0910-1810/11/\100/頁/JCOPYや臨床的背景の差などによりAとBのサブタイプに分けられていた.それに加えて最も頻度の多いGroup2AIJRTは病期の進行程度により5つのステージに分類されていた.このGass分類は病態の差異を的確に捉えた非常に優れたものであったが,やや複雑で馴染みにくいものであるのも事実であった.2006年にYannuzziら3)は光干渉断層計(OCT)の所見も踏まえて3年間,36症例の検討を行った.その結果として,Gass分類をよりシンプルに単純化した新分類を提唱し,それらを総称してIdiopathicMacularTelangiectasia(IMT)と命名した.表1にGass分類およびYannuzzi分類の概略を示す.Yannuzzi分類におけるType1IMT(aneurysmaltelangiectasia),Type2IMT(perifovealtelangiectasia)はGass分類におけるGroup1IJRT,Group2IJRTにそれぞれ相当する.はじめに黄斑部毛細血管拡張症とは読んで字のごとく,特発性に黄斑部網膜の毛細血管拡張所見を呈する疾患群の総称である.日常臨床でも一定の確率で遭遇する疾患であるが,一般にその臨床像や病態が広く正しく理解されているとは言い難く,類似の所見を示す疾患と混同されているケースも少なくないと思われる.臨床所見による分類は1982年にGassら1)が初めて報告し,1993年に自身らがそれを改訂したものが長年広く用いられてきた2).同分類においてはIdiopathicJuxtafoveolarRetinalTelangiectasis(IJRT)という名称が用いられ,28年間に及ぶ140例という膨大な症例数の検眼鏡的所見およびフルオレセイン蛍光眼底造影(FA)所見に基づき大きくGroup1IJRT,Group2IJRT,Group3IJRTに分けられ,さらに各グループが重症度(51)205*HidekiKoizumi:京都府立医科大学大学院視覚機能再生外科学〔別刷請求先〕古泉英貴:〒602-0841京都市上京区河原町広小路上ル梶井町465京都府立医科大学大学院視覚機能再生外科学特集●黄斑疾患アップデートあたらしい眼科28(2):205.212,2011黄斑部毛細血管拡張症IdiopathicMacularTelangiectasia古泉英貴*表1黄斑部毛細血管拡張症の分類Gass分類(1993年)呼称:IdiopathicJuxtafoveolarRetinalTelangiectasis(IJRT)(n=140)Yannuzzi分類(2006年)呼称:IdiopathicMacularTelangiectasia(IMT)(n=36)Group1A:VisibleandexudativeIJRT(n=31)Type1:AneurysmalTelangiectasia(n=10)Group1B:Visible,exudative,andfocalIJRT(n=8)Group2A:OccultandnonexudativeIJRT(n=92)(進行程度によりStage1からStage5に分類)Type2:PerifovealTelangiectasia(n=26)(nonproliferativestageとproliferativestageに分類)Group2B:JuvenileoccultfamilialIJRT(n=2)Group3A:OcclusiveIJRT(n=3)Group3B:OcclusiveIJRTassociatedwithcentralnervousType3:OcclusiveTelangiectasia(n=0)systemvasculopathy(n=4)206あたらしい眼科Vol.28,No.2,2011(52)やそれより周辺部にも類似の網膜血管病変を認めることがあり,同様に網膜血管拡張および血管瘤とそれに伴う滲出性変化のみられるCoats病やLeber粟粒状血管腫などと同じスペクトラム上にあるものと考えられている2,3).FAでは耳側縫線を巻き込む拡張した傍中心窩毛細血管および毛細血管瘤がより明らかとなり,造影後期には.胞様黄斑浮腫など著明な蛍光漏出所見を示す(図2).OCTでもFA所見に合致した網膜厚の増加および水分貯留による.胞様変化がみられる(図3).Gass分類のGroup2AIJRTにおける5つのステージもnonproliferativestage,proliferativestageの2つに大きくまとめられた.さらにGass分類のGroup3IJRTに該当する群をType3IMT(occlusivetelangiectasia)と命名したが,実際のYannuzziらの検討では該当する症例は見当たらず,頻度がきわめて少ない特殊例であるなどの理由からこのタイプを分類から除外することが提案されている.