特集●神経眼科MinimumRequirementsあたらしい眼科30(6):761.768,2013特集●神経眼科MinimumRequirementsあたらしい眼科30(6):761.768,2013神経眼科領域のOCTOpticalCoherenceTomographyfortheNeuro-OphthalmologyClinic中村誠*はじめに光干渉断層計(opticalcoherencetomography:OCT)は眼科診療を一変させた.黄斑部に対しては,網膜伸展像の二次元的観察が中心であった検眼鏡検査とは一線を画し,OCTは深部方向への断層構造を描出する.これは既知疾患の病態の理解を深めただけでなく,OCTでなければ診断のつかない新たな病態の発見を次々にもたらした.当初のtimedomain(TD)からspectral-domain(SD)へ進化したことにより,解像度は向上し,検査時間も短縮された.Swept-sourceOCTでは脈絡膜構造も観察できるほど,組織深達度も向上した.緑内障診療においてもOCTは必須の検査となりつつある.TD世代は乳頭周囲の網膜神経線維層(cpRNFL)厚の数値情報のみが利用されたが,SD世代になるとcpRNFLに加えて,黄斑部の網膜神経節細胞層と内網状層も解析対象に加えられ,定量化のみならず,正常者からの偏移量がデビエーション・マップとして描出されるようになったため,視覚的によりわかりやすく進化した.現時点では保険診療で認められているのは上記の2病態のみであるが,視神経疾患における有用性も認識されてきている.筆者はすでに,TD-OCTを視路疾患へ応用する有益性について過去に報告した1).本稿では,SD世代におけるOCTの視路疾患への有用性と問題点について概説したい.I視路病変評価に有用なSD.OCT指標外側膝状体までの前部視路病変は,緑内障と同様に網膜神経節細胞ならびにその軸索である視神経を障害するため,障害が長期に及ぶか重篤な場合には,これらの構造物を含む組織は菲薄化する.したがって,視神経乳頭周囲のcpRNFLないし黄斑部内層網膜構造が,前部視路病変におけるSD-OCTの主たる観察指標となる.その意味では緑内障における使用法と同じである.しかしながら,初めから前部視路病変と診断がつくものばかりではなく,検眼鏡的に明瞭な病変を呈さない網膜病変が紛れ込んでいるケースも少なくない.その代表がacutezonaloccultouterretinopathy(AZOOR)であろう.したがって,同時に黄斑部網膜外層構造〔IS/OS:視細胞内節外節接合部,COST:coneoutersegmenttips(錐体細胞外節端)ラインなど〕にも異常がないか,十分に留意する必要があるが,紙幅の都合上,ここでは詳細は割愛する.cpRNFLは,TD世代から緑内障診療で解析されてきた指標なので,ご存知の諸氏も多いであろう.図1Aは著明な有髄神経線維症例の眼底写真である.これでわかるとおり,神経線維は視神経乳頭の決まった位置に流入する.すなわち乳頭黄斑線維は乳頭耳側へ,鼻側の線維は乳頭鼻側へ,中心窩を通る垂直経線より耳側からの線維(弓状線維)は乳頭上下のいずれかの象限へ,そして乳頭黄斑線維を除く垂直経線より鼻側からの線維(放射*MakotoNakamura:神戸大学大学院医学研究科外科系講座眼科学分野〔別刷請求先〕中村誠:〒650-0017神戸市中央区楠町7-5-1神戸大学大学院医学研究科外科系講座眼科学分野0910-1810/13/\100/頁/JCOPY(39)761ABC図1眼内網膜神経線維走行とOCTの乳頭周囲網膜神経線維層(cpRNFL)厚の関係A:網膜有髄神経線維の眼底写真.乳頭と中心窩を結ぶ水平線の上下網膜からの有髄神経線維が,視神経乳頭の上下に流入しているのが明瞭にわかる.B:網膜神経線維走行のシェーマ.中心窩を通る垂直経線(赤直線)より耳側網膜からの弓状線維(赤曲線)は視神経乳頭の上下象限に,乳頭黄斑線維(水色曲線)は乳頭耳側象限に,その他の放射状線維(緑色曲線)は,一部は乳頭鼻側象限に,残りは上下象限に,それぞれ流入する.また乳頭と中心窩を結ぶ水平線(青直線)に対して上下の線維は,それぞれ乳頭の上下象限に流入する.C:cpRNFLのTSINTグラフ.上下(SUPとINF)のcpRNFLは耳鼻(TEMPとNAS)のcpRNFLより分厚いdoublehumppatternを呈する.