———————————————————————-Page1(107)11130910-1810/09/\100/頁/JCOPY45回日本眼感染症学会原著》あたらしい眼科26(8):11131117,2009cはじめに糸状菌による角膜真菌症は,一般的に遷延化しやすい.初期治療に抵抗する症例は31%であり1),角膜真菌症の治療期間は平均2575日と報告されている2,3).2025%の角膜真菌症では治療的角膜移植を要し,その手術までの期間については19±40日あるいは530日間と報告されている4,5).今〔別刷請求先〕佐々木香る:〒860-0027熊本市西唐人町39番地出田眼科病院Reprintrequests:KaoruAraki-Sasaki,M.D.,IdetaEyeHospital,39Nishi-Tohjinmachi,Kumamoto860-0027,JAPAN1年以上角膜内に生息したPenicillium属による角膜真菌症の1例山本恭三*1佐々木香る*1砂田淳子*2園山裕子*1石川章夫*3刑部安弘*3天野史郎*4浅利誠志*2出田秀尚*1*1出田眼科病院*2大阪大学医学部付属病院臨床検査部*3東京医科大学病理学講座*4東京大学医学部眼科学教室KeratomycosisCausedbyPenicilliumsp.SurvivinginCorneaforOver1Year:CaseReportTakamiYamamoto1),KaoruAraki-Sasaki1),AtsukoSunada2),HirokoSonoyama1),AkioIshikawa3),YasuhiroOsakabe3),ShiroAmano4),SeishiAsari2)andHidenaoIdeta1)1)IdetaEyeHospital,2)DepartmentofMedicalTechnology,OsakaUniversityHospital,3)DepartmentofPathology,TokyoMedicalUniversity,4)DepartmentofOphthalmology,UniversityofTokyoSchoolofMedicine長期間角膜内に生息した角膜真菌症を経験した.症例は78歳,男性,右眼.他院にてPenicillium属による角膜真菌症と診断され,ピマリシンとミカファンギンナトリウム局所頻回投与にて加療されたが寛解・再燃をくり返し,1年以上も上皮欠損が持続するため出田眼科病院を紹介された.薬剤毒性と判断し,抗真菌薬を減量したところ,角膜実質深部の羽毛状病変,endothelialplaqueの出現を認めたため,ボリコナゾール点眼,ピマリシン眼軟膏,イトリゾール内服に変更した.角膜実質表層切除にて採取した組織からPenicillium属が多数分離された.E-testR,ASTYRに基づいた感受性試験で,ボリコナゾールは高い薬剤感受性を示したが,ミカファンギンナトリウムの感受性はボリコナゾールに比して低いことが示された.ボリコナゾールとミコナゾールの頻回点眼にて臨床所見は改善するも,菲薄化が進行し,治療的全層角膜移植を要した.Penicillium属は,感受性の低い抗真菌薬加療によって,1年以上静菌的に角膜内に生息しうることが示唆された.Wereportacaseofkeratitiscausedbyfungusthatsurvivedinthecorneaforalongperiod.Thepatient,a78-year-oldmalediagnosedwithkeratomycosiscausedbyPenicilliumsp.inhisrighteye,wasreferredtous1yearafteronset.Hesueredrepeatedepisodesofkeratomycosisremissionandrelapse,withpersistentepithelialdefect,despitefrequentinstillationoftopicalpimaricinandmicafunginsodium.Hyphalgrowthpatternsandanendothelialplaquedevelopedaftertheeyedropusewastaperedo,sowechangedthetreatmentregimentotopi-calvoriconazole,pimaricinointmentandoralitraconazole.ThePenicilliumsp.wasisolatedfromcornealbiopsies.E-testRandASTYRshowedthatvoriconazolehadhighantifungalactivityincomparisontomicafunginsodium.Theulceratedcorneabecamethinnerdespitefrequentinstillationoftopicalvoriconazoleandmiconazole,sothera-peuticpenetratingkeratoplastywaseventuallyperformed.Penicilliumsp.cansurviveinthecorneaforoverayearwithinsucientlyeectiveantifungaltherapy.〔AtarashiiGanka(JournaloftheEye)26(8):11131117,2009〕Keywords:角膜真菌症,ペニシリウム,感受性,治療的角膜移植,ボリコナゾール.keratomycosis,Penicillium,antifungalactivity,therapeuticpenetratingkeratoplasty,voriconazole.———————————————————————-Page21114あたらしい眼科Vol.26,No.8,2009(108)回,筆者らは,抗真菌薬を頻回に点眼しているにもかかわらず,1年以上の長期間にわたって穿孔することなく角膜内に生息したPenicillium属による角膜真菌症を経験したので報告する.I症例および所見患者:78歳,男性.主訴:右眼の異物感.内科既往歴:ヘモグロビンA1C(HbA1C)7%前後の糖尿病,高血圧症,狭心症.眼科既往歴:特記すべきことなし.家族歴:特記すべきことなし.現病歴:2007年2月頃に右眼の異物感と充血を自覚したため,近医眼科を受診した.病巣擦過物よりPenicillium属が検出され,角膜真菌症としてピマリシン5%点眼1時間ごと,ミカファンギンナトリウム0.1%点眼1時間ごと,フルコナゾール全身投与で加療された.一旦軽快したが,点眼のコンプライアンスの低下もあり,寛解・再燃をくり返した.1年以上経過するも,上皮欠損が残存するため,加療目的で2008年2月に出田眼科病院(以下,当院)を紹介受診した.角膜掻爬や感受性検査の施行歴はなかった.初診時(第0病日)所見:矯正視力は右眼10cm指数弁,左眼0.8.角膜中央に一部菲薄化を伴う潰瘍と遷延性上皮欠損を認めたが,毛様充血は軽度で,角膜後面沈着物やDescemet膜皺襞,endo-thelialplaque,前房蓄膿は認めなかった(図1).両眼に軽度の白内障を認めたが,角膜混濁のため,眼底の詳細な観察は不能であった.II治療経過と結果当院初診時,ピマリシン5%点眼1時間ごと,ミカファンギンナトリウム0.1%点眼1時間ごと,レボフロキサシン点眼1日4回を投与されていた.潰瘍底は硬く乾燥した感じであること,辺縁は白く隆起した遷延性上皮欠損様であること,毛様充血や実質内細胞浸潤が非常に軽度であったことから真菌症の活動性は低く,主として薬剤毒性による遷延性角膜上皮欠損と判断し,ピマリシン5%点眼1回/日,ミカファンギンナトリウム0.1%点眼(ファンガードR注射液を生理食塩水で0.1%に調整して使用)6回/日に減量した.治療経過を図2に示す.抗真菌薬減量の翌日(第1病日),臨床所見の急激な悪化を認めた.角膜実質浮腫とともにendothelialplaqueが明瞭となり,毛様充血,流涙が高度となり,上皮欠損部も拡大した(図3).真菌がまだ生存しているとの判断で,抗真菌療法を強化する目的で,ボリコナゾール1%点眼(ブイフェンドR注射液を生理食塩水で1%に調整して使用)6回/日を追加,ピマリシン眼軟膏3回/日塗布に変更し,イトラコナゾール150mg/日内服に治療を変更した.第8病日には実質浮腫,細胞浸潤は減少し,endothelialplaqueは縮小した.しかし遷延性上皮欠損が持続するため,潰瘍底の壊図1初診時の右眼前眼部写真角膜中央に一部菲薄化を伴う潰瘍と遷延性上皮欠損を認めるが,毛様充血や実質内細胞浸潤が非常に軽度.