特集●わかりやすい緑内障薬物のお話あたらしい眼科29(4):473.477,2012特集●わかりやすい緑内障薬物のお話あたらしい眼科29(4):473.477,2012配合剤(プロスタグランジン関連薬+b遮断薬)FixedCombinations(ProstaglandinAnalog/b-blocker)安樂礼子*富田剛司*はじめに現在国内外で使用可能なプロスタグランジン関連薬(以下,PG製剤)とb遮断薬の合剤は,0.5%チモロールと0.005%ラタノプロストの合剤ザラカムR,0.5%チモロールと0.004%トラボプロストの合剤デュオトラバR,0.5%チモロールと0.03%ビマトプロストの合剤ガンフォートR(GanfortR,国内では未販売)の3剤で,いずれも点眼回数は1日1回である.わが国では2010年からザラカムRとデュオトラバRが販売可能になり,1日1回という利便性と強力な眼圧下降効果から緑内障薬物療法におけるその役割が期待されている.I配合剤の使い方現在多数の緑内障治療薬が認可されているが,薬物療法の原則は必要最小限の薬剤と副作用で最大の効果を得ることである.緑内障診療ガイドライン1)に述べられているように,配合剤は緑内障治療の第一選択薬にはならないが,多剤併用時には副作用の増加やアドヒアランスの低下につながることもあり,アドヒアランス向上のため配合点眼薬の使用も考慮すべきとなっている.具体的な使い方としては,①PG製剤の単剤療法をしている患者で,さらなる眼圧下降を得るために,b遮断薬との併用療法ではなく配合剤を使用する場合,②PG製剤を含む2剤併用療法している患者で,さらなる眼圧下降を得るために点眼を追加する際,点眼数を増やさないためにPG製剤とb遮断薬の配合剤を使用する場合,③PG製剤を含む2剤あるいは多剤併用療法している患者に,点眼数を減らしアドヒアランスを向上させる目的で配合剤を使用する場合,などがあげられる.II配合剤の眼圧下降効果PG製剤あるいはb遮断薬の単剤療法からPG製剤とb遮断薬の配合剤に切り替えた場合の眼圧下降効果は,配合剤のほうが優れていることは数多くの論文で報告されている.それでは,PG製剤とb遮断薬の併用療法と,PG製剤とb遮断薬の配合剤とでは,どちらが優れた眼圧下降効果を示すのであろうか.表1は,単剤併用療法と,配合剤との眼圧下降効果について比較したおもな論文をまとめたものである.配合剤ではb遮断薬を1回しか点眼しないため,PG製剤1日1回とb遮断薬を1日2回点眼している併用療法と比べたら眼圧下降効果が劣るはずであるが,単剤併用療法が配合剤に比べて眼圧下降効果が優れていたと報告している論文は少なく,多くが同等の効果あるいは非劣性であったと報告されている.これはアドヒアランスの向上が関係していると思われ,特に,ランダム化比較試験ではなく,併用療法から配合剤に切り替えて眼圧下降効果を比較した論文ではその傾向が強い.しかし,Webersら2)がPG製剤とb遮断薬の併用療法あるいは配合剤に関連する29の論文をメタアナリシスした結果では,単剤併用療法のほうが配合剤よりも眼圧下降効果が高かったと報告されており,個々の研究で有意差がで*AyakoAnraku&GojiTomita:東邦大学医療センター大橋病院眼科〔別刷請求先〕安樂礼子:〒153-8515東京都目黒区大橋2-17-6東邦大学医療センター大橋病院眼科0910-1810/12/\100/頁/JCOPY(39)473表1配合剤と単剤併用療法との比較(眼圧下降率)報告研究デザインn配合剤単剤併用結果DiestelhorstらBrJOphthalmol,2004ランダム化比較試験1900.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール2回/日0.005%ラタノプロスト夜1回単剤併用療法のほうが,眼圧下降効果が高かったDiestelhorstらOphthalmology,2006ランダム化比較試験5020.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤夜1回0.5%チモロール2回/日0.005%ラタノプロスト夜1回配合剤は単剤併用療法と比べて非劣勢ZhaoらBMCOphthalmol,2011ランダム化比較試験2500.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤夜1回0.5%チモロール朝1回0.005%ラタノプロスト夜1回眼圧下降率は同等InoueらJOculPharmacolTher,2011併用療法から配合剤へ切り替え1620.