緑は正常対照者の分布,黄色が正常の1.5%,赤が正常の1%未満の分布を示す.状線維)も乳頭上下のいずれかの象限へ流入する(図1B).したがって,正常のcpRNFLは上下象限が耳鼻象限より分厚いdoublehumppatternを呈する(図1C).いかなる機種であっても,現在のSD-OCTによるcpRNFL解析では,このTSNIT(temporalから始まり,superior,nasal,inferiorと周回し,再度元のtemporalに戻るcpRNFLプロファイリング)グラフが表示され,正常対照のプロファイリング幅に収まっているかどうかが一目でわかる.加えて,cpRNFL厚の全平均値や特定のセグメントにおける平均値,眼底画像上における正常対照からの異常偏移領域のデビエーションマップも合わせて表示される.一方,黄斑部には網膜神経節細胞の半数が集中しているので,緑内障や視神経疾患ではTD-OCTの時代から762あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013黄斑部網膜厚が菲薄化することが指摘されてきた2).しかし,その当時は全層厚測定であったため,敏感度はcpRNFLに及ばず有用性が低かった.これに対して,SD-OCTにより測定される黄斑部網膜内層厚は網膜神経節細胞に関連する層の合計の視標である.すなわち,内網状層(IPL),神経節細胞層(GCL),神経線維層(NFL)を計測しているが,使用する機種により,IPL+GCLの2層のみ(代表がCarl-ZeissMeditiec社CirrusのGanglioncellanalysis:GCA,図2)を一括するか,この3層すべて(代表がOptovue社RTVueのGanglioncellcomplex:GCC,図3Aや,ニデック社RS-3000の網膜内層厚マップ)を一括するかが異なる(トプコン社3D-OCTはどちらも表示).内層だけにターゲットを絞ったので,視神経疾患の検出能はcpRNFLと同等かそ(40)ODThicknessMapOSThicknessMap225OSThicknessMap225150750μmFovea:92,101Fovea:105,97ODDeviationMapODSectorsOSSectorsOSDeviationMap59Asian935569DistributionofNormals878558606395%5%1%838275ODμmOSμmAverageGCL+IPLThickness6184MinimumGCL+IPLThickness5372図2CirrusSD.OCTによる黄斑部内層網膜厚(Ganglioncellanalysis)の一例れ以上である可能性が指摘されるようになった.を損傷し,視機能低下と視神経萎縮をきたす.外傷痕が実測値以外に,正常対照と比べて菲薄化しているエリ小さいと,受傷直後には視機能低下を説明できる眼底変アがカラーコード表示される(図2,3A).ただし,カラ化はなく,相対的求心路瞳孔障害(RAPD)が唯一の他ーコード表示は,cpRNFLの場合も同様であるが,黄覚的所見である.経過とともに逆行性に軸索変性が進色は正常者の分布では5%未満,赤色は1%未満であるみ,網膜神経節細胞は死に至り,視神経乳頭は単性萎縮ことを示しているのであって,必ずしも病的であることを呈するようになる.これまでは視神経乳頭の蒼白化をを表わしているわけではない.また,あくまでその機種検眼鏡的に確認するには,おおむね1カ月を要した.で検証した比較的少人数の正常対照者と比較しているのこれに対して,受傷直後から経時的にRTVueSDで,人種や屈折・眼軸長,年齢の影響はcpRNFL以上OCTで経過観察できた4例をみると,2週目からに検証が不十分であることに留意する.なお,中心窩にcpRNFLとGCCの有意な菲薄化が検出できるようになは網膜神経節細胞は存在しないので,計測対象外であり,おおむね4週頃にはその菲薄化は底打ちを呈した3).る.しかも,乳頭黄斑線維の菲薄化が先行し,次第にびまんII外傷性視神経症におけるcpRNFLと性の神経線維の菲薄化を呈することがわかった3)(図3).