本稿ではIMT,その中でも特にわが国での頻度の高いType1IMT,欧米での頻度が高く多施設研究や最新の画像診断により急速に病態の理解が進んでいるType2IMTにフォーカスを当て,各病型タイプの臨床像,鑑別診断のポイント,そして現状での治療戦略につき概説する.IType1IMT:AneurysmalTelangiectasia(Gass分類のGroup1IJRTに相当)1.臨床所見,画像診断所見,自然経過片眼性がほとんどであり(94%),性別では男性が90%を占める2).平均発症年齢は40歳前後であり,わが国ではこのタイプが多いとされている.検眼鏡的にも大小さまざまの毛細血管瘤が確認できる場合もある.血管異常はおもに中心窩耳側を中心にみられ,典型的には病変の周囲に輪状の硬性白斑の析出を伴う著明な黄斑浮腫を認める(図1).傍中心窩の病変だけでなく中間周辺部図2Type1IMTのFA所見初期(左)には多数の血管瘤と毛細血管拡張,後期(右)には旺盛な蛍光漏出を認める.図1Type1IMTのカラー写真中心窩近傍に複数の血管瘤とその周囲に輪状の硬性白斑を認める.(53)あたらしい眼科Vol.28,No.2,2011207なり耳側縫線を巻き込んだ病変分布をとりやすいこと,またBRVOのような動静脈交差部を起点とした病変分布をしないことなどがあげられる.3.治療従来から行われている古典的な光凝固による血管瘤の直接凝固が基本と考えられ,滲出性変化の軽減と視力改善が期待できる2).しかし血管瘤の部位によっては中心窩無血管領域にきわめて近接しているためすべての病変部位の凝固は困難なこともある.最近はインドシアニングリーン蛍光眼底造影が治療対象となる血管瘤の描出に役立つという報告もある4).トリアムシノロン5)や抗血管内皮増殖因子(VEGF)抗体6)の局所注射に関しての報告も散見されるが,安全性および有効性に関していまだコンセンサスが得られておらず,さらに多数例および長期間の治療成績の検証が必要であろう.IIType2IMT:PerifovealTelangiectasia(Gass分類のGroup2IJRTに相当)1.臨床的背景とステージ分類欧米で最も多いタイプである2,3).Type1IMTとは異なり,頻度に性差はみられない.ほぼ全例が両眼性であるが,どちらか一方の眼のみしか症状がないことも多い.平均発症年齢は約55歳である.このタイプでは最近MacTel(MacularTelangiectasia)プロジェクトとしもちろん黄斑浮腫が視力低下のおもな原因となるがその程度はさまざまであり,Gassらの症例での初診時視力の中間値は小数視力換算で(0.5)であった2).症例によっては無治療でも良好な視力経過をたどり,なかには黄斑浮腫の自然消失例もみられるが,進行性の視力低下がみられる場合は治療の対象となる.2.鑑別診断鑑別診断としては二次的な黄斑部毛細血管拡張をきたしうる疾患,すなわち網膜静脈閉塞症,糖尿病網膜症,放射線網膜症などがあるが,黄斑分枝での網膜静脈分枝閉塞症(BRVO),そのなかでもすでに網膜出血の吸収された慢性期の症例が最も見誤りやすい.両者を鑑別するにあたって重要な点はType1IMTではBRVOと異図3Type1IMTのOCT所見.胞様の水分貯留に伴い網膜の肥厚所見を認める.図4Type2IMT(Stage1)カラー写真(左)では特記すべき所見を認めない.FA後期(右)で中心窩耳側に淡い蛍光漏出を認める.208あたらしい眼科Vol.28,No.2,2011(54)Stage2(図5):黄斑部網膜の透明性の低下や網膜表層のクリスタリン様物質といったType2IMTに特徴的な所見が認められるようになる.FAでも造影初期からの中心窩耳側を中心とした毛細血管拡張所見および淡い蛍光漏出を認める.Stage3(図6):FAでの毛細血管拡張はさらに明瞭となり,拡張した網膜細静脈が急に途絶したような所見(rightanglevenules)がみられるようになる.このrightanglevenulesは拡張した深層毛細血管網に急峻な角度で連続する網膜血管を反映していると考えられる.てワールドワイドの多施設研究が行われるなど,急速に病態に対する理解が進んできている.家族発症例もいくつか報告されており7),遺伝子学的研究も進められている.耐糖能異常との関連を示唆する報告もある8)が,その結論はいまだ明らかでない.Gass分類2)では検眼鏡的所見およびFA所見に基づき,病期の進行程度により以下の5つのステージに分類している.Stage1(図4):検眼鏡的にはほぼ正常所見であり,FA後期に傍中心窩にわずかな蛍光漏出を認めるのみである.この時期には通常無症候性である.図5Type2IMT(Stage2)カラー写真(左)では網膜の透明性低下(矢頭),クリスタリン様物質(黄矢印)といった特徴的所見が出現している.FA初期(右)でも毛細血管拡張所見は明らかとなる.図6Type2IMT(Stage3)カラー写真(左)では網膜血管が急に途絶したようにみえるrightanglevenules(矢印)の所見を認める.FA(右)でも毛細血管拡張はさらに明瞭となり,rightanglevenulesと連続しているのがわかる.