特集●臨床において必要なサプリメントの知識あたらしい眼科29(8):1039.1044,2012特集●臨床において必要なサプリメントの知識あたらしい眼科29(8):1039.1044,2012加齢黄斑変性におけるサプリメントに対する日本の現状と認識UsageandRecognitioninJapanofSupplementsforPreventingAge-RelatedMacularDegeneration佐々木真理子*はじめにAge-RelatedEyeDiseaseStudy(AREDS)1)が,2001年に抗酸化ビタミンとミネラルを含むサプリメントが加齢黄斑変性(age-relatedmaculardegeneration:AMD)の発症,進行予防に有効であるとの報告をして以来,米国では同年,日本では2005年にAREDSの処方をベースとしたサプリメントが登場した.当初,このサプリメントはAMDに対する唯一のエビデンスを有する予防法として注目された.発売後5年を経過した現在,AMDにおけるサプリメントは,医師や患者にどのように認識され,実際に用いられているのだろうか?本稿では,日本におけるAMD患者のサプリメント摂取の現状と医師,患者の認識を確認し,問題点を考察する.残念ながら,日本全体のAMD患者のサプリメント摂取量やアンケート調査などの資料は限られているため,まず,製品の種類,販売状況など,マーケットの視点から,日本のAMDにおけるサプリメント摂取の全体像を把握する.つぎに,2010年,慶應義塾大学病院黄斑外来で行ったアンケート調査2)の結果をもとに患者の具体的な摂取状況,患者,医師双方のサプリメントへの認識を検討する.これらを検討する際に,AMDサプリメントが販売されるきっかけとなったAREDSの結果を基準として,また,AREDSが行われサプリメントが先行して販売された米国と比較することにより,日本のAMDにおけるサプリメント摂取の実態と認識についての特徴を明らかにし問題点を検討したい.IAMDにおけるサプリメントの摂取状況と認識1.マーケティングの視点からa.AMDにおけるサプリメント製品の種類AMDへの効果をうたったサプリメントは数多く市販されているが,ここで扱う“AMDにおけるサプリメント”は,AMD患者に眼科医が推奨するであろうサプリメントとする.おもなものを表1に示すが,大きく(1)AREDS処方にほぼ準じたもの,(2)AREDS処方を改変したもの,(3)それ以外のものに分けられる.(1)に属すのはボシュロム社,“オキュバイト・プリザービジョン”で,亜鉛を減量しているほかは,ビタミンC,ビタミンE,b-カロテンなど,ほぼオリジナルのAREDS処方に準じている.(2)のAREDS処方を改変したサプリメントの多くは,喫煙者での肺癌リスク上昇の問題3)(後述)を考慮し,AREDSオリジナル処方からb-カロテンを除いてルテインを加えた処方である.また,日本人の栄養摂取量を勘案し,食事からの摂取分を考慮して処方量を調整してある.最近,ルテインのほかにもw-3脂肪酸である,ドコサヘキサエン酸(docosahexaenoicacid:DHA)やエイコサペンタエン酸(eicosapentaenoicacid:EPA)が処方された製品が加わった.(3)のそれ以外のサプリメントは,ルテインやDHA/*MarikoSasaki:慶應義塾大学医学部眼科学教室〔別刷請求先〕佐々木真理子:〒160-8582東京都新宿区信濃町35慶應義塾大学医学部眼科学教室0910-1810/12/\100/頁/JCOPY(13)1039表1AMDに対するサプリメント製品一覧AREDS処方に準じたものAREDS処方を改変したものAREDS処方以外のものAREDSでオキュバイオキュバイオキュバイトオキュバイトサンテルタッサンテルタッサンテルタッルテインプロ用いられたトプリザートプリザー+ルテイン50プラスクス15クス20クス20処方ビジョンビジョン+ビタミン&+DHA+ルテインミネラル成分量(1日分)ビタミンC500mgビタミン400IUb-カロテン15mg亜鉛80mg銅2mgビタミンC408mgビタミンE242mgb-カロテン15.8mg亜鉛30mg銅1.5mgビタミンC408mgビタミンE242mg亜鉛30mg銅1.5mgルテイン9mgビタミンC300mgビタミンE60mgb-カロテン1.2mg亜鉛9mg銅0.6mgルテイン6mgビタミンC150mgビタミンE20mg亜鉛9mgルテイン5mgゼアキサンチン1mgDHA90mgEPA160mgビタミンC288mgビタミンE150mg亜鉛9mg銅1.2mgルテイン15mgルテイン20mgルテイン20mgゼアキサンチン1mgDHA200mgEPA25mgビタミンC50mg亜鉛3mgDHA30mgルテイン10mgゼアキサンチン2mgEPAといったAREDSでの処方成分ではないが,AREDSに続いて現在行われている大規模試験であるAREDS2(Age-RelatedEyeDiseaseStudy2)で検討されている成分で,個別の疫学調査4,5)などでAMDへの有効性が報告されているものである.