眼軟膏点眼内服点第病日結膜下注射ピマリシン眼軟膏ピマリシン5ミカファンギンナトリウム0.1ボリコナゾール1ミコナゾール0.1レボフロキサシンイトラコナゾールボリコナゾールボリコナゾール時間ごと1×1時間ごと4×0(初診)18(実質切除)28(実質切除)36(全層移植)図2治療経過図3抗真菌薬減量翌日の前眼部写真角膜実質浮腫,endothelialplaque,毛様充血が高度となり,上皮欠損部が拡大した.———————————————————————-Page3あたらしい眼科Vol.26,No.8,20091115(109)死組織を除去する目的と,真菌の存在部位を確認する目的で,表層角膜切除術を施行し,組織診,培養,感受性試験を行った.組織診では,切除した角膜実質全層にわたってPAS(過ヨウ素酸Schi染色)陽性の菌糸が多数,確認された.角膜切除物および擦過物をSabouraud寒天培地にて26℃で培養し,発育コロニーをラクトフェノールコットンブルー染色にて検鏡したところ,青色の筆状構造がみられ,Penicillium属と同定された(図4).抗真菌薬感受性試験用キットのE-testR(ABBiodisk社,薬剤濃度勾配法)による最小発育阻止濃度(minimuminhibi-toryconcentration:MIC)測定結果(図5)では,ボリコナゾールのMICが0.125μg/mlと最小であった.ASTYR(極東)によるMIC測定結果では,ミコナゾールとミカファンギンナトリウムのMICは2.0μg/mlであり,ボリコナゾールに比べて感受性は低かった.本菌は,ASTYR本来の方法では測定困難なため,指定の培地で分生子を104個に調整後,各穴に接種し,測定を行った.Penicillium属を含む糸状菌は明確なブレークポイントが定められていないため,「深在性真菌症の診断・治療ガイドライン2007」を参考にし,投薬後の前房内および硝子体内薬剤濃度よりもMICが低いボ42272oab図4表層角膜切除片の組織診と培養結果a:角膜実質切除片の全領域にPAS陽性の菌糸を多数検出.b:Penicillium属が分離・培養された.①:ボリコナゾール②:アムリシンB③:5-FC:フルコナゾール:イトラコナゾール①③②図5EtestRによる感受性試験結果ボリコナゾールの周囲に大きな阻止帯を認めた.接種薬液量:各50μl,培養条件:25℃・3日間,培地:RPMI寒天培地.ab図6全層移植前の前眼部写真と切除組織a:全層移植直前の右眼前眼部写真.角膜中央の遷延性上皮欠損は縮小し,実質内細胞浸潤はごく軽度.b:切除角膜片組織.実質中層に菌糸(矢印)をわずかに認める.———————————————————————-Page41116あたらしい眼科Vol.26,No.8,2009(110)リコナゾールを高感受性,MICが高いミコナゾールとミカファンギンナトリウムを低感受性と判定した.角膜表層切除の翌日,再び臨床所見は悪化した.前房蓄膿,プラーク,毛様充血の悪化を認め,角膜真菌症の活動性が上昇したと思われた.組織診にて,まだ相当量の真菌が生存していたことから,ボリコナゾールの点眼回数を1時間ごとに増加したところ,約2週間で再び臨床所見は改善した.そこで,治療効果判定目的で第28病日に再度角膜実質切除を施行し,切除組織を培養したところ,依然としてPenicil-lium属が分離培養された.感受性試験結果に基づいて,0.1%ミコナゾール(フロリードR注射液を生理食塩水で0.1%に調整して使用)の1時間ごと点眼,ボリコナゾール結膜下注射と全身投与を追加し,臨床所見はさらに改善したが,菲薄化が進行し,患者の強い要望もあったため,第39病日に保存角膜を用いた全層角膜移植を施行した.その切除組織では,角膜実質中層にわずかな菌糸を認めるのみであった(図6).術後は2カ月かけて抗真菌薬を漸減中止するも真菌症の再発は認めず,抗真菌薬中止5カ月後,新鮮角膜を用いた全層角膜移植と水晶体再建術を施行し,2008年12月20日現在,右眼矯正視力は(0.3×sph+0.5D(cyl6.0DAx60°)である.III考按真菌の角膜感染が成立した後,真菌因子,薬剤因子,角膜因子が病態の進行に影響を及ぼす.真菌因子は,菌種と菌量であり,薬剤因子は,薬剤感受性,角膜透過性と毒性,角膜因子は,炎症反応の程度や創傷治癒力である.これらのバランスにより遷延化することがある.