———————————————————————-Page1(85)9510910-1810/09/\100/頁/JCOPY19回日本緑内障学会原著》あたらしい眼科26(7):951955,2009cはじめに近年の視野検査法の進展により,余剰性の少ないKonio-cellular系(K-cell系)を測定するShort-WavelengthAuto-matedPerimetry(SWAP),Magnocellular系(M-cell系)を測定するFlickerPerimetry(FP),FrequencyDoublingTechnology(FDT)などを用いることで,StandardAuto-matedPerimetry(SAP)では検出できない早期の視野異常を検出できるようになってきた.しかし,緑内障の早期には,それぞれの手法を用いても異常部位が異なる症例も報告され,どの経路が先に障害されるのかは必ずしも決まってい〔別刷請求先〕平澤一法:〒228-8555相模原市北里1-15-1北里大学大学院医療系研究科視覚情報科学Reprintrequests:KazunoriHirasawa,C.O.,DepartmentofVisualScience,KitasatoUniversityGraduateSchool,MastersProgramofMedicalScience,1-15-1Kitasato,Sagamihara228-8555,JAPAN正常若年者におけるBlueonYellowFlickerPerimetryの検討平澤一法*1浅川賢*2望月浩志*2柳澤美衣子*2庄司信行*1,2,3*1北里大学大学院医療系研究科視覚情報科学*2北里大学大学院医療系研究科眼科学*3北里大学医療衛生学部視覚機能療法学EvaluationofBlueonYellowFlickerPerimetryinNormalSubjectsKazunoriHirasawa1),KenAsakawa2),HiroshiMochizuki2),MiekoYanagisawa2)andNobuyukiShoji1,2,3)1)DepartmentofVisualScience,KitasatoUniversityGraduateSchool,2)DepartmentofOphthalmology,KitasatoUniversityGraduateSchool,3)DepartmentofOrthopticsandVisualScience,KitasatoUniversity,SchoolofAlliedHealthScience目的:正常者におけるBlueonYellowFlickerPerimetry(B/Y-FP)の検討.対象および方法:正常有志者35名35眼(右眼)に対しOCTOPUS311に内蔵されているBlueonYellowとFlickerを組み合わせたB/Y-FPを施行した.5回視野測定を行い15回目の測定より得られた各パラメータ(平均網膜感度,偽陽性反応,偽陰性反応,検査時間)から学習効果を,35回目の測定より得られた網膜感度から短期変動,個人内変動係数,個人間変動係数を算出し結果の再現性を検討するとともに,部位別の網膜感度を検討した.結果:学習効果を判定するために測定した4つのパラメータは,いずれも5回の測定に統計学的に有意な改善はなかった.再現性は,短期変動3.6±0.7Hz,個人内変動係数11.7±2.1%,個人間変動係数18.7±2.3%であった.部位別の網膜感度を比較すると中心領域よりも周辺領域の網膜感度が良かった(p<0.05).結論:B/Y-FPは中心領域よりも周辺領域の網膜感度がよい傾向だが,結果のばらつきが大きいため複数回測定を行って結果を判断する必要がある.WeconductedBlueonYellowFlickerPerimetry(B/Y-FP)in35normalvolunteers,usingtheOCTOPUS311withBlueonYellowFlicker;eachsubjectunderwentB/Y-FP5timesintherighteye.Weevaluatedthelearningeectbycalculatingmeanretinalsensitivity,falsepositiveresponse,falsenegativeresponseandtestdurationinallsessions;test-retestvariabilitywasevaluatedbycalculatingshort-termuctuation,intra-andinterindividualcoecientobtainedinthelast3sessions,andmeanretinalsensitivityobtainedinlast3sessions.Therewasnosta-tisticallysignicantimprovementinlearningeect.Short-termuctuation,intra-andinterindividualcoecientwere3.6±0.7Hz,11.7±2.1%and18.7±2.3%,respectively.Retinalsensitivityintheperipheralareawasbetterthaninthecentralarea(p<0.05).Becauseofhighvariability,itisnecessarytointerpretthroughmultipleexami-nations.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)26(7):951955,2009〕Keywords:視野,SWAP,Flicker視野,フリッカー融合頻度,短波長感受性錐体.visualeld,short-wave-lengthautomatedperimetry(SWAP),ickerperimetry,criticalfusionfrequency(CFF),short-wavelengthsensitivecone(S-cone).———————————————————————-Page2952あたらしい眼科Vol.26,No.7,2009(86)ないことが知られている1).そのため測定経路が違うSWAPとFDTの結果を組み合わせて統計学的に処理することで早期の視野異常を検討するという報告もあり2),両経路を合わせた視野検査の研究が注目されている.今回筆者らは,SWAPとFPの手法を組み合わせ,短波長感受性錐体(S-cone)のフリッカー融合頻度を測定すると考えられるBlueonYellowFlickerPerimetry(B/Y-FP)を用いて正常者における学習効果,再現性および網膜感度を算出し,B/Y-FPの有用性について検討した.I対象および方法対象は,本研究の趣旨を理解し同意の得られた正常有志者35名35眼(男性5名,女性30名)である.平均屈折値3.49±2.75D(+0.759.00D),平均年齢22.0±1.9歳(2028歳),測定は右眼で行った.OCTOPUS311(HAAG-STREIT)に内蔵されているBlueonYellowとFlickerを組み合わせたBlueonYellowFlickerPerimetry(B/Y-FP)の測定によって得られる結果から,学習効果,再現性,網膜感度を調べた.被験者には5回の視野測定を施行し,1回目と2回目は同一日に行い,数日間空けてから3,4,5回目の測定を同一日に行った.また,連続して測定する際には,少なくとも10分以上の休憩をおいて行った.測定プログラムは32,ストラテジーはTendencyOrientedPerimetry(TOP),視標サイズはGold-mannVで測定を行い,検討項目は以下の3つとした.検討1:学習効果35名のうち視野測定の経験がない16名で検討した.5回の測定によって得られた全測定点を平均した平均網膜感度(Hz),偽陽性反応(%),偽陰性反応(%),検査時間(秒)の4項目において,1回目の測定と比べて2回目以降の測定結果に統計学的に有意な改善があった場合を学習効果ありと判定した(Tukey-Kramer法).検討2:再現性35名全員の3回目から5回目の測定によって得られた網膜感度から,測定点ごとの短期変動と変動係数を検討した.短期変動は,3回の測定によって得られた網膜感度の標準偏差とし,全被験者を平均して算出した.変動係数は,変動係数(%)=平均網膜感度の標準偏差(Hz)/平均網膜感度(Hz)×100で算出し,個人内変動係数と個人間変動係数に分けて検討した.個人内変動係数は,3回の測定によって得られた網膜感度を平均した平均網膜感度とその標準偏差から算出される値とし,全被験者を平均して算出した.また,個人間変動係数は,3回の測定によって得られた網膜感度を平均した値を被験者の網膜感度とし,全被験者を平均して得られた平均網膜感度とその標準偏差から算出される値とした.検討3:網膜感度各測定点における網膜感度は,上記検討2より個人内変動係数が10%未満であった35名中12名で検討した.3回目から5回目の測定によって得られた網膜感度を平均し,測定点ごとの網膜感度とした.さらに,測定点ごとの網膜感度を4つの象限ごとに合計し,象限内の測定点数で除して得られた平均値を象限別網膜感度とし(図1a),4つの象限間で比較した(Tukey-Kramer法).