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤夜1回0.5%チモロール*0.005%ラタノプロスト夜1回配合剤に切り替え後も眼圧は不変PacellaらEurRevMedPharmacolSci,2010併用療法から配合剤へ切り替え200.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤1回/日0.5%チモロール2回/日0.005%ラタノプロスト夜1回配合剤に切り替え後,さらに眼圧が下がるKanstasらJOculPharmacolTher,2004併用療法から配合剤へ切り替え330.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤1回/日0.5%チモロール*0.005%ラタノプロスト夜1回配合剤に切り替え後も眼圧は不変SchumanらAmJOphthalmol,2005ランダム化比較試験4030.004%トラボプロスト/0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール朝1回0.004%トラボプロスト夜1回眼圧下降率は同等HughesらJGlaucoma,2005ランダム化比較試験3160.004%トラボプロスト/0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール朝1回0.004%トラボプロスト夜1回配合剤は単剤併用療法と比べて非劣勢HommerらEurJOphthalmol,2007ランダム化比較試験4450.03%/ビマトプロスト/0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール2回/日0.004%ビマトプロスト夜1回配合剤は単剤併用療法と比べて非劣勢*点眼回数の記載なし.なかったのは検定力不足だった可能性もある.III配合剤の合併症配合剤は点眼される防腐剤量が減少するため,結膜充血,角膜上皮障害などの軽減が期待される.表2は,単剤併用療法と配合剤とで結膜充血などの副作用出現率を比較したおもな論文をまとめたものである.配合剤のほうが単剤併用療法より結膜充血の出現率が低かった報告が多い.Vinuesa-Silvaら3)はザラカムRと他の治療法(単剤併用療法またはPG製剤の単剤療法)とを比較した8つの論文をメタアナリシスした結果,ザラカムRは充血の頻度が他の治療法より有意に低かったと報告している.IV配合剤同士の比較表3には,わが国で使用可能なザラカムRとデュオト474あたらしい眼科Vol.29,No.4,2012ラバRを比較した論文をまとめた.2剤とも同等の眼圧下降効果を示したことが報告されているが,デュオトラバRのほうがザラカムRより24時間の眼圧下降率は優れていたとの報告もある4).炭酸脱水酵素阻害薬であるドルゾラミドと0.5%チモロールの合剤であるコソプトRとの比較では,ザラカムRとデュオトラバRいずれも,コソプトRと同等またはやや高い眼圧下降率を認めたと報告されている5.7).表4にはガンフォートRとザラカムRあるいはデュオトラバRを比較した論文をまとめた.ザラカムRとガンフォートRを比較した論文では,ガンフォートRのほうがやや高い眼圧下降率を認めたとの報告が多い.1カ月のウォッシュアウト後,ザラカムR,デュオトラバR,ガンフォートRの3剤についてランダム化比較試験した論文8)では,ザラカムRとガンフォートRが,デュオトラバRより眼圧下降効果が良好だったと報告されている(40)表2配合剤と単剤併用療法との比較(副作用の出現率)報告研究デザインn配合剤単剤併用結果DiestelhorstらOphthalmology,2006ランダム化比較試験5020.