0910-1810/11/\100/頁/JCOPYIぶどう膜炎に対する硝子体手術の歴史ぶどう膜炎に対する硝子体手術の報告は1970年代後半からである1).当初の報告の多くはトキソプラズマ,トキソカラ,細菌性眼内炎などの感染性ぶどう膜炎に対するものであり,診断的治療が主たる目的であった.非感染性ぶどう膜炎に対する治療として硝子体手術は1978年のDiamondらの報告からであり2),このときすでに併発白内障に対する水晶体摘出術を併用した硝子体手術が行われていた.そしてこの後より,ぶどう膜炎治療に対する硝子体手術が多く報告されるようになった.II手術目的と適応時期硝子体手術の適応時期は,ぶどう膜炎の原因,これまで施行してきた治療,ぶどう膜炎の活動性により異なるが,その目的は以下の3つに大別される.1.合併症の治療炎症が鎮静化しているにもかかわらず残存している硝子体混濁(OCV)や黄斑上膜(ERM),薬物治療に反応しない黄斑浮腫(ME),黄斑円孔(MH)などにより視力障害が生じた場合,遷延性の硝子体出血(VH),牽引性あるいは裂孔原性網膜.離(RD)を生じた場合,ときには網膜.離を予防する目的で早期に硝子体手術を施行することもある.はじめにぶどう膜炎は眼内炎症性疾患の総称であり,その治療の基本は内科的手法による消炎である.しかし,慢性炎症や反復する再発により内科的治療に抵抗性の器質的変化を生じ,その視機能の維持,改善には外科的治療が必要となる場合がある.併発白内障に対しては超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入術,続発緑内障にはマイトマイシンC(MMC)を用いた線維柱帯切除術,後眼部の器質性障害に対しては経毛様体扁平部硝子体手術がおおむねスタンダードとなっている.しかし,手術そのものによる機械的刺激,および眼の解剖学的バリアの破綻が眼内炎症の活動性を高めることから,術後成績は手術手技の達成度と同等,もしくはそれ以上に術後炎症をコントロールできるか否かに依存し,非ぶどう膜炎眼に対する手術とは一線を画して挑まなければならない.そのため,必要不可欠な症例以外への適応は避けるべきであり,適応症例に関しても術前にぶどう膜炎の活動性を知り,手術・周術期計画を綿密に立て,早急な手術が必要な症例以外では十分な消炎のもとに施行することが大切である.併発白内障手術,続発緑内障手術に関しては,「本誌Vol.21,No.1,2004」に詳しく記され,現在も同様の手法が行われているため,本稿では手術手技の改善,手術機器・器具の開発,改良により安全性の向上,手術時間の短縮化,手術侵襲の軽減が今なお発展段階にあり,ぶどう膜炎においてもその適応が広げられている硝子体手術について,私見を交えながら述べていきたい.(33)489*SayuriFujii&MasaruTakeuchi:防衛医科大学校眼科学講座〔別刷請求先〕藤井さゆり:〒359-0042所沢市並木3-2防衛医科大学校眼科学講座特集●ぶどう膜炎診療の新たな動向あたらしい眼科28(4):489.494,2011外科的治療SurgicalManagementofUveitis藤井さゆり*竹内大*490あたらしい眼科Vol.28,No.4,2011(34)(BBG)を用いて内境界膜を染色し,内境界膜.離を行う.7)トロッカールを丁寧に抜去した後,ずらした結膜でポートを被覆することにより硝子体の脱失を防ぐ.縫合のストレスはあるが,少しでも硝子体脱出があれば縫合したほうが無難である.IVぶどう膜炎に対する硝子体手術の術後成績Beckerらは,1981年.2005年にかけて報告されたぶどう膜炎に対する硝子体手術44編をまとめ,1,575例1,762眼の術後成績を報告している3).ぶどう膜炎疾患全体では視力改善が68%,変化なしは20%,悪化は12%であり,ぶどう膜炎の活動性については,ほとんどの報告で術後軽減しており,術前術後の炎症がコントロールできれば硝子体手術の術後成績は比較的良好であると結論づけている.筆者らは,これまでに30例38眼の内因性ぶどう膜炎に対してMIVS(23Gシステム)を施行した.平均年齢は51±18.5歳,病理組織学的内分けは,肉芽腫性ぶどう膜炎26眼,非肉芽腫性ぶどう膜炎12眼であった.適応眼所見(表1)は,OCV15眼,ERM15眼,ME7眼,VH7眼,MH2眼,RD1眼,PVR5眼であった.疾患別(表2)には,Behcet病,サ2.眼内液の採取感染または悪性腫瘍が原因として疑われるぶどう膜炎に対する診断目的.3.ぶどう膜炎の治療ステロイド薬や免疫抑制薬による治療に抵抗性のぶどう膜炎で,手術を施行しなければ高度の視機能障害に至る可能性が考えられる場合.III術式ぶどう膜炎以外の疾患に対する硝子体手術も同様であるが,より手術侵襲が少ない手技,術式が望まれる.