また,測定した30°の範囲を中心から3°,9°,15°,21°,27°の領域に分け,それぞれの領域に含まれる測定点ごとの網膜感度を合計し,その領域内の測定点数で除して得られた平均値を領域別網膜感度として(図1b),領域ごとに比較した(Schee法).II結果検討1:学習効果平均網膜感度は1回目から順番に36.7±5.2Hz,35.6±3.0Hz,33.6±4.6Hz,34.8±4.3Hz,34.6±4.4Hz,偽陽性反応は順番に32.3±22.4%,24.3±21.2%,21.9±21.2%,17.6±22.4%,19.2±17.8%,偽陰性反応は5回とも0%,検査時間は1回目から順番に253.1±54.5秒,252.2±69.6第1象限第2象限第4象限第3象限図1a各測定点の分け方(象限別)3°領域(4点)9°領域(12点)15°領域(18点)21°領域(24点)27°領域(16点)図1b各測定点の分け方(領域別)———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.26,No.7,2009953(87)秒,254.9±59.2秒,259.6±60.1秒,248.5±70.0秒であった(表1).どのパラメータにおいても統計学的に有意な改善はみられなかった.検討2:再現性測定点ごとの短期変動は図2に示すとおりで,全測定点を平均した短期変動は3.6±0.7Hz(2.35.9Hz)であった.測定点ごとの個人内変動係数と個人間変動係数は図3に示すとおりで,全測定点を平均した個人内変動係数は11.7±2.1%(6.917.2%),個人間変動係数は18.7±2.3%(13.824.6%)であった.また,個人内変動係数が10%未満であった被験者は35名中12名(約34%)であった.検討3:網膜感度上記結果より個人内変動係数が10%以内であった35名中12名における測定点ごとの網膜感度と,その標準偏差を図4に示す.象限ごとに計算すると第1象限39.2±5.0Hz,第表1各測定における各パラメータの結果(n=16)パラメータ1回目2回目3回目4回目5回目平均網膜感度(Hz)36.7±5.235.6±3.033.6±4.634.8±4.334.6±4.4偽陽性反応(%)32.3±22.424.3±21.221.9±21.217.6±22.419.2±17.8偽陰性反応(%)00000検査時間(秒)253.1±54.5252.2±69.6254.9±59.2259.6±60.1248.5±70.0平均3.6±0.7Hz図2各測定点における短期変動(Hz)(n=36)平均11.7±2.1%図3a各測定点における個人内変動係数(%)(n=36)平均39.2Hz第1象限平均42.0Hz第2象限第3象限平均41.9Hz第4象限平均39.3Hz図4各測定点における平均網膜感度(上段)と標準偏差(下段)(n=12)平均18.7±2.3%図3b各測定点における個人間変動係数(%)(n=36)———————————————————————-Page4954あたらしい眼科Vol.26,No.7,2009(88)2象限42.0±4.6Hz,第3象限41.9±4.6Hz,第4象限39.3±4.9Hzで,統計学的に有意差は認めなかった.領域別網膜感度は3°,9°,15°,21°,27°それぞれ36.1±5.2Hz,38.2±5.4Hz,41.0±4.8Hz,41.8±4.2Hz,41.7±4.4Hzであり,3°と9°の間に統計学的な感度の差は認めなかったが,15°,21°,27°の感度は3°の感度に比べ有意に良好であった(p<0.05).III考按今回検討したB/Y-FPは,市販されているOCTOPUS311視野計に内蔵された測定方法であるにもかかわらず報告はみられない.しかし,原理のうえからはより早期の緑内障性視野異常を検出することが可能な測定方法ではないかと期待される.そこで筆者らは,臨床に用いる前に確認しておくことが必要な学習効果の有無や再現性などを検討するとともに,測定部位による差がみられるのかどうかを正常者で検討した.検討1の学習効果では平均網膜感度の改善はなく,その他のパラメータにおいても,測定回数を重ねても統計学的に有意な変化はなく,学習効果はなかったと考えられる.しかし,偽陽性反応をみると平均値自体は減少しており,標準偏差が大きかったために統計学的な有意差がみられなかったことがわかる.