現在の日本における“AMDにおけるサプリメント製品”は,“強いエビデンスとして示されているAREDSに準じた処方サプリメント”より,“AREDS処方を改変したもの”や“AREDS処方以外のもの”が多くを占めている.b.日本のAMD患者のサプリメントの摂取状況AMDにおける(眼科推奨)のサプリメントの日本の販売高は11億円にのぼり,約6.7万人のAMD患者がこれらのサプリメントを摂取していると推測されている(図1).日本のAMD患者を約69万人,米国で230万人と推定すると,米国では,患者は日本の約3倍,サプリメントの販売高は1.1億ドルと日本の8倍なので,米国の患者の摂取率は日本の2倍以上といえる.また,AMDにおけるサプリメントの種類別販売高では米国は(1)のAREDS処方に準じたものが64%と多くを占めたのに対し,日本では25%にとどまり,(2)のAREDS処方を改変したものや,(3)のそれ以外のサプリメントが7割以上を占めているのが現状である(図1).1040あたらしい眼科Vol.29,No.8,2012(Million\)10,0009,0008,0007,0006,0005,0004,0003,0002,0001,0000米国日本■:(1)AREDS処方に準じたサプリメント■:(2)(3)上記以外の眼科推奨サプリメント図1眼科推奨サプリメントの販売規模米国の眼科推奨サプリメントの販売高は日本の8倍で,AREDS処方に準じたサプリメントが65%を占める.2.外来診療の視点からa.外来におけるAMD患者のサプリメント摂取状況1)AMD患者のサプリメント摂取状況2010年に慶應義塾大学病院黄斑外来で行ったアンケートで有効な回答が得られた外来AMD患者159名が摂取していたサプリメントを種類別に分けると,(1)のAREDSでの処方に準じたものが23名(15%)(2)のAREDS処方を改変したものが35名(22%),(3)(,)のその他でルテインのみが19名(12%)で,これらすべてを合わせた眼科推奨のサプリメントを摂取していた患者は77名(49%)あった(図2・左).このうち,摂取目的がAMD治療のためであった患者70名が摂取していたのは100%眼科推奨のサプリメントで,(1)の(14)AMD患者全体(159名)AMD治療目的に摂取している患者(70名)■:(2)AREDS処方を改変したサプリメント15%22%12%8%43%31%49%20%■:(1)AREDS処方に準じたサプリメント■:(3)その他のAMDサプリメント■:その他一般のサプリメントを摂取:サプリメント摂取なし図2外来におけるAMD患者のサプリメント摂取状況左:アンケートの回答が有効であったAMD患者159名中,眼科推奨のサプリメントを摂取していた患者は49%であった.右:AMDの治療を目的に摂取していたのは,100%眼科推奨のサプリメントであり,そのうち(2)のAREDS処方を改変したサプリメントが約半数を占めた.AREDSでの処方に準じたものが22名(31%)(2)のAREDS処方を改変したものが34名(49%),(3)(,)のその他でルテインのみが14名(20%)であった(図2・右).これは,(1)のAREDS処方に準じたもの以外のサプリメントが7割以上を占めたマーケティング調査による摂取内訳とほぼ一致した結果であった.2)AREDSの基準でサプリメント摂取が推奨される患者AREDSのサプリメント摂取推奨基準をもとに,摂取対象患者のAMD患者全体に対する割合を検討した.AREDSのサプリメント摂取基準についての詳述は他項に譲るが,今回の筆者らの調査では,AREDSで発症抑制効果の認められた,“軟性ドルーゼンのみられるもの”(AREDSでのカテゴリー3)“AMDの対側眼”(カテゴリー4)に加え,視力低下の抑(,)制効果を勘案し,“両眼がAMDに罹患しており片眼の視力が比較的良いもの”をカテゴリー5aと設定し,対象とした2,6).