(55)あたらしい眼科Vol.28,No.2,2011209生血管を伴うproliferativestage(Gass分類のStage5に相当)にシンプルに分類している.Type2IMTではType1IMTと異なり検眼鏡的に明らかな毛細血管瘤や硬性白斑などは通常認めず,病初期の診断はややむずかしい.FAでの毛細血管拡張や蛍光漏出の程度もType1IMTと比較してマイルドである.後述するがType2IMTにおける視機能低下の原因は毛細血管からの漏出よりもむしろ網膜の萎縮性変化によるものが主体と考えられるようになってきている.Stage4(図7):拡張した毛細血管網は網膜外層に向かって進展し,反応性に生じた網膜色素上皮細胞の遊走による色素塊がrightanglevenulesの近傍を中心にみられるようになる.Stage5(図8):Stage4における網膜外層方向へ毛細血管網の侵入と増殖はさらに進行し,その結果として網膜下に新生血管を認めるようになる.Yannuzzi分類3)ではこれらの5つのステージを大きく網膜下新生血管を伴わないnonproliferativestage(Gass分類のStage1からStage4に相当)と網膜下新図7Type2IMT(Stage4)カラー写真(左)では色素沈着を認める.右は同症例のFA.図8Type2IMT(Stage5)カラー写真(左)では網膜下新生血管(矢印)とその周囲に網膜下出血を認める.FA(右)でも網膜下新生血管(矢印)からの蛍光漏出がみられる.210あたらしい眼科Vol.28,No.2,2011(56)見としては,①網膜厚はほとんど増加せずむしろ減少することも多い,②視細胞内節外節接合部(IS/OS)ラインの消失,③FAでの蛍光漏出部位と一致しない中心窩および網膜内層の.胞様変化,などがあげられる(図9)9~12).これらのOCT所見より,Type2IMTの病態は毛細血管からの漏出によるものよりも網膜の萎縮性変化が主体であり,毛細血管の変化は二次的なものではないかと考えられるようになってきた.特にMuller細胞の異常との関連が示唆され13,14),他の非侵襲的イメージング法によりその仮説はさらに支持されるようになってきている.すなわち,Type1IMTとType2IMTは背景に存在する病態から考えてもまったく異なる疾患と考えて差し支えない.共焦点走査レーザー検眼鏡の青色光(波長488nm)を用いた観察では黄斑部に特徴的な横楕円形の反射増強領域が認められ,その領域はFAでの毛細血管拡張所見よりも広い範囲でみられることもType2IMTでの毛細血管変化は二次的な現象である可能性を示唆するものである(図10)15).眼底自発蛍光を用いた研究でも黄斑色素密度の減少がみられ,毛細血管やOCTでの形態変化に先行するため診断的価値が高く,病状の進行のモニタリングにも有効であるとされている16,17).2.最近の画像診断の進歩と病態について近年のOCTによるType2IMTの研究はその病態の理解を飛躍的に進歩させたといえる.特徴的なOCT所図9Type2IMTのOCT所見カラー写真(左上)では中心窩に.胞様所見を認める.FA(右上)では中心窩耳側に蛍光漏出がみられる.OCT(下)では中心窩に.胞様変化(黄矢印)および視細胞内節外節接合部(IS/OS)ラインの消失(矢頭間)がみられるが,網膜の肥厚所見は認めない.OCTでの.胞様変化はFAでの蛍光漏出と部位の一致がみられないことに注目.図10Type2IMTの共焦点走査レーザー検眼鏡所見FA(左)では中心窩耳側に蛍光漏出を認めるが,共焦点走査レーザー検眼鏡の青色光を用いた観察(右)ではより広範囲に特徴的な横楕円形の反射増強領域を認める(矢頭).あたらしい眼科Vol.28,No.2,20112113.視機能障害の特徴Type1IMTのような網膜厚の増加所見がみられないにもかかわらず,Type2IMTでは有意な視機能障害を認める.病初期は軽度の変視症のみであるが,網膜外層萎縮などに伴い中心視力は比較的保持されていても傍中心窩に進行性の感度低下が生じる12,18).そのため読書能力の著明な減少が起こりうることが特徴である19).さらにproliferativestageでは滲出性変化や出血に伴い急激な視力低下も起こりうる.4.鑑別診断NonproliferativestageではType1IMTと同様に糖尿病網膜症,網膜静脈分枝閉塞症,放射線網膜症などとの鑑別が必要である.これらの網膜血管病変との鑑別にはOCT所見が非常に有用であり,Type2IMTでは網膜厚の増加のない萎縮性変化が特徴的である.網膜の透明性低下やクリスタリン様物質,rightanglevenulesやその周囲の色素沈着などType2IMTに特徴的な所見があれば診断の助けになる.また中心窩に.胞様変化を示す症例は特発性黄斑円孔との鑑別が必要であり,実際にType2IMTでも全層黄斑円孔の所見を示すこともある13)ため注意が必要である.