つまり,学習効果がみられなかった理由としては,各測定間における結果のばらつきが大きかったことが影響している可能性があり,ばらつきを大きくした原因としてS-cone系のフリッカー光に対する時間分解能と,測定に用いたTOPストラテジーの2つの要因が考えられる.S-cone系の性質について,網膜電図を用いて視細胞のフリッカー光に対する反応を記録した報告によると,白色背景に白色フリッカー光を用いた場合およそ40Hzまでは追従できるのに対し,高輝度黄色背景の下で青色フリッカー光を用いた場合S-cone系はおよそ20Hzを超える高時間周波数の刺激に対して正しくフリッカー光を追従できなくなることが知られ,S-cone系は時間分解能が他の視細胞に比べ良くないことが明らかとなっている3).TOPストラテジーについて,TOPは各測定点を4stageに分けて各測定点に対し年齢別正常網膜感度の半分の視標を1回ずつ呈示し,その反応の有無からstageごとに測定点とその隣接点の網膜感度を補間し推定しながら視野計測を行う方法で,stage1では正常網膜感度の4/16,stage2では3/16,stage3では2/16,stage4では1/16が補間される4).今回測定に使用したB/Y-FPの正常値はOCTOPUS311に内蔵されていないため,白色視標を用いるFPの正常値が使用されていた.正常値が公開されていないため正しい数値は明らかではないが,過去の正常者を対象とした報告5,6)から,測定点ごとの平均網膜感度はおよそ2739Hzであり,FPおよびB/Y-FPの各測定点に呈示される視標の周波数は1420Hzであることが予想される.以上より,B/Y-FPでは呈示される視標はFPと同じ1420HzであるためS-cone系が追従できる限界周波数に近く,呈示された視標が点滅していると認識しにくかった可能性も考えられる.その結果,前半のstage1の段階で認識できなかった場合と,後半のstage4で認識できなかった場合とでは推定閾値に大きな差が生じるため結果がばらつき,統計学的には有意差がみられなかったと考えられる.検討2の再現性では,以下のようなことが考えられる.明度識別視野における短期変動,変動係数はSAPに比べSWAPでは大きくなることは過去に報告されている7,8).フリッカー融合頻度を測定するフリッカー視野においても白色視標を使用するFPの短期変動,個人内変動係数,個人間変動係数はそれぞれ,5.1±1.1Hz,6.4±1.5%,11.2±2.8%であるのに対し6),B/Y-FPは3.6±0.7Hz,11.7±2.1%,18.7±2.3%である.FPの短期変動が大きいが,FPは3回の測定における網膜感度の最大値と最小値の差を短期変動としているためで,FPの短期変動の算出方法に合わせてB/Y-FPの短期変動を算出すると7.2±1.2Hzである.S-cone系は余剰性の少なさからか明度識別視野とフリッカー視野においても結果のばらつきが大きい.検討1の考按で述べたように,FPの正常値が使用されたTOPストラテジーを用いたため,本来のTOPストラテジーとしての測定ができなかったこともさらに結果のばらつきを大きくした原因であると言えるが,S-cone系の測定を行う場合は結果のばらつきが大きいため,複数回の測定が必要である.検討3の網膜感度では,白色視標を使用するFPでは6),象限ごとに有意な感度差はなく閾値はおよそ38Hzであり,B/Y-FPにおいても第2,第3象限よりも第1,第4象限の網膜感度が良いが統計学的な有意差はなくFPと同様な結果を示した.また,FPの部位別網膜感度では15°領域を境に中心領域と周辺領域で分けたとき,それぞれ38.8±3.7Hz,38.0±5.0Hzであり,中心領域の網膜感度のほうがわずかであるが統計学的に有意に良好である結果であった6)が,B/Y-FPの結果は中心領域よりも周辺領域の網膜感度が良い傾向を示した.視細胞と神経節細胞の多くは網膜の中心部分に分布し,周辺部分では減少する9,10).しかし全視細胞に対するS-cone,全神経節細胞に対するM-cell系に対応する神経節細胞の比率はそれぞれ増加し1113),M-cell系に対応する神経節細胞の受容野は網膜周辺部では他の神経節細胞に比べ広くなる12,13).その結果,中心領域の感度より周辺領域の感度が良好になったと予想される.今回は複数回の測定を行うため1回の測定に要する時間が被験者の大きな負担となることや,実際の診療においてはTOPがよく用いられることから,TOPストラテジーでの検———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.26,No.7,2009955(89)討を行った.しかし,FPの正常値を代用したTOPストラテジーをB/Y-FPに用いたため,推定された網膜感度は正しい値とは言いがたい.S-cone系の性質から考える3)と,今回推定された40Hz近い閾値より低いと予想される.