視神経乳頭の色調変化は主観的で,定量性に欠けるのに黄斑部内層網膜層の変化対して,SD-OCTによるcpRNFLとGCCの評価は外眉毛部外側打撲の衝撃が視神経管に介達されると軸索傷性視神経症における視神経障害の範囲と程度を客観(41)あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013763A受傷後週数13412107.1μm93.9μm83.9μm61.2μm89.0μm78.1μm72.2μm64.5μm対僚眼菲薄化率(%)B100908070605001234122032~36受傷後週数図3外傷性視神経症におけるOCT指標の経時的変化―RTVueによる計測A:サンプル例.上段はcpRNFL,下段はGCC.B:4症例における僚眼に比べた菲薄化率の経時的変化.緑は黄斑部網膜全層厚.赤はGCC.青はcpRNFL.網膜全層厚での菲薄化率は顕著ではないが,GCCやcpRNFLでは受傷後3週目頃より有意な菲薄化を認める.(文献3より)的・定量的に判定できるといえる.半盲を呈する.鼻側網膜由来の線維は,Ⅰ項で述べたよIII視交叉圧迫病変におけるSD.OCTのうに,乳頭黄斑線維として乳頭耳側象限に流入する線維と乳頭鼻側象限に流入する線維の占める割合が多いた有用性と問題点め,乳頭上下象限よりも耳鼻側象限の萎縮化が顕著とな球後視神経から後方の視路において神経線維は独特のる.これを帯状萎縮(bandatrophy)ないし蝶ネクタイ走行をとり,その結果,病巣の局在により,特徴的な視状萎縮(bow-tieatrophy)という(図4A,B).野障害をきたす.すなわち,視交叉では,中心窩垂直経TD世代のOCTにおいても,この特徴的な耳鼻側優線から鼻側網膜由来の線維が交叉し,下垂体腺腫などの位なcpRNFLの菲薄化を計測できることを筆者らは報視交叉圧迫性病変は両眼の交叉線維を障害して,両耳側告した4).SD-OCTでは,こうしたcpRNFLの特徴的764あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013(42)ABD図4視交叉圧迫病変による両耳側半盲と視神経のbandatrophyの一例A:視神経乳頭写真.左は右眼,右は左眼.上下リムに比べて鼻耳側リムの蒼白化が顕著である.いわゆるbandatrophyの像を呈している.B:両耳側半盲.C:RTVueによるcpRNFL(OpticNerveHeadMap)とGCC解析.上段は右眼.下段は左眼.cpRNFLは上下に比べ,耳鼻セクターの菲薄化が,GCCでは中心窩より鼻側の菲薄化が著明で,Aの乳頭写真上のbandatrophyと一致している.D:CirrusによるcpRNFL解析.耳鼻セクター・象限より,むしろ上下セクター・象限の菲薄化が強いような表示となり,視野や眼底所見と隔たりがある.(文献5より)な菲薄化に加えて,黄斑部内層網膜解析においても,中膜厚も菲薄化し,OCTはbandatrophyによる乳頭黄心窩垂直経線より鼻側の選択的な菲薄化を捉える5)(図斑線維の障害を検出できる可能性が示されている5)(図4C).筆者らを含む内外の研究者の報告から,cpRNFL4C).の菲薄化の程度と視野障害の程度は一定の相関性を有す一方,SD-OCTは多数の機種が存在するが,その測ること5,6),すでにcpRNFLの菲薄化が生じてから治療定・解析方法は同一ではなく,機種によって,bandを行っても視野の回復は芳しくないこと6)などがわかっatrophyの検出に得手・不得手のあることも知っておくてきた.すなわち,視交叉圧迫病変の術前評価として必要がある.乳頭鼻側象限の計測は,光の入射角が測定OCT所見は,術後の視機能回復の可能性を予見できる面との垂直性を保ちにくい関係から,幾分精度に欠ける指標であるといえる.さらにGCCなどの黄斑部内層網ことが知られていた.緑内障ではおもに耳上・耳下象限(43)あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013765A左眼右眼B右眼左眼耳側鼻側耳側cpRNFLGCC図5左視索症候群の一例A:Goldmann視野.右同名半盲を示す.B:OCT所見.上段はCirrusによるcpRNFLのデビエーション・マップ.下段はRTVueによるGCC.右眼は鼻側・耳側象限のcpRNFLと中心窩より鼻側のGCCの菲薄化が,左眼は上下象限のcpRNFLと中心窩より耳側のGCCの菲薄化が顕著で,いわゆるhomonymoushemianopicatrophyの所見と合致する.