特集●カラーコンタクトレンズの安全性を問うあたらしい眼科31(11):1583.1589,2014特集●カラーコンタクトレンズの安全性を問うあたらしい眼科31(11):1583.1589,2014カラーコンタクトレンズによる眼障害の実態SurveyofEyeInjuriesDuetoColoredContactLens渡邉潔*はじめにカラーコンタクトレンズ(カラーCL)を使用する若年者が急増し,眼障害も増えている.カラーCLの問題点としては,装用者のカラーCLに対する知識不足,販売方法,カラーCL自体の性能,眼科医がカラーCLの診察に不慣れなどが考えられる.非視力補正カラーCL(度なしカラーCL)は,2008年までは高度管理医療機器として扱われなかった.安全性を確認されていないカラーCLを購入し,角膜潰瘍,角膜びらん,角膜感染症などを生じた症例が多く報告されたため,2009年2月4日に,「度なしカラーCLも高度管理医療機器に含める」という内容の薬事法施行令の一部改正の政令が公布され,同年11月4日から施行された.2009年の発表では,コンタクトレンズ(CL)装用者は1,500.1,870万人といわれているが1),度なしカラーCLが加わってさらにCL装用者は増加している.厚生労働省の承認を受けたカラーCLは,2009年には10品目以下であったが,2013年1月21日現在では19社,38製品,258品目(販売名)にも増えていることからも,カラーCL使用者数が急増していると考えられる.米国ではCLを販売するためには医師またはオプトメトリストのCL処方せんがなければ販売してはいけないが,日本ではCL処方せんが法制化されていないため,許可さえ取れば医師のCL処方せんなしに自由にCLを販売できる.したがって,高度管理医療機器であるCLが,大型ディスカウント店やインターネット通信販売で小学生であっても自由に購入できるという危険な状況になっている.はじめてのCLがカラーCLという女子中学生・高校生が増えてきている.大阪府の高校3年生女子生徒のアンケートでは,約半数がカラーCLの経験があるという報告もある2).眼科を受診せず,友人と大型ディカウント店に行き,デザインと価格などで購入する.眼の状態やフィッティングの診察,装用方法やケア方法の指導も受けないままにカラーCLを使用していることが,カラーCLによる眼障害の激増の原因になっている.一方,眼科医の間で最近よく聞く意見は,「カラーCLの眼障害が多いはずなのに診療所に受診する患者が少ない」である.その理由は,カラーCL装用者の多くは,眼痛や結膜充血があっても眼科に受診するという発想がないからである.また,受診すると医師に叱られるので鬱陶しいという装用者もいる.明らかに,CL装用者の眼科離れが加速している.日本コンタクトレンズ学会が2012年に行ったカラーCLにかかわる障害調査でも,カラーCL装用者が眼科の診察を受けずにカラーCLを購入している実態が明らかになった3).本調査は,カラーCLによる眼障害の実態を把握すること,および医療機器安全性情報報告書の厚生労働省への提出を推進することを目的に日本コンタクトレンズ学会の全会員にカラーCLの障害報告を依頼したものである.*KiyoshiWatanabe:ワタナベ眼科〔別刷請求先〕渡邉潔:〒530-0001大阪市北区梅田1丁目大阪駅前ダイヤモンド地下街5-5270ワタナベ眼科0910-1810/14/\100/頁/JCOPY(17)1583I日本コンタクトレンズ学会の調査方法は,2012年7月,本会正会員1,105名に,カラーCLにかかわる眼障害の調査の依頼趣意書と医療機器安全性情報報告書およびアンケート用紙を送付した.あわせて日本眼科医会にも本調査の協力を求めた.2012年7月1日から9月30日までの3カ月間を調査期間とした.調査の結果は,報告総数395例であった.報告数は,都道府県別にみると,大阪府,愛知県,東京都,福岡県など大都市に多かった.97施設からの報告があり,施設数も,東京都,大阪府,愛知県,北海道が多かった(表1).ここで注目したいのが,日本のなかでも地域差があるということである.