再現性に関してもストラテジーを変えると良くなる可能性も考えられ,B/Y-FPの網膜感度も含め,ストラテジーをdynamicまたはnormalに変えての再検討が必要である.TOPストラテジーは明度識別視野に用いられ良好な再現性が認められ14),現在ではFPにも用いられるようになり緑内障患者において高い検出力を示すといった報告がある15).また,最大視標輝度を使用してフリッカー融合頻度を測定するためコントラスト閾値を測定するSWAPよりは中間透光体の影響が少ないこと,理論的にはより早期の緑内障性視野異常を検出することが可能な測定方法ではないかと予想され,B/Y-FPによる初期緑内障のスクリーニングという点では期待が深まる.残念ながら今回の検討では結果のばらつきが大きく,良好な再現性を認めたのは32名中わずか12名(約34%)であったが,反対に34%ではB/Y-FPの評価が可能とも考えられる.今後は,B/Y-FPの正常値の決定とそれに適したストラテジーの選択または改良を行い,臨床上有用な検査方法となるよう検討を行っていく必要があると思われる.文献1)SamplePA,BosworthCF,WeinrebRN:Short-wave-lengthautomatedperimetryandmotionautomatedperim-etryinpatientswithglaucoma.ArchOphthalmol115:1129-1133,19972)HornFK,BrenningA,JunemannAGetal:Glaucomadetectionwithfrequencydoublingperimetryandshort-wavelengthperimetry.JGlaucoma16:363-371,20073)横山実:眼病と青の感覚.臨眼33:111-125,19794)GonzalezdelaRosaM,MartinezA,SanchezMetal:Accuracyoftendency-orientedperimetrywiththeOCTOPUS1-2-3perimeter.InWallM,HeijlA,ed.PerimetryUpdate1996/1997,p119-123,KuglerPubl,GhediniPubl,Amsterdam/NewYork,19975)MatsumotoC,UyamaK,OkuyamaSetal:AutomatedickerperimetryusingtheOCTOPUS1-2-3.InMillsRPed:PerimetryUpdate1992/1993,p435-440,Kugler,Amsterdam/NewYork,19936)BernardiL,CostaVP,ShiromaLO:Flickerperimetryinhealthysubjects:inuenceofageandgender,learningeectandshort-termuctuation.ArqBrasOftalmol70:91-99,20077)WildJM,CubbidgeRP,PaceyIEetal:Statisticalaspectsofthenormalvisualeldinshort-wavelengthautomatedperimetry.InvestOphthalmolVisSci39:54-63,19988)KwonYH,ParkHJ,JapAetal:Test-retestvariabilityofblue-on-yellowperimetryisgreaterthanwhite-on-whiteperimetryinnormalsubjects.AmJOphthalmol126:29-36,19989)CurcioCA,SloanKR,KalinaREetal:Humanphotore-ceptortopography.JCompNeurol292:497-523,199010)CurcioCA,AllenKA:Topographyofganglioncellsinhumanretina.JCompNeurol200:5-25,199011)CurcioCA,AllenKA,SloanKRetal:Distributionandmorphologyofhumanconephotoreceptorsstainedwithanti-blueopsin.JCompNeurol312:610-624,199112)ScheinSJ,MonasterioFM:Mappingofretinalgeniculateneuronsontostriateco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