大きくは20ゲージ(G)システムと23G,25Gシステムの小切開硝子体手術(minimallyincisionvitrectomysystem:MIVS)に分けられるが,MIVSではトロッカールにより硝子体の嵌頓,手術器具の出し入れによる毛様体への負担を少なくさせることができ,小切開により手術侵襲の軽減,手術時間の短縮化が図れるため,筆者らは第一選択としている.基本的な術式を,以下に記す.1)硝子体の脱出による術後感染を予防するため,トロッカーブレイド刺入部位の結膜を可動範囲の多い方向にずらし,トラッカーブレイドを斜めに刺入し,垂直にしてトロッカーを完全挿入する.2)眼底観察レンズ台リングの縫合による侵襲,出血を避けるため,非接触型広角眼底観察システム(WAVS)を用いてcorevitrectomyを行い,細部の処理はフローティングレンズを用いる.3)トリアムシノロンアセトニドにより硝子体を可視化させ,後部硝子体をある程度薄くさせた後,視神経乳頭近傍より硝子体カッターまたはバックフラッシュニードルで吸引をかけ後部硝子体.離(PVD)を作製する.4)PVD作製後の硝子体を周辺部まで切除する.WAVSを用いることにより強膜圧迫などの侵襲を加えることなくある程度の周辺部まで切除可能である.5)黄斑部およびその周囲の硝子体皮質(posteriorthinhyaloids)をダイアモンドイレイザーで擦り取る.6)MH,ME,ERMの症例では,インドシアニングリーン(ICG)より毒性が少ないブリリアントブルーG表1筆者らが施行した23G硝子体手術のぶどう膜炎タイプと適応眼所見非肉芽腫性肉芽腫性総計硝子体混濁(OCV)51015黄斑上膜(ERM)51015黄斑浮腫(ME)527硝子体出血(VH)257黄斑円孔(MH)022裂孔原性網膜.離(RD)101増殖硝子体網膜症(PVR)145(重複を含む)表2筆者らが施行した23G硝子体手術の適応疾患と眼所見全体OCVERMMEVHMHPVRBehcet病9642201サルコイドーシス9652020結核性ぶどう膜炎6010501原因不明12762002(重複を含む)(35)あたらしい眼科Vol.28,No.4,2011491という報告までさまざまである.このような報告の違いは,症例数,対象とした疾患,および眼所見に起因するものであるが,1990年代の報告と2005年以降の報告とで視力,CMEの有無でみた改善率に大きな差異がみられていない.このことから,これらの報告における術後成績の相違は,硝子体手術そのものの進歩による術後成績の向上を凌駕するものであるとともに,ぶどう膜炎に対する硝子体手術はいまだ模索段階にあるといえるかもしれない.1.サルコイドーシスに対する硝子体手術術後成績表3にあげた論文におけるサルコイドーシスの術後成績(表4)をみてみると,視力改善率は45.100%である.CME治癒率も60.100%と良好であり,ぶどう膜炎のなかでは術後の予後が最も期待できる疾患の一つであり,硝子体手術の良い適応である.ルコイドーシスが最も多くそれぞれ9眼,閉塞性血管炎をきたし,新生血管,VHを生じる結核性ぶどう膜炎が多くみられた.術前術後の炎症程度をIUSG(InternationalUveitisStudyGroup)が定めるぶどう膜炎炎症スコア基準4)により評価すると,前眼部,後眼部ともに炎症スコアは低下しており,後眼部では有意に改善されていた(図1).矯正視力も38眼中27眼で術後向上し(図2),MEも7眼中5眼(71%)で改善していた.疾患別にみてもサルコイドーシス,Behcet病それぞれで術後視力は術前視力よりも良好であり,サルコイドーシスにおいては有意であった(図3).Behcet病の眼炎症発作回数も2.89回/年から1.56回/年に減少していた(図4).しかし,これまでの内因性ぶどう膜炎に対する硝子体手術術後成績の報告をそれぞれでみてみると(表3)5.23),視力改善率は28.83%,.胞様黄斑浮腫(CME)の改善率もまったく変わらなかった報告から100%改善した**p<0.0001前眼部□:術前■:術後炎症スコア0.7110.553後眼部1.8290.69721.81.61.41.210.80.60.40.20図1硝子体手術を施行された症例の術前術後の眼炎症スコア21.510.5000.511.52術前視力術後視力図2硝子体手術を施行された症例の術前術後の矯正視力**p<0.01□:術前視力■:術後視力0.2070.811サルコイドシース1.210.80.60.40.200.3130.589Behcet病矯正視力図3硝子体手術を施行されたサルコイドーシス,Behcet病の術前術後の矯正視力術前眼炎症発作回数(回/年)2.89術後1.563.532.521.510.50図4硝子体手術を施行されたBehcet病患者の術前術後の眼炎症発作回数492あたらしい眼科Vol.28,No.4,2011(36)2.Behcet病に対する硝子体手術術後成績一方,同様に表3にあげた論文からBehcet病の術後成績を抜粋してみると,視力改善率は50.67%であり,サルコイドーシスの術後成績と比較して十分なものではない(表5).