WOC2014東京開催が目前に迫ってきました.多くの日本の眼科医にとって,日本で開催される国際眼科学会を経験することができる,生涯を通じて貴重な唯一の機会になることでしょう.私は日本眼科医会の執行部役員として,WOC各種委員会に参加させていただいております.前回はアブダビ,前々回はベルリンで開催されたWOCに委員として出席して参りました.ベルリンではドイツの伝統や歴史に触れることができ,アブダビでは場内を歩き回るだけで筋肉痛になるほど,世界で開催されるどの学会より学会場が広く,何でも世界一を目指す国の姿勢を感じることができました.WOC2014東京では,「おもてなしの心」で学会参加者をお迎えしようということになりました.日本がもっとも美しく,日本らしい春の桜の咲く時期に「おもてなしの心」と日本特有の「きめ細やかな配慮」で学会運営をさせていただき,日本の伝統を感じ取ってお帰りいただきたいというのが我々の願いです.大鹿哲郎WOC2014会長も「世界から多くの眼科医を迎え,わが国のハイテクと伝統の融合を味わっていただきたい」と述べています.さて,日本眼科医会は1978年に京都で開催された国際眼科学会にも最大限の協力をさせていただきました.会員へ学会参加の呼びかけを行い,多くの国内参加者で賑わったそうです.なお,1978年京都大会の事前登録料が7万円,当日登録料は8万円と当時としてはかなり高額で,それに比べWOC2014東京の登録費用がとても割安であることがわかります.さらに,寄付金の呼びかけや組織委員会議事録などを日本眼科医会雑誌『日本の眼科』に掲載し,その結果1億円以上のご寄付をいただいたそうです.各種委員会にも20名の日本眼科医会役員を参加させました.現在でも「予想以上の参加者に湧いた国際学会」と,当時を知る先生方からは評価されています.WOC2014東京は,前回の京都開催を大きく上回る規模になることは間違いありませんが,その成功には日本眼科学会と日本眼科医会,そして日本国内の眼科の先生方の協力が不可欠です.日本眼科医会役員として,京都大会のときと同様,今回のWOC2014東京へのご協力をお願いする次第です.WOC2010ベルリンの参加者は,参加者総数が13,100人でその約半数がドイツ国内からの登録者であったそうです.他の国で開催された場合も同様で,ほぼ半数は国内からの参加者であったようです.WOC2014東京も12,000人以上の参加者を目指していますが,そのためにも,7,000人以上の日本国内からの参加者が必要です.日常の臨床でお忙しい日本の先生方が,海外に出向く機会は少ないのが現状ではありますが,WOC2014東京の参加を今後の国際交流を深めていくうえでの足掛りにしていただきたいと願っております.WOC2014への道あとカ月小沢忠彦小沢眼科内科病院,日本眼科医会常任理事写真第23回国際眼科学会(1978年5月14~20日,京都)開会式3WOC2014東京開催が目前に迫ってきました.多くの日本の眼科医にとって,日本で開催される国際眼科学会を経験することができる,生涯を通じて貴重な唯一の機会になることでしょう.私は日本眼科医会の執行部役員として,WOC各種委員会に参加させていただいております.前回はアブダビ,前々回はベルリンで開催されたWOCに委員として出席して参りました.ベルリンではドイツの伝統や歴史に触れることができ,アブダビでは場内を歩き回るだけで筋肉痛になるほど,世界で開催されるどの学会より学会場が広く,何でも世界一を目指す国の姿勢を感じることができました.WOC2014東京では,「おもてなしの心」で学会参加者をお迎えしようということになりました.日本がもっとも美しく,日本らしい春の桜の咲く時期に「おもてなしの心」と日本特有の「きめ細やかな配慮」で学会運営をさせていただき,日本の伝統を感じ取ってお帰りいただきたいというのが我々の願いです.大鹿哲郎WOC2014会長も「世界から多くの眼科医を迎え,わが国のハイテクと伝統の融合を味わっていただきたい」と述べています.さて,日本眼科医会は1978年に京都で開催された国際眼科学会にも最大限の協力をさせていただきました.会員へ学会参加の呼びかけを行い,多くの国内参加者で賑わったそうです.なお,1978年京都大会の事前登録料が7万円,当日登録料は8万円と当時としてはかなり高額で,それに比べWOC2014東京の登録費用がとても割安であることがわかります.さらに,寄付金の呼びかけや組織委員会議事録などを日本眼科医会雑誌『日本の眼科』に掲載し,その結果1億円以上のご寄付をいただいたそうです.各種委員会にも20名の日本眼科医会役員を参加させました.現在でも「予想以上の参加者に湧いた国際学会」と,当時を知る先生方からは評価されています.WOC2014東京は,前回の京都開催を大きく上回る規模になることは間違いありませんが,その成功には日本眼科学会と日本眼科医会,そして日本国内の眼科の先生方の協力が不可欠です.日本眼科医会役員として,京都大会のときと同様,今回のWOC2014東京へのご協力をお願いする次第です.WOC2010ベルリンの参加者は,参加者総数が13,100人でその約半数がドイツ国内からの登録者であったそうです.他の国で開催された場合も同様で,ほぼ半数は国内からの参加者であったようです.WOC2014東京も12,000人以上の参加者を目指していますが,そのためにも,7,000人以上の日本国内からの参加者が必要です.日常の臨床でお忙しい日本の先生方が,海外に出向く機会は少ないのが現状ではありますが,WOC2014東京の参加を今後の国際交流を深めていくうえでの足掛りにしていただきたいと願っております.WOC2014への道あとカ月小沢忠彦小沢眼科内科病院,日本眼科医会常任理事写真第23回国際眼科学会(1978年5月14~20日,京都)開会式3(83)あたらしい眼科Vol.31,No.1,2014830910-1810/14/\100/頁/JCOPY