特集●眼科疾患の疫学あたらしい眼科33(9):1269?1275,2016近視の疫学EpidemiologyofMyopia横井多恵*大野京子*はじめに日本を含む東アジア諸国では,しばしば近視は,緑内障,白内障,糖尿病網膜症よりも一般的な眼疾患である.通常,近視が社会に与える影響は,実際よりも低くみなされがちである.しかし世界的には,5歳以上の1億5,300万人が矯正されない近視や,その他の屈折異常が原因で,現在も視覚障害の状態にあり1),うち800万人は社会的失明状態にある.眼鏡,コンタクトレンズ,屈折矯正手術などで矯正が可能であるにもかかわらず,近視を中心とした矯正されない屈折異常は,未だに世界の視覚障害の33%を占めている2).また,近視の疾病負担は米国だけで実に年間2億5,000万ドルに上る3).さらに近視が強度になれば,さまざまな眼底疾患から失明に至ることもまれではない.近視の発症と進行には,遺伝や環境の多くの要因が複雑に関与することは間違いないが4),近年は環境要因がより重要視されている.環境の変化によって近視が発生することは,実験近視において眼瞼縫合したマカク猿が,過度の眼軸長伸展を起こし近視化する形態覚遮断近視や,網膜視細胞層より後方に像を結像するように強いマイナスレンズを負荷することで眼軸長伸展を起こし近視を起こすlensinducedmyopiaの近視モデルからも裏付けられる.加えて,近視における環境要因の重要性は,遺伝的には説明しきれないこの数十年間における急速な近視人口の増加によっても証明される.本稿では現在まで報告された,近視の疫学調査に関する報告をまとめる.I中高年の近視の有病率東アジア各国の成人の近視の有病率を図1に示す.日本で40歳以上における?0.50D未満の近視の有病率を調査したTajimiStudy(2000~2001年)の報告では,近視の有病率は41.8%であり5),HisayamaStudy(2005年)では37.7%であった6).日本と同等の中高年の近視の有病率は,アジア諸国においては韓国や各国の都市部に居住する中国系住民に認められる.たとえば,40歳以上における?0.50D未満の近視の有病率は,TanjongPagarStudy(シンガポールの中国系住民を対象)で38.7%7),HongKongVisionstudy(香港の中国系住民を対象)で40%であった8).しかし,同じ中国系であっても,中国本土の都市においては,中高年の近視の有病率はやや低い.たとえば,BeijingEyeStudy(北京の30歳以上を対象)では22.9%9),HandanEyeStudy(中国の地方都市)では26.7%10)である.つまり同じ人種であっても,慣習や環境の違いで,近視の有病率が異なると推察される.SingaporeIndianEyeStudy(40歳以上のインド系シンガポール人を対象)では,同じインド系シンガポール人でも,移民と国内出生者では,国内出生者の近視の有病率が有意に高いことが示されている11).これまで近視の頻度には人種差があり,西洋人と比較し,東アジア人に多いと考えられてきた.しかし,?0.5以下よりも厳しい基準である?1D以下の近視の有病率を調査した米国のNationalHealthandNutritionExaminationSurvey(1999~2004)の報告では12),40歳以上の白人米国人の近視の有病率は33%であった.この有病率は上述したアジア諸国の有病率と比較し低いとはいえない.白人の近視人口も急速に増加していることから,近年は近視の病因に関し,遺伝的要素の重要性は以前よりも懐疑的である.II若年者の近視の有病率近年の東アジア・東南アジア諸国における若年者の近視人口の増加は著しい.?0.5D以下の近視の有病率は,シンガポールの17~19歳の中国系の男子徴兵検査において82%13),台湾の18~24歳の男子徴兵検査において86%14),中国の上海の大学生において95%15),韓国のソウルにおける19歳の男子徴兵検査においては96%であった16).日本のTajimistudyにおいても,?0.50D未満の近視の有病率を年代別にみてみると,40~49歳では全体の69.0%,50~59歳では46.0%,60~69歳では21.5%,70~79歳では16.0%であり,年代が若くなるほど近視の有病率が高くなっている5).日本の若年者の近視の有病率に関する調査は,1999年に報告されたMatsumuraらの奈良市での疫学調査まで遡る17).