また,CME治癒率も筆者らの症例では100%であるが2症例の結果であり,症例数が最も多く最近のAhnらの報告17)では38%であり,50%以下である.どの論文においても疾患の活動性は硝子体手術により減少し,改善しているが,術後の視機能改善が得られない原因としては,すでに先行している黄斑変性,網膜・視神経萎縮があげられる.筆者らの結果を含め術後の新生血管が5編中3編で報告されており,その後の増殖硝子体網膜症(PVR)への進展が術後経過不良の大きな要因の一つとなっている.V硝子体手術により視力改善がみられないぶどう膜炎の検討ならびに今後の展望自験例の38眼中,硝子体手術後も視力は不変,または悪化した症例が11眼みられた(表6).このうちの半数以上の55%は30歳代以下の若年者であった.若年者表3ぶどう膜炎に対する硝子体手術術後成績の比較報告者報告年症例数症例眼視力改善(率)CME改善(率)ぶどう膜炎の活動性Dugeletal5)19929117/11(64%)9/11(82%)Heiligenhausetal6)1994222823/28(83%)3/6(50%)10例でステロイド薬内服中止Verbraekenetal7)1996202514/25(56%)10/25(40%)3例(12%)で再発Boveyetal8)2000515141/51(80%)Kiryuetal9)2001141810/18(56%)14/18(78%)炎症の増悪なしOzerturketal10)2001212615/26(58%)3眼不変Behcet眼発作回数減少,発作間隔延長Soyluetal11)20019105/10(50%)術後Behcet眼発作なしKiryuetal12)200311115/11(45%)4/7(60%)すべての症例で炎症軽減Scottetal13)2003384125/41(61%)10/18(56%)中間部,後眼部で炎症軽減Sonodaetal14)2003665/6(83%)すべての症例で炎症軽減Iekietal15)20048117/11(64%)7例でステロイド薬内服中止Sulluetal16)2005152010/20(50%)3/5(60%)11例(73%)で免疫抑制薬中止Ahnetal17)2005212114/21(67%)5/13(38%)58%で免疫抑制薬中止,52%でステロイド薬内服中止Androudietal18)2005343626/36(72%)Tranosetal19)200612128/12(67%)4/12(33%)1例でステロイド薬内服減量,1例で免疫抑制薬中止Gutfleischetal20)200719195/18(28%)11/19(58%)外間ら21)2007172415/24(63%)16/24(67%)Soheilianetal22)2008191914/19(74%)4/16(25%)Quinonesetal23)20109110.92lines改善3/3(100%)9/11(82%)自験例2011(submission)303827/38(71%)5/7(71%)後眼部で有意に炎症が減少報告者備考Dugeletal5)CME改善しても視力あがらないHeiligenhausetal6)新たにCME1眼,RD3眼Verbraekenetal7)MH2眼,ERM4眼,PVR1眼Boveyetal8)RD・CME合わせて7眼Kiryuetal9)白内障7眼,緑内障4眼,視神経萎縮1眼,ERM1眼,RD1眼,すべてサルコイドーシス症例Ozerturketal10)VH2眼,CME3眼すべてBehcet病症例Soyluetal11)すべてBehcet病症例Kiryuetal12)白内障4眼,緑内障5眼,再発ERM3眼,すべてサルコイドーシス症例Scottetal13)白内障1眼,RD1眼,黄斑萎縮3眼Sonodaetal14)高眼圧1眼Iekietal15)白内障5眼,高眼圧3眼,ERM1眼,CNV1眼Sulluetal16)すべてBehcet病症例Ahnetal17)RD1眼,緑内障1眼,術前に新生血管ある症例は予後不良,すべてBehcet