———————————————————————-Page10910-1810/07/\100/頁/JCLS眼では,18カ月後,視力は55%の症例で維持され,重篤な眼合併症はみられなかった.著者らはランダム化比較試験で効果が証明されるまではルーチンに使用すべきではないとしながらも,滲出型AMDに対する治療の候補となりうると結んだ.続いてDanisらによるランダム化比較試験では,有効性をみる指標として視力の変化のほかに蛍光眼底造影検査でCNVの大きさの変化をみている2).術後3カ月,6カ月で,トリアムシノロンの硝子体内単回投与による治療群11眼では,無治療群27眼に比べて有意に視力が維持され,治療群の半数以上にCNVの活動性低下が認められるとされた.当科で行った日本人の滲出型AMDに対するトリアムシノロン8mgの硝子体内注入の研究では,トリアムシノロンの硝子体内注入を行った群では注入を行わなかった群と比べると,術後3カ月の時点でのCNVの大きさや活動性は有意に縮小・低下しており3),6カ月,12カ月では視力の維持~改善がみられ,Danisらの報告と同等以上の効果が得られることがわかった(図1).ところが,その後Gilliesらによって行われた151眼の滲出型AMDに対するランダム化比較試験4)では,4mgのトリアムシノロンの硝子体内単回投与では,新生血管膜の大きさが一時的に縮小するものの,視力の改善効果および新生血管膜の大きさが1年後には対象群と差がなくなることがわかった(表1).また,治療群では1年後に有意に眼圧の上昇がみられた.これにより,AMDへのトリアムシノロン治療は否定されるかにみえた.ところが,特に欧はじめにトリアムシノロンアセトニド(triamcinoloneaceto-nide,以下,トリアムシノロンと略)による網膜硝子体疾患の治療が報告されるようになって数年になる.滲出型の加齢黄斑変性(AMD)もその対象疾患として例外ではない.滲出型AMDの治療として,光線力学的療法(PDT)や抗新生血管薬の眼内注入などが選択肢にある現在,トリアムシノロンを用いたAMDの治療は,単独療法というよりもむしろPDTなど他の治療法との併用療法として再び注目されている.I加齢黄斑変性に対するトリアムシノロン治療の歴史1.単独療法としてのトリアムシノロン硝子体内注入トリアムシノロンは副腎皮質ステロイドの一つであり,古くから抗炎症薬として使われてきた.現在では,トリアムシノロンの硝子体内注入あるいはTenon?下注入は増殖網膜硝子体症,糖尿病網膜症,網膜静脈閉塞症などさまざまな眼疾患の治療に用いられている.トリアムシノロンが今日使われているような目的で使われ始めたのは,1990年代後半からであり,初期の対象疾患は滲出型のAMDであった.すなわち,Penfoldらによって28症例30眼の中心窩下あるいは傍中心窩に脈絡膜新生血管(CNV)を有するAMDに対して,トリアムシノロンを4mg硝子体内に注入するパイロットスタディが行われた1).その結果,術前視力が0.1以上の20(25)???*AkikoOkubo:鹿児島大学大学院医歯学総合研究科視覚疾患学講座〔別刷請求先〕大久保明子:〒890-8520鹿児島市桜ヶ丘8-35-1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科視覚疾患学講座特集●加齢黄斑変性の薬物治療あたらしい眼科24(3):291~296,2007ステロイド:TriamcinoloneAcetonide???????:???????????????????????大久保明子*———————————————————————-Page2???あたらしい眼科Vol.24,No.3,2007米において,ベルテポルフィン(ビスダイン?)を用いた光線力学療法(PDT)の効果の限界が認識されるようになると,PDTに本治療を併用する治療法として再び注目を集めるようになった.2.PDTとの併用療法としてのトリアムシノロン硝子体内注入2003年,Schmidt-ErfurthらによってPDT後に血管内皮細胞増殖因子(VEGF)が増加することが報告された5).このようなPDT後の炎症性サイトカインの放出を抑えるため,さらに,抗炎症作用も有するトリアムシノロンと併用することにより,治療効果が持続し,相乗効果が得られることを期待して,この2つの治療の併用が行われるようになった.2005年Spaideらは,滲出型AMDの26症例26眼に対してビスダイン?を用いたPDTの直後に4mgのトリアムシノロンを硝子体内に注入するパイロットスタディを報告した6).13眼は過去にPDTを受けた群で,残り13眼はPDTの治療歴のない群であったが,後者では1年後の視力が術前と比べて有意に改善しており,再治療の回数もTreatmentofAge-RelatedMacularDegenerationwithPhotodynam-icTherapy(TAP)およびVertepor?ninPhotodynam-icTherapy(VIP)Studyにおけるものと比べると少なかった.