表1都道府県別報告数都道府県名報告数施設数都道府県名報告数施設数大阪638岡山42愛知428沖縄31東京4110埼玉31福岡273栃木31山口264鹿児島21宮城253熊本21北海道247兵庫21千葉215三重22京都175宮崎22静岡174和歌山22青森133岩手11愛媛94大分11徳島82岐阜11長野72高知11群馬63滋賀11富山62鳥取11福島62広島11茨城51(文献3より)表2素材分類別の症例数素材症例数不明268グループI97グループII7グループIV23(文献3より)年齢は13.55歳までで,平均22.2歳であった.15.29歳が全体の86.5%(342名)と多かった(図1).性別は,女性が386名(97.7%)で男性が9名(2.3%)であった.装用しているカラーCLのメーカー名が不明と答えたものが64.3%で,レンズ名が不明と答えたものが62.5%であった(図2).レンズ名が判明した症例のなかで,添付文書でFoodandDrugAdministration(FDA)による素材の分類が確認できたものをまとめると,グループIが97例,グループIIが7例,グループIVが23例であった(表2).レンズ名が不明の症例は,ほとんどがグループIであると推測される.大都市部ではグループIがほとんどであり,地方都市の一部ではグループIVの頻度がやや多く,地域差がみられた.地方都市では眼科に受診してカラーCLを装用する者が多く,眼科で処方されたカラーCLはほとんどがグループIVやIIであるためと考えられる.含水性ソフトCL(シリコーンハイパーセント10~14歳2.0%15~19歳40.5%20~24歳30.1%25~29歳15.9%30~34歳5.1%35~39歳3.8%40~44歳1.3%45~49歳0.8%50歳以上0.5%01020304050図1年齢(文献3より)メーカー名レンズ名メーカー名不明64.3%レンズ名不明62.5%メーカー名判明35.7%レンズ名判明37.5%図2メーカー名とレンズ名(文献3より)1584あたらしい眼科Vol.31,No.11,2014(18)あたらしい眼科Vol.31,No.11,20141585(19)頻回交換,1カ月定期交換だけであり,1カ月以上使用する従来型は承認されていない.しかし,大型ディスカウント店では度なしカラーCLを6カ月から1年使用できると表示して販売しているところもある.障害発生時に使用していたCLの使用日数は,1日目が11.9%,2日から2週間までが21.3%,2週間を超えて1カ月未満は14.4%,1カ月を超えて2カ月未満が30.1%,不明が22.3%であった(図8).多くの眼科医は,1日目でも障害を起こすことに驚く.IIIの項に述べる国民生活センター・日本眼科医会・日本コンタクトレンズ学会の共同研究でも,1日目の8時間の装用であっても角膜障害が16銘柄中12銘柄にみられたことより,たとえ1日でも装用すること自体が危険なカラーCLがあることがわかる.連続装用(寝ている間も装用)を許可されたカラーCLは承認されていない.しかし,終日装用(夜寝るまでにはずす)が84.1%で,連続装用が7.3%,不明が8.6%であり,装用方法を知らないものがいることもわかった.装用日数は,毎日が64.6%,週に4日以上が8.1%,週に3日以内が7.6%,不定期が7.1%,その他2.0%,不明10.6%であった(図9).今回の調査では,カラーCLを毎日装用している者が多く,透明なCLとの併用は少なかった.透明なCLとカラーCLを併用している者は,眼科を受診しCLの装用方法などの指導を受けていることが多いため,障害を起こす頻度が少なかったのではないかと推測する.1日の装用時間は,16時間以上が17.2%,8.16時間が53.2%,4.8時間が11.1%,4時間未満が1.8%,不規則1.5%,その他0.3%,不明が14.9%であった.定期検査は,まったく受けていないが79.8%,年に1回が1.8%,半年に1回が4.8%,3カ月に1回が3.5%,月に1回が0.5%,その他が0.5%,不明が9.1%であった(図10).自覚症状なしが7.6%であった.自覚症状は,多い順に,充血58.0%,疼痛44.4%,異物感30.0%,眼脂26.2%,流涙17.3%,かすみ14.1%,かゆみ11.9%,乾燥感10.6%,視力低下8.0%であった(図11).