角膜真菌症の起因菌同定には角膜擦過物の塗抹検査,培養検査が重要であるが,その活動性については臨床所見から推測する必要がある.本症例では,初診時,潰瘍底は硬く乾燥した遷延性上皮欠損様であったこと,毛様充血や実質内細胞浸潤が非常に軽度であったことから薬剤毒性と判断し抗真菌薬を減量したところ,急激に悪化,再燃した.このことから,初診時の病態として,角膜内に真菌は静菌的に生存していたことが示唆された.すなわち1年前に分離されていたPenicillium属が当院初診時まで継続して生息していたと考えられる.Candida属は長期にわたって角膜に生息し,白色針状および分枝状の実質内混濁,無痛性で角膜や前房内に炎症所見が乏しいことを特徴とするinfectiouscrystallinekeratopathyの病態を示しうることが報告されている6).今回の症例は細隙灯顕微鏡観察にて,crystallinekeratopathyに特徴的な結晶様所見がみられなかったこと,定期的に明らかな炎症所見をくり返していたことなどから,infectiouscrystallinekeratopathyの病態を示さず長期間角膜内に生息したまれな角膜真菌症と考えられた.今回の原因菌が,長期間角膜内に生息した理由として,①原因菌の低い毒性,②低感受性抗真菌薬の使用,③潰瘍底における壊死性物質による創傷治癒阻害と薬剤透過性阻害の3つがあげられる.Penicillium属は,大気中,土壌,植物を中心とした生活環境中に広く生息する糸状菌であるが,Fusarium属やAspergillus属などが角膜破壊傾向が強く,角膜穿孔率が高いのに比して1),増殖が遅く,病原性,活動性が低い.そのため角膜真菌症にしては臨床像が鎮静化されてみえる場合があると思われる.既報のPenicillium属による角膜真菌症によると,難治で角膜移植を要した例もある7,8)が,薬剤のみで比較的速やかに瘢痕治癒した症例もある2,9).さらに,感受性試験結果から,ボリコナゾールは高い薬剤感受性を,当院初診時まで近医で頻回点眼されていたミカファンギンナトリウムの感受性はボリコナゾールに比して低く,静菌的作用にとどまる可能性が示された.この感受性の低い抗真菌薬使用によって,Penicillium属を静菌的に長期間角膜内に生存させた可能性が示唆される.加えて,長期間の上皮欠損により潰瘍底に壊死物質が蓄積され,これが除去されなかったことによって,抗真菌薬の角膜内移行を妨げたことも,長期生息につながったと考えられる.このように遷延化させないためには,糸状菌に対しても薬剤感受性試験を行うことの重要性が高まりつつある10).現在,抗菌薬投与の指標として行われている感受性検査は,敗血症や呼吸器感染症などに対する全身投与を考慮したMIC測定であるが,その測定濃度と点眼薬としての用いる濃度とは約10100万倍異なるため薬剤選択の目安にはなるが,実際の臨床効果と必ずしも一致しない.また,糸状菌に対する抗真菌薬の感受性測定はいまだ明確に確立されておらず,現在市販されているキットを用いてすべての薬剤の感受性測定を行うのは困難である.今回は,ミコナゾールおよびミカファンギンナトリウムの感受性傾向を知るため,ASTYRとE-testRとの相関は不確実ではあるが,両キットを併用し測定を行った.一般的にE-testRによる感受性検査結果は,感染性角膜炎の薬剤選択の目安にはなるが,実際の臨床効果と必ずしも一致しないとされている1113).しかし,本症例では,E-testRで高度感受性を示したボリコナゾールを中心とした抗真菌薬治療に変更してからは徐々に臨床所見も改善し,切除片の病理組織でも菌糸は減少し,その治療効果は明らかであった.糸状菌による角膜炎の視力予後は不良であり,同一菌種であっても感受性に差があることが多い14)ので,ボリコナゾールなどの新しい薬剤も含めた感受性試験のデータ蓄積が必要であると考える.ボリコナゾールは新しいアゾール系の抗真菌薬であり,広い抗真菌スペクトルを有し,従来の抗真菌薬に抵抗性であったFusarium属やAspergillus属にも有効例が報告されている.1%ボリコナゾール点眼は,角膜上皮のタイトジャンクションが障害されていなくても角膜透過性が良好で,安全性———————————————————————-Page5あたらしい眼科Vol.26,No.8,20091117(111)が高いことが報告されている15).