病症例Androudietal18)新たにCME10眼,RD1眼,レンズ入れ替え2眼,後発白内障でYAG19眼(52%)Tranosetal19)すべてCME症例Gutfleischetal20)すべてCME症例外間ら21)すべてCME症例ERM合併群がCME改善効果あるSoheilianetal22)緑内障3眼,黄斑萎縮2眼,視神経萎縮1眼,眼球ろう1眼,すべて25G硝子体手術で施行Quinonesetal23)内科的治療のみと硝子体手術で比較硝子体手術のほうが治療成績よい自験例VH1眼,CME1眼,PVR3眼(37)あたらしい眼科Vol.28,No.4,2011493きるものではなく,適応は十分に慎重であるべきである.一方,結核性ぶどう膜炎,原因不明ぶどう膜炎では,若年者で,VH,PVRといった眼所見によりぶどう膜炎の消炎を待つことなく早急な硝子体手術が必要とされた症例が予後不良となっている.今後はこのような症例に対する硝子体手術,周術期治療の確立が大切かつ必要である.文献1)AlgvereP,AlankoH,DickhoffKetal:Parsplanavitrectomyinthemanagementofintraocularinflammation.ActaOphthalmol(Copenh)59:727-736,19812)DiamondJG,KaplanHJ:Lensectomyandvitrectomyforcomplicatedcataractsecondarytouveitis.ArchOphthalmol96:1798-1804,19783)BeckerM,DavisJ:Vitrectomyinthetreatmentofuveitis.AmJOphthalmol140:1096-1105,20054)Bloch-MichelE,NussenblattRB:InternationalUveitisStudyGrouprecommendationsfortheevaluationofintraocularinflammatorydisease.AmJOphthalmol103:234-235,19875)DugelPU,RaoNA,OzlerSetal:Parsplanavitrectomyforintraocularinflammation-relatedcystoidmacularのぶどう膜炎は原因不明であることが多く,表6におけるPVR2症例はともに若年者である.この11例中,早急の硝子体手術を必要としたため十分なぶどう膜炎の消炎を術前得られなかった症例が6例(55%)あった.予期されるように,若年者,もしくはぶどう膜炎の非寛解期における硝子体手術は術後経過不良であることが今回の検討によっても示された.Behcet病,結核性ぶどう膜炎,および原因不明のぶどう膜炎では,1/3の症例で視力改善がみられていない.Behcet病に対する硝子体手術の術後予後は,先にも述べたように必ずしも期待で表4サルコイドーシスに対する硝子体手術術後成績の比較報告者報告年症例数症例眼視力改善(率)CME改善(率)ぶどう膜炎の活動性備考Kiryuetal9)2001141810/18(56%)14/18(78%)炎症の増悪なし白内障7眼,緑内障4眼,視神経萎縮1眼,ERM1眼,RD1眼Kiryuetal12)200311115/11(45%)4/7(60%)すべての症例で炎症軽減白内障4眼,緑内障5眼,再発ERM3眼Sonodaetal14)2003333/3(100%)高眼圧1眼Iekietal15)20048117/11(64%)5/5(100%)7例でステロイド薬内服中止白内障5眼,高眼圧3眼,ERM1眼,脈絡膜新生血管1眼Tranosetal19)2006111/1(100%)1/1(100%)CME1症例のみ自験例2011(submission)998/9(89%)2/2(100%)後眼部で有意に減少MH症例を含む表5Behcet病に対する硝子体手術術後成績の比較報告者報告年症例数症例眼視力改善(率)CME改善(率)ぶどう膜炎の活動性備考Ozerturketal10)2001212615/26(58%)3眼不変Behcet眼発作回数減少,発作間隔延長VH2眼,CME3眼Soyluetal11)20019105/10(50%)術後Behcet眼発作なしSulluetal16)2005152010/20(50%)3/5(60%)11例(73%)で免疫抑制薬中止Ahnetal17)2005212114/21(67%)5/13(38%)58%で免疫抑制薬中止52%でステロイド薬内服中止RD1眼,緑内障1眼術前に新生血管のある症例は予後不良自験例2011(submission