この研究では,CNVのサブグループ別(クラシック型が占める割合が大きいか,オカルト型が占める割合が大きいか)の効果の解析は行われていない.Chanらは,AMDの中心窩下CNVを有する48症例48(26)図1トリアムシノロン硝子体内注入を行った加齢黄斑変性の症例A~C:術前.視力は指数弁.右眼底写真(A)は中心窩を含む脈絡膜新生血管(CNV)と網膜下出血を示す.フルオレセイン蛍光眼底造影(FA)の初期(B)および後期(C)の写真は,CNVからの旺盛な色素の漏出を示す.D~F:術後3カ月.視力は0.07.眼底写真(D)はCNVの縮小と出血の吸収を示す.FAの初期(E)および後期像(F)は,CNVの縮小と漏出の軽減を示す.(文献3のFig.2を一部改変)ABCDEF表1トリアムシノロン硝子体内注入に関する単独療法と併用療法の効果の比較─3段階以上の視力低下の割合治療前治療後1年単独療法(Gilliesら4))治療群61%対照群**63%PDT*との併用療法(Chan7))治療群29%対照群***67%*光線力学的療法,**生理食塩水注入群,***トリアムシノロン単独療法群.———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.24,No.3,2007???眼に対して,Spaideらと同様の方法でPDTとトリアムシノロンの併用療法を行った群と,PDT単独療法を行った群との比較研究(非ランダム化)を行った結果,1年後に併用療法群ではPDT単独群よりも視力が低下する症例の割合が小さく(表1),再治療の回数が低下すると報告した7).また,CNVのサブグループ別にかかわらず,視力が低下する割合は少なかったとしている.Ariasらはクラシック型が占める割合の大きいCNVをもつAMDの61症例に対してPDT直後に11mgのトリアムシノロンを硝子体内に注入する併用療法群とPDT単独群のランダム化試験を行った結果,1年後に併用群では単独群と比べて視力低下の割合・病巣の大きさ・中心窩厚・再治療率は有意に減少したと報告した8).これらの結果はPDTとトリアムシノロンの併用療法が少なくとも短期の効果としては期待できることを示唆しているが,大規模なランダム化比較試験で有効性が証明されるまでは,確立された治療法とはいえない.3.日本におけるAMDに対するトリアムシノロンの投与日本においては,AMDに対するトリアムシノロンは,単独療法としてもあるいはPDTとの併用療法としても,硝子体内注入よりもむしろ,後部Tenon?下注入が一般的に行われている.その理由として,外来で比較的容易に行えること,硝子体内注入に伴う眼内炎や硝子体出血などの合併症が避けられること,副腎皮質ステロイドに関連して起こる眼圧上昇や白内障の進行などの合併症が硝子体内注入と比較して起こりにくいことなどがあげられる.Okadaらは,小型の特発性あるいはAMDに続発するCNVやポリープ状脈絡膜血管症(PCV)などの22症例22眼に対して,トリアムシノロン20mgの後部Tenon?下注入を行った結果,術後3カ月までに64%の症例でCNVの線維化がみられたと報告した9).当科で経験したPCVの症例を提示する(図2,3)10).PCVでは自然経過でポリープ状血管が消失(閉塞)することもあることが知られているが,トリアムシノロンはこの自然経過を促進する働きがあるのかもしれない.この症例(27)図3図2の症例の治療後1カ月の眼底写真漿液性網膜?離の消失を示す.挿入図:治療後のインドシアニングリーン蛍光眼底造影写真(色素注入後47秒)はポリープ状血管の消失を示す.ネットワーク血管(矢印)は残存している.(文献10のFig.2から転載)図2トリアムシノロンの後部Tenon?下注射注入を行ったポリープ状脈絡膜血管症の症例A:治療前の左眼底写真.中心窩下に橙赤色隆起病巣と漿液性網膜?離がみられる.B:治療前のフルオレセイン蛍光眼底造影写真.C~D:インドシアニングリーン蛍光眼底造影写真(C:色素注入後33秒.D:48秒.)はポリープ状血管とネットワーク血管(矢印)を示す.(文献10のFig.1から転載)ABDC———————————————————————-Page4???あたらしい眼科Vol.24,No.3,2007ではトリアムシノロンの後部Tenon?下注入を1回行った後3年以上経過をみているが,ポリープ状血管の再発や滲出性変化は起きていない.PDTとの併用療法としては,PDTの前に行うか,あるいは後に行うかについては施設によりさまざまである.また,どのような症例を選んでPDTと併用しているかについても見解は統一されていないようである.IIトリアムシノロンの作用機序AMDが発症するメカニズムについて詳細は解明されていないが,網膜色素上皮-Bruch膜?脈絡膜の加齢変化,虚血,炎症などがCNVの発生に関与していると考えられている.副腎皮質ステロイドは,血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の発現を阻害し,CNVの基底膜を分解し,intercellularadhesionmolecule-1(ICAM-1)と細胞外基質のメタロプロテアーゼの発現をdownregulateする11).また,トリアムシノロンはハイドロコルチゾンの5倍もの抗炎症作用をもっていて,他のステロイドよりも作用時間が長い.トリアムシノロンが滲出型AMDに奏効する理由としては,このように,副腎ステロイドに抗炎症作用,抗血管新生作用および透過性に影響を及ぼす働きがあるためではないかと考えられている.IIIトリアムシノロン硝子体内注入の合併症滲出型AMDに対するものに限らず,トリアムシノロン硝子体内注入に伴う合併症としては,副腎皮質ステロイドに関連するものと硝子体注射に関連するものとがある.すなわち,前者としては,眼圧上昇や白内障などが報告されており,後者としては眼内炎などが報告されている(表2).1.副腎皮質ステロイドに関連するものAMDに関連するトリアムシノロン硝子体内注入についてはGilliesらのランダム化比較試験によると,4mgのトリアムシノロンの単回投与では,注入後6週でコントロール群と比べて有意に眼圧が上昇し,注入後2年で白内障の進行がみられたと報告している4).眼圧上昇は1~2種類の眼圧降下薬によりコントロール可能であったが,白内障は手術が必要となる頻度がコントロール群と比べて有意に高かった.また,Jonasらは積極的に通常よりも多い用量(20~25mg)のトリアムシノロンをAMDや,糖尿病黄斑症などの症例に対して硝子体内に注入する研究を行ってきたが,この用量では約半数の症例で術後眼圧は21mmHg以上に上昇したと報告している12).眼圧上昇は術後2カ月に起こり,ほとんどの症例で術後6カ月までに眼圧降下薬の投与により眼圧は正常レベルに回復したが,なかには濾過手術が必要になった症例もあったという.また,2回目のトリアムシノロン注入時に眼圧が上昇する症例は,初回注入時にも眼圧が上昇した症例であったと報告している.当科で行った日本人の滲出型AMDに対するトリアムシノロン8mgの硝子体内注入の研究では,術後3カ月に有意に術前と比べて眼圧は上昇したが,濾過手術が必要になった1眼を除けば,眼圧降下薬,内服でコントロール可能であった3).また,術後9カ月の時点で90%の症例に水晶体後?下の混濁の進行がみられた.2.硝子体注射に伴うもの硝子体注射に関連するものとして重要なものは眼内炎である.前述のGilliesらのランダム化比較試験によると,4mgのトリアムシノロンの硝子体内単回投与では,硝子体注射に伴うものとして重篤なものはみられず,一時的な不快感やかすみといった軽微なものであったとしている4).しかし,同様の手技,同じ用量のトリアムシノロンを使用した症例でも非病原菌性眼内炎の報告もある13).報告されている4例では,トリアムシノロン注入1週間後の視力は低下し,硝子体に混濁がみられたが,無治療で数週間以内に混濁は消失した.前房の炎症所見はなく,自覚的に疼痛はなかったという.対象疾患をAMDに限らず,広くトリアムシノロンの(28)表2トリアムシノロン硝子体内注入の合併症1.副腎皮質ステロイドに関連するもの?眼圧上昇?白内障の進行2.硝子体注射に関連するもの?眼内炎(病原菌性/非病原菌性)?硝子体出血?網膜?離———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.24,No.3,2007???硝子体内注入という面からは,Moshfeghiらは,糖尿病黄斑症やぶどう膜炎に続発した?胞様黄斑浮腫,脈絡膜新生血管などの症例に対してトリアムシノロンの硝子体内注入を行ったところ0.87%に術後1~15日に虹彩炎,硝子体の炎症,結膜充血,前房蓄膿,疼痛などを伴う病原菌性眼内炎が発症し,発症した8眼のうち3眼が光覚を失ったと報告している14).そして,このような眼内炎を避けるためには厳密な滅菌操作,免疫不全状態にある患者では投与を延期する,術後1週間以内には必ず検査を受けに来てもらう,患者に疼痛や視覚異常が生じればただちに検査に来てもらう,眼内炎が起こったときに適切な処置ができるように設備を整えておくことなどを推奨している.これに対して非病原菌性眼内炎の発症頻度は,0.2%から1.6%とされている.Jonasらは,糖尿病黄斑症,AMD,網膜静脈閉塞症などの症例に対して25mgのトリアムシノロン硝子体注射を行った520眼のうち,術後に前房蓄膿や前部硝子体の炎症をきたした症例はなかったが,1眼で前房中に偽蓄膿がみられ,前房穿刺の結果これはトリアムシノロンの結晶であったと報告している.Nelsonらは,トリアムシノロンによる非病原菌性眼内炎は術後2日以内に不快感,前房蓄膿を伴って起こるが,無治療で速やかに改善すると報告した15).しかし,非病原菌性眼内炎と病原菌性眼内炎との区別は簡単ではないので,判断に迷うなら病原菌性眼内炎として治療を始めるべきである.その他,硝子体内注入に伴う合併症として網膜?