(文献8より)のcpRNFLの菲薄化が中心となるため,あまり結果に影響を受けないが,bandatrophyでは鼻側cpRNFLのIV視索症候群におけるSD.OCT所見解析は診断の肝になる.RTVueとCirrusで同一眼を比視索は同側眼からの耳側非交叉線維と対側眼からの鼻較した筆者らの研究では,Cirrusはこの鼻側cpRNFL側交叉線維から成っている.したがって,一側の視索障の菲薄化を十分に捉えられていないことを見出した5)害では,対側の同名半盲が生じ,経時的に,障害側の視(図4D).OCTを視路疾患へ応用する際には,このよう神経乳頭上下象限の萎縮〔砂時計様萎縮(hourglassな機種のクセと限界を検証しておく必要がある.atrophy)〕と対側の視神経乳頭のbandatrophyが生じ766あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013(44)る.左右眼で視神経萎縮のパターンが直交する様式を総称して同名半盲性萎縮(homonymoushemianopicatrophy)ともよぶ.また,交叉線維の数が非交叉線維より多いことから,対側眼(耳側半盲眼)にRAPDが検出される.こうした一連の所見を呈する視索障害が視索症候群である.TD-OCTで,筆者らはすでに視索症候群では,cpRNFLの同名半盲性萎縮に一致した菲薄化が生じることを報告した7).SD-OCTでこれが裏付けられただけでなく,障害側では中心窩経線より耳側のGCCが,対側では同じく鼻側のGCCが限局して菲薄化することがわかった8)(図5).視索障害,特に陳旧性の場合,頭蓋内変化を画像で捉えることはむずかしいので,OCTによる他覚的な同名半盲性のcpRNFLとGCCの菲薄化の検出は,耳側半盲側のRAPDの存在と合わせて,視索症候群の診断根拠としてきわめて有用である.Vその他視路疾患におけるOCT研究は,上記に留まらない.たとえば,多発性硬化症や視神経脊髄炎では一定の閾値を越えてcpRNFLが菲薄化すれば,恒久的な視野障害とcpRNFLの菲薄化の程度はよく相関すること9)や,視神経脊髄炎のほうが多発性硬化症よりもOCTの変化が強いことなどが報告されている10).また,うっ血乳頭,虚血性視神経症,糖尿病乳頭症などの急性期では,蛍光眼底造影検査では血液網膜柵からの漏出がないにもかかわらず,黄斑下に漿液成分が貯留することがOCTを用いることで発見された11.13)(図6).視神経乳頭周囲のグリア細胞も第3の血液網膜柵として働いている可能性を示している.AB図6糖尿病乳頭症の一例A:右眼眼底写真.乳頭腫脹を認める.B:フルオレセイン蛍光眼底造影.乳頭からの色素漏出を示すが,網膜血管や色素上皮からの漏出はみられない.C:Goldmann視野.Mariotte盲点の拡大と比較中心暗点を認める.D:黄斑部OCT.網膜下漿液成分の貯留を認める.(文献13より)D(45)あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013767これまで,視放線や後頭葉といった後部視路の障害では,すでに外側膝状体で神経細胞がシナプスを換えているため,先天後頭葉半盲などの特殊な条件を除き,視神経萎縮をきたすことはないと考えられてきた.しかしながら,最近になり,経シナプス的に後部視路病変がcpRNFLや黄斑部内層網膜に菲薄化をもたらす可能性が指摘されつつある14,15).おわりに以上に述べてきたように,問題点や限界はあるものの,OCTの応用により,網膜病変と同様に,これまでの常識を覆すような視路疾患に関する事実の発見と病態の解明が進むものと期待される.文献1)中村誠:光干渉断層計.眼科48:1347-1354,20062)KusuharaS,NakamuraM,Nagai-KusuharaAetal:Macularthicknessreductionineyeswithunilateralopticatrophydetectedwithopticalcoherencetomography.Eye20:882-887,20063)KanamoriA,NakamuraM,YamadaYetal:Longitudinalstudyofretinalnervefiberlayerthicknessandganglioncellcomplexintraumaticopticneuropathy.ArchOphthalmol130:1067-1069,20124)KanamoriA,NakamuraM,MatsuiNetal:Opticalcoherencetomographydetectscharacteristicretinalnervefiberlayerthicknesscorrespondingtobandatrophyoftheopticdiscs.Ophthalmology111:2278-2283,20045)NakamuraM,Ishikawa-TabuchiK,KanamoriAetal:BetterperformanceofRTVuethanCirrusspectral-domainopticalcoherencetomographyindetectingbandatrophyoftheopticnerve.GraefesArchClinExpOphthalmol250:1499-1507,20126)Danesh-MeyerHV,PapchenkoT,SavinoPJetal:Invivoretinalnervefiberlayerthicknessmeasuredbyopticalcoherencetomographypredictsvisualrecoveryaftersurgeryforparachiasmaltumors.InvestOphthalmolVisSci49:1879-1885,20087)TatsumiY,KanamoriA,KusuharaAetal:Retinalnervefiberlayerthicknessinoptictractsyndrome.JpnJOphthalmol49:294-296,20058)KanamoriA,NakamuraM,YamadaYetal:Spectraldomainopticalcoherencetomographydetectsopticatrophyduetooptictractsyndrome.GraefesArchClinExpOphthalmol251:591-595,20139)CostelloF,HodgeW,PanYIetal:Trackingretinalnervefiberlayerlossafteropticneuritis:Aprospectivestudyusingopticalcoherencetomography.MultScler14:893-905,200810)SycSB,SaidhaS,NewsomeSDetal:Opticalcoherencetomographysegmentationrevealsganglioncelllayerpathologyafteropticneuritis.Brain135:521-533,201211)HoyeVJ3rd,BerrocalAM,HedgesTR3rdetal:Opticalcoherencetomographydemonstratessubretinalmacularedemafrompapilledema.ArchOphthalmol119:12871290,200112)HedgesTR3rd,VuongLN,Gonzalez-GarciaAOetal:Subretinalfluidfromanteriorischemicopticneuropathydemonstratedbyopticalcoherencetomography.ArchOphthalmol126:812-815,200813)NakamuraM,KanamoriA,Nagai-KusuharaAetal:Serousmaculardetachmentduetodiabeticpapillopathydetectedusingopticalcoherencetomography.ArchOphthalmol127:105-107,200914)ParkHY,ParkYG,ChoAHetal:Transneuralretrogradedegenerationoftheretinalganglioncellsinpatientswithcerebralinfarction.Ophthalmology2013Epubaheadofprint15)JindahraP,PetrieA,PlantGT:Thetimecourseofretrogradetrans-synapticdegenerationfollowingoccipitallobedamageinhumans.Brain135:534-541,2012768あたらしい眼科Vol.30,No.6,2013(46)