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤夜1回0.5%チモロール2回/日0.005%ラタノプロスト夜1回眼合併症の発現率は配合剤のほうが少なかった単剤併用療法:20.1%配合剤:11.8%(p=0.01)ZhaoらBMCOphthalmol,2011ランダム化比較試験2500.005%ラタノプロスト/0.5%チモロール合剤夜1回0.5%チモロール朝1回0.005%ラタノプロスト夜1回結膜充血単剤併用療法:4.8%配合剤:7.2%SchumanらAmJOphthalmol,2005ランダム化比較試験4030.004%トラボプロスト/0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール朝1回0.004%トラボプロスト夜1回結膜充血単剤併用療法:23.4%配合剤:14.3%HughesらJGlaucoma,2005ランダム化比較試験3160.004%トラボプロスト/0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール朝1回0.004%トラボプロスト夜1回結膜充血単剤併用療法:13.5%配合剤:12.4%HommerらEurJOphthalmol,2007ランダム化比較試験4450.03%/ビマトプロスト0.5%チモロール合剤朝1回0.5%チモロール2回/日0.004%ビマトプロスト夜1回結膜充血単剤併用療法:25.6%配合剤:19.3%表3ザラカムRとデュオトラバRの比較報告研究デザインn結果PachimkulらJMedAssocThai,20112.4週間のウォッシュアウト後,ザラカムR,デュオトラバR,チモロール(2回点眼)の3グループに分けランダム化比較試験59ザラカムRとデュオトラバRは同等の眼圧下降率で,両点眼とも24時間の眼圧下効率はチモロール2回点眼より良好であった.KonstasらEye(Lond),20106週間のウォッシュアウト後,ザラカムR,デュオトラバRの2点眼についてランダム化比較試験40ザラカムRとデュオトラバRは同等の眼圧下降率.24時間の眼圧下降率ではデュオトラバRがザラカムRより良好.副作用の出現率では有意差なし.TopouzisらEurJOphthalmol,20075.28日間のウォッシュアウト後,ザラカムR,デュオトラバRの2点眼についてランダム化比較試験408ザラカムRとデュオトラバRは同等の眼圧下降率.朝9時の眼圧下降率はデュオトラバRがザラカムRより良好.結膜充血の頻度はデュオトラバRのほうが高かったが(15%vs.2.5%),充血の程度の差は小さかった.DenisらClinDrugInvestig,2008ザラカムR,またはデュオトラバRにて加療中の患者の治療前治療後の眼圧を後ろ向きに研究316デュオトラバRはザラカムRより午前中の眼圧下降率が良好であった.PfeifferらClinOphthalmol,2009単剤,配合剤,または併用療法にて十分な眼圧下降を得られていない患者にデュオトラバRに切り替え474単剤療法から切り替えた患者では5.9mmHg,ザラカムRから切り替えた患者では(n=47)4.4mmHgのさらなる眼圧下降を認めた.が,ガンフォートRからデュオトラバRへの切り替えで,さらなる眼圧下降を認めたとの論文もあり9),PG製剤はその効果に個人差があることが知られており10),単純な比較はむずかしいと思われる.V朝点眼か夜点眼かPG製剤単剤療法では日内変動幅が小さいとされる夜点眼が一般的であるが,b遮断薬は房水産生を抑制する(41)という働きから夜間より日中の点眼のほうがよいと考えられ,PG製剤とb遮断薬の配合剤では朝点眼,夜点眼のどちらがいいのか迷うところである.配合剤,あるいは単剤併用療法にて朝点眼と夜点眼とを比較した論文を表5にまとめた.基本的には朝点眼も夜点眼も良好な眼圧下降効果を認めるが,夜点眼のほうが日内変動幅は小さく,日中の眼圧下降効果が高いという報告もある11.13).これはPG製剤の効果を反映していあたらしい眼科Vol.29,No.4,2012475表4ガンフォートRとザラカムRまたはデュオトラバRの比較報告研究デザインn結果RigolletらClinOphthalmol,20091カ月のウォッシュアウト後,ザラカムR,デュオトラバR,ガンフォートRの3点眼についてランダム化比較試験128ザラカムRとガンフォートRがデュオトラバRより眼圧下降が良好.