他覚所見は,多い順に,点状表層角膜症36.6%,アレドロゲルを除く)のグループIは低含水の素材で,グループIIやグループIVに比べて酸素透過性が低いことは知られており,角膜への酸素の供給量が少ないため眼障害を生じやすい.また,未承認のカラーCLも個人輸入のインターネット通信販売で流通しているが,報告例のほとんどは厚生労働省が承認したカラーCLであった.カラーCLの度数の有無は,度数ありが41.0%,度数なしが43.3%,不明が15.7%であった(図3).度数ありのカラーCL使用者は,視力測定もせずに自分の見え方だけで適当に度数を決めて注文していることが多い.カラーCLのタイプは,角膜径を大きく見せて虹彩色を変える派手なデザインのカラーCLが52.4%,角膜径を大きく見せるだけのリング状(サークル)カラーCLが17.7%,不明が29.9%であった(図4).眼科を受診して購入した49例のうち,リング状が26例(53.1%),虹彩色を変えるものが23例(46.9%)とほぼ同じであった.一方,眼科を受診しなかった317例をみると,リング状が51例(16.1%),虹彩色を変えるカラーCLが174例(54.9%),不明が92例(29.0%)であった.眼科に受診しなかった患者は,虹彩色を変える派手なカラーCLを選択する者の多いことがわかった.購入先は,インターネット通信販売が52.7%,大型ディスカウント店・雑貨店・化粧品店が28.4%,量販店が9.6%,眼科施設に隣接した販売店が5.1%,薬局が0%,その他が2.3%,不明が2.0%であった(図5).購入時に眼科に受診した人は13.4%,受診していない人が80.3%,不明が6.3%であった(図6).大都市では,透明なCLの購入時であっても多くの装用者は眼科に受診しない.CL量販店も併設の診療所を閉鎖し,販売店だけを残し,CL処方せんなしでCLが購入できると店先で声掛けをしている店も増えてきた.このままでいくと,地方都市も2.3年のうちに同じ状況になり,コンビニエンスストアでCLを販売する可能性もある.規定された使用サイクルは,1日が14.7%,2週間が6.1%,1カ月が32.7%,2カ月以上が30.6%,不明が15.9%であった.使用期間が2週間以内がわずか20.8%であった(図7).度ありカラーCLには1カ月以上使用する従来型として承認されているカラーCLも少数ある.一方,度なしカラーCLは,毎日使い捨て,2週間回が1.8%,半年に1回が4.8%,3カ月に1回が3.5%,月に1回が0.5%,その他が0.5%,不明が9.1%であった(図10).自覚症状なしが7.6%であった.自覚症状は,多い順に,充血58.0%,疼痛44.4%,異物感30.0%,眼脂26.2%,流涙17.3%,かすみ14.1%,かゆみ11.9%,乾燥感10.6%,視力低下8.0%であった(図11).他覚所見は,多い順に,点状表層角膜症36.6%,アレドロゲルを除く)のグループIは低含水の素材で,グループIIやグループIVに比べて酸素透過性が低いことは知られており,角膜への酸素の供給量が少ないため眼障害を生じやすい.また,未承認のカラーCLも個人輸入のインターネット通信販売で流通しているが,報告例のほとんどは厚生労働省が承認したカラーCLであった.カラーCLの度数の有無は,度数ありが41.0%,度数なしが43.3%,不明が15.7%であった(図3).度数ありのカラーCL使用者は,視力測定もせずに自分の見え方だけで適当に度数を決めて注文していることが多い.カラーCLのタイプは,角膜径を大きく見せて虹彩色を変える派手なデザインのカラーCLが52.4%,角膜径を大きく見せるだけのリング状(サークル)カラーCLが17.7%,不明が29.9%であった(図4).眼科を受診して購入した49例のうち,リング状が26例(53.1%),虹彩色を変えるものが23例(46.9%)とほぼ同じであった.一方,眼科を受診しなかった317例をみると,リング状が51例(16.1%),虹彩色を変えるカラーCLが174例(54.9%),不明が92例(29.0%)であった.眼科に受診しなかった患者は,虹彩色を変える派手なカラーCLを選択する者の多いことがわかった.