筆者らが検索した限り,Penicillium属による角膜真菌症に対してボリコナゾール点眼が有効であったという報告はなく,今後は治療薬の選択肢になると考えられた.今回Penicillium属は,感受性の低い抗真菌薬投与の下,1年以上もの間,角膜内に生息しうることが示された.角膜真菌症の遷延化,重症化を防ぐには,感受性試験が必須であり,その治療効果判定には,臨床所見の評価とともに組織採取による診断および培養も重要であると考えられた.文献1)LalithaP,PrajnaNV,KabraAetal:Riskfactorsfortreatmentoutcomeinfungalkeratitis.Ophthalmology113:526-530,20062)妙中直子,日比野剛,福田昌彦ほか:近畿大学眼科で1995年より経験した11例の角膜真菌症の検討.眼紀48:883-886,19973)鈴木崇,宇野敏彦,宇田高広ほか:糸状菌による角膜真菌症における病型と予後の検討.臨眼58:2153-2157,20044)VemugantiGK,GargP,GopinathanUetal:Evaluationofagentandhostfactorsinprogressionofmycotickerati-tis:Ahistologicandmicrobiologicstudyof167cornealbuttons.Ophthalmology109:1538-1546,20025)XieL,DongX,ShiW:Treatmentoffungalkeratitisbypenetratingkeratoplasty.BrJOphthalmol85:1070-1074,20016)MatsumotoA,SanoY,NishidaKetal:Acaseofinfec-tiouscrystallinekeratopathyoccurringlongafterpene-tratingkeratoplasty.Cornea17:119-122,19987)濱生仁子,足立格郁,鈴木克佳ほか:治療的全層角膜移植術が奏効した角膜真菌症の1例.臨眼57:363-366,20038)石倉涼子,池田欣史,山崎厚志ほか:Aspergillus角膜真菌症に対する治療的角膜移植後1年でPenicillium感染を起こした1例.あたらしい眼科25:379-383,20089)高橋信夫,北川和子,桜木章三ほか:角膜真菌症の治療経験.眼紀34:972-979,198310)InoueT,InoueY,AsariSetal:UtilityofEtestinchoos-ingappropriateagentstotreatfungalkeratitis.Cornea20:607-609,200111)QiuWY,YaoYF,ZhuYFetal:Fungalspectrumidentiedbyanewslidecultureandinvitrodrugsuscep-tibilityusingEtestinfungalkeratitis.CurrEyeRes30:1113-1120,200512)LalithaP,ShapiroBL,SrinivasanMetal:AntimicrobialsusceptibilityofFusarium,Aspergillus,andotherla-mentousfungiisolatedfromkeratitis.ArchOphthalmol125:789-793,200713)砂田淳子,上田安希子,井上幸次ほか:感染性角膜炎全国サーベイランス分離菌における薬剤感受性と市販点眼薬のpostantibioticeectの比較.日眼会誌110:973-983,200614)XieL,ZhaiH,ZhaoJetal:AntifungalsusceptibilityforcommonpathogensoffungalkeratitisinShandongProv-ince,China.AmJOphthalmol146:260-265,200815)HariprasadSM,MielerWF,LinTKetal:Voriconazoleinthetreatmentoffungaleyeinfections:areviewofcur-rentliterature.BrJOphthalmol92:871-878,2008***