ザラカムRはガンフォートRより充血が軽度.CentofantiらEurJOphthalmol,2009PG単剤療法で十分な眼圧下降が得られなかった患者を対象に,ザラカムRとガンフォートRの2点眼についてランダム化比較試験82ザラカムRとガンフォートR両点眼とも有意な眼圧下降が得られたが,眼圧下降率はガンフォートRのほうが良好.MartinezらEye(Lond),20096週間のチモロール点眼後にザラカムRからガンフォートRにランダムに分配し眼圧下降率を比較54眼圧下降率は,その差はわずかではあるがザラカムRよりガンフォートRのほうが良好.MartinezらCurrMedResOpin,2007PG単剤療法で十分な眼圧下降が得られなかった患者を対象に,ザラカムRとガンフォートRをランダム化比較試験36ザラカムRとガンフォートR両点眼とも有意に眼圧下降が得られたが,眼圧下降率はガンフォートRのほうが良好.CentofantiらAmJOphthalmol,2010ラタノプロストとチモロールの配合剤または併用療法で十分な眼圧下降を得られなかった患者を対象とし,ガンフォートRとデュオトラバRの2点眼についてランダム化比較試験89ガンフォートR,デュオトラバRともに,さらなる眼圧下降を認める.ScherzerらAdvTher,2011ガンフォートR点眼,または0.03%/ビマトプロストと0.5%チモロールの併用療法からデュオトラバRに切り替え105ガンフォートRからデュオトラバRに切り替え後,さらなる眼圧下降を認める.表5朝点眼と夜点眼の比較報告研究デザインn結果KonstasらAmJOphthalmol,20020.5%チモロールを1日2回点眼したときの眼圧下降率と,0.005%ラタノプロストと0.5%チモロールを各朝1回または各夜1回点眼したときの眼圧下降率とを比較36朝点眼も夜点眼もチモロール1日2回点眼に比較して有意な眼圧下降率を認め,朝点眼と夜点眼の比較では,朝点眼はより夜間の,夜点眼はより日中の眼圧を下げる傾向が認められ,24時間の日内変動幅は夜間点眼のほうが小さかった.(夜点眼:3.6mmHgvs.朝点眼:4.3mmHg,p=0.02)TakmazらEurJOphthalmol,20080.005%ラタノプロストと0.5%チモロールの合剤を朝1回点眼したときと夜1回点眼したときとの眼圧下降率を比較60朝点眼も夜点眼もベースラインと比較して有意な眼圧下降率を認めるが,夜点眼のほうが,24時間の日内変動幅が小さかった.KonstasらActaOphthalmol,20090.004%トラボプロストと0.5%チモロールの合剤を朝1回点眼したときと夜1回点眼したときとの眼圧下降率を比較32朝点眼も夜点眼もベースラインと比較して有意な眼圧下降率を認めるが,24時間の日内変動幅は夜点眼のほうが小さかった.(夜点眼:3.8mmHgvs.朝点眼:5.1mmHg,p=0.0002)DenisらEurJOphthalmol,20060.004%トラボプロストと0.5%チモロールの合剤を朝1回点眼したときと夜1回点眼したときとの眼圧下降率を比較92朝点眼も夜点眼もベースラインと比較して同等の眼圧下降率を認めた.PopovicSuicらCollAntropol,20100.004%トラボプロストと0.5%チモロールの合剤を朝1回点眼したときと夜1回点眼したときとの眼圧下降率を比較79朝点眼も夜点眼もベースラインと比較して同等の眼圧下降率を認めた.KonstasらBrJOphthalmol,20100.004%ビマトプロスト1日1回単剤療法と,0.004%ビマトプロストと0.5%チモロールの合剤を朝1回または夜1回点眼したときとの眼圧下降率を比較60配合剤の朝点眼も夜点眼も0.004%ビマトプロスト単剤療法に比較して有意な眼圧下降率を認め,24時間眼圧下降率が30%以上認めた眼数は夜点眼で72%,朝点眼で65%であった.ると思われる.おわりに緑内障の薬物療法において第一選択薬としてPG製剤が多く使用されている現在,PG製剤とb遮断薬の合剤476あたらしい眼科Vol.29,No.4,2012は,今後ますますその役割が重要になってくると思われる.単剤併用療法と比べるとその眼圧下降効果はやや劣る可能性があるが,点眼回数を軽減できアドヒアランスの改善が期待できること,また,点眼される防腐剤量の減少による角膜上皮障害軽減が期待され,臨床上におけ(42)るその利用価値は高い.ただ,PG単剤と違ってb遮断薬を配合していることと,わが国では原則として第一選択薬としては認められていないことに留意すべきである.文献1)日本緑内障学会:緑内障診療ガイドライン(第3版).