特集●光干渉断層計アップデート2013あたらしい眼科30(1):47.55,2013特集●光干渉断層計アップデート2013あたらしい眼科30(1):47.55,2013後眼部編病的近視における視神経イメージングOpticNerveImagingbySweptSourceOCT大野京子*はじめに強膜篩状板,球後視神経などの深部の構造はこれまで生体で観察することは困難であり,そのためほとんどの研究が死体眼を用いた組織学的研究であった.しかし最近になり,enhanceddepthimagingopticalcoherencetomography(EDI-OCT)やsweptsourceOCTなどのOCT技術の発展により,より深部を鮮明に観察することが可能となり,生体における新知見が報告されている.本稿では,主として筆者らが検討してきた,病的近視における視神経イメージングの成果を中心に,OCT図1OCTによる視神経周囲くも膜下腔の観察A.D:病的近視眼,E,F:正視眼.A:大きな輪状コーヌスを伴う病的近視眼の視神経乳頭.B:同患者の乳頭を通る斜め方向のOCTBスキャン画像では,視神経の両側に硝子体側に逆三角形状に拡張したくも膜下腔を低反射像として観察される.くも膜下腔内を横切るarachnoidtrabeculaeが帯状,dot状にみられる.乳頭周囲強膜は視神経に向かって食い込んだ後(矢印),くも膜下腔周囲の軟膜へと移行している(赤矢頭).乳頭上方では,乳頭周囲強膜が硬膜へと移行するのが観察される(青矢頭).C:耳側コーヌスを伴う病的近視眼の視神経乳頭.D:同患者の乳頭を通る垂直.斜め方向のOCTBスキャン画像では,視神経下方にくも膜下腔が低反射像として観察され,その中にarachnoidtrabeculaeのdot状の陰影がみえる.乳頭周囲強膜は視神経に突出した後に,軟膜へと移行している(赤矢頭).E:正視眼の視神経乳頭.F:同患者の乳頭を通る斜め方向のOCTBスキャン画像.正視眼では視神経周囲にくも膜下腔は観察されない.(文献2より)の進歩により可能となった視神経解析について述べる.I病的近視の視神経イメージング1.視神経周囲くも膜下腔の観察病的近視眼では視神経周囲のコーヌスを通してその後方にあるくも膜下腔を観察することが可能である1,2).Parkらは,EDI-OCTを用いて25眼でくも膜下腔を観察し,うち17眼は大きなコーヌスを伴う強度近視眼であった1).筆者らは,sweptsourceOCTを用いて124眼の強度近視眼でくも膜下腔を描出できた2).くも膜下*KyokoOhno-Matsui:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野〔別刷請求先〕大野京子:〒113-8519東京都文京区湯島1-5-45東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野0910-1810/13/\100/頁/JCOPY(47)47図2視神経周囲に広がるくも膜下腔のCスキャン画像A:図1Aと同一患者の視神経乳頭所見.大きな輪状コーヌスを伴う.緑の四角はOCTでスキャンした範囲を示す.B:視神経乳頭のOCTBスキャン画像.緑の線は上からC,D,Eの図で画像を再構成した高さを表す.C.E:視神経乳頭の上下に広範囲にくも膜下腔が低反射像としてみられる(矢頭内).くも膜下腔の内部に太いarachnoidtrabeculaeがみえる.Cでは赤四角で囲んだ範囲で強膜篩状板の孔が明瞭にみえる.F:Cの赤四角の拡大.篩状板の孔が明瞭に観察できる.(文献2より)腔を観察できた強度近視症例の平均屈折度は.15.2Dで,平均眼軸長は30.4mmであった.強度近視眼では,くも膜下腔は眼球に近いほうを基底部とする三角状の低反射として観察され(図1),くも膜下腔が拡大していた.Cスキャン画像では,視神経乳頭周囲のコーヌス内の広範囲に太いarachnoidtrabeculaeを含むくも膜下腔が観察される(図2).強膜篩状板内面とくも膜下腔の最短距離は252.4±110.9μm,くも膜下腔上の強膜厚の最48あたらしい眼科Vol.30,No.1,2013図3硝子体腔とくも膜下腔が近接している症例A:病的近視患者の視神経乳頭所見.B:同患者のGoldmann視野所見.上下視野に不規則な狭窄がみられる.C:Aの左側のスキャンラインでのOCTBスキャン画像.