖を簡便に得る方法は,いまだ確———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.25,No.12,20081651(43)いる.しかし,それに拮抗するメカニズムとして,先に述べた線維輪の戻りと瞬目ごとに涙小管内に生じる圧変化が涙点に及ぶ影響が考えられる.そしてそうしたメカニズムが一旦は癒着したはずの涙点に遠隔的に再開通を生じせしめる原因になるのではないかと考えられる.そこで筆者らは,上皮を除去した涙小管内に自家の線維組織を充して閉鎖するという新しいコンセプトとそれに基づく術式を開発した.この自家製涙点プラグともいえる充組織は,瞬膜の遺残である「半月ヒダ」に含まれる線維組織を利用することから始め,現在では,涙丘下の硬い線維組織を用いている(図5左).つまり,涙小管を閉鎖するに十分な線維組織を上皮を除去した涙小管内に充し(図5右),瘢痕性に癒着させ,その上を結膜上皮が伸展被覆することによって恒久的に安定した涙点閉鎖(図6)を得ようとするものである.この際,縫合はあくまで線維組織を涙小管壁に密着させるためのアンカーとして働き,10-0ナイロン糸を用いて,2針の十字あるいは,さらにその間に2針加えた4針を涙点の大きさに応じて配置している.これまでの6カ月の経過観察においては再開通をみていない(YokoiNetal:AAO&SOEabstract,p203,2008)が,この涙点を変涙点にすき間ができない涙点縫合涙点閉鎖を阻む涙点の構造に涙点を輪状に取り巻く線維性の構造(いわゆる涙点リング)がある.筆者らは,この線維輪がもとの形状に戻ろうとする性質が,涙点の再開通につながると考え,白内障のサイドポート作製用のVランスを用いて瞼縁に平行な2カ所の涙点切開を加える(図4左下)ことにより線維輪の戻りを防ぐ方法を考えた.その後,縫合は,10-0ナイロン糸(ステロイド内服例)または8-0吸収糸を用い,まず中央に1針縫合し,創を合わせた後に両サイドに平行に2針加えることによって,確実な涙点の閉鎖を目指してきた(図4右下).VI涙点閉鎖の新しいコンセプトと手技これまでの方法の改良により,外科的涙点閉鎖の不成功例でも涙点閉鎖が得られるようになったが,術後長期に観察してみると,ピンポイントで再開通する閉鎖のむずかしい例が現れてきたため,涙点閉鎖のコンセプトを見直す必要があると考えた.これまでの方法は,いずれの術式においても,筒状の涙小管壁を寄せて炎症性に癒着させることをもくろんで図4筆者らがこれまで行ってきた外科的涙点閉鎖術左上:涙点へのジアテルミー.右上:ドリルによる涙小管の上皮除去.左下:涙点リングの切開.右下:瞼縁方向に垂直に配置した10-0ナイロン糸による涙点縫合.———————————————————————-Page61652あたらしい眼科Vol.25,No.12,2008(44)において,涙点プラグ挿入術が果たす役割には非常に大きいものがある.最初は,涙点閉鎖の効果を確かめる意味においても,涙点プラグ挿入術から始め,涙点拡大(1.0mm以上)や涙点変形をきたして涙点プラグの選択肢がなくなったところで,外科的涙点閉鎖術に切り替えるのが良いであろう.涙点閉鎖術を最も効果的に行うためには,症例選択,プラグの選択,外科的涙点閉鎖の術式の選択が鍵を握っている(図7).文献1)佐藤寛子,高田葉子,小室青ほか:重症ドライアイに対する涙点プラグ挿入術の検討.あたらしい眼科16:843-846,19992)西井正和,横井則彦,小室青ほか:新しい涙点プラグ(フレックスプラグR:イーグルビジョン社)の脱落についての検討.日眼会誌108:139-143,20043)那須直子,横井則彦,西井正和ほか:新しい涙点プラグ(ス形させない涙点閉鎖法では,たとえ再開通が生じても,涙点に狭窄が得られるため,涙点プラグを再挿入できる可能性がある.つまり,涙点プラグ挿入術と外科的涙点閉鎖術の無限ループが可能となる可能性があるということになる.おわりに安全で効果的な涙点閉鎖術の究極は,簡便で遠隔的にも確実な外科的涙点閉鎖の開発にあると考えられ,その術式が完成すれば,重症のSjogren症候群には大きな福音となるであろう.しかし,それがまだかなわない現状図5新しい涙点閉鎖術左:涙丘下からの線維組織切除,右:上皮を除去した涙小管への充.一時的な閉FPSFP,PP恒久的な閉PP(M,L)外科的涙点閉鎖術0.8mm未満0.81.0mm1.0mm以上涙点サイズ涙点プラグ挿入術図7涙点閉鎖法の選択図6新しい涙点閉鎖術で完全閉鎖の得られた涙点(矢頭)涙点は結膜によって完全に被覆されている.———————————————————————-Page7あたらしい眼科Vol.25,No.12,20081653ーパーフレックスプラグR)と従来のプラグの脱落率と合併症の検討.日眼会誌112:601-606,20084)小嶋健太郎,横井則彦,高田葉子ほか:重症ドライアイに対する涙点プラグの治療成績.日眼会誌106:360-364,20025)稲垣香代子,横井則彦,西井正和ほか:涙点プラグ脱落前後における涙点サイズの変化と選択したプラグの検討.日眼会誌109:274-278,20056)MurubeJ,MurubeE:Treatmentofdryeyebyblockingthelacrimalcanaliculi.SurvOphthalmol40:463-480,19967)LiuD,SadhanY:Surgicalpunctalocclusion.BrJOph-thalmol86:1031-1034,20028)KnappME,FruehBR,NelsonCCetal:AComparisonoftwomethodsofpunctalocclusion.AmJOphthalmol108:315-318,19899)横井則彦,西井正和,小室青ほか:涙液減少型ドライアイの重症例に対する新しい涙点閉鎖術と術後成績.日眼会誌108:560-565,2004(45)