アンケート調査で有効な回答が得られた159名の外来患者中,AREDSのサプリメント摂取推奨基準を満たすと考えられた,“軟性ドルーゼンのみられるもの”(カテゴリー3)は14名(9%),“AMDの対側眼”(カテゴリー4)は102名(64%),“両眼がAMDに罹患しており片眼の視力が比較的良いもの”(カテゴリー5a)は23名(15%)とAMD患者のうち139名(87%)がAREDSサプリメントの摂取が推奨される患者と考えられた.これは米国の報告6)にある71%に比較して低くなかった(図3).残り13%のAREDSサプリメントの推奨基準に該当しないと考えられたのは,軟性ドルーゼンを認めないカテゴリー2に該当する13名(8%)と両眼AMDで視力低■:(1)AREDS処方に(人)準じたサプリメント120100806040200カテゴリー5a両眼AMD視力良好カテゴリー5b両眼AMD視力不良■:(2)AREDS処方を改変したサプリメント■:(3)その他のAMDサプリメント:摂取なし・その他のサプリメントを摂取カテゴリー2軟性ドルーゼンなしカテゴリー3軟性ドルーゼンありカテゴリー4片眼AMD摂取対象患者図3AREDS基準からみたサプリメント摂取対象者と摂取者AMD患者のうち,87%がAREDSのサプリメント摂取推奨基準を満たすと考えられた.対象者のうち,(1)と(2)を合わせたAREDSに関連したサプリメントを摂取していたのは34%であった.下の進んでいるもの(カテゴリー5bと設定)7名(4%)であった.ついで,AREDSのサプリメント推奨基準を満たすと考えられた139名の患者のうち,(1)のAREDS処方に準じたサプリメントを14名(10%)が,(2)のAREDS処方を改変したサプリメントを33名(24%)が,(3)のその他に含まれるルテインを14名(10%)が摂取していた(図3).各カテゴリー間で患者の摂取割合に差はなかった.先の米国での報告6)ではAREDS処方のサプリメントを摂取していた患者は,摂取対象者の72%であったので,筆者らの外来での摂取率(1)と(2)を合わせたAREDSに関連したサプリメントとしての34%,眼科推奨のサプリメントとしての合計44%ははるかに及ばなかった.(15)あたらしい眼科Vol.29,No.8,20121041b.患者の意識AMD患者がサプリメントを摂取している目的を調査したところ,何らかのサプリメントを摂取していた90名(57%)のうち,摂取目的で最も多かったのはAMD治療のためで70名,78%を占めた.これらAMDのためにサプリメントを摂取している患者のすべてが,眼科医から提供された情報により摂取していると回答し,インターネットなどのその他の情報からサプリメントを選択した患者はみられなかった.眼科医から提供された情報によりサプリメントを摂取していたのは71名(68%)で,“現在検討している”“以前摂取していた”などを加えると80名(77%)に摂(,)取意向がみられた.情報を提供されたが摂取していない患者の理由はさまざまだが,“サプリメントの有効性が納得できない”,“食事から栄養を取っている”などがみられた.眼科医による情報提供の重要性を考慮し,情報提供を行う基準としてAREDSのサプリメント摂取推奨基準を設定した場合の,摂取対象者への情報提供の状況を検討した.基準に該当した患者139名のうち,眼科医によりAREDSに関連するサプリメントの情報を提供されていたのは78名(56%)であった.13名(9%)はルテインの摂取を勧められていた.摂取基準に該当するが摂取していなかった患者91名中,61名(67%)はサプリメントの情報を提供されていなかった(図4).AMD患者のサプリメント摂取の選択には医師からの(人)AREDS摂取基準対象外■:情報提供あり■:情報提供なし140120100806040200対象者図4サプリメントに関する情報提供の状況AREDSのサプリメント推奨基準対象者のうち,眼科医からAREDSに関連するサプリメントの情報を提供された患者は56%であった.摂取していなかった対象者のうち67%は情報を提供されていなかった.1042あたらしい眼科Vol.29,No.8,2012情報が重要であり,AMDサプリメントの摂取率に大きく影響しているのは,患者のアドヒアランスより,むしろ医師からの情報提供であると考えられた.c.医師の認識患者のサプリメント摂取に大きな影響を与えている,医師のAMDに対するサプリメントへの認識について,慶應義塾大学病院眼科外来医(網膜専門医6名,それ以外の眼科専門医12名)にアンケートを行った.サプリメントの有効性に関する質問に対し,外来医の90%以上が,“AREDS処方のサプリメントがAMD予防に有効である”と回答した.その他のサプリメント成分に関して,網膜専門医,その他の眼科医の各々67%,83%が“ルテイン”を,67%,50%が“DHA/EPA”を有効であると回答した.