離,硝子体出血などが考えられるが,文献上明らかな報告はない.PDTとトリアムシノロンの併用療法における合併症は,トリアムシノロン単独投与におけるものと同じく,眼圧の上昇,白内障の進行などがある.その他1例ではあるが急性網膜壊死の報告がある16).3回のPDTと1回のトリアムシノロン(4mg)の硝子体内注入後6カ月の検査で眼圧上昇と網膜壊死をきたしたが,抗ウイルス薬によく反応し症状は改善した.筆者らは,副腎皮質ステロイドが眼内の免疫反応を抑制した結果,ウイルス感染や再活性化が起こったのではないかと考察している.IVトリアムシノロン後部Tenon?下注射の合併症後部Tenon?下注射に関する合併症としては,副腎皮質ステロイドに関連するものと注射に関連するものとがある.眼圧に関してはMuellerらはCNV,増殖網膜硝子体症,?胞様黄斑浮腫,原田病などの患者を対象にして後部Tenon?下注射後の眼圧の経過をみたが,有意な眼圧上昇はみられなかったと報告している17).Okadaらの,硝子体炎,?胞様黄斑浮腫など51眼にトリアムシノロンの後部Tenon?下注射を行った報告では,白内障の進行は31%でみられ眼圧の上昇は27%でみられたという18).眼圧の上昇は術後2~3カ月に観察されたが,眼圧降下薬でコントロール可能であった.ただし,これらの症例では同時にステロイドの点眼も受けていたと記載されているので,純粋にトリアムシノロンだけの影響ではないかもしれない.当科でトリアムシノロンの後部Tenon?下注射を行ったAMD症例に限れば,問題になるような眼圧上昇,白内障の進行はみられなかった.1回の注入では硝子体内注入と比べて眼圧上昇や白内障の進行は起こりにくいと考えられる.その他に眼球の穿刺,脈絡膜や網膜血管の閉塞,感染,斜視,眼瞼下垂,皮膚の色素の脱失,膿瘍形成などが報告されている.また,後部Tenon?下注射は局所のみならず全身に循環することが報告されていることから,くり返し投与が行われるならば全身的な副作用も考慮しなければならない.おわりに昨今の滲出型AMDに対する薬物治療の開発はめざましい.そのような中で,単独療法としてのトリアムシノロンの硝子体内あるいは後部Tenon?下注入は,これまでの研究結果からはCNVの縮小や視力改善の効果は短期間であることから治療の第一選択とはならないと考えられる.しかし,AMDのCNV発症にはさまざまな過程が関与しているとされていることから,相乗効果を期待してPDTや他の薬物療法との併用療法として今後も選択肢の一つに考えられる治療法であるかもしれない.日本人と欧米人の滲出型AMDに対する治療効果(29)———————————————————————-Page6???あたらしい眼科Vol.24,No.3,2007は,PDTにおけるJapaneseAge-relatedMacularDegenerationTrial(JAT)Studyでも示されたように若干異なることが知られているので,欧米人での研究データだけを参考にせずに,日本人におけるトリアムシノロンと他の治療法との併用療法としての効果を検討するランダム化比較試験が必要であろう.稿を終えるにあたり,坂本泰二教授のご校閲に感謝いたします.文献1)PenfoldPL,GyoryJF,HunyorABetal:Exudativemacu-lardegenerationandintravitrealtriamcinolone,Apilotstudy.????????????????????23:293-298,19952)DanisRP,CiullaTA,PrattLMetal:Intravitrealtriam-cinoloneacetonideinexudativeage-relatedmaculardegeneration.??????20:244-250,20003)ItoM,OkuboA,SonodaYetal:Intravitrealtriamcino-loneacetonideforexudativeage-relatedmaculardegener-ationamongJapanesepatients.???????????????220:118-124,20064)GilliesMC,SimpsonJM,LuoWetal:Arandomizedclini-caltrialofasingledoseofintravitrealtriamcinoloneace-tonideforneovascularage-relatedmaculardegenera-tion:one-yearresults.???????????????121:667-673,20035)Schmidt-ErfurthU,Schlotzer-SchrehardU,CursiefenCetal:In?uenceofphotodynamictherapyonexpressionofvascularendothelialgrowthfactor(VEGF),VEGFrecep-tor3,andpigmentepithelium-derivedfactor.??????????