視神経乳頭部にpit様の孔があいており,pitを介して,硝子体腔とくも膜下腔(矢頭)の距離は120μmまで近接している(矢印間).D:Aの右側のスキャンラインでのOCTBスキャン画像.このスキャンでは,硝子体腔とくも膜下腔(矢頭)の距離は240μmまである(矢印間).(文献2より)短値は190.6±51.2μmであり,くも膜下腔上の強膜はきわめて菲薄化していた(図3).さらに1例において,視神経周囲のpit様裂隙を介して硝子体腔とくも膜下腔が直接交通している症例がみられた(図4).直接交通しているような症例では,強膜篩状板と乳頭周囲強膜との連続性は完全に断たれているため,眼圧変化に対し,きわめて脆弱であると推察される.さらに,硝子体とくも膜下腔の交通により,両者の液成分が変化する可能性も考えられる.しかし一方で,translaminarpressureはゼロになると考えられるため,直接交通が視神経障害にとって良い方向に働くのか悪い方向に働くのかは今後の検討を要する.2.後天的pit形成病的近視眼では視神経乳頭内もしくはコーヌス内にpit様の裂隙がみられる3)(図5,6).198眼の強度近視眼を調べたところ,32眼(16.2%)にpitが認められ,うち1/3は乳頭pit,残り2/3はコーヌスpitであった.乳頭pitは主として乳頭面積が大きい巨大乳頭様の症例(48)図4コーヌス内のpit様裂隙を介して硝子体腔とくも膜下腔に直接交通がみられた症例A:大きな輪状コーヌスを伴う巨大乳頭様である.B:OCT画像から再構成したCスキャン画像では,乳頭耳側のコーヌス内に2つのpitがある(矢印).C:もう少し深い部位ではpitはそのままくも膜下腔に移行している.D:BとCの点線でスキャンしたOCT画像では.視神経の耳側強膜にpitがあり,強膜は同部位で完全に離解している(矢印).そのため,硝子体腔とくも膜下腔が交通している.E:BとCの実線でスキャンしたOCT画像でも,硝子体腔とくも膜下腔の交通がみられる.F:同患者のGoldmann視野では傍中心暗点がみられる.(文献2より)において,乳頭の上極もしくは下極に生じていた.乳頭pitは篩状板のレベルより深くなると,内径が拡大することが多いため,断面は洋ナシ型,卵型を呈することが多い.深いものでは1mm以上もの深さに達する.一方,コーヌスpitはほとんどの症例でCurtin分類4)のtypeIXぶどう腫を合併する眼に生じ,乳頭耳側のridgeの斜面に生じていた.コーヌスpitの場合には,このpitを通じてすぐ後方にあるくも膜下腔と交通する症例がある.連続スキャンにより,乳頭pitの形成初期にはまず強膜篩状板と乳頭周囲強膜との離解が生じ,コーヌスpitの形成初期には,乳頭耳側強膜内に強膜分離様所見がみられ,それらが後にpitに発展することが示唆された(図5,6).乳頭pitの形成においては,乳頭の上下極は強膜篩状板が薄く,また網目構造が脆弱な部位であり,そのために視神経乳頭が機械的に伸展された場合に最も破綻しやすい部位であるため,pitが好発するのではないかと考えられる.また,コーヌスpitの場合には,必ずtypeIXぶどう腫における乳頭耳側ridgeの内側の斜面に生じる.耳側ridgeの内側の斜面はもともと強膜が硬膜と軟膜に分かれた後のため,強膜が菲薄化しており,眼軸延長に際し,最も伸展されやすく,この部位の強膜に生じた強膜分離がpitに発展すると推察される.乳頭pit,コーヌスpitの形成メカニズムのシェーマを図7,8に示す.また,そのほかのタイプとして,球後の短後毛様動脈がコーヌス内で眼球に刺入するような症例では,コーヌスの拡大とともに刺入部位が拡大し,それがコーヌスpitに発展する症例もある(図9).いずれのタイプにおいても,pit部位では必ずpit上を走行する網膜神経線維の連続性が破綻しており,その線維走行に一致した視野欠損がみられ,病的近視眼における視野障害の原因として後天的pitが重要であることが推察される.(49)あたらしい眼科Vol.30,No.1,201349図5病的近視眼の視神経乳頭pitA:輪状コーヌスを伴う巨大乳頭様の視神経乳頭がみられる.B:Aの拡大写真.C:OCT画像から再構成したCスキャン画像では,乳頭の上下に底辺を乳頭縁に向けた三角状のpitがある(矢印).