情報提供の頻度に関する質問に,網膜専門医,その他の眼科医の各々67%,33%が“適応と思えば必ず”と回答し,33%,42%が“時々”提供すると回答した.網膜専門医のすべてが情報提供を行っていたが,その他の眼科医の25%は情報提供を行っていなかった(図5).推奨しているサプリメントの種類を複数回答可として質問したところ,網膜専門医,その他の眼科医の各々67%,50%が“(1)AREDS処方に準拠したサプリメント”を,100%,67%が“(2)AREDS処方を改変したサプリメント”を,67%,25%が“(3)その他のサプリメントであるルテイン”を推奨していると回答した.情報提供を行う際の基準として,80%以上の外来眼科医が“AREDSを参考にする”と回答したが,網膜専門医の83%は“AREDSやその他の情報を勘案”してしない時々必ず■:網膜専門医■:その他の眼科医70(%)0102030405060図5医師による情報提供の頻度医師はAMD患者に,必ずしもサプリメント摂取に関する情報を提供していなかった.(16)基準としており,“AREDSの結果のみで判断”していると回答したのは17%のみであった.AREDSの基準でのみ判断していない理由としては,AMDの特徴や,その他の背景が米国と異なることがあげられた.AREDSについては外来医全体で,90%以上が知っていると回答し,AREDS2に関してはすべての網膜専門医,その他の眼科医は半数が知っており,各々67%,42%が結果を参考にしたいと回答した.ほとんどの眼科医はAREDSに関する知識をもち,AMD予防に関してAREDS処方のサプリメントを有効と考えていた.しかし,積極的に詳細な情報提供は行っておらず,AREDSのサプリメント摂取推奨基準に必ずしも準じていないという矛盾した状況がみられた.IIAMDにおけるサプリメントの問題点このように,日本におけるAMD患者のサプリメント摂取率は,米国に比べ低く,また,AREDS処方に準じたサプリメント以外の摂取が多くを占めているのが現状であった.AMD患者は医師からの情報提供によりサプリメント摂取を選択しており,情報を提供する医師側はAREDS処方のサプリメントを有効と考えているものの,必ずしもその摂取推奨基準に従って積極的に情報を提供していない.AREDSというエビデンスレベルの高い研究結果に基づいて提供されたはずのサプリメントなのだが,この現状は若干残念な状況と言わざるをえない.この状況から考察するAMDにおけるサプリメントの問題として,以下の点があげられる.1.AREDS処方の問題点AREDS処方にはいくつかの検討課題が確認されている.まず,喫煙者におけるb-カロテン摂取の問題である.喫煙者がb-カロテンを摂取すると肺癌発症リスクが増加3)することが報告されている.さらに,亜鉛摂取により,泌尿器疾患が増加1)したことがAREDSで報告されている.これをうけて,現在の日本でのAMDにおけるサプリメントの主流である(2)のAREDS処方を改変したサプリメントは,b-カロテンをルテインに変更している.また,日本で販売されているすべてのAMDサプリメントは亜鉛をAREDSでの80mgから30mg以下に減量している(表1).しかし,これらの成分を減量しても,AREDSでの処方と同等の効果が得られるかは現在AREDS2で検討中であり,改変した処方が有効であるかは明らかでない.2.AREDS処方以外のサプリメントの問題点ルテインやDHA/EPAは疫学調査4,5)などからAMDの予防効果が報告されている成分であり,現在AREDS2で有効性が検討されている.しかし,AREDS2においても,現在の標準的な治療法であるとしてAREDS処方のサプリメントとの併用で効果を検討しているため,単独での効果はきたるべきAREDS2の結果をもってしても明らかにならない.これら単独処方のサプリメントの報告はおもに観察研究であり,今後,さらに臨床治験が必要であろう.3.人種・栄養摂取量の問題AMDの病型についてみると,白人には数%しか存在しないといわれているポリープ状脈絡膜血管症(polypoidalchoroidalvasculopathy:PCV)が,日本人では約半数を占める7).また,白人に比べ日本人ではAMDの発症へのドルーゼンの関与が低い8)など,AMDの病態の人種差の可能性が報告されている.AREDSの研究方法において,カテゴリー3は“ドルーゼンの大きさと位置”,カテゴリー4で“片眼発症”となっており,たとえばAMD発症とサプリメントの効果の検討にPCVの存在は考慮されていない.