この調査では,3~17歳の680人を対象に,1984~1996年の間,毎年継続的に近視の有病率を調査している.1984年と1996年の?0.5D未満の近視の有病率を比較すると(図2),6歳までは有病率が約4%で同等であるが,7歳以降から1996年の有病率が上昇し,12歳の時点で1987年の39.0%が1996年には50.0%に上昇し,最終的に17歳の時点で1987年の49.3%が1996年には65.6%に上昇している.近年,若年者の近視の有病率に関する大規模疫学研究では,おおよそ0.7未満の裸眼視力の測定結果を,近視の有病率の推定値に用いることが多い.この根拠としては,オールトラリアの4,497人の学童を調査した結果17),裸眼視力6/9.5(少数視力換算0.63)以下をカットオフ値とした場合,サイプレジン調節麻痺下屈折検査で得た?1.0D以下の近視のスクリーニングにおける感度・特異度は,それぞれ97.8%と97.1%であったこと,また,中国の広州の6~15歳を対象としたpopulationbasedstudyで18),サイプレジン調節麻痺下屈折検査で得た?0.5D以下の近視の有病率と,同年同地域で同年齢の学童の6/9(少数視力換算0.67)以下の裸眼視力者の割合を調査した結果がほぼ一致した曲線を描いており,相関係数で0.992と非常に強い相関を認めたことなどが根拠にあげられる.日本の文部科学省学校保健統計調査報告書19)では,学校検診で“裸眼視力0.7未満の者”の割合を報告(表1)しているが,これによれば,“裸眼視力0.7未満の者”の割合は,各年代とも年々増加し,平成27年の時点では,幼稚園では7.7%,小学校では19.9%,中学校では42.4%,高等学校ではでは53.1%となっている.日本の若年者の近視の有病率も年々増加していると推定できるが,上述した東アジア,東南アジア諸国ほど有病率は高率ではないと思われる.一方同じアジア諸国でも,カンボジアの首都プノンペンと地方州のカンダル州における12~14歳の近視の有病率は5.5~6.0%20),ラオスの振興都市のヴエンチャン県における12~14歳の有病率は0.8%21),ネパールの地方地区における5~15歳の有病率は3%以下と非常に低い22).同じ東南アジア諸国でも,経済的に発展したシンガポールやマレーシアの高い近視の有病率と比較し,対照的である.このことから,アジア人が一概に近視化する遺伝的素因があるとはいえず,どのような環境下で小児期を過ごしたかによって,近視の有病率は大きく異なることが示唆される.図3に2015年のレビューに掲載された日本を含む各国の小児近視の有病率の推定値をまとめる23).近視の有病率の増加に関連する環境要因を調査した疫学調査では,近視になりやすい環境要因には,子供および両親が高学歴であること,両親が近視であること,若年期に屋外で活動時間する時間が短く,室内で近見作業を行う時間が長いこと,都市に居住していること,経済的に裕福な家庭であることがあげられている24).III中高年の強度近視の有病率TajimiStudyでは,?5D以下の強度近視の有病率は8.2%であり5),HisayamaStudyでは5.7%であった6).シンガポールの40歳以上を対象とした?5D以下の強度近視の有病率は,中国系9.1%7),マレー系3.9%25),インド系4.1%26)であった.一方,40歳以上の黒人・白人米国人を対象としたBaltimoreEyeStudy(1985~1988年)では27),?6D以下の近視の有病率は1.4%,BlueMountenEyeStudy(1999年)では3.0%28),LosAngelesLatinoEyeStudy(2006年)では2.4%であった29).調査時期が異なるため一概には評価困難であるが,アジア人に強度近視が多い傾向がある.IV若年者の強度近視の有病率近年のアジア諸国における若年者の近視人口の増加に伴い,強度近視の有病率も高まっている.台湾の18~24歳の男子徴兵検査における?6D以下の強度近視の有病率は21.2%14),中国の上海の大学生では19.5%15),韓国のソウルの19歳の男子徴兵では21.6%である16).いずれも上述した中高年層の強度近視の有病率の2倍以上である.小児の強度近視では,症候性のものと非症候性のものを鑑別する必要がある.症候性のものにはMarfan症候群やStickler症候群などの結合織疾患に伴うものや,先天停止性夜盲に伴うものなどがある.非症候性の強度近視は,“acquiredhighmyopia”と“classicalgenetichighmyopia”に分類される4).前者は,いわゆる単純近視が強度とよばれる範疇まで進行したものである.通常,単純近視は豹紋状眼底変化以上の網脈絡膜萎縮病変をきたさず,良好な矯正視力を生涯維持すると考えられている.