さらに乳頭の耳側縁に沿って多数の小さいpit様の低反射がみられる(矢頭).D:AのスキャンラインDでのOCTBスキャン画像では,強膜篩状板(矢頭)の連続性が矢印の部位で破綻し,pitがみられる.Pit腔は篩状板の高さを超えて深く広がっている.E:AのスキャンラインEでのOCTBスキャン画像では,内腔が卵型に広いpitがみられる(矢印).F:BのスキャンラインFでのOCTBスキャン画像では,篩状板と乳頭周囲強膜の接合部が離解し,浅いpitがみられる(矢印).G:BのスキャンラインGでのOCTBスキャン画像では,篩状板と乳頭周囲強膜の接合部が離解し,その後方に低反射領域を認める.(文献3より)3.Intrachoroidalcavitation(ICC)Freundら5)は,病的近視眼の乳頭下方にしばしば三日月状のオレンジ色病変がみられることを報告し,50あたらしい眼科Vol.30,No.1,2013図6病的近視眼のコーヌス内pitA:大きな輪状コーヌスを伴う視神経乳頭の写真.B:OCTから再構成したCスキャン画像ではコーヌス内のridge状隆起の内側斜面に沿って,乳頭からほぼ等間隔に複数のpitがみられる(矢頭).C:Bの拡大画像.D,E:AのスキャンラインDまたはEでのOCTBスキャン画像では,乳頭周囲強膜のridge内側の斜面にpitがみられる(矢印).F:乳頭耳側の垂直スキャンではコーヌス内の強膜に複数のpitがみられる(矢印).G:AのスキャンラインGのOCT画像では乳頭周囲強膜内に低反射がみられ,pitの前段階の強膜分離様所見と考えられる(矢印).(文献3より)OCTでこの病変が網膜色素上皮.離であると報告し,peripapillarydetachmentofpathologicmyopia(PDPM)として報告した(図10).筆者らは,PDPMは強度近視眼の約5%にみられ,本病変があると70%に緑内障様視野障害を合併することを報告した6).その後,Toranzoら7)は,より高解像度のOCTを用いて,本病変が色素上皮.離ではなく,脈絡膜内の洞様構造であることを明らかにし,intrachoroidalcavitation(ICC)とよんだ.Spaideと筆者らの共同研究8)では,ICCの部位では強膜のカーブが眼球後方に変位していること(図11),さらにICCと乳頭の境界領域に沿って網膜内層の欠損がみられる(図12)ことをEDI-OCTとswept(50)図8コーヌスpit形成過程のシェーマ上段は眼底画像,下段は視神経を通る縦断面を示す.左:コーヌス内にridge状隆起を伴わない強度近視眼.耳側コーヌスがみられる.中:コーヌス内にridge状隆起が生じた状態.Ridge内面で特に強膜は菲薄化し伸展され,強膜分離様所見が生じる.右:コーヌスpitが生じた状態.Pitはridge内側の斜面に乳頭から等間隔に複数生じることが多い.OCT画像では強膜分離部位の上蓋がはずれることによりpitに進行する.(文献3より)図7乳頭pit形成過程のシェーマ上段は強膜篩状板を上からみた図を,下段は視神経を通る縦断面を示す.左:正視眼.中:視神経乳頭が機械的に伸展された強度近視眼では,特に篩状板構造が脆弱な乳頭の上下極で篩状板の孔が拡大する.OCTでは強膜篩状板の拡大もしくは,篩状板と乳頭周囲強膜の接合部の離解が生じる.右:乳頭pitに至った状態.乳頭の機械的伸展がさらに増大すると,篩状板-乳頭周囲強膜接合部の網膜の連続性が破綻し,乳頭pitが形成される.Pitは篩状板より深くなると幅が拡大し,卵型となる.(文献3より)(51)あたらしい眼科Vol.30,No.1,201351図9短後毛様動脈が強膜に刺入する部位に生じるタイプのコーヌスpitA:乳頭耳側のコーヌス内に先天pitにみられるようなオレンジ色の領域があり(黒矢印),同部位から2本の短後毛様動脈が流入する(白矢印).B:検眼鏡的にオレンジ色にみえる部位に一致して乳頭周囲強膜の離解がありpitになっている(矢印).Pitの鼻側に短後毛様動脈の陰影が映っており,pitが血管刺入部位に生じていることがわかる.C:pit部位と乳頭周囲強膜の離解を示す(矢印).D.F:OCTから再構成したCスキャン画像ではpitが浅い面では2つの独立したpitであり(D,E),深くなると1つに融合している(F).Pitから流入する短後毛様動脈も観察される(矢頭).G,H:フルオレセイン蛍光眼底造影ではpit部位は造影早期には低蛍光(G)で,後期には過蛍光を呈する(H).Pitから流入する短後毛様動脈も観察される(矢頭).I:インドシアニングリーン赤外蛍光眼底造影では短後毛様動脈は矢印のpit部位で球後から刺入し,乳頭周囲へと向かう(矢頭).