購入先は,インターネット通信販売が52.7%,大型ディスカウント店・雑貨店・化粧品店が28.4%,量販店が9.6%,眼科施設に隣接した販売店が5.1%,薬局が0%,その他が2.3%,不明が2.0%であった(図5).購入時に眼科に受診した人は13.4%,受診していない人が80.3%,不明が6.3%であった(図6).大都市では,透明なCLの購入時であっても多くの装用者は眼科に受診しない.CL量販店も併設の診療所を閉鎖し,販売店だけを残し,CL処方せんなしでCLが購入できると店先で声掛けをしている店も増えてきた.このままでいくと,地方都市も2.3年のうちに同じ状況になり,コンビニエンスストアでCLを販売する可能性もある.規定された使用サイクルは,1日が14.7%,2週間が6.1%,1カ月が32.7%,2カ月以上が30.6%,不明が15.9%であった.使用期間が2週間以内がわずか20.8%であった(図7).度ありカラーCLには1カ月以上使用する従来型として承認されているカラーCLも少数ある.一方,度なしカラーCLは,毎日使い捨て,2週間不明15.7%度数あり41.0%度数なし43.3%図3レンズの度数の有無(文献3より)不明2.0%その他2.3%眼科5.1%量販店9.6%通販52.7%雑貨店大型ディスカウントショップ28.4%図5購入先(文献3より)不明1日15.9%14.7%2週間6.1%2カ月を超える30.6%1カ月32.7%図7レンズの規定使用期間(文献3より)不明29.9%虹彩色を変えるCL52.4%リング(サークル)状17.7%図4カラーCLのタイプ(文献3より)不明受診した6.3%13.4%受診していない80.3%図6購入時の眼科受診の有無(文献3より)1日11.9%不明22.3%2日から2週間21.3%1カ月を超える30.1%2週間を超えて1カ月未満14.4%図8障害発生時に使用していたCLの使用日数(文献3より)不明その他10.6%2.0%不定期7.1%3日以内7.6%4日以上毎日使用8.1%64.6%図9装用日数(文献3より)7.6%充血自覚症状なし58.0%疼痛44.4%異物感30.0%眼脂26.2%流涙17.3%かすみ14.1%かゆみ11.9%乾燥感10.6%視力低下8.0%020406080(%)図11自覚症状(文献3より)14.4%汚れ内面着色8.9%外面着色8.1%材質劣化3.3%破損0.5%変形0.3%キズ0.3%05101520(%)図13CL自体の原因(文献3より)に露出しており,それが原因とされるものが多かった.一部のカラーCLは,承認申請ではサンドイッチ構造だとしていても,角膜側に色素が露出しているものがあり,それがサンドペーパーのように角膜や結膜をこする(21)その他0.5%不明月に1回9.1%0.5%3か月に1回3.5%半年に1回4.8%年1回1.8%なし79.8%図10定期検査(文献3より)点状表層角膜症角膜びらん角膜浸潤角膜潰瘍角膜新生血管角膜内皮細胞減少虹彩炎毛様充血アレルギー性結膜炎巨大乳頭結膜炎低矯正・過矯正(%)01020304036.6%15.8%17.2%5.3%3.7%1.1%2.8%17.8%21.9%4.4%1.3%図12他覚所見(文献3より)処方せんなしで購入したこと説明指導を受けていないこと不適切な処方不適切な説明指導0図14処方,指導が原因(文献3より)58.2%44.3%17.5%11.9%20406080(%)可能性があると考えられる.処方,指導が原因とされた詳細は,処方せんなしで購入したこと(58.2%),説明指導を受けていないこと(44.3%),不適切な処方(17.5%),不適切な説明指導あたらしい眼科Vol.31,No.11,201415871588あたらしい眼科Vol.31,No.11,2014(22)同研究の結果を2014年5月22日に国民生活センターが記者発表をした(以下,国民生活センターのアンケート)4).2013年の第56回日本コンタクトレンズ学会で筆者が発表した,大阪における接客業の女性のカラーCL装用の実態(以下,接客業のアンケート)と女子高校生のアンケート5)を比較してみた.アンケート調査は対象によって結果が異なってくると考えられ,4つのアンケート調査を比較してみた(表3).図15のように,医療への関心度と年齢について考えると,国民生活センターの対象は,インターネット調査にボランティアで参加してくれる人であるため,非常に医療に関心があると考えられる.