重要なこととして,検眼鏡的に一見正常に見えるにもかかわらず変視症が存在する症例では,必ず病初期のType2IMTも鑑別診断に入れておくべきである.Proliferativestageでは加齢黄斑変性との鑑別が必要であるが,通常Type2IMTでは加齢黄斑変性でよくみられるドルーゼンや網膜色素上皮.離を伴わない.5.治療NonproliferativestageにおいてはType1IMTと異なり光凝固は無効である2).視機能障害の原因が血管からの漏出性変化よりもむしろ萎縮性変化が主体であることを考えると驚くことではない.アバスチンRなどの抗VEGF薬の硝子体内注射はFAでの蛍光漏出を一過性に減少させる20)が,毛細血管拡張および漏出はむしろ二次的な変化であるという病態の本質から考えると現状では積極的な使用には疑問が残る.すなわち現状ではnonproliferativestageに対する治療の決定打は存在しないと考えてよい.Proliferativestageでは網膜下新生血管からの滲出性変化の改善に抗VEGF薬の硝子体内注射が有効と考えられる21).しかしエビデンスは強くないため,今後の十分な検証が必要である.IIIType3IMT:OcclusiveTelangiectasia(Gass分類のGroup3IJRTに相当)Gass分類において最も頻度の少ない一群であり,両眼性に中心窩周囲の毛細血管網の閉塞所見が進行性にみられ,その周囲の毛細血管拡張所見および淡い漏出所見を認める(図11)2).通常血管閉塞を起こしうる全身疾患あるいは家族性の中枢神経疾患を認める.しかし病態の正確なメカニズムは不明である.Yannuzziらの検討3)ではこのタイプに該当する症例は存在せず,また全身疾患を伴うことから特発性という概念からは異なること,その病態が毛細血管拡張よりも血管閉塞が主体であること,さらにその罹患頻度がきわめて少ないと考えられることからこのタイプを分類から除外することが提案されている.おわりに本稿ではIMTの診断と病態,鑑別診断,そして治療につき概説した.“血管拡張症”とひとまとめにされて(57)図11Type3IMTのFA所見黄斑部毛細血管の著明な閉塞所見,およびその周囲の血管拡張と淡い蛍光漏出を認める.(RichardF.Spaide先生のご厚意による)212あたらしい眼科Vol.28,No.2,2011いるこの疾患群が,病型タイプにより実はまったく異なる病態生理を背景にもっていることが読者の皆様にリアルに伝われば筆者にとって望外の喜びである.文献1)GassJD,OyakawaRT:Idiopathicjuxtafoveolarretinaltelangiectasis.ArchOphthalmol100:769-780,19822)GassJD,BlodiBA:Idiopathicjuxtafoveolarretinaltelangiectasis.Updateofclassificationandfollow-upstudy.Ophthalmology100:1536-1546,19933)YannuzziLA,BardalAM,FreundKBetal:Idiopathicmaculartelangiectasia.ArchOphthalmol124:450-460,20064)HiranoY,YasukawaT,UsuiYetal:Indocyaninegreenangiography-guidedlaserphotocoagulationcombinedwithsub-Tenon’scapsuleinjectionoftriamcinoloneacetonideforidiopathicmaculartelangiectasia.BrJOphthalmol94:600-605,20105)LiKK,GohTY,ParsonsHetal:Useofintravitrealtriamcinoloneacetonideinjectioninunilateralidiopathicjuxtafovealtelangiectasis.ClinExperimentOphthalmol33:542-544,20056)GamulescuMA,WalterA,SachsHetal:Bevacizumabinthetreatmentofidiopathicmaculartelangiectasia.GraefesArchClinExpOphthalmol246:1189-1193,20087)GilliesMC,ZhuM,ChewEetal:Familialasymptomaticmaculartelangiectasiatype2.Ophthalmology116:2422-2429,20098)ChewEY,MurphyRP,NewsomeDAetal:Parafovealtelangiectasisanddiabeticretinopathy.ArchOphthalmol104:71-75,19869)KoizumiH,IidaT,MarukoI:Morphologicfeaturesofgroup2Aidiopathicjuxtafoveolarretinaltelangiectasisinthree-dimensionalopticalcoherencetomography.AmJOphthalmol142:340-343,200610)GaudricA,DucosdeLahitteGetal:Opticalcoherencetomographyingroup2Aidiopathicjuxtafoveolarretinaltelangiectasis.ArchOphthalmol124:1410-1419,200611)PaunescuLA,KoTH,DukerJSetal:Idiopathicjuxtafovealretinaltelangiectasis:newfindingsbyultrahigh-resolutionopticalcoherencetomography.Ophthalmology113:48-57,200612)MarukoI,IidaT,SekiryuTetal:Earlymorphologicalchangesandfunctionalabnormalitiesingroup2Aidiopathicjuxtafoveolarretinaltelangiectasisusingspectraldomainopticalcoherencetomographyandmicroperimetry.BrJOphthalmol92:1488-1491,200813)KoizumiH,SlakterJS,SpaideRF:Full-thicknessmacularholeformationinidiopathicparafovealtelangiectasis.Retina27:473-476,200714)KoizumiH,CooneyMJ,LeysAetal:Centripetalretinalcapillaryproliferationinidiopathicparafoveolartelangiectasis.BrJOphthalmol91:1719-1720,200715)CharbelIssaP,BerendschotTT,StaurenghiGetal:Confocalbluereflectanceimagingintype2idiopathicmaculartelangiectasia.InvestOphthalmolVisSci49:1172-1177,200816)HelbHM,CharbelIssaP,VANDERVeenRLetal:Abnormalmacularpigmentdistributionintype2idiopathicmaculartelangiectasia.Retina28:808-816,200817)WongWT,ForooghianF,MajumdarZetal:Fundusautofluorescenceintype2idiopathicmaculartelangiectasia:correlationwithopticalcoherencetomographyandmicroperimetry.AmJOphthalmol148:573-583,200918)CharbelIssaP,HelbHM,RohrschneiderKetal:Microperimetricassessmentofpatientswithtype2idiopathicmaculartelangiectasia.InvestOphthalmolVisSci48:3788-3795,200719)FingerRP,CharbelIssaP,FimmersRetal:Readingperformanceisreducedbyparafovealscotomasinpatientswithmaculartelangiectasiatype2.InvestOphthalmolVisSci50:1366-1370,200920)CharbelIssaP,FingerRP,HolzFGetal:Eighteenmonthfollow-upofintravitrealbevacizumabintype2idiopathicmaculartelangiectasia.BrJOphthalmol92:941-945,200821)MandalS,VenkateshP,AbbasZetal:Intravitrealbevacizumab(Avastin)forsubretinalneovascularizationsecondarytotype2Aidiopathicjuxtafovealtelangiectasia.GraefesArchClinExpOphthalmol245:1825-1829,2007(58)