日眼会誌116:5-46,20122)WebersCA,BeckersHJ,ZeegersMPetal:Theintraocularpressure-loweringeffectofprostaglandinanalogscombinedwithtopicalbeta-blockertherapy:asystematicreviewandmeta-analysis.Ophthalmology117:20672074.e1-e6,20103)Vinuesa-SilvaJM,Vinuesa-SilvaI,Pinazo-DuranMDetal:Developmentofconjunctivalhyperemiawiththeuseofafixedcombinationoflatanoprost/timolol:systematicreviewandmeta-analysisofclinicaltrials.ArchSocEspOftalmol84:199-207,20094)KonstasAG,MikropoulosDG,EmbeslidisTAetal:24-hIntraocularpressurecontrolwithevening-dosedtravoprost/timolol,comparedwithlatanoprost/timolol,fixedcombinationsinexfoliativeglaucoma.Eye(Lond)24:1606-1613,20105)ShinDH,FeldmanRM,SheuWPetal:Efficacyandsafetyofthefixedcombinationslatanoprost/timololversusdorzolamide/timololinpatientswithelevatedintraocularpressure.Ophthalmology111:276-282,20046)CvenkelB,StewartJA,NelsonLAetal:Dorzolamide/timololfixedcombinationversuslatanoprost/timololfixedcombinationinpatientswithprimaryopen-angleglaucomaorocularhypertension.CurrEyeRes33:163-168,20087)TeusMA,MigliorS,LaganovskaGetal:Efficacyandsafetyoftravoprost/timololvsdorzolamide/timololinpatientswithopen-angleglaucomaorocularhypertension.ClinOphthalmol3:629-636,20098)RigolletJP,OndateguiJA,PastoAetal:Randomizedtrialcomparingthreefixedcombinationsofprostaglandins/prostamidewithtimololmaleate.ClinOphthalmol5:187-191,20119)ScherzerML,LiehneovaI,NegreteFJetal:Travoprost0.004%/timolol0.5%fixedcombinationinpatientstransitioningfromfixedorunfixedbimatoprost0.03%/timolol0.5%.AdvTher28:661-670,201110)相原一:〔緑内障診療グレーゾーンを越えて〕治療編薬物療法プロスタグランジン関連薬の特徴と相違点.臨眼63(増刊号):238-246,200911)KonstasAG,NakosE,TersisIetal:Acomparisonofonce-dailymorningvseveningdosingofconcomitantlatanoprost/timolol.AmJOphthalmol133:753-757,200212)TakmazT,AsikS,KurkcuogluPetal:Comparisonofintraocularpressureloweringeffectofoncedailymorningvseveningdosingoflatanoprost/timololmaleatecombination.EurJOphthalmol18:60-65,200813)KonstasAG,TsironiS,VakalisANetal:Intraocularpressurecontrolover24hoursusingtravoprostandtimololfixedcombinationadministeredinthemorningoreveninginprimaryopen-angleandexfoliativeglaucoma.ActaOphthalmol87:71-76,2009(43)あたらしい眼科Vol.29,No.4,2012477