日本コンタクトレンズ学会の調査の対象も,眼科に受診してくれた優良な患者であり,医療には関心が高い.一方,接客業の女性は,仕事が忙しく眼科に受診することは少なく,眼痛や充血があっても市販薬を点眼してなんとか治そうとする.さらに,女子高校生は結膜炎などでもまったく眼科に受診したことがないという者が多い.カラーCLの購入先を比較してみると,インターネット通信販売と大型ディスカウント店の2者の合計が,国民生活センターが48%,日本CL学会が81%,接客業の女性が93%,女子高校生が80%であり,やはり国民生活センターのアンケート調査の対象者は医療に関心のあることがわかった(表4).カラーCL購入時の眼科受診の有無は,眼科に受診した者が,国民生活センターが41.3%,日本コンタクトレンズ学会が13%,接客業の女性が7%,女子高校生(11.9%)であり,処方せんに従った販売の義務化が必要と考えられた(図14).II若年者の問題本障害調査のなかで特に危惧するのは,若年者の障害例である.大都市では,中学生からカラーCLを装用している者が多い.5歳ごとの年齢層別にみると,最も多い年齢層は,15.19歳までであり全体の40.5%を占めた.10.14歳までという年齢層も2.0%(8名)いた.以下に15歳以下の20例だけの集計を示した.度数なしが75.0%,度数ありが25.0%であった.虹彩色を変える派手なカラーCLが60.0%,リング状が15.0%,デザイン不明が25.0%であった.購入先は,インターネット通信販売が60.0%,雑貨店35.0%,不明が5.0%で,眼科に併設された販売店はなかった.購入時に眼科に受診した者はまったくいなかった(受診なしが95.0%,不明が5.0%).また,定期検査も,まったく受けていないが95.0%,不明が5.0%であった.15歳以下は,虹彩色を変える派手なカラーCLを好み,眼科に受診せずにインターネット通信販売や雑貨店でカラーCLを購入し,定期検査も受けていないことが明らかになった.今後,このような若年の装用者が爆発的に増え,成人になることが懸念される.眼科学校医や養護の先生にお願いしたいことは,中学校,高校の学校の現場で,CLの装用の指導を徹底的に行っていただきたいということである.III他のアンケート調査との比較カラーCLの購入先や購入時の眼科受診の有無について,いくつかのアンケートを比較してみた.国民生活センター,日本眼科医会,日本コンタクトレンズ学会の共表3カラーCLのアンケート調査の比較調査機関調査方法調査時期対象人数国民生活センターインターネット2013年1,000名日本CL学会眼科医の問診2012年395名渡邉潔(接客業の女性を対象)接客業の職場でのアンケート2012年2013年152名145名渡邉潔(女子高校生を対象)学校での問診2012年2013年451名454名年齢若年者成人医療に関心が低い眼科に受診しない医療に関心が高い眼科に受診する女子高校生接客業の女性日本コンタクトレンズ学会眼障害報告国民生活センターインターネットアンケート図15調査対象の比較表3カラーCLのアンケート調査の比較調査機関調査方法調査時期対象人数国民生活センターインターネット2013年1,000名日本CL学会眼科医の問診2012年395名渡邉潔(接客業の女性を対象)接客業の職場でのアンケート2012年2013年152名145名渡邉潔(女子高校生を対象)学校での問診2012年2013年451名454名年齢若年者成人医療に関心が低い眼科に受診しない医療に関心が高い眼科に受診する女子高校生接客業の女性日本コンタクトレンズ学会眼障害報告国民生活センターインターネットアンケート図15調査対象の比較表4カラーCLの購入先(比較)国民生活ネット通販39.2%センター大型ディスカウント店9.3%2者の合計48%日本CL学会ネット通販53%大型ディスカウント店28%2者の合計81%接客業女性ネット通販84%大型ディスカウント店9%2者の合計93%女子高校生大型ディスカウント店51%ネット通販29%2者の合計80%表5カラーCL購入時の眼科受診の有無(比較)国民生活センター受診した41.3%日本CL学会受診した13%接客業女性受診した7%女子高校生受診した0%