)996/9(67%)2/2(100%)VH,PVR1眼表6硝子体手術により術後視力改善がみられなかった症例割合(率)術前所見術後合併症Behcet病3/9(33%)OCV(2例)VH+PVR(1例)治癒VH,PVRサルコイドーシス1/9(10%)MH(1例)治癒結核性ぶどう膜炎2/6(33%)VH+PVR(1例)ERM(1例)VH,ERM治癒JIA関連ぶどう膜炎1/1(100%)DME(1例)治癒原因不明4/12(33%)OCV+ME(1例)ERM(1例)OCV+PVR(2例)治癒治癒PVR(2例)494あたらしい眼科Vol.28,No.4,2011(38)vitreousopacityassociatedwithocularsarcoidosisresistanttomedicaltreatment.OculImmunolInflamm12:35-43,200416)SulluY,AlotaibyH,BedenUetal:ParsplanavitrectomyforocularcomplicationsofBehcet’sdisease.OphthalmicSurgLasersImaging36:292-297,200517)AhnJK,ChungH,YuHG:VitrectomyforpersistentpanuveitisinBehcet’sdisease.OculImmunolInflamm13:447-453,200518)AndroudiS,AhmedM,FioreTetal:Combinedparsplanavitrectomyandphacoemulsificationtorestorevisualacuityinpatientswithchronicuveitis.JCataractRefractSurg31:472-478,200519)TranosP,ScottR,ZambarakjiHetal:Theeffectofparsplanavitrectomyoncystoidmacularoedemaassociatedwithchronicuveitis:arandomised,controlledpilotstudy.BrJOphthalmol90:1107-1110,200620)GutfleischM,SpitalG,MingelsAetal:Parsplanavitrectomywithintravitrealtriamcinolone:effectonuveiticcystoidmacularoedemaandtreatmentlimitations.BrJOphthalmol91:345-348,200721)外間英之,後藤浩,石川友昭:ぶどう膜炎の黄斑浮腫に対する硝子体手術の効果.眼臨101:340-343,200722)SoheilianM,MirdehghanSA,PeymanGA:Suturelesscombined25-gaugevitrectomy,phacoemulsification,andposteriorchamberintraocularlensimplantationformanagementofuveiticcataractassociatedwithposteriorsegmentdisease.Retina28:941-946,200823)QuinonesK,ChoiJY,YilmazTetal:Parsplanavitrectomyversusimmunomodulatorytherapyforintermediateuveitis:aprospective,randomizedpilotstudy.OculImmunolInflamm18:411-417,2010edemaunresponsivetocorticosteroids.Apreliminarystudy.Ophthalmology99:1535-1541,19926)HeiligenhausA,BornfeldN,FoersterMHetal:Longtermresultsofparsplanavitrectomyinthemanagementofcomplicateduveitis.BrJOphthalmol78:549-554,19947)VerbraekenH:Therapeuticparsplanavitrectomyforchronicuveitis:aretrospectivestudyofthelong-termresults.GraefesArchClinExpOphthalmol234:288-2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