????????????????44:4473-4480,20036)SpaideRF,SorensonJ,MarananL:Photodynamicthera-pywithvertepor?ncombinedwithintravitrealinjectionoftriamcinoloneacetonideforchoroidalneovascularization.?????????????112:301-304,20057)ChanW-M,LaiTYY,WongALetal:Combinedphoto-dynamictherapyandintravitrealtriamcinoloneinjectionforthetreatmentofsubfovealchoroidalneovascularisationinagerelatedmaculardegeneration:acomparativestudy.???????????????90:337-341,20068)AriasL,Garcia-ArumiJ,RamonJMetal:Photodynamictherapywithintravitrealtriamcinoloneinpredominantlyclassicchoroidalneovasuclarization,One-yearresultsofarandomizedstudy.?????????????113:2243-2250,20069)OkadaAA,WakabayashiT:Trans-Tenon?sretrobulbartriamcinoloneinfusionforsmallchoroidalneovascularisa-tion.???????????????88:1097-1098,200410)OkuboA,ItoM,KamisasanukiTetal:Visualimprove-mentfollowingtrans-Tenon?sretrobulbartriamcinoloneacetonideinfusionforpolypoidalchoroidalvasculopathy.????????????????????????????????243:837-839,200511)PenfoldPL,WenL,MadiganMCetal:Triamcinoloneacetonidemodulatespermeabilityandintercellularadhe-sionmolecule-1(ICAM-1)expressionoftheeECV304cellline:implicationsformaculardegeneration.????????????????121:458-465,200012)JonasJB,SpandauUH,KamppeterBAetal:Follow-upafterintravitrealtriamcinoloneacetonideforexudativeage-relatedmaculardegeneration.???,2006[Epubaheadofprint]13)SutterFKP,GilliesMC:Pseudo-endophthalmitisafterintravitrealinjectionoftriamcinolone.???????????????87:972-974,200314)MoshfeghiDM,KaiserPK,ScottIUetal:Acuteendo-phthalmitisfollowingintravitrealtriamcinoloneacetonideinjection.???????????????136:791-796,200315)NelsonML,TennantMT,SivalingamAetal:Infectiousandpresumednoninfectiousendophthalmitisafterintravit-realtriamcinoloneacetonideinjection.??????23:686-691,200316)TohT,BorthwickJH:Acuteretinalnecrosispostintra-vitrealinjectionoftriamcinoloneacetonide.????????????????????34:380-382,200617)MuellerAJ,JianG,BankerASetal:Thee?ectofdeepposteriorsubtenoninjectionofcorticosteroidsonintraocu-larpressure.???????????????125:158-163,199818)OkadaAA,WakabayashiT,MorimuraYetal:Trans-Tenon?sretrobulbartriamcinoloneinfusionforthetreat-mentofuveitis.???????????????87:968-971,2003(30)