また,長時間の近見作業などの環境負荷の影響を受けて近視度数が進行すると考えられており,主として10代前半に進行するとされる.“Classicalgenetichighmyopia”は,前者よりもより若い年齢で近視が強度に至ることが多く,遺伝的要素の影響が強いと考えられている.Verkicharla30)らは,2040年までの強度近視の有病率の推移を図4の如く年齢ごとに推定しているが,小児の強度近視の有病率の著しい増加は12歳頃に生じる一方で,5歳以前から近視が強度に至る群も数%存在していることがわかる.近視の有病率が増加する年齢や都市化による生活環境の変化を鑑みると,近年のアジア諸国を中心とした小児の強度近視の有病率の増加は,“acquiredhighmyopia”が主因と考えられている.一方でおおよそ20年前までの,強度近視の有病率の多くは,“classicalgenetichighmyopia”が主因であると考えらえている.Jonasらは31),若年層と中高年層の強度近視では病因が異なり,小児期に近視をきたしやすい環境要因への曝露状況が異なると推測し,それを証明するために統計学的解析を行った.その結果,中高年層においては,強度近視群と非強度近視群間で,近視をきたしやすい環境要因への曝露状況に有意差を認めないか,もしくは強度近視群で優位に曝露が低い傾向があった.一方,若年層においては,強度近視群では,非強度近視群と比較し統計学的に優位に近視をきたしやすい環境要因(高学歴,長い近見作業時間,短い屋外活動時間)への曝露が高かった.この結果からも,近年の若年層における強度近視の有病率の増加は“acquiredhighmyopia”が主因であり,中高年層の強度近視の病型とは一線を画す説が支持される.V近視性黄斑症の有病率病的近視は,小児期から近視が強度であり,後部ぶどう腫の形成に伴い近視性黄斑症をはじめとする種々な眼合併症から,中高年期以降に視覚障害をきたす.2010年の厚生労働省資料およびわが国の種々の疫学研究の結果を分析したYamadaらの報告では32),病的近視は矯正視力0.1以下の視覚障害の13%を占め,緑内障に次ぐ第2位の失明原因であった.また,TajimiStudyでは病的近視に伴う近視性黄斑症は,片眼ロービジョンの原因の第3位,片眼性失明の原因の第1位であり,失明の22.4%を占める原因疾患であった33).中国のBeijingEyeStudyでも40歳以上のロービジョンの原因の32.7%,失明の原因の7.7%を占め,各々において第2位の原因疾患であった9).また西欧諸国においても,近視性黄斑症は失明の主要な原因疾患であり,オランダのRotterdamEyeStudyでは55~75歳の失明原因の第1位であった34).病的近視の有病率を国際的な統一基準で評価するため,近年提唱された近視性黄斑症の国際分類では35),近視性網脈絡膜萎縮で生じるさまざまな眼底病変は,長期経過における進行段階に応じて,病変なし(Category0),豹紋状眼底変化のみ(Category1),びまん性網脈絡膜萎縮(Category2),限局性網脈絡膜萎縮(Category3),黄斑萎縮(Category4)と分類される.さらに,これらのいかなる萎縮病変の段階においても生じ得る中心視力に影響を与えるlacquercracks,近視性脈絡膜新生血管,Fuchs斑などの眼底病変は,独立病変(pluslesion)として,先述した萎縮病変とは別に区分される.Hisamayastudyでは,この国際分類におけるCaterogy2以上の近視性網脈絡膜萎縮病変およびlacquercracksを,病的近視の有病率の評価に用いている6).Hisamayastudyにおける近視性黄斑症の有病率は1.7%であり,内訳としてびまん性網脈絡膜萎縮1.7%,限局性網脈絡膜萎縮0.4%,黄斑萎縮0.4%,lacquercracks0.2%であった.表2に,過去のpopulationbasedstudyにおける病的近視の有病率に関する報告をまとめる.病的近視の診断基準がさまざまであり,一概に比較できないが,人口における病的近視の割合は1~3%であることが推察される.まとめ近視の有病率は一概にアジア諸国で高いわけではなく,都市化などの環境要因の違いにより,同じアジア諸国であっても大きく異なる.日本では年々若年者の近視の有病率は増加しているが,増加の程度は他の都市化した東アジア・東南アジア諸国でより著しいと推察される.環境要因としては,屋外活動時間が近視進行に関与するもっとも重要な因子とする報告もあり,小児期は屋外での活動時間を意識的に増やすなどの啓発が今後重要と思われる.また,人口に占める病的近視に伴う近視性黄斑症の有病率は1~3%と考えられるが,近視性黄斑症を有する場合は失明のリスクが高まるため,近視性黄斑症を発症する近視を早期に同定し,早期予防をめざすことは,今後の重要な課題である.しかし,近年増加する若年者の強度近視は,近視性黄斑症を生じる病的近視とは異なる可能性があるため,増加する若年者の近視の進行を制御する治療が,病的近視による失明の回避に結びつくかは疑問であり,今後さらなる研究が期待される.文献1)ResnikoffS,PascoliniD,MariottiSPetal」Globalmagnitudeofvisualimpairmentcausedbyuncorrectedrefractiveerrorsin2004.BullWorldHealthOrgan86:63-70,20082)McCartyCA:Uncorrectedrefractiveerror.BrJOphthalmol90:521-522,20063)JavittJC,ChiangYP:Thesocioeconomicaspectsoflaserrefractivesurgery.ArchOphthalmol112:1526-1530,19944)MorganIG,Ohno-MatsuiK,SawSM:Myopia.Lancet379:1739-1748,20125)SawadaA,TomidokoroA,AraieMetal:RefractiveerrorsinanelderlyJapanesepopulation:theTajimistudy.Ophthalmology115:363-370.e3,20086)AsakumaT,YasudaM,NinomiyaTetal:PrevalenceandriskfactorsformyopicretinopathyinaJapanesepopulation:theHisayamaStudy.Ophthalmology119:1760-1765,20127)WongTY,FosterPJ,HeeJetal:PrevalenceandriskfactorsforrefractiveerrorsinadultChineseinSingapore.InvestOphthalmolVisSci41:2486-2494,20008)VanNewkirkMR:TheHongKongvisionstudy:apilotassessmentofvisualimpairmentinadults.TransAmOphthalmolSoc95:715-749,19979)XuL,LiJ,CuiTetal:RefractiveerrorinurbanandruraladultChineseinBeijing.Ophthalmology112:1676-1683,200510)LiangYB,WongTY,SunLPetal:RefractiveerrorsinaruralChineseadultpopulationtheHandaneyestudy.Ophthalmology116:2119-2127,200911)PanCW,ZhengYF,WongTYetal:VariationinprevalenceofmyopiabetweengenerationsofmigrantIndianslivinginSingapore.AmJOphthalmol154:376-381,e1,201212)VitaleS,SperdutoRD,Ferris3rdFL:IncreasedprevalenceofmyopiaintheUnitedStatesbetween1971-1972and1999-2004.ArchOphthalmol127:1632-1639,200913)WuHM,SeetB,YapEPetal:Doeseducationexplainethnicdifferencesinmyopiaprevalence?ApopulationbasedstudyofyoungadultmalesinSingapore.OptomVisSci78:234-239,200114)LeeYY,LoCT,SheuSJetal:Whatfactorsareassociatedwithmyopiainyoungadults?AsurveystudyinTaiwanmilitaryconscripts.InvestOphthalmolVisSci54:1026?1033,201315)SunJ,ZhouJ,ZhaoPetal:Highprevalenceofmyopiaandhighmyopiain5060ChineseUniversitystudentsinShanghai.InvestOphthalmolVisSci53:7504?7509,201216)JungSK,LeeJH,KakizakiHetal:Prevalenceofmyopiaanditsassociationwithbodystatureandeducationallevelin19-year-oldmaleconscriptsinSeoul,SouthKorea.InvestOphthalmolVisSci53:5579-5583,201217)MatsumuraH,HiraiH:Prevalenceofmyopiaandrefractivechangesinstudentsfrom3to17yearsofage.SurvOphthalmol44(Suppl1):S109-Sl15,199918)XiangF,HeM,ZengYetal:IncreasesintheprevalenceofreducedvisualacuityandmyopiainChinesechildreninGuangzhouoverthepast20years.Eye(Lond)27:1353-1358,201319)文部科学省:学校保健統計調査報告書.平成27年度,201520)GaoZ,MengN,MueckeJetal:RefractiveerrorinschoolchildreninanurbanandruralsettinginCambodia.OphthalmicEpidemiol19:16-22,201221)CassonRJ,KahawitaS,KongAetal:ExceptionallylowprevalenceofrefractiveerrorandvisualimpairmentinschoolchildrenfromLaoPeople’sDemocraticRepublic.Ophthalmology119:2021-2027,201222)PokharelGP,NegrelAD,MunozSRetal:Refractiveerrorstudyinchildren:resultsfromMechiZone,Nepal.AmJOphthalmol129:436-444,200023)RudnickaAR,KapetanakisVV,Wathern,AKetal:Globalvariationsandtimetrendsintheprevalenceofchildhoodmyopia,asystematicreviewandquantitativemeta-analysis:implicationsforaetiologyandearlyprevention.BrJOphhtlmol1?9,201624)MorganI,RoseK:Howgeneticisschoolmyopia?ProgRetinEyeRes24:1-38,200525)SawSM,ChanYH,WongWL:PrevalenceandriskfactorsforrefractiveerrorsintheSingaporeMalayEyeSurvey.Ophthalmology115:1713-1719,200826)PanCW,WongTY,LavanyaR:PrevalenceandriskfactorsforrefractiveerrorsinIndians:theSingaporeIndianeyestudy(SINDI).InvestOphthalmolVisSci52:3166-3173,201127)KatzJ,TielschJM,SommerA:Prevalenceandriskfactorsforrefractiveerrorsinanadultinnercitypopulation.InvestOphthalmolVisSci38:334-340,199728)AtteboK,IversRQ,MitchellP:Refractiveerrorsinanolderpopulation:theBlueMountainsEyeStudy.Ophthalmology106:1066-1072,199929)Tarczy-HornochK,Ying-LaiM,VarmaR:MyopicrefractiveerrorinadultLatinos:theLosAngelesLatinoeyestudy.InvestOphthalmolVisSci47:1845-1852,200630)VerkicharlaPK,Ohno-MatsuiK,SawSM:Currentandpredictedd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