(文献3より)sourceOCTを用いて明らかにした.また,非常に深いICC形成につながることを示した.後天的pitと同様に,ICCの症例ではときに上脈絡膜腔で組織の離解がみらICCにおいても,境界部位における網膜内層の連続性のれ,少なくとも一部の症例はsuprachoroidalseparation途絶により,当該の神経線維走行に一致する視野欠損をというべき病態であると考えられた.さらに,詳細な観示す.察によりICC縁でbordertissueofJacobyが伸展され通常のICCは乳頭下方に生じるが,ときに乳頭耳側破綻していることを明らかにし,病的近視眼における視を中心にICCが生じることがある.耳側ICCは広範囲神経周囲の機械的伸展に伴うbordertissueの破綻が,に拡大しやすく,ときに中心窩を超えて広がる場合があ52あたらしい眼科Vol.30,No.1,2013(52)る.その際には,中心窩を通る垂直スキャンにおいてあたかも中心窩の脈絡膜厚が増加しているように観察される.したがって,病的近視眼の中心窩脈絡膜厚を測定する場合にはICCの有無や範囲に留意する必要がある.以上の所見を総合すると,強度近視眼の視神経周囲では予想以上にさまざまな組織で断裂が生じており,これらの構造破綻が視野障害に関与する可能性が示唆される.図10病的近視の乳頭周囲intrachoroidalcavitationの眼底写真乳頭の下方から鼻側にかけてややオレンジ色の領域が観察される(矢頭).図11Intrachoroidalcavitation(ICC)のOCT所見A:視神経乳頭下方に黄色の三日月状の病変がみられる(矢印).B:フルオレセイン蛍光眼底造影の後期にはICCが過蛍光を示す(青矢印).ICCの上縁には網膜欠損があり,同部位では蛍光が欠如している(黄矢印).C~E:さまざまなレベルでのOCT所見では,ICCは脈絡膜.上脈絡膜腔レベルのcavitationが低反射像としてみられ,網膜の欠損部位を介して硝子体腔と交通している.F:ICC部位では強膜カーブ(赤ラインで示す)が眼球後方に偏位している.(文献8より)(53)あたらしい眼科Vol.30,No.1,201353図12図11の症例の3DviewAではintrachoroidalcavitation(ICC)のedgeに網膜欠損がある(矢印).この欠損はBの眼底写真の矢印部位に相当する.C,DではICC部位では強膜のラインは赤矢印のように変位し,網膜欠損部位を介して硝子体とICCは交通している(黄矢印).II緑内障における視神経解析従来の緑内障に対するOCTの臨床応用は,ほとんどが網膜神経線維層の厚みを解析することや,網膜神経節細胞層の厚みを測定することが主たる目的であった.しかし,OCTの進歩に伴い,視神経のより深部の構造を観察することが可能となり,これらの情報は緑内障の病態や新規治療を考えるうえで重要なヒントとなると期待されている.Inoueら9)は緑内障または高眼圧症を有する52眼において,強膜篩状板を多数の円形の低反射像として描出することに成功し,画期的な所見を発表した.さらに,強膜篩状板の厚さは平均190.5±52.7μmであり,視野所見のMD値と篩状板の厚さが相関していたと報告した.Parkら10)はEDI-OCTを用いて緑内障患者と正常者の強膜篩状板の厚みを計測し,篩状板の厚さは乳頭中央,上方,下方とも正常眼に比較して,高眼圧緑内障および正常眼圧緑内障ともに薄かったと報告している.また,特に乳頭出血を伴う正常眼圧緑内障患者で薄かったとしており,非常に興味深い.Leeら11)は緑内障手術による眼圧下降に伴い,強膜篩状板の後方変位が減少して,篩状板が前方に移動するとともに,篩状板および篩状板前組織の厚みが増加したと報告した.特に年齢が若く,眼圧下降が大きかった症例で篩状板の前方変位が著明であったとした.また,Hayashiら12)は,乳頭周囲萎縮のなかのBruch膜の状態をOCTで観察し,Bruch膜の欠損が最も近視と相関していたとする非常に興味深い報告をしている.おわりにOCTの進歩は,網膜脈絡膜だけではなく,従来は生体眼で観察が困難であった視神経および視神経周囲組織の観察にさまざまな知見をもたらした.その結果は,病的近視の視神経障害や緑内障の病態解明や治療法の確立に重要であると考えられる.今後,さらなる進歩により,ますます新しい知見が得られることを期待したい.文献1)ParkSC,DeMoraesCG,TengCCetal:Enhanceddepthimagingopticalcoherencetomographyofdeepopticnervecomplexstructuresinglaucoma.Ophthalmology119:3-9,20122)Ohno-MatsuiK,AkibaM,MoriyamaMetal:Imagingtheretrobulbarsubarachnoidspacearoundtheopticnervebysweptsourceopticalcoherencetomographyineyeswithpathologicmyopia.InvestOphthalmolVisSci52:9644-9650,20113)Ohno-MatsuiK,AkibaM,MoriyamaMetal:Acquiredopticnerveandperipapillarypitsinpathologicmyopia.Ophthalmology119:1685-1692,20124)CurtinBJ:Theposteriorstaphylomaofpathologicmyo54あたらしい眼科Vol.30,No.1,2013(54)pia.TransAmOphthalmolSoc75:67-86,19775)FreundKB,CiardellaAP,YannuzziLAetal:Peripapillarydetachmentinpathologicmyopia.ArchOphthalmol121:197-204,20036)ShimadaN,Ohno-MatsuiK,YoshidaTetal:Characteristicsofperipapillarydetachmentinpathologicmyopia.ArchOphthalmol124:46-52,20067)ToranzoJ,CohenSY,ErginayAetal:Peripapillaryintrachoroidalcavitationinmyopia.AmJOphthalmol140:731-732,20058)SpaideRF,AkibaM,Ohno-MatsuiK:Evaluationofperipapillaryintrachoroidalcavitationwithsweptsourceandenhanceddepthimagingopticalcoherencetomography.Retina32:1037-1044,20129)InoueR,HangaiM,KoteraYetal:Three-dimensionalhigh-speedopticalcoherencetomographyimagingoflaminacribrosainglaucoma.Ophthalmology116:214-222,200910)ParkHY,JeonSH,ParkCK:Enhanceddepthimagingdetectslaminacribrosathicknessdifferencesinnormaltensionglaucomaandprimaryopen-angleglaucoma.Ophthalmology119:10-20,201211)LeeEJ,KimTW,WeinrebRNetal:ReversalofLaminaCribrosaDisplacementafterIntraocularPressureReductioninOpen-AngleGlaucoma.Ophthalmology,2012[Epubaheadofprint]12)HayashiK,TomidokoroA,LeeKYetal:Spectral-domainopticalcoherencetomographyofbeta-zoneperipapillaryatrophy:influenceofmyopiaandglaucoma.InvestOphthalmolVisSci53:1499-1505,2012(55)あたらしい眼科Vol.30,No.1,201355