この点を考えても,白人主体の調査結果であるAREDSの基準がそのまま日本人に適応可能であるのか疑問である.また,米国と日本では食生活の違いから,基礎栄養摂取量が異なり,有効性を示すために必要なサプリメント成分量も異なる可能性がある.これらの問題点が,医師がAMDにおけるサプリメントに関する情報提供に消極的なことや推奨基準が混乱していることに影響している可能性がある.(17)あたらしい眼科Vol.29,No.8,20121043おわりに―今後のAMDにおけるサプリメントAMDにおけるサプリメントへの認識は,米国の医師がAREDSでの結果を基準に,積極的にサプリメントを推奨しているのに比べ,日本では基準もあいまいで,消極的であった.AMDにおけるサプリメントの効果自体にも問題はあるが,患者が医師からの情報を重視しサプリメントを摂取していることを認識し,できるだけ正しい情報を患者に提供したい.AREDSに基づくサプリメントのエビデンスレベルは高く,現時点では“喫煙をしていない,軟性ドルーゼンを認める患者,片眼にAMDを発症している患者”にはAREDS処方に準じたサプリメントを推奨する情報を提供すべきと考えられ,本稿に記した,成分や適応を参考にしていただければ幸いである.今後,わが国において,AMDにおけるサプリメントの有効性を人種差や栄養摂取量に関する問題を解決しながら示すには,大規模な臨床治験を行うことが必要である.エビデンスに基づくサプリメントを積極的にAMDの予防に生かしていくことを望む.文献1)AREDSReserchGroup:Arandomized,placebo-controlled,clinicaltrialofhigh-dosesupplementationwithvitaminsCandE,betacarotene,andzincforage-relatedmaculardegenerationandvisionloss:AREDSreportno.8.ArchOphthalmol119:1417-1436,20012)SasakiM,ShinodaH,KotoTetal:Useofmicronutrientsupplementforpreventingadvancedage-relatedmaculardegenerationinJapan.ArchOphthalmol130:254-255,20123)OmennGS,GoodmanGE,ThornquistMDetal:RiskfactorsforlungcancerandforinterventioneffectsinCARET,theBeta-CaroteneandRetinolEfficacyTrial.JNatlCancerInst88:1550-1559,19964)MaL,DouHL,WuYQetal:Luteinandzeaxanthinintakeandtheriskofage-relatedmaculardegeneration:asystematicreviewandmeta-analysis.BrJNutr107:350-359,20125)ChongEW,KreisAJ,WongTYetal:Dietaryomega-3fattyacidandfishintakeintheprimarypreventionofage-relatedmaculardegeneration:asystematicreviewandmeta-analysis.ArchOphthalmol126:826-833,20086)CharkoudianLD,GowerEW,SolomonSDetal:Vitaminusagepatternsinthepreventionofadvancedage-relatedmaculardegeneration.Ophthalmology115:1032-1038e1034,20087)MarukoI,IidaT,SaitoMetal:Clinicalcharacteristicsofexudativeage-relatedmaculardegenerationinJapanesepatients.AmJOphthalmol144:15-22,20078)YasudaM,KiyoharaY,HataYetal:Nine-yearincidenceandriskfactorsforage-relatedmaculardegenerationinadefinedJapanesepopulationtheHisayamastudy.Ophthalmology116:2135-2140,20091044あたらしい眼科Vol.29,No.8,2012(18)